JPH0988905A - 定圧力制御液圧駆動装置 - Google Patents

定圧力制御液圧駆動装置

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JPH0988905A
JPH0988905A JP7249647A JP24964795A JPH0988905A JP H0988905 A JPH0988905 A JP H0988905A JP 7249647 A JP7249647 A JP 7249647A JP 24964795 A JP24964795 A JP 24964795A JP H0988905 A JPH0988905 A JP H0988905A
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Akira Hibi
昭 日比
Morio Oshina
守雄 大科
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/423Motor capacity control by fluid pressure control means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】定圧力制御液圧駆動装置において、指令手段が
中立を指示している時に、十分な保持力(制動力)が得
られるようにする。 【解決手段】第1カム27は、操作レバー9が中立位置
及び制動範囲9a,9bにあるときは方向切換弁20を
中立位置に切り換え、駆動範囲9c,9dに操作された
ときはその操作方向に応じて方向切換弁20をa位置又
はb位置に切り換え、第2カム28は、操作レバー9が
中立位置にある時は油圧モータ4の傾転が最大となり、
制動範囲9a,9bにあるときは操作に従って油圧モー
タ4の傾転を制御し、駆動範囲9c,9dにある時は、
その操作量に応じて油圧モータ4の傾転を制御する。ま
た、第1管路21及び第2管路22から高圧管路7に向
かう流れだけを許容するチェック弁23,24と、第1
管路21及び第2管管路22の負圧発生を防止するチェ
ック弁25,26とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転負荷を駆動する
液圧駆動装置に係わり、特に一定圧力の液圧源に可変容
量型の液圧モータを接続し、この液圧モータの押しのけ
容量を制御することで発生する駆動トルクや制動トルク
を調整しつつ、大きな慣性モーメントを有する回転負荷
を駆動する定圧力制御液圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一定圧力の液圧源に可変容量型の液圧ア
クチュエータを接続し、この液圧アクチュエータの押し
のけ容量を制御することで発生する駆動トルクや制動ト
ルクを調整する液圧駆動装置は、「セカンダリーコント
ロールシステム」或いは「定圧力制御システム」として
知られている。例えば、1987年3月24日〜26日
にフィンランドのタンペル大学で開催された流体動力に
関する国際会議(International Conference on Fluid
Power)の予稿集、p2〜3、「セカンダリーコントロ
ール油圧システムのエネルギーの考察及び制御戦略(Se
condary Controlled Hydraulic System - Energy Aspec
t and Control Strategies)にその一例が記載されてい
る。
【0003】図4に従来の定圧力制御システム(セカン
ダリーコントロールシステム)の構成を示す。図4にお
いて、定圧力源1の高圧ポート2は高圧管路7で、また
低圧ポート3は低圧管路8で、それぞれ可変容量型液圧
アクチュエータ4に接続される。可変容量型液圧アクチ
ュエータ4の容量可変機構5は操作レバー9によって正
方向5aまたは負方向5bに調節可能である。また、可
変容量型液圧アクチュエータ4の出力軸は回転負荷6に
接続されている。可変容量型液圧アクチュエータ4は一
般的には両傾転型油圧モータであり、この油圧モータと
して斜板モータを使用した場合には、斜板が容量可変機
構5となる。以下、動作を説明する。
【0004】回転負荷6が停止した状態からの動作を考
える。操作レバー9を操作しない中立状態では油圧モー
タ4の斜板5も中立位置にあり、高圧管路7及び低圧管
路8より圧力差が加わっていてもトルクは発生せず、回
転負荷6は停止したままである。操作レバー9を正転方
向(矢印9a)側に動かすと、油圧モータ4の斜板5は
