JPH0997350A - 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置

Info

Publication number
JPH0997350A
JPH0997350A JP7252788A JP25278895A JPH0997350A JP H0997350 A JPH0997350 A JP H0997350A JP 7252788 A JP7252788 A JP 7252788A JP 25278895 A JP25278895 A JP 25278895A JP H0997350 A JPH0997350 A JP H0997350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
polygon
texture
points
designating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7252788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3610130B2 (ja
Inventor
Shinji Uchiyama
晋二 内山
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Toshiichi Oshima
登志一 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25278895A priority Critical patent/JP3610130B2/ja
Priority to US08/721,219 priority patent/US6400369B1/en
Priority to EP96307096A priority patent/EP0766206B1/en
Priority to DE69630752T priority patent/DE69630752T2/de
Publication of JPH0997350A publication Critical patent/JPH0997350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3610130B2 publication Critical patent/JP3610130B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリゴン画像上で指定された点の位置と必要な
テクスチャ画像を含むテクスチャ原画像上で指定された
点の位置とを自動的に関連させることを可能とし、ポリ
ゴンへのテクスチャ画像の貼り付け操作を容易とする。 【解決手段】1つまたは複数のポリゴンで構成されるポ
リゴン画像より、テクスチャの貼り付け先となるべく指
定されたポリゴンを抽出し、ウインドウ41の如く表示
する。また、使用すべきテクスチャ画像を含むテクスチ
ャ原画像をウインドウ42の如く表示する。ウインドウ
41に表示されたポリゴン画像のポリゴン上の各頂点
と、これに対応させるべきウインドウ42上に表示され
たテクスチャ原画像上の対応点とを指定することで、対
応点を含むテクスチャ画像が得られ、ポリゴン画像上で
指定された頂点のそれぞれに、該テクスチャ画像上にお
ける対応点の位置情報が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックス技術により3次元のシーンを描画する情報処
理方法及び装置及びコンピュータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータグラフィックスによる3次
元シーンの描画において、表面の形状をポリゴンを用い
て表現するとともに、テクスチャ画像を当該ポリゴン上
に貼り付けて当該表面の模様を描画する手法がある。こ
のような、コンピュータグラフィックスにおいて用いら
れるテクスチャ画像の獲得方法としては、一般に次の方
法が知られている。
【0003】テクスチャ原画像よりテクスチャ画像とし
て用いる部分を矩形によって指定して切り出してテクス
チャ画像を用意する。次に、このテクスチャ画像の貼り
付先となるポリゴンの各頂点に対して、テクスチャ画像
の対応する位置を入力する。この入力された位置の情報
に基づいて、当該ポリゴンへのテクスチャ画像の張り付
けを実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の手法では、矩形によってテクスチャ画像が切り
出されるので、貼り付け先のポリゴンの形状が四角形で
ない場合は、ポリゴンに各頂点の位置を与えるのに非常
に手間がかかる。例えば、図5の(a)のような頂点a
〜hを有するポリゴンに、(b)のような矩形で切り出
されたテクスチャ画像の一部を貼り付ける場合は以下の
手順が必要である。即ち、ポリゴンの各頂点a〜h(●
で示される点)に、テクスチャ画像中の対応する位置
a’〜h’(●で示される位置)を、当該矩形中の正規
化された座標値でを付与する必要がある。ここで正規化
された座標とは、当該矩形の各頂点がそれぞれ(0,
0)、(1,0)、(1,1),(0,1)で示される
ように正規化した座標値である。
【0005】以上のように、従来の手法では、ポリゴン
画像上の各頂点に対して、テクスチャ画像上の各位置を
示す位置をユーザが座標値で入力するので、操作が非常
に煩わしかった。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、ポリゴン画像上で指定された点の位置と必要
なテクスチャ画像を含むテクスチャ原画像上で指定され
た点の位置とを自動的に関連させることを可能とし、ポ
リゴンへのテクスチャ画像の貼り付け操作を容易とする
情報処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、ポリゴンに合わせたテク
スチャ画像を予め容易することなく、ポリゴンの領域が
適当に画像中に収まっている画像から、対話的にテクス
チャをもつコンピュータグラフィクスデータを生成する
ことを可能とする情報処理方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、1つ
または複数のポリゴンで構成されるポリゴン画像を表示
する第1表示手段と、使用すべきテクスチャ画像を含む
テクスチャ原画像を表示する第2表示手段と、前記第1
表示手段で表示されたポリゴン画像のポリゴン上の点
と、これに対応させるべき前記第2表示手段で表示され
たテクスチャ原画像上の点とを指定する指定手段と、前
記指定手段によって前記ポリゴン画像上で指定された点
のそれぞれに、前記テクスチャ原画像上で対応付けられ
た点の位置情報を付与する付与手段と、前記付与手段で
ポリゴン上の点にテクスチャ原画像上の対応する点の位
置情報が付与されたポリゴンデータと、該テクスチャ原
画像を描画用データとして出力する出力手段とを備え
る。
【0009】また、好ましくは、前記指定手段において
指定されるポリゴン上の点は、前記テクスチャ画像の貼
り付け先となるポリゴンの各頂点である。
【0010】また、好ましくは、前記指定手段は、前記
テクスチャ画像の貼り付け先となる1つ又は複数のポリ
ゴンを指定する第1指定手段と、前記第1指定手段で指
定された1つ又は複数のポリゴンを抽出し、ポリゴン画
像として表示する第3表示手段と、前記第3表示手段で
表示されたポリゴンの各頂点と前記テクスチャ画像中の
対応する点を指定する第2指定手段とを備える。テクス
チャの貼り付け先となるポリゴンが抽出、表示されるの
で、貼り付け先のテクスチャが明瞭となり、頂点等の指
定がより容易になる。
【0011】また、好ましくは、前記第2表示手段で表
示されたテクスチャ原画像より、前記指定手段で指定さ
れた点を含む領域をテクスチャ画像として切り出す切出
し手段を更に備え、前記付与手段は、前記指定手段によ
って前記ポリゴン画像上で指定された点のそれぞれに、
前記切出し手段で切り出されたテクスチャ画像上の対応
する点の位置情報を付与し、前記出力手段は、前記付与
手段でポリゴン上の点に前記テクスチャ画像上の対応す
る点の位置情報が付与されたポリゴンデータと、該テク
スチャ画像を描画用データとして出力する。テクスチャ
原画像からテクスチャ画像を切り出すことが可能とな
り、余分な部分をなるべく含まないようなテクスチャ画
像を得ることができ、テクスチャデータのサイズを小さ
くできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して、本
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0013】図1は本実施形態における情報処理装置の
概略の構成を表すブロック図である。同図において、1
01はCPUであり、本実施形態の手順を含む各種の処
理を実行する。102はメモリ部であり、CPU101
が実行する手順を記述する制御プログラムを格納するR
OM102aや、CPU101が各種処理を実行するに
際して作業領域を提供するRAM102bを備える。1
03は外部メモリであり、ポリゴンデータ、テクスチャ
原画像、テクスチャデータ等の処理対象となるデータを
格納する。104は入出力インターフェースであり、処
理するデータを装置の外部から入力・出力する。例え
ば、入出力インターフェース104は、テクスチャ原画
像を読み取るためのスキャナとの接続を実現する。
【0014】105はキーボードであり、データ選択等
の各種入力を行う。106はポインティングデバイスで
あり、本実施形態ではマウスを用いており、表示装置1
07上での所望の位置を指示する。107は表示装置で
あり、処理状況や処理結果、処理過程、処理データを表
示する。表示装置107はウインドウシステムによって
表示制御され、マルチウインドウ表示を実現する。
【0015】次に、上記の構成を備えた本実施形態の情
報処理装置における、テクスチャ画像のポリゴンへの貼
り付け処理について説明する。図2は、テクスチャ画像
をポリゴンへ貼り付ける際の処理手順を表すフローチャ
ートである。
【0016】ステップS201にて、入出力インターフ
ェース104を通して3次元の形状を表現するポリゴン
データを読み込み、外部メモり103に格納する(図1
のポリゴンデータ103a)。ポリゴンデータは、既存
の3次元CADツールなどを用いて作成することがで
き、3次元の物体やシーンなどを表面の板として表現す
るデータである。そして、このポリゴンデータは、複数
または1つのポリゴンからなるデータである。
【0017】なお、このポリゴンデータは、予めCAD
システムなどにより作成し、フロッピーディスク等の記
憶媒体に格納しておいたものである。例えば、フロッピ
ーディスクであれば、入出力インターフェース104に
接続されたフロッピーディスクドライブを用いて、ポリ
ゴンデータが読み出される。なお、当該情報処理装置に
おいてCAD等のアプリケーションを実行してポリゴン
データを作成してもよい。この場合は、作成されたポリ
ゴンデータは直接外部メモり103に格納されることに
なる。
【0018】次に、ステップS202にて、テクスチャ
原画像を読み込む。テクスチャ原画像とは、ポリゴンの
表面の模様として貼り付けるテクスチャのもととなる画
像のことで、通常のカラー画像や濃淡画像である。この
ステップもステップS201と同様に入出力インターフ
ェース104を通して入力を行い、外部メモり103に
データを格納する(図1のテクスチャ原画像103
b)。この場合、入出力インターフェース104は、例
えば画像を読み取るスキャナに接続される。また、この
ステップで読み込むテクスチャ原画像とは、ステップS
201で読み込んだポリゴンデータに貼り付けようとし
ているテクスチャの基となる画像のことである。なお、
外部メモり103に格納するテクスチャ原画像は複数枚
でも1枚でも良い。
【0019】次に、ステップS203にてポリゴンデー
タの3次元描画を行う。このステップでは、まず、10
7のウインドウシステムに一つのウインドウを生成し、
102に蓄えられているポリゴンデータを3次元シーン
としてそのウインドウに描画する。ポリゴンデータを3
次元シーンとして描画する簡便な手法としては、例え
ば、ポリゴンデータの3次元位置の2次元の平面への射
影変換を基にし、射影する平面に写る画像をウインドウ
に提示するという手法が挙げられる。なお、ポリゴンデ
ータの描画は、他のいかなる手法を用いてもよい。
【0020】次に、ステップS204にて、ステップS
203によって描画されているポリゴンデータの中か
ら、テクスチャを貼り付けるべき複数または1つのポリ
ゴンをマウス106を用いて指示する。この例を図3に
示す。図3は、本実施形態のウインドウシステムにおけ
る表示画面の様子を表す図である。図3において31は
表示装置107に表示されたウインドウであり、ウイン
ドウ31内には、ポリゴンデータが3次元表示されてい
るポリゴンデータが3次元描画されているウインドウの
中から、対話的に3つのポリゴンを選択した様子を示し
ている。選択したポリゴンについては色を変えて表示を
行う(図3では、ハッチングで示した)。なお、ポリゴ
ンの指定は、マウスカーソルを所望のポリゴンの領域内
に移動して、マウスボタンをクリックすることで行え
る。
【0021】次に、ステップ205において、ステップ
S204で選択されたポリゴンを抜き出して3次元描画
する(図4のウインドウ41参照)。3次元描画の方法
は、ステップS203と同様である。また、このステッ
プで生成する3次元描画画像は、後のステップS207
でポリゴンの頂点の指示のために使われる。
【0022】次に、ステップS206にて、ステップS
204で選択したポリゴンに対応するテクスチャ原画像
を外部メモり103に格納されているテクスチャ原画像
群の中から選び、その画像を表示装置107に新たにウ
インドウを生成して表示する(図4のウインドウ42参
照)。これは、そのポリゴンに貼りたい模様を操作者が
選ぶというステップである。なお、ウインドウ42では
テクスチャの原画像として和室が表示されている。この
ウインドウ42に示されるテクスチャ原画像は、カラー
の濃淡画像である。
【0023】次に、ステップS207において、図4の
ウインドウ41に描画されているポリゴン上の一つの頂
点をマウス106を用いて指定し、ステップS208に
おいてこの頂点に対応するテクスチャ原画像上の点(以
後、対応点とする)をマウス106を用いて指定する。
このステップS207,S208の処理を、選択してい
るポリゴンの全頂点に対して行う(ステップS20
9)。以上の過程において対応付けが指定された頂点と
対応点の関係は、対応点データ103dとして外部メモ
り103に格納される。
【0024】図4は、ポリゴンの頂点とテクスチャ原画
像上の対応点を指示した状態を表す図である。図4のウ
インドウ41には抽出されたテクスチャ画像が、ウイン
ドウ42にはテクスチャ原画像(和室の写真画像)がそ
れぞれ表示されており、ポリゴンの頂点とテクスチャ原
画像中の対応点とを指示した結果(各頂点及び対応点を
×で示す)が示されている。この結果、対応点データ
は、例えばウインドウ41のポリゴン画像の頂点aに対
してウインドウ42のテクスチャ原画像の対応点a’、
同様に頂点bに対して対応点b’という具合に構成され
る。
【0025】テクスチャ原画像の全画像面にわたってポ
リゴンの頂点が対応付けられているとは限らない。この
ため、ステップS210において、テクスチャ原画像か
ら不要な領域を切り取って、必要な領域の画像を切り出
し、テクスチャデータとして外部メモり103に記憶す
る(図1のテクスチャデータ103c)。画像の切り出
しの簡単な方法としては、頂点を対応つけられたテクス
チャ原画像中の点で示される画像面上の範囲から、それ
を含む長方形を切り出すという方法がある。図4のウイ
ンドウ42の表示例では、a’c’d’e’の四角形を
含む長方形が切り出される。なお、切り出される長方形
は、その面積が最少となるように設定されることが望ま
しい。テクスチャデータのサイズをより小さくできるか
らである。
【0026】さらに、ステップS211にて、ポリゴン
の各頂点に、切り出されたテクスチャ画像(テクスチャ
データ)中の対応する対応点の位置情報を付与する。各
頂点に対応する対応点は対応点データ103dとして保
持されているので、これを参照して対応点を獲得すれば
よい。また、この位置情報は、テクスチャ画像の画像座
標値や、テクスチャ画像の横軸縦軸を正規化した時の値
(0〜1の値となる)等で位置を示すものである。各頂
点にテクスチャ画像中の各対応点の情報が付加されたポ
リゴンデータは、ポリゴンデータ103aとして上書き
される。なお、対応点情報付のポリゴンデータとして、
別ファイルに格納しても良いことは言うまでもない。
【0027】そして、ステップS212において、テク
スチャ画像と、該テクスチャ画像との関連付けがなされ
たポリゴンデータを入出力インターフェース104を通
して結果として出力する。
【0028】以上のステップS203〜S212の処理
を他のポリゴンに関しても行うか否かをユーザに問い合
わせ、他のポリゴンに対しても行う場合はステップS2
03に戻る(ステップS213)。一方、本処理を終了
する旨の指示があれば、ステップS213より本処理を
終了する。
【0029】以上の手順により、3次元形状のみを表現
するポリゴンデータと画像とを対話的に対応させること
が可能となり、表面模様を表現するコンピュータグラフ
ィクスデータを生成できる。
【0030】[他の実施形態] (1)ステップS212のポリゴンデータ、及びテクス
チャデータを出力するステップは、ステップS213の
後にもってきてもよい。
【0031】(2)ステップS210のテクスチャ原画
像からテクスチャデータを切り出す処理は、頂点を対応
付けられたテクスチャ原画像中の点の画像面上での範囲
から、それを囲む長方形として切り出すという方法以外
にも、線形または非線形な変換により、長方形となるテ
クスチャデータを生成するなど様々な方法が考えられ
る。
【0032】(3)ステップS204とステップS20
5を省き、ステップS203で作成したポリゴンデータ
をそのままステップS207で利用するという方法があ
る。これは、明示的にポリゴンを予め選択しておくので
はなく、テクスチャとの対応付けのために選択した頂点
を含むポリゴンにテクスチャが貼られることになる。こ
のため、ステップS209も、指定したすべてのポリゴ
ンに関して頂点の指定が終わったかを検証するのではな
く、頂点を選ばれたポリゴンの中で、指定されていない
頂点はないかを検証することとなる。
【0033】(4)上記実施形態ではポインティングデ
バイス106としてマウスを用いたがこれに限らない。
例えば、タブレット等を使うことも可能であることは明
らかである。
【0034】(5)上記実施形態では、表示装置107
として複数のウインドウを表示可能なウインドウシステ
ムとしたが、1つの画面を1つのウインドウとしてしか
使えないものであっても、1つの画面内(ウインドウ
内)で表示を分割して行うことにより代用できる。
【0035】(6)上記実施形態では、各頂点にテクス
チャ画像の対応点が付加されたポリゴンデータと、当該
テクスチャ画像とを入出力インターフェース104を介
して出力している。即ち、これらのデータをフロッピー
ディスク等の記憶媒体に格納したり、外部装置に提供し
て描画させたりすることが可能となっている。しかしな
がら、上述のようにこれらのデータは外部メモり103
にも格納されているで、これらを用いて当該情報処理装
置で描画処理を行い、表示装置107に表示させるよう
にしても良いことはいうまでもない。
【0036】以上説明したように本実施形態によれば、
ポリゴンデータの各頂点に対応させるべき位置をテクス
チャ原画像中で指定することが可能となり、貼り付け先
のポリゴンデータが複雑な形状を有していても、簡単な
操作でテクスチャデータの張り付けを行うことができ
る。上記装置の機能もしくは方法の機能によって達成さ
れる本発明の目的は、前述の実施例のプログラムを記憶
させた記憶媒体によっても達成できる。即ち、上記装置
に、その記憶媒体を装着し、その記憶媒体から読み出し
たプログラム自体が本発明の新規な機能を達成するから
である。この場合、記憶媒体としてフロッピーディスク
を例に挙げて説明すると、該フロッピーディスクに格納
された制御プログラムは、入出力インターフェース10
4に接続されたフロッピーディスクドライブより読み出
されてメモリ部102のRAM102bにロードされ、
CPU101によって実行される。本発明にかかるプロ
グラムの構造的特徴は、図6に示す通りである。
【0037】図6の(a)は、本プログラムの各処理モ
ジュールによる制御の手順を表す図である。61は第1
表示処理であり、1つまたは複数のポリゴンで構成され
るポリゴン画像をウインドウ31の如く表示する。本処
理は、上述のステップS203に相当する。また、62
は第2表示処理であり、使用すべきテクスチャ画像を含
むテクスチャ原画像をウインドウ42の如く表示する。
本処理は上述のステップS205に相当する。
【0038】また、63は指定処理であり、第1表示処
理61で表示されたポリゴン画像のポリゴン上の点と、
これに対応させるべき第2表示処理62で表示されたテ
クスチャ原画像上の点とを指定する。この処理では、ウ
インドウ31上のポリゴンの頂点とウインドウ42上の
テクスチャ画像の対応する点との指定が行われるが、上
記実施形態のように、貼り付け先のポリゴンを抽出して
ウインドウ41を表示してから頂点と対応点の指定を行
うようにしても良い(ステップS205、S207〜S
209)。
【0039】64は付与処理であり、前記指定工程によ
って前記ポリゴン画像上で指定された点のそれぞれに、
対応する対応点のテクスチャ原画像上における位置情報
を付与する(ステップS211)。このとき、上記実施
形態のようにテクスチャ原画像より対応点の存在する矩
形領域を切り出してテクスチャ画像とすれば、テクスチ
ャデータのサイズを小さくすることができて都合が良い
(ステップS210)。
【0040】65は出力処理であり、付与処理64でポ
リゴン上の点にテクスチャ原画像上の対応する点の位置
情報が付与されたポリゴンデータと、該テクスチャ原画
像を描画用データとして出力する(ステップS21
2)。
【0041】図6の(b)は、記憶媒体における制御プ
ログラムの格納状態の一例を表す。61’〜65’で示
される各制御モジュールは、上記61〜65で示される
処理を実行するためのプログラムコードを含む。
【0042】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明に係る
プログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成するこ
とになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシ
ステム或は装置に読み出すことによって、そのシステム
或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポリゴン画像上で指定された点の位置と必要なテクスチ
ャ画像を含むテクスチャ原画像上で指定された点の位置
とを自動的に関連させることが可能となるので、ポリゴ
ンへのテクスチャ画像の貼り付け操作が容易となる。
【0044】また、本発明によれば、ポリゴンに合わせ
たテクスチャ画像を予め容易することなく、ポリゴンの
領域が適当に画像中に収まっている画像から、対話的に
テクスチャをもつコンピュータグラフィクスデータを生
成することが可能となる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における情報処理装置の概略の構成
を表すブロック図である。
【図2】テクスチャ画像をポリゴンへ貼り付ける際の処
理手順を表すフローチャートである。
【図3】本実施形態のウインドウシステムにおける表示
画面の様子を表す図である。
【図4】ポリゴンの頂点とテクスチャ原画像上の対応点
を指示した状態を表す図である。
【図5】一般的なテクスチャ画像の獲得方法を説明する
図である。
【図6】本実施の形態の制御を実現するための制御プロ
グラムを格納した記憶媒体の構成を説明する図である。
【符号の説明】 101 CPU 102 記憶装置2 103 記憶装置1 104 入出力インターフェース 105 キーボード 106 ポインティングデバイス(マウス) 107 表示装置(ウインドウシステム)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数のポリゴンで構成される
    ポリゴン画像を表示する第1表示手段と、 使用すべきテクスチャ画像を含むテクスチャ原画像を表
    示する第2表示手段と、 前記第1表示手段で表示されたポリゴン画像のポリゴン
    上の点と、これに対応させるべき前記第2表示手段で表
    示されたテクスチャ原画像上の点とを指定する指定手段
    と、 前記指定手段によって前記ポリゴン画像上で指定された
    点のそれぞれに、前記テクスチャ原画像上で対応付けら
    れた点の位置情報を付与する付与手段と、 前記付与手段でポリゴン上の点にテクスチャ原画像上の
    対応する点の位置情報が付与されたポリゴンデータと、
    該テクスチャ原画像を描画用データとして出力する出力
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段において指定されるポリゴ
    ン上の点は、前記テクスチャ画像の貼り付け先となるポ
    リゴンの各頂点であることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段は、 前記テクスチャ画像の貼り付け先となる1つ又は複数の
    ポリゴンを指定する第1指定手段と、 前記第1指定手段で指定された1つ又は複数のポリゴン
    を抽出し、ポリゴン画像として表示する第3表示手段
    と、 前記第3表示手段で表示されたポリゴンの各頂点と前記
    テクスチャ画像中の対応する点を指定する第2指定手段
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2表示手段で表示されたテクスチ
    ャ原画像より、前記指定手段で指定された点を含む領域
    をテクスチャ画像として切り出す切出し手段を更に備
    え、 前記付与手段は、前記指定手段によって前記ポリゴン画
    像上で指定された点のそれぞれに、前記切出し手段で切
    り出されたテクスチャ画像上の対応する点の位置情報を
    付与し、 前記出力手段は、前記付与手段でポリゴン上の点に前記
    テクスチャ画像上の対応する点の位置情報が付与された
    ポリゴンデータと、該テクスチャ画像を描画用データと
    して出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 1つまたは複数のポリゴンで構成される
    ポリゴン画像を表示する第1表示工程と、 使用すべきテクスチャ画像を含むテクスチャ原画像を表
    示する第2表示工程と、 前記第1表示工程で表示されたポリゴン画像のポリゴン
    上の点と、これに対応させるべき前記第2表示工程で表
    示されたテクスチャ原画像上の点とを指定する指定工程
    と、 前記指定工程によって前記ポリゴン画像上で指定された
    点のそれぞれに、前記テクスチャ原画像上で対応付けら
    れた点の位置情報を付与する付与工程と、 前記付与工程でポリゴン上の点にテクスチャ原画像上の
    対応する点の位置情報が付与されたポリゴンデータと、
    該テクスチャ原画像を描画用データとして出力する出力
    工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記指定工程において指定されるポリゴ
    ン上の点は、前記テクスチャ画像の貼り付け先となるポ
    リゴンの各頂点であることを特徴とする請求項5に記載
    の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記指定工程は、 前記テクスチャ画像の貼り付け先となる1つ又は複数の
    ポリゴンを指定する第1指定工程と、 前記第1指定工程で指定された1つ又は複数のポリゴン
    を抽出し、ポリゴン画像として表示する第3表示工程
    と、 前記第3表示工程で表示されたポリゴンの各頂点と前記
    テクスチャ画像中の対応する点を指定する第2指定工程
    とを備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2表示工程で表示されたテクスチ
    ャ原画像より、前記指定工程で指定された点を含む領域
    をテクスチャ画像として切り出す切出し工程を更に備
    え、 前記付与工程は、前記指定工程によって前記ポリゴン画
    像上で指定された点のそれぞれに、前記切出し工程で切
    り出されたテクスチャ画像上の対応する点の位置情報を
    付与し、 前記出力工程は、前記付与工程でポリゴン上の点に前記
    テクスチャ画像上の対応する点の位置情報が付与された
    ポリゴンデータと、該テクスチャ画像を描画用データと
    して出力することを特徴とする請求項5に記載の情報処
    理方法。
  9. 【請求項9】 メモリ媒体から所定のプログラムを読み
    こんでコンピュータを制御するコンピュータ制御装置で
    あって、前記メモリ媒体は、 1つまたは複数のポリゴンで構成されるポリゴン画像を
    表示する第1表示工程の手順コードと、 使用すべきテクスチャ画像を含むテクスチャ原画像を表
    示する第2表示工程の手順コードと、 前記第1表示工程で表示されたポリゴン画像のポリゴン
    上の点と、これに対応させるべき前記第2表示工程で表
    示されたテクスチャ原画像上の点とを指定する指定工程
    の手順コードと、 前記指定工程によって前記ポリゴン画像上で指定された
    点のそれぞれに、前記テクスチャ原画像上で対応付けら
    れた点の位置情報を付与する付与工程の手順コードと、 前記付与工程でポリゴン上の点にテクスチャ原画像上の
    対応する点の位置情報が付与されたポリゴンデータと、
    該テクスチャ原画像を描画用データとして出力する出力
    工程の手順コードとを備えることを特徴とするコンピュ
    ータ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第2表示工程で表示されたテクス
    チャ原画像より、前記指定工程で指定された点を含む領
    域をテクスチャ画像として切り出す切出し工程の手順コ
    ードを更に備え、 前記付与工程は、前記指定工程によって前記ポリゴン画
    像上で指定された点のそれぞれに、前記切出し工程で切
    り出されたテクスチャ画像上の対応する点の位置情報を
    付与し、 前記出力工程は、前記付与工程でポリゴン上の点に前記
    テクスチャ画像上の対応する点の位置情報が付与された
    ポリゴンデータと、該テクスチャ画像を描画用データと
    して出力することを特徴とする請求項9に記載のコンピ
    ュータ制御装置。
JP25278895A 1995-09-29 1995-09-29 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置 Expired - Fee Related JP3610130B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25278895A JP3610130B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置
US08/721,219 US6400369B1 (en) 1995-09-29 1996-09-26 Information processing method and apparatus for generating texture-data for computer graphics
EP96307096A EP0766206B1 (en) 1995-09-29 1996-09-27 Image processing method and apparatus
DE69630752T DE69630752T2 (de) 1995-09-29 1996-09-27 Verfahren und Vorrichtung zur Bildverarbeitung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25278895A JP3610130B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0997350A true JPH0997350A (ja) 1997-04-08
JP3610130B2 JP3610130B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=17242274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25278895A Expired - Fee Related JP3610130B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3610130B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06274650A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Dainippon Printing Co Ltd 画像合成装置
JPH06301792A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Sony Corp テクスチャマッピング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06274650A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Dainippon Printing Co Ltd 画像合成装置
JPH06301792A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Sony Corp テクスチャマッピング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3610130B2 (ja) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6867787B1 (en) Character generator and character generating method
JP3143278B2 (ja) 組立図作成方法及び装置
JPH10283158A (ja) ウィンドウの立体表示装置及びその方法
JPH0668758B2 (ja) カーソル制御方法及び3次元図形表示装置
JPH11185060A (ja) 階層化ポリゴンデータ生成装置及び方法及び当該階層化ポリゴンデータを用いる三次元リアルタイム映像生成装置及び方法
JP4274377B2 (ja) 3次元グラフィックスデータ表示装置
JPH1049704A (ja) 画像変換方法
JPH118814A (ja) デジタル写真処理システム
JP3610130B2 (ja) 情報処理方法及び装置及びコンピュータ制御装置
JP2003187263A (ja) 投影制御処理装置およびコンピュータプログラム
JP2911464B2 (ja) 画像処理方法
JP2701056B2 (ja) 三次元物体の二次表現方法
JP2003006552A (ja) シミュレーションシステム、シミュレーション方法及びシミュレーションプログラム
JPH07220115A (ja) 3次元cadシステム
US6400369B1 (en) Information processing method and apparatus for generating texture-data for computer graphics
JP3076428B2 (ja) 立体形状モデリング方法
JPH07271998A (ja) 立体表示方法および装置
JP3362520B2 (ja) 画像形成装置
JP2000172879A (ja) 形状分割方法、形状分割装置、形状分割プログラムを記憶した記憶媒体及び形状分割装置作成方法
JP2007094680A (ja) 画像処理装置、画像処理方法等
JP2002092649A (ja) 画像処理装置および画像処理方法並びに記録媒体
JPH0620021A (ja) 図形処理方法および装置
JP2937374B2 (ja) 対話型図形処理装置
JP3268667B2 (ja) 対話式ポリゴン選択装置
JPS63285675A (ja) 図形処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees