JPH0997148A - 映像生成装置 - Google Patents

映像生成装置

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JPH0997148A
JPH0997148A JP7251368A JP25136895A JPH0997148A JP H0997148 A JPH0997148 A JP H0997148A JP 7251368 A JP7251368 A JP 7251368A JP 25136895 A JP25136895 A JP 25136895A JP H0997148 A JPH0997148 A JP H0997148A
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JP
Japan
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lut
display
display color
pixel
colors
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Pending
Application number
JP7251368A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Arai
正敏 新井
Masanori Kubo
政則 久保
Koichi Murakami
公一 村上
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の色を設定したルックアップテーブル
(LUT)を参照して、映像表示する対象物の表示色を
決定する映像生成装置にあって、設定する表示色の個数
に制約があるLUTを有効に利用していない。 【解決手段】 対象物(オブジェクトα)にLUTに対
する所定の番号(オフセット番号=2)を割り当ててお
き、対象物の表示色を決定する際に、このオフセット番
号にマップテーブルの値を加算してLUT番号を指定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像生成装置に関
し、特に、3原色レベルの組み合わせを変えた複数の色
を設定したルックアップテーブル(以下、LUTとい
う)を参照して、対象物,背景等を構成する各画素の表
示色を決定する映像生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マンマシンインターフェース、ヒ
ューマンインターフェースというような人間と計算機と
の対話方法に対する要求があり、人工現実感(AR)、
仮想現実感(VR)といった技術により人間の五感を利
用した直観的な対話方法が開発されるようになってき
た。また、パーソナルコンピュータ(PC)等の分野で
もゲームに代表されるような高速映像生成,アニメーシ
ョン機能に人間の操作で映像が変化するものが登場して
きている。
【0003】そして、コンピュータシステムの高性能化
に伴って、自立したオブジェクト群から構成される人工
生物が考えられており、コンピュータ上でその人工生物
が住む世界を実現する試みもなされている。このような
人工生物の動作を映像表示するための映像生成装置が、
本願出願人より出願されている(特願平6−32884
7号)。この映像生成装置は、人工生物が考えて行いた
い行動パターンを命令として入力し、この命令に従っ
て、多数の映像パターンから所望の映像を選択して連続
映像を生成,表示することにより人工生物の行動を映像
化し、実世界におけるような体験を可能とするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような映像生成装
置において、人工生物,まわりの自然物(木,山,川,
雲など)及び背景(空,地面など)を映像表示する場
合、それぞれの表示色を簡便に決定できるように、LU
Tを利用している。このLUTは、3原色のレベルの組
み合わせが各番号毎に割り当てられており、LUTの番
号を選択することにより1つの表示色を指定できる。
【0005】また、この種の映像生成装置にあって、人
工生物を様々な環境の中で行動させ、人工生物の動作を
現実の生物の動作に近い状態で表示して視聴者により高
い現実感を提供するためには、その人工生物だけでな
く、まわりの自然物及び背景も、時刻,天候に合わせて
その表示色を変える必要がある。従って、予め多数の表
示色を有しておくことが理想ではあるが、上述したよう
な人工生物の映像化はパーソナルコンピュータにより実
現されるものであるので、メモリ容量にも限りがあって
あまり多数の表示色をLUTに設定しておくことができ
ない。
【0006】このような事情により、設定される表示色
の個数に制約があるLUTを如何に有効に利用して、人
工生物の動作に現実感を持たせるかの工夫が今後の課題
である。
【0007】ところで、雨を映像表示する場合、従来で
は、背景色に近い色、例えば二色を用い、垂直または斜
め方向に連続する複数の画素に対して交互に一色ずつ使
用して雨のパターンを表示している。よって、雨の表示
色が二色に限定されてしまう、また、雨の透明感を充分
に表示できないという課題がある。例えば、背景を表現
する表示色に透明感を加味してなる別の表示色をLUT
に設定しておく手法も考えられるが、LUTの設定表示
色の数を増やす結果になるので現実的な手法ではない。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、1つの目的は、表示色を設定しているLUTの
ダイナミックな利用を実現できる映像生成装置を提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、2つの表示対象物
(以下、オブジェクトという)の境界部分を表示する際
に、数少ない表示色を用いて現実感に満ちた映像を表現
できる映像生成装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、透明度が高い一
方のオブジェクトと透明性がない他方のオブジェクトと
を重ねて表示する際に、数少ない表示色を用いて現実感
に満ちた映像を表現できる映像生成装置を提供すること
にある。
【0011】本発明の更に他の目的は、新たな表示色を
使用することなく、透明感がある雨などの水の流れを映
像表現できる映像生成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る映
像生成装置は、複数の色を設定したルックアップテーブ
ルを参照して、映像表示する対象物の表示色を決定する
映像生成装置において、前記対象物に前記ルックアップ
テーブルに対する所定の番号を割り当てておき、各対象
物の表示色を決定する際にこの所定の番号を用いて前記
ルックアップテーブルを参照するように構成したことを
特徴とする。
【0013】本願の請求項2に係る映像生成装置は、請
求項1において、前記所定の番号はオフセット番号であ
り、該オフセット番号に対象物毎の色番号を加算した番
号により前記ルックアップテーブルを参照するように構
成したことを特徴とする。
【0014】図1は、請求項1,2の概念を示す模式図
である。図1においてLUTは、3原色r,g,bのレ
ベルを組み合わせてなる複数の色(図1に示す例では2
56色)が番号順(図1に示す例では0から255ま
で)に設定されている。映像表示される各オブジェクト
の色は、LUTに設定されたこれらの複数色の中のいく
つかの表示色を用いて表現され、各オブジェクトの表示
に使用される複数の表示色は、LUTにおいて番号が連
続している。図1に示す例では、ある1つのオブジェク
トαにおいて、(n+1)個の表示色が割り当てられて
おり、これらの(n+1)個の表示色は、LUTのN
o.2からNo.(n+2)までの番号に設定されてい
る。
【0015】ここで、各オブジェクトの表示に使用され
る表示色の中でLUTの番号が最も小さい表示色のLU
T番号、つまり、そのオブジェクトに対するLUTでの
先頭番号(図1に示すオブジェクトαにあっては2)
を、そのオブジェクトのオフセット番号とする。そし
て、LUTに設定された所望の表示色を選択する場合に
は、そのオブジェクト固有のオフセット番号(オブジェ
クトαでは2)に、所定の数(オブジェクトAでは0か
らnまでのうちの何れかの数)を加算することにより、
所望のLUT番号を指定して所望の表示色を決定する。
このように、各オブジェクトにおいてオフセット番号を
決めておくことにより、単に所望のLUT番号を指定す
る場合に比べて、番号指定に使用するビット数を大幅に
低減することができる。
【0016】また、オフセット番号を使用することによ
り、オブジェクトに割り当てる表示色の個数を各オブジ
ェクト単位に変化させることが容易となる。割り当てる
表示色の個数を変化する一例としては、例えば、人工生
物について夜間は目立ちにくいので、昼間より夜間の際
にはその表示色の割り当て個数を減らすことが考えられ
る。このようにすると、減らした個数分だけの表示色
を、例えば蛍の光などの夜間にしか見られない物の表示
に利用できる。
【0017】図2は、この表示色の割り当て個数の変化
例を示す模式図である。オブジェクトαについて、図1
に示す場合では(n+1)個の表示色が割り当てられて
いたが、図2に示す場合では(m+1)個の表示色が割
り当てられている。なお、オフセット番号は何れも2で
ある。図2に示すように表示色の個数が変化しても、同
様に、オフセット番号2に0からmまでのうちの何れか
の数を加算することにより、所望のLUT番号を指定し
て所望の表示色を決定できる。以上のようにして、各オ
ブジェクトに割り当てる表示色個数の変更を容易に行え
るので、LUTに設定された複数の表示色(例えば25
6色)を動的に活用できる。
【0018】本願の請求項3に係る映像生成装置は、請
求項1または2において、第1の対象物と第2の対象物
との境界部分を映像表示する際に使用する表示色が前記
ルックアップテーブルに予め設定されていることを特徴
とする。
【0019】本願の請求項4に係る映像生成装置は、請
求項1または2において、第1の対象物と該第1の対象
物の前方に配置された半透明な第2の対象物とを重ねて
映像表示する際に使用する表示色が前記ルックアップテ
ーブルに予め設定されていることを特徴とする。
【0020】図3は、請求項3,4の概念を示す模式図
である。図3において、左側に映像の一例を示してお
り、山の前方に人工生物である鳥が羽ばたいている情景
の映像である。なお、背景は空である。二次元の表示画
面(U−V系)における画素Aは、空を背景にして鳥の
頭の部分を構成する画素であり、鳥の頭の部分を表現す
る表示色を使用すれば良い。また、画素Bは、鳥と山と
の境界部分であり、鳥の表示色と山の表示色とを混合さ
せたような表示色を使用する。この画素Bのような2つ
のオブジェクトの境界部分の表示色の決定時に請求項3
を利用する。更に、画素Cは、鳥の羽の部分を構成する
画素であるが、鳥は羽ばたいているので羽の色ははっき
りとは見えず半透明なようになり、半透明な鳥の羽を透
かして背景の空が見えている。この画素Cのような半透
明のオブジェクトと普通のオブジェクトとが重なった部
分の表示色の決定時に請求項4を利用する。
【0021】以上の3例の画素A,B,CにおけるLU
T番号の指定動作について説明する。なお、LUTの複
数の表示色は、画素Aのような単独オブジェクトの表示
に使用する表示色、画素Bのような2つのオブジェクト
の境界部分の表示に使用する表示色、画素Cのような半
透明な部分の表示に使用する表示色とに、小さい番号か
ら順に区分けされている。
【0022】まず、画素AのLUT番号の指定について
説明する。鳥というオブジェクトに設定されているオフ
セット番号にマップテーブルの値1が加算されてLUT
番号が得られ、その番号の表示色が選択される。なお、
図中の「表示色数」には、鳥を表示する際に使用する表
示色の総数(図では(n+1))が入っている。また、
単独のオブジェクトを表示する際に、例えば、夕焼けな
ので通常よりも色表示を赤っぽくしたい、または、まわ
りが暗くなったので3原色のレベルを全体に下げたいと
かの要求がある場合、このような要求を関数f(x)に
て変換して、所望のLUT番号を指定することも可能で
ある。
【0023】境界部分である画素Bについては、鳥と山
との境界に設定されているオフセット番号にマップテー
ブルの値1が加算されてLUT番号が得られ、その番号
の表示色が選択される。なお、図中の「表示色数」に
は、鳥(または山)を単独で表示する際に使用する表示
色の総数(図では(i+1))が入っている。また、鳥
と山との境界部分に割り当てられている表示色の総数は
(j+1)個である。ここで、iとjとの間にはi>j
の関係がある。これは、境界部分の表示色は、接する2
つのオブジェクト(本例では鳥と山)のそれぞれの代表
色を平均したような表示色であれば良いので、あまり多
数の表示色を必要としないからである。なお、何れか一
方のオブジェクトの代表色を優先させて、平均する際に
重み付けを行っても良い。
【0024】半透明部分である画素Cについては、鳥と
空との半透明部分に設定されているオフセット番号にマ
ップテーブルの値0が加算されてLUT番号が得られ、
その番号の表示色が選択される。なお、図中の「表示色
数」には、鳥(または空)を単独で表示する際に使用す
る表示色の総数(図では(s+1))が入っている。ま
た、鳥と空との半透明部分に割り当てられている表示色
の総数は(t+1)個である。ここで、sとtとの間に
はs>tの関係がある。これは、半透明なオブジェクト
(本例では鳥の羽)を透かして見える他のオブジェクト
(本例では空)が少しぼやけたような感じが表現されれ
ば良いので、あまり多数の表示色を必要としないからで
ある。
【0025】本願の請求項5に係る映像生成装置は、複
数の画素の表示色を指定して、背景に対する水の流れの
映像を生成する映像生成装置において、背景を示す全画
素の中で背景を示さない画素に隣合う一部の画素の表示
色を、隣合った背景を示さない画素の表示色に変更する
ように構成したことを特徴とする。
【0026】図4は、請求項5の概念を示す模式図であ
る。図4は中央の画素P1とこれに隣合う8個の画素P
2〜P9とを示している。垂直方向に連なる3個の画素
P4,P6,P9はあるオブジェクト(例えば木)を構
成し、残りの6個の画素は背景(例えば空)を構成して
いる。このような状態で、中央の画素P1を画素P4,
P6,P9の何れかと同じ表示色にする。このようにし
て、光が屈折した効果を出して透明な雨を表現する。同
じ色が続くと光が屈折したように見えるという原理を応
用し、透明な雨が降っている情景を表示する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0028】図5は本発明の映像生成装置の構成を示す
ブロック図である。図5において1は、各画素のデータ
が入力されるデータ入力部であり、データ入力部1は入
力された各画素のデータをデータ解析部2に出力する。
データ解析部2は、各画素がどのオブジェクトを構成し
ているかを調べて、3種類の画素に、即ち、単独でオブ
ジェクトを構成している画素(例えば図3の画素A)
と、2つのオブジェクトの境界部分である画素(例えば
図3の画素B)と、半透明のオブジェクトが普通のオブ
ジェクトに重なっている部分の画素(例えば図3の画素
C)とに、区分けする。そして、区分けした状態で各画
素のデータをLUT管理部3に出力する。また、特別な
状況設定(例えば夕焼け時の設定)を行いたい場合には
そのプログラム情報もLUT管理部3に入力される。L
UT管理部3は、入力される各画素のデータ及びプログ
ラム情報に基づいて、各画素に対して、LUT4の番号
を指定し、指定した番号の表示色のデータを表示部5に
出力する。表示部5は、LUT管理部3からの各画素毎
の表示色のデータに基づいて映像を表示する。
【0029】次に、動作について説明する。各画素のデ
ータはデータ入力部1を介してデータ解析部2に入力さ
れ、上述したような3種類の画素パターンに区分けされ
た後にLUT管理部3に出力される。単独のオブジェク
トを構成する画素の場合には、前述したように、その単
独のオブジェクトに設定されているオフセット番号にマ
ップテーブルの値が加算されてLUT4の番号が指定さ
れる(図3参照)。なお、ここで、特別な状況設定を示
すプログラム情報が入力されると、そのプログラム情報
に応じた関数f(x)に従って、その単独のオブジェク
トの新たなLUT4の番号が指定される(図3参照)。
【0030】境界部分を構成する画素の場合には、前述
したように、境界部分に設定されているオフセット番号
にマップテーブルの値が加算されてLUT4の番号が指
定される(図3参照)。半透明部分を構成する画素の場
合には、前述したように、半透明部分に設定されている
オフセット番号にマップテーブルの値が加算されてLU
T4の番号が指定される(図3参照)。
【0031】各画素毎に指定されたLUT4の番号に設
定されている表示色のデータが、LUT4から読み出さ
れて、表示部5に入力される。そして、表示部5にて、
表示色が選択されたこれらの各画素を合成して映像が表
示される。
【0032】次に、各画素の表示色を選択した具体例に
ついて説明する。図6は、この具体例を示す模式図であ
る。映像中には、人工生物である鳥と、自然物である山
と、背景となる空との3種のオブジェクトが存在する。
そして、LUTのNo.0〜2の表示色は単独の山に割
り当てられ、No.3〜8,No.9〜12の表示色は
それぞれ単独の空,単独の鳥に割り当てられている。ま
た、LUTのNo.13〜14の表示色は鳥と山との境
界部分に割り当てられ、No.15〜17の表示色は鳥
と空との半透明部分に割り当てられている。
【0033】なお、図6に示す例では、境界部分の場合
には動くものを主体とし、その「表示色数」は鳥単独の
「表示色数」と同数の4となっており、また、半透明部
分のの場合には静的なものを主体とし、その「表示色
数」は空単独の「表示色数」と同数の6となっている。
そして、境界部分の場合には割り当てられる表示色の個
数が、鳥単独の個数4から2に間引かれており、また、
半透明部分の場合には割り当てられる表示色の個数が、
鳥単独の個数6から3に間引かれている。
【0034】次に、透明の雨を表示する実施の形態につ
いて、図7を参照して説明する。図7(a)は透明の雨
を表示していない場合の9個の画素の表示状態を示して
おり、図7(b)は透明の雨を表示している場合の9個
の画素の表示状態を示している。透明な雨を表示したい
場合には、図7(a)に示す画素状態から図7(b)に
示す画素状態に変更する。図7(b)でハッチングを付
した画素が、隣合った“木”または“葉”を示す表示色
に変更した画素である。このようにすると、光が屈折し
たように見えて、透明な雨が降っている情景を表現でき
る。
【0035】なお、透明の雨を表示する場合について説
明したが、滝,川等における雨以外の水の流れを表示す
る場合にも、上述したこの手法を同様に適用できること
は勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の映像生成装置で
は、LUTを管理する際にオフセット番号を利用するこ
とにしたので、使用するビット数を低減することがで
き、また、それぞれのオブジェクト毎に割り当てる表示
色の個数を容易に変更でき、表示色の個数に制限がある
LUTを極めて有効に活用することができる。
【0037】また、2つのオブジェクトの境界部分の画
素、及び、半透明なオブジェクトと透明でないオブジェ
クトとが重なった部分の画素について、これらの各オブ
ジェクトを単独に表示する際に割り当てる表示色の個数
よりも少ない個数の表示色をLUTに設定しておくの
で、LUTを有効に活用して数少ない表示色にて現実感
に満ちた映像を表現できる。
【0038】更に、オブジェクトを表示するまわりの画
素の表示色を背景の画素に転写することによって透明な
水の流れを表現するので、新たな表示色を設けることな
く、透明感がある雨などの水の流れを容易に映像表現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(請求項1,2)の概念を示す図であ
る。
【図2】本発明(請求項1,2)の効果を説明するため
の図である。
【図3】本発明(請求項3,4)の概念を示す図であ
る。
【図4】本発明(請求項5)の概念を示す図である。
【図5】本発明の構成を示すブロック図である。
【図6】表示色選択の具体例を示す図である。
【図7】透明の雨の表現例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ入力部 2 データ解析部 3 LUT管理部 4 LUT 5 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色を設定したルックアップテーブ
    ルを参照して、映像表示する対象物の表示色を決定する
    映像生成装置において、前記対象物に前記ルックアップ
    テーブルに対する所定の番号を割り当てておき、各対象
    物の表示色を決定する際にこの所定の番号を用いて前記
    ルックアップテーブルを参照するように構成したことを
    特徴とする映像生成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の番号はオフセット番号であ
    り、該オフセット番号に対象物毎の色番号を加算した番
    号により前記ルックアップテーブルを参照するように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の映像生成装置。
  3. 【請求項3】 第1の対象物と第2の対象物との境界部
    分を映像表示する際に使用する表示色が前記ルックアッ
    プテーブルに予め設定されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の映像生成装置。
  4. 【請求項4】 第1の対象物と該第1の対象物の前方に
    配置された半透明な第2の対象物とを重ねて映像表示す
    る際に使用する表示色が前記ルックアップテーブルに予
    め設定されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の映像生成装置。
  5. 【請求項5】 複数の画素の表示色を指定して、背景に
    対する水の流れの映像を生成する映像生成装置におい
    て、背景を示す全画素の中で背景を示さない画素に隣合
    う一部の画素の表示色を、隣合った背景を示さない画素
    の表示色に変更するように構成したことを特徴とする映
    像生成装置。
JP7251368A 1995-09-28 1995-09-28 映像生成装置 Pending JPH0997148A (ja)

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US5818454A (en) 1998-10-06

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