JPH0984719A - 便 座 - Google Patents

便 座

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JPH0984719A
JPH0984719A JP26917095A JP26917095A JPH0984719A JP H0984719 A JPH0984719 A JP H0984719A JP 26917095 A JP26917095 A JP 26917095A JP 26917095 A JP26917095 A JP 26917095A JP H0984719 A JPH0984719 A JP H0984719A
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JP
Japan
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toilet seat
toilet
shape
seating
closet seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP26917095A
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English (en)
Inventor
Minosuke Kasatani
笠谷巳之助
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、便座の着座表面に柔軟にて且つ
自然的な保温機能を有した着座面を有した洋式トイレ用
の便座を提供しようとするをその主な目的としている。 【構成】 発泡素材を原材としてU形状の便座形状に形
成してなる断面かまぼこ形状の着座部bを有した便座
体aを、洋式便器の開口面上部に起倒自在に取付けられ
た便座床Aを被装すべく取り替え自在に嵌装せしめたこ
とを特徴とする便座。 更に上記便座体aの着座部bの
表面に、多数の凹凸模様、色彩等を付設形成して所定
の便座形状に成形することをその特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、便座の着座表面に柔
軟にて且つ自然的な保温機能をもった着座面を有したト
イレ用の便座とその加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、使用されている洋式トイレの形状
は蓋扉が便器本体の口部に開閉自在に取付けられ、更に
上記蓋扉と便器口部間の開口面上部に着座時に使用する
略U形状の便座が起倒自在に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記便座の
殆どは該便座の造成材である木材、陶磁または合成樹脂
材等そのものの固結材にて形成されているがために、着
座時において使用する場合に上記材質が原因にて冷温及
び固硬なる接触感が直接に素肌に感じ、その使用の都
度、不快感を経験する等の欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するもの
として近時、該便座全体に布帛にて縫製せる保温用カバ
ーを包着し冬期時には至便とされているが、かかる保温
用カバーは汚損度が甚だしく再度にわたる洗濯が必要で
あると共に且つまた縫製品であるがために量産に乏し
く、寿命も短く高価である等の問題点があった。この発
明は上記問題点に着眼し、便座の使用着座時において柔
軟で且つ自然的な保温機能をもち、更に洗浄も至って簡
単な着座面を有したトイレ用の便座とその加工方法を汎
く提供しようとするもので、その発明の概略はポリエチ
レン系発泡素材を原材料として予め便座形状に成形され
た一次素材を、所定の型枠内に収容し、これを再たび圧
縮加熱行わしめる二次加工を介して所定の便座面形状に
成形しようとするトイレ用便座の加工方法と上記加工方
法によって一定形状に成形された断面かまぼこ形の着座
部bを有した便座体aを形成するる。かかる便座体a全
体を予め便器の開口面上部に起倒自在に取付けられた便
座Aの凹欠溝c内に嵌装しこれを一体的に形成してなる
ものである。
【0005】更に上記便座の着座面であるかまぼこ形の
着座部bの表面に、多数の凹凸模様d、または色彩等を
付設形成行わしめることによって、従来稍陰気と成りが
ちのトイレ室内の雰囲気を明るくして優雅な環境を斉た
らしめることが出来得る。
【0006】
【作用】ポリエチレン系発泡素材を原素材として予めU
形状の便座形状に成形された一次素材を、所定の型枠内
に収容し、これを再たび圧縮加熱行わしめる二次加工に
よって上記一次素材が型枠内にて圧縮し所定の断面かま
ぼこ形状の着座部bを有した便座体aを容易に求めるこ
とが出来得る。この発明は上記加工方法において一定形
状に成形された断面かまぼこ形の着座部b面を有した便
座体aを該着座部bを上面として便座Aの凹欠溝c内に
一体的に嵌装してなるものであって、用便時に上記便座
