JPH0991367A - データコードスキャナー - Google Patents

データコードスキャナー

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JPH0991367A
JPH0991367A JP7249093A JP24909395A JPH0991367A JP H0991367 A JPH0991367 A JP H0991367A JP 7249093 A JP7249093 A JP 7249093A JP 24909395 A JP24909395 A JP 24909395A JP H0991367 A JPH0991367 A JP H0991367A
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laser
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JP7249093A
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Kazufumi Suzuki
一文 鈴木
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多面式のデータコードスキャナーにおいて、
読取対象の物品が最適な読取領域内に位置していること
を容易に確認できるようにする。 【解決手段】 データコード読取窓13,15から射出
する各々の読取用レーザ光12,14が所定の読取領域
30において互いに交差するようデータコード読取窓1
3,15を配置したデータコードスキャナー11におい
て、各データコード読取窓13,15から各々異なる色
の可視光12,14を読取領域30に対して照射させる
確認光照射光学系31,32を有する構成とすること
で、読み取るべきデータコード40付きの物品39を最
適な読取領域30内に位置させた場合のみ複数のデータ
コード読取窓13,15から異なる色の可視光12,1
4の照射を受けることにより、これらの可視光12,1
4の合成色が出現し、最適な読取領域30中に物品39
が位置していることを目視確認できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスーパーマ
ーケット等の店舗において使用され、商品を識別するデ
ータがバーの幅の大小によって表記されたバーコードを
光学的に読み取って電子式キャッシュレジスタ等の商品
販売登録データ処理装置に対して商品識別コードを入力
する定置式バーコードスキャナーや、倉庫や工場等にお
いて使用され、物品に関する様々なデータが2次元領域
に配置されているドットの組合せパターンによって表記
されている2次元データコードを読み取って物品管理装
置等に様々な物品データを入力する2次元データコード
スキャナー等、操作者によって読取領域内に進入した物
品に付されているデータコードを光学的に読み取るデー
タコードスキャナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の分野では情報入力の簡易
化等を図る目的でバーコード等のデータコード及びデー
タコードスキャナーの利用に目覚ましいものがあり、そ
のデータコードスキャナーとしては、読取能力、読取操
作性等の向上が望まれている。
【0003】ここに、定置式バーコードスキャナーを考
えた場合、平置き型や縦型などがあるが、近年では、読
取用レーザ光を照射させる読取窓を複数にすることで読
取操作に関する自由度を向上させるようにした多面式の
バーコードスキャナーが各社から発表・提案されてい
る。
【0004】図6に多面式のバーコードスキャナーの概
要を示す。図示例は、2面式バーコードスキャナー1で
あり、上方に向けて読取用レーザ光2をスキャニング照
射させる水平読取窓3と、側方に向けて読取用レーザ光
4をスキャニング照射させる垂直読取窓5とが設けられ
ている。即ち、読取用レーザ光2,4は読取領域に向け
て交差する方向から照射されるように設定されており、
読取用レーザ光2,4の重複する領域6が最適な読取領
域となる。
【0005】ここに、仮に垂直読取窓5のみを備えた1
面式バーコードスキャナーの場合であれば読み取るべき
商品7に関してバーコードが8aで示す位置に付いてい
る場合には読み取れず、同様に、水平読取窓3のみを備
えた1面式バーコードスキャナーの場合であれば読み取
るべき商品7に関してバーコードが8bで示す位置に付
いている場合には読み取れない。この点、水平読取窓3
及び垂直読取窓5を備えた2面式バーコードスキャナー
1によれば、図6(a)に示すように、バーコードが8
a,8bの何れの位置に付いていても読み取ることがで
き、読取操作の自由度が高い。
【0006】また、図6(b)に示すような状況で商品
7に付いているバーコード8を読み取る場合、水平読取
窓3から出射される読取用レーザ光2の内、読取用レー
ザ光2aの照射部分に関してはバーコード8からの戻り
光が十分にあり読取り可能であるが、読取用レーザ光2
bの照射部分に関してはバーコード8からの戻り光が殆
どなく読取りが困難である。従って、この場合水平読取
窓3のみを備えた1面式のバーコードスキャナーでは読
取データが不完全となってしまう。垂直読取窓5側に関