正転方向(矢印5a)側に動き、斜板傾転による押しの
け容量の大きさをq、高圧管路7と低圧管路8との差圧
をpとすると、p×qのトルクで回転負荷6を正転側に
駆動する。この時、操作レバー9を大きく操作するほど
斜板傾転による押しのけ容量の大きさqが大きくなるの
で、大きな駆動力が得られる。回転負荷6が回転してい
る状態で、操作レバー9を中立位置に戻した場合、油圧
モータ4の斜板傾転も中立に戻る。この場合、押しのけ
容量が0となるので、回転負荷6に対してのトルクの出
入りは0であり、回転負荷6はそのままの回転数で空転
を続ける(実際には諸抵抗によって徐々に減速する)。
【0005】空転状態から、これを減速するためには操
作レバー9を逆転方向(矢印9b)に操作する。油圧モ
ータ6は、操作レバー9の操作量に応じて図示5b側に
傾転し、作動流体を低圧管路8側から高圧管路7側に送
ろうとする。つまり、回転負荷6側から駆動されるポン
プのように動作する。この時、油圧モータ4は回転負荷
6に対して制動トルクを与えて減速させることになる。
制動トルクの大きさは駆動時と同様にp×q(ただしq
は負の値となる)であり、操作レバー9を大きく操作す
るほど大きな制動トルクが得られる。また、油圧モータ
4のポンプ作用により生じた油圧エネルギは定圧力源1
に含まれるアキュムレータに回収され、次の駆動に再利
用される。
【0006】正転している回転負荷6を停止させるため
には、逆転方向へ操作レバー9を操作し、減速させて、
停止したところで操作レバー9を中立に戻せばよい。
【0007】逆転方向への駆動・制動・停止は、操作レ
バー9の操作を逆側に行えばよい。
【0008】このような定圧力制御システムは、油圧モ
ータ4のポンプ作用で発生した油圧エネルギを回収し再
利用できることから省エネタイプのシステムとしての特
徴があり、回転方向を含めたトルクを操作レバー9で指
示する操作方式は、クレーンの旋回用駆動装置などに良
く利用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の定圧力制御シス
テムは、クレーンなどのように平坦な地面に設置されて
使われる機械の旋回油圧回路などには都合がよい。しか
し、油圧ショベルのような傾斜地でも稼働しなければな
らないような機械の旋回油圧回路では、操作レバー9を
中立にした状態にある時、フロントなどの作業装置の重
さによって油圧モータが駆動され、作業装置が低い方に
流れてしまう不都合がある。同様の問題はホイールロー
ダ等の車両の走行油圧回路の場合にもある。すなわち、
本発明を走行油圧回路に適用した場合、傾斜地での停車
中、車体の重さで油圧モータが回転し、車体が動いてし
まう可能性がある。
【0010】本発明の目的は、指令手段が中立を指示し
ている時に十分な保持力(制動力)を発揮できる定圧力
制御液圧駆動装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成を採用する。すなわち、一定
圧力を供給する定圧力源と、前記定圧力源に高圧管路及
び低圧管路を介して接続された可変容量型の液圧アクチ
ュエータと、前記液圧アクチュエータに指令を与える指
令手段とを備え、前記指令手段の指令により前記液圧ア
クチュエータの押しのけ容量を制御し、回転負荷を駆動
する定圧力制御液圧駆動装置において、前記定圧力源に
前記高圧管路及び低圧管路を介して接続されかつ前記液
圧アクチュエータが第1及び第2管路を介して接続され
た方向切換弁であって、前記高圧管路、低圧管路、第1
管路及び第2管路の全てのポートを遮断する中立位置
と、高圧管路を第1管路に接続し、低圧管路を第2管路
に接続する第1切り換え位置と、高圧管路を第2管路に
接続し、低圧管路を第1管路に接続する第2切り換え位
置を有する方向切換弁と;前記指令手段が中立を含む所
定の指令範囲にあるときは前記方向切換弁を中立位置に
切り換え、前記指令手段が前記所定の指令範囲を越えて
操作されたときはその操作方向に応じて前記方向切換弁
を第1切り換え位置又は第2切り換え位置に切り換える
第1制御手段と;前記指令手段が前記所定の指令範囲に
あるときは、中立では前記液圧アクチュエータの押しの
け容量が最大となり、中立から操作されるにしたがって
前記液圧アクチュエータの押しのけ容量が漸減するよう
に当該押しのけ容量を制御し、前記指令手段が前記所定
の指令範囲を越えて操作されたときはその操作量に応じ
て前記液圧アクチュエータの押しのけ容量が漸増するよ
うに当該押しのけ容量を制御する第2制御手段と;を備
える構成とする。
【0012】以上のように構成した本発明では、指令手
