JPH099218A - テレビ多重データ抽出装置 - Google Patents

テレビ多重データ抽出装置

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JPH099218A
JPH099218A JP7176684A JP17668495A JPH099218A JP H099218 A JPH099218 A JP H099218A JP 7176684 A JP7176684 A JP 7176684A JP 17668495 A JP17668495 A JP 17668495A JP H099218 A JPH099218 A JP H099218A
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Yoshinori Furuya
美紀 古屋
Tadashi Ezaki
正 江▲ざき▼
Teruhiko Kori
照彦 郡
Satoshi Tsuchiya
聡 土屋
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データが多重される水平区間が不定なテレビ
放送サービスの多重データをも取り込める汎用性の高い
テレビ多重データ抽出装置を提供する。 【構成】 レジスタ3は、コントローラ20からの情報
を受けて、多重データの取り込みをする水平区間を指定
する情報、多重されるデータのサンプリング周波数の情
報、データの取り込みモードを指定する情報を発生す
る。サンプリング装置4は、第1、第2の取り込みモー
ドを備え、レジスタ3からの情報に基づいて、第1、第
2のいずれのモードが指定されたかを検知する。第1の
モードは、データが多重される水平区間が固定である場
合に対応する抽出モードである。第2のモードは、指定
された水平区間での多重データの有無を判別し、判別結
果に応じてデータの取り込みを行なうモードである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ信号の垂直ブ
ランキング期間内に多重されたデータを抽出するテレビ
多重データ抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ信号の垂直ブランキング期間内の
水平区間にデータを重畳して多重し、文字放送などの各
種のテレビ放送サービスを提供することはよく知られて
いる。図11は、垂直ブランキング期間内の水平区間に
データを多重することにより提供されるテレビ放送サー
ビスの例を示している。
【0003】図11に示すように、データが多重される
垂直ブランキング期間内の水平区間の位置(ラインナン
バー)やデータのサンプリングクロック周波数、サービ
スの内容などは、各テレビ放送サービスごとに定められ
ている。そして、これら多重データは多重される水平区
間およびサンプリングクロック周波数が異なるだけでな
く、そのエンコード形式が一般に異なっている。
【0004】このため、図11に示すテレビ放送サービ
スを視聴する場合には、視聴するテレビ放送サービスに
応じて、その多重データを分離抽出してデコードするデ
コーダが、それぞれ必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、多重データ用デコーダは、各テレビ放送サービス
に応じたものが必要であり、製造者側は、各テレビ放送
サービスに応じた複数種類のデコーダを製造し、提供す
る必要があった。そして、例えば、テレビ受信機やビデ
オデッキに多重データ用デコーダを搭載する場合には、
それら機器が使用される国や、地域ごとにデコーダを変
えなければならない。
【0006】また、複数のテレビ放送サービスを受信す
ることができる地域のユーザに取っては、それら複数の
テレビ放送サービスを視聴することができるようになっ
ていることが望ましいが、この場合に異なる複数のデコ
ーダが必要になり、テレビ受信機やビデオデッキは高価
格になる。
【0007】そこで、上述したような各種のテレビ放送
サービスに対応できる汎用の多重データ抽出装置があれ
ば、製造者側、ユーザ側、双方にとって便利である。図
11を見ると、多重データをテレビ信号から分離抽出す
るために必要な情報は、データが多重される水平区間の
位置と多重データのサンプリングクロック周波数であ
る。これら2つの情報が、各テレビ放送サービスごと
に、固定的に定まっていれば、これら2つの情報を、受
信するテレビ放送サービスに応じて多重データ抽出装置
に与えるようにすることで、多重されたデータを抽出す
るところまでは、共通化することができると考えられ
る。
【0008】ところが、図11に示したテレテキスト
(Tele Text)の場合、データが多重される水
平区間の範囲は定まっているものの、その範囲内であれ
ば、どの水平区間にでもデータを多重することができる
ようにされている。すなわち、多重データが多重される
水平区間が不定であるため、多重される水平区間を固定
的に指定する方法ではデータの抽出ができない。
【0009】そこで、テレテキストのように、データが
多重される水平区間が非固定的なテレビ放送サービスを
除いて汎用多重データ抽出装置を構成することが考えら
れる。しかし、それでは汎用性が低下することになる。
そして、特にテレテキストの場合、以下に説明するよう
に非常に有用なデータが文字情報以外にも伝送される場
合があるので、少なくともテレテキストのデータは抽出
可能なテレビ多重データ抽出装置が望まれる。すなわ
ち、テレテキストの場合、現在時刻や、放送中のテレビ
番組の番組ID、放送局IDなどが、文字放送以外の情
報として多重されて提供されることがある。これらのデ
ータは、ユーザにとって非常に有用なデータであると考
えられ、テレテキストを除外した汎用デコーダを構成し
ても、製造者側、ユーザ側の要求を満足させることがで
きない。
【0010】例えば、テレテキストによるテレビ放送サ
ービスのデータを抽出できれば、多重された現在時刻を
用いて、ビデオデッキに内蔵されたタイマの時刻を正確
に保つことができる。
【0011】また、録画予約を従来のように放送時間を
用いて行なうのではなく、番組ID、放送局IDを用い
て行なうようにすれば、放送時間が変更になった場合に
も、目的とするテレビ番組を、その番組の始まりから終
わりまでを正確に録画することができるようになる。
【0012】すなわち、例えば、野球中継は、試合の状
況により、しばしば放送時間が延長される。このような
野球中継の後の番組を放送時間を用いて録画予約した場
合に、野球中継が延長されれば、不必要な野球中継部分
が録画されてしまうばかりでなく、目的とするテレビ番
組の終わりまでを正確に録画することができない。
【0013】しかし、テレテキストのデータを抽出し、
目的とする放送局ID、番組IDが検出された時点から
録画するようにすれば、目的とするテレビ番組の始めか
ら確実に録画することができる。
【0014】したがって、汎用の多重データ抽出装置と
しては、定まった水平区間に多重されたデータだけでは
