JPH097409A - Led信号灯 - Google Patents

Led信号灯

Info

Publication number
JPH097409A
JPH097409A JP7155794A JP15579495A JPH097409A JP H097409 A JPH097409 A JP H097409A JP 7155794 A JP7155794 A JP 7155794A JP 15579495 A JP15579495 A JP 15579495A JP H097409 A JPH097409 A JP H097409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
blue
signal lamp
green
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7155794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamada
孝夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichia Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Chemical Industries Ltd filed Critical Nichia Chemical Industries Ltd
Priority to JP7155794A priority Critical patent/JPH097409A/ja
Publication of JPH097409A publication Critical patent/JPH097409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 青緑色発光部の信号灯が窒化ガリウム系化合
物半導体よりなる青緑色LEDで形成されたLED信号
灯において、青緑色LEDの寿命劣化やピーク波長の変
化を防ぎ、寿命特性に優れたLED信号灯を得る。 【構成】 青緑色LEDが、内部を中空とするパッケー
ジにより封止され、前記パッケージの発光観測面側に
は、青緑色LEDの発光を集光するレンズが設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLED(発光ダイオー
ド)を用いた信号灯に係り、特に窒化物半導体(InX
AlYGa1-X-YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)よりなる
青緑色のLED信号灯に関する。
【0002】
【従来の技術】窒化物半導体はバンドギャップが1.9
5eV〜6.0eVまであり、紫外〜赤色の発光素子の
材料として従来より注目されている。最近、この窒化物
半導体を用いた青色LED、青緑色LEDが実用化さ
れ、フルカラーディスプレイ、LED信号灯等に採用さ
れている。特に、青緑色のLEDを用いた交通信号用の
LED信号灯は、既に設置され試験運用されている県も
ある。LED信号灯は、従来の電球信号灯に比べ、寿命
は10倍以上長く、太陽光が直接信号灯に照射されても
疑似点灯の問題がなく、交通分野では非常に役立ってい
る。
【0003】現在LED信号灯に用いられている青緑色
LEDは、InGaNを活性層とするダブルへテロ構造
の窒化物半導体の積層体よりなり、発光波長は480〜
490nmである。この青緑色LEDは、図3に示すよ
うに、カップ形状を有するリードフレーム12に載置さ
れた窒化物半導体LEDチップ11を、耐候性のエポキ
シ樹脂13でレンズ状にモールドされた形状を有してい
る。このように樹脂でモールドされたものは、砲弾型L
EDと称され、他の信号灯色の赤色LED、黄色LED
もこの砲弾型である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように通常のL
EDは、LEDチップがエポキシ樹脂でレンズ状にモー
ルドされた砲弾型LEDである。しかしながら青緑色L
EDは、赤色LED、黄色LEDに比べて短波長である
ため、赤色や黄色では起こらなかったエポキシ樹脂の劣
化が発生するという欠点がある。エポキシ樹脂が劣化す
ると、チップへの応力や透光性が変化するため、LED
の寿命劣化やピーク波長の変化等の問題が生じる。
【0005】従って、本発明は上記欠点を解決するため
に成されたものであり、その目的とするところは、青緑
色LEDの寿命劣化や、ピーク波長の変化等を防ぎ、寿
命特性に優れたLED信号灯を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のLED信号灯
は、青緑色発光部の信号灯が窒化ガリウム系化合物半導
体よりなる青緑色LEDで形成されたLED信号灯にお
いて、前記青緑色LEDが、内部を中空とするパッケー
ジにより封止されていることを特徴とする。
【0007】このようなLEDは、一般にキャンタイプ
と称され、図1に示すような構造をとる。キャンタイプ
用の金属のステム2に載置されたLEDチップ1は、電
極がワイヤーボンディングされた後、キャンタイプ用の
金属キャップ3で気密封止される。この金属キャップ3
の発光観測面側には、発光を外部に取り出すためのガラ
ス4が埋め込まれている。
【0008】次に本発明のLED信号灯は、前記パッケ
ージの発光観測面側に、青緑色LEDの発光を集光する
レンズ5が設けられていることを特徴とする。図2に示
すように、キャンタイプ用の金属キャップ3の発光観測
面側には、LEDの発光を集光して外部に取り出すため
のレンズ5が設けられている。このレンズ5を設けるこ
とにより、LEDの発光を効率よく外部に取り出すこと
ができる。レンズ5の材料としては、例えば石英ガラ
ス、カリガラス、ソーダガラス、鉛ガラス、バリウムガ
ラス、サファイアガラス等が用いられる。
【0009】