しても同様であり、垂直読取窓5から出射される読取用
レーザ光4の内、読取用レーザ光4aの照射部分に関し
てはバーコード8からの戻り光が十分にあり読取り可能
であるが、読取用レーザ光4bの照射部分に関してはバ
ーコード8からの戻り光が殆どなく読取りが困難であ
る。従って、この場合も垂直読取窓5のみを備えた1面
式のバーコードスキャナーでは読取データが不完全とな
ってしまう。この点、水平読取窓3及び垂直読取窓5を
備えた2面式バーコードスキャナー1によれば、このよ
うなケースであっても読取用レーザ光2a,4aにより
読み取ったデータを組合せることにより完全なデータと
して読み取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】多面式のバーコードス
キャナーによれば、読取操作の自由度が増すとともに、
読取能力が向上することになるが、このような効果を得
るためには、読み取るべき商品7を読取用レーザ光2,
4が重複する読取領域6内に位置させる必要がある。と
ころが、読取窓3,5が複数あるため操作者にとって読
取操作の目標が分散してしまい、読取領域6が判りにく
いという欠点がある。特に、読取領域6は空間中に想定
された領域であり、不慣れなキャッシャやセルフスキャ
ン方式の場合の顧客には判りにくく、多面式バーコード
スキャナーのメリットをあまり活かせない。このような
事情は、2次元データコードスキャナー等においても同
様である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、物品に付されているデータコードに対して照射され
る読取用レーザ光を射出させ、かつ、前記データコード
から反射した前記読取用レーザ光の反射光が入射するデ
ータコード読取窓を複数備え、前記データコード読取窓
から射出する各々の読取用レーザ光が所定の読取領域に
おいて互いに交差するよう前記データコード読取窓を配
置したデータコードスキャナーにおいて、前記各データ
コード読取窓から各々異なる色の可視光を前記読取領域
に対して照射させる確認光照射光学系を有する。従っ
て、読み取るべきデータコードが付されている物品を最
適な読取領域内に位置させると複数のデータコード読取
窓からの異なる色の可視光の照射を受けることにより、
これらの可視光の合成色が出現し、物品が最適な読取領
域内に存在することを目視確認できる。物品が最適な読
取領域内に位置しない場合には、異なる色の可視光の合
成色は出現しない。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
データコードスキャナーにおける確認光照射光学系が各
データコード読取窓毎に波長が異なる読取用レーザ光源
からなる。従って、各読取用レーザ光源として、波長の
異なって色の異なる可視光を発するものを用いるだけ
で、確認光照射光学系を読取用レーザ光を照射するため
の本来の光学系の兼用により形成でき、請求項1記載の
データコードスキャナーを簡単に実現できる。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載のデータコードスキャナーにおける確認光照射光学
系が各データコード読取窓から射出される読取用レーザ
光の光源とは異なる光源を含んでいる。従って、読取用
レーザの光源とは別個の専用光源を用いることにより、
既存の多面式のデータコードスキャナー自体の構成に特
別な変更を加えることなく、請求項1記載のデータコー
ドスキャナーを容易に実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。本発明のデータコードス
キャナーは、その第1の実施の形態として、例えば、店
舗におけるチェックアウトシステムに利用されてバーコ
ードを読取対象とする定置式かつ2面式バーコードスキ
ャナー11に適用されている。
【0012】この2面式バーコードスキャナー11は、
上方に向けて読取用レーザ光12をスキャニング照射さ
せる水平読取窓(データコード読取窓)13と、手前水
平方向に向けて読取用レーザ光14をスキャニング照射
させる垂直読取窓(データコード読取窓)15とを有す
る。前記2面式バーコードスキャナー11内には、前記
読取用レーザ光12をスキャニング照射させるための読
取用レーザ光照射光学系16が設けられている。この読
取用レーザ光照射光学系16は、レーザ光を発する水平
側光源(読取用レーザ光源)17と、この水平側光源1
7からのレーザ光をスキャニング走査させる水平側走査
部18とにより構成されている。この水平側走査部18
は、前記水平側光源17からのレーザ光を偏向させるル
ーティングミラー19と、モータ20により高速回転さ
れて前記ルーティングミラー19により偏向されたレー
ザ光を高速スキャニングさせるポリゴンミラー21と、
ポリゴンミラー21による高速スキャニングレーザ光を
水平読取窓13を経て読取領域側に反射させる複数の固
定ミラー22a,22b,…とにより構成されている。
【0013】前記2面式バーコードスキャナー11内に
は、前記読取用レーザ光14をスキャニング照射させる
ための読取用レーザ光照射光学系23も同様に設けられ
ている。即ち、この読取用レーザ光照射光学系23は、
