JPH099321A - ページャー呼出信号送信方式 - Google Patents

ページャー呼出信号送信方式

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JPH099321A
JPH099321A JP7155807A JP15580795A JPH099321A JP H099321 A JPH099321 A JP H099321A JP 7155807 A JP7155807 A JP 7155807A JP 15580795 A JP15580795 A JP 15580795A JP H099321 A JPH099321 A JP H099321A
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JP
Japan
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transmitter
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Application number
JP7155807A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujikawa
博行 藤川
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
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Publication of JPH099321A publication Critical patent/JPH099321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線ページングシステムにおける通信回線の使
用効率化を図る。 【構成】符号化器201は交換装置101からページャ
ー呼出要求信号を受信し符号化し、符号化制御器206
の指示により送出すべき送信器401の識別情報をヘッ
ダーに付加しそれぞれの送信器401の最大速度と同一
の伝送速度T0,T1,……,Tnbpsで送出する。
多重化器202は符号化器から受信した符号化情報を多
重化してm個の回線終端器203を介して、伝送速度N
Tbps(NT=T0,T1,……,Tn)で通信回線
205を介して同期装置300の回線終端器301へ送
信する。分離器302は符号多重化情報をヘッダーに付
加されている識別情報に従い分離し、それぞれ時刻同期
化して送信器へ無線回線402と同一のデータ信号速度
で送出する。送信器は受信したページャー呼出信号を無
線回線を介してページング端末へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線ページングシステ
ムにおけるページャー呼出信号の送信方式に関し、特に
複数の無線送信器を接続し、異なる通信速度でページャ
ー呼出信号を送信する符号化・同期装置間の信号送信方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の無線ページングシステムに
おけるページャー呼出信号の送信方式は、符号化装置に
て符号化し多重化されたページャー呼出信号を同期装置
毎にGPS受信機等を用いて時刻同期をとり、複数の送
信器へそれぞれの伝送速度で送信していた。
【0003】図3は、従来の無線ページングシステムに
おけるページャー呼出信号の送信方式の一例を示すブロ
ック図である。図3において、符号化装置200は、交
換装置101から複数のページャー呼出要求信号を受信
し、符号化器201(#0〜#n)で個々に符号化した
後、各符号化情報を多重化器202で多重化し、通信回
線205(#0〜#m)を介して基地局の同期装置30
0(#0〜#m)へ送信する。基地局の同期装置300
(#0〜#m)は、通信回線205(#0〜#m)個々
に対応して設置され、且つ同期装置300(#0〜#
m)には複数の送信器401(#0〜#n)が接続され
ている。
【0004】また、同期装置300(#0〜#m)は、
通信回線205(#0〜#m)を介して受信した符号多
重化情報を個々の符号化情報に復元し、それぞれに接続
されている送信器401(#0〜#n)を介してページ
ング端末(図示せず)へページャー呼出信号を同時に送
信する。
【0005】なお、同期装置300(#0〜#m)は、
符号化装置200の回線終端器203(#0〜#m)に
対応し、例えば回線終端器203(#0〜#m)が12
8個とすると、同期装置300(#0〜#m)は128
個必要となり、従って通信回線205(#0〜#m)
は、最低128回線必要となる。また、符号化器201
(#0〜#n)は、送信器401(#0〜#n)に対応
している。
【0006】送信器401(#0〜#n)は、ページン
グ端末に対する数字,文字表示等のページングサービス
