JPH0989695A - レール締結装置の緩み検出方法および同装置 - Google Patents

レール締結装置の緩み検出方法および同装置

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JPH0989695A JP24963895A JP24963895A JPH0989695A JP H0989695 A JPH0989695 A JP H0989695A JP 24963895 A JP24963895 A JP 24963895A JP 24963895 A JP24963895 A JP 24963895A JP H0989695 A JPH0989695 A JP H0989695A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各レール締結装置の緩みの有無を、装置個々
の正常基準値に基づいて正確に判別し、検出精度を向上
させる。 【解決手段】 検出対象であるレール締結装置を緩みの
無い正常締結状態とした後の最初の検出操作によって得
られた計測値を各レール締結装置個々の正常基準値とし
てコントローラ29の第2記憶部33に記憶させ、2回
目以降の検出操作ごとに、各レール締結装置についての
計測値をそれぞれの正常基準値と比較して緩みの有無を
判別するようにした方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレールを枕木上に固
定するレール締結装置の緩みを検出する方法および装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道のレール締結装置として、図7に示
すように、板バネをクリップ状に折り曲げて形成した押
え部材1をボルト2で枕木3上に取付け、この押え部材
1により、レール4の基部4aを枕木3上に押し付け、
かつ、側方から支えて枕木3上に固定する構成のものが
一般に使用されている。5は押え部材1の横ずれを防止
する受け部材、6はワッシャである。
【0003】従来、このレール締結装置の緩み(ボルト
2の緩み)を自動的に検出する装置として、特開平6−
298092号に示されているように、レール上を走行
する台車に、レール締結装置の緩み状態を計測する緩み
センサと、この緩みセンサからの信号に基づいて緩みの
有無を判別するコントローラとを搭載し、走行しながら
緩みを自動的に検出する緩み検出装置が公知となってい
る。
【0004】この公知の装置においては、押え部材1の
緩み状態(緩みの無い正常締結状態からの変位量)を計
測する手段として、図7に示すように、二つの緩みセン
サ7,8を、それぞれのセンサヘッドが基準点となるよ
うに同一高さ位置に設置し、一方のセンサ7でセンサヘ
ッドからレール上面までの距離Aを、他方のセンサ8で
センサヘッドから押え部材1の先端部上面までの距離B
をそれぞれ計測する。
【0005】そして、このセンサ信号に基づいてコント
ローラでB−A=C(レール面から押え部材先端部上面
までの距離、以下、面間距離という)の演算を行い、こ
の計測された面間距離Cを、レール締結装置を完全に締
結した状態での面間距離として予め設定された正常基準
値と比較してレール締結装置の緩みの有無を判別してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この公知の装置におい
ては、レール締結装置の正常締結状態ではすべてのレー
ル締結装置について面間距離Cが一定という前提のもと
に、この一定の面間距離を正常基準値として計測値と比
較する構成をとっている。
【0007】ところが、実際には、枕木3およびレール
締結装置にはそれぞれ設置誤差があり、しかもこの誤差
は枕木ごと、およびレール締結装置ごとにばらつきがあ
るため、正常締結状態での面間距離(正常基準値)も各
レール締結装置によって異なる。
【0008】このため、公知の装置によると、面間距離
Cが、そのレール締結装置にとっては正常範囲にあるに
もかかわらず緩んでいると判別されたり、逆に緩んでい
るにもかからず正常と判別されたりする等、緩み検出の
精度に問題があった。
【0009】そこで本発明は、各レール締結装置の緩み
の有無を、装置個々の正常基準値に基づいて正確に判別
し、検出精度を向上させることができるレール締結装置
の緩み検出装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(方法)
は、レール締結装置によって枕木上に締付け固定された
レール上を走行する台車に緩みセンサとコントローラと
を搭載し、上記台車を走行させながら上記緩みセンサに
よってレール締結装置の緩み状態を計測し、上記コント
ローラによりこの緩みセンサからの信号に基づいて緩み
の有無を判別するレール締結装置の緩み検出方法におい
て、検出対象であるレール締結装置を緩みの無い正常締
結状態とした後の最初の検出操作によって得られた計測
値を各レール締結装置個々の正常基準値として上記コン
トローラに記憶させ、2回目以降の検出操作ごとに、各
レール締結装置についての計測値をそれぞれの上記正常
基準値と比較して緩みの有無を判別するものである。
