JPH0975176A - マットレス装置 - Google Patents
マットレス装置Info
- Publication number
- JPH0975176A JPH0975176A JP26893695A JP26893695A JPH0975176A JP H0975176 A JPH0975176 A JP H0975176A JP 26893695 A JP26893695 A JP 26893695A JP 26893695 A JP26893695 A JP 26893695A JP H0975176 A JPH0975176 A JP H0975176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- waist
- spring
- spring unit
- mattress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、人の寝姿勢において脊椎のライ
ンは立っている状態と同じく保持されるのが望ましく、
すなわち、仰向けに寝た状態でＳ字状で、横向きに寝た
状態で直線状にしたマットレス装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 多数のスプリングを並列して形成された
スプリングユニットと、このスプリングユニットの少な
くとも上面に重合された弾性材と上記スプリングユニッ
トとの重合体を被覆した外装体とから構成されたマット
レスにおいて、上記のスプリングユニットは頭部から胸
部に対応する第１の区域、腰部に対応する第２の区域、
臀部から脚部に対応する第３の区域に分け、各区域に位
置する硬さを第２の区域は第１の区域と第３の区域より
硬く設定し、第１の区域は第３の区域より柔らかく設定
した。
ンは立っている状態と同じく保持されるのが望ましく、
すなわち、仰向けに寝た状態でＳ字状で、横向きに寝た
状態で直線状にしたマットレス装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 多数のスプリングを並列して形成された
スプリングユニットと、このスプリングユニットの少な
くとも上面に重合された弾性材と上記スプリングユニッ
トとの重合体を被覆した外装体とから構成されたマット
レスにおいて、上記のスプリングユニットは頭部から胸
部に対応する第１の区域、腰部に対応する第２の区域、
臀部から脚部に対応する第３の区域に分け、各区域に位
置する硬さを第２の区域は第１の区域と第３の区域より
硬く設定し、第１の区域は第３の区域より柔らかく設定
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者を安定し
た寝姿勢で支えることができるマットレス装置に関する
ものであり、より特定的には人が立っている状態と同じ
姿勢で仰臥または横臥するようにしたマットレス装置に
関する。
た寝姿勢で支えることができるマットレス装置に関する
ものであり、より特定的には人が立っている状態と同じ
姿勢で仰臥または横臥するようにしたマットレス装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、マットレスは多数のスプリング
を連結することにより、もしくは連結することなく多数
並列して形成したスプリングユニットと、このスプリン
グユニットの少なくとも上面に重合されたウレタンフォ
ームなどからなる弾性材及びこれらの重合体を被覆した
外装地とから構成されている。
を連結することにより、もしくは連結することなく多数
並列して形成したスプリングユニットと、このスプリン
グユニットの少なくとも上面に重合されたウレタンフォ
ームなどからなる弾性材及びこれらの重合体を被覆した
外装地とから構成されている。
【０００３】前述したように構成されたマットレス上に
利用者が仰向けに寝ると、そのマットレスが荷重に対し
て変形しやすい、つまり柔らかいと背面側に突出した臀
部がマットレス内に落ち込んで利用者がくの字のような
寝姿勢になる。それによって利用者の背筋が下方向に曲
り脊椎が圧迫を受ける事になる。そのような寝姿勢を長
期間にわたって継続すると、推間板にずれが生じること
があり、さらにスプリングが柔らかいと、使用中に横揺
れが生じ安定性に欠ける。
利用者が仰向けに寝ると、そのマットレスが荷重に対し
て変形しやすい、つまり柔らかいと背面側に突出した臀
部がマットレス内に落ち込んで利用者がくの字のような
寝姿勢になる。それによって利用者の背筋が下方向に曲
り脊椎が圧迫を受ける事になる。そのような寝姿勢を長
期間にわたって継続すると、推間板にずれが生じること
があり、さらにスプリングが柔らかいと、使用中に横揺
れが生じ安定性に欠ける。
【０００４】そこで、上記マットレスを利用者の臀部が
落ち込むことのない硬さとすることが行われた。しかし