に必要な送信データ量およびサービスエリア内の加入者
数(以下サービス種別と称す)に応じて、設備する数量
および無線回線402へ出力するデータ信号速度が異
り、サービス種別に対応する無線回線402(#0〜#
n)におけるデータ信号速度は、それぞれT0,T1,
……Tnbpsとなり、同期装置300(#0〜#m)
から送信器401(#0〜#n)へ送出するページャー
呼出信号のデータ信号速度は、それぞれの送信器401
(#0〜#n)の無線回線402(#0〜#n)のデー
タ信号速度(T0,T1,……,Tn)と一致してい
る。最もデータ量の多いサービスのデータ信号速度(以
下最大速度と称す)をTbpsとする。
【0007】符号化器201(#0〜#n)は、上位の
交換装置101から受信したページャー呼出要求信号を
それぞれ符号化して符号化情報を生成し、それぞれのデ
ータ信号速度T0,T1,……Tnbpsで多重化器2
02へ送出する。符号化器201(#0〜#n)と多重
化器202間の伝送速度は、送信器401(#0〜#
n)のデータ信号速度の最大速度Tbpsと同一である
(Tbps以上であってもよい)。
【0008】多重化器202は、n個の符号化器201
(#0〜#n)から受信した符号化情報を多重化し、m
個の回線終端器203(#0〜#m)へ送出する。通信
回線205(#0〜#m)は、符号化器201(#0〜
#n)と多重化器202間の伝送速度のn倍(nは符号
化器の201の数)の伝送速度nTbpsである(Tn
bps以上あってもよい。) 符号化装置200の回線終端器203(#0〜#m)
は.同期装置300(#0〜#m)の回線終端器301
と接続され.それぞれ通信回線205(#0〜#m)を
終端するものであり、モデムあるいはDSUに相当す機
能を有している。また、同期装置300の分離器302
は、受信した符号多重化情報を分離し、符号化情報を同
期器303(#0〜#n)へ分配する。
【0009】同期器303(#0〜#n)は、それぞれ
受信した符号化情報の時刻同期をとり、送信器401
(#0〜#n)へ無線回線402(#0〜#n)のデー
タ信号速度(T0,T1,……Tnbps)と同一の伝
送速度でページャー呼出信号を送出する。送信器401
(#0〜#n)は、同期器303(#0〜#n)から受
信したページャー呼出信号を、それぞれ無線回線402
(#0〜#n)を介してページング端末(図示せず)へ
同時に送信する。時刻同期は、128フレームを1サイ
クルとし、1サイクル4分で15サイクルを1時間で送
信することで符号化情報の同期化を図る。
【0010】次に動作を説明する。符号化装置200の
符号化器201(#0〜#n)は、上位の交換装置10
1から受信したページャー呼出要求信号を符号化処理し
て符号化情報を生成し、対応する送信器401(#0〜
#)の無線回線の最大データ信号速度と同じ伝送速度T
bpsで多重化器202へ送出する。多重化器202
は、n個の符号化器201(#0〜#n)から受信した
符号化情報を符号化情報のn倍の早さでサンプリングし
て多重化し、回線終端器203(#0〜#m)から通信
回線205(#0〜#m)を介して、同期装置300
(#0〜#m)へ送信する。
【0011】図3において、例えば符号化器201(#
0〜#n)と多重化器202間伝送速度をそれぞれ64
00bpsとし、符号化器201(#0)が出力する符
号化情報「a0,a0,a1,a1」のデータ信号速度
T0を3200bps,符号化器201(#n−1)が
出力する符号化情報「x0,x1,x2,x3」のデー
タ信号速度Tn−1を6400bps,符号化器201
(#n)が出力する符号化情報「y0,y0,y0,y
0」のデータ信号速度Tnを1600bpsとすると、
多重化器202で、「a0,……,x0,y0,a0,
……,x1,y0,a1,……,x2,y0,a1,…
…,x3,y0,……」の如く多重化された符号多重化
情報が回線終端器203(#0〜#m)から同時に通信
回線205(#0〜#m)へnTbpsで送出される。
【0012】このとき通信回線205は、nTbps
(6400bps×n)の伝送能力を有するにも係わら
ず、実際に通信するデータ信号量はT0+……,+Tn
−1+Tnpbs(3200bps+……,+6400
bps+1600bps)であり、nTの伝送能力に対
し、nT−(T0+……,+Tn−1+Tn)bps相
当の余剰が生ずる。
【0013】n個の符号化情報が多重化された符号多重
化情報は、それぞれ同期装置300(#0〜#m)の回
線終端器301で受信し分離器302へ送出される。分
離器302は、受信した符号多重化情報をn個の符号化
情報に分離して同期器303(#0〜#n)へデータ信
号速度と同一の伝送速度で先頭から順に分配する。図3
によれば、分離器302から同期器303(#0)へは
符号化情報「a0,a1」が伝送速度T0(3200b
ps)で、また同期器(#n)へは符号化情報「y0」
