JPH0989914A - 走査型トンネル顕微鏡の探針及びその製造方法 - Google Patents

走査型トンネル顕微鏡の探針及びその製造方法

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JPH0989914A
JPH0989914A JP27048995A JP27048995A JPH0989914A JP H0989914 A JPH0989914 A JP H0989914A JP 27048995 A JP27048995 A JP 27048995A JP 27048995 A JP27048995 A JP 27048995A JP H0989914 A JPH0989914 A JP H0989914A
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JP
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probe
thin film
tip
scanning tunneling
metal
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JP27048995A
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Takao Kusaka
貴生 日下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、最先端部が尖鋭で原子像の観察が可
能な分解能を有し、電解液中のSTM測定において明瞭
な像を得ることのできる走査型トンネル顕微鏡の探針及
びその製造方法を提供することを目的としている。 【解決手段】本発明は、走査型トンネル顕微鏡の探針ま
たはその製造方法において、円錐状に尖らせた導電性探
針の先端部を絶縁性薄膜で覆い、該探針における円錐状
先端の絶縁性薄膜部に局所的に導電性を付与し、該導電
性付与部に前記円錐状先端よりさらに尖鋭な金属針を形
成したことを特徴とすものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は走査型トンネル顕
微鏡(STM:Scanning Tunneling
Microscope)において、検出部に用いる探
針およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性試料表面と金属探針先端をlnm
程度の距離をおいて対峙させ、これら試料と探針の間に
バイアス電圧を印加するとトンネル電流が流れる。ST
Mはこのトンネル電流を精密に検出し、トンネル電流が
一定になるように試料表面と探針先端間の距離を制御し
て、試料表面の凹凸を原子オーダーで測定するものであ
る。この際、測定する試料表面形状の空間分解能は探針
の先端形状に左右され、できるだけ鋭く(先端曲率半径
50nm程度)、かつ探針表面が酸化されておらず、電
導性が良く、トンネル電流密度が高いことが要求され
る。従来ではタングステン細線を電界研磨法により先端
を尖鋭化したものや、白金細線を機械研磨法で先端を尖
鋭化したものを使用していた。一方、溶液中に於てST
M観察を行う場合、トンネル電流を検出する探針最先端
部以外に絶縁性が無いと、溶液と探針の間でリーク電流
が流れ、正確なトンネル電流が測定できない。そこで上
記の先端を尖鋭化したタングステン線や白金線に低融点
ガラス等で絶縁膜を形成し、その最先端部の絶縁膜を機
械的に除去した後、その部分に局所的な導電性を付与し
て使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように白金探針の場合、機械研磨法により先端を尖鋭
化するが、探針先端の曲率半径を50nm程度にするこ
とは非常に難しい。一方、タングステン探針は電界研磨
法により探針先端を尖鋭化し、比較的容易に希望の先端
曲率半径50nmを得られるが、これによる場合は原子
分解能での再現性は高くなく、像を観察するまでに何回
も探針の交換が必要であった。さらに溶液中に於てST
M観察を行う場合の探針は、絶縁コート後、最先端部の
絶縁膜を機械的に除去することで作製されるが、この際
に、尖鋭な先端形状を潰してしまうことが多く生じ、ま
た絶縁膜を除去する際に必要以上に除去され、元の探針
が露出してリーク電流が大きくなるという問題点があっ
た。また、溶液中に於てSTM観察を行う場合、探針の
表面に低融点ガラスで絶縁膜を形成するが、この絶縁膜
は成膜時の温度以外にも考慮しなければならないことが
ある。すなわち、電気絶縁性は確実に必要だが,測定時
の溶液のpHによっては耐酸性、耐アルカリ性など化学
的安定性も必要となる。また剥離が生じないように探針
との熱膨張係数のマッチングも満たさなければならな
い。このようなことから、これら全ての条件を満たす低
融点ガラスの組成を選択することはきわめて難しいとい
う現状にある。
【0004】そこで、本発明は、上記従来のものにおけ
る問題点を解決し、最先端部が尖鋭で原子像の観察が可
能な分解能を有し、電解液中のSTM測定において明瞭
な像を得ることのできる走査型トンネル顕微鏡の探針及
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、最先端部を尖鋭に形成すると共に該最先
端部以外は絶縁性を保持するようにして、原子像の観察
が可能な分解能を有し、溶液中でもトンネル電流を安定
して検出できる走査型トンネル顕微鏡の探針を得るよう
にしたものである。すなわち、本発明の走査型トンネル
顕微鏡の探針は、円錐状に尖らせた導電性探針素材の先
端部を絶縁性薄膜で覆い、該探針素材における円錐状先
端の絶縁性薄膜部に局所的に導電性を付与し、該導電性
付与部に前記円錐状先端よりさらに尖鋭な金属針を形成
したことを特徴とする。本発明においては、前記円錐状
に尖らせた導電性探針素材は、白金探針によって形成す
ることが好ましく、また、前記絶縁性薄膜は、SiO2
薄膜によって形成することが好ましい。さらに、本発明
の走査型トンネル顕微鏡用探針の製造方法は、円錐状に
尖らせた導電性探針素材の先端部に絶縁性ガラス薄膜を
形成し、該探針素材における円錐状先端の絶縁性ガラス
薄膜部に局所的に導電性を付与し、該導電性付与部に前
記円錐状先端よりさらに尖鋭な金属針を形成したことを
特徴とする。そして、本発明においては、前記絶縁性の
ガラス薄膜は、有機金属を原料としてSol−Gel法
によって形成することができる。また、その局所的な導
電性の付与は、前記探針素材における円錐状先端に形成
されたガラス薄膜に、導電性元素をドーピングすること
によって行うことができる。また、その尖鋭な金属針の
形成は、前記導電性付与部に有機金属ガス雰囲気で電子
ビームを照射して該有機金属ガス中の金属を線状に堆積
し、イオンビームにより前記線状に堆積された金属を尖
鋭化することによって行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、上記構成により最先端
部が尖鋭でかつ最先端部以外は絶縁性を保持するため、
原子像の観察が可能な分解能を有し、溶液中でもトンネ
ル電流を安定して検出できる探針を得ることが可能とな
る。以下、図1に示す製作工程に基づいて、本発明にお
ける走査型トンネル顕微鏡の探針、およびその製造方法
を説明をする。 (1)まず、円錐状に尖らせた金属探針素材を準備す
る。この探針1は通常のSTM用探針である電界研磨法
により作製したタングステン探針や、機械研磨法により
作製した白金探針以外にも、lmmφの金属ワイヤーを
ニッパで斜めに切断したものなどでも良い。金属ワイヤ
ーの材質はタンタルやモリブデン、アルミニウム、ニッ
ケルなどを使用することができる。上記の中で最適なの
は機械研磨法により作製した白金探針である。これは次
の工程で探針表面に絶縁膜2を形成する際、白金とガラ
スの線膨張率がほぼ等しいためガラスとの接合が容易で
あるうえ、酸化しにくいことが挙げられる。
【0007】(2)次いでこの探針1の表面に絶縁膜2
を形成する方法を説明する。絶縁膜2は探針1の酸化防
止、耐酸性、耐アルカリ性を考慮してSiO2薄膜とす
る。ところが白金の融点が1770℃であるのに対し、
SiO2の融解には1800℃以上の高温が必要であ
る。そこでSiO2薄膜の作製は、金属アルコキシドを
原料とするSol−Gel法に基づきディップコーティ
ングにより作製する。まず原料のテトラエトキシシラン
(Si(OC254)をエタノール(C25OH)と
水(H2O)の溶液に溶かし、酸触媒(HCl)を微量
加えたものをコーティング用の溶液とする。この溶液に
探針1を先端から浸漬し、ゆっくり引き上げる(dip
−coating)。この探針1を300〜450℃で
熱処理することで膜厚100〜300nmのSiO2
縁膜2を作製した。膜厚は溶液の濃度や粘度(Hydr
oxy−propylcellose(hpc)などの
増粘剤で調整)、dip−coating時のスピード
などで変化させることができるが、次の工程でイオン注
入を行うことから200〜400nm程度の厚みが好ま
しい。また溶液中に於てSTM観察を行う場合、溶液の
組成によっては絶縁膜2の組成も変化させることができ
る。たとえば、耐アルカリ性を高める必要のあるときは
ZrO2を導入しSiO2−ZrO2系ガラス薄膜にする
と良いし、Na+の拡散を防ぐ必要のある場合にはSi
2にNを導入するとよい。
【0008】(3)次にこの絶縁コートした探針1の最
先端部に導電性を付与する方法としてイオン注入を行
う。打ち込むイオンは導電性を付与できる元素であれば
何でもよいが、ビームをlμmに絞って探針1の最先端
部に照射することにより、絶縁膜の最先端部(元素注入
部3)に導電性を付与する。またイオン注入加速電圧を
可変して、深い所から浅い方へと導電部を作製すること
もできる。さらに,工程(2)で熱処理前にイオン注入
を行うことにより、注入加速電圧を下げることができる
が、その後の熱処理で導電性イオンが拡散してしまうこ
とがあるので注意が必要である。
【0009】(4)次いで工程(3)で作製した元素注
入部3に尖鋭な探針を形成する方法を述べる。まずタン
グステンや白金、タンタルなどの元素を核とする有機金
属ガス雰囲気中で、元素注入部3に電子線を照射した。
この際、電子線を探針1の軸方向から、50nm〜10
0nmに絞ったビームで照射することにより、有機金属
ガスが分解され金属元素のみが元素注入部3に接してワ
イヤー状に堆積する。この堆積金属4は250〜350
nmφ、長さ500〜700nm程度である。
【0010】(5)最後に工程(4)で形成した堆積金
属4にGaなどのイオンビームを照射して削り、円錐状
の成形探針先端部5を作製する。また工程(4)および
(5)の条件を変化させることにより、測定対象試料の
形状に対応させることも可能である。たとえば凹凸の激
しい試料用には、工程(4)で長めの堆積金属4を形成
し、工程(5)で鋭く削りだすことで対応できる。
【0011】以上の探針製造方法により、本発明による
探針は図2に示す構造となる、測定対象試料と成形探針
先端5との間でトンネル現象が生じると、トンネル電流
は成形探針先端部5から元素注入部3を介して探針1に
流れ検出される。また溶液中に於てSTM観察を行う場
合、絶縁薄膜2から先端までを液中に浸漬し測定する。
この際、溶液と接する導電性部分は成形探針先端5のみ
となり、溶液を介したリーク電流を非常に小さくするこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図1に示す製作工程を参照しつつ、本
発明における実施例を説明する。まず金属探針素材1と
して機械研磨法により作製した白金探針を用い、これに
絶縁薄膜コーティングを行う。絶縁膜2はSiO2薄膜
とする。まず原料のテトラエトキシシラン(Si(OC
254)10gをエタノール(C25OH)15gと
水(H2O)9.5gの溶液に溶かし、酸触媒(HC
l)0.lgを加えたものをコーティング用の溶液とす
る。この溶液に探針1を先端から浸漬し、10cm/m
inのスビードで引き上げる(dip−coatin
g)。この探針1を400℃で熱処理することで膜厚2
00nmのSiO2絶縁膜2を作製した。
【0013】次にこの絶縁コートした探針1の最先端部
にイオン注入を行った。注入イオンにCrを選択し、注
入量は1×1017ions/cm2 、イオン注入加速電
圧は140kVで、ビームをlμmに絞って探針1の最
先端部に照射することにより、絶縁膜の最先端部(元素
注入部3)に導電性を付与することができた。次いで元
素注入部3に尖鋭な探針を形成する。まずW(CO)6
雰囲気中で、元素注入部3に電子線を照射した。この
際、電子線を探針1の軸方向から、50nm〜100n
mに絞ったビームで照射することにより、W(CO)6
が分解され金属Wのみが元素注入部3に接してワイヤー
状に堆積する。この金属W4は250φ、長さ500n
m程度であった。最後に堆積した金属W4にGaイオン
ビームを500nm〜25nm以下に絞り照射して削
り、円錐状の成形探針先端部5を作製した。
【0014】この探針を用いてHOPG(Highly
Oriented Pyrolytic Graph
ite)のSTM像を観察したところ、明瞭な原子像を
得ることができた。従って探針1と絶縁物薄膜内の元素
注入部3および堆積金属を成形した探針先端部5の3つ
の部分は電気的に導通が取れていることが確認できた。
また通常の電解研磨法により作製したタングステン探針
と比較すると、本発明による探針の方が再現性の良い結
果が得られることから、探針先端部5は十分に尖鋭であ
ることが分かった。さらに本発明による探針の絶縁膜部
2から探針先端部5を電解液中に浸漬し、探針1と電解
液の間に電圧を1V印加したところ、測定電流値は0.
1nA以下であった。この結果、電解液中でのSTM測
定も問題なく明瞭な像を得られることが分かった。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、最先端部
が尖鋭で原子像の観察が可能な分解能を有し、また最先
端部以外は絶縁性を保持するため、電解液中のSTM測
定においてもトンネル電流を安定して検出することがで
き、明瞭な像を得ることができる。さらに、本発明は、
探針の先端部を覆う絶縁性薄膜を、SiO2絶縁膜をS
ol−Gel法により形成することにより、耐酸性、耐
アルカリ性共に十分に確保でき、溶液のpHの値にかか
わらず正確な測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探針作製工程を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1・・・探針(通常のSTM探針) 2・・・絶縁薄膜 3・・・元素注入部 4・・・堆積金属 5・・・成形探針先端

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査型トンネル顕微鏡の探針において、
    円錐状に尖らせた導電性探針素材の先端部を絶縁性薄膜
    で覆い、該探針素材における円錐状先端の絶縁性薄膜部
    に局所的に導電性を付与し、該導電性付与部に前記円錐
    状先端よりさらに尖鋭な金属針を形成したことを特徴と
    する走査型トンネル顕微鏡の探針。
  2. 【請求項2】 前記円錐状に尖らせた導電性探針素材
    は、白金探針によって形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の走査型トンネル顕微鏡の探針。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性薄膜は、SiO2薄膜によっ
    て形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の走査型トンネル顕微鏡の探針。
  4. 【請求項4】 走査型トンネル顕微鏡用探針の製造方法
    において、円錐状に尖らせた導電性探針素材の先端部に
    絶縁性ガラス薄膜を形成し、該探針素材における円錐状
    先端の絶縁性ガラス薄膜部に局所的に導電性を付与し、
    該導電性付与部に前記円錐状先端よりさらに尖鋭な金属
    針を形成したことを特徴とする走査型トンネル顕微鏡用
    探針の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁性のガラス薄膜は、有機金属を
    原料としてSol−Gel法によって形成することを特
    徴とする請求項4に記載の走査型トンネル顕微鏡用探針
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記局所的な導電性の付与は、前記探針
    素材における円錐状先端に形成されたガラス薄膜に、導
    電性元素をドーピングすることによって行われることを
    特徴とする請求項4または請求項5に記載の走査型トン
    ネル顕微鏡用探針の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記尖鋭な金属針の形成は、前記導電性
    付与部に有機金属ガス雰囲気で電子ビームを照射して該
    有機金属ガス中の金属を線状に堆積し、イオンビームに
    より前記線状に堆積された金属を尖鋭化することによっ
    て行われることを特徴とする請求項4〜請求項6のいず
    れか1項に記載の走査型トンネル顕微鏡用探針の製造方
    法。
JP27048995A 1995-09-25 1995-09-25 走査型トンネル顕微鏡の探針及びその製造方法 Pending JPH0989914A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100679620B1 (ko) * 2005-01-25 2007-02-06 한국표준과학연구원 Afm 나노튜브 탐침의 제조 방법 및 그러한 방법에 의해제조되는 afm 나노튜브 탐침
KR101290060B1 (ko) * 2011-09-08 2013-07-26 명지대학교 산학협력단 절연막이 코팅된 전도성 탐침을 이용한 액상 정전기력 현미경
KR101435630B1 (ko) * 2012-07-25 2014-08-28 전북대학교산학협력단 주사 정전용량 현미경용 탐침

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