なく、テレテキストのように、データが多重される水平
区間が定まっていないテレビ放送サービスのデータをも
抽出できることが望ましい。また、特に、テレテキスト
の文字放送情報以外の、例えば上記の番組ID、放送局
IDが抽出できる汎用デコーダが有用である。
【0015】この発明は、この要求に応えることができ
るテレビ多重データ抽出装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明によるテレビ多重データ抽出装置は、テ
レビ信号の垂直ブランキング期間内の多重データの取り
込みをする水平区間を指定する情報と、多重データのサ
ンプリング周波数の情報と、データの取り込みモードを
指定する情報を発生する情報発生手段と、上記情報発生
手段からのサンプリング周波数の情報に基づいて、上記
テレビ信号に同期した上記サンプリング周波数のクロッ
ク信号を発生するクロック発生手段と、上記データの取
り込みモードとして、第1のモードおよび第2のモード
を備え、上記多重データを上記テレビ信号から分離抽出
するデータ抽出手段と、上記データ抽出手段からのデー
タを格納する記憶手段とを備え、上記第1のモードのと
きには、上記データ抽出手段は、上記情報発生手段から
の情報により、指定された水平区間のデータを上記クロ
ック発生手段からのサンプリングクロックを用いて抽出
して、上記記憶手段に転送し、上記第2のモードのとき
には、上記データ抽出手段は、上記指定された水平区間
で多重データの有無を判別し、その判別結果により上記
多重データの取り込みを制御するようにしたことを特徴
とする。
【0017】また、請求項2の発明によるテレビ多重デ
ータ抽出装置は、請求項1に記載のテレビ多重データ抽
出装置であって、上記第2のモードのときには、上記デ
ータ抽出手段は、上記指定された水平区間で、特定の多
重データの有無を、この特定の多重データに含まれるデ
ータの有無により判別することを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によるテレビ多重データ抽
出装置は、請求項1または請求項2に記載のテレビ多重
データ抽出装置であって、上記第2のモードのときに、
上記指定された水平区間での、上記多重データの有無、
あるいは上記特定の多重データの有無の判別結果から、
上記多重データあるいは上記特定の多重データが無いと
判別されたときに、当該水平区間に対応して所定のデー
タを上記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によるテレビ多重データ抽
出装置は、請求項2に記載のテレビ多重データ抽出装置
であって、上記特定の多重データが、テレテキストのデ
ータであって、上記データ抽出手段は、上記第2のモー
ドにおいて、上記指定された水平区間で、上記テレテキ
ストのデータ有りと検出されたときに、パケットナンバ
の情報により文字放送でない情報の抽出を行なうように
したことを特徴とする。
【0020】請求項5の発明によるテレビ多重データ抽
出装置は、請求項4に記載のテレビ多重データ抽出装置
であって、請求項4に記載のテレビ多重データ抽出装置
において、上記データ抽出手段は、ハミングデコーダを
有し、上記テレテキストのデータ中の指示コードにより
上記ハミングデコーダでデコードする範囲を変えるよう
にしたことを特徴とする。
【0021】
【作用】上記構成の請求項1の発明によるテレビ多重デ
ータ抽出装置においては、データ抽出手段は、垂直ブラ
ンキング期間内の多重データの取り込みをする水平区間
において情報発生手段からのデータの取り込みモードを
指定する情報により、第1のモードか、第2のモードか
を知る。
【0022】第1のモードは、データが多重されている
テレビ信号の垂直ブランキング期間内の水平区間が固定
されている場合に対応している。この第1のモードの場
合、データ抽出手段は、クロック発生手段からのクロッ
ク信号を用いて、この水平区間の多重データの抽出を必
ず行なう。
【0023】第2のモードは、データが多重されている
テレビ信号の垂直ブランキング期間内の水平区間が不定
の場合に対応する。この第2のモードの場合、データ抽
出手段は、先ず、当該水平区間にデータが多重されてい
るか否かを判別する。そして、データが多重されている
場合には、必要なデータの抽出を行なう。抽出されたデ
ータは、記憶手段に記憶する。
【0024】請求項2の発明によるテレビ多重データ抽
出装置においては、データ抽出手段は、第2のモードの
ときには、当該水平区間における単に多重データの有無
を判別するのではなく、特定の多重データ、例えばテレ
テキストのデータの有無を検知する。この特定の多重デ
ータの検知は、特定の多重データに含まれる所定のデー
タ、例えばフレーミングコードを検出することにより行
なう。特定の多重データを検知すると、必要なデータを
記憶手段に記憶する。
【0025】請求項3の発明によるテレビ多重データ抽
出装置においては、データ抽出手段は、第2のモードの
ときには、指定された水平区間のデータの多重の有無の
検知結果から、データが多重されていないとされた場合
においても、所定のデータを記憶手段に記憶する。これ
により、第1、第2のモードが混在して指定された場合
でも、第1のモードで抽出したデータの記憶番地を容易
に知ることができる。
【0026】請求項4の発明によるテレビ多重データ抽
出装置においては、抽出する特定の多重データはテレテ
キストのデータである。この場合、データ抽出手段は、
第2のモードのときには、指定された水平区間で、テレ
テキストのデータが有りと検知したときには、テレテキ
ストのデータに存在するパケットナンバにより、多重さ
れたデータは、文字放送データか、番組IDや放送局I
Dなどのデータかを判別し、番組IDや放送局IDなど
のデータを抽出する。
【0027】請求項5の発明によるテレビ多重データ抽
出装置においては、ハミングコードにエンコードされて
いるテレテキストのデータに対してハミングデコードを
設ける。そして、データ抽出手段は、第2のモードのと
きには、テレテキストのデータに含まれる指示コードを
検知し、この指示コードに応じて、ハミングデコードす
るデータの範囲を適切に変更する。これにより、データ
抽出とハミングデコードが一連の処理において行なわ
れ、後の処理においてハミングデコードする必要がな
い。
【0028】
【実施例】次に、図を参照しながら、この発明によるテ
レビ多重データ抽出装置の一実施例について説明する。
【0029】この実施例は、固定的に水平区間が割り当
てられる多重データだけでなく、多重される水平区間が
不定の多重データも抽出できるものであるが、この多重
される水平区間が不定の多重データが、前述したテレテ
キストのデータである場合の例である。
【0030】まず、テレテキストについて説明する。テ
レテキストは、前述の図11に示したように、欧州にお
いて提供されているテレビ放送サービスであり、テレビ
信号の垂直ブランキング期間の所定の水平区間に主とし