が伝送速度Tn(1600bps)でそれぞれ分配され
る。
【0014】同期器303(#0〜#n)は、GPS受
信機等により時刻同期を取り、送信器401(#0〜#
n)の無線回線のデータ信号速度に応じてページャー呼
出信号を生成し送信器401(#0〜#n)へ送出す
る。送信器401(#0〜#n)は受信したページャー
呼出信号を無線回線402(#0〜#n)を介してペー
ジング端末(図示せず)へ同時に送信する。
【0015】このように、通信回線205(#0〜#
m)は、同期装置300(#0〜#m)個々に対しnT
bps(n=送信器の数,T=最大データ信号速度)の
伝送能力を必要とし、1個の同期装置300に対し、通
信回線2051本の伝送能力をTbpsとすると必要な
通信回線205の数Xは、無線回線402(#0〜#
n)のデータ信号速度(T0,T1……Tn)に関係な
く、X=(通信回線205に必要な伝送能力:nT)/
(通信回線1本の伝送能力:T)となり、サービス種別
により送信器401(#0〜#n)の無線回線402
(#0〜#n)のデータ信号速度がT0=T/2,…
…,Tn−1=T,Tn=T/4bpsの如く異るにも
係わらず通信回線205(#0〜#m)は最大伝送能力
が必要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線ページング
システムにおけるページャー呼出信号の送信方式は、符
号化装置と同期装置間の通信回線数が、ページング端末
に対する数字,文字表示等のサービス種別とサービスエ
リア内の加入者数で決る送信器の数と、その最大データ
信号速度に比例しているため、通信回線を余分に使用し
回線使用効率が低下する。また最大伝送能力を有する通
信回線を設置しなければならないので、回線設備投資も
比例して増加する。
【0017】本発明の目的は、交換機側に設置する符号
化装置において、ページャー呼出信号を送出すべき送信
器を指定するための識別情報を符号化情報のヘッダーに
付加して多重化し通信回線を介して基地局へ送信し、基
地局側に設置する同期装置において、符号多重化情報を
識別情報を基に対応する送信器を特定し分離することに
より、サービス種別対応に通信回線を設置し、通信回線
の使用効率を最大限効率化することができるページャー
呼出信号送信方式を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のページャー呼出
信号送信方式は、交換機から受信した複数のページャー
呼出要求信号を符号化したのち多重した符号多重化情報
を複数の通信回線を介して基地局へ同時送信する符号化
装置と、前記基地局は、受信した前記符号多重化情報を
分離して個々のページャー呼出要求信号に復元し、それ
ぞれ対応する複数の送信器へ分配する同期装置を複数の
前記通信回線個々に対応して有し、複数の前記同期装置
に接続されたすべての前記送信器を介してページング端
末を同時呼出する無線ページングシステムにおいて、前
記複数のページャー呼出要求信号を符号化し、この符号
化信号それぞれに前記基地局の前記送信器を指定するた
めの前記識別情報を付加して符号化情報を生成する複数
の符号化器と、前記識別情報を送出しこの識別情報を前
記符号化信号に付加することを前記符号化器へ指示する
符号化制御器と、前記複数の符号化器が生成した複数の
前記符号化情報を前記符号化制御器からの指示に従い多
重化して前記符号多重化情報を生成する多重化器とから
成る前記符号化装置と、前記符号化装置から前記通信回
線を介して受信した前記符号多重化情報から前記識別情
報を抽出し、分離制御器へ通知すると共に前記分離制御
器からの指示に基づき複数の前記符号化情報に分離し、
対応する同期器へ分配する分離器と、前記識別情報を前
記分離器から受取り、前記符号化情報の分配先を判定し
前記分離器に符号多重化情報の分離と、分離した前記符
号化情報の分配先を指示する前記分離制御器と、前記分
離器から受信した前記符号化情報を蓄積して時刻同期化
し、時刻同期化した前記符号化情報を対応する前記送信
器へ送出する複数の前記送信器個々に対応して設けた前
記同期器とを有することを特徴とする。
【0019】また、前記識別情報は、前記符号化情報そ
れぞれのヘッダー部に挿入することを特徴とする。
【0020】更に、前記同期装置個々に対応する前記複
数の送信器のデータ信号速度の総和を前記通信回線の伝
送能力とすることを特徴とする。
【0021】
【実施例】次に、本発明を図面を参照し説明する。図1
は、本発明の一実施例を示すブロック図である。図2は
符号化器が4個のときの符号化情報の生成,多重化,分
離を説明するためのタイミングチャートである。
【0022】図1において、符号化装置200は、交換
装置101から複数のページャー呼出要求信号を受信
し、符号化器201(#0〜#n)で個々に符号化した
後、送信器401(#0〜#n)を指定するための識別
