JPH0975508A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0975508A
JPH0975508A JP7237311A JP23731195A JPH0975508A JP H0975508 A JPH0975508 A JP H0975508A JP 7237311 A JP7237311 A JP 7237311A JP 23731195 A JP23731195 A JP 23731195A JP H0975508 A JPH0975508 A JP H0975508A
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Japan
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game
special
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JP7237311A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別図柄可変表示遊技の大当りの特別遊技に
関係する状態時に、遊技に変化をもたせて遊技者の興趣
を高めることのできる遊技機を提供する。 【解決手段】 特別可変表示部の特別可変表示遊技に基
づいて遊技者に有利な特別遊技状態が発生される遊技機
である。そして、特別遊技状態に関係した状態時に特別
補助変動表示遊技を行わせる特別補助遊技表示部と、該
特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基
づき、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態の変更制御
を行う遊技状態変更制御手段とを備えている。特別遊技
に関係した状態時に特別補助変動表示遊技が行われ、該
特別補助変動表示遊技に基づいて特別遊技終了後の遊技
状態の内容が変化するため、遊技者にとって特別遊技に
関係した状態時が、より興味深い期間となり、特別遊技
終了まで遊技(表示内容)に集中でき、従来ような単調
で面白味に欠けた遊技内容でなく、興趣ある遊技内容と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特別可変表示遊
技の結果として遊技者に有利な特別遊技状態が発生する
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ遊技機やスロットマ
シーンなど、可変表示装置による可変表示遊技が行わ
れ、可変表示遊技の結果が所定の停止表示態様になった
ときに大当たりが発生して、遊技上、遊技者に有利な特
別遊技状態に変換される遊技機が知られている。
【0003】例えば、パチンコ遊技機では、始動口への
入賞に基づき可変表示装置による可変表示遊技が行わ
れ、該可変表示遊技結果が所定の停止表示態様(例え
ば、「1,1,1」、「5,5,5」、「7,7,7」
などのぞろめ)になった場合に、変動入賞装置が開放さ
れるなどの遊技者に有利な状態に変換される特別遊技が
行われる。
【0004】最近のこの種のパチンコ遊技機では、大当
たり図柄が、例えば、「3,3,3」、「7,7,7」
などの特定の図柄であった場合に、その大当たりの遊技
(特別遊技)の終了後、次の大当たりが1回又は2回発
生するまで、大当たりの発生確率を高確率状態にする確
率変動状態が発生されるものも知られている。
【0005】また、この種のパチンコ遊技機で、始動口
(特図始動口)が普通変動入賞装置によって構成される
とともに、その普通変動入賞装置の開閉を決定する普通
図柄可変表示装置を備え、大当たり図柄が特定の図柄で
あった場合に、大当たり終了後に次の大当たりが1回又
は2回発生するまで、普通図柄の当たり確率を高確率状
態にして普通変動入賞装置(特図始動口を兼ねてい
る。)を頻繁に開放させることにより、始動口(特図始
動口)への入賞率を高めて大当たりの発生を早めに行わ
せるようにしたものも知られている。
【0006】さらに、最近では、例えば、大当たり終了
後、毎回特別図柄が50回変動するまで、普通図柄の時
短制御を行う等、普通図柄の変動時間を通常よりも短縮
させることにより、普通変動入賞装置を開放する機会を
多くして始動口(特図始動口)への入賞率を高めるよう
にしたものも現れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遊技機においては、確率変動状態(普通図柄確率変
動状態を含む。)発生させるかどうかは、特別図柄可変
表示遊技の大当り図柄のみで決定されるようになってい
るとともに、その確率変動状態や普通図柄確率変動状態
の継続回数は予め機種毎に設定された固定的なものにな
っていた。
【0008】そのため、本来、特別図柄可変表示遊技の
大当りによる特別遊技状態は遊技者にとって非常に楽し
みが集中した期間であるにも関わらず、従来の遊技機の
場合は、既に特別遊技状態終了後の確率変動状態(普通
図柄確率変動状態も含む。)の発生の有無等が固定的に
決定されてしまっていたため、特別遊技状態中は単に次
の状態への消化期間としての単調な遊技になりがちで、
遊技が単調で面白味に欠けるような遊技内容になってい
た。、特に最近の遊技機(特に第1種や第3種のパチン
コ遊技機)の特別遊技状態は、特別遊技の各サイクル中
における入賞個数の上限が固定されていることや継続入
賞口への入賞率も100%近くなっている場合が多いた
めに、大当り中に獲得する遊技球の個数が均一化してい
て、大当り中における遊技の興趣が低下する傾向にあっ
た。
【0009】また、特別遊技状態中に特別図柄可変表示
装置に表示される表示内容も、入賞個数や継続入賞の有
無など最終的な結果が分かっているもののみであったた
め、面白味に欠けるものであった。
【0010】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、特別図柄可変表示遊技の大当りの特別遊
技に関係する状態時に、遊技に変化をもたせて遊技者の
興趣を高めることのできる遊技機を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、特別可変表示部(特別図柄
可変表示装置)の特別可変表示遊技に基づいて遊技者に
有利な特別遊技状態が発生される遊技機において、前記
特別遊技状態に関係した状態時に特別補助変動表示遊技
を行わせる特別補助遊技表示部(演出表示装置)と、該
特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基
づき、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態の変更制御
を行う遊技状態変更制御手段とを備えた遊技機とした。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、特別遊
技状態に関係した状態時に、特別補助遊技表示部による
特別補助変動表示遊技が行われ、該特別補助変動表示遊
技の結果に基づき、遊技状態変更制御手段により、特別
遊技状態終了後の変更制御が行われるので、特別遊技に
関係した状態時に特別補助変動表示遊技(例えば、対戦
ゲーム、ビンゴゲーム、麻雀ゲームなどの表示遊技)が
行われ、該特別補助変動表示遊技に基づいて特別遊技終
了後の遊技状態の内容が変化するため、遊技者にとって
特別遊技に関係した状態時が、より興味深い期間とな
り、特別遊技終了まで遊技(表示内容)に集中でき、従
来ような単調で面白味に欠けた遊技内容でなく、興趣あ
る遊技内容となる。
【0013】ここで、特別遊技状態とは、いわゆる第1