段が中立を含む所定の指令範囲を越えて操作されたとき
は、第1制御手段はその操作方向に応じて方向切換弁
を、高圧管路を第1管路に接続し低圧管路を第2管路に
接続する第1切り換え位置又は高圧管路を第2管路に接
続し低圧管路を第1管路に接続する第2切り換え位置に
切り換え、第2制御手段はその操作量に応じて液圧アク
チュエータの押しのけ容量を漸増させる。このため、液
圧アクチュエータは従来通り指令手段の操作方向と操作
量に応じて駆動される。
【0013】一方、指令手段が中立を含む所定の指令範
囲にあるときは、第1制御手段は、方向切換弁を第1管
路及び第2管路の全てのポートを遮断する中立位置に切
り換え、第2制御手段は、指令手段が中立にある時は液
圧アクチュエータの押しのけ容量を最大にし、指令手段
が中立から操作されるにしたがって液圧アクチュエータ
の押しのけ容量を漸減させる。このため、上記のように
液圧アクチュエータを駆動している状態から、指令手段
の指令を上記所定の指令範囲に戻したときは、液圧アク
チュエータは両ポートをブロックされかつ押しのけ容量
は戻し量に応じて漸増するから、負荷が与える液圧アク
チュエータの回転トルクをTとすると、第1管路と第2
管路間にp=T/q(qは可変容量型液圧アクチュエー
タの押しのけ容量)なる差圧を生じ、この差圧により指
令の戻し量に応じた制動力を発揮し、負荷は徐々に減速
される。更に指令手段を中立に戻すと、第1管路と第2
管路間にp=T/qmax(qmaxは可変容量型液圧アクチ
ュエータの最大押しのけ容量)なる差圧を生じ、最大の
制動力を発揮する。
【0014】そして、指令手段が中立にある時は、液圧
アクチュエータは両ポートをブロックされかつ押しのけ
容量が最大であるから、外部から回転トルクTを受けた
場合に、第1管路と第2管路間に上記のようにp=T/
qmaxなる差圧が生じ、この差圧により外部から回転さ
れることが防止される。これによって、油圧ショベルの
ような傾斜地でも稼働しなければならないような機械の
旋回油圧回路において、オペレータが操作入力を加えて
おらず、中立の指令が出ている時に、フロントなどの作
業装置の重さによって作業装置が低い方に流れてしまう
ことを防ぐことができる。
【0015】上記定圧力制御液圧駆動装置は、好ましく
は、前記第1管路及び第2管路から前記高圧管路に向か
う流れだけを許容する逆流防止手段と、前記第1管路及
び第2管路の負圧発生を防止する補給手段とを更に備え
る構成とする。
【0016】以上のように制動時に方向切換弁によって
可変容量型液圧アクチュエータの2つのポートを遮断す
るように構成された本発明においては、負荷が回転して
いる状態から制動して減速していく過程で可変容量型液
圧アクチュエータが作動油を吸入・吐出する流路が必要
である。また、従来システムと同等の加減速特性を得る
ためには、吸入する流路は低圧管路またはそれに相当す
る圧力レベルを維持し、吐出する流路は高圧管路または
それに相当する圧力レベルを維持する必要がある。本発
明では、方向切換弁により遮断された吐出側に相当する
第1管路又は第2管路は逆流防止手段を介して高圧管路
に接続されているので、該吐出側管路は高圧管路と同じ
圧力まで昇圧した後、吐出された作動油は高圧管路に流
れる。また、吸入側に相当する第1管路又は第2管路は
負圧発生を防止する補給手段を有しており、これから吸
入流量の補給を受けることができる。このような逆流防
止手段及び補強手段の作用により指令手段の指令に応じ
た制動力を発揮できる。また、液圧アクチュエータの吐
出側管路に発生した油圧エネルギを定圧力源に回収でき
る。
【0017】また、好ましくは、前記指令手段は回動操
作される操作レバーであり、前記第1制御手段は前記操
作レバーの回動操作により動かされる第1カムと、この
第1カムの動きに応じて前記方向切換弁を切り換える弁
操作手段とを有し、前記第2制御手段は前記操作レバー
の回動操作により前記第1カムと同期して動かされる第
2カムと、この第2カムの動きに応じて前記液圧アクチ
ュエータの押しのけ容量を制御するアクチュエータ容量
操作手段とを有する。この場合、好ましくは、前記第1
カム及び第2カムは前記操作レバーの回動中心に回転中
心を持つ回転式の一体型のカムである。
【0018】また、前記指令手段は回動操作される操作
レバーであり、前記第1制御手段は前記操作レバーの回
動角を検出する角度検出手段と、前記角度検出手段によ
って検出された回動角に応じて対応する弁切り換え指令
を出力する第1演算手段と、前記弁切り換え指令により
前記方向切換弁を切り換える弁操作手段とを有し、前記
第2制御手段は前記角度検出手段によって検出された回
動角に応じて対応する押しのけ容量指令を出力する第2
演算手段と、前記押しのけ容量指令により前記液圧アク
チュエータの押しのけ容量を制御するアクチュエータ容
量操作手段とを有する構成であっても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0020】まず、本発明の第1の実施形態を図1及び
図2により説明する。
【0021】図1において、1は設定された一定圧力を
供給する定圧力源であり、定圧力源1の高圧ポート2、
低圧ポート3はそれぞれ高圧管路7、低圧管路8によっ
て方向切換弁20のPポート、Tポートに接続されてい
る。また、方向切換弁20のAポート、Bポートは、第
1管路21、第2管路22によって可変容量型液圧アク
チュエータ4に接続されている。可変容量型液圧アクチ
ュエータ4は例えば両傾転型油圧モータであり、この油
圧モータとして斜板モータを使用した場合、斜板が容量
可変機構5となる。方向切換弁20は、全てのポート
P,T,A,Bを遮断する中立位置と、高圧管路7を第
1管路21に接続し、低圧管路8を第2管路22に接続
する第1切り換え位置(a位置)と、高圧管路7を第2
管路22に接続し、低圧管路8を第1管路21に接続す
る第2切り換え位置(b位置)を有するパイロット操作
弁である。
【0022】また、第1管路21、第2管路22は高圧
管路7にチェック弁23,24を介して接続され、高圧
管路7に向かう流れだけが許容される。更に、第1管路
21、第2管路22は低圧管路8にチェック弁25,2
6を介して接続され、低圧管路7からの流れだけを許容
するようになっている。
【0023】操作レバー9は指令を与える指令手段であ
り、軸9aを中心として回動操作される。軸9aには第
1及び第2の2つのカム27,28が設けられている。
図示右側の第1カム27はパイロット弁30を操作して
パイロット圧を発生させ、このパイロット圧により方向
切換弁20の切り換えを制御するもので、図示左側の第
2カム28は減圧弁31を操作して制御圧力を発生さ
せ、この制御圧力により油圧レギュレータ32を駆動し
て油圧モータ4の押しのけ容量を制御するものである。
操作レバー9には中立位置があり、中立位置から正転側
・逆転側にそれぞれ制動範囲9a,9b、駆動範囲9
c,9dを有している。
【0024】第1及び第2カム27,28のカム形状は
次のように設定されている。操作レバー9が中立位置及
び制動範囲9a,9bにある間は、第1カム27は方向
切換弁20に対して中立位置にあるよう制御し、第2カ
ム28は油圧モータ6に対し操作レバー9が中立位置に
近いほど油圧モータ6の傾転(押しのけ容量)を大きく
するように制御する。操作レバー9が中立位置にある
時、油圧モータ6は最大傾転となる。また、操作レバー
9が正転駆動の範囲9cにあるときは、第1カム27は
方向切換弁20に対してa位置に切り換わるよう制御
し、高圧管路7を第1管路21に、低圧管路8を第2管
路22に接続する。更に正転駆動範囲9cでは、第2カ
ム28は油圧モータ6に対して、操作レバー9の操作量
(操作指令)が大きいほど油圧モータ6の傾転を大きく
するように制御する。操作レバー9が最大に操作された
時に油圧モータ6は最大傾転となる。逆転駆動範囲9d
では、第1カム27が方向切換弁20をb位置に切り換
えて、高圧管路7を第2管路22に、低圧管路8を第1
管路21に接続する以外は正転駆動時と同じとなる。
【0025】定圧力源1の構成は公知であり、例えば図
2に示すように、斜板式で可変容量型の油圧ポンプ40
と、油圧ポンプ40の吐出ポートを高圧ポート2につな
げるポンプライン41と、ポンプライン41に接続され
た圧力変動吸収用のアキュムレータ42と、低圧ポート
3をタンク43につなげるタンクライン44と、ポンプ
ライン41の圧力を検出する圧力センサ45と、設定器
(図示せず)により与えられる目標圧力Prefの指令
信号と圧力センサ45の検出信号を入力し、油圧ポンプ
40の吐出圧力が目標圧力Prefになるよう油圧ポン
プ40の傾転(押しのけ容量)を制御するポンプレギュ
レータ46とで構成されている。
【0026】以上において、第1カム27及びパイロッ
ト弁30は、操作レバー(指令手段)9が中立位置を含
む所定の指令範囲(制動範囲9a,9b)にあるときは
方向切換弁20を中立位置に切り換え、操作レバー9が
所定の指令範囲を越えて操作されたときはその操作方向
に応じて方向切換弁20を第1切り換え位置(a位置)
又は第2切り換え位置(b位置)に切り換える第1制御