情報を符号化制御器206から受信し、ヘッダーに付加
して生成した各符号化情報を、送信器401(#0〜#
n)のデータ信号速度と同一の伝送速度(T0,T1…
…Tn)で多重化器202へ出力する。
【0023】符号化制御器206は、送信器401(#
0〜#n)の識別に必要な運用データ(送信器の設置
数,データ信号速度等)を保持するメモリ(図示せず)
を有し、運用データに基づき送信器401(#0〜#
n)の識別情報を生成し、符号化器201(#0〜#
n)および多重化器202を制御する。
【0024】多重化器202は、n個の符号化器201
(#0〜#n)から受信した識別情報を含んだ符号化情
報を符号化制御器206に指示に従い多重化しm個の回
線終端器203(#0〜#m)へ送出し、回線終端器2
03(#0〜#m)は、通信回線205(#0〜#m)
を介して基地局の同期装置300(#0〜#m)へ送信
する。通信回線205の伝送能力は、符号化器201
(#0〜#n)のデータ信号速度(T0,T1,……,
Tn)の総和の伝送速度、NTbpsである(NTbp
s以上であってもよい)。
【0025】基地局の同期装置300(#0〜#m)
は、通信回線205(#0〜#m)個々に対応して設置
され、且つ同期装置300(#0〜#m)にはそれぞれ
複数の送信器401(#0〜#n)が接続されている。
同期装置300(#0〜#n)の分離器302は、多重
化されている符号化情報のヘッダーに付加されている識
別情報を抽出して分離制御器305へ送出し、分離制御
器305の指示に従い符号多重化情報を分離し、対応す
る同期器303(#0〜#n)へ分離した符号化情報を
分配する。
【0026】同期器303(#0〜#n)は、受信した
符号化情報を公知の方法で時刻同期化し、個々のページ
ャー呼出要求信号に復元してそれぞれの識別情報に対応
する送信器401(#0〜#n)へ無線回線402(#
0〜#n)と同一のデータ信号速度(T0,T1……T
nbps)でページャー呼出信号を送出する。送信器4
01(#0〜#n)は受信したページャー呼出信号を無
線回線402(#0〜#n)を介して送信し、ページン
グ端末(図示せず)を同時に呼出す。
【0027】なお、符号化装置200の符号化器201
(#0〜#n)は、基地局の無線器401(#0〜#
n)対応し、同期装置300(#0〜#m)は、符号化
装置200の回線終端器(#0〜#m)に対応してい
る。例えば回線終端器203(#0〜#m)の数が12
8であれば同期装置300(#0〜#m)の数も128
必要となる。従って通信回線205(#0〜#m)は、
最低128回線必要となる。
【0028】送信器401(#0〜#n)は、ページン
グ端末に対する数字,文字表示等のサービスに必要な送
信データ量およびサービスエリア内の加入者数に応じて
無線回線402(#0〜#n)のデータ信号速度がT
0,T1,……,Tnbpsの如く異り、同期器303
(#0〜#n)から送信器401(#0〜#n)へ送出
するページャー呼出信号のデータ信号速度は、それぞれ
対応する送信器401(#0〜#n)の無線回線402
(#0〜#n)のデータ信号速度T0,T1,……,T
nbpsと一致している。最もデータ量の多いサービス
のデータ伝送速度(以下最大速度と称す)をTbpsと
する。
【0029】次に動作を説明する。符号化装置200の
符号化器201(#0〜#n)は、上位の交換装置10
1から受信した複数のページャー呼出要求信号を符号化
する。符号化制御器206は、運用データを保持してお
くメモリ(図示せず)を有し、対応する送信器401
(#0〜#n)を指定するため必要な運用データをメモ
リから読出し識別情報を生成し、符号化器201(#0
〜#n)へ送出する。符号化器201(#0〜#n)
は、符号化制御器206から受信した識別情報をヘッダ
ーに付加し符号化情報を作成し、それぞれのデータ信号
速度(T0,T1,……Tnbps)で多重化器202
へ送出する。
【0030】多重化器202は、n個の符号化器201
(#0〜#n)から受信した符号化情報をNTbpsの
早さでサンプリングして符号化制御器206の指示によ
り、多重化し、回線終端器203(#0〜#m)から通
信回線205(#0〜#m)を介して、基地局の同期装
置300(#0〜#m)へ送信する。
【0031】このn個の符号化情報が多重された符号多
重化情報は、基地局の同期装置(#0〜#m)の回線終
端器301で受信し分離部302へ送られ、分離器30
2は、符号化情報のヘッダーに付加されている識別情報
を抽出し分離制御器305へ通知する。分離制御器30
5は、分離器302から受信した識別情報と、具備して
いるメモリ(図示せず)に保持している運用データに基
づき、送信すべき送信器401(#0〜#n)を識別
し、分離器302へ指示す。
【0032】分離器302は、分離制御器305の指示
に従いn個の符号化情報に分離し、対応する同期器30
3(#0〜#n)へ分配する。同期器303(#0〜#