【0011】請求項2の発明(装置)は、レール締結装
置によって枕木上に締付け固定されたレール上を走行す
る台車に、レール締結装置の緩み状態を検出する緩みセ
ンサと、この緩みセンサからの信号を取り込むコントロ
ーラが搭載され、このコントローラは、(i)検出対象
であるレール締結装置が緩みの無い正常締結状態とされ
た後の最初の計測値を各レール締結装置個々の正常基準
値として記憶し、(ii)2回目以降の検出操作ごとに、
各レール締結装置についての計測値をそれぞれの上記正
常基準値と比較して緩みの有無の判別を行うように構成
されたものである。
【0012】上記構成によると、検出対象である各レー
ル締結装置個々に、緩みの無い正常締結状態での計測値
がそれぞれの正常基準値としてコントローラに記憶さ
れ、2回目以降の検出操作ごとに、この正常基準値と計
測値とが比較されるため、枕木およびレール締結装置に
設置誤差があっても、またこの誤差にバラツキがあって
も、コントローラによる緩みの有無の判別が常に正確に
行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図6に
よって説明する。
【0014】まず、全体概略構成を図1によって説明す
ると、11は車輪12…によってレール4上を走行する
台車で、この台車11に運転室や計測室等となるキャビ
ン、および走行等の動力源となるエンジン(いずれも図
示しない)が搭載される。
【0015】また、センサとして、台車下面に緩みセン
サユニット13(そのケースのみを示す)が設けられる
とともに、ワークセンサ14とタグセンサ15が、それ
ぞれ前進用と後進用とに分けて、緩みセンサユニット1
3の検出中心軸Oを挟んだ前後両側(台車走行方向に対
して前後両側)に対称配置で設けられている。
【0016】緩みセンサユニット13は、図2に示すよ
うに、枕木一本当りに使用されているレール締結装置
(両レール4,4につきそれぞれ左右一対ずつで計四
組)ごとに二個ずつ(計8個)用いられる変位センサ
(たとえばレーザー変位センサが用いられる)16,1
7から成っている。
【0017】両変位センサ16,17は、図3に示すよ
うに、各レール締結装置におけるボルト2の緩みによっ
て発生する、押え部材1の緩みの無い正常締結状態から
の復元方向の変位量を検出する。
【0018】具体的にいうと、両変位センサ16,17
は、図7に示す従来装置における変位センサ7,8と同
様に、それぞれのセンサヘッドが基準点となるように同
一高さ位置に設置され、一方のセンサ(以下、基準側セ
ンサという)16は、センサヘッドからレール4の上面
までの距離Aを、他方のセンサ(以下、変位側センサと
いう)17はセンサヘッドから押え部材1の先端部上面
までの距離Bをそれぞれ計測する。
【0019】一方、ワークセンサ(たとえば光電センサ
が用いられる)14は、両側レール4,4について2組
ずつ設けられたうちの一方のレール締結装置のボルト2
を検知してワーク検知信号を出力する。
【0020】また、タグセンサ15は、図2に示すよう
に軌道における道床上に設置されたデータ記憶装置とし
ての始点側および終点側タグ18,19を検知してタグ
検知信号を出力する。
【0021】始点側および終点側両タグ18,19は、
図4に示すように記憶部20と、入出力装置21とを有
し、記憶部20に、始点側タグ17の場合には検出開始
点を示す情報(検出開始点情報)と同タグ設置位置のア
ドレス情報、終点側タグ19の場合には検出終了点を示
す情報(検出終了点情報)と同タグ設置位置のアドレス
情報がそれぞれ記憶されている。
【0022】また、入出力装置21は受信回路22およ
び送信回路23に接続され、アンテナ24の受信および
送信両ヘッド25,26を介して無線通信による外部と
のデータの授受が行われる(この点の作用は後に詳述す
る)。
【0023】さらに、受信ヘッド25に整流回路27、
この整流回路27に充電回路28がそれぞれ接続されて
いる。
【0024】一方、台車11には、センサ信号に基づい
て緩み判別等を行うコントローラ29(図5参照)が設
けられている。
【0025】このコントローラ29は、センサ信号(ア
ナログ信号)をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータ30と、センサ信号を一時的に記憶する第1記憶部
31と、演算部32と、この演算部32での演算結果を
記憶する第2および第3記憶部33,34と、緩み判別
部35と、データ処理部36と、表示部37とを具備し
ている。
【0026】入力されるセンサ信号のうち、変位センサ
16,17からの信号は、一旦、第1記憶部31に記憶
された後、演算部32に取り込まれ、ここでB−A=C
(面間距離)の演算が行われる。
【0027】ここで求められた面間距離Cは第2記憶部
33または第3記憶部34に取り込まれて記憶される。
【0028】すなわち、検出対象区間の全レール締結装
置をすべて完全に締め込んで緩みの無い正常締結状態と
した後、最初の計測操作時(たとえば図示しないスター
トスイッチのオン操作によって2回目以降と区別され
る)に演算によって求められた各締結装置個々の面間距
離Cがそれぞれの正常基準値C0として第2記憶部33