レーザ光を発する垂直側光源(読取用レーザ光源)24
と、この垂直側光源24からのレーザ光をスキャニング
走査させる垂直側走査部25とにより構成されている。
この垂直側走査部25は、前記垂直側光源24からのレ
ーザ光を偏向させるルーティングミラー26と、モータ
27により高速回転されて前記ルーティングミラー26
により偏向されたレーザ光を高速スキャニングさせるポ
リゴンミラー28と、ポリゴンミラー28による高速ス
キャニングレーザ光を垂直読取窓15を経て読取領域側
に反射させる複数の固定ミラー29a,29b,…とに
より構成されている。
【0014】これにより、読取用レーザ光12,14は
読取領域に向けて交差する方向から照射されるようにス
キャニング照射方向が設定されており、読取用レーザ光
12,14の重複する領域30が最適読取領域となる。
【0015】ここに、前記光源17,24としては何れ
も可視光を発する光源であって、その可視光の色(従っ
て、波長)が異なるものが用いられ、前記読取用レーザ
光照射光学系16,23中の光源17,24によりその
まま確認光照射光学系31,32が形成されている。具
体的には、水平読取窓13側の水平側光源17としては
波長480〜550nmのレーザ光を発する緑色レーザ、
垂直読取窓15側の読取用レーザ光源22としては波長
590〜750nmのレーザ光を発する赤色レーザが用い
られている。この種のレーザ光源として、緑色レーザ用
光源にはアルゴンレーザ(固体レーザ);488nm又は
514nmがあり、赤色レーザ用光源にはHe‐Neレー
ザ(ガスレーザ);632.8nm、半導体レーザ;63
0〜780nm、ルビーレーザ(固体レーザ);694nm
などがある。
【0016】なお、機構的には特に図示しないが、読取
用レーザ光12が物品(商品)に照射された場合の戻り
光を受光する水平側受光部33と、読取用レーザ光14
が物品に照射された場合の戻り光を受光する垂直側受光
部34とが設けられている。これらの受光部33,34
を経て取り込まれた信号に関してデコード処理を施すデ
コード部35,36が設けられている。これらのデコー
ド部35,36は光源17,24とともにCPU等を搭
載した制御部37に接続されている。また、この制御部
37には電子式キャッシュレジスタ等がインタフェース
38を介して接続されている。
【0017】このような構成において、制御部37によ
って光源17,24が常時発光制御されるとともに走査
部18,25中のモータ20,27が常時高速回転駆動
される。これにより水平側光源17から発せられた読取
用レーザ光12はポリゴンミラー21により高速でスキ
ャニングされながら固定ミラー22a,22b,…によ
り順次反射され、水平読取窓13から上方に向けて照射
される。同様に、垂直側光源24から発せられた読取用
レーザ光14はポリゴンミラー28により高速でスキャ
ニングされながら固定ミラー29a,29b,…により
順次反射され、垂直読取窓15から水平方向手前に向け
て照射される。
【0018】このような状況下で、商品39に付された
データコードであるバーコード40の読み取りを行う場
合を考える。バーコード40が読取用レーザ光12の照
射を受ける位置に位置しており、バーコード40からの
戻り光が水平側受光部33により受光されると水平側デ
コード部35を介して制御部37に取り込まれ、バーコ
ード40の情報が読み取られる。同様に、バーコード4
0が読取用レーザ光14の照射を受ける位置に位置して
おり、バーコード40からの戻り光が垂直側受光部34
により受光されると垂直側デコード部36を介して制御
部37に取り込まれ、バーコード40の情報が読み取ら
れる。
【0019】この際、前述したような2面読取りのメリ
ットを活かすためには、図1に例示するように、バーコ
ード40が両方の読取用レーザ光12,14により照射
される読取領域30内に位置するように商品39を操作
するのがよい。ここに、商品39(バーコード40)を
読取領域30内に位置させると読取用レーザ光12=緑
色の可視光と読取用レーザ光14=赤色の可視光との両
方の光の照射を受ける。これにより、バーコード40部
分にこれらの緑色と赤色とが合成された合成色であるオ
レンジ色が出現する。一方、商品39(バーコード4
0)が読取領域30外に位置する場合には、読取用レー
ザ光12を受けて緑色が出現するか、読取用レーザ光1
4を受けて赤色が出現するか、何れの光12,14も受
けずに何色も出現しないかの何れかとなる。よって、バ
ーコード40の読取操作を行う際には操作者が商品39
を手に持ってオレンジ色が出現するような位置に動かす
だけで、最適な読取領域30でのバーコード読取を行わ
せることができる。つまり、最適な読取領域30内に商
品39が位置していることの認識を、オレンジ色の出現
による目視確認により容易かつ確実に行うことができ、
2面式バーコードスキャナー11のメリットを最大限活
かせる。この結果、不慣れなキャッシャやセルフスキャ
ン方式のチェックアウトシステムで顧客自身が読取操作
する場合に効果的に利用することができる。
【0020】特に、本実施の形態によれば、既存の2面
式バーコードスキャナーにおいて、光源17,24を異
なる色の可視光を発するものに変更するだけで、極めて
簡単に実現できる。
【0021】つづいて、本発明の第2の実施の形態を図