て文字放送の情報を多重して送信するものであるが、文
字放送ではない情報として現在時刻や放送されている番
組の番組ID、放送局IDなどの情報を多重データとす
る場合もある。
【0031】テレテキストの場合、データを多重する垂
直ブランキング期間内の水平区間は、7〜22,320
〜335の範囲内であれば、どの水平区間を用いても構
わないとされている。また、サンプリングクロック周波
数は、6.9375MHzである。
【0032】図2は、テレテキストの場合の多重データ
のフォーマットを説明するための図である。図2に示す
ように、テレテキストのデータは、先頭から2バイトの
データB1,B2はクロック・ラン・イン(Clock
Run−in)Cri、3バイト目のデータB3はフ
レーミングコード(Framing Code)FC、
4バイト目および5バイト目のデータB4およびB5
は、パケットナンバ(Packet Number)P
N、6バイト目のデータB6は指示コード(Desig
nation Code)DC、7バイト目以降のデー
タB7〜B45は、文字放送データや現在時刻や放送さ
れている番組のID、放送局IDなどのデータが続く。
【0033】パケットナンバPN以降のデータB4〜B
45は、ハミングコード化されて伝送される。図3は、
ハミングコード表を示している。この例においては、右
側の4ビットのデータビットD0〜D3をハミングコー
ド化すると、パリティビットP0〜P3が図3に示すよ
うにデータビットD0〜D3の間に挟まり、左側の8ビ
ットのコードになる。すなわち、4ビットのデータ“0
000”をハミングコード化すると8ビットのコード
“00010101”となる。
【0034】したがって、ハミングコード化された8ビ
ット(1バイト)のコードは、半分のビットがパリティ
ビットであり、伝送される1バイトのデータで、4ビッ
トしか伝送できない。しかし、1ビットの伝送エラー
は、所定の演算により訂正できる。
【0035】クロック・ラン・インCriは、データに
同期したクロック信号を再生するために用いられる。フ
レーミングコードFCは、データの始まりを示すととも
に、ワード同期(バイト同期)をとるために用いられ
る。フレーミングコードFCは、一般に、他のデータ部
分では現れないビットパターンが用いられる。
【0036】また、この例の場合には、フレーミングコ
ードFCは、詳しくは後述するように、水平区間に多重
されたデータを抽出する際の2値化処理時のスライスレ
ベルの調整にも用いられる。
【0037】パケットナンバPNは、伝送情報を識別す
るための情報であって、多重データが文字放送データ
か、それ以外のデータであるかを識別するために用いる
ことができる。
【0038】パケットナンバPNを構成するバイトデー
タB4,B5は、それぞれハミングコード化されている
ので、デコードされた結果の情報としては、図2に示す
ようにバイトデータB4に対して4ビットのデータD
a,Db,Dc,Dd、また、バイトデータB5に対し
て4ビットのデータDe,Df,Dg,Dhが得られ
る。
【0039】そして、これらのビットデータDa〜Dh
が、 Da=0,Db=0,Dc=0,Dd=0 De=1,Df=1,Dg=1,Dh=1 であるパケットは、文字放送ではない情報のパケットで
あるとテレテキストでは定義されている。このパケット
を以下パケット8/30と呼ぶ。
【0040】パケット8/30は、1秒間に5回ほど送
信されるが、垂直ブランキング期間のテレテキストのデ
ータの多重可能水平区間のうちのどの水平区間に多重さ
れるかは定まっていない。
【0041】パケット8/30には、2種類のフォーマ
ットがある。すなわち、主に現在時刻を伝送する場合の
第1のフォーマット(以下、フォーマット1という)
と、放送しているテレビ番組の番組IDや放送局IDな
どを伝送する場合の第2のフォーマット(以下、フォー
マット2という)である。
【0042】指示コードDCは、上記フォーマット1か
フォーマット2かを指示する。この指示コードDCは、
パケットナンバPNと同様にハミングコード化されて伝
送され、ハミングデコードされて、4ビットのデータD
i,Dj,Dk,Dm(図2参照)とされる。そして、
この指示コードDCの4ビットのデータDi〜Dmが、 Di=0,Dj=0,Dk=0,Dm=0のときには、
フォーマット1 Di=0,Dj=1,Dk=0,Dm=0のときには、
フォーマット2 であることを指示する。
【0043】そして、フォーマット1では、現在時刻な
どを表わすデータが多重され、指示コードDCに続く7
バイト目から、12バイト目までは、ハミングコード化
されて多重される。フォーマット2では、番組IDや放
送局IDなどを示すデータが多重され、7バイト目から
25バイト目までは、ハミングコード化されて多重され
る。
【0044】なお、これら現在時刻や、番組ID、放送
局IDのデータは、ハミングコード化されて多重される
のは前述した通りである。
【0045】したがって、テレテキストの場合、図4に
示すように、1バイト目から2バイト目のクロック・ラ
ン・インCriの後に続く1バイトのフレーミングコー
ドFCを検出できれば、その後のバイトデータの抽出が
可能になる。そして、フレーミングコードFCに続く2
バイトのパケットナンバPNにより、後に続くデータ
は、文字放送データか、文字放送以外のデータかを識別
できる。
【0046】そして、パケットナンバPNにより、後に
続くデータが文字放送データ以外のデータであると識別
されたときには、図4で矢印SJに示すように、パケッ
トナンバPNに続く1バイトの指示コードDCのデコー
ドを行ない、そのデコード結果により、後に続くデータ
は、フォーマット1、フォーマット2のいずれかのフォ
ーマットのデータであるかを識別することができる。す
なわち、後に続くデータが、フォーマット1のデータで
ある場合には、矢印F1で示すように現在時刻などをデ
コードし、また、フォーマット2のデータである場合に
は、矢印F2で示すように、放送している番組の番組I
D、放送局IDをデコードするようにすることができ
る。
【0047】なお、パケットナンバPNが文字放送のパ
ケットであることを示すものであるときは、後述するよ
うに、この例においては、矢印MJで示すようにデータ
の抽出を、その時点で中止する。
【0048】上述のようにして、フレーミングコードF
C、パケットナンバPN、指示コードDCを検出するこ
とができれば、必要とする、例えば現在時刻や、放送さ
れている番組ID、放送局IDなどの情報だけを抽出
し、取り込むことができる。
【0049】これにより、例えば、テレテキストのデー
タが多重される可能性の有る水平区間のすべてのデータ
をメモリに取り込んだ後に、必要とする情報を探し出し
て用いるという処理をすることなく、必要とする情報だ
けを取り込むようにすることができる。
【0050】次に、この実施例のテレビ多重データ抽出
装置を備える汎用デコーダの構成例を図1に示す。
【0051】この例の汎用デコーダは、テレビ多重デー
タ抽出装置(以下、データ抽出装置と略称する)10
と、コントローラ20からなる。コントローラ20は、
データ抽出装置10に対して、この装置10において、
多重データの抽出に必要な情報の提供を行なうととも
に、このデータ抽出装置10で抽出された多重データを
適宜受けて、必要なデコード処理や相応の処理を行な
う。
【0052】データ抽出装置10は、詳細は後述する
が、コントローラ20からの各種情報に応じて、テレビ
信号から多重データの分離抽出を行なう。
【0053】この図1の例の汎用デコーダにおいては、
垂直ブランキング区間内の各水平区間毎に、「多重デー
タの取り込みをする」「多重データの取り込みをしな
い」を指定することができる。
【0054】そして、「多重データの取り込みをする」
と指定した水平区間に対しては、第1のモード(以下、
ノーマルモードと称する)と、第2のモード(以下PD
Cモードと称する)との、2つのモードのいずれかを選
択するようにされている。
【0055】ここで、ノーマルモードは、垂直ブランキ
ング期間内の固定的に指定される水平区間において、指
定されたバイト数の多重データを抽出するモードであ
る。このノーマルモードが選択されるときは、抽出すべ
き多重データのサンプリング周波数や取り込みバイト
数、データのスライスレベルも指定される。いずれのテ
レビ多重データであるかを指定することで、これらの指
定を自動的に行なうことも可能である。
【0056】また、PDCモードは、テレテキストのデ
ータであって、パケット8/30のデータのみを抽出す
るモードである。PDCモードに指定された水平区間で
は、多重データの有無だけでなく、多重データが「有」
とされたとき、それがテレテキストのデータであり、か
つ、パケット8/30であるか否かの検出がデータ抽出
装置10で行なわれる。
【0057】以上の垂直ブランキング区間内の各水平区
間毎の「多重データの取り込みをする」又は「多重デー
タの取り込みをしない」の指定、ノーマルモード又はP
DCモードの指定は、後述するパラメータによりコント
ローラ20からデータ抽出装置に対して伝えられる。
【0058】このため、ユーザ又はサービスマンは、コ
ントローラ20に対して、上記の指定を行なうようにす
る。その指定は、例えば、この汎用デコーダが搭載され
る装置、例えばビデオデッキの操作パネルやリモコンコ
マンダを通じて行なわれる。
【0059】なお、コントローラ20に、予め上記の指
定を行なっておいてもよく、その場合には、ユーザやサ
ービスマンによる指定は不要である。
【0060】コントローラ20は、図1に示すように、
上記の指定に応じた各種パラメータPをデータ抽出装置
10に供給する。
【0061】このパラメータPは、「多重データの取り
込みをする」と指定された水平区間を示すラインナンバ
ー、ノーマルモードあるいはPDCモードのモード指
定、当該データのサンプリングクロック周波数、取り込
むバイト数、データのスライスレベルなどの情報からな
る。
【0062】一方、データ抽出装置10は、同期分離回
路1、クロック発生回路2、レジスタ3、データ抽出手
段としてのサンプリング装置4、メモリ5を有してい
る。
【0063】前述したコントローラ20からの各種パラ
メータPは、レジスタ3に供給され、保持される。
【0064】同期分離回路1は、ビデオ信号Voの供給
を受けて、ビデオ信号Voから垂直同期信号V、水平同
期信号Hを分離し、クロック発生回路2に供給する。
【0065】クロック発生回路2は、PLL回路で構成
され、レジスタ3から設定されたサンプリングクロック
周波数に関するパラメータの供給を受けて、垂直同期信
号V、水平同期信号Hに同期し、かつ、レジスタ3に設
定されたサンプリングクロック周波数に一致したサンプ
リングクロック信号を形成する。ここで形成されたサン
プリングクロック信号CLKは、サンプリング装置4に
供給される。
【0066】なお、クロック発生回路2においては多重
データのクロック・ラン・インCriをも用いて、レジ
スタ3に設定されたサンプリングクロック周波数に一致
したサンプリングクロック信号CLKを形成するように
してもよい。
【0067】サンプリング装置4は、ビデオ信号Vo
と、サンプリングクロック信号CLKと、レジスタ3か
らのパラメータPとの供給を受けて、供給されたパラメ
ータに応じて「多重データの取り込みをする」と指定さ
れた水平区間におけるデータ抽出処理を行なう。
【0068】すなわち、サンプリング装置4には、レジ
スタ3から垂直ブランキング期間内の多重データの取り
込みをする水平区間、モード指定、取り込むデータのバ
イト数、データのスライスレベルなどを示すパラメータ
が供給される。そして、パラメータで指定された水平区
間において、パラメータとして供給されたスライスレベ
ルに応じて、ビデオ信号Voをスライスすることにより
2値化処理する。
【0069】そして、モード指定がノーマルモードの場
合には、多重されたデータを、指定されたバイト数分サ
ンプリングする。ここでのサンプリングの結果は、メモ
リ5に供給される。
【0070】このように、この例のデータ抽出装置10
は、ノーマルモード時には、レジスタ3に設定されたパ
ラメータに応じて、データを取り込むと指定された水平
区間に多重されたデータを、所定のバイト数分サンプリ
ングして、取り込み、メモリ5に格納するようにする。
こうして、データ抽出装置10は、レジスタ3に設定す
るパラメータを変更することにより、特定の水平区間に
固定的に多重される各種のテレビ放送サービスのデータ
をデコードし、取り込むことができる。
【0071】次に、モード指定がPDCモードの場合に
は、サンプリング装置4は、2値化したデータ列の中か
らテレテキストのフレーミングコードを探す。フレーミ
ングコードを検出しないときは、テレテキストの多重デ
ータは、当該水平区間に多重されていないと判定する。
【0072】なお、ここでフレーミングコードの有無の
判別は、この実施例では、テレテキストのデータの有無
を判別するものとなるが、多重データが、当該水平区間
に全く多重されていないことの判別も含むものである。
【0073】フレーミングコードを検出した場合には、
サンプリング装置4は、その後の2バイトをハミングデ
コードして、パケットナンバを取り出す。そしてこのパ
ケットナンバにより、当該パケットが、パケット8/3
0であるか否か判定する。パケット8/30でなけれ
ば、その後の処理を中止する。
【0074】パケット8/30である場合は、必要なバ
イト数のデータを抽出してメモリ5に転送する。
【0075】メモリ5は、サンプリング装置4からのサ
ンプリング結果(2値化データ)の供給を受け、これを
記憶保持する。ここで保持されるデータは、前述したよ
うに、コントローラ20によって読み出されて、各種の
処理に用いられる。また、メモリ5には、垂直同期信号
Vが供給されこのタイミングでリセットされる。
【0076】次に、PDCモードの場合について、さら
に詳述する。図1の例の汎用デコーダは、サンプリング
装置4以外の各回路は、ノーマルモード時とPDCモー
