JPH0990178A - 光ケーブル接続装置 - Google Patents

光ケーブル接続装置

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Publication number
JPH0990178A
JPH0990178A JP7249893A JP24989395A JPH0990178A JP H0990178 A JPH0990178 A JP H0990178A JP 7249893 A JP7249893 A JP 7249893A JP 24989395 A JP24989395 A JP 24989395A JP H0990178 A JPH0990178 A JP H0990178A
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JP
Japan
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glass rod
optical cable
cable
cable holder
holder
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Application number
JP7249893A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hiramatsu
浩己 平松
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Priority to DE69635465T priority patent/DE69635465T2/de
Priority to EP02024588A priority patent/EP1306607B1/en
Priority to US08/713,964 priority patent/US6007210A/en
Publication of JPH0990178A publication Critical patent/JPH0990178A/ja
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の利用効率および光の伝送効率が悪くなる
ことなく、かつ、簡単、容易にガラスロッドを光ケーブ
ルに接続する。 【解決手段】 光ケーブル20の端面に樹脂被膜34を
被着したガラスロッド33を密着させて固定する第1ケ
ーブルホルダ31と、この第1ケーブルホルダ31を保
持して光源装置10に接続する第2ケーブルホルダ32
を備えるとともに、樹脂被膜34をガラスロッド33よ
り屈折率が小さい材質とする。ガラスロッド33より光
源12からの直熱あるいは輻射熱が遮断されるので、光
ケーブル20の軟化、変形が防止できる。また、光源1
2よりガラスロッド33に入射した光がガラスロッド3
3と樹脂被膜34の界面で全反射して光ケーブル20内
に入射するので、ガラスロッド33の外部に入射光が洩
れることがなくなり、光の利用効率および光の伝送効率
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ケーブル接続
装置に係わり、特に、光源を内蔵するハウジングと光源
からの出射光を所定の場所に光伝送する合成樹脂製光ケ
ーブルとを接続する光ケーブル接続装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、光ケーブルは、互いに屈折率の異
なるクラッド部材とコア部材とから構成し、屈折率の違
いに基づくクラッド部材とコア部材との界面での全反射
を利用して光伝送を行うものである。近年、この種の光
ケーブルは、光通信、光学センサ、装飾ディスプレイお
よび自動車、光学機器、医療機器、屋外看板、家庭電気
製品等の各種照明装置等の幅広い産業分野で利用されて
いる。
【0003】例えば、光源からの出射光をこの種の光ケ
ーブルを用いて光伝送し、所定の場所に配置された被照
射体に光源からの輻射熱が伝達されないように照射する
ことが、特開昭61−250902号公報において提案
されている。この公報において提案された光ケーブル
は、屈折率の小さなフッ素樹脂系のプラスチックパイプ
の内部に光を全反射させるグリセリン液を注入し、プラ
スチックパイプの両端部にガラスロッドを嵌着してグリ
セリン液を封入するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなグリセリン
等の液体を封入した光ケーブルにおいては、プラスチッ
クパイプの両端部にガラスロッドを嵌着して液体を封入
しているため、液体がプラスチックパイプとガラスロッ
ドとの間から漏れ出すという問題を生じる。一方、屈折
率の小さな合成樹脂よりなるクラッド部材とクラッド部
材より屈折率が大きな合成樹脂材よりなるコア部材を一
体に成形して可撓性を有する光ケーブルが開発され、製
品化されるようになった。
【0005】しかしながら、ハロゲンランプ、高圧水銀
灯等の光源の近くに、このような合成樹脂材よりなる光
ケーブルを配置すると、光源からの直熱あるいは輻射熱
により、光ケーブルが軟化したり、変形したりして、光
軸がずれるという問題を生じた。光軸がずれると、光の
利用効率および光の伝送効率が悪くなって、被照射体を
必要な照度で照らすことができなくなるという問題を生
じた。
【0006】そこで、このような合成樹脂材よりなる光
ケーブルの光源側の先端部に熱カットフィルタの機能を
有するガラスロッドを配置すれば、ガラスロッドにより
光源からの直熱あるいは輻射熱を遮断できるようになる
が、光源よりガラスロッドに入射した光がガラスロッド
の外周から外部に洩れ、光ケーブルに入射する入射光量
が減少して、光の利用効率および光の伝送効率が低下
し、被照射体を必要な照度で照らすことができなくなる
という問題を生じる。
【0007】また、合成樹脂材よりなる光ケーブルとガ
ラスロッドとを固着して一体化するには、一般的には接
着剤を用いることが考えられるが、接着剤を用いるとこ
の接着剤により光の透過率が減少し、光の利用効率が低
下するという問題を生じる。また、光ケーブルのクラッ
ド部材を利用して光ケーブルとガラスロッドとを一体化
することも考えられるが、この種コア部材とクラッド部
材よりなる合成樹脂製光ケーブルはコア部材とクラッド
部材とが一体に成形されているため、コア部材を取り除
く作業が必要となって、実用的ではないという問題があ
る。
【0008】そこで、本発明はこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、合成樹脂材よりなる光ケーブル
の光源側の先端部に熱カットフィルタの機能を有するガ
ラスロッドを配置しても光の利用効率および光の伝送効
率が低下することなく、かつ、接着剤を用いないでガラ
スロッドを合成樹脂材よりなる光ケーブルに簡単、容易
に接続することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、合成樹脂製光ケーブ
ルの端面に密着する熱カットフィルタの機能を有するガ
ラスロッドを備えているので、光源からの直熱あるいは
輻射熱がガラスロッドにより遮断されて、光源からの直
熱あるいは輻射熱が合成樹脂製光ケーブルへ伝達するこ
とが防止できるようになる。したがって、光ケーブルが
熱により軟化したり、変形することがなくなるので、光
軸ずれが防止でき、常に、被照射体を必要な照度で照射
することが可能となる。
【0010】また、ガラスロッドの表面に同ガラスロッ
ドより屈折率が小さい樹脂被膜を設けているので、光源
よりガラスロッドに入射した光がガラスロッドと樹脂被
膜の界面で全反射して合成樹脂製光ケーブル内に入射す
ることとなり、ガラスロッドの外周から外部に入射光が
洩れることがなくなって、光の利用効率および光の伝送
効率が向上する。また、ガラスロッドを樹脂被膜を介し
てケーブルホルダに固着するので、ケーブルホルダをか
しめ、ねじ締め等によりガラスロッドに固着しても、樹
脂被膜が保護被膜となって、ガラスロッドに傷が付くこ
とがなく、確実に固着できるようになる。
【0011】また、第1ケーブルホルダにより合成樹脂
製光ケーブルとガラスロッドとを固定し、第2ケーブル
ホルダにより第1ケーブルホルダを保持して、この第2
ケーブルホルダをハウジングに取り付けるようにすれ
ば、合成樹脂製光ケーブルとガラスロッドとが簡単かつ
強固に固定できるようになり、合成樹脂製光ケーブルの
ハウジングへの接続も簡単かつ容易にできるようにな
る。
【0012】また、合成樹脂製光ケーブルの外径を樹脂
被膜を含むガラスロッドの外径よりも大きく形成すると
ともに、コア部材の外径をガラスロッドの外径と同径か
それよりも大きく形成すれば、ガラスロッドをケーブル
ホルダ内に挿入してガラスロッドの端面を合成樹脂製光
ケーブルの端面に当てるだけで軸方向の位置決めがなさ
れるので、ガラスロッドの取付が簡単、容易になる。
【0013】さらに、ケーブルホルダの適所をかしめる
ことによりケーブルホルダにガラスロッドを固着するよ
うにすれば、簡単な作業でガラスロッドの取り付けが可
能となり、作業性が向上する。
【0014】
【実施の形態】図に基づいて本発明の実施の形態を以下
に説明する。図1は本発明を車両用前照灯に適用した一
実施の形態の光ケーブル接続装置とこの光ケーブル接続
装置が取り付けられる光源装置を示す断面図であり、図
2は図1の光ケーブル接続装置の要部を示す断面図であ
る。車両用前照灯は、光源からの出射光を左右に分配し
て出射する光源装置10と、この光源装置10より出射
された出射光を、図示しない車両の前部左右に配置され
た両配光用レンズに光伝送する2本の光ケーブル20、
20と、これらの光ケーブル20、20と光源装置10
とを接続する本発明の光ケーブル接続装置30とにより
構成されている。
【0015】光源装置10は、リフレクタ13の第1焦
点位置に配設されるハロゲンランプ等からなる光源12
と、この光源12から出射された光を反射して反射鏡1
4に集光するリフレクタ13と、リフレクタ13から反
射された反射光を左右の二方向に分配する楔型反射鏡1
4とをハウジング11内に配設して構成される。このハ
ウジング11の左右側壁には、後述するガラスロッド3
3および第1、第2ケーブルホルダ31、32を挿入す
る孔部11a、11aを備えたボス部11b、11bを
側壁より突出して設けている。このボス部11b、11
bには、後述する第2ケーブルホルダ32を取り付ける
ための複数個のねじ孔11cが配設されている。
【0016】光ケーブル20、20は、光透過性が良好
なシリコン樹脂(屈折率1.47〜1.49)、アクリ
ル樹脂(屈折率1.49)等の合成樹脂またはこれらの
合成樹脂繊維のバンドルよりなるコア部材21と、コア
部材21より屈折率が小さいフッ素樹脂(屈折率1.3
0)等よりなるクラッド部材22とから構成されてい
る。ここで、クラッド部材22はコア部材21より屈折
率が小さいため、これらの光ケーブル20、20のコア
部材21に入射した入射光はコア部材21とクラッド部
材22の界面で全反射して光損失を伴うことなく図示し
ない配光レンズに出射されることとなる。
【0017】光ケーブル接続装置30は、光ケーブル2
0を保持する金属製の第1ケーブルホルダ31と、この
第1ケーブルホルダ31を保持するとともにハウジング
11のボス部11bに取り付けられる金属製の第2ケー
ブルホルダ32と、第1ケーブルホルダ31内に挿入さ
れて楔型反射鏡14からの反射光を光ケーブル20に導
くガラスロット33と、このガラスロッド33に被着さ
れる樹脂被膜34と、第1ケーブルホルダ31と第2ケ
ーブルホルダ32とを固着するストッパ36aを備えた
金属製のストッパ付きナット36とから構成されてい
る。
【0018】ここで、ガラスロッド33は光を透過する
各種の材質の中で熱伝導率が小さい材質であるので、良
好な熱カットフィルタとなる。また、ガラスロッド33
に被着される樹脂被膜34としては、ガラスロッド(屈
折率1.51)33より屈折率が小さく、クラッド部材
22と同材質の例えばフッ素樹脂チューブ(屈折率1.
30)を用いており、このフッ素樹脂チューブを圧入あ
るいは熱収縮によりガラスロッド33に被着している。
なお、ガラスロッド33はその先端端面と先端外周とが
光源12に対して露出しており、その先端端面並びに先
端外周から光を取り入れる構造となっている。そして、
樹脂被膜34は、ガラスロッド33の外周のみに、詳し
くはガラスロッド33の第1ケーブルホルダ31内に位
置する外周にのみ設けられている。
【0019】図2に示すように、金属製の第1ケーブル
ホルダ31上面の光ケーブル20側(図2の左側)の先
端部側にはフランジ31aが設けられおり、第1ケーブ
ルホルダ31の内面には、光ケーブル20の外径φ1
同径の第1貫通孔部31bと、樹脂被膜34が被着され
たガラスロッド33の外径φ3と同径の第2貫通孔部3
1cとが設けられている。したがって、第1貫通孔部3
1bと第2貫通孔部31cとの境界は段部αが形成され
ている。
【0020】金属製の第2ケーブルホルダ32の上面の
光ケーブル20側(図2の左側)の先端部側にはおねじ
部32aが設けられおり、光源装置10側(図2の右
側)にはねじ孔を備えたフランジ32bが設けられてい
る。また、第2ケーブルホルダ32の内面には、第1ケ
