JPH0998626A - 野菜移植機の施肥装置 - Google Patents
野菜移植機の施肥装置Info
- Publication number
- JPH0998626A JPH0998626A JP28258295A JP28258295A JPH0998626A JP H0998626 A JPH0998626 A JP H0998626A JP 28258295 A JP28258295 A JP 28258295A JP 28258295 A JP28258295 A JP 28258295A JP H0998626 A JPH0998626 A JP H0998626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- planting
- rotary
- machine body
- vegetable transplanter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 title claims abstract description 12
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 12
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 17
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 description 9
- 241000234282 Allium Species 0.000 description 4
- 235000002732 Allium cepa var. cepa Nutrition 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圃場に作溝しながら該溝内に野菜苗を植付け
る前に、その植付位置に適確に施肥可能とする。 【解決手段】 機体下部の前後に作溝ロータリ１と、上
下動して苗を溝内に植付ける植付爪２をそれぞれ配備し
た野菜移植機において、前記作溝ロータリ１と植付爪２
の間で該植付爪２の機体進行方向前方位には、機体に装
備した施肥タンク３に連通して前記作溝ロータリ１によ
り作溝された土中に肥料を放出できる肥料放出シュータ
４を配備して構成したものである。
る前に、その植付位置に適確に施肥可能とする。 【解決手段】 機体下部の前後に作溝ロータリ１と、上
下動して苗を溝内に植付ける植付爪２をそれぞれ配備し
た野菜移植機において、前記作溝ロータリ１と植付爪２
の間で該植付爪２の機体進行方向前方位には、機体に装
備した施肥タンク３に連通して前記作溝ロータリ１によ
り作溝された土中に肥料を放出できる肥料放出シュータ
４を配備して構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場に移植用の溝
を掘りながら、該溝内に沿って根深ねぎ等の苗を植付け
ることができる野菜移植機の施肥装置に関する。
を掘りながら、該溝内に沿って根深ねぎ等の苗を植付け
ることができる野菜移植機の施肥装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、本出願人が既に出願した特願平
７−６２１６６号に見られるように、機体下部の前後に
作溝ロータリと、上下動して苗を溝内に植付ける植付爪
をそれぞれ配備した野菜移植機において、ブレンドやヤ
スター等により圃場にいわゆる全面施肥を行なってか
ら、該野菜移植機によって溝切りを行ないながら根深ね
ぎ等の苗を移植するようになっていた。
７−６２１６６号に見られるように、機体下部の前後に
作溝ロータリと、上下動して苗を溝内に植付ける植付爪
をそれぞれ配備した野菜移植機において、ブレンドやヤ
スター等により圃場にいわゆる全面施肥を行なってか
ら、該野菜移植機によって溝切りを行ないながら根深ね
ぎ等の苗を移植するようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うに、作溝される前の圃場の全面に施肥を行なうので多
量の肥料を要することになり、しかも、施肥むらが生じ
やすくて苗の成育に影響がでることになり、また、施肥
作業を植付作業の前に行なわなければならないので、作
業性が悪い、といった不具合を呈していた。
うに、作溝される前の圃場の全面に施肥を行なうので多
量の肥料を要することになり、しかも、施肥むらが生じ
やすくて苗の成育に影響がでることになり、また、施肥
作業を植付作業の前に行なわなければならないので、作
業性が悪い、といった不具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、作溝しながら植付け作業を行なうと同時
にその植付位置に適確に施肥可能とするものであり、そ