ド時とでは、同様の動作をするものであるため、以下の
説明では、サンプリング装置4を中心に説明する。
【0077】図5は、PDCモードでテレテキストのデ
ータを取り込む場合のサンプリング装置4の主たる機能
をブロックとして現わしたブロック図である。
【0078】図5に示すように、この例のサンプリング
装置4は、スライス回路41、ビット同期回路42、フ
レーミングコード検出回路43、パケットナンバ取り込
み回路44、指定コード取り込み回路45、データ取り
込み回路46、ハミングデコーダおよび制御回路47、
書き込みアドレス制御回路48、アドレスレジスタ4
9、規定値保持手段50を有している。
【0079】スライス回路41は、ビデオ信号Voの供
給を受け、前述のレジスタ3からのスライスレベル情報
に応じてビデオ信号Voをスライスする。これにより、
ビデオ信号に多重されたデータを2値化し、ビット同期
回路42に供給する。
【0080】ビット同期回路42は、2値化されたデー
タを、前述のクロック発生回路2からのサンプリングク
ロック信号CLKに同期したデータに変換する。ビット
同期回路42からのデータは、フレーミングコード検出
回路43、パケットナンバ取り込み回路44、指示コー
ド取り込み回路45、データ取り込み回路46に供給さ
れる。
【0081】フレーミングコード検出回路43は、図2
のデータフォーマットを用いて前述したように、探査対
象水平区間に多重されたデータの先頭から3バイト目の
8ビットのデータが、所定のビットパターン(図2で
は、“11100100”)であるか否かを検出して、
フレーミングコードFCの有無を検出する。
【0082】そして、3バイト目がフレーミングコード
FCであった場合には、当該フレーミングコードFCを
メモリ5に供給するとともに、フレーミングコードFC
の検出時点およびフレーミングコードFCの有無を示す
信号Sをパケットナンバ取り込み回路44、指示コード
取り込み回路45、データ取り込み回路46、書き込み
アドレス制御回路48に供給する。
【0083】そして、メモリ5に供給されたフレーミン
グコードFCは、書き込みアドレス制御回路48により
書き込みアドレスが制御されて、メモリ5の所定の番地
に書き込まれる。
【0084】また、フレーミングコードFCが検出され
なかったときは、メモリ5には、フレーミングコードF
Cは記憶されず、そのかわりに、規定値保持手段50か
らの1バイトのデータFGがメモリ5に書き込まれる。
このデータFGは、当該探査対象の水平区間にテレテキ
ストのデータが存在しなかったことを示すためのもの
で、この例では、8ビットすべて「0」のデータが用い
られる。
【0085】フレーミングコードFCの検出時点および
有無を示す信号Sの供給を受けた前記パケットナンバ取
り込み回路44、指示コード取り込み回路45、データ
取り込み回路46は、図2のデータフォーマットに示し
たようなバイト順序とされているパケットナンバPN、
指示コードDC、その他データを取り込むように動作す
る。
【0086】すなわち、パケットナンバ取り込み回路4
4は、探査対象の水平区間に多重されたデータの先頭か
ら4,5バイト目のパケットナンバPNを抽出し、ハミ
ングデコーダおよび制御回路47に供給する。
【0087】ハミングデコーダおよび制御回路47は、
供給されたパケットナンバPNを、まずハミングデコー
ドし、前述のように、4バイト目および5バイト目の8
ビットのデータから4ビットのデータDa〜Ddおよび
De〜Dhをそれぞれ抽出する。そして、抽出されたデ
ータDa〜Dhから、当該パケットは、パケット8/3
0か否かを検知する。
【0088】ハミングデコーダおよび制御回路47にお
いて、当該パケットがパケット8/30であると判別さ
れたときには、ハミングデコードされたパケットナンバ
PNは、メモリ5に供給され、ハミングデコーダおよび
制御回路47からの書き込み指示を受けた書き込みアド
レス制御回路48がアドレス制御して、パケットナンバ
PNをメモリ5に書き込む。
【0089】ハミングデコーダおよび制御回路47にお
いて、当該パケットが、パケット8/30でないと判別
されたときは、パケットナンバPNは、メモリ5に格納
されず、前述したその後の処理が中止される。
【0090】そして、指示コード取り込み回路45は、
探査対象の水平区間に多重されたデータの先頭から6バ
イト目(図2のデータフォーマット参照)の指示コード
DCを抽出し、パケットナンバPNと同様に、ハミング
デコーダおよび制御回路47において、指示コードDC
のハミングデコードを行なう。
【0091】そして、デコードされた指示コードDCに
基づいてハミングデコーダおよび制御回路47は、フォ
ーマット1であるか、フォーマット2であるかを判別し
て、後に続くデータが、現在時刻を示すデータか、ある
いは、放送されている番組の番組IDや放送局IDかを
検知する。そして、ハミングデコードされた指示コード
DCは、ハミングデコーダおよび制御回路47の指示を
受けた書き込みアドレス制御回路48のアドレス制御を
受けて、メモリ5に書き込まれる。
【0092】そして、このとき、指示コードDCが書き
込まれたメモリ5上のアドレスが、書き込みアドレス制
御回路48から、アドレスレジスタ49に供給され、こ
のアドレスが記憶保持される。このアドレスレジスタ4
9のアドレスは、必要とするデータ、この例の場合、現
在時刻や番組ID、放送局IDなどが取り込まれたこと
を示すとともに、これらデータを迅速に読み出すために
用いることができる。
【0093】また、ハミングデコーダおよび制御回路4
7は、指示コードDCをメモリ5に書き込むと、データ
取り込み回路46に対して探査対象の水平区間に多重さ
れたデータの先頭から7バイト目以降のデータを取り込
むように制御する。
【0094】この取り込みに際して、ハミングデコーダ
および制御回路47は、指示コードDCから、フォーマ
ット1、つまり、後に続くデータが現在時刻であると検
知した場合には、上記多重されたデータの先頭から7バ
イト目〜12バイト目までの6バイト分をハミングデコ
ードする。
【0095】また、指示コードDCから、フォーマット
2、つまり、後に続くデータが番組ID、放送局IDで
あると検知した場合には、上記多重されたデータの先頭
から7バイト目〜25バイト目までの19バイト分のデ
ータをハミングデコードする。
【0096】ハミングデコードされた各データと、それ
以降に取り込まれたデータは、書き込みアドレス制御回
路48によるアドレス制御により、メモリ5に書き込ま
れる。
【0097】この例の場合、メモリ5と、アドレスレジ
スタ49は、垂直同期信号Vによりリセットされる。ま
た、書き込みアドレス制御回路48には、水平同期信号
Hと、レジスタ3からの探査対象の水平区間を示すパラ
メータと、モード指定のパラメータが供給されてPDC
モードの水平区間が把握される。例えば、7〜22ライ
ン目と、320〜335ライン目がPDCモードの水平
区間とされる。
【0098】フレーミングコード検出回路43は、所定
のビットパターンの8ビットのフレーミングコードを検
