JPH0979565A - 燃焼装置の燃料供給装置 - Google Patents

燃焼装置の燃料供給装置

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JPH0979565A
JPH0979565A JP23980595A JP23980595A JPH0979565A JP H0979565 A JPH0979565 A JP H0979565A JP 23980595 A JP23980595 A JP 23980595A JP 23980595 A JP23980595 A JP 23980595A JP H0979565 A JPH0979565 A JP H0979565A
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JP
Japan
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fuel
fuel supply
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communication state
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JP23980595A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Nomura
善征 野村
Kiyoshi Igawa
潔 井川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】再始動性能を改善できる燃料供給装置を提供す
ること。 【解決手段】燃料供給通路14と燃料通路16との分岐部に
備えられる燃料遮断三方弁90は、コントロールユニット
20からの信号に基づいて、ガスタービン機関1の運転中
には、燃料通路16を遮断すると共に、燃料噴射弁10と燃
料ポンプ11とを連通させるようになっている。一方、運
転停止時(燃料遮断時)には、燃料噴射弁10と燃料ポン
プ11との連通を遮断すると共に、燃料通路16を介して燃
料噴射弁10を燃料タンク12に連通させるようになってい
る。これにより、運転停止時に、燃焼器5の内圧で、燃
料噴射弁10内の燃料を燃料通路16を介して燃料タンク12
側へ押し出せるので、運転停止後にヒートソークバック
を受け燃料噴射弁10が高温となっても、燃料の燃焼器5
側への漏洩を抑制でき、以って再始動時に着火ミスや白
煙が排出される惧れ等を排除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼装置の燃料供
給装置に関し、詳しくは、高温始動時の白煙及び着火ミ
ス等を防止できるようにした燃焼装置の燃料供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、燃焼装置の一例として、ガスタ
ービン機関について説明すると、その構成は、一般に、
図7に示すような構成となっている。即ち、ガスタービ
ン機関1は、軸4で連結された圧縮機(C)2と圧縮機
タービン(CT)3とを備え、外部から導かれ圧縮機2
で圧縮された空気を燃焼器5内に導き、当該燃焼器5で
当該圧縮空気に燃料系6から燃料を供給して点火プラグ
7で着火し、これによって膨張した高温の燃焼ガスを、
前記圧縮機タービン(CT)3に導くことで前記軸4を
回転させて出力として取り出すと共に、このトルクを前
記軸4を介して圧縮機2に伝えることでガスタービン機
関1の回転(運転)を持続させるようになっている。ま
た、前記圧縮機タービン(CT)3から出る排気はまだ
高温のため、これを熱交換器8に導くことで、圧縮機2
からの圧縮空気と熱交換させ、燃費の向上を図るように
している。
【0003】ところで、従来のガスタービン機関の燃料
系としては、特開平2−204637号公報に開示され
るようなものがあり、図8に示すように、この燃料系に
おいては、燃料タンク12から吸い込まれ燃料ポンプ1
1により圧送される燃料を燃料噴射弁10へ供給するた
めの燃料供給通路14に、燃料遮断弁9を介装し、停止
SW19からの停止信号に基づいて運転停止要求が検出
されたときには、前記燃料遮断弁9をコントロールユニ
ット20からの信号により駆動して遮断させることで、
燃料の供給停止延いてはガスタービン機関1の運転停止
を行なわせるようになっている。なお、運転中の燃料供
給量等の調節は、コントロールユニット20からの駆動
信号により駆動される燃料制御弁13を介して、燃料の
リターン量を制御し、リターン通路15内の燃圧の調整
等を行なうことでなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、ガスタービン機関1の運転停止後のヒー
トソークバックで燃料噴射弁10内の燃料が高温となり
膨張し、燃料噴射弁10から燃料が燃焼器5内に押し出
され(漏洩し)易くなる。この漏洩燃料は、高温の燃焼
器5内で蒸発し、再始動時に、白煙発生の原因となった
り、燃焼器5近傍に留まって過濃混合気を形成するなど
して着火ミスを誘発する原因となる惧れがある。
【0005】本発明は、かかる従来の実情に鑑みなされ
たもので、再始動を改善にすると共に白煙等の発生も抑
制できるようにしたガスタービン機関等の燃焼装置の燃
料供給装置を提供することを目的とする。また、本装置
の構成の簡略化、信頼性向上等を図ることも目的とす
る。
【0006】
【発明の課題を解決するための手段】このため、請求項
1に記載の発明に係る燃焼装置の燃料供給装置は、図1
に示すように、燃料を供給する燃料供給手段と、前記燃
料供給手段に燃料供給通路を介して燃料を供給する燃料
ポンプと、前記燃料供給手段から余剰の燃料を前記燃料
ポンプの上流側に戻す第1燃料戻し通路と、を含んで構
成された燃焼装置の燃料供給装置において、前記燃料供
給通路から分岐して設けられ、燃料タンクに連通される
第2燃料戻し通路と、前記分岐部に設けられ、前記燃料
供給手段と前記燃料タンクとの連通を遮断し前記燃料供
給手段と前記燃料ポンプとを連通させる第1の連通状態
と、前記燃料供給手段と前記燃料ポンプとの連通を遮断
し前記燃料供給手段と前記燃料タンクとを連通させる第
2の連通状態と、を選択的に切り換えられる第1連通状
態切換手段と、運転時には、前記第1の連通状態に選択
切り換えする一方、運転停止時には、前記第2の連通状
態に選択切り換えする第1連通状態選択制御手段と、を
含んで構成するようにした。
【0007】上記構成によれば、運転停止時に、第1連
通状態選択制御手段を介して、第1連通状態切換手段の
切り換え状態を、運転中の前記第1の連通状態から、前
記燃料供給手段と前記燃料ポンプとの連通を遮断し前記
燃料供給手段と前記燃料タンクとを連通させる第2の連
通状態へ切り換えるようにしたので、運転停止後まだ大
気圧以上となっている燃焼装置の内圧で、燃料供給手段
内に残留する燃料を燃料タンク側へ押し出すことができ
るので、運転停止後にヒートソークバックを受け燃料供
給手段が高温となっても、燃料が燃焼装置側に漏洩する
ことが抑制されるため、以って再始動時の着火ミスや白
煙が排出される等の惧れを排除することができる。ま
た、燃焼装置内へ洩れ出した燃料は、蒸し焼き状態とな
るため、比較的多量のHCを排出することになるが、こ
れを防止することができる。更に、燃焼装置内や燃料供
給手段の燃料出口部近傍で蒸し焼き状態となってカーボ
ン等が堆積等し、目詰まりその他の不具合が誘発される
のを防止することもできる。請求項2に記載の発明で
は、前記第2燃料戻し通路に、前記燃料供給手段側への
燃料の逆流を防止する逆止弁を介装させるようにした。
【0008】これにより、運転停止後、一旦燃料タンク
側へ押し出された燃料が、第2戻し通路を介して燃料タ
ンク側から燃料供給手段側へ逆流するのを確実に防止で
きるので、逆流燃料が燃焼装置側に漏洩することを確実
に防止できるので、以って再始動時の着火ミスや白煙が
排出される等の惧れをより一層排除することができる。
請求項3に記載の発明に係る燃焼装置の燃料供給装置
は、図2に示すように、燃料を供給する燃料供給手段
と、前記燃料供給手段に燃料供給通路を介して燃料を供
給する燃料ポンプと、前記燃料供給手段から余剰の燃料
を前記燃料ポンプの上流側に戻す第1燃料戻し通路と、
を含んで構成された燃焼装置の燃料供給装置において、
前記燃料供給通路から分岐して設けられ、少なくとも運
転停止の際に所定期間、前記燃料供給手段の燃料出口部
が臨む側より高い圧力を前記燃料供給手段の燃料入口部
へ導くことができる圧力導入通路と、前記分岐部に設け
られ、前記燃料供給手段と前記圧力導入通路との連通を
遮断し前記燃料供給手段と前記燃料ポンプとを連通させ
る第3の連通状態と、前記燃料供給手段と前記燃料ポン
プとの連通を遮断し前記燃料供給手段と前記圧力導入通
路とを連通させる第4の連通状態と、を選択的に切り換
えられる第2連通状態切換手段と、運転時には、前記第
3の連通状態に選択切り換えする一方、運転停止時に
は、前記第4の連通状態に選択切り換えする第2連通状
態選択制御手段と、を含んで構成するようにした。
【0009】上記構成によれば、運転停止時に、第2連
通状態選択制御手段を介して、第2連通状態切換手段の
切り換え状態を、運転中の前記第3の連通状態から、前
記燃料供給手段と前記燃料ポンプとの連通を遮断し前記
燃料供給手段と前記圧力導入通路とを連通させる第4の
連通状態へ切り換えるようにしたので、圧力導入通路を
介して、前記燃料供給手段の燃料出口部が臨む側より高
い圧力を前記燃料供給手段の燃料入口部へ導くことがで
きるので、これにより、前記燃料供給手段内の燃料を全
て供給し切った状態で、燃焼装置での燃焼を終了させる
ことが可能となる。従って、運転を停止しても燃料供給
手段内に燃料が残留しないので、運転停止後にヒートソ
ークバックを受け燃料供給手段が高温となっても、燃料
が燃焼装置側に漏洩することを完全に抑制できるため、
以って再始動時の着火ミスや白煙が排出される惧れ等を
抑制することができることとなる。請求項4に記載の発
明では、前記第1燃料戻し通路に、前記燃料供給手段か
ら燃焼装置への燃料供給量を制御するために、開度制御
されて前記余剰燃料の戻し量を制御する燃料制御弁を介
装した場合において、運転時には、前記燃料制御弁を所
定の燃料供給量が得られるように開度制御する一方、運
転停止時には、前記燃料制御弁を強制的に開弁させる燃
料制御弁制御手段を含んで構成するようにした。
【0010】これにより、運転中は、所定の燃料供給量
を達成でき、運転停止する際には、運転停止後の燃焼装
置の内圧或いは前記圧力導入通路から導入される圧力に
よって、燃料供給手段内の燃料を、前記第1燃料戻し通
路側からも燃料タンク側に押し出せることとなる。従っ
て、より一層、運転停止後に、燃料が燃料供給手段内に
残留するのを抑制でき、燃料が燃焼装置側へ漏洩するこ
とになるのを抑制できるため、以って再始動時の着火ミ
スや白煙が排出される惧れ等をより一層抑制することが
できることとなる。請求項5に記載の発明では、前記燃
料供給手段と前記燃料制御弁との間の前記第1燃料戻し
通路に、前記燃料供給手段側への燃料の逆流を防止する
逆止弁を介装させるようにした。
【0011】これにより、運転停止後、一旦燃料タンク
側へ押し出された燃料が、第1戻し通路を介して燃料タ
ンク側から燃料供給手段側へ逆流するのを確実に防止で
きることになるので、逆流燃料が燃焼装置側に漏洩する
ことを確実に防止でき、以って再始動時の着火ミスや白
煙が排出される惧れ等をより一層排除することができ
る。請求項6に記載の発明では、前記燃料制御弁制御手
段を、運転停止後所定期間経過後に、前記燃料制御弁を
強制的に閉弁させるように構成した。
【0012】これにより、運転停止後、第1戻し通路,
燃料制御弁を介して、一旦燃料タンク側へ押し出された
燃料が、第1戻し通路,燃料制御弁を介して燃料タンク
側から燃料供給手段側へ逆流するのを確実に防止できる
ことになるので、逆流燃料が燃焼装置側に漏洩すること
を確実に防止でき、以って再始動時の着火ミスや白煙が
排出される惧れ等をより一層排除することができる。な
お、当該請求項6に記載の発明と、請求項5に記載の発
明に係る逆止弁と、を併設することで、燃料の逆流防止
をより確実なものとできるが、請求項6に記載の発明だ
けでも、十分に燃料の逆流防止効果を発揮することがで
きる場合には、請求項5に記載の発明に係る逆止弁を廃
止することができるので、構成の簡略化を図ることが可
能となる。請求項7に記載の発明では、前記燃焼装置
を、ガスタービン機関とした。
【0013】例えば、燃焼器を備えるガスタービン機関
は、再始動等が比較的頻繁に行なわれ、また、排気量が
比較的大きく白煙や排気性能等が問題とされやすいが、
本発明を適用することで、再始動時の着火ミスや白煙の
排出等を良好に排除することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付の図面に基づいて説明する。なお、図7,図8と同一
の要素には同一符号を付して説明する。図7に示したと
同様に、本発明の第1の実施形態に係るガスタービン機
関1は、軸4で連結された圧縮機(C)2と圧縮機ター
ビン(CT)3とを備え、外部から導かれ圧縮機2で圧
縮された空気を燃焼器5内に導き、当該燃焼器5で当該
圧縮空気に燃料を供給して点火プラグ7で着火し、これ
によって膨張した高温の燃焼ガスを、前記圧縮機タービ
ン(CT)3に導くことで前記軸4を回転させて出力と
して取り出すと共に、このトルクを前記軸4を介して圧
縮機2に伝えることでガスタービン機関1の回転(運
転)を持続させるようになっている。また、前記圧縮機
タービン(CT)3から出る排気はまだ高温であること
を利用して、これを熱交換器8に導くことで、圧縮機2
からの圧縮空気と熱交換させ、燃費の向上を図れるよう
にしてある。
【0015】そして、本実施形態における燃料系は、図
3に示すように構成されている。燃料タンク12と、本
発明に係る燃料供給手段としての燃料噴射弁10と、を
連通する燃料供給通路14に、燃料タンク12が貯留す
る燃料を吸い上げ前記燃料噴射弁10へ圧送するための
燃料ポンプ11が介装されている。また、燃料噴射弁1
0には、余剰燃料を、前記燃料ポンプ11の上流側へリ
ターンさせるための本発明に係る第1燃料戻し通路とし
てのリターン通路15が接続されている。このリターン
通路15には、リターン量延いては燃圧を調整して、燃
料噴射弁10から噴射される燃料量を調整するための燃
料制御弁13が介装されている。この燃料制御弁13
は、機関運転制御に用いられるROM,RAM,A/D
変換器,入出力I/F等を備えたマイクロコンピュータ
からなるコントロールユニット20からの駆動信号(例
えば、デューティ信号)に基づいて開度制御されるよう
になっている。
【0016】なお、リターン通路15には、燃料噴射弁
10と燃料制御弁13との間に、請求項5に記載の発明
に係る逆止弁としての第1チェック弁17が介装される
ようになっている。そして、燃料噴射弁10と燃料ポン
プ11との間の燃料供給通路14には、従来の燃料遮断
弁9に代えて、燃料遮断三方弁90が介装されると共
に、この燃料遮断三方弁90には燃料タンク12と連通
する燃料通路16が設けられており、当該燃料通路16
には第2チェック弁18が介装されるようになってい
る。なお、前記燃料通路16が、本発明に係る第2燃料
戻し通路に相当する。
【0017】燃料遮断三方弁90は、コントロールユニ
ット20からの信号に基づいて、三方に分かれた内部通
路の連通状態を切り換え操作できるようになっており、
ガスタービン機関1の運転中(燃料供給中)には、燃料
噴射弁10へ燃料を供給すべく、燃料通路16を遮断す
ると共に、燃料噴射弁10と燃料ポンプ11とを連通さ
せるように内部通路の連通状態が切り換えられる。そし
て、運転停止時(燃料遮断時)には、燃料噴射弁10へ
の燃料供給を停止すべく、燃料噴射弁10と燃料ポンプ
11との連通を遮断すると共に、燃料通路16を介し
て、燃料噴射弁10と第2チェック弁18(延いては燃
料タンク12)とを連通させるように内部通路の連通状
態を切り換えられるようになっている。
【0018】当該燃料遮断三方弁90が、本発明に係る
第1連通状態切換手段に相当する。ところで、ガスター
ビン機関1の運転停止時には、停止SW19からの停止
信号が前記コントロールユニット20へ入力されるよう
になっており、当該コントロールユニット20が、当該
停止信号に基づいて燃料ポンプ11の駆動を停止すると
共に、前記燃料遮断三方弁90を駆動する(内部通路の
連通状態を切り換える)ことで燃料の供給を停止し、ガ
スタービン機関1の運転を停止するようになっている。
【0019】ここで、図3、及び図6の運転シーケンス
図を参照しつつ、本実施形態の作用効果について、より
詳細に説明する。即ち、本実施形態のようなスピル式燃
料噴射弁10を用いたガスタービン機関1においては、
燃料タンク12から燃料ポンプ11に吸い込まれた燃料
は、燃料ポンプ11で加圧され燃料遮断三方弁90を通
過した後、燃料噴射弁10から燃焼器5内に噴射され、
点火プラグ7で点火され燃焼が継続される。この燃料の
噴射量の調整は、前記燃料制御弁13の開度(リターン
量延いては燃圧)をコントロールユニット20からの駆
動信号で調整することによりなされる。
【0020】運転停止時には、燃料遮断三方弁90を介
して燃料噴射弁10と燃料ポンプ11との連通を遮断す
ると共に、燃料ポンプ11を停止し、燃料の供給を遮断
して燃焼を止めることで、ガスタービン機関1の運転を
停止する。しかしながら、高温始動時(運転停止直後か
ら例えば1時間程度経過後の再始動時等)には、運転停
止中に機関からのヒートソークバックで燃料噴射弁10
の温度が上昇し、燃料噴射弁10内などに留まる燃料の
温度も上昇することにより膨張し、燃焼器5内に燃料が
燃料噴射弁10の噴口等から漏洩等する惧れがある。こ
のような状態で、ガスタービン機関1を始動しようとす
ると、既にガスタービン機関1内に漏洩した燃料が高温
で気化し燃焼器5内に残留しているため、過濃混合気と
なり着火ミスや多量の白煙を排出することになり兼ねな
い。
【0021】そこで、本実施形態では、運転停止時に、
前記停止SW19の信号を受けたコントロールユニット
20は、燃料ポンプ11を停止すると共に、燃料遮断三
方弁90の内部通路の連通状態を切り換え操作すること
で、燃料噴射弁10と燃料ポンプ11との連通を遮断す
ると同時に、燃料通路16を介して燃料噴射弁10と第
2チェック弁18(燃料タンク12)とを連通させるよ
うにする。従って、本発明に係る第1連通状態選択制御
手段としての機能は、当該コントロールユニット20が
ソフトウェア的に備えることになる。
【0022】なお、第2チェック弁18は、燃料が燃料
タンク12側へ流れるのを許容し、燃料噴射弁10側へ
流れるのを規制するようになっている。この第2チェッ
ク弁18が、請求項2に記載の発明に係る逆止弁に相当
する。これにより、運転停止後まだ大気圧以上となって
いる燃焼器5の内圧で、燃料噴射弁10内の燃料は、燃
料通路16,第2チェック弁18を介して、燃料タンク
12側へ押し出されることになる。そして、第2チェッ
ク弁18により、一旦押し出された燃料が、燃料タンク
12側から燃料噴射弁10側へ逆流するのを確実に防止
できるので、逆流燃料による再始動性等の悪化等を完全
に防止することが可能となっている。なお、当該第2チ
ェック弁18は、例えば、燃料タンク12が、燃料噴射
弁10より低い位置に配置されている場合等には、逆流
の心配も少ないので省略することも可能である。
【0023】ところで、運転停止時に、コントロールユ
ニット20は、燃料遮断三方弁90の内部通路の連通状
態を切り換え操作して、燃料噴射弁10と燃料ポンプ1
1との連通を遮断すると共に燃料通路16を介して燃料
噴射弁10と第2チェック弁18(燃料タンク12)と
を連通させるようにするが、これと同時に、コントロー
ルユニット20は、本発明に係る燃料制御弁制御手段と
しても機能して、燃料制御弁13へも信号を送り、所定
開度(例えば、全開)に強制開弁させるようにしてあ
る。これにより、リターン通路15側においても、運転
停止後の燃焼器5の内圧で、燃料噴射弁10内の燃料
を、燃料タンク12側に押し出せることとなる。
【0024】なお、前記燃料制御弁13は、燃焼器5の
内圧が低下する運転停止後所定時間後(例えば、数秒
後)に全閉されるようになっている。これにより、何ら
かの原因で、燃料が燃料噴射弁10側に逆流されるのを
完全に阻止できると共に、再始動時の燃料制御弁13の
開度制御等を容易にすることができる。また、本実施形
態では、リターン通路15にも、前述した第2チェック
弁18と同様の第1チェック弁17を介装してあるの
で、前記燃料制御弁13の運転停止後の閉弁動作と相俟
って、燃料制御弁13側から燃料噴射弁10側への燃料
の逆流が確実に防止されるので、逆流燃料による再始動
性等の悪化等を防止できることとなる。前記第1チェッ
ク弁17は、燃料が燃料タンク12側へ流れるのを許容
し、燃料噴射弁10側へ流れるのを規制するようになっ
ている。なお、当該第1チェック弁17は、省略するこ
ともできる。
【0025】このように、本実施形態によれば、運転停
止時に、燃焼器5の内圧で、燃料噴射弁10内に残留す
る燃料を燃料タンク12側へ押し出せるようにして燃料
噴射弁10内に燃料を残さないようにしたので、運転停
止後にヒートソークバックを受け燃料噴射弁10が高温
となっても、燃料が燃焼器5側に漏洩することが完全に
抑制されるため、以って再始動時の着火ミスや白煙が排
出される等の惧れを完全に排除することができる。ま
た、第1チェック弁17や第2チェック弁18を設ける
ようにしたので、一旦燃料タンク12側へ押し出された
燃料が逆流し、再始動性等を悪化させることになるのを
確実に防止することができる。
【0026】更に、燃焼器5内へ洩れ出した燃料は、蒸
し焼き状態となるため、多量のHCを排出することにな
るが、これを防止することができる。また、燃焼器5内
や燃料噴射弁10の噴口部近傍で蒸し焼き状態となって
カーボン等が堆積等し、目詰まりその他の不具合が誘発
されるのを防止することもできる。次に、第2の実施形
態について、図4、及び図6の運転シーケンス図を参照
しつつ説明する。
【0027】第2の実施形態は、図4に示すように、第
1の実施形態においてリターン通路15に介装した第1
チェック弁17を省略し構成の簡略化を図ったものを具
体的に図示したものである。その他の構成は、第1の実
施形態と同様である。本実施形態では、運転停止時点
で、本発明に係る燃料制御弁制御手段として機能するコ
ントロールユニット20からの信号により、リターン通
路15に介装されている燃料制御弁13を開弁(例え
ば、全開)させ、これによって、燃焼器5の内圧でリタ
ーン通路15内の燃料を燃料タンク12側へ押し出すと
共に、燃焼器5の内圧が低下する停止後所定時間経過後
(例えば、数秒後)には、燃料制御弁13を全閉とし、
リターン通路15を遮断させる。
【0028】これにより、運転停止時に、燃焼器5の内
圧で、燃料噴射弁10内に残留する燃料を燃料タンク1
2側へ押し出せるようにして燃料噴射弁10内に燃料を
残さないようにできるので、再始動時の着火ミスや白煙
が排出される惧れ等を完全に排除することができると共
に、第1チェック弁17を省略して構成の簡略化を図っ
ても、リターン通路15側において、一旦燃料タンク1
2側へ押し出された燃料が逆流するのを防止することが
できる。
【0029】また、第1の実施形態の場合と同様に、燃
焼器5内へ洩れ出した燃料が、蒸し焼き状態となるた
め、多量のHCを排出することになるが、これを防止す
ることができる。そして、燃焼器5内や燃料噴射弁10
の噴口部近傍で蒸し焼き状態となってカーボン等が堆積
等し、目詰まりその他の不具合が誘発されるのを防止す
ることもできる。つづけて、第3の実施形態について、
図5、及び図6の運転シーケンス図を参照しつつ説明す
る。
【0030】第3の実施形態では、図5に示すように、
第2の実施形態の構成に対し、更に、燃料通路16と、
これに介装される第2チェック弁18と、を省略し、新
たに燃料遮断三方弁90Aとガスタービン機関1の圧縮
空気通路等とを連通させる連通路16Aを設けるように
してある。なお、前記燃料遮断三方弁90Aが本発明に
係る第2連通状態切換手段に相当し、前記連通路16A
が本発明に係る圧力導入通路に相当する。
【0031】第1の実施形態や第2の実施形態における
燃料遮断三方弁90は、運転時に燃料噴射弁10と燃料
ポンプ11とが連通されるように、そして運転停止時に
は、燃料噴射弁10と燃料ポンプ11との連通が遮断さ
れると共に、燃料通路16を介して、燃料噴射弁10と
第2チェック弁18(延いては燃料タンク12)とが連
通されるように内部通路の連通状態を切り換えられるよ
うになっていたが、本実施形態で採用する燃料遮断三方
弁90Aは、コントロールユニット20からの信号に基
づいて、運転時には、燃料噴射弁10と燃料ポンプ11
とを連通させるようにする一方、運転停止時には、燃料
噴射弁10と燃料ポンプ11との連通が遮断されると共
に、連通路16Aを介して燃料噴射弁10とガスタービ
ン機関1の燃焼器5上流側の圧縮空気通路2A(図7参
照。好ましくは、圧縮機2の出口近傍)とが連通される
ように、その内部通路の連通状態が切り換えられるよう
になっている。従って、本発明に係る第2連通状態選択
制御手段としての機能は、コントロールユニット20が
ソフトウェア的に備えることになる。
【0032】これにより、本実施形態では、運転停止時
に、コントロールユニット20からの信号により、燃料
遮断三方弁90Aの内部通路の連通状態を切り換えるこ
とで、燃料噴射弁10と燃料ポンプ11との連通を遮断
すると同時に、連通路16Aを介して比較的高圧な圧縮
空気を燃料噴射弁10に導けることになるので、これに
より、燃料噴射弁10内の燃料を全て噴射し切った状態
で燃焼を終了させることが可能となる。従って、運転停
止後にヒートソークバックを受け燃料噴射弁10が高温
となっても、燃料が燃焼器5側に漏洩することを完全に
抑制できるため、以って再始動時の着火ミスや白煙が排
出される惧れ等を抑制することができる。
【0033】更に、運転停止時に、燃料制御弁13を強
制開弁(例えば、全開)させるようにしておけば、圧縮
空気圧若しくは燃焼器5の内圧で、リターン通路15内
の燃料を燃料タンク12側へ押し出すことができ、ま
た、停止後所定時間経過後(例えば、数秒後)に、燃料
制御弁13を全閉とし、リターン通路15を遮断させる
ようにすれば、第1の実施形態のように、第1チェック
弁17を備えなくても、リターン通路15側において、
一旦燃料タンク12側へ押し出された燃料が逆流するの
を防止することができる。
【0034】なお、本実施形態では、第1の実施形態や
第2の実施形態と異なり、燃料通路16を備えず、運転
停止時には、燃料供給側において、燃料タンク12との
連通が完全に遮断されるので、第2チェック弁18も備
える必要がないので、構成の簡略化をより一層促進させ
ることができる。また、第1の実施形態と同様に、燃焼
器5内へ洩れ出した燃料は、蒸し焼き状態となるため、
多量のHCを排出することになるが、これを防止するこ
とができる。そして、燃焼器5内や燃料噴射弁10の噴
口部近傍で蒸し焼き状態となって残留物(カーボン等)
が堆積等し、目詰まりその他の不具合が誘発されるのを
防止することもできる。
【0035】なお、連通路16Aの一側を、圧縮機2の
出口と熱交換器8の入口との間の圧縮空気通路2A(図
7参照)に接続させるようにすれば、当該接続部より下
流側にある熱交換器8,燃焼器5による圧力損失分だけ
燃焼器5内圧より高い圧力を、運転停止時に燃料噴射弁
10に提供することができるので、運転(燃料供給通路
14からの燃料供給)を停止する際に、効果的に燃料噴
射弁10内の燃料を噴射し切って燃焼させてしまうこと
が可能となり、運転停止後にヒートソークバックを受け
燃料噴射弁10が高温となっても、燃料が燃焼器5側に
漏洩することを極力抑制できるため、以って再始動時の
着火ミスや白煙が排出される惧れ等を極力抑制すること
ができる。なお、前記接続部は、熱交換器8の上流側で
圧縮機2の出口近傍に設けるのが、燃料噴射弁10の噴
口の前後差圧を効果的に大きくできる点で好ましい。
【0036】ところで、本実施形態では、ガスタービン
機関1内の圧縮器2が圧縮した圧縮空気を、連通路16
Aを介して、燃料噴射弁10へ導くようにして説明した
が、これに限らず、他の装置(例えば、エアコンプレッ
サやエアブレーキ用圧縮空気タンク等)から圧縮空気を
導くようにしてもよい。また、比較的高圧な排気(燃焼
ガス)を(例えばフィルタ等を通過させ浄化するのが好
ましい)、上述した圧縮空気の代わりに導くようにして
もよい。即ち、少なくとも機関運転停止の際に所定期
間、燃料噴射弁10の燃料出口部(噴口)が臨む側より
高い圧力を燃料噴射弁10の燃料入口部へ導くことがで
きるようにすれば、本実施形態と同様の作用効果を奏す
ることができるものである。
【0037】また、上記各実施形態では、ガスタービン
機関について説明してきたが、これに限らず、本発明
は、車載或いは定置式の他の機関の燃焼器の燃料供給装
置として適用できるものであるし、一般的な燃焼装置の
燃料供給装置としても適用できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、燃焼装置の運転停止時に、運転停止後まだ大気圧以
上となっている燃焼装置の内圧によって燃料供給手段内
の燃料を燃料タンク側へ押し出すことができる、或いは
圧力導入通路から導入される圧力によって燃料供給手段
内の燃料を全て供給し切った状態で燃焼装置での燃焼を
終了させることが可能となり、運転停止後に燃料供給手
段内に燃料が残留することを極力抑制することができる
ので、運転停止後にヒートソークバックを受け燃料供給
手段が高温となっても、燃料が燃焼装置側に漏洩するこ
とが確実に抑制されるため、以って再始動時の着火ミス
や比較的多量の白煙が排出される惧れ等を排除すること
ができる。また、燃焼装置内へ洩れ出した燃料は、蒸し
焼き状態となるため、多量のHCを排出することになる
が、これを防止することができる。更に、燃焼装置内や
燃料供給手段の燃料出口部近傍で蒸し焼き状態となって
カーボン等が堆積等し、目詰まりその他の不具合が誘発
されるのを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明に係る構成を示すブロッ
ク図。
【図2】請求項2に記載の発明に係る構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る全体構成図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る全体構成図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る全体構成図。
【図6】本発明に係る燃焼装置の運転シーケンス図。
【図7】従来の一般的なガスタービン機関の構成図。
【図8】従来のガスタービン機関の燃料系の構成図。
【符号の説明】
1 ガスタービン機関 5 燃焼器 10 燃料噴射弁 11 燃料ポンプ 13 燃料制御弁 14 燃料供給通路 15 リターン通路(第1燃料戻し通路) 16 燃料通路(第2燃料戻し通路) 16A 連通路(圧力導入通路) 20 コントロールユニット 90 燃料遮断三方弁(第1連通状態切換手段) 90A 燃料遮断三方弁(第2連通状態切換手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料を供給する燃料供給手段と、 前記燃料供給手段に燃料供給通路を介して燃料を供給す
    る燃料ポンプと、 前記燃料供給手段から余剰の燃料を前記燃料ポンプの上
    流側に戻す第1燃料戻し通路と、 を含んで構成された燃焼装置の燃料供給装置において、 前記燃料供給通路から分岐して設けられ、燃料タンクに
    連通される第2燃料戻し通路と、 前記分岐部に設けられ、前記燃料供給手段と前記燃料タ
    ンクとの連通を遮断し前記燃料供給手段と前記燃料ポン
    プとを連通させる第1の連通状態と、前記燃料供給手段
    と前記燃料ポンプとの連通を遮断し前記燃料供給手段と
    前記燃料タンクとを連通させる第2の連通状態と、を選
    択的に切り換えられる第1連通状態切換手段と、 運転時には、前記第1の連通状態に選択切り換えする一
    方、運転停止時には、前記第2の連通状態に選択切り換
    えする第1連通状態選択制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする燃焼装置の燃料供給
    装置。
  2. 【請求項2】前記第2燃料戻し通路に、前記燃料供給手
    段側への燃料の逆流を防止する逆止弁を介装させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の燃焼装置の燃料供給装
    置。
  3. 【請求項3】燃料を供給する燃料供給手段と、 前記燃料供給手段に燃料供給通路を介して燃料を供給す
    る燃料ポンプと、 前記燃料供給手段から余剰の燃料を前記燃料ポンプの上
    流側に戻す第1燃料戻し通路と、 を含んで構成された燃焼装置の燃料供給装置において、 前記燃料供給通路から分岐して設けられ、少なくとも運
    転停止の際に所定期間、前記燃料供給手段の燃料出口部
    が臨む側より高い圧力を前記燃料供給手段の燃料入口部
    へ導くことができる圧力導入通路と、 前記分岐部に設けられ、前記燃料供給手段と前記圧力導
    入通路との連通を遮断し前記燃料供給手段と前記燃料ポ
    ンプとを連通させる第3の連通状態と、前記燃料供給手
    段と前記燃料ポンプとの連通を遮断し前記燃料供給手段
    と前記圧力導入通路とを連通させる第4の連通状態と、
    を選択的に切り換えられる第2連通状態切換手段と、 運転時には、前記第3の連通状態に選択切り換えする一
    方、運転停止時には、前記第4の連通状態に選択切り換
    えする第2連通状態選択制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする燃焼装置の燃料供給
    装置。
  4. 【請求項4】前記第1燃料戻し通路に、前記燃料供給手
    段から燃焼装置への燃料供給量を制御するために、開度
    制御されて前記余剰燃料の戻し量を制御する燃料制御弁
    を介装した場合において、 運転時には、前記燃料制御弁を所定の燃料供給量が得ら
    れるように開度制御する一方、運転停止時には、前記燃
    料制御弁を強制的に開弁させる燃料制御弁制御手段を含
    んで構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何
    れか1つに記載の燃焼装置の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】前記燃料供給手段と前記燃料制御弁との間
    の前記第1燃料戻し通路に、前記燃料供給手段側への燃
    料の逆流を防止する逆止弁を介装させたことを特徴とす
    る請求項4に記載の燃焼装置の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】前記燃料制御弁制御手段が、運転停止後所
    定期間経過後に、前記燃料制御弁を強制的に閉弁させる
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の燃焼
    装置の燃料供給装置。
  7. 【請求項7】前記燃焼装置が、ガスタービン機関である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記
    載の燃焼装置の燃料供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351196A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Ihi Aerospace Co Ltd 燃料供給装置の制御方法
JP2014125988A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Hitachi Ltd 発電用ガスタービン

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