n)は、公知の方法で分離された符号化情報の時刻同期
を取りページャー呼出信号を生成し、n個の送信器40
1(#0〜#n)へページャー呼出信号を同時に送出す
る。送信装置401(#0〜#n)は受信したページャ
ー呼出信号を無線回線402(#0〜#n)へ送信しペ
ージング端末を一斉に呼出す。
【0033】例えば、符号化201(#0〜#n)およ
び同期器303(#0〜#n)をn=4とした場合、図
2に示すように、符号化器201(#0)からは、識別
情報ha0をヘッダーに付加して「ha0,a00,a
01,……」、符号化器201(#1)からは識別情報
hb0をヘッダーに付加して「hb0,b00,…
…」、符号化器201(#2)からは識別情報hc0を
ヘッダーに付加して「hc0,c00,c01,c0
2,c03,c04,c05,c06,……」、符号化
器201(#4)からは識別情報hd0をヘッダーに付
加して「hd0,d00,……」の符号化情報がそれぞ
れT0,T1,T2,T3bpsのデータ信号速度で多
重化器202へ送出され、多重化器202で多重化され
た符号多重化情報「ha0,hc0,hb0,c00,
a00,c01,hd0,c02,a02,c03,b
00,c04,a03,c05,d00,c06,…
…」が、回線終端器203(#0〜#m)から通信回線
205(#0〜#m)へ送出され、分離器302から同
期器303(#0)へは符号化情報「a01,a0
2」、同期器303(#1)へは符号化情報「b0
0」、同期器303(#2)へは符号化情報「c00,
c01,c02,c03,c04,c05,c06」、
同期器303(#3)へは符号化情報「d00」が、そ
れぞれT0,T1,T2,T3bpsのデータ信号速度
で送出される。
【0034】このように、複数のページャー呼出要求信
号を個々に符号化して符号化情報を生成する際、対応す
る送信器を指定するための識別情報をヘッダーに付加し
た後、多重化して通信回線を介して基地局へ送信し、基
地局においてヘッダーに付加されている識別情報を基に
符号化情報を分離し、分離した符号化情報を時刻同期化
した後、複数のページャー呼出信号に復元してそれぞれ
対応する送信器へ出力し、それぞれの無線回線のデータ
信号速度T0,T1,……Tnでページング端末を一斉
に呼出すよう構成することにより、従来は、サービス種
別により送信器の無線回線のデータ信号速度がT0,T
1……Tnの如く異るにも係らず、多重化して送信する
ページャー呼出信号がどの送信器に対応するかが識別で
きないために、無線回線の最大データ信号速度と同一の
伝送速度ですべてのページャー呼出信号を多重伝送しな
ければならず、通信回線は必要以上の伝送能力が必要で
あり、回線使用効率が低く、また多くの回線設備投資が
必要であったが、本実施例では、サービス種別により異
る送信器の無線回線のデータ信号速度T0,T1,……
Tnに対応する伝送速度でページャー呼出信号を多重伝
送できるので、通信回線を有効に使用することができ回
線使用効率が向上すると共に、通信回線の設備投資を軽
減することができる。
【0035】すなわち、通信回線の数Xは、X=(全送
信器の伝送速度の和)/(通信回線の伝送速度)とな
り、例えばすべての送信器のデータ信号速度がT/2で
あれば、通信回線205が1本で2倍の送信器数を制御
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、交換機か
ら受信した複数のページャー呼出要求信号を符号化した
のち多重した符号多重化情報を複数の通信回線を介して
基地局へ同時送信する符号化装置と、前記基地局は、受
信した前記符号多重化情報を分離して個々のページャー
呼出要求信号に復元し、それぞれ対応する複数の送信器
へ分配する同期装置を複数の前記通信回線個々に対応し
て有し、複数の前記同期装置に接続されたすべての前記
送信器を介してページング端末を同時呼出する無線ペー
ジングシステムにおいて、前記複数のページャー呼出要
求信号を符号化し、この符号化信号それぞれに前記基地
局の前記送信器を指定するための前記識別情報を付加し
て符号化情報を生成する複数の符号化器と、前記識別情
報を送出しこの識別情報を前記符号化信号に付加するこ
とを前記符号化器へ指示する符号化制御器と、前記複数
の符号化器が生成した複数の前記符号化情報を前記符号
化制御器からの指示に従い多重化して前記符号多重化情
報を生成する多重化器とから成る前記符号化装置と、前
記符号化装置から前記通信回線を介して受信した前記符
号多重化情報から前記識別情報を抽出し、分離制御器へ
通知すると共に前記分離制御器からの指示に基づき複数
の前記符号化情報に分離し、対応する同期器へ分配する
分離器と、前記識別情報を前記分離器から受取り、前記
符号化情報の分配先を判定し前記分離器に符号多重化情
報の分離と、分離した前記符号化情報の分配先を指示す
る前記分離制御器と、前記分離器から受信した前記符号