3及び図4により説明する。図1及び図2で示した部分
と同一部分は同一符号を用いて示し、その説明も省略す
る。本実施の形態においては、まず、1つの光源(読取
用レーザ光源)41を共用して各々の読取窓13,15
から読取用レーザ光42,43を照射させる読取用レー
ザ光照射光学系44,45が設けられている。即ち、読
取用レーザ光照射光学系44は前記光源41と前述の水
平側走査部18とにより構成されており、水平側走査部
18中のルーティングミラー19がハーフミラーに変更
されている。また、読取用レーザ光照射光学系45は前
記光源41と前述の垂直側走査部25とにより構成され
ており、ルーティングミラー19,26間に水平‐垂直
ルーティングミラー46が付加されている。
【0022】さらに、前記水平側走査部18中のモータ
20と前記水平読取窓13との間の空間であって、前記
水平側走査部18による読取用レーザ光42の読取走査
に支障のない位置に位置させて確認光照射光学系47が
設けられている。この確認光照射光学系47は、専用光
源である豆電球などによる水平窓側読取領域確認光源4
8と、その照射方向に指向性を持たせるためのレンズ4
9と、水平読取窓13から照射させる確認光50の波長
を特定の色の可視光に限定させるフィルタ、ここでは、
緑色透過フィルタ51とにより構成されている。よっ
て、確認光50は緑色なる可視光とされている。
【0023】同様に、前記垂直側走査部25中のモータ
27と前記垂直読取窓15との間の空間であって、前記
垂直側走査部25による読取用レーザ光43の読取走査
に支障のない位置に位置させて確認光照射光学系52が
設けられている。この確認光照射光学系52は、専用光
源である豆電球などによる垂直窓側読取領域確認光源5
3と、その照射方向に指向性を持たせるためのレンズ5
4と、垂直読取窓15から照射させる確認光55の波長
を確認光50とは異なる特定の色の可視光に限定させる
フィルタ、ここでは、赤色透過フィルタ56とにより構
成されている。よって、確認光55は赤色なる可視光と
されている。
【0024】このような構成において、読取用レーザ光
照射光学系44,45によるバーコード40の読取動作
は読取用レーザ光照射光学系16,23の場合と同様に
行われる。この際、光源48,53も常時的に点灯して
おり、読取窓13,15からは確認光50,55も領域
30に向けて常時的に照射されている。
【0025】このような状況下で、読み取るべき商品3
9を読取領域30内に位置させると確認光50=緑色の
可視光と確認光55=赤色の可視光との両方の光の照射
を受ける。これにより、バーコード40部分にこれらの
緑色と赤色とが合成された合成色であるオレンジ色が出
現する。一方、商品39が読取領域30外に位置する場
合には、確認光50を受けて緑色が出現するか、確認光
55を受けて赤色が出現するか、何れの光50,55も
受けずに何色も出現しないかの何れかとなる。よって、
バーコード40の読取操作を行う際には操作者が商品3
9を手に持ってオレンジ色が出現するような位置に動か
すだけで、最適な読取領域30でのバーコード読取を行
わせることができる。つまり、最適な読取領域30の認
識をオレンジ色の出現による目視確認により容易かつ確
実に行うことができ、2面式バーコードスキャナー11
のメリットを最大限活かせる。
【0026】なお、本実施の形態では、異なるフィルタ
51,56を用いて異なる色(波長)の確認光50,5
5としているので、光源48,53自体が発する光の波
長の異同は問わない。もっとも、異なるフィルタ51,
56を用いずに、光源48,53自体が発する光自体の
色(波長)を異ならせるように構成してもよい。
【0027】さらに、本発明の第3の実施の形態を図5
により説明する。図1ないし図4で示した部分と同一部
分は同一符号を用いて示し、その説明も省略する。本実
施の形態は、前述した第2の実施の形態において、読取
用レーザ光照射光学系44,45の光源を第1の実施の
形態に準じて、光源(読取用レーザ光源)57,58と
して別個に設けたものである。
【0028】本実施の形態による場合も、前述した実施
の形態による場合と同様に最適読取領域30を目視確認
できる。
【0029】本実施の形態の場合、光源57,58が発
するレーザ光の波長の異同は問わない。よって、本実施
の形態に関しては、光源57,58を用いた既存の2面
式バーコードスキャナーにおいて、光源48,53を含
む確認光照射光学系47,52を読取用レーザ光照射光
学系44,45に支障のないように付加するだけで、本
来の読取用レーザ光照射光学系44,45に一切の変更
を要せず、簡単に実現できる。
【0030】なお、確認光照射光学系に専用光源を用い
る場合、専用光源の配置も第2,3の実施の形態に限定
されることなく、例えば、各受光部側に配置し、読取用
レーザ光の反射と相対向して読取領域に確認光を照射す
るようにしてもよい。
【0031】また、これらの実施の形態では、何れもス
ーパーマーケット等で使用される定置式バーコードスキ
ャナーへの適用例としたが、倉庫や工場等において使用
される2次元データコード読取用の2次元データコード
スキャナー等であっても同様に適用し得る。
【0032】さらに、本発明に係るデータコードスキャ