出するようにされているが、この例においては、少なく
とも7ビット同じビットパターンであったら、それをフ
レーミングコードFCとみなして、これをメモリ5に取
り込むようにしている。
【0099】そして、このとき、フレーミングコード検
出回路43は、1ビット違いのフレーミングコードFC
を取り込んだ場合には、ビットの違いに応じて、スライ
ス回路41のスライスレベルを調整するようにしてい
る。
【0100】すなわち、この例のデータ抽出装置10
は、前述したように、コントローラ20からのパラメー
タに基づいて、スライスレベルを設定することができる
ようにされている。このスライスレベルが適切でない
と、データがうまく2値化されない。
【0101】また、PDCモードでデータを取り込む場
合に、現在時刻や番組ID、放送局IDでないデータに
ついては何も取り込まないとすると、現在時刻や番組I
D、放送局IDなどのデータが取り込まれないときに、
データがなかったのか、スライスレベルが悪かったのか
の区別がつかない。
【0102】しかし、この例の場合には、フレーミング
コードFCが検出されれば、それをメモリ5に必ず取り
込むようにしているので、現在時刻や番組ID、放送局
IDがないときでも、スライスレベルはデータ取り込み
可能なレベルとなっていることがわかる。
【0103】また、1ビット違いまではフレーミングコ
ードFCとして検出するようにしていることを利用し
て、スライスレベルを調整することが可能となる。
【0104】例えば、図6Aに示すように、スライスレ
ベルが点線Hで示すようなものであったときには、図6
Bに示すように、2値化処理しても信号Sgをスライス
することができず、“1”を示している信号Sgを
“0”としてしまう。また、スライスレベルが二点鎖線
Lで示すようにローレベルであったときには、図6Dに
示すように、本来の“1”とすべき信号区間を長めに検
出してしまうようになる。
【0105】このため、フレーミングコードFCの検出
に際して、1ビットが異なっている場合に、その1ビッ
トが、本来「0」であるべきものが、“1”となってい
るときには、スライスレベルを上げるようにし、逆の場
合には、スライスレベルを下げるように制御する。これ
により、スライスレベルを適切なレベルである図6Aの
実線Mで示すレベルに合わせて、図6Cに示すような適
切な2値化データが得られるようにする。
【0106】このようにフレーミングコードFCの検出
に応じて、スライスレベル制御を適切に行なうことがで
きる。
【0107】以上のようにして、この例のデータ抽出装
置10は、PDCモードを選択すると、現在時刻や番組
ID、放送局IDなどの必要とする情報が多重された水
平区間を自動的に検出し、必要とする情報のみを取り込
むことができる。
【0108】これにより、データが多重される水平区間
が非固定的であるテレテキストの場合においても、デー
タが多重される可能性のある水平区間のデータをすべて
取り込むようにして処理する必要もなく、メモリも少な
い記憶容量のもので対応することができる。
【0109】次に、サンプリング装置4が用いられたこ
の例のデータ抽出装置10のデータの取り込みについ
て、具体例を上げて説明する。
【0110】例えば、図7に示すように、テレテキスト
でないデータが多重された水平区間Aと、テレテキスト
のデータではあるが、文字放送データが多重された水平
区間Bと、テレテキストのデータであり、かつ、パケッ
ト8/30のデータが多重された水平区間Cが、すべて
PDCモードに指定されていたとする。
【0111】まず、水平区間Aに多重されたデータは、
テレテキストのデータではないため、フレーミングコー
ドFCは、検出されない。このため、前述したように、
メモリ5には、書き込みアドレス制御回路47からのア
ドレス制御に応じて、1バイト8ビットがすべて“0”
からなるデータFGが、例えば“XX”番地に書き込ま
れる。
【0112】次に、水平区間Bに多重されたデータは、
テレテキストのデータではあるものの、文字放送データ
である。このため、フレーミングコードFCは検出され
て、このフレーミングコードFCがメモリ5の“XX+
1”番地に書き込まれる。しかし、この場合は、パケッ
トナンバPNは、文字放送データを多重していることを
示すため、以降のデータは取り込まれず、当該水平区間
のデータの取り込み処理は終了する。
【0113】次に、水平区間Cに多重されたデータは、
テレテキストのデータであり、かつ、パケット8/30
である。このため、フレーミングコードFCは、メモリ
5の“XX+2”番地に書き込まれ、パケットナンバP
Nは、メモリ5の“XX+3”番地,“XX+4”番地
に書き込まれる。また、指示コードDCは、メモリ5の
“XX+5”番地に書き込まれ、指示コードDCに続く
所定バイト分のデータが、“XX+6”番地以降に書き
込まれる。
【0114】また、このとき、指示コードDCが書き込
まれたメモリ5上のアドレス“XX+5”番地は、アド
レスレジスタ49に書き込まれ、保持される。
【0115】なお、アドレス“XX+3”番地以降に格
納される各データは、前述したように、ハミングデコー
ドされたデータが格納される。
【0116】このように、この例の汎用デコーダは、目
的とするデータが多重された水平区間を検出し、その水
平区間に多重されたデータを抽出することができる。ま
た、指示コードDCが書き込まれたメモリ5上のアドレ
スをアドレスレジスタ49が保持しているため、このア
ドレスを用いて、必要とするデータを迅速に読み出すこ
とができる。また、アドレスレジスタ49の値を、有り
得ないアドレス(例えば、“0”)としておけば、この
アドレスを参照することにより、パケット8/30のデ
ータが抽出されたか否かを知ることができる。
【0117】また、アドレスレジスタ49に保持された
アドレスにより指示コードDCを読み出して、その内容
を確認することにより取り込まれたデータが、現在時刻
か、放送されている番組の番組ID、放送局IDかを知
ることができる。
【0118】また、この例の汎用デコーダは、図7に示
したように、「多重データの取り込みをする」と指定さ
れた水平区間であって、PDCモードが選択された水平
区間に、テレテキストのデータが多重されていない場合
にも、1バイト分“0”のデータをメモリに書き込む。
これは、1フレーム内において、PDCモードとノーマ
ルモードとを混在して指定したときに、ノーマルモード
で取り込んだデータのメモリ5上の格納場所を、常時、
正確に把握するために行なわれる。
【0119】すなわち、この例の汎用デコーダは、PD
Cモードとノーマルモードを垂直ブランキング期間内の
各水平区間ごとに混在して指定することができる。
【0120】例えば、垂直ブランキング期間内のライン
ナンバ15以降の所定の水平区間がノーマルモードに選
定されており、ラインナンバ7〜14までの水平区間が
PDCモードに選定されている場合において、ノーマル
モードに選定された水平区間のデータを迅速にメモリ5
から抽出できる。