化情報を蓄積して時刻同期化し、時刻同期化した前記符
号化情報を対応する前記送信器へ送出する複数の前記送
信器個々に対応して設けた前記同期器とから成る複数の
同期装置とを有して構成することにより、従来は、サー
ビス種別により送信器の無線回線のデータ信号速度がT
0,T1,……Tnの如く異るにも係らず、多重化して
送信するページャー呼出信号がどの送信器に対応するか
が識別できないために、無線回線の最大データ信号速度
と同一の伝送速度ですべてのページャー呼出信号を多重
伝送しなければならず、通信回線は必要以上の伝送能力
が必要であり、回線使用効率が低く、また多くの回線設
備投資が必要であったが、サービス種別により異る送信
器の無線回線のデータ信号速度T0,T1,……Tnに
対応する伝送速度でページャー呼出信号を多重伝送でき
るので、通信回線を有効に使用することができ回線使用
効率が向上すると共に、通信回線の設備投資を軽減する
ことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】符号化器が4個の場合のタイミングチャートで
ある。
【図3】従来のブロック図である。
【符号の説明】
101 交換装置 200 符号化装置 201 符号化器 202 多重器 203 回線終端器 205 通信回線 206 符号化制御器 300 同期装置 301 回線終端器 302 分離器 303 同期器 305 分離制御器 401 送信器 402 無線回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から受信した複数のページャー呼
    出要求信号を符号化したのち多重した符号多重化情報を
    複数の通信回線を介して基地局へ同時送信する符号化装
    置と、前記基地局は、受信した前記符号多重化情報を分
    離して個々のページャー呼出要求信号に復元し、それぞ
    れ対応する複数の送信器へ分配する同期装置を複数の前
    記通信回線個々に対応して有し、複数の前記同期装置に
    接続されたすべての前記送信器を介してページング端末
    を同時呼出する無線ページングシステムにおいて、 前記複数のページャー呼出要求信号を符号化し、この符
    号化信号それぞれに前記基地局の前記送信器を指定する
    ための前記識別情報を付加して符号化情報を生成する複
    数の符号化器と、前記識別情報を送出しこの識別情報を
    前記符号化信号に付加することを前記符号化器へ指示す
    る符号化制御器と、前記複数の符号化器が生成した複数
    の前記符号化情報を前記符号化制御器からの指示に従い
    多重化して前記符号多重化情報を生成する多重化器とか
    ら成る前記符号化装置と、 前記符号化装置から前記通信回線を介して受信した前記
    符号多重化情報から前記識別情報を抽出し、分離制御器
    へ通知すると共に前記分離制御器からの指示に基づき複
    数の前記符号化情報に分離し、対応する同期器へ分配す
    る分離器と、前記識別情報を前記分離器から受取り、前
    記符号化情報の分配先を判定し前記分離器に符号多重化
    情報の分離と、分離した前記符号化情報の分配先を指示
    する前記分離制御器と、前記分離器から受信した前記符
    号化情報を蓄積して時刻同期化し、時刻同期化した前記
    符号化情報を対応する前記送信器へ送出する複数の前記
    送信器個々に対応して設けた前記同期器とから成る複数
    の同期装置と、 を有することを特徴とするページャー呼出信号送信方
    式。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は、前記符号化情報それぞ
    れのヘッダー部に挿入することを特徴とする請求項1記
    載のページャー呼出信号送信方式。
  3. 【請求項3】 前記同期装置個々に対応する前記複数の
    送信器のデータ信号速度の総和を前記通信回線の伝送能
    力とすることを特徴とする請求項1記載のページャー呼
    出信号送信方式。
JP7155807A 1995-06-22 1995-06-22 ページャー呼出信号送信方式 Pending JPH099321A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63283241A (ja) * 1987-05-15 1988-11-21 Toshiba Corp 移動通信システム
JPH0650837A (ja) * 1992-07-31 1994-02-25 Nippon Densan Corp 空気漏れ検査装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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