ナーは、複数のデータコード読取窓から各々照射される
可視光が所定の読取領域において互いに交差するもので
あればよく、データコード読取窓の数や相互位置関係を
問うものではない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、物品に付されているデ
ータコードに対して照射される読取用レーザ光を射出さ
せ、かつ、前記データコードから反射した前記読取用レ
ーザ光の反射光が入射するデータコード読取窓を複数備
え、前記データコード読取窓から射出する各々の読取用
レーザ光が所定の読取領域において互いに交差するよう
前記データコード読取窓を配置したデータコードスキャ
ナーにおいて、前記各データコード読取窓から各々異な
る色の可視光を前記読取領域に対して照射させる確認光
照射光学系を有するので、読み取るべきデータコードが
付されている物品を最適な読取領域内に位置させた場合
のみ複数のデータコード読取窓からの異なる色の可視光
の照射を受けることにより、これらの可視光の合成色を
出現させることで、物品が最適な読取領域内に存在する
ことを簡単に目視確認でき、よって、多面式のメリット
を最大限活かす読み取りが可能となる。このためにも、
確認光照射光学系を、請求項2記載の発明のように各デ
ータコード読取窓毎に波長が異なる読取用レーザ光源に
より形成すれば、読取用レーザ光源として、波長の異な
って色の異なる可視光を発するものを用いるだけで、確
認光照射光学系を本来の読取用レーザ光を照射するため
の光学系の兼用により形成でき、請求項1記載のデータ
コードスキャナーを簡単に実現することができ、また、
確認光照射光学系を、請求項3記載の発明のように、各
データコード読取窓から射出される読取用レーザ光の光
源とは異なる光源を含んで形成すれば、既存の多面式の
データコードスキャナー自体の構成に特別な変更を加え
ることなく、請求項1記載のデータコードスキャナーを
容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す概略内部構造
を含む構成図である。
【図2】そのブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す概略内部構造
を含む構成図である。
【図4】そのブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図6】一般的な2面式バーコードスキャナーのメリッ
トを説明するための概略構成図である。
【符号の説明】
12 読取用レーザ光=可視光 13 データコード読取窓 14 読取用レーザ光=可視光 15 データコード読取窓 17,24 読取用レーザ光源 31,32 確認光照射光学系 39 物品 40 データコード 41 光源 42,43 読取用レーザ光 47 確認光照射光学系 48 光源 50 可視光 52 確認光照射光学系 53 光源 55 可視光 57,58 光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品に付されているデータコードに対し
    て照射される読取用レーザ光を射出させ、かつ、前記デ
    ータコードから反射した前記読取用レーザ光の反射光が
    入射するデータコード読取窓を複数備え、前記データコ
    ード読取窓から射出する各々の読取用レーザ光が所定の
    読取領域において互いに交差するよう前記データコード
    読取窓を配置したデータコードスキャナーにおいて、 前記各データコード読取窓から各々異なる色の可視光を
    前記読取領域に対して照射させる確認光照射光学系を有
    することを特徴とするデータコードスキャナー。
  2. 【請求項2】 確認光照射光学系が各データコード読取
    窓毎に波長が異なる読取用レーザ光源からなることを特
    徴とする請求項1記載のデータコードスキャナー。
  3. 【請求項3】 確認光照射光学系が各データコード読取
    窓から射出される読取用レーザ光の光源とは異なる光源
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデータコードス
    キャナー。
JP7249093A 1995-09-27 1995-09-27 データコードスキャナー Pending JPH0991367A (ja)

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JP7249093A JPH0991367A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 データコードスキャナー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122739A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Ncr Internatl Inc アイテムの側面の被写域が強化された光学式スキャナ
CN114078298A (zh) * 2020-08-13 2022-02-22 东芝泰格有限公司 结算装置

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