【作用】青緑色LEDは、赤色LED、黄色LEDに比
べて短波長であるため、従来のように青緑色LEDチッ
プをエポキシ樹脂でモールドして砲弾型のLEDとした
場合、赤色や黄色では起こらなかったエポキシ樹脂の劣
化が発生してしまう。これは短波長光源はエネルギーが
大きく、エポキシ樹脂を変質させてしまうからである。
エポキシ樹脂が劣化すると、チップへの応力や透光性が
変化するため、LEDの寿命劣化やピーク波長の変化等
の問題が生じる。
【0010】ところが、本発明ではLEDチップを封止
するのに、エポキシ樹脂ではなくキャンタイプのパッケ
ージを用いるため、上記のようなエポキシ樹脂の劣化に
伴う問題が解決され、寿命特性に優れたLED信号灯が
得られる。
【0011】またキャンタイプのLEDは、指向特性が
エポキシ樹脂でモールドされたLEDと異なるため、例
えばキャンタイプの青色LEDと砲弾型の赤色および黄
色LEDの三色を、ドット状に並べてディスプレイを形
成した場合、映像が見えにくくなる。従って、キャンタ
イプ用の青緑色LEDはディスプレイには不向きであ
る。しかしながら信号灯は赤色、青緑色、黄色の三色を
それぞれ単独で発光させるので、ディスプレイのように
他色のLEDとの指向特性の違いを考慮する必要がな
く、青緑色LEDのみをキャンタイプとしても問題はな
い。
【0012】
【実施例】本発明のLED信号灯を、実施例に基づき説
明する。
【0013】[実施例1]SiとZnがドープされたI
nGaN活性層を、n型とp型のAlGaNクラッド層
で挟んだダブルへテロ構造の青緑色LEDチップ1を用
意する。
【0014】続いて、図1に示すように、このLEDチ
ップ1をキャンタイプ用の金属のステム2に載置した
後、p電極、n電極をそれぞれのリードにAu線でワイ
ヤーボンディングする。これをキャンタイプ用の金属キ
ャップ3で気密封止する。この金属キャップ3の発光観
測面側には、発光を外部に取り出すためのガラス4が埋
め込まれている。
【0015】この様にして得られたキャンタイプの青緑
色LEDを、信号用ユニットに組み込み、室外に設置し
て順方向電流50mAにて強制ライフ試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、電極のオープン、ショートは
なく、また波長の変化、光度の低下は見られなかった。
【0016】[実施例2]実施例1と同様の青緑色LE
Dチップ1を用意する。このチップ1を実施例1と同様
にキャンタイプ用の金属のステム2に載置した後、電極
をワイヤーボンディングし、これをキャンタイプ用の金
属キャップ3で気密封止する。この金属キャップ3の発
光観測面側には、図2に示すように、発光を集光して外
部に取り出すためのレンズ5が設けられている。
【0017】この様にして得られたキャンタイプの青緑
色LEDを、信号用ユニットに組み込み、実施例1と同
様の条件でライフ試験を行ったところ、1000時間経
過後、電極のオープン、ショートはなく、また波長の変
化、光度の低下は見られなかった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
ED信号灯に用いる青緑色LEDを、内部を中空とする
パッケージで封止したキャンタイプLEDとすることに
より、従来のエポキシ樹脂でモールドした砲弾型LED
の樹脂劣化に伴った、LEDの寿命劣化、パワーダウ
ン、ピーク波長の変化等を防止することが可能となり、
寿命特性に優れたLED信号灯が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一LED信号灯に使用される青緑色
LEDの構造を示す模式的な断面図。
【図2】 本発明の一LED信号灯に使用される青緑色
LEDの構造を示す模式的な断面図。
【図3】 従来のLED信号灯に使用される青緑色LE
Dの構造を示す模式的な断面図。
【符号の説明】
1、11・・・・LEDチップ 2・・・・キャンタイプ用ステム 3・・・・キャンタイプ用キャップ 4・・・・ガラス 5・・・・集光レンズ 12・・・・リードフレーム 13・・・・エポキシ樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青緑色発光部の信号灯が窒化ガリウム系
    化合物半導体よりなる青緑色LEDで形成されたLED
    信号灯において、前記青緑色LEDが、内部を中空とす
    るパッケージにより封止されていることを特徴とするL
    ED信号灯。
  2. 【請求項2】 前記パッケージの発光観測面側には、青
    緑色LEDの発光を集光するレンズが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のLED信号灯。
JP7155794A 1995-06-22 1995-06-22 Led信号灯 Pending JPH097409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155794A JPH097409A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 Led信号灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155794A JPH097409A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 Led信号灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH097409A true JPH097409A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15613587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7155794A Pending JPH097409A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 Led信号灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH097409A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289926A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd 白色表示器
US6869813B2 (en) 2000-12-19 2005-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha Chip-type LED and process of manufacturing the same
JP2007081430A (ja) * 2002-06-19 2007-03-29 Sanken Electric Co Ltd 半導体発光装置及びその製法並びに半導体発光装置用リフレクタ
US7429757B2 (en) 2002-06-19 2008-09-30 Sanken Electric Co., Ltd. Semiconductor light emitting device capable of increasing its brightness
JP2009518669A (ja) * 2005-12-09 2009-05-07 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学部品、その製造方法、及び光学部品を有する複合装置
JP2009187930A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Chia-Cheng Chang 低温特性を備えた照明装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6869813B2 (en) 2000-12-19 2005-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha Chip-type LED and process of manufacturing the same
JP2002289926A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd 白色表示器
JP2007081430A (ja) * 2002-06-19 2007-03-29 Sanken Electric Co Ltd 半導体発光装置及びその製法並びに半導体発光装置用リフレクタ
US7429757B2 (en) 2002-06-19 2008-09-30 Sanken Electric Co., Ltd. Semiconductor light emitting device capable of increasing its brightness
JP4572892B2 (ja) * 2002-06-19 2010-11-04 サンケン電気株式会社 半導体発光装置及びその製法並びに半導体発光装置用リフレクタ
JP2009518669A (ja) * 2005-12-09 2009-05-07 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学部品、その製造方法、及び光学部品を有する複合装置
JP2009187930A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Chia-Cheng Chang 低温特性を備えた照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6744196B1 (en) Thin film LED
US7045375B1 (en) White light emitting device and method of making same
US9281454B2 (en) Thin film light emitting diode
KR100491314B1 (ko) 발광장치
JPH1093146A (ja) 発光ダイオード
JP2001217461A (ja) 複合発光素子
JPH11261114A (ja) 発光ダイオ―ド
JP3645207B2 (ja) 発光ダイオード
JPH10190066A (ja) 発光ダイオード及びそれを用いたled表示装置
JPH097409A (ja) Led信号灯
KR100850945B1 (ko) 발광 소자 패키지 및 그 제조방법
JP3374578B2 (ja) Led信号灯
JP2002151747A (ja) 発光ダイオード及びその形成方法
JP2004363635A (ja) 発光ダイオード
JP2004158873A (ja) 発光ダイオード
KR20040020240A (ko) 발광다이오드 램프 및 그 제조방법
JP2003124530A (ja) 発光ダイオード及びそれを用いたled表示装置
JP2001119075A (ja) 発光ダイオード及びそれを用いたled表示装置
KR102029876B1 (ko) 발광 소자 및 발광 소자 패키지
JP2002009337A (ja) 窒化物半導体素子
KR20180090529A (ko) 반도체 소자 패키지
KR20150038885A (ko) 형광체 및 이를 포함하는 발광소자 패키지
KR20180036427A (ko) 반도체 소자 패키지 및 조명 시스템
KR20180061983A (ko) 발광소자
KR20180082872A (ko) 반도체 소자 및 이를 갖는 반도체 소자 패키지

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees