JPH0989280A - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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Publication number
JPH0989280A
JPH0989280A JP24439495A JP24439495A JPH0989280A JP H0989280 A JPH0989280 A JP H0989280A JP 24439495 A JP24439495 A JP 24439495A JP 24439495 A JP24439495 A JP 24439495A JP H0989280 A JPH0989280 A JP H0989280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
low
electric carpet
burn prevention
low temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP24439495A
Other languages
English (en)
Inventor
Taka Terajima
社 寺島
Hiroshi Ebihara
博 海老原
Hidefumi Kumagai
秀文 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 就寝具の下部に敷設して使用する電気カーペ
ットによる就寝中の低温やけどを防止でき、心地良く使
用できる電気カーペットを提供する。 【解決手段】 就寝具の下面に敷設する電気カーペット
1のコントローラ4に、スイッチをオンにすることでカ
ーペットの表面温度を一定時間高温とし、次いで所定の
低温やけど防止温度に切り替える低温やけど防止スイッ
チ11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的低い暖房温
度でも、長時間人体の同じ箇所を暖める際に、低温やけ
どをするのを防止できる主として就寝具の下面に敷設し
て使用される電気カーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に家庭の室内の暖房用として使
用されている電気カーペットは、床面から人体を暖める
暖房具として広く普及されているが、例えば冬期間また
は寒冷地における寝室に、就寝具の下部に敷設し、敷布
団などと共に人体を具合良く暖めうることから、特に老
人や病人用の就寝用暖房具の一つとして使用されること
が多い。
【0003】しかしながら、その電気カーペットの設定
暖房温度が例えば40℃から60℃のように比較的低温
度であっても、長時間使用後には就寝具の保温作用によ
り就寝具自体も40℃以上の温度となり、長時間同じ場
所に触れている間に、その使用者の体質や状況によって
は、人体の皮膚の暖められた箇所の蛋白質が破壊され、
皮膚の深部にまで及び紅斑や水ぶくれができるいわゆる
低温やけどをする現象が生ずる。
【0004】このような低温やけどについては、電気カ
ーペットの販売時、取扱説明書で安全上の注意項として
警告しているが、通常、使用者はその警告に気付かず
に、又は無視して低温やけどをする例がある。特に、電
気カーペット上に就寝具を敷設して使用する例は、、老
人や病人が多い。しかも低温やけどにかかったことに直
ぐには気付かぬことが多く、就寝中の知らない間に低温
やけどにかかることがある。
【0005】近年使用されている電気カーペットでは、
そのコントローラにダニ退治用のスイッチが設けられて
いるものはあるが、使用時に低温やけどを防止するため
の機能を有する電気カーペットは存在しない。一方、電
気カーペット上に就寝具を敷設して就寝する場合、当初
は就寝具が冷えているので、電気カーペットによって適
宜な暖房温度まで就寝具を積極的に暖める必要があり、
また上記低温やけどは設定した暖房温度にもよるが、短
時間人体を暖めた状態では発生するものではなく、しか
もこの場合、電気カーペットのヒータによる熱が就寝具
を通じて就寝する使用者の人体に達するにはある程度の
時間がかかると共に、一度暖められた就寝具に人が入る
と、その体温により長時間その熱は保持され、就寝具は
直ぐに冷えることがないことも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、就寝具の下
面に敷設して使用する電気カーペットによる就寝中の低
温やけどの発生を防止でき、しかも心地良く使用できる
電気カーペットを提供することをその解決課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気カーペッ
トに設けた低温やけど防止スイッチを入れると、一旦高
温となり、所定時間経過後タイマーが作動して電気カー
ペットの表面温度が低温やけど防止温度に設定される電
気カーペットからなり、それらの高温は40℃〜70℃
とし、低温やけど防止温度は30℃〜40℃未満に設定
可能な電気カーペットからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施形態について説明するが、図1は図2に示す電気カー
ペット1のコントローラ4の要部拡大の平面図である。
まず、この場合の電気カーペット1は、その暖房面積が
図2のA面とB面とからなり、それらの内部に電熱ヒー
タが入っており、さらに、この電気カーペット1の上に
敷布団、掛布団及び枕などからなる就寝具2を敷設して
使用するものである。
【0009】次に、図1において上記暖房面積のA面の
みを暖房する場合、A面とB面の両面を暖房する場合、
Bのみを暖房する場合、及び全面への電源を切る場合と
に切り換える暖房面切替スイッチ3がコントローラ4に
設けられている。このコントローラ4の電源コネクター
受には、コネクター5のプッシュボタン15を押圧する
ことによりコネクター5をコントローラ4から着脱可能
に設けている。このコネクター5を介して電源コード6
及び差込プラグ7を経由して電流をこの電気カーペット
1のヒータに導入するようになっている。
【0010】次に、コントローラ4には温度調節つまみ
8が設けられ、弱から中及び強まで温度調節可能となっ
ており、さらにフロア選択つまみ9により、この電気カ
ーペット1を敷設使用する床面をじゅうたん、たたみ、
フローリングなどのごとく選択可能になっており、さら
に所定の時間後に電源が切れる切り忘れ防止タイマー1
0等が設けられている。
【0011】そこで、この電気カーペット1では、コン
トローラ4に、低温やけど防止スイッチ11を設けてお
り、この低温やけど防止スイッチ11をオンにすると、
先ずカーペットの表面温度を高温にする。この場合の温
度は40℃〜70℃に設定する。そしてタイマー12の
作用により30分〜1時間その高温状態が続き、次いで
自動的に低温やけど防止温度に設定される。
【0012】低温やけど防止スイッチ11をオンにする
と、高温に設定され、同時にパイロットランプ13が所
定の時間例えば30分間点滅する。30分経過すると、
自動的にカーペットの表面温度が低温やけど防止温度に
切り替わり、パイロットランプ13が点灯に切り替わる
ようになっている。本発明は電気カーペットの上に敷布
団を敷き、その上で寝る場合、寝る前例えば30分前に
低温やけど防止スイッチ11をオンにすると、まず高温
で30分間作動し、そして後低温やけどをしない温度に
なるようにしたのである。つまり布団に入る前に布団そ
のものをまず高温で温かくし、次いでタイマー12によ
り低温やけど防止温度になるようにしたのである。
【0013】次に、図2のA面とB面の暖房面からなる
電気カーペット1の回路について図3で説明すると、交
流電源にリレー接点AとヒータA及びリレー接点Bとヒ
ータBとがそれぞれ接続され通電される。上記のヒータ
A,Bに通電している時、温度信号検出部16からの信
号が信号比較部17に取り込まれ、一方、低温やけど防
止スイッチ11を入れることで、ヒータA,Bは一旦高
温となり、所定時間経過後タイマー12が作動して、温
度設定部18がその信号を読んで温度設定を30℃〜4
0℃未満の範囲に設定して信号比較部17に信号が送ら
れ、温度信号検出部16と比較して出力信号発生部20
に信号が送られ、その結果リレー駆動部19を介してリ
レー接点A,Bがオン・オフ制御されるようになってい
る。
【0014】本発明の実施結果として室内のたたみの上
に電気カーペット1を敷き、高い設定温度で通電した場
合の状態を図4の線図に示す。この状態の一定時間Tの
通電時には電気カーペット1の表面温度Mを例えば約4
5℃としている。上記の一定時間Tの後、電気カーペッ
ト1上に就寝具2である敷布団および掛布団を敷設し、
同時に低温やけど防止スイッチ11を入れることで、t
時間、例えば約30分間その電気カーペット1の表面温
度Mを布団のあたたまる温度迄上昇させるため、タイマ
ー12で約10℃ の約55℃迄上昇した後、電気カー
ペット1の表面温度Mを、低温やけど防止用の設定温
度、例えば39℃に下降することで、掛布団と敷布団と
の間の温度Pは約35℃になり、低温やけどをしない就
寝に適した温度にすることができる。なお、図1に示す
低温やけど防止スイッチ11は、スライド式のものを採
用しているが、プッシュポタン式等どのような形式のス
イッチを採用してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明の電気カーペットを
就寝具の下部に敷設して使用すれば、その電気カーペッ
トのコントローラに設けられた低温やけど防止スイッチ
を単にオンにすることで、まずタイマーが作動して高温
度で一定時間加温され、次いで自動的にカーペットの表
面温度が低温やけどの発生を防止して、安全に、かつ確
実に、しかも心地良く就寝時に使用できる。
【0016】本発明は、上記低温やけど防止スイッチに
接続したタイマーをコントローラに設けておくことによ
り、低温やけど防止スイッチをオンにした後所定の時間
は電気カーペットが就寝具を比較的高い温度で暖房し、
所定時間後にカーペットの表面温度を低温やけど防止温
度に切り替えることになる。つまりまず冷えた状態の就
寝具を一旦暖め、その状態で就寝具に入った使用者が低
温やけどの恐れなく安心して就寝することができる安全
装置として有効に機能させることができるのである。
【0017】本発明は、電気カーペットの上に敷布団を
敷いて寝る場合の低温やけど防止と、布団に入った時に
は温かい状態になっていることを特徴とするものである
から、スイッチを入れて、ある一定時間、例えば20分
間は電気カーペットの表面温度を40℃〜70℃とし、
次いでタイマーにより低温やけどしない温度に切り替わ
るが、本発明は電気カーペットの上に布団を敷いた場合
を想定しているが、一旦高温にしたあとは、敷布団の表
面温度が30℃〜40℃未満の範囲となるようにすれば
低温やけどをしないですむのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電気カーペットの
コントローラ要部拡大の平面図である。
【図2】図1の電気カーペット上に就寝具を敷設した状
態を示す平面図である。
【図3】図1の電気カーペットをたたみの上に敷き、そ
の上に敷布団と掛布団とを敷き、低温やけど防止スイッ
チを入れた状態の電気カーペットの表面温度及び掛布団
と敷布団との間の温度を示す線図である。
【図4】図2の電気カーペットの回路図である。
【符号の説明】
1 電気カーペット 2 就寝具 4 コントローラ 11 低温やけ
ど防止スイッチ 12 タイマー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温やけど防止スイッチを入れると、一
    旦高温となり、所定時間経過後タイマーが作動して電気
    カーペットの表面温度が低温やけど防止温度に設定され
    る電気カーペット。
  2. 【請求項2】 高温が40℃〜70℃とし、低温やけど
    防止温度が30℃〜40℃未満に設定可能な請求項1の
    電気カーペット。
JP24439495A 1995-09-22 1995-09-22 電気カーペット Pending JPH0989280A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007093088A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Eidai Co Ltd 電気式床暖房システム
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