Aの着座部aを表面として該着座部bに着座して使用す
るものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
すると、ポリエチレン系発泡素材を原材料として予めU
形状の便座形状に成形された一次素材を、所定の型枠内
に収容し、これを再び圧縮加熱行わしめる二次加工によ
って所定の断面かまぼこ形の着座部b面を有した便座体
aが成形得られる。かくして所定の形状に形成してなる
便座体aを便器の開口面上部に起倒自在に取付けられて
いる便座Aの凹欠溝c内に着座部bを表部として取外し
取り替え自在に一体的に嵌装してなるものである。
【0008】なお上記便座体aの着座部b表面に多数の
凹凸模様dを付設したもの、または色彩図柄等を施すこ
とによって便座Aとして意匠的にも斬新な便座体aを容
易に求めることが出来得る。
【0009】
【発明の効果】この発明は上記の如く、ポリエチレン系
発泡素材を原材料とする便座体aを便座Aに取り外し自
在に嵌装してなるものであるから、着座時において該材
性のもつ柔軟性及び保温性に秀ぐれ、以て従来便座の欠
点であった冷却感等の異物感が毛頭なく、着座時におい
て非常に柔和な接触感と温気を身体に付与するが出来得
たのである。従って老人、病人らには最適な便座と謂え
よう。特にこの発明による場合には現在の保温機能を保
持する目的の加熱機構等の複雑な機構、電力等をも全く
使用することもなく構造簡単にて破損する等の憂いも毛
頭なく常時一定の保温効果を有し、万一にも汚損した場
合には耐水性であるが単に水洗するのみにて常に美麗な
表面面が保持得られ衛生的においても秀逸である等の効
果を有している。しかもこの発明は上記ポリエチレン系
発泡素材を原材料とする便座体aにて成形されているが
ために加工成形が容易であり量産に適し、非常に安価に
て軽量である等の経済的効果をも併せ有している。
【0010】更に請求項3項記載の如く便座体aの着座
部b表面に、多数の凹凸模様d、または色彩等を付設行
わしめることによって意匠的にも斬新にて優雅な便座を
容易に求めることも出来得るのである。なおこの発明に
おける二次加工を利用して他の座具類等の物品にも成形
可能であり、かかる場合にはその保温効果がきわめて良
好であることは謂うまでもなくその用途は頗ぶる汎大な
る発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るトイレ用の便座の全体外観
図、
【図2】 同上、要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 便座 a 便座体 b 着座部 c 凹欠溝 d 凹凸模様
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 便座
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、便座の着座表面に柔
軟にて且つ自然的な保温機能をもった着座面を有し、且
つこれを便器の便座床に取り替え自在に嵌装出来得るよ
うにした衛生的な洋式トイレ用の便座に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、使用されている洋式トイレの殆ど
は蓋扉が便器本体の口部に開閉自在に取付けられ、更に
上記蓋扉と便器口部間の開口面上部に着座時に使用する
略U形状またはO形状型の便座床が起倒自在に取付けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記便座床
全体がその主材質に木材板、陶磁板あるいは合成樹脂材
板が用いられているがために、着座時において該材質に
よる冷温及び固体感が直接に素肌に感じその使用の都
度、不快感を呈して病人、老人らには不適当と謂われて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するもの
として便座床全体を更に布帛等にて縫製せる保温用カバ
にて被装して用いられているも、かかる保温用カバー
は汚損度が甚だしく再度の洗濯が必要であると共に縫製
品であるがために量産に乏しく、寿命も短く高価である
問題点があった。この発明は上記問題点に着眼し、便座
の使用着座時において柔軟で且つ自然的な保温機能をも
ち、更に洗浄も至って簡単な着座面を有したトイレ用の
便座を汎く提供しようとするもので、その発明の概略は
発泡素材を原材として全体形状をU形またはO形状に抽
成すると共に横断面かまぼこ形状に形成してなる便座体
aを、洋式便器の外槽開口面の上部に起倒自在に取付け
られている便座床Aに取り替え自在に嵌装せしめたこと
を特徴とするものである。
【0005】更に上記便座体aの着座部b表面に、多数
の凹凸模様、または色彩を付設行わしめることによっ
て、従来稍陰気になりがちであったトイレ室内の雰囲気
を明るくして優雅な環境を斉たらしめるは勿論、特に該
凹凸模様dの付設により着座時において臀部を自然的に
押圧する等、健康具としての指圧機能をも併せ有してい
る。
【0006】
【作用】適当な発泡素材を原素材とし全体形状をU形ま
たはO形に成形し,且つ横断面かまぼこ形状に形成して
なる便座体aの下方円縁部cを予じめU形あるいはO形
状に形成してなる便座床Aの面部に上記着座部bを上部
に取り替え自在に嵌合して用いる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例として、適当な発泡
素材を原材料として型枠内においてU形またはO形で且
つ横断面かまぼこ形状に発泡抽成し外表面に着座部bが
一体的に形成された便座体aを成形求める。かかる便座
体aを予め便器の開口面の上部箇所に取り付け付けられ
ている便座床A全体を被装すべく着座部bを上部とし下
方円縁部cを介して取り替え自在に嵌装してなるもので
ある。なお、上記便座体aの製法手段の一例としてはポ
リエチレン系発泡素材を原材料として予めU形状または
O形状等適当形状に形成し、これを芯材として所定の型
枠内に収容し、再び圧縮加熱行わしめる二次加工によっ
て所定形状の便座体aを求めることも出来得る。
【0008】更にこの発明においては上記便座体aの着
座部b表面に多数の凹凸模様dを付設したもの、または
色彩図柄等を施すことによって意匠的にも斬新な便座体
aを容易に求めること出来得る。
【0009】
【発明の効果】この発明は上記の如く、適当な発泡素材
を原材料とする便座体aを便座床A全体を被装すべく取
り外し自在に嵌装してなるものであるから、着座時にお
いて該材性のもつ柔軟性及び保温性に秀ぐれ、以て従来
便座の欠点であった冷却感等の異物感が毛頭なく、着座
時において非常に柔和な接触感と温気を身体に付与する
が出来得たのである。従って老人、病人らには最適な便
座と謂えよう。特にこの発明による場合には現在の保温
機能を保持する目的の加熱機構等の複雑な機構、電力等
をも全く使用することもなく構造簡単にて破損する等の
憂いも毛頭なく常時一定の保温効果を有し、万一にも汚
損した場合には耐水性であるが単に水洗するのみにて常
に美麗な表面面が保持得られ衛生的においても秀逸であ
る等の効果を有している。しかもこの発明は発泡素材を
主材料とするものであるから加工成形が容易であり量産
に適し、非常に安価にて軽量である等の経済的効果をも
併せ有している。
【0010】更に請求項項記載の如く便座体aの着座
部b表面に、多数の凹凸模様dを付設することによって
該多数の凹凸により着座において自然的な指圧効果を奏
し、健康器具としては勿論、色彩等の付設により意匠的
にも斬新にて優雅である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るトイレ用の便座の全体外観
図、
【図2】 同上、要部の拡大断面図である。
【符号の説明】 A 便座床 a 便座体 b 着座部 c 円縁部 d 凹凸模様
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン系の発泡素材を原材として
    U形状の便座形状に形成してなる断面かまぼこ形の着座
    部を、便器の開口面上部に起倒自在に取付けられた便座
    に一体的に嵌装せしめたことを特徴とするトイレ用の便
    座。
  2. 【請求項2】 上記請求項1項記載のポリエチレン系発
    泡素材による便座の着座部の表面に、多数の凹凸模様、
    色彩等を付設形成せしめたことを特徴とするトイレ用の
    便座。
  3. 【請求項3】 ポリエチレン系発泡素材を原材料として
    予め便座形状に成形された一次素材を、所定の型枠内に
    収容し、これを再び圧縮加熱する二次加工によって所定
    の便座面形状に成形せしめたことを特徴とするトイレ用
    便座の加工方法。
JP26917095A 1995-09-21 1995-09-21 便 座 Pending JPH0984719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008002397A2 (en) * 2006-06-23 2008-01-03 Kohler Co. Plumbing fixture seat

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008002397A2 (en) * 2006-06-23 2008-01-03 Kohler Co. Plumbing fixture seat
WO2008002397A3 (en) * 2006-06-23 2008-03-13 Kohler Co Plumbing fixture seat
US8312571B2 (en) 2006-06-23 2012-11-20 Kohler Co. Plumbing fixture seat
US8850629B2 (en) 2006-06-23 2014-10-07 Kohler Co. Plumbing fixture seat

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