ながら、このマットレスが場合には、利用者の臀部が落
ち込むのは防止されるものの、逆に突き上げられる状態
の寝姿勢となる。そのため、この場合には背筋が上方向
に曲がることによって、利用者が立っている時と同じ背
筋が伸びた自然な状態の寝姿勢が得られず、やはり脊椎
が圧迫されるから健康上好ましくない。
落ち込むことのない硬さとすることが行われた。しかし
ながら、このマットレスが場合には、利用者の臀部が落
ち込むのは防止されるものの、逆に突き上げられる状態
の寝姿勢となる。そのため、この場合には背筋が上方向
に曲がることによって、利用者が立っている時と同じ背
筋が伸びた自然な状態の寝姿勢が得られず、やはり脊椎
が圧迫されるから健康上好ましくない。
【０００５】また、臀部と背部に比較して腰部はくびれ
ているので人がマットレス上面に仰臥又は横臥したとき
腰部に位置する脊椎に負担をかけることになる。このた
めに腰部を支持する必要があった。
ているので人がマットレス上面に仰臥又は横臥したとき
腰部に位置する脊椎に負担をかけることになる。このた
めに腰部を支持する必要があった。
【０００６】一方、老人や病人などがマットレス装置に
長期にわたって仰臥するような場合、定期的に寝返りを
打たなければ、床ずれを招くことがある。たとえば、利
用者が上向きの状態から横向きの状態へ寝返りを打つ場
合、利用者は肩の部分でスプリングユニットのスプリン
グを大きく圧縮させなければならない。そのため、体力
が低下した老人や病人の場合には、寝返りを打つ際にス
プリングから受ける反力が大きくなるために、自力で寝
返りを打つことができないということがある。
長期にわたって仰臥するような場合、定期的に寝返りを
打たなければ、床ずれを招くことがある。たとえば、利
用者が上向きの状態から横向きの状態へ寝返りを打つ場
合、利用者は肩の部分でスプリングユニットのスプリン
グを大きく圧縮させなければならない。そのため、体力
が低下した老人や病人の場合には、寝返りを打つ際にス
プリングから受ける反力が大きくなるために、自力で寝
返りを打つことができないということがある。
【０００７】一般的に人体が仰臥しているときの背部と
臀部のマットレス装置への荷重の比率は背部３３％で、
臀部４４％とされ、脊椎のラインは頭部から背部にかけ
て下方に湾曲し背部から腰部にかけて上方にむけ湾曲
し、さらに腰部から臀部にかけて下方にむけ湾曲し、つ
いで臀部から脚部にかけて上方にむけ湾曲している。図
１に示す符号ＸのラインのごとくＳ字状になり、横臥し
ているときは図２に示す符号Ｙのラインのごとく直線状
がよく、すなわち人は寝ている状態でも立っている状態
と同様な姿勢を保持されることが望ましい。
臀部のマットレス装置への荷重の比率は背部３３％で、
臀部４４％とされ、脊椎のラインは頭部から背部にかけ
て下方に湾曲し背部から腰部にかけて上方にむけ湾曲
し、さらに腰部から臀部にかけて下方にむけ湾曲し、つ
いで臀部から脚部にかけて上方にむけ湾曲している。図
１に示す符号ＸのラインのごとくＳ字状になり、横臥し
ているときは図２に示す符号Ｙのラインのごとく直線状
がよく、すなわち人は寝ている状態でも立っている状態
と同様な姿勢を保持されることが望ましい。
【０００８】そこで出願人はさきに実公平５−１５８０
３号公報において、スプリングユニットの長手方向ほぼ
中央部分に位置するスプリングは他の部分のスプリング
よりも弾性変形しやすいものとしたマットレスを開示し
た。この考案によれば臀部に位置するスプリング部分は
背部、脚部に位置するスプリング部分よりも弾性変形し
やすいから比較的他のマットレス装置よりも利用者を立
っている状態と近い状態で支えることがことでき安定し
た寝姿勢を得ることができた。
３号公報において、スプリングユニットの長手方向ほぼ
中央部分に位置するスプリングは他の部分のスプリング
よりも弾性変形しやすいものとしたマットレスを開示し
た。この考案によれば臀部に位置するスプリング部分は
背部、脚部に位置するスプリング部分よりも弾性変形し
やすいから比較的他のマットレス装置よりも利用者を立
っている状態と近い状態で支えることがことでき安定し
た寝姿勢を得ることができた。
【０００９】しかしながら、この考案によるマットレス
装置では、中央部分に位置するスプリングのみを弾性変
形しやすいものとしたので臀部のみ下方に湾曲させるこ
とができるが、くびれた腰部を支持することはできない
ので腰部の椎間板に負担を軽減することには不十分であ
った。
装置では、中央部分に位置するスプリングのみを弾性変
形しやすいものとしたので臀部のみ下方に湾曲させるこ
とができるが、くびれた腰部を支持することはできない
ので腰部の椎間板に負担を軽減することには不十分であ
った。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のマッ