手段を構成し、第2カム28、減圧弁31及び油圧レギ
ュレータ32は、操作レバー(指令手段)9が前記所定
の指令範囲(制動範囲9a,9b)にあるときは、中立
位置では油圧モータ4の押しのけ容量(傾転)が最大と
なり、中立位置から操作されるにしたがって油圧モータ
4の押しのけ容量が漸減するように当該押しのけ容量を
制御し、操作レバー9が所定の指令範囲を越えて操作さ
れたときはその操作量に応じて油圧モータ4の押しのけ
容量が漸増するように当該押しのけ容量を制御する第2
制御手段を構成する。
【0027】また、チェック弁23,24は、第1管路
21及び第2管路22から高圧管路7に向かう流れだけ
を許容する逆流防止手段を構成し、チェック弁25,2
6は第1管路21及び第2管路22の負圧発生を防止す
る補給手段を構成する。
【0028】以上のように構成した本実施形態の動作は
次のようである。
【0029】回転負荷6が停止している状態から、操作
レバー9を正転側(図示右側)へ操作すると、操作レバ
ー9が制動範囲9aにある間は、方向切換弁20が中立
位置にあって第1管路21、第2管路22ともに遮断さ
れているので、回転負荷6側から回転トルクが入らない
限り油圧モータ4は停止を続ける。操作レバー9が正転
駆動範囲9cに入ると、右側の第1カム27によって方
向切換弁20がa位置に切り換わり、第1管路21が高
圧管路7に、第2管路22が低圧管路8につながり、そ
の差圧をpとすると、油圧モータ4は回転負荷6を正転
側にp×qのトルクで回転させる(qは油圧モータ4の
押しのけ容量)。ただし、制動範囲9aから駆動範囲9
cに切り換わる点では、油圧モータ4の押しのけ容量は
最小となっているので、発生するトルクも小さい。加減
速を滑らかに行いたい場合には、油圧モータ4の押しの
け容量は制動範囲9aから駆動範囲9cに切り換わる点
で0になっていることが望ましく、本実施例でもqの最
小値は0であるとする。従って、正転駆動範囲9cに入
った時点では回転負荷6を駆動するトルクは0であり、
更に大きく操作し続けると、左側の第2カム28によっ
て油圧モータ4の押しのけ容量が次第に大きくなって駆
動トルクも大きくなる。操作レバー9を最大に操作する
と最大トルクで加速する。
【0030】操作レバー9が正転側最大に操作されて、
回転負荷6が加速回転している状態から減速し、停止す
る場合は、徐々に操作レバー9を戻していく。操作レバ
ー9が正転駆動範囲9cにある間は、駆動トルクは徐々
に小さくなるものの加速状態であり回転負荷6は加速を
続ける。操作レバー9を正転駆動範囲9cから制動範囲
9aに切り換わる位置まで戻すと、油圧モータ4の押し
のけ容量が0となり、回転負荷6に対するトルクは0で
回転負荷6は空転状態となる。操作レバー9が制動範囲
9aに入ると、方向切換弁20は中立位置に戻り、第1
管路21、第2管路22ともに遮断状態になる。このと
き、最初は油圧モータ4の押しのけ容量は0であるか
ら、まだ減速トルクは発生しない。
【0031】更に操作レバー9を戻すと、油圧モータ4
の押しのけ容量が再び増加してくるので、回転負荷6が
油圧モータ4を駆動して、油圧モータ4はポンプ作用を
行い、第1管路21から作動油を吸入し、第2管路22
へ吐出する。第2管路は方向切換弁20でブロックされ
ているので、僅かな吐出量でも圧力はすぐに上昇する。
この圧力が高圧管路7の圧力に達すると、チェック弁2
4が開いて、油圧モータ4が吐出する作動油は高圧管路
7を介して高圧ポート2を介して定圧力源1のアキュム
レータ42に吸収される。この時、上述した定圧力源1
の構成により高圧管路7の圧力は目標圧力Prefの一
定圧力pに保たれ、第2管路22の圧力はこの高圧管路
7の圧力(一定圧力)に保たれる。また、アクチュエー
タ42に吸収された圧力エネルギは次の油圧モータ4の
駆動に利用される。一方、第1管路21の作動油は、油
圧モータ4のポンプ作用によって油圧モータ4に吸収さ
れるため、第1管路21の圧力は低下しようとするが、
その圧力が低圧管路8の圧力まで下がるとチェック弁2
5が開いて低圧管路8から吸入流量が補給され、第1管
路21が負圧になるのを防ぐことができる。このよう
に、第2管路22と第1管路21との差圧は、高圧管路
7と低圧管路8との差圧とほぼ同一に保たれ、これは定
圧力源1が供給する一定圧力pとなる。
【0032】操作レバー9が中立に近づくにつれ、左側
の第2カム28によって油圧モータ4の押しのけ容量q
は増大する。この時、油圧モータ4のポンプ作用に必要
なトルクはp×qであり、このトルクは回転負荷6を減
速するトルクとなる。従って、制動範囲9aにおいて
は、操作レバー9が中立に近づくほど大きな制動トルク
を与えることができる。
【0033】以上、正転方向に加減速する場合の動作を
述べたが、逆転方向に操作したときにも同様の説明が成
り立つ。
【0034】また、上述したような操作レバー9を大き
く操作するほど大きな加速が得られ、中立近くに戻すほ
ど大きな減速が得られる操作は、操作者の感覚に違和感
無く受け入れられる、使いやすい操作方式といえる。
【0035】次に、操作レバー9が中立状態にあり、油
圧モータ4が停止した状態で回転負荷6側から回転トル
クが加えられた状態を考える。これは、油圧ショベルの
ような傾斜地でも稼働しなければならないような機械の
旋回油圧回路に適用された場合で、傾斜地にフロントな
どの作業装置を横向きにして停止している状態を想定し
ている。従来の方式では、作業装置の重さによって作業
装置が低い方に流れてしまう不都合があった。
【0036】本実施形態の場合、操作レバー9が中立の
場合には、方向切換弁20は中立位置、即ち第1管路2
1、第2管路22が遮断された状態にあり、また、油圧
モータ4の押しのけ容量は最大(qmax)にある。この
状態で、回転負荷6側から油圧モータ4に正転方向の回
転トルクが加わると、そのトルクTに応じて第2管路2
2と第1管路21の間に差圧pb(=T/qmax)が発
生し、この差圧pbが高圧管路7と低圧管路8との差圧
pに達するまでは、この作動油が流出する流路がないの
で油圧モータ4は回転せずに停止を保つことができる。
この差圧pbが高圧管路7と低圧管路8との差圧pに達
すると、チェック弁24が開いて、それ以上のトルクに
耐えることはできないが、このトルクはこの駆動回路の
最大駆動トルクに相当する。従って、回転負荷6側から
の回転トルクに対しては、システムの最大駆動トルクま
で停止した状態で耐えられる訳で、これは、例えば油圧
ショベルの傾斜地での旋回体を保持する十分な性能であ
る。
【0037】以上のように本実施形態によれば、定圧力
源1を有し、可変容量型の油圧モータ4の押しのけ容量
を調整することで回転負荷6を駆動するトルクを調整で
きる液圧駆動装置において、負荷6が回転している状態
から減速し、停止する場合は、第1管路21及び第2管
路22の油圧モータ吐出側の管路はチェック弁23,2
4(逆流防止手段)を介して高圧管路7に接続され、油
圧モータ吸い込み側の管路はチェック弁25,26(補
給手段)を介して低圧管路8に接続され、従来と同様に
制動力を発生し、負荷6を減速、停止させることができ
る。また、操作レバー9が中立位置(非操作状態)にあ
る時に、油圧モータ4が回転負荷側から回転力を受けて
も、制動力を発生して負荷6が回転しないよう保持する
ことができる。
【0038】また、回転負荷6を減速、停止させるとき
は、第1管路21及び第2管路22の油圧モータ吐出側
の管路はチェック弁23,24(逆流防止手段)を介し
て高圧管路7に接続されるので、油圧モータ4のポンプ
作用により発生した油圧エネルギは定圧力源1のアキュ
ムレータ42に回収され、定圧力制御システムの持つ省
エネタイプとしての特徴を失わない。
【0039】また、従来の定圧力制御システムでは、操
作レバーを逆転方向に操作して油圧モータ4に制動力を
与えるために正転・逆転の両方向に傾転できる可変容量
型油圧モータを必要としていた。本発明によれば、制動
力を発生するのに操作レバー9を逆転方向に操作する必
要がないので、片方向に傾転できる可変容量型油圧モー
タであっても実施可能である。また、方向切換弁20や
チェック弁23〜26は容易に入手可能な市場性がある
機器である。このため、方向切換弁やチェック弁を追加
することを考慮しても、低コストで装置を実現できる。
【0040】本発明の第2の実施形態を図3により説明
する。
【0041】図3において、方向切換弁20Aはソレノ
イド操作式の弁であり、操作レバー9の操作量はポテン
ショメーター50によって検出される。このポテンショ
メーター50の検出値は電気信号に変換され、電気回路
またはマイクロコンピュータなどで構成される第1演算
装置51、第2演算装置52に入力される。第1演算装
置51は方向切換弁20Aを切り換え制御するもので、
操作レバー9が中立位置を含む制動範囲9a,9bにあ
る時は方向切換弁20Aを中立位置に、正転駆動範囲9
cにある時は方向切換弁20Aをa位置に、逆転駆動範
囲9dにある時は方向切換弁20Aをb位置に切り換え
る電気信号を方向切換弁20Aに出力する。また、第2
制御装置32は電気レギュレータ32Aに傾転指令を出
力して油圧モータ4の傾転を制御するもので、操作レバ
ー9が中立位置にある時、及び正転側、逆転側の最大操
作位置の検出値j,kにある時は、最大値qmaxの傾転
指令を出力し、正転側、逆転側の制動範囲9a,9bか
ら駆動範囲9c,9dに切り換わる検出値1,mにある
時は、0傾転指令を出力し、正転側、逆転側の制動範囲
9a,9b及び駆動範囲9c,9dにある時は、最大値
qmaxと0傾転との間を直線または滑らかな曲線で補間
して得られる操作レバー9の操作量に対する傾転指令の
関係から傾転指令を出力する。
【0042】以上において、ポテンショメーター50及
び第1演算装置51は、操作レバー(指令手段)9が中
立位置を含む所定の指令範囲(制動範囲9a,9b)に
あるときは方向切換弁20を中立位置に切り換え、操作
レバー9が所定の指令範囲を越えて操作されたときはそ
の操作方向に応じて方向切換弁20を第1切り換え位置
(a位置)又は第2切り換え位置(b位置)に切り換え
る第1制御手段を構成し、第2演算装置52及び電気レ
ギュレータ32Aは、操作レバー(指令手段)9が前記
所定の指令範囲(制動範囲9a,9b)にあるときは、
中立位置では油圧モータ4の押しのけ容量(傾転)が最
大となり、中立位置から操作されるにしたがって油圧モ
ータ4の押しのけ容量が漸減するように当該押しのけ容
量を制御し、操作レバー9が所定の指令範囲を越えて操
作されたときはその操作量に応じて油圧モータ4の押し
のけ容量が漸増するように当該押しのけ容量を制御する
第2制御手段を構成する。
【0043】本実施形態も上記第1の実施形態と全く同
等に動作し、同等の効果が得られる。
【0044】なお、以上の実施形態では、本発明の液圧
駆動装置を油圧ショベルの旋回油圧回路に採用した場合
について説明したが、ホイールローダ等の車両の走行油
圧回路に適用してもよく、この場合も、操作レバーが中
立を指示しているときに十分な保持力を発揮し、傾斜地
での停車中、車体の重さで油圧モータが回転し、車体が
動いてしまうことを防止できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、負荷が回転している状
態から減速し、停止する場合は、従来と同様に制動力を
発生し、負荷を減速、停止させることができるととも
に、指令手段が中立(非操作状態)にある時は、液圧ア
クチュエータが回転負荷側から回転力を受けても、保持
力(制動力)を発生して負荷が回転しないよう保持する
ことができ、油圧ショベルのような傾斜地でも稼動しな
ければならないような機械の旋回油圧回路で、作業装置
の重さで油圧モータが駆動され、作業装置が低い方に流
れてしまうことや、ホイールローダ等の車両の走行油圧
回路で、車体の重さで油圧モータが回転し、車体が動い
てしまうことを防止できる。
【0046】また、制動力を発生するのに指令手段を逆
転方向に操作する必要がないので、片方向に傾転できる
可変容量型油圧モータであっても実施可能であり、低コ
ストで装置を実現できる。
【0047】また、本発明によれば、負荷を減速、停止
させるときは、第1管路及び第2管路の液圧アクチュエ
ータ吐出側の管路は逆流防止手段を介して高圧管路に接
続されるので、液圧アクチュエータのポンプ作用により
発生した油圧エネルギは定圧力源に回収され、定圧力制
御システムの持つ省エネタイプとしての特徴を失うこと
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による定圧力制御液圧
駆動装置を示す図である。
【図2】図1に示す定圧力源の詳細を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による定圧力制御液圧
駆動装置を示す図である。
【図4】従来の定圧力制御液圧駆動装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 定圧力源 2 高圧ポート 3 低圧ポート 4 油圧モータ 5 容量可変機構 6 回転負荷 7 高圧管路 8 低圧管路 9 操作レバー 9a,9b 制動範囲(所定の指令範囲) 9c,9d 駆動範囲 20 方向切換弁 21 第1管路 22 第2管路 23,24 チェック弁(逆流防止手段) 25,26 チェック弁(補給手段) 27 第1カム 28 第2カム 30 パイロット弁 31 減圧弁 32 レギュレータ 50 ポテンショメーター 51 第1演算装置 52 第2演算装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定圧力を供給する定圧力源と、前記定
    圧力源に高圧管路及び低圧管路を介して接続された可変
    容量型の液圧アクチュエータと、前記液圧アクチュエー
    タに指令を与える指令手段とを備え、前記指令手段の指
    令により前記液圧アクチュエータの押しのけ容量を制御
    し、回転負荷を駆動する定圧力制御液圧駆動装置におい
    て、 前記定圧力源に前記高圧管路及び低圧管路を介して接続
    されかつ前記液圧アクチュエータが第1及び第2管路を
    介して接続された方向切換弁であって、前記高圧管路、
    低圧管路、第1管路及び第2管路の全てのポートを遮断
    する中立位置と、高圧管路を第1管路に接続し、低圧管
    路を第2管路に接続する第1切り換え位置と、高圧管路
    を第2管路に接続し、低圧管路を第1管路に接続する第
    2切り換え位置を有する方向切換弁と;前記指令手段が
    中立を含む所定の指令範囲にあるときは前記方向切換弁
    を中立位置に切り換え、前記指令手段が前記所定の指令
    範囲を越えて操作されたときはその操作方向に応じて前
    記方向切換弁を第1切り換え位置又は第2切り換え位置
    に切り換える第1制御手段と;前記指令手段が前記所定
    の指令範囲にあるときは、中立では前記液圧アクチュエ
    ータの押しのけ容量が最大となり、中立から操作される
    にしたがって前記液圧アクチュエータの押しのけ容量が
    漸減するように当該押しのけ容量を制御し、前記指令手
    段が前記所定の指令範囲を越えて操作されたときはその
    操作量に応じて前記液圧アクチュエータの押しのけ容量
    が漸増するように当該押しのけ容量を制御する第2制御
    手段と;を備えることを特徴とする定圧力制御液圧駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の定圧力制御液圧駆動装置
    において、前記第1管路及び第2管路から前記高圧管路
    に向かう流れだけを許容する逆流防止手段と、前記第1
    管路及び第2管路の負圧発生を防止する補給手段とを更
    に備えることを特徴とする定圧力制御液圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の定圧力制御液圧駆動装置
    において、前記指令手段は回動操作される操作レバーで
    あり、前記第1制御手段は前記操作レバーの回動操作に
    より動かされる第1カムと、この第1カムの動きに応じ
    て前記方向切換弁を切り換える弁操作手段とを有し、前
    記第2制御手段は前記操作レバーの回動操作により前記
    第1カムと同期して動かされる第2カムと、この第2カ
    ムの動きに応じて前記液圧アクチュエータの押しのけ容
    量を制御するアクチュエータ容量操作手段とを有するこ
    とを特徴とする定圧力制御液圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の定圧力制御液圧駆動装置
    において、前記第1カム及び第2カムは前記操作レバー
    の回動中心に回転中心を持つ回転式の一体型のカムであ
    ることを特徴とする定圧力制御液圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の定圧力制御液圧駆動装置
    において、前記指令手段は回動操作される操作レバーで
    あり、前記第1制御手段は前記操作レバーの回動角を検
    出する角度検出手段と、前記角度検出手段によって検出
    された回動角に応じて対応する弁切り換え指令を出力す
    る第1演算手段と、前記弁切り換え指令により前記方向
    切換弁を切り換える弁操作手段とを有し、前記第2制御
    手段は前記角度検出手段によって検出された回動角に応
    じて対応する押しのけ容量指令を出力する第2演算手段
    と、前記押しのけ容量指令により前記液圧アクチュエー
    タの押しのけ容量を制御するアクチュエータ容量操作手
    段とを有することを特徴とする定圧力制御液圧駆動装
    置。
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KR102254813B1 (ko) * 2019-11-13 2021-05-21 양만규 양방향 프리런이 가능한 유압모터용 밸브장치

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