【0121】そして、この場合、もし、データFGやフ
レーミングコードFCを多重データなし、あるいはパケ
ット8/30でない場合にメモリ5に書き込まないと、
ノーマルモードで取り込まれるデータのメモリ5上の格
納場所は、ラインナンバ7〜14のうちの、パケット8
/30が多重されていた水平区間数により、変わってし
まう。
【0122】この場合には、ノーマルモードで取り込ん
だデータは、メモリ5の先頭から探して行かないと、見
つけることができない。または、ノーマルモードで取り
込んだデータの格納場所を示すアドレスポインタを設け
れば探さなくてもすむが、メモリが、その分、余分に必
要になる。
【0123】今、図8に示すように、水平区間Ha〜水
平区間HbまでがPDCモードに、その後の水平区間H
cがノーマルモードに選定されていた場合、PDCモー
ドでデータの取り込みを行なったが、パケット8/30
のデータがなかった場合には、前述したように、1バイ
ト分の“0”あるいはフレーミングコードFCがメモリ
5に書き込まれる。これにより、PDCモードで使用す
るメモリのバイト数を、以下のように演算により求める
ことができ、ノーマルモードで取り込んだデータの格納
場所を、常時、正確に把握することができる。
【0124】すなわち、例えば、PDCモードの水平区
間Ha〜水平区間Hbのいずれにもパケット8/30の
データが多重されていなかった場合には、水平区間Ha
〜Hbの間で使用されるメモリのバイト数BTは、 バイト数BT=1×PDCモードを指定したライン数 … (1) で求めることができる。
【0125】また、PDCモードでデータの取り込みを
行なった水平区間の1つの水平区間に、パケット8/3
0のデータが多重されており、必要とするデータが取り
込まれた場合に使用するメモリのバイト数BTは、 バイト数BT=1×(PDCモードを指定したライン数−1) +PDCモードで指定した取り込みバイト数 … (2) で求めることができる。
【0126】式(1)、(2)において、PDCモード
を指定したライン数は、前述したコントローラ20にお
いて把握されており、パラメータとして、データ抽出装
置10に供給されている。また、式(2)において、P
DCモードの水平区間で指定された取り込みバイト数
も、コントローラ20において把握されており、パラメ
ータとしてデータ抽出装置10に供給されている。
【0127】そして、現在時刻や番組ID、放送局ID
などの番組情報の取り込みがあったかどうかについて
は、前述のアドレスレジスタ49を参照し、アドレスが
書き込まれているかどうかを確認すればよい。
【0128】これにより、例えば、図示しない読み出し
アドレス制御回路において、図8に示したように、PD
Cモードによる処理で使用されたメモリ5のバイト数B
Tを演算により求めることができる。そして、PDCモ
ードによる処理で使用されたメモリ領域の後に続く、図
8に示したように、ノーマルモードで取り込まれた水平
区間Hcに多重されたデータDDのメモリ5上の格納場
所をも正確に知ることができる。
【0129】このように、PDCモードとノーマルモー
ドとの両方のモードで、メモリ5を共通に使用すること
ができるので、それぞれのモードに対応した独立のメモ
リを用いる必要はない。
【0130】また、この例においては、メモリ5は、垂
直同期信号Vが供給されるタイミングでクリアされるた
め、各垂直ブランキング期間ごとに、データの取り込み
を行なうことができる。
【0131】図9、図10は、上述したPDCモード時
のサンプリング装置4の動作を示すフローチャートであ
る。
【0132】ビデオ信号が、この例のデータ抽出装置1
0のサンプリング装置4に供給されると、前述したよう
に、ビデオ信号をスライスし、多重されたデータとサン
プリングクロック信号の同期を合わせる。そして、多重
されたデータの先頭から3バイト目のフレーミングコー
ドFCを検出する(ステップ101)。
【0133】ステップ101の処理において、フレーミ
ングコードFCが検出されなかったときには、この例に
おいては、1バイト分“0”のデータFGをメモリ5に
書き込み(ステップ103)、データの取り込み処理を
終了する。
【0134】ステップ101の処理において、フレーミ
ングコードFCが検出されたときには、検出したフレー
ミングコードFCをメモリ5に書き込み(ステップ10
2)、次に、多重されたデータの先頭から4,5バイト
目のパケットナンバPNを検出し、ハミングデコードし
て、デコードされたパケットナンバPNが、パケット8
/30を示すものであるか否かを判断する(ステップ1
04)。
【0135】ステップ104の処理において、多重され
たデータパケットは、パケット8/30でないと判断し
た場合には、データの取り込み処理を終了する。ステッ
プ104の処理において、多重されたデータパケット
は、パケット8/30であると判断したときには、ハミ
ングデコードした4バイト目、5バイト目の4ビットづ
つのパケットナンバPNをメモリ5に書き込む(ステッ
プ105)。
【0136】次に、多重されたデータの先頭から6バイ
ト目の指示コードDCを検出し、ハミングデコードす
る。ハミングデコードした指示コードDCは、メモリ5
に書き込むとともに、指示コードDCを書き込んだ位置
のアドレスをアドレスレジスタ49に格納する(ステッ
プ106)。
【0137】そして、上述のハミングデコードした指示
コードDCにより、多重されたデータは、フォーマット
1か、フォーマット2かを判断する(ステップ10
7)。
【0138】ステップ107の処理において、フォーマ
ット2であると判断されたときには、多重されたデータ
の先頭から7バイト目以降のデータを取り込むととも
に、7バイト目から25バイト目までの19バイト分の
データについてハミングデコードし(ステップ10
8)、デコードしたデータをメモリ5に書き込む(ステ
ップ109)。
【0139】また、ステップ107の処理において、フ
ォーマット2でないと判断されたときには、多重された
データの先頭から7バイト目以降のデータを取り込むと
ともに、7バイト目から12バイト目まで6バイト分の
データをハミングデコードし(ステップ110)、デコ
ードしたデータをメモリ5に書き込む(ステップ10
9)。
【0140】そして、このようにして、メモリ5に取り
込まれた現在時刻を示す情報は、例えば、ビデオデッキ
に内蔵されたタイマーの現在時刻を合わせるために用い
ることができる。
【0141】また、メモリ5に取り込んだ放送されてい
る番組の番組ID、放送局IDは、例えば、前述したよ
うに録画予約に用いられ、設定された番組IDを検出し
たときに録画して開始させるなどの制御に用いることが
できる。
【0142】これにより、録画予約を現状のように時間
で管理するのではなく、番組ID、放送局IDで管理す
るようにすれば、突然の放送時間の変更にも対応するこ
とができる。
【0143】このように、この例のデータ抽出装置10
は、データが多重される水平区間が非固定的なテレビ放
送サービスのデータをも取り込むことができるととも
に、データが多重される水平区間が固定的なテレビ放送
サービスのデータも取り込むことができる。
【0144】なお、データの取り込みを「する」あるい
は「しない」の指定およびデータの取り込みを「する」
とした場合の第1のモードと第2のモードとの選択は、
以上の例では、垂直ブランキング区間内の各水平区間毎
に行なうようにしたが、連続する水平区間について、デ
ータの取り込みを「する」「しない」の指定およびデー
タの取り込みを「する」とした場合の第1のモードと第
2のモードとの選択を行なうようにしてもよい。
【0145】また、前述の例では、この例の汎用デコー
ダをビデオデッキに内蔵する例として説明したが、テレ
ビジョン受信機など、他の電子機器に内蔵させてもよ
い。また、汎用デコーダをアダプタの構成としてもよ
い。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるテ
レビ多重データ抽出装置によれば、データを多重する水
平区間、サンプリングクロック周波数などが異なる複数
種類のテレビ放送サービスに対応することができる。
【0147】また、データが多重される水平区間が非固
定的なテレビ放送サービスのデータを正確に取り込むこ
とができる。また、このとき、データが多重される可能
性のある水平区間全部のデータを取り込む必要もない。
【0148】第1のモードと第2のモードの両モードで
1つのメモリを共通に使用することができる。このた
め、モードごとにメモリを設ける必要もない。
【0149】また、特にテレテキストの場合、現在時刻
や、放送されている番組の番組ID、放送局IDを取り
込むことができるため、例えばビデオデッキには、有効
な汎用デコーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例を説明するためのブロック図である。
【図2】テレテキストのデータのフォーマットを説明す
るための図である。
【図3】ハミングコードを説明するための図である。
【図4】テレテキストのデータを説明するための図であ
る。
【図5】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例の要部の一例を説明するためのブロック図であ
る。
【図6】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例の動作の説明の図である。
【図7】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例において行なわれるデータの取り込み処理を説明
するための図である。
【図8】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例において、第1、第2のモードが混在して指定さ
れた場合の処理について説明するための図である。
【図9】この発明によるテレビ多重データ抽出装置の一
実施例の要部の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図10】図9に続くフローチャートである。
【図11】垂直ブランキング期間にデータを多重するこ
とにより提供されるテレビ放送サービスの例を示す図で
ある。
【符号の説明】
41 スライス回路 42 ビット同期回路 43 フレーミングコード検出回路 44 パケットナンバ取り込み回路 45 指示コード取り込み回路 46 データ取り込み回路 47 ハミングデコーダおよび制御回路 48 書き込みアドレス制御回路 49 アドレスレジスタ 5 メモリ 7 規定値保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ信号の垂直ブランキング期間内の多
    重データの取り込みをする水平区間を指定する情報と、
    多重データのサンプリング周波数の情報と、データの取
    り込みモードを指定する情報を発生する情報発生手段
    と、 上記情報発生手段からのサンプリング周波数の情報に基
    づいて、上記テレビ信号に同期した上記サンプリング周
    波数のクロック信号を発生するクロック発生手段と、 上記データの取り込みモードとして、第1のモードおよ
    び第2のモードを備え、上記多重データを上記テレビ信
    号から分離抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段からのデータを格納する記憶手段と
    を備え、 上記第1のモードのときには、上記データ抽出手段は、
    上記情報発生手段からの情報により、指定された水平区
    間のデータを上記クロック発生手段からのサンプリング
    クロックを用いて抽出して、上記記憶手段に転送し、 上記第2のモードのときには、上記データ抽出手段は、
    上記指定された水平区間で多重データの有無を判別し、
    その判別結果により上記多重データの取り込みを制御す
    るようにしたテレビ多重データ抽出装置。
  2. 【請求項2】上記第2のモードのときには、上記データ
    抽出手段は、上記指定された水平区間で、特定の多重デ
    ータの有無を、この特定の多重データに含まれるデータ
    の有無により判別することを特徴とする請求項1に記載
    のテレビ多重データ抽出装置。
  3. 【請求項3】上記第2のモードのときに、上記指定され
    た水平区間での、上記多重データの有無、あるいは上記
    特定の多重データの有無の判別結果から、上記多重デー
    タあるいは上記特定の多重データが無いと判別されたと
    きに、当該水平区間に対応して所定のデータを上記記憶
    手段に記憶することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のテレビ多重データ抽出装置。
  4. 【請求項4】上記特定の多重データが、テレテキストの
    データであって、上記データ抽出手段は、上記第2のモ
    ードにおいて、上記指定された水平区間で、上記テレテ
    キストのデータ有りと検出されたときに、パケットナン
    バの情報により文字放送でない情報の抽出を行なうよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載のテレビ多重デ
    ータ抽出装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のテレビ多重データ抽出装
    置において、上記データ抽出手段は、ハミングデコーダ
    を有し、上記テレテキストのデータ中の指示コードによ
    り上記ハミングデコーダでデコードする範囲を変えるよ
    うにしたことを特徴とするテレビ多重データ抽出装置。
JP7176684A 1995-06-20 1995-06-20 テレビ多重データ抽出装置 Pending JPH099218A (ja)

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