トレスは、利用者の臀部が落ち込みすぎて、利用者がく
の字状の寝姿勢になったり、逆に臀部が突き上げられる
寝姿勢になったりして、利用者が立っている時と同じ自
然な状態、すなわち脊椎が伸び、臀部が突き出た状態と
同じ状態の寝姿勢を得ることが出来ないという問題があ
る。
トレスは、利用者の臀部が落ち込みすぎて、利用者がく
の字状の寝姿勢になったり、逆に臀部が突き上げられる
寝姿勢になったりして、利用者が立っている時と同じ自
然な状態、すなわち脊椎が伸び、臀部が突き出た状態と
同じ状態の寝姿勢を得ることが出来ないという問題があ
る。
【００１１】この発明は上記事情に基づきなされたもの
であって、その目的とするところは、利用者が寝たとき
に脊椎が自然のままに保持できるマットレス、横臥した
時に脊椎のラインがまっすぐになり、仰臥したときに脊
推のラインがＳ字曲線（立ち姿勢時の脊椎のライン）を
保持でき、かつ寝返りをしやすくしたマットレス装置を
提供することにある。
であって、その目的とするところは、利用者が寝たとき
に脊椎が自然のままに保持できるマットレス、横臥した
時に脊椎のラインがまっすぐになり、仰臥したときに脊
推のラインがＳ字曲線（立ち姿勢時の脊椎のライン）を
保持でき、かつ寝返りをしやすくしたマットレス装置を
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項１に記載された発明は、多数のスプリングを並
列して形成されたスプリングユニットと、このスプリン
グユニットの少なくとも上面に重合された弾性材と上記
スプリングユニットとの重合体を被覆した外装体とから
構成されたマットレスにおいて上記のスプリングユニッ
トは頭部から背部に対応する第１の区域、腰部に対応す
る第２の区域、臀部から脚部に対応する第３の区域の各
区域に位置する硬さを第２の腰部区域は臀部から脚部の
第３の区域より硬く設定し、頭部から胸部の第１の区域
は臀部から脚部の第３の区域より柔らかく設定したこと
を特徴とする。
に請求項１に記載された発明は、多数のスプリングを並
列して形成されたスプリングユニットと、このスプリン
グユニットの少なくとも上面に重合された弾性材と上記
スプリングユニットとの重合体を被覆した外装体とから
構成されたマットレスにおいて上記のスプリングユニッ
トは頭部から背部に対応する第１の区域、腰部に対応す
る第２の区域、臀部から脚部に対応する第３の区域の各
区域に位置する硬さを第２の腰部区域は臀部から脚部の
第３の区域より硬く設定し、頭部から胸部の第１の区域
は臀部から脚部の第３の区域より柔らかく設定したこと
を特徴とする。
【００１３】請求項１の発明によれば、スプリングユニ
ット１の腰部の第２の区域は、頭部から背部に至る第１
の区域、臀部から脚部に至る第３の区域よりも硬く設定
しており、第２の区域のスプリングが腰部を支持するこ
とにより腰部椎間板に無理な負担を与えない。
ット１の腰部の第２の区域は、頭部から背部に至る第１
の区域、臀部から脚部に至る第３の区域よりも硬く設定
しており、第２の区域のスプリングが腰部を支持するこ
とにより腰部椎間板に無理な負担を与えない。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
して説明する。図１乃至図５はこの発明の一実施例を示
し、図１に示すマットレス装置は、スプリングユニット
１と、スプリングユニット１上に載置したウレタンフォ
ームなどの弾性材２と、これらを被覆する外装体３とで
なり、スプリングユニット１はスプリング４を多数行列
状に配置し、隣り合うコイルスプリング４の上下端部を
ヘリカル線５で連結して形成されている。
して説明する。図１乃至図５はこの発明の一実施例を示
し、図１に示すマットレス装置は、スプリングユニット
１と、スプリングユニット１上に載置したウレタンフォ
ームなどの弾性材２と、これらを被覆する外装体３とで
なり、スプリングユニット１はスプリング４を多数行列
状に配置し、隣り合うコイルスプリング４の上下端部を
ヘリカル線５で連結して形成されている。
【００１５】図１は本発明のよるマットレスに利用者が
仰向けに寝た状態を示し、図２は横向きに寝た状態を示
したもので、図１においては脊椎はラインＸのようにＳ
字状に、すなわち、頭部Ａから背部Ｂに下方に湾曲し、
腰部Ｃで上方に湾曲し、臀部Ｄで下方に湾曲して、脚部
Ｅで水平状態になる。図２においては脊椎はラインＹの
ようにほぼ直線状に支持されている。
仰向けに寝た状態を示し、図２は横向きに寝た状態を示
したもので、図１においては脊椎はラインＸのようにＳ
字状に、すなわち、頭部Ａから背部Ｂに下方に湾曲し、
腰部Ｃで上方に湾曲し、臀部Ｄで下方に湾曲して、脚部
Ｅで水平状態になる。図２においては脊椎はラインＹの
ようにほぼ直線状に支持されている。
【００１６】人の寝姿勢において脊椎のラインは立って
いる状態と同じく保持されるのが望ましく、すなわち、
仰向けに寝た状態でＳ字状で、横向きに寝た状態で直線
状が望ましい。
いる状態と同じく保持されるのが望ましく、すなわち、
仰向けに寝た状態でＳ字状で、横向きに寝た状態で直線
状が望ましい。
【００１７】そこで、この実施例で、スプリングユニッ
ト１の硬さを図３で説明すると頭部Ａから背部Ｂに対応
する第１の区域Ｆ１、腰部Ｃに対応する第２の区域Ｆ
２、臀部Ｄから脚部Ｅに対応する第３の区域Ｆ３の三つ
に分けており、区域Ｆ２の硬さは区域Ｆ１、区域Ｆ３の
硬さよりも硬く設定されており、区域Ｆ１の硬さは区域
Ｆ３の硬さよりも柔らかく設定されている。
ト１の硬さを図３で説明すると頭部Ａから背部Ｂに対応
する第１の区域Ｆ１、腰部Ｃに対応する第２の区域Ｆ
２、臀部Ｄから脚部Ｅに対応する第３の区域Ｆ３の三つ
に分けており、区域Ｆ２の硬さは区域Ｆ１、区域Ｆ３の
硬さよりも硬く設定されており、区域Ｆ１の硬さは区域
Ｆ３の硬さよりも柔らかく設定されている。
【００１８】ここでいう硬い柔らかいの意味は荷重に対
する弾性変形度合いを意味し弾性変形しにくいものを硬
いと称し、弾性変形しやすいものを柔らかいという。
する弾性変形度合いを意味し弾性変形しにくいものを硬
いと称し、弾性変形しやすいものを柔らかいという。
【００１９】区域Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３の硬さの違いはスプ
リングユニット１を構成する各スプリングの線径を変え
ることにより設定したもので、図では区域Ｆ２のスプリ
ング二列を太く描き、区域Ｆ１のスプリング列は、区域
Ｆ３のスプリング列よりも細く描いている。区域Ｆ２の
スプリング列は腰部幅から二列乃至四列が望ましい。
リングユニット１を構成する各スプリングの線径を変え
ることにより設定したもので、図では区域Ｆ２のスプリ
ング二列を太く描き、区域Ｆ１のスプリング列は、区域
Ｆ３のスプリング列よりも細く描いている。区域Ｆ２の
スプリング列は腰部幅から二列乃至四列が望ましい。
【００２０】区域Ｆ１の硬さは区域Ｆ３の硬さよりも柔
らかく設定したのは図４に示すように人が寝返りすると
きに、区域Ｆ３上のマットレス面を腰部と脚部の支えと
して身体を背部を回転するとき区域Ｆ１のスプリング４
を圧縮して無理なく肩部Ｓがマットレス面に位置して寝
返りできるようにしてかつ背骨を直線的にした横臥状態
にすることができる。
らかく設定したのは図４に示すように人が寝返りすると
きに、区域Ｆ３上のマットレス面を腰部と脚部の支えと
して身体を背部を回転するとき区域Ｆ１のスプリング４
を圧縮して無理なく肩部Ｓがマットレス面に位置して寝
返りできるようにしてかつ背骨を直線的にした横臥状態
にすることができる。
【００２１】これは人が寝返りするとき、通常は腰部と
脚部を先に移動して、ついで背部を移動させるものであ
るから区域Ｆ３の硬さは区域Ｆ１の硬さよりも硬く設定
すれば寝返り動作を安定して行うことができるからであ
る。
脚部を先に移動して、ついで背部を移動させるものであ
るから区域Ｆ３の硬さは区域Ｆ１の硬さよりも硬く設定
すれば寝返り動作を安定して行うことができるからであ
る。
【００２２】区域Ｆ２に位置するスプリング二列はＦ
１，Ｆ２に位置するスプリングよりも硬く設定し、背部
と臀部が落ち込んだとき腰部の骨に負担がかかることの
ないように区域Ｆ２のスプリング二列が腰部を支持する
ことになる。
１，Ｆ２に位置するスプリングよりも硬く設定し、背部
と臀部が落ち込んだとき腰部の骨に負担がかかることの
ないように区域Ｆ２のスプリング二列が腰部を支持する
ことになる。
【００２３】図６に示すスプリングユニット１は１本の
線材によって複数のコイル部４をつくり連続ばね体６を
形成し、その連続ばね体６を並列して配置し、隣り合う
コイル部４の上端と下端とをそれぞれヘリカル線５で連
結してスプリングユニット１としたものである。
線材によって複数のコイル部４をつくり連続ばね体６を
形成し、その連続ばね体６を並列して配置し、隣り合う
コイル部４の上端と下端とをそれぞれヘリカル線５で連
結してスプリングユニット１としたものである。
【００２４】このスプリングユニット１の実施例では、
腰部の区域Ｆ２のスプリング三列はＦ１，Ｆ２よりも線
径を太くして硬く設定している。区域Ｆ１のスプリング
列は区域Ｆ３のスプリング列の線径よりも線径を細くし
て柔らかく設定している。これにより、仰臥した人の脊
椎のラインはほぼＳ字状に支持することになる。
腰部の区域Ｆ２のスプリング三列はＦ１，Ｆ２よりも線
径を太くして硬く設定している。区域Ｆ１のスプリング
列は区域Ｆ３のスプリング列の線径よりも線径を細くし
て柔らかく設定している。これにより、仰臥した人の脊
椎のラインはほぼＳ字状に支持することになる。
【００２５】図７に示す実施例はいわゆるポケットスプ
リングといわれるもので各スプリング４は布製の袋７に
封入されており隣接するスプリングとはほぼ別に荷重を
受けて独立したクッションを有するものである。このポ
ケットスプリングでも多数並列したときに前述したスプ
リングユニット１と同様に各帯域Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３の硬
さを設定している。
リングといわれるもので各スプリング４は布製の袋７に
封入されており隣接するスプリングとはほぼ別に荷重を
受けて独立したクッションを有するものである。このポ
ケットスプリングでも多数並列したときに前述したスプ
リングユニット１と同様に各帯域Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３の硬
さを設定している。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたように請求項１に記載された
発明は、多数のスプリングを並列して形成されたスプリ
ングユニットと、このスプリングユニットの少なくとも
上面に重合された弾性材と上記スプリングユニットとの
重合体を被覆した外装体とから構成されたマットレスに
おいて、上記のスプリングユニットを人の頭部から背部
に対応する第１の区域、腰部に対応する第２の区域、臀
部から脚部に対応する第３の区域に分け、各区域の硬さ
を第２の腰部区域は臀部から脚部の第３の区域よりも硬
く設定し、頭部から背部の第１の区域は臀部から脚部の
第３の区域より柔らかく設定したので、人が仰臥したと
きにＳ字状の姿勢を維持し、または横臥したときに直線
状の姿勢を維持することができ、さらには寝返りを安定
して容易にできる。
発明は、多数のスプリングを並列して形成されたスプリ
ングユニットと、このスプリングユニットの少なくとも
上面に重合された弾性材と上記スプリングユニットとの
重合体を被覆した外装体とから構成されたマットレスに
おいて、上記のスプリングユニットを人の頭部から背部
に対応する第１の区域、腰部に対応する第２の区域、臀
部から脚部に対応する第３の区域に分け、各区域の硬さ
を第２の腰部区域は臀部から脚部の第３の区域よりも硬
く設定し、頭部から背部の第１の区域は臀部から脚部の
第３の区域より柔らかく設定したので、人が仰臥したと
きにＳ字状の姿勢を維持し、または横臥したときに直線
状の姿勢を維持することができ、さらには寝返りを安定
して容易にできる。
【００２７】
【図１】この発明の一実施例でマットレス装置の断面図
で、利用者が仰臥した状態を示す。
で、利用者が仰臥した状態を示す。
【図２】マットレス装置の断面図で、利用者が横臥した
状態を示す。
状態を示す。
【図３】スプリングユニットの側面図で、利用者が仰臥
した状態を示す。
した状態を示す。
【図４】スプリングユニットの側面図で、利用者が横臥
した状態を示す。
した状態を示す。
【図５】スプリングユニットの平面図を示す。
【図６】スプリングユニットの他のスプリング形態を断
面図で示す。
面図で示す。
【図７】スプリングユニットの他のスプリング形態を断
面図で示す。
面図で示す。
Ａ…頭部、Ｂ…背部、Ｃ…腰部、Ｄ…臀部、Ｅ…脚部、
Ｓ…肩部 Ｆ１，Ｆ２，Ｆ３，…スプリングユニット１の区域を示
す。Ｘ…利用者が仰臥した状態の脊椎のラインを示す。
Ｙ…利用者が横臥した状態の脊椎のラインを示す。１…
スプリングユニット、２…弾性材、３…外装体、４…ス
プリング、 ５…ヘリカル線、６…連続ばね体、７…
袋。
Ｓ…肩部 Ｆ１，Ｆ２，Ｆ３，…スプリングユニット１の区域を示
す。Ｘ…利用者が仰臥した状態の脊椎のラインを示す。
Ｙ…利用者が横臥した状態の脊椎のラインを示す。１…
スプリングユニット、２…弾性材、３…外装体、４…ス
プリング、 ５…ヘリカル線、６…連続ばね体、７…
袋。
Claims (1)
- 【請求項１】 多数のスプリングを並列して形成された
スプリングユニットと、このスプリングユニットの少な
くとも上面に重合された弾性材と上記スプリングユニッ
トとの重合体を被覆した外装体とから構成されたマット
レスにおいて、上記のスプリングユニットを人の頭部か
ら背部に対応する第１の区域、腰部に対応する第２の区
域、臀部から脚部に対応する第３の区域に分け、各区域
の硬さを第２の区域は第１の区域と第３の区域より硬く
設定し、第１の区域は第３の区域より柔らかく設定した
ことを特徴とするマットレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26893695A JPH0975176A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | マットレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26893695A JPH0975176A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | マットレス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975176A true JPH0975176A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17465347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26893695A Pending JPH0975176A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | マットレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240121A (zh) * | 2010-05-11 | 2011-11-16 | 徐伟 | 针对性支撑弹性组合体床垫及其使用方法 |
| JP2019025129A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 株式会社ルービックＪｐ | マットレス |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP26893695A patent/JPH0975176A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240121A (zh) * | 2010-05-11 | 2011-11-16 | 徐伟 | 针对性支撑弹性组合体床垫及其使用方法 |
| JP2019025129A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 株式会社ルービックＪｐ | マットレス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4665573A (en) | Contoured body support structure | |
| US4383342A (en) | Mattress for a sitting or lying person | |
| US5107558A (en) | Mattress with removable insert | |
| US9386859B2 (en) | Sleep system | |
| US4853993A (en) | Adjustable body positioner | |
| US6052848A (en) | Body support pillow | |
| US5978965A (en) | Upper body garment | |
| US5824013A (en) | Spinal brace for correcting lordosis | |
| WO2002078494A1 (en) | A mattress | |
| WO2015113132A1 (en) | Body support and alignment pillow | |
| EP3386349B1 (en) | Efficient mattress having low pressure and alignment | |
| US6052847A (en) | Mattress with a concavity for the breasts | |
| US7150057B1 (en) | Lower leg and foot pillow | |
| JP6535229B2 (ja) | 仰側臥位対応ベッド | |
| KR100685801B1 (ko) | 종합 베개 | |
| TW202139952A (zh) | 翻身輔助墊及翻身輔助床墊 | |
| JP2005046553A (ja) | 健康枕 | |
| JP3116515U (ja) | 頸椎当接箇所の形状が可変な枕 | |
| JPH0975176A (ja) | マットレス装置 | |
| JPH08252152A (ja) | 敷布団用芯材 | |
| WO2006099712A1 (en) | Teardrop shaped orthopaedic support cushion | |
| JPH11155696A (ja) | 座布団 | |
| JP3247303U (ja) | 姿勢矯正就寝パッド | |
| CN215899267U (zh) | 一种靠睡支架 | |
| JP2001327366A (ja) | マットレス |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20031211 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041209 |