のため、機体下部の前後に作溝ロータリと、上下動して
苗を溝内に植付ける植付爪をそれぞれ配備した野菜移植
機において、前記作溝ロータリと植付爪の間で該植付爪
の機体進行方向前方位には、機体に装備した施肥タンク
に連通して前記作溝ロータリにより作溝された土中に肥
料を放出できる肥料放出シュータ４を配備して構成した
ものである。
具合を解決し、作溝しながら植付け作業を行なうと同時
にその植付位置に適確に施肥可能とするものであり、そ
のため、機体下部の前後に作溝ロータリと、上下動して
苗を溝内に植付ける植付爪をそれぞれ配備した野菜移植
機において、前記作溝ロータリと植付爪の間で該植付爪
の機体進行方向前方位には、機体に装備した施肥タンク
に連通して前記作溝ロータリにより作溝された土中に肥
料を放出できる肥料放出シュータ４を配備して構成した
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は野菜移植機の一部を概略示
した側面図であり、前部にエンジン５等を搭載した機体
の下部の前後両側には、連動ロッド６ａ、６ｂによりス
イングする両スイングアーム７及び両スイングケース８
に軸架した両前輪９と両後輪１０をそれぞれ配備し、両
前輪９の間の機体前部の下方には、前記エンジン５より
駆動されて傾斜変更調節自在の伝動ケース１１の下部両
側に軸架された複数の爪からなる作溝ロータリ１を配備
し、該作溝ロータリ１の後方には成形板１２を接近させ
て架設し、また、両後輪１０の後部寄り間の上方には、
機体の後部に装備した苗供給部１３から苗取出し爪１４
が根深ねぎの苗を掴んで投入させることができる案内筒
１５を架設するとともに該案内筒１５の下方には、上動
すると閉じて前記案内筒１５から苗を受入れることがで
きて、下動すると開いて苗を土中に植付けることができ
る植付爪２を上下動自在にして配備し、下動した植付爪
２の後方位には両培土輪１６を軸架して従来形構造同様
に構成する。
した側面図であり、前部にエンジン５等を搭載した機体
の下部の前後両側には、連動ロッド６ａ、６ｂによりス
イングする両スイングアーム７及び両スイングケース８
に軸架した両前輪９と両後輪１０をそれぞれ配備し、両
前輪９の間の機体前部の下方には、前記エンジン５より
駆動されて傾斜変更調節自在の伝動ケース１１の下部両
側に軸架された複数の爪からなる作溝ロータリ１を配備
し、該作溝ロータリ１の後方には成形板１２を接近させ
て架設し、また、両後輪１０の後部寄り間の上方には、
機体の後部に装備した苗供給部１３から苗取出し爪１４
が根深ねぎの苗を掴んで投入させることができる案内筒
１５を架設するとともに該案内筒１５の下方には、上動
すると閉じて前記案内筒１５から苗を受入れることがで
きて、下動すると開いて苗を土中に植付けることができ
る植付爪２を上下動自在にして配備し、下動した植付爪
２の後方位には両培土輪１６を軸架して従来形構造同様
に構成する。
【０００６】前記作溝ロータリ１と植付爪２の間で該植
付爪２の機体進行方向前方位には、前記作溝ロータリ１
により作溝された土中を前進することができるブレード
１７を斜設するが、該ブレード１７の上部の後部を、上
方から垂設した支持板１８に支点１９を介して枢着し、
ブレード１７の上部の前部に設けた複数の調節孔２０に
は、支持板１８に挿着できるボルト２１を挿通して、前
記ブレード１７を傾斜変更調節自在にして斜設する。
付爪２の機体進行方向前方位には、前記作溝ロータリ１
により作溝された土中を前進することができるブレード
１７を斜設するが、該ブレード１７の上部の後部を、上
方から垂設した支持板１８に支点１９を介して枢着し、
ブレード１７の上部の前部に設けた複数の調節孔２０に
は、支持板１８に挿着できるボルト２１を挿通して、前
記ブレード１７を傾斜変更調節自在にして斜設する。
【０００７】機体の上部に被着したボンネット２２の上
方には施肥タンク３を架設するが、該施肥タンク３は前
記ブレード１７の上方位で機体全体の前後方向のバラン
スがとれる位置に架設し、施肥タンク３の下部に設けた
調量シャッタ２３の下部から前記ブレード１７の下部内
方に向け施肥ホース４ａを垂設するとともに、該施肥ホ
ース４ａの下端には、前記作溝ロータリ１により作溝さ
れた土中に肥料を放出できる筒状の肥料放出シュータ４
を連通連設して構成する。
方には施肥タンク３を架設するが、該施肥タンク３は前
記ブレード１７の上方位で機体全体の前後方向のバラン
スがとれる位置に架設し、施肥タンク３の下部に設けた
調量シャッタ２３の下部から前記ブレード１７の下部内
方に向け施肥ホース４ａを垂設するとともに、該施肥ホ
ース４ａの下端には、前記作溝ロータリ１により作溝さ
れた土中に肥料を放出できる筒状の肥料放出シュータ４
を連通連設して構成する。
【０００８】なお、植付爪２の機体進行前方位となる前
記ブレード１７の下部内方に前記肥料放出シュータ４を