種のパチンコ遊技機では変動入賞装置の開放であり、い
わゆる第3種のパチンコ遊技機では、特別遊技への移行
の権利が発生しその権利に基づき所定のゲームを行わせ
た上での変動入賞装置の開放である。また、スロットマ
シーンでは当たりの発生確率を高くしたボーナスゲーム
などである。特別遊技状態に関係した状態時とは、特別
遊技状態中或いはそれに関連した状態時である。特別補
助遊技表示部(演出表示部)は、特別可変表示装置と別
個であってもよいし、一緒であってもよい。特別補助変
動表示遊技は、画像表示、ドット表示、セグメント表示
などその種類は問わない。遊技状態変更制御手段は、役
物用IC(集積回路)で構成する場合に限らず、他の制
御手段として構成してもよい。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記特別補助遊技表示部の特別補助変動
表示遊技の結果に基づき、前記特別遊技状態の終了後
に、次回の前記特別遊技状態の発生に関して遊技者に有
利な特定遊技状態の発生に関連する制御を行う特定遊技
関連制御手段を備えた構成とした。
【0015】この請求項2記載の発明によれば、特別補
助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基づい
て、特定遊技関連制御手段が、特別遊技状態の終了後
に、次回の前記特別遊技状態の発生に関連する制御を行
うので、特別遊技状態に関係する状態時に特別補助遊技
表示部の特別補助変動表示遊技が行われ、特別補助変動
表示遊技の結果に基づいて、特別遊技の終了後、遊技者
に有利な特定遊技状態の発生に関連する制御、例えば、
特定遊技状態を発生させるか否かの決定や、特定遊技状
態の実行可能回数の決定を行うことにより、遊技者にと
ってより興味のある遊技が行えるものとなる。
【0016】特定遊技関連制御手段は、役物用IC(集
積回路)で構成する場合に限らず、他の制御手段として
構成してもよい。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、前記特別補助遊技表示部の特別補
助変動表示遊技の結果に基づき、前記特別遊技状態の終
了後に、次回の特別遊技状態の発生確率を高確率状態に
する確率変動状態の発生に関連する制御を行う確率変動
関連制御手段を備えた構成とした。
【0018】この請求項3記載の発明によれば、特別補
助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基づい
て、確率変動関連制御手段が、特別遊技状態の終了後
に、次回の前記特別遊技状態の発生確率を高確率にする
確率変動状態に関連する制御を行うので、特別遊技状態
に関係する状態時に特別補助遊技表示部の特別補助変動
遊技が行われ、特別補助変動遊技の結果に基づいて、確
率変動関連制御手段により、特別遊技の終了後、次回の
特別遊技状態の発生確率を高確率にする確率変動状態の
発生に関連する制御、例えば、確率変動状態を発生させ
るかどうかの決定や、確率変動状態の実行可能回数の決
定を行うことにより、遊技者にとってより興味のある遊
技が行えるものとなる。
【0019】確率変動関連制御手段は、役物用IC(集
積回路)で構成する場合に限らず、他の制御手段として
構成してもよい。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の遊技機において、普通可変表示遊技を行わせる
普通可変表示部と、該普通可変表示部(普通図柄可変表
示装置)の可変表示遊技の結果に基づいて遊技者に有利
な状態に変換する普通変動入賞装置と、前記特別補助遊
技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基づいて、特
別遊技状態の終了後、前記普通可変表示部の普通可変表
示遊技時間の短縮に関する制御を行う普通可変表示遊技
制御手段とを備えた構成とした。
【0021】この請求項4記載の発明によれば、特に、
前記特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果
に基づいて、普通可変表示遊技制御手段により、特別遊
技状態の終了後、普通可変表示部の普通可変表示遊技時
間の短縮に関する制御が行われるので、特別遊技状態に
関係する状態時に特別補助遊技表示部の特別補助変動表
示遊技を行わせ、その結果に基づいて、特別遊技状態終
了後、普通可変表示遊技時間の短縮に関する制御、例え
ば、普通図柄の可変表示遊技時間の短縮状態を発生させ
るかどうかの決定や、普通可変表示遊技の変動時間短縮
状態の実行可能回数(期間)の決定を行うことにより、
遊技者にとってより興味のある遊技が行えるものとな
る。
【0022】普通可変表示遊技制御手段は、役物用IC
(集積回路)で構成する場合に限らず、他の制御手段と
して構成してもよい。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載の遊技機において、特別遊技状態の発生に基
づき、乱数を抽出し、該抽出された乱数に基づいて、前
記特別補助遊技表示部の特別補助変動可変表示遊技の結
果を決定する特別補助変動遊技結果決定手段を備えた構
成とした。
【0024】この請求項5記載の発明によれば、特に、
特別遊技状態の発生に基づき乱数を抽出し、該抽出され
た乱数に基づいて、特別遊技結果決定手段により、前記
特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果を決
定するので、特別遊技に関係する状態時に、ランダム
に、特別補助遊技表示部の特別補助変動可変表示遊技の
結果を決定することができ、特別補助変動可変表示遊技
の結果の偏りを防止でき、万人に平等な遊技内容とな
る。
【0025】特別補助変動遊技結果決定手段は、役物用
IC(集積回路)で構成する場合に限らず、他の制御手
段として構成してもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、この発明に係る遊技機の実
施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0027】図1には、この発明の実施の形態に係るパ
チンコ遊技機の遊技盤の正面図を示す。
【0028】このパチンコ遊技機はいわゆる第1種のも
ので、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域3
には、可変表示装置4、特別変動入賞装置5、普図始動
ゲート6,6、補助可変表示部である普通図柄可変表示
装置7、一般入賞口8,8、特図始動口9,9、特図始
動口を兼ねた補助変動入賞部としての普通変動入賞装置
10、風車と呼ばれる方向変換部材11,11,…、サ
イドランプ12,12、装飾LED13などが配設され
ている。
【0029】そして、可変表示装置4には、例えば3桁
の7セグメント型の可変表示器などによって構成される
特別図柄可変表示装置4a、始動記憶表示器4b,4
b,…、および、液晶画面やCRTディスプレーなどに
よって構成される演出表示装置4cが設けられている。
この演出表示装置4cが特別補助変動表示部を構成して
いる。
【0030】普通図柄可変表示装置7は、例えば7セグ
メント型の可変表示器などによって構成されている。
【0031】普通変動入賞装置10は開閉扉10aによ
って開閉される入賞口10bを備えている。開閉扉10
aは常時は球1個分入る間隔に閉じられているが、普通
図柄可変表示装置7の普図可変表示ゲームの結果如何に
よって、逆「ハ」の字状に開放されるようになってい
る。
【0032】特別変動入賞装置5も開閉扉5aによって
開閉される大入賞口5bを備えている。開閉扉5aは常
時は閉じているが、特別図柄可変表示装置4aの特別図
柄可変表示遊技結果の如何によって、開放されるように
なっている。
【0033】図2には、このパチンコ遊技機の裏側に設
置された、遊技系統の制御を行う役物制御回路20、お
よび表示制御回路40などの主要制御ブロック図を示
す。
【0034】図2において、役物制御回路20は、内部
にCPU(Central Processing Unit)21aおよびR
AM(Random Access Memory)21bを備え外部にRO
M(Read Only Memory)22を備えた役物用IC(Intg
rated Circuit:集積回路)21、分周回路23、電源
回路24、I/Oバス30、サウンドジェネレータ3
2、出力ポート25、ドライバー26、バッファゲート
28、ローパスフィルタ27などにより構成されてい
る。
【0035】そして、ローパスフィルタ27には、普図
始動ゲート6,6の普図始動スイッチ6a,6a、特図
始動口9,9および普通変動入賞装置10の特図始動ス
イッチ9a,9a,10c、大入賞口5b内のカウント
スイッチ5c及び継続スイッチ5d、およびパチンコ遊
技機の裏側の確率設定装置38などが接続されている。
【0036】ドライバー26には、パチンコ遊技機の裏
側の外部情報端子35を介して店の管理装置100が接
続されるとともに、サイドランプ12,12などの装飾
ランプとLED13、普通図柄可変表示装置7、普通変
動入賞装置10、特別変動入賞装置5、始動記憶表示器
4b、および特別図柄可変表示装置4aなどが接続さ
れ、サウンドジェネレータ32には、アンプ33を介し
てスピーカー34が接続されている。
【0037】また、役物用IC21に、演出表示装置4
cの表示制御を行う表示制御回路40がケーブル等を介
して接続されている。
【0038】CPU21aは、制御部、演算部、各種カ
ウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備え、演算制
御を行う他、特別図柄可変表示遊技や普通図柄可変表示
遊技、および、後述する特別可変表示遊技の大当たりや
外れなどを決定するための乱数を発生させる乱数生成手
段、特別遊技状態の終了後の遊技状態の変更制御を行う
遊技状態変更制御手段、演出表示装置4cの特別補助変
動遊技の結果に基づき特別遊技状態の終了後に次回の特
別遊技状態の発生に関して遊技者に有利な特定遊技状態
の発生に関連する制御を行う特定遊技関連制御手段、演
出表示装置4cの特別補助変動遊技の結果に基づき特別
遊技状態の終了後に次回の特別遊技状態の発生確率を高
確率状態にする確率変動状態の発生に関連する制御を行
う確率変動関連制御手段、演出表示装置4cの特別補助
変動表示遊技の結果に基づき特別遊技状態の終了後普通
図柄可変表示装置7の普通可変表示遊技時間の短縮に関
する制御を行う普通可変表示遊技制御手段、特別遊技状
態の発生に基づき乱数を抽出し該抽出された乱数に基づ
いて演出表示装置の特別補助変動表示遊技の結果を決定
する特別補助変動表示遊技結果決定手段などを内部に備
えている。
【0039】RAM21bはCPU21aで生成される
大当り用の乱数値や普図当り用の乱数値および大当り表
示ゲーム当り用の乱数値の他、各種データを一時的に記
憶する記憶領域や作業領域を備え、ROM22にはパチ
ンコ遊技機の遊技制御や表示制御のプログラム、特図の
大当りや普図当りの発生を判定するための通常確率と高
確率の乱数判定値などが書き込まれている。
【0040】表示制御回路40は、図示は省略するが、
CPU、ROM、RAMなどを備えている。そして、そ
のCPUは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジ
スタ、各種フラグなどを備え、演算制御を行うようにな
っている。また、ROMには演出表示装置4cへの各種
表示データ(麻雀ゲーム用表示データや特別補助変動表
示遊技用表示データなどを含む。)や表示プログラムな
どが書き込まれ(各種表示データや表示プログラムを含
む。)、RAMは各種データの記憶領域とCPUによる
作業領域などを備えている。
【0041】この表示制御回路40が、役物表示制御回
路20の制御の下で、演出表示装置4cに、遊技の進行
状態に応じて各種表示を行わせる。即ち、遊技が行われ
ていないときには客寄せ用の呼び込み表示を、特別図柄
の可変表示遊技時にはその遊技の流れに合わせた麻雀ゲ
ーム表示を、特別遊技状態時には特別補助可変表示遊技
表示を、それぞれ行わせるようになっている。
【0042】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、役物制御回路20や表示
制御回路40により、例えば、次のような遊技制御と表
示制御が行われる。
【0043】即ち、常時は、役物制御回路20からの制
御信号に基づき、表示制御回路40により、可変表示装
置4の演出表示装置4cに、呼び込み表示などの画像表
示が行われている。
【0044】この状態で、遊技領域3に発射された遊技
球が普図始動ゲート6,6中を通過して、普図始動スイ
ッチ6a,6aによる検出信号がローパスフィルター2
7側から役物制御回路20に入力されると、その入力信
号に基づいて、役物制御回路20がドライバー26側か
ら普通図柄可変表示装置7に出力信号を送信し、その普
通図柄可変表示装置7において、補助変動表示ゲームで
ある普通図柄可変表示遊技が行われる。即ち、普通図柄
可変表示装置7の表示が所定時間変動した上で停止さ
れ、その停止表示が当りの停止表示態様であれば、普通
図柄可変表示遊技の当りとなって、普通変動入賞装置1
0の開閉扉が所定時間開放され、遊技者の有利な普通変
動遊技状態になる。
【0045】一方、遊技領域3中に打ち込まれた遊技球
が、特図始動口9,9や普通変動入賞装置10に入賞す
ると、その遊技球が特図始動スイッチ9a,9a,10
cに検出されてRAM21bに記憶され、その記憶に基
づいて、役物制御回路20のドライバー26側から可変
表示装置4の特別図柄可変表示装置4aに送信データが
送られて、特別図柄可変表示装置4aに3桁の数字、ア
ルファベット、記号などの図柄の変動表示がなされるこ
とにより、特別図柄可変表示遊技が行われる。
【0046】特別図柄可変表示遊技中にさらに特図始動
口9,9や普通変動入賞装置10に遊技球が入賞して特
図始動スイッチ9a,9a,10cにより検出されたと
きには、その入賞によって特別図柄可変表示遊技が未処
理となっている回数が4個までRAM21bに記憶され
て、その記憶された数だけ、始動記憶表示器4bが点灯
される。そして、その特別図柄可変表示遊技の終了後
に、その始動記憶表示器4bが点灯されている回数分の
特別図柄可変表示遊技が行われ、その行われる毎に、R
AM21bの未処理記憶数が減算されるとともに、始動
記憶表示器4bが1つずつ順に消灯される。
【0047】特別図柄可変表示遊技の際には、役物用I
C21から表示制御回路40に演出表示指令信号が送ら
れて、可変表示装置4の演出表示装置4cにより、特別
図柄可変表示装置4aにおいて行われる特別図柄可変表
示遊技に関係した演出表示が行われる。
【0048】演出表示としては、例えば、麻雀ゲームに
おいて3個の牌の図柄が揃うか否かのゲームで、特別図
柄の可変表示遊技の進行内容に合わせて行われる。
【0049】即ち、特別可変表示遊技が変動表示の段階
にあるときには麻雀ゲームの内容もゲーム中の演出表示
内容になり、特別図柄の可変表示遊技の内容が外れにな
ったときには麻雀ゲームの内容も外れの演出表示内容と
なる。
【0050】特別図柄の可変表示遊技の表示内容がリー
チ態様になったときには、麻雀ゲームの内容もリーチの
演出表示内容となり、特別可変表示遊技の表示内容が3
図柄揃った大当たり状態となったときには麻雀ゲームの
内容も3つの牌の図柄が揃った上がりの演出表示内容に
なる。
【0051】特別可変表示遊技の表示内容が大当たりを
発生させる可能性のあるリーチ態様のとき、即ち、特別
図柄可変表示装置4aの左、中、右の図柄が順に停止さ
れる過程において、例えば、「1、1、−」、「2、
2、−」、「3、3、−」など、左、中の図柄が同じも
ので停止し、右が変動中の表示態様となった場合、例え
ば、演出表示装置4cに、麻雀ゲームのリーチ態様の演
出表示が行われる。
【0052】そのリーチ態様を経て、特別図柄可変表示
遊技の結果、特別図柄可変表示遊技の停止図柄が所定の
停止表示態様(例えば、「1、1、1」、「2、2、
2」、「3、3、3」などのぞろめ)となった場合は大
当たりが発生して、演出表示装置4bに、3個の牌の図
柄が揃った上がりの演出表示内容が表示される。
【0053】特別図柄可変表示遊技のリーチ時や大当り
の発生時などにはスピーカー34から各種電子音が発せ
られ、装飾ランプとしてのサイドランプ12,12やL
ED13等にもそれを知らせる点灯や点滅がなされる。
【0054】大当りが発生すると、遊技者に有利となる
特別遊技状態が発生される。
【0055】この特別遊技状態においては、特別変動入
賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5
秒)開放されて閉じるサイクルを1サイクルとし、各サ
イクル中、遊技球が大入賞口5b中の継続スイッチ5d
に検出されることを条件に所定サイクル(例えば、16
サイクル)まで継続される。但し、各サイクル中、大入
賞口5bへの入賞個数は、カウントスイッチ5cにより
検出されてRAM21bに記憶され、所定個数に達する
と、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが閉じられて特別
遊技状態のそのサイクルが終了する。
【0056】特別遊技状態時には、その発生から終了ま
での間、特別補助遊技表示部としての演出表示装置4c
に、役物用IC21の制御の下で、表示制御回路40に
より、特別補助変動表示遊技が行われる。
【0057】この特別補助変動表示遊技を行わせたり終
了させたりする制御、どのような特別補助変動表示遊技
結果にするかの決定制御等は役物用IC21によって行
われる。役物用IC21からの指令に基づき表示制御回
路40に格納されている特別補助変動表示遊技用表示デ
ータが編集されプログラムに従って演出表示部4aに特
別補助変動表示遊技の表示がなされる。
【0058】この特別補助変動表示遊技は、表示上の相
手と遊技者がそれぞれ麻雀牌を1個ずつ引き、大きい数
字の牌を引いた方が勝つという、3回勝負の対戦ゲーム
であり、その勝ち数によって、特別遊技状態終了後の遊
技状態が変更される。
【0059】即ち、特別補助変動表示遊技の対戦ゲーム
において、0勝3敗および1勝2敗であった場合は、遊
技状態は通常状態のままであり、2勝1敗の場合は、普
通図柄可変表示遊技の際の普通図柄可変表示装置7にお
ける表示の変動時間が短縮される(60〜90秒だった
ものが5〜6秒に)。補助変動表示動作時間短縮状態の
発生制御を含む普図時短制御が所定期間(例えば、特別
図柄可変表示遊技が50回行われるまで)行われる。ま
た、3勝0敗の場合は、その普図時短制御が3勝1敗の
場合より長い所定期間(例えば、特別図柄可変表示遊技
が100回行われるまで)行われる。
【0060】この普図時短制御中には、他に、次に列挙
する変更を伴わせるようにしてもよい。
【0061】即ち、例えば、普通図柄変動ゲームの当り
になった場合の普通変動入賞装置10の開放時間が、例
えば0.5秒(通常時)から3〜5秒(普通可変表示遊
技の変動時間短縮制御時)に延長される変更。その普通
変動入賞装置10の開放時間の延長の際に入賞個数が制
限される変更。普通図柄変動ゲームの当りになった場合
の普通変動入賞装置10の開放時間とそのパターンが、
例えば0.5〜1秒(通常時)の開放を1回するものか
ら1〜2秒(普通可変表示遊技の変動時間短縮制御時)
の開放を3回するようにされる変更。普図始動ゲート
6,6の通過から6秒以上経過してから行われる普通図
柄可変表示遊技の表示変動が即止めされる変更。
【0062】これら遊技状態の変更によって、普通図柄
可変表示遊技が行われる回数が増えるので、普通図柄表
示遊技の当りの発生も増えることになる。そして、その
当りによる普通変動入賞装置10の開放によって、普通
変動入賞装置10に遊技球が入りやすくなり、その分、
特別図柄可変表示遊技の行われる回数が増える。
【0063】次に、上記特別図柄可変表示遊技の際に演
出表示装置4cで行われる演出表示の内容と、上記特別
遊技状態中に演出表示装置4cで行われる特別補助変動
表示遊技の内容について具体的に説明する。
【0064】図3乃至図8には、特別図柄可変表示遊技
の際に、該特別図柄可変表示遊技に関連させて、演出表
示装置4cに表示される演出表示画像を示す。それらの
うち、図3は特別図柄可変表示遊技の変動開始時に合わ
せて表示される変動開始の演出表示画像、図4は特別図
柄可変表示遊技の外れの態様に合わせて表示される外れ
態様の演出表示画像、図5は特別図柄可変表示遊技のリ
ーチ態様に合わせて表示されるリーチ態様の演出表示画
像、図6は特別図柄可変表示遊技のリーチ状態を経て外
れの状態に至って停止する態様に合わせて表示される外
れ態様の演出表示画像、図7は特別図柄可変表示遊技の
リーチ態様を経て大当たりになるときの態様に合わせて
表示される大当たり態様の演出表示画像、図8は特別図
柄可変表示遊技が大当たりになったときに表示される大
当たりの演出表示画像である。
【0065】特別図柄可変表示遊技に関連させて行われ
る演出表示は、役物用IC21からの指令に基づき、表
示制御回路40に格納されている演出用表示データが編
集され、プログラムに従って演出表示部4aに表示され
て行われる。
【0066】即ち、先ず、特別図柄可変表示装置4aに
おいて特別図柄可変表示遊技として3桁の表示変動が開
始されると、それに伴って、役物用IC21から表示制
御回路40に送信データが送られて、図3に示されるよ
うに、演出表示装置4cに麻雀牌を手でかき混ぜている
演出表示が行われる。そして、その麻雀牌が並べられ
て、画面上部には奥に積まれた牌が、画面下部には手前
に起こされた4つの牌が、表示される。その手前の4つ
の牌の内の中央の3つの牌が、特別図柄可変表示装置4
aの3桁の表示と対応して、変動したり停止したりす
る。
【0067】特別図柄可変表示装置4aの3桁の表示が
リーチ状態にならずに停止され外れとなったときには、
図4に示されるように、手前中央の3つの牌が揃ってい
ない演出表示となる。
【0068】一方、特別図柄可変表示装置4aの3桁の
表示がリーチ状態になったときには、図5に示されるよ
うに、手前中央の3つの牌の内、左と中の牌が同種のも
ので停止され、リーチ棒が画面中央に置かれた上で、右
の牌を捨ててから奥に積まれた牌を引いて来るという表
示が何回か繰り返される。
【0069】そして、特別図柄可変表示装置4aの3桁
の表示がリーチ状態(2桁の表示が揃った状態)を経て
外れとなったときには、図6に示されるように、手前中
央の3つの牌の内、右の牌が左と中の牌と異種の牌で停
止され、画面上部に「流局」の文字が表示される。
【0070】一方、特別図柄可変表示装置4aの3桁の
表示がリーチ状態を経て大当りとなる過程においては、
図7に示されるように、手前中央の3つの牌の内、左と
中の牌と同種の牌を引きあてる表示がされ、その牌で停
止して、図8に示されるように、竜の開いた口に「大勝
利」の文字が表示される。
【0071】図9乃至図18には、大当たりの特別遊技
状態中に演出表示装置4cに表示される特別補助変動表
示遊技の表示画像を示す。
【0072】それらのうち、図9は特別補助変動表示遊
技の開始を示す表示画像、図10は特別補助変動表示遊
技の内容説明の表示画像、図11は特別補助変動表示遊
技の1回目の勝負で負けた状態を示す表示画像、図12
は特別補助変動表示遊技の2回目の勝負で勝った状態を
示す表示画像、図13は特別補助変動表示遊技の3回目
の勝負で負けた状態を示す表示画像、図14は特別補助
変動表示遊技において最終的に負けた状態を示す表示画
像、図15は特別補助変動表示遊技の1回目の勝負で勝
った状態を示す表示画像、図16は特別補助変動表示遊
技の2回目の勝負で勝った状態を示す表示画像、図17
は特別補助変動表示遊技の3回目の勝負で負けた状態を
示す表示画像、図18は特別補助変動表示遊技において
最終的に勝った状態を示す表示画像である。
【0073】この特別補助変動表示遊技は、役物用IC
21の制御の下で、表示制御回路により、特別補助変動
表示遊技が、この特別遊技状態の発生から終了までの間
に行われる。
【0074】特別補助変動表示遊技を行わせたり終了さ
せたりする制御、どのような特別補助変動表示遊技結果
にするかの決定制御等は役物用IC21によって行わ
れ、役物用IC21からの指令に基づき、表示制御回路
40に格納されている特別補助変動表示遊技用表示デー
タが編集されプログラムに従って、演出表示部4aに、
特別補助変動表示遊技の表示がなされる。
【0075】即ち、特別図柄可変表示遊技で大当りとな
り特別遊技状態が発生すると、それに伴って、役物用I
C21から表示制御回路40に送信データが送られて、
演出表示装置4cにその特別遊技状態の開始から終了ま
での間に特別補助変動表示遊技が開始され、図9に示さ
れるように、開始画像である「Big & SMAL
L」の文字などが表示される。また、特別遊技状態中に
は、画面上部に特別変動入賞装置5の開放サイクル数が
「ROUND」数として表示され、画面左下部には、そ
のサイクル中に特別変動入賞装置5に入賞した遊技球の
数が「COUNT」数として表示される。
【0076】特別遊技状態の8サイクル目には、図10
に示されるように、女の子がゲーム内容の説明をする表
示が行われる。
【0077】そして、画面左に、表示上相手である女の
子が引いた牌が、画面右に、表示上遊技者が引いた牌
が、それぞれ表示されて勝負が行われ、画面下部にその
牌の数の大小で決定される勝敗の数が表示される。
【0078】即ち、特別遊技状態の10サイクル目に
は、一回目の勝負が行われ、その勝負に負けた状態を示
したのが図11であり、画面左に「二萬」の牌が、画面
右に「一萬」の牌が、画面下部に「0勝1敗」の文字が
表示されている。続いて、特別遊技状態の12サイクル
目に、二回目の勝負が行われ、その勝負に勝った状態を
示したのが図12であり、画面左に「二萬」の牌が、画
面右に「八萬」の牌が、画面下部に「1勝1敗」の文字
が表示されている。更に続いて、特別遊技状態の14サ
イクル目に、三回目の勝負が行われ、その勝負に負けた
状態を示したのが図13であり、画面左に「六萬」の牌
が、画面右に「三萬」の牌が、画面下部に「1勝2敗」
の文字が表示されている。そして、特別遊技状態の15
サイクル目に、最終的な勝敗が表示され、1勝2敗の場
合には、図14に示されるように、負け表示が行われ
る。
【0079】また、特別遊技状態の10サイクル目に行
われる、一回目の勝負に勝った状態を示したのが図15
であり、画面左に「一萬」の牌が、画面右に「六萬」の
牌が、画面下部に「1勝0敗」の文字が表示されてい
る。続いて、特別遊技状態の12サイクル目に、二回目
の勝負が行われ、その勝負に勝った状態を示したのが図
16であり、画面左に「三萬」の牌が、画面右に「六
萬」の牌が、画面下部に「2勝0敗」の文字が表示され
ている。
【0080】更に続いて、特別遊技状態の14サイクル
目に、三回目の勝負が行われ、その勝負に負けた状態を
示したのが図17であり、画面左に「七萬」の牌が、画
面右に「四萬」の牌が、画面下部に「2勝1敗」の文字
が表示されている。そして、特別遊技状態の15サイク
ル目に、最終的な勝敗が表示され、2勝1敗の場合に
は、図18に示されるように、勝ち表示が行われる。
【0081】そして、特別遊技状態終了時に、2勝1敗
の場合には「ボーナスゲーム特図50回」の表示が、3
勝0敗の場合には「ボーナスゲーム特図100回」の表
示が、それぞれ行われる。
【0082】各ラウンドごとに毎回ゲームを行わせるよ
うにしても良い。そのようにすれば、特定遊技のバリエ
ーションが増える。
【0083】次に、以上のような遊技内容における制御
処理について説明を行う。
【0084】図19には、役物制御回路20によって行
われるメイン遊技制御処理(ゼネラルフロー)のフロー
チャートを示す。
【0085】この制御処理は、図2の分周回路23によ
り作り出される基準時間に基づき役物用IC21内で作
成されるリセット信号の周期(例えば、約2ms)毎
に、ゼネラルフロー(図19)の「スタート」から「エ
ンド」までの1シーケンスずつ行われる。
【0086】先ず、そのリセット信号により、この処理
が開始され、ステップS1において先ず電源の投入時で
あるか否かを判定する。この判定の結果、電源投入時で
あればステップS2で電源投入処理をしてそのまま1シ
ーケンスの処理を終了する。が、電源投入時でなければ
ステップS3において特図始動スイッチ6a,10dが
オンとなった時点でCPU21aで生成されてRAM2
1b中に記憶されている大当り用の乱数値を抽出するな
どのスイッチ入力処理をしてステップS4に移行する。
【0087】ステップS4では、役物用IC21による
制御処理の過程で定められる処理NO.に従って、ステ
ップS5〜ステップS16の内の該当する処理を行う分
岐処理がなされる。電源投入時には普段処理の処理N
O.になっている。
【0088】ステップS5の普段処理では、特図始動ス
イッチ6a、10dのオン動作に基づく始動記憶がある
ときに、変動開始処理の処理NO.に変更される。
【0089】ステップS6の変動開始処理は、特別図柄
可変表示装置4aの表示を変動させるとともに、演出表
示装置4cに関連表示をさせるための処理であり、ま
た、所定のタイミングで、ステップS3で抽出された乱
数値に基づいて、この特別図柄可変表示遊技の結果が決
定され、演出図柄決定処理の処理NO.に変更される。
【0090】ステップS7の演出図柄決定処理では、ス
テップS6で決定された特別図柄可変表示遊技の結果に
基づいて、演出表示装置4cで行われる図柄表示が決定
される。その図柄表示がリーチ図柄になっていれば、処
理NO.が演出図柄リーチ処理のものに、リーチ図柄に
なっていなければ左図柄停止処理の処理NO.に、それ
ぞれ変更される。
【0091】ステップS8の演出図柄リーチ処理では、
演出表示装置4cで行われるリーチ表示が決定されて、
処理NO.が左図柄停止処理のものにされる。
【0092】そして、ゼネラルフローの所定回数後のシ
ーケンスで左図柄停止処理(ステップS9)が行われ、
その左図柄停止処理の終了時に中図柄停止処理の処理N
O.に変更されてゼネラルフローのさらに所定回数後の
シーケンスで中図柄停止処理(ステップS10)が行わ
れ、その中図柄停止処理の終了時に中図柄停止処理の処
理NO.に変更される。そして、また更にゼネラルフロ
ーの所定回数後のシーケンスで右図柄停止処理(ステッ
プS11)が行われ、その右図柄停止処理の終了時に停
止図柄判定処理の処理NO.に変更されてゼネラルフロ
ーの次のシーケンスで停止図柄判定処理(ステップS1
2)が行われる。
【0093】この停止図柄判定処理において、大当り図
柄での停止であればファンファーレ処理の処理NO.
に、大当り停止図柄以外の図柄での停止であれば外れ処
理の処理NO.に、それぞれ処理NO.が変更されて、
ゼネラルフローの次のシーケンスでその変更された処理
NO.に応じた、ファンファーレ処理(ステップS1
4)又は外れ処理(ステップS13)が行われる。
【0094】その結果、外れ処理が行われたときには、
処理NO.が普段処理のものに変更されて、ゼネラルフ
ローの次のシーケンスでその普段処理(ステップS5)
に戻される。
【0095】一方、ファンファーレ処理が行われたとき
には、該処理の中で処理NO.が大当り処理のものに変
更されて次のシーケンスで大当り処理(ステップS1
4)が行われる。
【0096】そして、その大当り処理で特別補助変動表
示遊技に関する処理が行われる他(詳細は後述)、継続
条件が満たされ、かつ、最終回でない場合は、処理N
O.がインターバル処理のものに、継続条件が満たされ
てない場合か、最終回の場合に、処理NO.が大当り終
了処理(ステップS15)のものにそれぞれ変更され
て、ゼネラルフロー(図19)の次のシーケンスで、そ
の変更された処理NO.に対応したインターバル処理
(ステップS17)又は大当り終了処理(ステップS1
6)がなされる。
【0097】その結果、特別遊技のサイクル間に時間間
隔をとらせるインターバル処理がなされた場合は、大当
り処理の処理NO.に変更されて、ゼネラルフロー(図
19)の次のシーケンスで大当り処理(ステップS1
4)に戻される。
【0098】一方、大当り終了処理がなされた場合は、
普段処理の処理NO.に変更されて、ゼネラルフローの
次のシーケンスでその普段処理に戻される。
【0099】このように上記ステップS4における分岐
処理により、普段処理(ステップS5)、変動開始処理
(ステップS6)、演出図柄図柄決定処理(ステップS
7)、演出図柄リーチ処理(ステップS8)、左図柄停
止処理(ステップS9)、中図柄停止処理(ステップS
10)、右図柄停止処理(ステップS11)、図柄判定
処理(ステップS12)、外れ処理(ステップS1
3)、ファンファーレ処理(ステップS14)、大当り
処理(ステップS15)、大当り終了処理(ステップS
16)のうちの処理NO.に対応する処理をして次のス
テップS18に移行する。
【0100】その後、順に普通図柄可変表示遊技に関す
る普図普電処理(ステップS18)、遊技店の管理装置
との情報のやり取りの制御処理に関する外部情報処理
(ステップS19)、大当り発生に関与する乱数等の更
新をCPU21aで行ってその更新した乱数をRAM2
1bに記憶更新させる処理に関する大当り乱数更新処理
(ステップS20)、特別図柄可変表示装置4aによる
特別図柄の停止態様の作成に関する特図停止図柄作成処
理(ステップS21)、演出表示装置4cによる演出図
柄の停止態様の作成に関する演出図柄停止図柄作成処理
(ステップS22)、特別補助変動表示遊技の結果に関
与する乱数等の更新をCPU21aで行ってその更新し
た乱数をRAM21bに記憶更新させる処理に関する特
別補助変動表示遊技用乱数更新処理(ステップS2
3)、演出表示装置4cの表示図柄の編集に関する表示
図柄編集処理(ステップS24)、役物用IC21から
表示制御回路40へのデータ転送に関するデータ転送処
理(ステップS25)、特別図柄可変表示装置4aや特
別変動入賞装置10の他、装飾ランプ、LEDなどへ
の、ドライバー26側からの信号出力に関する出力処理
(ステップS26)が行われて1シーケンスの処理を終
了する。
【0101】そして、次のリセット信号が入るのを待っ
て、次のリセット信号により次のシーケンス処理(ステ
ップS1〜S26までの処理)が行われる。
【0102】図20には、ゼネラルフロー(図19)に
おけるステップS12の図柄判定処理のサブルーチン処
理のフローチャートを示す。
【0103】この図柄判定処理(停止図柄判定処理)が
開始されると、先ず、ステップS30で特別図柄可変表
示装置4aにおける停止図柄の判定が行われ、続いてス
テップS31でその判定が大当りのものか否かを判定
し、大当りのものであればステップS33に移行する
が、大当りのものでなければステップS32に移行し
て、処理NO.をゼネラルフロー(図19)の外れ処理
のものにした上で、そのままこのサブルーチンを終了す
る。
【0104】ステップS33では、ゼネラルフロー(図
19)のステップS23でRAM21b中に記憶してあ
る特別補助変動表示遊技用の乱数値を抽出し、ステップ
S34に移行する。この乱数値は特別補助変動表示遊技
の内容を決定するもので、例えば、「0」、「1」、
「2」、「3」の4種類である。例えば、「0」、
「1」のときはいずれも普通図柄の時間短縮無しの結果
にする特別補助変動表示遊技の内容に、「2」のときは
普通図柄の時間短縮を50回とさせる結果にする特別補
助変動表示遊技の内容に、「3」のときは普通図柄の時
間短縮を100回とさせる結果にする特別補助変動表示
遊技の内容に、それぞれ、決定される。
【0105】ステップS34では、前記普図時短制御
(普通図柄可変表示遊技の表示変動時間を短縮するなど
の制御)の行われる回数データを書き込むためのRAM
21b中の普図時短カウンタの内容を「0」にし、ステ
ップS35に移行する。
【0106】ステップS35では、RAM21b中の特
図確率変動カウンタの内容が「0」であるか否かを判定
し、「0」であればそのままステップS37に移行する
が、「0」でなければステップS36で特図確率変動カ
ウンタの内容を更新(「1」デクリメント)してからス
テップS37に移行する。なお、上記特図確率変動カウ
ンタは、特別図柄可変表示遊技での大当り発生確率を高
くする特図確率変動の継続回数(その期間に大当りの発
生する回数)を書き込むためのものである。
【0107】ステップS37では、停止図柄が特図確率
変動図柄であるか否かを判定し、特図確率変動図柄でな
ければそのままステップS39に移行するが、特図確率
変動図柄であればステップS38で表示制御回路40に
データ転送するための特図確率変動大当り情報のセット
をしてからステップS39に移行する。
【0108】ステップS39では、表示制御回路40に
データ転送するためのステップS33で抽出した乱数値
の情報をセットしてからステップS40に移行する。
【0109】つまり、この処理において、このセットさ
れた乱数値の情報が表示制御回路40にデータ転送され
ることにより、表示制御回路40のROMに書き込まれ
た特別補助変動表示遊技の表示プログラムが実行される
ので、演出表示装置4cで乱数値に基づく表示ゲームが
展開される。例えば、乱数値が「0」の場合にはゲーム
結果が0勝3敗パターンに、乱数値が「1」の場合には
1勝2敗パターンに、乱数値が「2」の場合には2勝1
敗パターンに、乱数値が「3」の場合には3勝0敗パタ
ーンにそれぞれ展開にされる。
【0110】そして、ステップS40において処理N
O.をファンファーレ処理のものに変更して、このサブ
ルーチンを終了する。
【0111】図21には、ゼネラルフロー(図19)に
おけるステップS15の大当り処理のサブルーチン処理
のフローチャートを示す。
【0112】この大当り処理が開始されると、ステップ
S50〜S53で、大当りの特別遊技のサイクル中にお
ける大入賞口5bへの入賞個数のチェック(カウントス
イッチ5cのオン信号と継続スイッチ5dのオン信号に
基づいて行われる。)であるカウント入賞のチェック、
大入賞口5bの継続入賞領域への入賞のチェック(継続
スイッチ5dのオン信号に基づいて行われる。)である
V入賞のチェック、演出表示装置4cにカウント個数を
表示させるためのカウント入賞情報のセット、演出表示
装置4cに特別遊技の継続サイクル数を表示させるため
の継続回数情報のセットの処理を順に行ってステップS
54に移行する。
【0113】ステップS54では特別遊技のサイクルの
終了条件が成立したか否かを判定し、成立していなけれ
ばそのままこのサブルーチンを終了するが、成立してい
れば次のステップS55に移行する。
【0114】ステップS55では特別遊技の継続サイク
ル数は最終回数か否かを判定し、最終回数でなければス
テップS56に移行してゼネラルフロー(図19)の次
のシーケンスでの処理をインターバル処理にすべく処理
NO.を変更してこのサブルーチンを終了するが、最終
回数であればステップS57に移行する。
【0115】ステップS57では大当り図柄は確率変動
図柄か否かを判定し、確率変動図柄であればステップS
58で確率変動カウンタの内容を「2」にセットしてス
テップS59に移行するが、確率変動図柄でなければそ
のままステップS59に移行する。
【0116】ステップS59〜S63では、特別補助変
動表示遊技用の乱数値に応じて、普図時短カウンタの設
定を行う。即ち、乱数値が「3」であれば普図時短カウ
ンタの内容を「100」に、乱数値が「2」であれば普
図時短カウンタの内容を「50」に、乱数値が「1」ま
たは「0」であれば普図時短カウンタの内容を「0」に
それぞれセットする。
【0117】つまり、この処理において、特別遊技状態
の終了後に変更される遊技状態の設定が行われている。
【0118】なお、この特別補助変動表示遊技用の乱数
値に応じた普図時短カウンタの設定は、その他に、設定
前の普図時短カウンタの内容に所定数加算する場合も考
えらる。その場合、例えば、図柄判定処理(図20)で
のステップS34の普図時短カウンタクリア処理を削除
した上で、このステップS59〜S63において、乱数
値が「3」であれば普図時短カウンタの内容に「10
0」加え、乱数値が「2」であれば普図時短カウンタの
内容に「50」加え、乱数値が「1」または「0」であ
れば普図時短カウンタの内容をそのままにする設定を行
えばよい。
【0119】そして、ステップS64に移行して処理N
O.をゼネラルフロー(図19)の大当り終了処理のも
のに変更して、このサブルーチンを終了する。
【0120】以上、この発明の実施の形態に係るパチン
コ遊技機によれば、特別遊技状態の発生から終了までの
間に、特別補助変動表示遊技制御手段として機能する役
物制御回路20と表示制御回路40の協同制御により、
演出表示装置4cにおいて対戦ゲームによる特別遊技ゲ
ームとしての特別補助変動表示遊技が行われる。そし
て、その特別補助変動表示遊技の結果に基づいて、遊技
状態変更制御手段として機能する役物制御回路20によ
り、特別遊技状態の終了後に、普通図柄可変表示遊技の
時間短縮状態の発生制御を含む普図時短制御とその継続
期間の制御が行われるため、従来、比較的に単調であっ
た特別遊技状態の期間を、より興味深いものにすること
ができ、即ち、遊技者が特別遊技状態の終了まで演出表
示装置4cに表示される特別補助変動表示遊技の内容に
集中できるので、従来のような単調で面白味に欠けてい
た特別遊技状態の遊技内容の問題点を解決でき、遊技者
にとってより興味のある遊技内容にすることができる。
【0121】また、このパチンコ遊技機によれば、特別
遊技状態の発生に基づき、役物制御回路20においてC
PU21a内で生成された乱数が抽出され、その乱数に
基づいて、特別補助変動表示遊技の結果が決定されの
で、以後の遊技状態の変更がランダムに行われ、特別補
助変動表示遊技結果の偏りを防止できる。
【0122】なお、この実施の形態では、遊技機として
第1種のパチンコ遊技機を示し、また、遊技者に略所定
数の賞品を容易に与えうる特別遊技状態として、特別図
柄可変表示遊技での大当りによる遊技状態を示したが、
遊技機は、第3種のパチンコ遊技機でもよく、その他、
スロットマシーンやパチスロであってもよい。また、そ
の場合、前記特別遊技状態は、それぞれの遊技機に存在
する大当り状態やボーナスゲームなどに相当する。
【0123】また、役物制御回路20や表示制御回路4
0に、特別遊技ゲームの制御を行う特別遊技ゲーム制御
手段と、特別遊技状態の終了後に遊技状態の変更制御を
行う遊技状態変更制御手段と、特別遊技ゲームの結果を
決定する乱数を発生させる乱数発生手段としての機能を
持たせたが、遊技機に用いられる制御手段であれば、ど
のような制御手段にそのような機能を持たせてもよい
し、それらそれぞれを固有の制御手段としてもよい。
【0124】また、演出表示装置4cに表示される特別
補助変動表示遊技として、演出表示装置4cに表示され
る対戦型の特別補助変動表示遊技を示したが、ゲーム内
容はそれに限定されたものではなく、例えば、ビンゴゲ
ームなどでも良く、更に、特別遊技ゲーム手段もそれに
限定されたものではなく、例えば、表示によらないゲー
ム手段であってもよい。
【0125】特別図柄可変表示装置4aと演出表示装置
4cとを別構成としたが、1つの表示器で複数のゲーム
表示を行わせるようにしてもよい。
【0126】また、遊技状態変更制御手段による遊技状
態の変更制御として、補助変動表示動作時短状態の発生
制御やその継続期間の制御を含む普図時短制御を示した
が、それに限定されるものではなく、特別遊技状態の発
生確率を高確率状態にする確率変動状態の発生制御やそ
の継続回数制御、また、補助特別遊技状態の発生確率を
高確率状態にする補助確率変動状態の発生制御やその継
続期間制御などが含まれてもよく、また、それら個別の
制御でもよい。いずれにせよ、前記特別遊技状態終了後
の遊技状態の変更制御であれば、遊技状態変更制御手段
による遊技状態の変更制御として全て含まれる。
【0127】[第2の実施の形態]次に、この発明の第
2の実施の形態について説明する。
【0128】この第2の実施の形態では、第1の実施の
形態と同様に、3回勝負の対戦ゲームである特別補助変
動表示遊技が、特別遊技状態の発生から終了までの間
に、演出表示装置4cにおいて行われる。そして、特別
遊技状態終了後に、その勝ち数によって、第1の実施の
形態とは異なった遊技状態の変更が行われる。
【0129】即ち、特別補助変動表示遊技の対戦ゲーム
において、0勝3敗および1勝2敗であった場合は、普
図時短制御が特別図柄可変表示遊技150回まで行わ
れ、2勝1敗の場合は、特別図柄可変表示遊技の大当り
発生確率と普通図柄可変表示遊技の当り発生確率とを高
くする特図確率変動制御と普図確率変動制御(普図確率
変動制御)とが大当り発生1回までと、普図時短制御が
特別図柄可変表示遊技100回まで行われる。また、3
勝0敗の場合は、上記特図確率変動制御と普図確率変動
制御とが大当り発生2回までと、普図時短制御が特別図
柄可変表示遊技50回まで行われる。
【0130】図22には第2の実施の形態のパチンコ遊
技機における、図21相当の大当り処理のサブルーチン
処理に対応したフローチャートを示す。
【0131】先ず、この大当り処理が開始されると、ス
テップJ1〜J4で大当りの発生によって行われる特別
遊技のサイクル中における大入賞口5bへの入賞個数の
チェックである(カウントスイッチ5cのオン信号と継
続スイッチ5dのオン信号に基づいて行われる。)カウ
ント入賞のチェック、大入賞口5bの継続入賞領域への
入賞のチェック(継続スイッチ5dのオン信号に基づい
て行われる。)であるV入賞のチェック、演出表示装置
4cにカウント個数を表示させるためのカウント入賞情
報のセット、演出表示装置4cに特別遊技の継続サイク
ル数を表示させるための継続回数情報のセットの処理を
順に行ってステップJ5に移行する。
【0132】ステップJ5では特別遊技のサイクルの終
了条件が成立したか否かを判定し、成立していなければ
そのままこのサブルーチンを終了するが、成立していれ
ば次のステップJ6に移行する。
【0133】ステップJ6では特別遊技の継続サイクル
数は最終回数か否かを判定し、最終回数でなければステ
ップJ7に移行してゼネラルフロー(図19)の次のシ
ーケンスでの処理をインターバル処理にすべく処理N
O.を変更してこのサブルーチンを終了するが、最終回
数であればステップJ8に移行する。
【0134】ステップJ8〜J12では、特別補助変動
表示遊技用の乱数値による特図確率変動カウンタ、普図
確率変動カウンタ、および普図時短カウンタの設定を行
い、乱数値が「3」であれば特図確率変動カウンタ、普
図確率変動カウンタ、および普図時短カウンタの内容を
それぞれ「2」、「2」、「50」に、乱数値が「2」
であればそれぞれのカウンタの内容を「1」、「1」、
「100」に、乱数値が「1」または「0」であれば特
図確率変動カウンタと普図確率変動カウンタはそのまま
で、普図時短カウンタの内容を「150」にセットす
る。そして、特別遊技状態の終了後にその設定に基づい
て遊技状態が変更される。
【0135】そして、ステップJ64に移行して処理N
O.をゼネラルフロー(図19)の大当り終了処理のも
のに変更して、このサブルーチンを終了する。
【0136】以上、この発明の実施の形態に係るパチン
コ遊技機によれば、特別補助変動表示遊技の結果に基づ
いて、遊技状態変更制御手段として機能する役物制御回
路20により、特別遊技状態の終了後に、特図確率変動
制御や普図確率変動制御とそれらの継続回数の制御、お
よび、普図時短制御とその継続期間の制御が行われるた
め、比較的に単調であった特別遊技状態の期間を、第1
の実施の形態のものより更に興味深いものにすることが
できる。
【0137】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、特別遊技
状態に関係した状態時に、特別補助遊技表示部による特
別補助変動表示遊技が行われ、該特別補助変動表示遊技
の結果に基づき、遊技状態変更制御手段により、特別遊
技状態終了後の変更制御が行われるので、特別遊技に関
係した状態時に特別補助変動表示遊技(例えば、対戦ゲ
ーム、ビンゴゲーム、麻雀ゲームなどの表示遊技)が行
われ、該特別補助変動表示遊技に基づいて特別遊技終了
後の遊技状態の内容が変化するため、遊技者にとって特
別遊技に関係した状態時が、より興味深い期間となり、
特別遊技終了まで遊技(表示内容)に集中でき、従来よ
うな単調で面白味に欠けた遊技内容でなく、興趣ある遊
技内容となる。
【0138】請求項2記載の発明によれば、特別補助遊
技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基づいて、特
定遊技関連制御手段が、特別遊技状態の終了後に、次回
の前記特別遊技状態の発生に関連する制御を行うので、
特別遊技状態に関係する状態時に特別補助遊技表示部の
特別補助変動表示遊技が行われ、特別補助変動表示遊技
の結果に基づいて、特別遊技の終了後、遊技者に有利な
特定遊技状態の発生に関連する制御、例えば、特定遊技
状態を発生させるか否かの決定や、特定遊技状態の実行
可能回数の決定を行うことにより、遊技者にとってより
興味のある遊技が行えるものとなる。
【0139】請求項3記載の発明によれば、特別補助遊
技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基づいて、確
率変動関連制御手段が、特別遊技状態の終了後に、次回
の前記特別遊技状態の発生確率を高確率にする確率変動
状態に関連する制御を行うので、特別遊技状態に関係す
る状態時に特別補助遊技表示部の特別補助変動遊技が行
われ、特別補助変動遊技の結果に基づいて、確率変動関
連制御手段により、特別遊技の終了後、次回の特別遊技
状態の発生確率を高確率にする確率変動状態の発生に関
連する制御、例えば、確率変動状態を発生させるかどう
かの決定や、確率変動状態の実行可能回数の決定を行う
ことにより、遊技者にとってより興味のある遊技が行え
るものとなる。
【0140】請求項4記載の発明によれば、特に、前記
特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に基
づいて、普通可変表示遊技制御手段により、特別遊技状
態の終了後、普通可変表示部の普通可変表示遊技時間の
短縮に関する制御が行われるので、特別遊技状態に関係
する状態時に特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊
技を行わせ、その結果に基づいて、特別遊技状態終了
後、普通可変表示遊技時間の短縮に関する制御、例え
ば、普通図柄の可変表示遊技時間の短縮状態を発生させ
るかどうかの決定や、確率変動状態の実行可能回数の決
定を行うことにより、遊技者にとってより興味のある遊
技が行えるものとなる。
【0141】請求項5記載の発明によれば、特に、特別
遊技状態の発生に基づき乱数を抽出し、該抽出された乱
数に基づいて、特別遊技結果決定手段により、前記特別
補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果を決定す
るので、特別遊技に関係する状態時に、ランダムに、特
別補助遊技表示部の特別補助変動可変表示遊技の結果を
決定することができ、特別補助変動可変表示遊技の結果
の偏りを防止でき、万人に平等な遊技内容となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の
遊技盤の正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏側に設置された、遊
技系統の制御を行う役物制御回路、および表示制御回路
などの主要制御ブロック図である。
【図3】特別図柄可変表示遊技の変動開始時に合わせて
演出表示装置に表示される変動開始の演出表示画像であ
る。
【図4】特別図柄可変表示遊技の外れの態様に合わせて
演出表示装置に表示される外れ態様の演出表示画像であ
る。
【図5】特別図柄可変表示遊技のリーチ態様に合わせて
演出表示装置に表示されるリーチ態様の演出表示画像で
ある。
【図6】特別図柄可変表示遊技のリーチ態様を経て外れ
の態様に至ったときの演出表示装置に表示される外れ態
様の演出表示画像である。
【図7】特別図柄可変表示遊技のリーチ態様を経て大当
たりになるときの演出表示装置に表示される大当たり態
様の演出表示画像である。
【図8】特別図柄可変表示遊技が大当たりになったとき
に合わせて演出表示装置に表示される大当たり態様の演
出表示画像である。
【図9】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に表
示される特別補助変動表示遊技の開始を示す表示画像で
ある。
【図10】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の内容説明の表示画像
である。
【図11】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の1回目の勝負で負け
た状態を示す表示画像である。
【図12】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の2回目の勝負で負け
た状態を示す表示画像である。
【図13】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の3回目の勝負で負け
た状態を示す表示画像である。
【図14】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技において最終的に負け
た状態を示す表示画像である。
【図15】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の1回目の勝負で勝っ
た状態を示す表示画像である。
【図16】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の2回目の勝負で勝っ
た状態を示す表示画像である。
【図17】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技の3回目の勝負で勝っ
た状態を示す表示画像である。
【図18】大当たりの特別遊技状態中に演出表示装置に
表示される特別補助変動表示遊技において最終的に勝っ
た状態を示す表示画像である。
【図19】図2の役物制御回路によって行われるメイン
遊技制御処理(ゼネラルフロー)のフローチャートであ
る。
【図20】ゼネラルフロー(図19)におけるステップ
S12の図柄判定処理のサブルーチン処理のフローチャ
ートである。
【図21】ゼネラルフロー(図19)におけるステップ
S15の大当り処理のサブルーチン処理のフローチャー
トである。
【図22】第2の実施の形態のパチンコ遊技機におけ
る、図21相当の大当り処理のサブルーチン処理に対応
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 可変表示装置 4a 特別図柄可変表示装置(特別可変表示部) 4c 演出表示装置(特別補助遊技表示部) 5 特別変動入賞装置 6,6 普図始動ゲート 7 普通図柄可変表示装置(普通図柄可変表示部) 9,9 特図始動口 10 普通変動入賞装置(特図始動口) 20 役物制御回路(遊技状態変更制御手段、特定遊
技関連制御手段、確率変動関連制御手段、普通可変表示
遊技制御手段、特別補助変動表示遊技結果決定手段) 40 表示制御回路(表示制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特別可変表示部の特別可変表示遊技に基づ
    いて遊技者に有利な特別遊技状態が発生される遊技機に
    おいて、 前記特別遊技状態に関係した状態時に特別補助変動表示
    遊技を行わせる特別補助遊技表示部と、 該特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果に
    基づき、前記特別遊技状態の終了後の遊技状態の変更制
    御を行う遊技状態変更制御手段と、 を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記特別補助遊技表示部の特別補助変動表
    示遊技の結果に基づき、前記特別遊技状態の終了後に、
    次回の前記特別遊技状態の発生に関して遊技者に有利な
    特定遊技状態の発生に関連する制御を行う特定遊技関連
    制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    遊技機。
  3. 【請求項3】前記特別補助遊技表示部の特別補助変動表
    示遊技の結果に基づき、前記特別遊技状態の終了後に、
    次回の特別遊技状態の発生確率を高確率状態にする確率
    変動状態の発生に関連する制御を行う確率変動関連制御
    手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】普通可変表示遊技を行わせる普通可変表示
    部と、 該普通可変表示部の可変表示遊技の結果に基づいて遊技
    者に有利な状態に変換する普通変動入賞装置と、 前記特別補助遊技表示部の特別補助変動表示遊技の結果
    に基づき、特別遊技状態の終了後、前記普通可変表示部
    の普通可変表示遊技時間の短縮に関する制御を行う普通
    可変表示遊技制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】前記特別遊技状態の発生に基づき、乱数を
    抽出し、該抽出された乱数に基づいて、特別補助遊技表
    示部の特別補助変動表示遊技の結果を決定する特別補助
    変動表示遊技結果決定手段を備えたことを特徴とする請
    求項1、2、3又は4記載の遊技機。
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