ーブルホルダ31の外径φ5と同径の貫通孔部31cが
設けられている。なお、樹脂被膜34が被着されたガラ
スロッド33の外径φ3は光ケーブル20の外径φ1より
小さく形成しており、また、ガラスロッド33の外径φ
4は光ケーブル20のコア部材21の外径φ2と等しいか
それよりも小さく形成されている。
【0021】ついで、上述のような構成の光ケーブル接
続装置30の組付け方を説明する。まず、第1ケーブル
ホルダ31に光ケーブル20を挿入し、第1貫通孔部3
1bと第2貫通孔部31cとの境界の段部αに光ケーブ
ル20の先端部が到達するまで光ケーブル20を強挿す
る。ついで、第1ケーブルホルダ31内に樹脂被膜34
を被着したガラスロッド33を挿入し、このガラスロッ
ド33の端部が光ケーブル20の先端部に密着するまで
ガラスロッド33を強挿する。ついで、第1ケーブルホ
ルダ31の適所をかしめて、かしめ部35を形成する。
これにより、樹脂被膜34が被着されたガラスロッド3
3は第1ケーブルホルダ31を介して光ケーブル20に
一体に固着される。
【0022】ついで、上述のように光ケーブル20とガ
ラスロッド33とを一体に固着した第1ケーブルホルダ
31に、ストッパ付きナット36を挿入するとともに第
2ケーブルホルダ32を挿入する。そして、ストッパ付
きナット36を第2ケーブルホルダ32のおねじ部32
aに螺合することにより、第1ケーブルホルダ31のフ
ランジ31aはストッパ36aと第2ケーブルホルダ3
2の端部に狭持されて、第1ケーブルホルダ31は第2
ケーブルホルダ32に固着されることとなる。
【0023】このようにして、光ケーブル20とガラス
ロッド33と第1ケーブルホルダ31と第2ケーブルホ
ルダ32とを一体に固着した後、これらの先端部をハウ
ジング11のボス部11bの孔部11a内に挿入し、第
2ケーブルホルダ32のフランジ32bのねじ孔にねじ
37を挿入し、ねじ37をねじ孔11cに螺合すること
により、光ケーブル20はガラスロッド33を介して光
源装置10のハウジング11に接続固定されることとな
る。
【0024】上述のように構成した本実施の形態におい
ては、光ケーブル20の先端部に熱カットフィルタの機
能を有するガラスロッド33を備えているので、光源1
2からの直熱あるいは輻射熱がガラスロッド33により
遮断されて、光源12からの直熱あるいは輻射熱が光ケ
ーブル20へ伝達することが防止できるようになる。ま
た、ガラスロッド33(屈折率1.51)の表面には、
このガラスロッド33より屈折率が小さいフッ素樹脂
(屈折率1.30)よりなる樹脂被膜34を設けている
ので、光源12よりガラスロッド33に入射した光がガ
ラスロッド33と樹脂被膜34の界面で全反射して光ケ
ーブル20内に入射することとなり、ガラスロッド33
の外部に入射光が洩れることがなくなって、光の利用効
率および光の伝送効率が向上する。
【0025】また、第1ケーブルホルダ31により光ケ
ーブル20とガラスロッド33とを固定し、第2ケーブ
ルホルダ32により第1ケーブルホルダ31を保持し
て、この第2ケーブルホルダ32をハウジング11に取
り付けるので、光ケーブル20とガラスロッド33とが
簡単かつ強固に固定できるようになり、光ケーブル20
のハウジング11への接続も簡単かつ容易にできるよう
になる。
【0026】また、樹脂被膜34が被着されたガラスロ
ッド33の外径φ3を光ケーブル20の外径φ1よりも小
さく形成するとともに、ガラスロッド33の外径φ4
コア部材21の外径φ2と同径かそれよりも小さく形成
しているので、ガラスロッド33を第1ケーブルホルダ
31内に挿入してガラスロッド33の端面を光ケーブル
20の端面に当てるだけで軸方向の位置決めがなされ、
ガラスロッド33の取付が簡単、容易になる。
【0027】また、第1ケーブルホルダ31の適所をか
しめても、樹脂被膜34を介してガラスロッド33を第
1ケーブルホルダ31に固着するので、ガラスロッド3
3に傷が付くことなく、確実に固着できるようになる。
さらに、第1ケーブルホルダ31の適所をかしめるだけ
で第1ケーブルホルダ31にガラスロッド33を固着で
きるので、簡単、容易な作業でガラスロッド33を光ケ
ーブル20に取り付けことができ、作業性が向上する。
【0028】なお、上述の実施の形態においては、ガラ
スロッド33を光ケーブル20に固定した後に光源装置
10に接続する例について説明したが、ガラスロッド3
3を光源装置10に固定した後に、光ケーブル20を接
続することも可能である。
【0029】この場合、第1ケーブルホルダ31内に樹
脂被膜34を被着したガラスロッド33を挿入して第1
ケーブルホルダ31の適所をかしめた後、これらを第2
ケーブルホルダ32内に挿入する。この第1ケーブルホ
ルダ31を挿入、保持した第2ケーブルホルダ32をハ
ウジング11のボス部11bの孔部11a内に挿入し、
フランジ32bのねじ孔にねじ37を挿入して、ねじ3
7をねじ孔11cに螺合する。
【0030】ついで、ストッパ付きナット36を挿入し
た光ケーブル20の先端部を第1ケーブルホルダ31内
に挿入し、ストッパ付きナット36を第2ケーブルホル
ダ32のおねじ部32aに螺合することにより、第1ケ
ーブルホルダ31のフランジ31aはストッパ36aと
第2ケーブルホルダ32の端部に狭持されて、第1ケー
ブルホルダ31は第2ケーブルホルダ32に固着され、
光ケーブル20はハウジング11に接続されることとな
る。
【0031】また、上述の実施の形態においては、第1
ケーブルホルダ31の適所をかしめてガラスロッド33
を第1ケーブルホルダ31に固着する例について説明し
たが、かしめに代えて、種々の固着手段を適用すること
ができる。以下に、ガラスロッド33と第1ケーブルホ
ルダ31とを固着するための変形例について説明する。
【0032】変形例1 図3は、本第1変形例を示す図である。図3において、
上述の図2の実施の形態と同一符号は同一名称を表すの
で、その説明は省略する。本第1変形例が上述の図2の
実施の形態と相違する点は、第1ケーブルホルダ31に
ねじ孔31dを設け、このねじ孔31dに図示しないロ
ックねじを螺合して、第1ケーブルホルダ31にガラス
ロッド33を固着するようにしたことにある。このよう
に構成した本第1変形例においては、光ケーブル20に
第1ケーブルホルダ31を挿入し、第1貫通孔部31b
と第2貫通孔部31cとの境界の段部αが光ケーブル2
0の先端部に到達するまで第1ケーブルホルダ31を強
挿する。
【0033】ついで、第1ケーブルホルダ31内に樹脂
被膜34を被着したガラスロッド33を挿入し、このガ
ラスロッド33の端部が光ケーブル20の先端部に密着
するまでガラスロッド33を強挿する。ついで、第1ケ
ーブルホルダ31のねじ孔31dに図示しないロックね
じを挿入して、このロックねじをねじ孔31dに螺合す
ることにより、樹脂被膜34が被着されたガラスロッド
33は第1ケーブルホルダ31を介して光ケーブル20
に一体に固着される。この場合、ガラスロッド33には
樹脂被膜34が被着されているので、ロックねじをねじ
孔31dに螺合してもガラスロッド33に傷が付くこと
なく螺着できる。
【0034】変形例2 図4は、本第2変形例を示す図である。図4において、
上述の図2の実施の形態と同一符号は同一名称を表すの
で、その説明は省略する。本第2変形例が上述の図2の
実施の形態と相違する点は、第1ケーブルホルダ31の
光源装置10側におねじ部31eを設け、このおねじ部
31eに螺合する金属キャップ38を設けたことにあ
る。このように構成した本第2変形例においては、光ケ
ーブル20に第1ケーブルホルダ31を挿入し、第1貫
通孔部31bと第2貫通孔部31cとの境界の段部αが
光ケーブル20の先端部に到達するまで第1ケーブルホ
ルダ31を強挿する。
【0035】ついで、第1ケーブルホルダ31内に樹脂
被膜34を被着したガラスロッド33を挿入し、このガ
ラスロッド33の端部が光ケーブル20の先端部に密着
するまでガラスロッド33を強挿する。ついで、第1ケ
ーブルホルダ31のおねじ部31eに金属キャップ38
を螺合して、第1ケーブルホルダ31にガラスロッド3
3を螺着させる。これにより、樹脂被膜34が被着され
たガラスロッド33は第1ケーブルホルダ31を介して
光ケーブル20に一体に固着される。
【0036】変形例3 図5は、本第3変形例を示す図である。図5において、
上述の図2の実施の形態と同一符号は同一名称を表すの
で、その説明は省略する。本第3変形例が上述の図2の
実施の形態と相違する点は、第1ケーブルホルダ31の
光源装置10側に切り欠き部31fを設け、この切り欠
き部31fに圧入する円筒状の金属カラー39を設けた
ことにある。このように構成した本第2変形例において
は、光ケーブル20に第1ケーブルホルダ31を挿入
し、第1貫通孔部31bと第2貫通孔部31cとの境界
の段部αが光ケーブル20の先端部に到達するまで第1
ケーブルホルダ31を強挿する。
【0037】ついで、第1ケーブルホルダ31内に樹脂
被膜34を被着したガラスロッド33を挿入し、このガ
ラスロッド33の端部が光ケーブル20の先端部に密着
するまでガラスロッド33を強挿する。ついで、第1ケ
ーブルホルダ31の切り欠き部31fに円筒状の金属カ
ラー39を圧入して、第1ケーブルホルダ31にガラス
ロッド33を固着させる。これにより、樹脂被膜34が
被着されたガラスロッド33は第1ケーブルホルダ31
を介して光ケーブル20に一体に固着される。
【0038】なお、上述の実施の形態および各変形例に
おいては、第1ケーブルホルダ31の適所をかしめた
り、ねじ締めしたり、あるいは金属キャップ、円筒状の
金属カラーにより、ガラスロッド33を第1ケーブルホ
ルダ31に固着するようにしたが、樹脂被膜34と第1
ケーブルホルダ31との間に接着剤を塗着した後、第1
ケーブルホルダ31の適所をかしめたり、ねじ締めして
固着したり、あるいは、金属キャップ、円筒状の金属カ
ラーを用いて固着するようにすれば、ガラスロッド33
と第1ケーブルホルダ31とはより強固に固着すること
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の光ケーブル接続装置
とこの光ケーブル接続装置が取り付けれる光源装置を示
す断面図である。
【図2】 図1の光ケーブル接続装置の要部断面図であ
る。
【図3】 実施の形態の第1変形例を示す要部断面図で
ある。
【図4】 実施の形態の第2変形例を示す要部断面図で
ある。
【図5】 実施の形態の第3変形例を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
10…光源装置、11…ハウジング、11a…孔部、1
1b…ボス部、12…ハロゲンランプ(光源)、13…
リフレクタ、14…楔型反射鏡、20…合成樹脂製光ケ
ーブル、21…コア部材、22…クラッド部材、30…
光ケーブル接続装置、31…第1ケーブルホルダ、32
…第2ケーブルホルダ、33…ガラスロッド、34…樹
脂被膜、35…かしめ部、36…ストッパ付きナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を内蔵するハウジングと、前記光源
    からの出射光を所定の場所に光伝送するコア部材とクラ
    ッド部材からなる合成樹脂製光ケーブルとを接続する光
    ケーブル接続装置であって、 前記合成樹脂製光ケーブルを保持して前記ハウジングに
    取り付けられるケーブルホルダと、 前記ケーブルホルダ内に挿入されて前記合成樹脂製光ケ
    ーブルの端面に密着する熱カットフィルタの機能を有す
    るガラスロッドとを備え、 前記ガラスロッドの表面に同ガラスロッドより屈折率が
    小さい樹脂被膜を設けるとともに、前記ガラスロッドを
    前記樹脂被膜を介して前記ケーブルホルダに固着したこ
    とを特徴とする光ケーブル接続装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルホルダは、 前記合成樹脂製光ケーブルと前記ガラスロッドとを固定
    して保持する第1ケーブルホルダと、 前記第1ケーブルホルダを保持して前記ハウジングに取
    り付けられる第2ケーブルホルダとを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の光ケーブル接続装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂被膜を含むガラスロッドの外径
    を前記合成樹脂製光ケーブルの外径よりも小さく形成す
    るとともに、前記ガラスロッドの外径を前記合成樹脂製
    光ケーブルの前記コア部材の外径と同径かそれよりも小
    さく形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の光ケーブル接続装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルホルダの適所をかしめるこ
    とにより前記ケーブルホルダに前記ガラスロッドを固着
    するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の光ケーブル接続装置。
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