下向きにして固定しても良く、また、前記シュータ４を
無くして、施肥ホース４ａの下端をブレード１７の下部
に連通連設してブレード１７の下部をシュータとして構
成することもできる。
記ブレード１７の下部内方に前記肥料放出シュータ４を
下向きにして固定しても良く、また、前記シュータ４を
無くして、施肥ホース４ａの下端をブレード１７の下部
に連通連設してブレード１７の下部をシュータとして構
成することもできる。
【０００９】また、前記施肥タンク３の下部に、回転す
る繰出しロールを設け、前記植付爪２を駆動するＰＴＯ
軸から動力取出しを行なって前記繰出しロールを駆動で
きるように構成することもできる。
る繰出しロールを設け、前記植付爪２を駆動するＰＴＯ
軸から動力取出しを行なって前記繰出しロールを駆動で
きるように構成することもできる。
【００１０】したがって、両前輪９及び両後輪１０を図
１に仮想線で示すように下げると、路上走行ができるこ
とになり、植付作業時には図１に示すように上げてお
き、機体を矢印イ方向に前進させると、作溝ロータリ１
により作溝するとともに、溝Ｍ内の泥土を成形板１２に
より成形し、その後に、溝Ｍ内の土中をブレード１７が
前進するところに肥料放出シュータ４から肥料が放出さ
れることになって、肥料が放出された土中に植付爪２が
突入しながら根深ねぎの苗を植付け、植付爪２が上昇し
たあとに両培土輪１６が苗に覆土して、植付けの直前に
肥料を無駄なく有効に放出しながら施肥作業とともに植
付け作業を行なうことができる。
１に仮想線で示すように下げると、路上走行ができるこ
とになり、植付作業時には図１に示すように上げてお
き、機体を矢印イ方向に前進させると、作溝ロータリ１
により作溝するとともに、溝Ｍ内の泥土を成形板１２に
より成形し、その後に、溝Ｍ内の土中をブレード１７が
前進するところに肥料放出シュータ４から肥料が放出さ
れることになって、肥料が放出された土中に植付爪２が
突入しながら根深ねぎの苗を植付け、植付爪２が上昇し
たあとに両培土輪１６が苗に覆土して、植付けの直前に
肥料を無駄なく有効に放出しながら施肥作業とともに植
付け作業を行なうことができる。
【００１１】なお、作溝状態や植付深さに合わせてブレ
ード１７を傾斜変更調節すると、肥料放出の深度を有効
に調節できる。
ード１７を傾斜変更調節すると、肥料放出の深度を有効
に調節できる。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明は、作溝ロータリ１に
より作溝しながら、植付爪２により植付けが行なわれる
ことになる溝内の土中のところに肥料放出シュータ４か
ら施肥することができるように構成したので、肥料を無
駄なく放出しながら有効に施肥することができることに
なり、しかも、従来のように施肥むらが生じることなく
施肥効果をアップさせることができることになって野菜
苗の成育は良好となり、また、植付けの直前に肥料を適
確に放出しながら施肥作業とともに植付作業を行なって
作業性を一段と向上させることができることになり、好
適に実施できる特長を有する。
より作溝しながら、植付爪２により植付けが行なわれる
ことになる溝内の土中のところに肥料放出シュータ４か
ら施肥することができるように構成したので、肥料を無
駄なく放出しながら有効に施肥することができることに
なり、しかも、従来のように施肥むらが生じることなく
施肥効果をアップさせることができることになって野菜
苗の成育は良好となり、また、植付けの直前に肥料を適
確に放出しながら施肥作業とともに植付作業を行なって
作業性を一段と向上させることができることになり、好
適に実施できる特長を有する。
【図１】野菜移植機の一部を概略示した側面図である。
【図２】図１の一部を拡大して示した側面図である。
【図３】図１の一部を示した平面図である。
１ 作溝ロータリ ２ 植付爪 ３ 施肥タンク ２ 肥料放出シュータ
Claims (1)
- 【請求項１】 機体下部の前後に作溝ロータリ１と、上
下動して苗を溝内に植付ける植付爪２をそれぞれ配備し
た野菜移植機において、前記作溝ロータリ１と植付爪２
の間で該植付爪２の機体進行方向前方位には、機体に装
備した施肥タンク３に連通して前記作溝ロータリ１によ
り作溝された土中に肥料を放出できる肥料放出シュータ
