JPH0985169A - 携帯装置の為の無音警報用振動発生装置 - Google Patents

携帯装置の為の無音警報用振動発生装置

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JPH0985169A
JPH0985169A JP7269265A JP26926595A JPH0985169A JP H0985169 A JPH0985169 A JP H0985169A JP 7269265 A JP7269265 A JP 7269265A JP 26926595 A JP26926595 A JP 26926595A JP H0985169 A JPH0985169 A JP H0985169A
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JP
Japan
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coil
vibration
permanent magnet
contact
inertial
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Application number
JP7269265A
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English (en)
Inventor
Nagao Mizutani
長夫 水谷
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
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Sayama Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 慣性部材を他者に弾性衝突させ得るように構
成することによって、振動発生効率が良好な、小型ペー
ジャ等の無音呼出機構の振動発生装置を提供する。 【構成】 電気機械変換方式に基づく起振力発生機構に
於いて、該起振力発生機構を構成する慣性部材が、振動
部材を介して基台に取り付けられて成る無音警報用振動
発生装置であって、前記慣性部材の略最大振幅又はこれ
より小さい距離範囲内に、慣性部材が接触し得る部位を
設けると共に、該接触部材側又は前記慣性部材側に弾力
性を有する部位を設けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動発生効率が良
好な、小型ページャ等の無音呼出機構の振動発生装置に
関する。
【0002】
【関連する技術】従来のページャ等の無音呼出機構で
は、モータの回転軸に分銅部を偏重心させて取り付けて
成るものが主流である。モータの回転軸に、分銅部が偏
重心状態で取り付けられていると、モータが回転した時
に振動(バイブレーション)を発生することがよく知ら
れている。このためページャ等の振動発生部として広く
利用されている。
【0003】一般的に制御用の小型モータでは、始動ト
ルクを大きくとるために、慣性モーメントの小さいこと
が要求され、回転子の軽量化や回転半径を小さくするこ
とが試みられている。カップ形コアレスモータは上記要
求を満たすものであり、回転する鉄心を持たず、またこ
のため回転子(電機子コイルが巻かれて成るカップ)の
半径が小さく成っている。また、小型ページャ等の無音
呼出機構に於いては、小型軽量であり、且つ体感可能な
程度の大きさの振動を発生する機構が要求されている。
このため従来のページャの無音呼出機構では、カップ型
コアレスモータを利用することが行われている。
【0004】しかしながら、ページャの無音呼出機構に
カップ型コアレスモータを利用したものには、次のよう
な問題点がある。即ち、ページャはポケットに入れて携
帯するものであるため、可及的小型化、軽量化が達成さ
れていなくては成らないが、如何にカップ型コアレスモ
ータが小型であると云えども、回転機構を構成しなくて
は成らない以上、限界が在る。また電池を使用するた
め、低消費電力であることが要求されているが、カップ
型コアレスモータの利用では、消費電力が大きいと云う
問題が在る。また特に軸受やブラシ等々で発生する機械
的損失が無視出来ないほど大きい。ブラシ部に於いては
スパークによって電磁波ノイズが発生する問題や、ブラ
シの消耗が激しく寿命が短いと云う問題が在る。またペ
ージャは胸のポケット等に入れることが一般的であるた
め、望ましくは胸方向(身体方向)に振動すると報知効
果が高いのであるが、そもそもモータに分銅部を偏重心
させて取り付けたものでは、振動方向が一定でなく、こ
のため報知効果が低いと云う問題が在る。
【0005】更に、前記振動発生機構では、分銅の成型
に於いて、モータ回転軸挿入孔即ちコアーピンの抜孔に
対して小径の孔加工が極めて難しく、正確な圧入代管理
はそもそも不可能であって、圧入代精度の管理は上記リ
ーマ加工等の2次加工に頼らざるを得なかった。また、
抜孔を加締める方法によれば、そもそも分銅側に開孔さ
れたコアーピン抜孔寸法とモータの回転軸直径とが一致
せず、分銅を加締めることによってモータの回転軸に固
定していたので、加締力による回転軸の曲りというよう
な、モータにとって極めて致命的な問題が生じていた。
何れにせよ従来のページャ用モータの振動発生部の形成
方法に於いては、一度では抜孔の正確な寸法精度が出せ
ず、必ず何等かの2次加工を必要とした。このため製品
の生産性が悪く、製品は畢竟コスト高と成っていたので
ある。
【0006】このように製造が難しく、コストが高く、
これ以上の小型化薄型化が出来ず、消費電力が大きく、
機械的損失が多く、火花放電による電磁波ノイズが発生
し、装置寿命が短く、特に振動方向を一方向に限定する
ことが出来ないという問題点を解決するものとして、図
10で示すような無音警報用振動発生装置がある。
【0007】このものは、平面形状が方形の合成樹脂製
の基台1の一端部に、円筒形状のコイル2を設け、希土
類磁石例えばサマリュウムコバルトの円形の永久磁石3
を一端部に具えた金属製の板バネ4をその他端部で基台
1上のスペーサ10に固定すると共に、永久磁石3を、
コイル2内に出し入れ自在と成るように、コイル2内に
挿入して振動発生装置を構成している。尚、前記永久磁
石3は、磁路部材であるカップ状の外ヨーク30a内に
固定され、永久磁石3には同一直径の円筒形状の内ヨー
ク30bが重合されると共に、外ヨーク30aの内壁面
と永久磁石3及び内ヨーク30bとの間には磁気空隙3
1が形成されており、前記コイル2が磁気空隙31内に
非接触状態で挿入されて、磁気空隙31の磁束を交差し
得るように構成されている。前記永久磁石3は円筒形状
の軸方向に着磁されている。この着磁は特性上からヨー
ク組立後に行われるのが好ましい。また、ヨーク30a
には磁気空隙31に連通する抜気孔32が開孔されてい
る。図10は、コイル2に電力が供給されて、永久磁石
3等が上方矢符方向に反発された状態を表わしている。
【0008】上記構成に於いては、コイル2と永久磁石
3とが、振動板である板バネ4を介して一体に結合され
ているため、初期状態では板バネ4に歪が掛からない状
態でコイル2と永久磁石3の相対位置が定まっている。
ここで前記コイル2に100[Hz]程度の交番電流を
印加するとコイル2に交番磁界を発生するが、コイル2
と永久磁石3とが近接しており、両者間に発生したロー
レンツ力により両者が板バネ4に抗しつつ接近・離反を
繰り返して相対的な位置が変化し、図3及び図4にて図
示するように板バネ4と直角の方向に振動する。次い
で、コイル2に流す電流を切ると、振動していた板バネ
4が元の状態に戻ろうとするため、コイル2と永久磁石
3の位置関係は初期状態に戻ることと相成る。尚、本実
施例ではコイル2が合成樹脂製の基台1に取り付けられ
ているため、主として振動するのは板バネ4側であると
見てよい。またこの振動の際に、永久磁石3とヨーク3
0aとの磁気空隙31に在る空気が抜気孔32を利用し
て出入り自在であるため、恰もピストンのようにコイル
2がこの部位の空気を圧縮して板バネ4の振動が阻害さ
れると云うような事態を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】確かにこのものには、
次のような利点がある。即ち、従来のページャ用モータ
を利用した場合と異なって構造が簡易であるため、製造
が容易であり、コストが低い。また全体の寸法が非常に
薄く、小型で、且つコイル2と永久磁石3の間にローレ
ンツ力を生じさせるだけであり、而も板バネ4の弾性力
を利用することが出来るため、消費電力が小さい。また
軸受やブラシが存在しないため、機械的損失が殆どな
く、電磁波ノイズの発生も殆ど無い。回転部分や摩耗す
るブラシが存在せず、製品寿命が長く成る。また、板バ
ネ4と直角の一方向にのみ振動するため、この方向で身
体に対向させることにより、効率的に報知することが出
来、而も板バネ4側に比較的重量のある永久磁石3が取
り付けられているため、体感振動は十分大きなものが得
られる。特に本実施例のようにサマリュウムコバルトの
永久磁石3を用いると、慣性部材の慣性力を大きく取る
ことが出来る。
【0010】しかしながら、ページャ等の携帯装置の為
の無音呼出機構を構成するものとしては、更に振動発生
効率が良く、省電力効果の高いものであることが望まれ
ている。本発明はこのような課題を解決するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、電気機械変
換方式に基づく起振力発生機構に於いて、該起振力発生
機構を構成する慣性部材が、振動部材を介して基台に取
り付けられて成る無音警報用振動発生装置であって、前
記慣性部材の略最大振幅又はこれより小さい距離範囲内
に、慣性部材が接触し得る部位を設けると共に、該接触
部材側又は前記慣性部材側に弾力性を有する部位を設け
て成ることを特徴とする、携帯装置の為の無音警報用振
動発生装置とすることにより達成される。
【0012】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の構成の内、起振力発生機構が、基台側に設けたコイル
と、該コイルに相対すると共に基台に振動部材を介して
連結された永久磁石を主体とする慣性部材とから成り、
該慣性部材は永久磁石と磁路部材とを具えると共に永久
磁石と磁路部材との間に磁気空隙部を有し、該磁気空隙
部の磁束に交差するように前記磁気空隙部に非接触状態
でコイルが挿入され、慣性部材とコイルとが、コイルに
通電することによって相対的に揺動して振動を発生し得
るように振動部材を介して連結されて成り、前記慣性部
材の略最大振幅又はこれより小さい距離範囲内に、慣性
部材が接触し得る部位を設けると共に、該接触部材側又
は前記慣性部材側に弾力性を有する部位を設けて成るこ
とを特徴としている。
【0013】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の構成の内、慣性部材が接触し得る部位が、慣性部材と
コイルと振動部材とから成る無音警報用振動発生装置を
収納した筐体であることを特徴としている。
【0014】また請求項4記載の発明は、請求項2記載
の構成の内、弾力性を有する部位が慣性部材に取り付け
られた弾性体であることを特徴としている。
【0015】また請求項5記載の発明は、請求項2記載
の構成の内、弾力性を有する部位が慣性部材側である振
動部材に取付けられた弾性体であることを特徴としてい
る。
【0016】また請求項6記載の発明は、請求項2記載
の構成の内、弾力性を有する部位が筐体内側に取り付け
られた弾性体であることを特徴としている。
【0017】また請求項7記載の発明は、請求項2記載
の構成の内、筐体が弾性を有するように構成されてお
り、弾力性を有する部位が筐体壁面そのものであること
を特徴としている。
【0018】以下、図面に基づいて本発明の幾つかの実
施の形態を説明するが、本発明はこれ等の実施例にのみ
限定されるものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の第1実
施例を表すが、平面形状が方形の合成樹脂製の基台1の
一端部に円筒形状のコイル2を、他端部にスペーサ10
を設け、希土類磁石例えばサマリュウムコバルトの円形
の永久磁石3を一端部に具えた金属製の板バネ4をその
他端部でスペーサ10に固定すると共に、永久磁石3を
コイル2内に出し入れ自在と成るようにコイル2内に挿
入して、振動発生装置を構成している。尚、前記永久磁
石3は磁路部材であるカップ状の外ヨーク30a内に固
定され、永久磁石3には同一直径の円筒形状の内ヨーク
30bが重合されると共に、外ヨーク30aの内壁面
と、永久磁石3及び内ヨーク30bとの間には磁気空隙
31が形成されており、前記コイル2が磁気空隙31内
に非接触状態で挿入されて、磁気空隙31の磁束を交差
し得るように構成されている。前記永久磁石3は円筒形
状の軸方向に着磁されている。この着磁は、特性上から
ヨーク組立後に行われるのが好ましい。また、外ヨーク
30aには磁気空隙31に連通する抜気孔32が開孔さ
れている。尚、図中符号5は板バネ4をスペーサ10に
固定している螺子である。また符号1aはコイル2を駆
動するためのICであり、2aは該ICからコイル2ま
でを配線するリード線であり、2bはICに外部より電
力を供給するための端子である。
【0020】上記構成に於いては、コイル2と永久磁石
3とが、振動板である板バネ4を介して一体に結合され
ているため、初期状態では板バネ4に歪が掛からない状
態でコイル2と永久磁石3の相対位置が定まっている。
ここで前記コイル2に100[Hz]程度の交番電流を
印加するとコイル2に交番磁界を発生するが、コイル2
と永久磁石3とが近接しており、両者間に発生したロー
レンツ力により両者が板バネ4に抗しつつ接近・離反を
繰り返して、相対的な位置が変化し、板バネ4と直角の
方向に振動する。次いで、コイル2に流す電流を切ると
振動していた板バネ4が元の状態に戻ろうとするため、
コイル2と永久磁石3の位置関係は初期状態に戻ること
と相成る。尚、本実施例に於いてはコイル2が合成樹脂
製の大質量の基台1に取り付けられているため、主とし
て振動するのは板バネ4側であると見てよい。またこの
振動の際に、永久磁石3とヨーク30aとの磁気空隙3
1に在る空気が抜気孔32を利用して出入り自在である
ため、恰もピストンのようにコイル2がこの部位の空気
を圧縮して板バネ4の振動が阻害されると云うような事
態を防止している。
【0021】本実施例は、図面からも明らかなように、
従来のページャ用モータを利用した場合と異なって構造
が簡易であるため、製造が容易であり、コストが低い。
また全体の寸法が非常に薄く、小型で、且つコイル2と
永久磁石3の間にローレンツの力を生じさせるだけであ
り、而も板バネ4の弾性力を利用することが出来るた
め、消費電力が小さい。また軸受やブラシが存在しない
ため、機械的損失が殆どなく、電磁波ノイズの発生も殆
ど無い。回転部分や摩耗するブラシが存在せず、製品寿
命が長く成る。また、板バネ4と直角の一方向にのみ振
動するため、この方向で身体に対向させることにより、
効率的に報知することが出来、而も板バネ4で揺動自在
に支持された可動部側に比較的重量のある永久磁石3が
取り付けられているため、体感振動は十分大きなものが
得られる。特に本実施例のようにサマリュウムコバルト
の永久磁石3を用いると、慣性部材の慣性力を大きく取
ることが出来る。
【0022】さて本実施例では、前記内ヨーク30bの
略中央部に相対する基台1上には、エラストマー樹脂突
起6が設けられている。内ヨーク30bと基台1との間
の距離は、慣性部材の一部としての内ヨーク30bの、
下方への略最大振幅より小さい範囲とされており、内ヨ
ーク30bが接触し得る部位として、内ヨーク30bに
相対する基台1上にエラストマー樹脂突起6が設けられ
ている。尚、慣性部材の振動はスペーサ10の辺りを支
点として行なわれ、完全な垂直運動ではないため、内ヨ
ーク30bの略中央部より幾分左方にずれた箇所に相対
する基台1上にエラストマー樹脂突起6を設けてもよ
い。即ち、必ずしも慣性部材の重心部になくては成らな
いということではない。
【0023】上述の如く、コイル2に交番電流を印加す
るとコイル2に交番磁界を発生するが、コイル2と永久
磁石3とが近接しており、両者間に発生したローレンツ
力により両者が板バネ4に抗しつつ接近・離反を繰り返
して相対的な位置が変化し、板バネ4と直角の方向に振
動し、コイル2に流す電流を切ると、これまで振動して
いた板バネ4が元の状態に戻ろうとするため、コイル2
と永久磁石3の位置関係は初期状態に戻る。しかしなが
ら、第1実施例は、永久磁石3側が最大振幅に至る直前
で、基台1上の反発係数の大きなエラストマー樹脂突起
6に衝突し、該エラストマー樹脂突起6の弾性力により
逆方向(図の上方向)へ反発される点に特徴がある。こ
の時、エラストマー樹脂突起6は永久磁石3側の振動に
補助的に且つ積極的に力を与えていることに成る。この
ため、エラストマー樹脂突起6等のように、内部損失の
出来るだけ小さい弾性体を選択することが望ましい。逆
にエラストマー樹脂突起6が衝突する側は硬質であるこ
とが望ましく、それなりの材質のものを利用するか、補
強を行なうと良い。
【0024】図9は、入力電力と振幅との関係を説明す
るチャートであるが、エラストマー樹脂突起6がない状
態を仮定すると、永久磁石3側は停止状態Aから入力電
力を加えてD点に達し、ここで最大振幅と成るのである
が、本実施例の場合は、停止状態Aから入力電力をP1
まで加えてB点に達すると、永久磁石3側が反発係数の
大きなエラストマー樹脂突起6に衝突して、加速反発さ
れることに成る。この反発力を利用するため、この後入
力電力をC点のP2まで絞っても、衝突反発の作用によ
って振動運動が補助され、振幅は低下することなくB点
=C点の状態を保つことが出来るのである。本来は、入
力電力がP2であれば振幅はE点までしか達し得ないは
ずなのである。従って、C点の上近傍で振動している状
態が最も効率の良い状態であり、運動エネルギーのロス
が少ない状態である。尚、何かの加減で振幅がE点まで
落ちた場合には、再度入力電力をP1まで加えてやりそ
の後入力電力をP2まで絞れば良い。E点は自動で監視
したり、タイマーを用いてプロクラミングする方法等が
出来る。この結果、入力電力を半減に近い状態とするこ
とが可能と成っている。
【0025】
【他の実施の形態】次に、本発明の第2実施例を、図3
及び図4を用いて説明するが、本実施例はサマリュウム
コバルトの円形永久磁石3、外ヨーク30a及び内ヨー
ク30bを振動させる振動支持部材を平行4節リンク構
造とし、回り対偶に相当する4箇所の連結部4’を、図
4に示すように板バネ4上に設けている点に特徴を有す
る。即ち、外ヨーク30aの略T字形状部を上下2枚ず
つの略ロ字形の板バネ4a,4bで挟み込み、外ヨーク
30aの頂部に節形成板40bを被せて螺子5で締結す
る。また、当該外ヨーク30aは下方に開いた円形のカ
ップ状を呈し、コイル2を下方より挿入するための円形
の磁気空隙31が設けられている。該磁気空隙31の内
部にはコイル2の直径より小さい直径を有するサマリュ
ウムコバルトの永久磁石3を取り付ける。永久磁石3の
下面部分には、同一直径の円筒形状の内ヨーク30bが
重ね合わされている。また、前記略ロ字形の板バネ4
a,4bの両側辺部を節形成板40a、40cで挟持し
て螺子5で締結する。一方、基台1側の略ロ字形の板バ
ネ4a,4b部分を、図4から明らかと成るように、節
形成板40bとスペーサ10と方形の合成樹脂製の基台
1の一端部とで挟んで螺子5で締結する。このようして
節形成板40aの両端の板バネ4a,4bの露出部分を
回り対偶に相当する連結部4’にした平行4節リンクの
2組、即ち4’−1,4’−2,4’−3,4’−4組
と4’−11,4’−12,4’−13,4’−14組
とによって、慣性可動体である永久磁石3とヨーク30
a,30bとを支持した構造とする。基台1の中央部分
には円筒形状のコイル2を設け、前記磁気空隙31に挿
入する。尚、図4に於いて、基台1内には駆動用IC1
aがモールド成型されており、その電源端子2bが基台
1の尾端から外部に露出するように形成されている。
【0026】コイルと永久磁石とを連結する振動板は1
枚に限定されず、上下2枚用いてもよく、またその形状
も任意であり、本実施例が示すように平行4節リンクを
構成することも好ましい。平行4節リンク構造であれ
ば、磁気空隙31部が常に平行移動を行い、コイル2と
接触する心配が少ないため、磁気空隙31の幅を最小限
狭く設定することが可能と成る特長を有する。本実施例
に於いてもまた、薄型化と共に小型化が実現されてい
る。
【0027】さて、上述の第1実施例では、基台1上に
エラストマー樹脂突起6が設けられていた(基台1は解
決手段で云うところの、慣性部材が接触し得る部位とし
ての筐体の一部であると見做してよい)。而もエラスト
マー樹脂突起6は、基台1側の1ヵ所(片側)のみであ
った。これに対して本実施例では、エラストマー樹脂突
起6は、慣性部材の側で、且つ慣性部材の一部としての
外ヨーク30aと内ヨーク30bの2ヵ所に設けられて
いる点に特徴を有する。当該エラストマー樹脂突起6が
衝突する相手は、上側のものが筐体7の内壁面であり、
下側のものが基台1の上面であり、上側の外ヨーク30
aと筐体7の内壁面の間の距離は、慣性部材の上方への
略最大振幅より小さい範囲とされており、また内ヨーク
30bと基台1表面との間の距離は、慣性部材の下方へ
の略最大振幅より小さい範囲とされている。
【0028】本実施例は、平行4節リンク構造であるか
ら、磁気空隙31部が常に平行移動を行い、慣性部材の
略中央部に設けられたエラストマー樹脂突起6が、姿勢
を変えることなく垂直に運動して、筐体7の内壁面と基
台1の上面に交互に衝突し、効率的に振動を発し、高い
省電力効果を実現している。
【0029】
【他の実施の形態】次に、本発明の第3実施例を、図5
及び図6を用いて説明する。本実施例は、上述の第1実
施例の構造に倣っているが、慣性部材が接触し得る部位
を筐体7の内壁面とし、弾力性を有する部位は慣性部材
側である板バネ4上に設けられており、而も弾力性を有
する部位を、板バネ4上に形成した板バネ61としてい
る。即ち、板バネ4の外ヨーク30aに近い部位に長U
字形状の切欠孔60を設け、該長U字形状の切欠孔60
の内側に、図の右方に向けて形成された板バネ61を具
える点に特徴を有する。当該板バネ61は上方に屈曲さ
れて、筐体7の内壁面に対して衝突可能に設けられてい
る。尚、本実施例では板バネ4上に板バネ61が形成さ
れているが、板バネ4では支点の役目を担っているもの
はスペーサ10であり、これに相当する確固たる支点を
板バネ61にも提供するために、図5の鎖線で示すよう
な支持板62を、板バネ61の左端部から外ヨーク30
aに至る範囲に取り付けることも好ましい。
【0030】本実施例では、振動中は板バネ61が筐体
7の内壁面に衝突して、板バネ61の弾性力で慣性部を
反発させ、全体の振動を助長するので、この分コイル2
への入力電力を減少させることが出来、振動発生効率が
良く、省電力効果が高いものと成っている。尚、上述し
たように板バネ4の支点と板バネ61の支点とは互いに
逆方向に存在するため、両支点を中心とする板バネ4と
板バネ61の振動運動は、磁気空隙31部を少しでも平
行移動させようとする傾向を生ずる。
【0031】
【他の実施の形態】次に、本発明の第4実施例を図7を
用いて説明する。本実施例は、上述の第1実施例の構造
に倣っているが、慣性部材が接触し得る部位を弾性筐体
70の内壁面とし、弾性筐体70は反発係数の大きな薄
鋼材より成り、弾力性を有する部位に、弾性筐体70に
内側に向けて突設した弾性突出部71としている点に特
徴を有する。
【0032】本実施例では、振動中は外ヨーク30aの
上面部が弾性筐体70の弾性突出部71に衝突して反発
され、全体の振動が助長され、この分コイル2への入力
電力が減少し、振動発生効率が良好と成り、省電力効果
が高いものと成っている。
【0033】最後に、上述した振動発生装置に好適な駆
動回路を、図8を用いて説明する。図8に於いて、前記
コイル2は2本のコイルを同時巻きした構成であり、第
1のコイルを駆動コイルL1として用い、また他のコイ
ルをサーチコイルL2として用いる。駆動回路は基本的
にIC1a内に組み込まれており、IC1aは2個の端
子T1,T2を有し、電源Vと電源スイッチSWの直列
回路が端子T1,T2に外付けされている。また、IC
1aは4個の端子T3,T4,T5,T6を有し、夫々
前述の駆動コイルL1及びサーチコイルL2がこれ等の
端子に接続されている。サーチコイルL2には逆流防止
用のダイオードDが並列接続され、また微小なサーチ電
圧を増幅するために増幅アンプAMPの入出力端にはコ
ンデンサCと抵抗R2の直列回路が接続されており、ま
た非反転入力端子は接地側に接続されている。前記増幅
アンプAMPの出力は抵抗R3を介して駆動トランジス
タTrのベース端子に接続されており、トランジスタT
rのエミッタは、前記端子T1を介して電源Vの正極
に、またトランジスタTrのコレクタは端子T6を介し
て駆動コイルL1に接続されている。トランジスタTr
のベース・コレクタ間には抵抗R4が接続されている。
そして、駆動コイルL1の他端はT2及びT4から電源
スイッチSWに接続されている。この駆動回路によれ
ば、振動発生装置はその振動部材の有する固有共振周波
数により自励振動を開始し、継続的に共振状態での振動
を得ることが可能と成る。尚、上記の駆動回路を用いな
い例としては、ブザーのように振動部分に接点を配設し
た機械的スイッチング機構を利用することが出来る。
【0034】尚、本発明は上述した実施例に限定されな
いから、電気機械変換方式に基づく起振力発生機構とい
う場合、例えば圧電素子、電磁石等もこの範疇に属す
る。
【0035】また例えば慣性部材が接触し得る部位に基
台1や筐体7ではなく、別に設けた接触板とすることが
出来るが、当該接触板も筐体7の一部と見做し得る。慣
性部材の略最大振幅又はこれより小さい距離範囲内とい
う場合、第3実施例の板バネ61が衝突する部位に別の
板バネを設けているような構成では、この別の板バネは
慣性部材が接触し得る部位そのものであると見做してよ
い。弾力性を有する部位には、コイルバネを使用するこ
とが可能である。また弾力性を有する部位は、接触部材
側と慣性部材側との何れか一方或いは双方に設けること
が出来、設ける個数も特に限定されない。エラストマー
樹脂突起6等の突起や板バネ4等のバネ材の形状も任意
である。ゴム製突起等は中空形状とすることが出来る。
【0036】
【発明の効果】以上、本発明は、振動発生効率が良好な
無音呼出機構の振動発生装置を提供すべく、電気機械変
換方式に基づく起振力発生機構に於いて、該起振力発生
機構を構成する慣性部材が、振動部材を介して基台に取
り付けられて成る無音警報用振動発生装置であって、前
記慣性部材の略最大振幅又はこれより小さい距離範囲内
に、慣性部材が接触し得る部位を設けると共に、該接触
部材側又は前記慣性部材側に弾力性を有する部位を設け
て成ることを特徴とする、携帯装置の為の無音警報用振
動発生装置を構成したので、振動する慣性部材が、振り
切れることなく、この略最大振幅またはこれより小さい
距離範囲内に在る接触部材に衝突し、而も前記弾力性を
有する部位が設けられていることにより、慣性部材が反
発力に優れた弾力性を有する部位の作用で反発されるた
め、この分加振のための注力エネルギー即ちコイルへの
入力電力を減少させることが出来る。
【0037】この結果本発明は、振動発生効率が良く、
省電力効果が高いという利点を具えるに至り、よく所期
の目的が達成された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す部分切
欠平面図である。
【図2】同実施例の部分切欠側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示す平面図
である。
【図4】同実施例の部分切欠側面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示す部分切
欠平面図である。
【図6】同実施例の部分切欠側面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成を示す部分切
欠平面図である。
【図8】本発明に好適な駆動回路図である。
【図9】本発明の入力電力と振幅との関係を表わすチャ
ートである。
【図10】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 基台 1a IC 10 スペーサ 2 コイル 2a リード線 2b 端子 3 永久磁石 30a 外ヨーク 30b 内ヨーク 31 磁気空隙 32 抜気孔 4 板バネ 4a 板バネ 4b 板バネ 40a 節形成板 40b 節形成板 40c 節形成板 5 螺子 6 エラストマー樹脂 60 切欠孔 61 板バネ 7 筐体 70 弾性筐体 71 弾性突出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械変換方式に基づく起振力発生機
    構に於いて、該起振力発生機構を構成する慣性部材が、
    振動部材を介して基台に取り付けられて成る無音警報用
    振動発生装置であって、前記慣性部材の略最大振幅又は
    これより小さい距離範囲内に、慣性部材が接触し得る部
    位を設けると共に、該接触部材側又は前記慣性部材側に
    弾力性を有する部位を設けて成ることを特徴とする、携
    帯装置の為の無音警報用振動発生装置。
  2. 【請求項2】 起振力発生機構が、基台側に設けたコイ
    ルと、該コイルに相対すると共に基台に振動部材を介し
    て連結された永久磁石を主体とする慣性部材とから成
    り、該慣性部材は永久磁石と磁路部材とを具えると共に
    永久磁石と磁路部材との間に磁気空隙部を有し、該磁気
    空隙部の磁束に交差するように前記磁気空隙部に非接触
    状態でコイルが挿入され、慣性部材とコイルとが、コイ
    ルに通電することによって相対的に揺動して振動を発生
    し得るように、振動部材を介して連結されて成り、前記
    慣性部材の略最大振幅又はこれより小さい距離範囲内
    に、慣性部材が接触し得る部位を設けると共に、該接触
    部材側又は前記慣性部材側に弾力性を有する部位を設け
    て成ることを特徴とする、請求項1の携帯装置の為の無
    音警報用振動発生装置。
  3. 【請求項3】 慣性部材が接触し得る部位が、慣性部材
    とコイルと振動部材とから成る無音警報用振動発生装置
    を収納した筐体であることを特徴とする、請求項2の携
    帯装置の為の無音警報用振動発生装置。
  4. 【請求項4】 弾力性を有する部位が、慣性部材に取り
    付けられた弾性体であることを特徴とする、請求項2の
    携帯装置の為の無音警報用振動発生装置。
  5. 【請求項5】 弾力性を有する部位が、慣性部材側であ
    る振動部材に取り付けられた弾性体であることを特徴と
    する、請求項2の携帯装置の為の無音警報用振動発生装
    置。
  6. 【請求項6】 弾力性を有する部位が、筐体内側に取り
    付けられた弾性体であることを特徴とする、請求項2の
    携帯装置の為の無音警報用振動発生装置。
  7. 【請求項7】 筐体が弾性を有するように構成されてお
    り、弾力性を有する部位が、筐体壁面そのものであるこ
    とを特徴とする、請求項2の携帯装置の為の無音警報用
    振動発生装置。
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