に記憶される。
【0029】そして、この最初の計測操作時から時間を
経た2回目以降の計測操作時に演算によって求められた
各締結装置個々の面間距離Cが第3記憶部34に記憶さ
れる。
【0030】緩み判別部35では、この計測され記憶さ
れた正常基準値と2回目以降の面間距離Cとを比較し
(C−C0=D)、その差Dが、台車11の横揺れによ
る検出誤差等を考慮して予め設定された許容値を超える
ときにレール締結装置が緩んでいると判別する。
【0031】この緩み判別部35での判別結果は表示部
(たとえばCRT、プリンタ)37に表示されるととも
に、データ処理部36に取り込まれて保存され、データ
ベース化される。
【0032】表示部37での表示法の一例を示せば、図
6に示すように、ある計測区間における枕木アドレスを
横軸に、各枕木における特定の締結装置の面間距離Cを
縦軸にとったグラフとして表示される。
【0033】図中、太線が正常締結状態とした後の最初
の計測値、つまり正常基準を示し、細線が2回目(また
は3回目以降)の計測値を示す。また、締結不良と判別
された枕木アドレスの番号が丸囲いで示される。
【0034】あるいは、他の表示法として、各締結装置
について各計測回の良否結果を○(良)、×(否)で表形式
で表してもよい。
【0035】一方、ワークセンサ14からのワーク検知
信号(レール締結装置を検知した信号)は、図5のAD
コンバータ30に取り込まれ、このワーク検知信号をト
リガとして変位センサ16,17から第1記憶部31に
信号が取り込まれる。
【0036】また、ワーク検知信号はパルス発生器38
に取り込まれ、一個のボルト2(レール締結装置)が検
知されるごとに一個のパルスが発生する。
【0037】この発生したパルス信号はカウンタ39に
入力され、ここでカウントされたパルス数(通過した枕
木の本数)がアドレス加算器40に入力される。
【0038】このアドレス加算器40では、予め設定さ
れた各レール締結装置のアドレスと、上記カウントパル
ス数から処理中のレール締結装置のアドレスを割り出
し、これが第2、第3記憶部33,34と、データ処理
部36と、表示部37にアドレス情報として送られる。
【0039】これにより、各レール締結装置の正常基準
値Dおよび計測された面間距離Cがそれぞれアドレス別
に第2、第3記憶部33,34に記憶されるとともに、
緩み判別データがアドレスとの関係をもってデータ処理
部36に保存され、かつ表示部37に表示される。
【0040】さらに、コントローラ29には、送、受信
ヘッド41,42を備えたアンテナ43と、送信回路4
4および受信回路45と、入出力装置46とが設けら
れ、入出力装置46から送信回路44、送信ヘッド41
を介してタグ18,19に対するアクセス信号(問い合
わせ信号)が送信され、タグ18,19からのデータ信
号(応答信号)が受信ヘッド42、受信回路45を介し
て入出力装置46に取り込まれる。
【0041】すなわち、 台車走行中、全レール締結装置のうち、あるアドレ
ス区間のもの(たとえば100番目から200番目まで
のレール締結装置)と指定して、送信ヘッド41からタ
グ18,19に向かってアクセス信号が送信される。
【0042】 タグ18,19側でこのアクセス信号
を受信すると、この信号が受信回路22に取り込まれる
一方で、受信ヘッド25側に電磁結合方式によって相互
誘導起電力が発生し、この起電力のうち、高周波成分を
除く直流成分のみが整流回路27を通じて充電回路28
に蓄積され、電源として使用される。
【0043】 タグ18,19では、信号が取り込ま
れると、記憶部20に記憶された情報、すなわち検出開
始点情報とタグ設置位置のアドレス情報とが読み出さ
れ、この情報が入出力装置21、送信回路23、送信ヘ
ッド26を経由して台車側コントローラ29に送信され
る。
【0044】 コントローラ29では、このタグ情報
のうちアドレス情報がデータ処理部36および表示部3
7に取り込まれる一方で、検出開始点および終了点情報
が入出力装置46を介して第1記憶部31に取り込ま
れ、これをトリガとして各センサ信号の取り込み(緩み
検出作用)が開始され、または終了する。
【0045】また、第1記憶部31には、タグセンサ1
5からのタグ検知信号がA/Dコンバータ30を介して
取り込まれ、センサ信号の取り込み開始または終了が、
このタグ検知信号をトリガとして行われる。
【0046】こうして、レール上を走行しながら、各レ
ール締結装置の緩みを自動的に検出することができる。
【0047】しかも、この緩み検出装置によると、各レ
ール締結装置個々に、正常締結状態での面間距離を正常
基準値として記憶させておき、これを2回目以降の計測
値と比較して緩みの有無を判別するため、枕木3および
レール締結装置の設置誤差に関係なく、緩みが発生すれ
ば面間距離と正常基準値とに差が生じることによって正
確に検出することができる。
【0048】一方、この緩み検出装置においては、ワー
クセンサ14およびタグセンサ15を、緩みセンサユニ
ット13(変位センサ16,17)の検出中心軸Oを挟
んで前後両側に対称配置しているため、台車11の前進
時には前側のもの、後進時には後側のものがそれぞれワ
ーク検知作用およびタグ検知作用を行う。
【0049】すなわち、前進時と後進時ともに同じ条件
で緩み検出を行うことができる。このため、一旦計測を
終了した後に補修作業が行われた場合等に、台車11を
折り返し後進走行させて再計測することができる。
【0050】なお、ワークセンサ14およびタグセンサ
15からの検知信号のうち、前進時には前側からのも
の、後進時には後側からのものだけを有効とする必要が
あるが、この切換えは、たとえば前後進切換スイッチに
より、ADコンバータ30に取り込まれるセンサ信号を
前後両側のうちから選択することによって行うことがで
きる。
【0051】あるいは、台車11の前進、後進をセンサ
等で検出し、この検出信号に基づいて取り込むべきセン
サ信号を選択するようにしてもよい。
【0052】一方、後進時には、始点側タグ18が終点
側タグとして機能し、終点側タグ19が始点側タグとし
て機能する必要があるが、この切換えは、取り込まれる
タグ情報を、台車11の前進、後進に応じてコントロー
ラ29側のプログラム上で転換することによって行うこ
とができる。
【0053】ところで、上記実施形態では、緩みセンサ
として、センサヘッドからレール上面までの距離Aを計
測する基準側センサ16と、センサヘッドからレール締
結装置における押え部材1の先端部上面までの距離Bを
計測する変位側センサ17とを用い、B−A=Cの演算
を行うようにしたが、センサヘッドから押え部材1の基
端部上面までの距離Xを計測する基準側センサと、セン
サヘッドから押え部材1の先端部上面までの距離Yを計
測する変位側センサとを用い、Y−Xの演算を行うよう
にしてもよい。
【0054】また、上記実施形態では、正常基準値C0
と計測値Cとの差Dが許容値を超えるときに締結不良と
判別する構成をとったが、差Dが生じたときに締結不良
と判別してもよい。
【0055】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、検出
対象であるレール締結装置を緩みの無い正常締結状態と
した後の最初の検出操作によって得られた計測値を各レ
ール締結装置個々の正常基準値としてコントローラに記
憶させ、2回目以降の検出操作ごとに、各レール締結装
置についての計測値をそれぞれの正常基準値と比較して
緩みの有無を判別するため、枕木およびレール締結装置
に設置誤差があっても、またこの誤差にバラツキがあっ
ても、緩みの有無の判別を常に正確に行い、緩み検出の
精度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる緩み検出装置の全体
概略構成図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】同実施形態装置におけるタグのブロック構成図
である。
【図5】同コントローラのブロック構成図である。
【図6】同コントローラにおける表示部による表示法の
一例を示す図である。
【図7】レール締結装置の断面図である。
【符号の説明】
1 レール締結装置の押え部材 2 同ボルト 3 枕木 4 レール 11 台車 13 緩みセンサユニット 16,17 緩みセンサ 29 コントローラ 32 コントローラにおける押え部材の緩み方向の変位
量を演算する演算部 33 正常締結状態とした後の最初の計測値を記憶する
第2記憶部 34 2回目以降の計測値を記憶する第3記憶部 35 緩み判別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール締結装置によって枕木上に締付け
    固定されたレール上を走行する台車に緩みセンサとコン
    トローラとを搭載し、上記台車を走行させながら上記緩
    みセンサによってレール締結装置の緩み状態を計測し、
    上記コントローラによりこの緩みセンサからの信号に基
    づいて緩みの有無を判別するレール締結装置の緩み検出
    方法において、検出対象であるレール締結装置を緩みの
    無い正常締結状態とした後の最初の検出操作によって得
    られた計測値を各レール締結装置個々の正常基準値とし
    て上記コントローラに記憶させ、2回目以降の検出操作
    ごとに、各レール締結装置についての計測値をそれぞれ
    の上記正常基準値と比較して緩みの有無を判別すること
    を特徴とするレール締結装置の緩み検出方法。
  2. 【請求項2】 レール締結装置によって枕木上に締付け
    固定されたレール上を走行する台車に、レール締結装置
    の緩み状態を検出する緩みセンサと、この緩みセンサか
    らの信号を取り込むコントローラが搭載され、このコン
    トローラは、 (i)検出対象であるレール締結装置が緩みの無い正常
    締結状態とされた後の最初の計測値を各レール締結装置
    個々の正常基準値として記憶し、 (ii)2回目以降の検出操作ごとに、各レール締結装置
    についての計測値をそれぞれの上記正常基準値と比較し
    て緩みの有無の判別を行うように構成されたことを特徴
    とするレール締結装置の緩み検出装置。
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