４を配備してなる施肥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28258295A JPH0998626A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 野菜移植機の施肥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28258295A JPH0998626A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 野菜移植機の施肥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0998626A true JPH0998626A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17654379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28258295A Pending JPH0998626A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 野菜移植機の施肥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0998626A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913067B1 (ko) * | 2007-10-22 | 2009-08-21 | 한국농업대학 산학협력단 | 최소경운 직파기 |
| CN103947359A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-07-30 | 安徽农业大学 | 一种可实现地下撒施的小麦中期电动深施肥机 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP28258295A patent/JPH0998626A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913067B1 (ko) * | 2007-10-22 | 2009-08-21 | 한국농업대학 산학협력단 | 최소경운 직파기 |
| CN103947359A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-07-30 | 安徽农业大学 | 一种可实现地下撒施的小麦中期电动深施肥机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111492758B (zh) | 一种可选取块状农作物的种植施肥一体机 | |
| JP3339785B2 (ja) | 移植機 | |
| CN103875339B (zh) | 旱地陇式幼苗移栽机 | |
| US3899985A (en) | Method and apparatus for planting plants | |
| CN109429590B (zh) | 一种自动排种式甘蔗种植机 | |
| CN208191192U (zh) | 一种松土机 | |
| CN211792731U (zh) | 一种用于黄芪种植的多功能旋耕机 | |
| KR200403145Y1 (ko) | 농업용 고랑제초기 | |
| US4323019A (en) | Method and apparatus for planting seedlings | |
| CN207836140U (zh) | 一种用于核桃小面积实生播种的播种机 | |
| CN109068584B (zh) | 甘蔗移植机 | |
| JPH0998626A (ja) | 野菜移植機の施肥装置 | |
| JP2000287563A (ja) | 果樹移植方法及び装置 | |
| CN116508463A (zh) | 一种耕种深度可调的智能自动播种机 | |
| RU2184437C1 (ru) | Лесопосадочная машина для посадки сеянцев и саженцев на вырубках | |
| JPH1142003A (ja) | 植樹用杭 | |
| CN206024467U (zh) | 一种搅拌式开沟施肥机 | |
| CN113796181A (zh) | 一种水稻育种用的播种、整地、施肥于一体的自动化设备 | |
| CN112673774A (zh) | 一种农业用插秧装置 | |
| FI79773C (fi) | Anordning vid planteringsapparat, foeretraedesvis foer skogsplantering. | |
| CN112889374A (zh) | 一种耕地插苗浇水施肥隆埂全自动化一体机 | |
| RU2246809C1 (ru) | Сеялка комбинированная по пням | |
| CN117926793B (zh) | 一种草原风沙治理的固沙设备及固沙方法 | |
| CN215379859U (zh) | 一种适用于规模化种植农作物的移栽机 | |
| CN219938906U (zh) | 一种成穴机构及移栽机 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |