JPH0973529A - 二輪車監視装置 - Google Patents

二輪車監視装置

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JPH0973529A
JPH0973529A JP7211178A JP21117895A JPH0973529A JP H0973529 A JPH0973529 A JP H0973529A JP 7211178 A JP7211178 A JP 7211178A JP 21117895 A JP21117895 A JP 21117895A JP H0973529 A JPH0973529 A JP H0973529A
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JP7211178A
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Kazuyoshi Ishikawa
和義 石川
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自車両の後方を走行中の二輪車を画像処理に
より認識すること。 【解決手段】 後方に向けて設置されたCCDカメラ1
0と、ドライバーに警報をするブザー等の警報装置14
と、CCDカメラ10からの画像を処理して二輪車を認
識し、必要に応じて警報制御を行う画像処理手段12と
を備えている。しかも、画像処理手段12が、CCDカ
メラ10からの画像データに基づいて当該画像データ中
の白線6を認識する白線認識部16と、画像データ中の
高輝度部分5を抽出する高輝度部分抽出部18と、当該
高輝度部分の画像データ上の座標に基づいて当該高輝度
部分5についての実空間上の光源位置を算出する光源位
置算出部20と、この光源位置算出部20によって算出
された光源位置Phと白線認識部16によって認識され
た白線6の位置とに基づいて二輪車の有無を判定する二
輪車有無判定部22とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車監視装置に
係り、特に、後方に走行中の二輪車を自車両の走行中に
監視する二輪車監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自車両の後方をカメラを用いて監
視する場合、原画像を取り込んでエッジ抽出し、これを
二値化してラベリング等の処理を行い、その処理後のラ
ベルの特徴から自車両の後方の四輪車、二輪車、自転車
及び歩行者を認識していた。
【0003】図11に示すように、四輪車53の場合に
は、水平エッジ成分54が多いという特徴があるため、
原画像に対して水平エッジ抽出処理を行い、水平エッジ
54の特徴から四輪車の認識を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、四輪車
53の場合には水平エッジ54が多いという特徴を有す
るが、二輪車51の場合には四輪車53ほど水平エッジ
55が多くなく、またその他認識に有効な特徴が少ない
ため、認識が困難であった。
【0005】一方、二輪車51は四輪車53に比べて小
さいため、自車両の死角に入りやすく、また動きも早い
ためドライバーに認識されがたい。従って、後方監視装
置では二輪車の認識を良好に行うことが強く望まれる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する課題を改
善し、特に、自車両の後方を走行中の二輪車を画像処理
により認識することのできる二輪車監視装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】そこで、本発明では、第1の手
段として、車両後方を撮像する撮像手段と、この撮像手
段からの画像データに基づいて当該画像データ中の白線
を認識する白線認識部を有する画像処理手段と、この画
像処理手段による処理結果に応じて警報を発する警報手
段とを備えている。しかも、画像処理手段が、画像デー
タ中の高輝度部分を抽出する高輝度部分抽出部と、当該
高輝度部分抽出部により抽出された高輝度部分の画像デ
ータ上の座標に基づいて当該高輝度部分についての実空
間上の光源位置を算出する光源位置算出部と、この光源
位置算出部によって算出された光源位置と白線認識部に
よって認識された白線位置とに基づいて二輪車の有無を
判定する二輪車有無判定部とを備た、という構成を採っ
ている。
【0008】第2の手段として、光源位置算出部が、予
め定められたヘッドライト高さ情報に基づいて実空間上
の光源位置を算出する機能を備えた、という構成を採っ
ている。
【0009】第3の手段として、二輪車有無判定部が、
撮像手段によって時間的に連続して撮像された複数の画
像データに基づいて、白線認識部によって認識された白
線から光源位置までの距離の変動が複数回連続して所定
のしきい値以内であるときに当該光源を二輪車と判定す
る平行移動判定機能を備えた、という構成を採ってい
る。
【0010】本発明では、これらの手段によって、前述
した目的を達成しようとするものである。
【0011】第1の手段では、撮像手段が、自車両の後
方を撮像すると、この撮像手段からの画像データは画像
処理手段に入力される。画像処理手段では、白線認識部
が、当該画像データ中の白線を認識すると共に、高輝度
部分抽出部が、画像データ中の高輝度部分を抽出する。
【0012】さらに、光源位置算出部は、高輝度部分抽
出部により抽出された高輝度部分の画像データ上の座標
に基づいて当該高輝度部分についての実空間上の光源位
置を算出する。これは、高輝度部分が複数ある場合に
は、全ての高輝度部分について行う。
【0013】さらに、二輪車有無判定部は、光源位置算
出部によって算出された光源位置と白線認識部によって
認識された白線位置とに基づいて二輪車の有無を判定す
る。例えば、光源位置が、白線によって示される道路内
に位置する場合には当該光源が二輪車であると判定す
る。この画像処理により二輪車の存在が検出された場合
には、警報手段は、ドライバー等に警報を発する。
【0014】第2の手段では、光源位置算出部は、一般
的な二輪車のヘッドライトの高さはほぼ一定の範囲内で
あるとして、この予め定められたヘッドライト高さ情報
hに基づいて、実空間上の光源位置を算出する。これ
は、まず、光源に高さが無いものとした場合の光源位置
0を算出し、次いで、画像データ上の光源の座標から
光源位置P0までの直線のうち、高さがhとなる点を求
め、この座標を二輪車のヘッドライト位置Qhとする。
このため、二輪車有無判定部は、このヘッドライト位置
hと白線位置との関係に基づいて二輪車の有無を判定
する。ヘッドライト位置Qhから二輪車の道路上での位
置Q0を求めるか、または白線に高さhを与えるかし
て、道路と水平な平面上での二者の関係を求めるように
するとよい。
【0015】第3の手段では、二輪車有無判定部が、撮
像手段によって時間的に連続して撮像された複数の画像
データに基づいて、白線認識部によって認識された白線
から光源位置までの距離の変動が複数回連続して所定の
しきい値以内であるときに当該光源を二輪車と判定す
る。ここでは、ヘッドライト位置(光源位置)Qhから
二輪車の道路上の位置Q0を求めているため、まず、1
回目画像データによるQ0から白線までの距離d1を求
め、次いで、2回目の画像データによるQ0から白線ま
での距離d2を求め、さらに、距離d1と距離d2の差を
算出する。この距離の変動が所定のしきい値βを越えて
いない場合、光源は、1回目に撮像したときから、2回
目に撮像したときまでは白線と平行して移動しているこ
ととなる。この距離の変動が一定回数しきい値内である
場合には、この一定回数分光源は白線に平行して移動し
ていることとなるため、これを二輪車と判定する。これ
により、太陽光の反射などによる高輝度部分は認識対象
から除外される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施例について図
面を参照して説明する。
【0017】図1および図2は、本発明による二輪車監
視装置の構成を示すブロック図である。二輪車監視装置
は、後方に向けて設置された撮像手段としてのCCDカ
メラ10と、ドライバーに警報をするブザー等の警報装
置14と、CCDカメラ10からの画像を処理して二輪
車を認識し、必要に応じて警報制御を行う画像処理手段
12とを備えている。
【0018】しかも、画像処理手段12が、CCDカメ
ラ10からの画像データに基づいて当該画像データ中の
白線6を認識する白線認識部16と、画像データ中の高
輝度部分5を抽出する高輝度部分抽出部18と、当該高
輝度部分抽出部18により抽出された高輝度部分の画像
データ上の座標に基づいて当該高輝度部分5についての
実空間上の光源位置を算出する光源位置算出部20と、
この光源位置算出部20によって算出された光源位置と
白線認識部16によって認識された白線6の位置情報と
に基づいて、二輪車の有無を判定する二輪車有無判定部
22とを備ている。
【0019】さらに、二輪車有無判定部22が、撮像手
段10によって時間的に連続して撮像された複数の画像
データに基づいて、白線認識部16によって認識された
白線6から光源位置までの距離の変動が連続して所定の
しきい値β以内であるときに当該光源を二輪車と判定す
る平行移動判定機能24を備えている。
【0020】これを詳細に説明する。
【0021】本実施例では、多くの二輪車1が昼間であ
ってもヘッドライト2を点灯していることを利用して自
車両の後方を走行中の二輪車1を認識し、ドライバーに
警告するものである。
【0022】CCDカメラ10は、自車両の後方に向け
て設置され、自車両の後方の様子を撮像し、撮像した画
像を画像処理手段12に出力する。画像処理手段12
は、CCDカメラ10からの画像データを記憶する画像
メモリ12Aと、画像メモリ12Aにアクセスし画像処
理及び画像認識を行うと共に、当該認識結果に応じて警
報装置に制御信号を出力するマイコン12Bとを備えて
いる。警報手段14はブザー出力し、また音声出力を行
う。
【0023】次に、図3を参照して二輪車監視装置の動
作を説明する。
【0024】まず、CCDカメラ10で撮影された画像
(図4(A))を画像メモリ12Aに格納する(ステッ
プS1)。次いで、原画像の輝度の値をしきい値αと比
較して、輝度がαより大きい画素を「1」に、小さい画
素を「0」とし、二値画像を生成する(ステップS
2)。このしきい値αは高輝度に設定されているため、
二値画像には二輪車1のヘッドランプ2、太陽3および
太陽反射部分4等が抽出される(ステップS2)。この
高輝度画像を図4(B)に示した。
【0025】次いで、原画像から道路上の白線を抽出す
る(ステップS3)。この白線抽出処理はどのような手
法でも良い。白線抽出の手法は、例えば、特開平2−9
0379号公報に記載されている。
【0026】さらに、ステップS2で抽出された高輝度
部分5が、ステップS3で抽出された白線に対して実空
間で平行に移動しているかの平行判定処理を行う(ステ
ップS4)。このステップS4で高輝度部分5が白線に
平行して移動していると判定されたときに、ドライバー
に対してブザー等で警報させる処理を行う(ステップS
5)。
【0027】次いで、白線に平行して移動している高輝
度部分6が存在する場合には、ブザーや音声案内等の警
報を行う(ステップS6)。
【0028】次に、ステップS4での平行判定処理につ
いて詳細に説明する。
【0029】ここでは説明のため、画像メモリ12Aで
の座標ではなく、CCDカメラ10の撮像面での座標を
用いて説明する。図5に示すように、撮像面の左上を原
点(0,0)とし、x方向の画素数をxs,y方向の画
素数をysとすると、CCDカメラ10の中心の座標は
(xs/2,ys/2)となる。
【0030】図6に示すように、CCDカメラの高さを
Hとし、CCDカメラ10の俯角をτとすると、CCD
カメラ10上のある点(x,y)は、実空間上でX−Z
面上の点P0(A,0,B)と対応する。この点P
0(A,0,B)は、光源の位置に高さが無く、道路面
状にあるとした場合の点である。
【0031】図7(A)に示すように、CCDカメラ1
0はZ方向に向けられている。さらに、図7(B)に示
すように、CCDカメラ10の中心光軸に直交する平面
で、かつ点P0(A,0,B)を含む平面を考えると、
この平面からCCDカメラ10の焦点位置までの距離F
は、次式(1)で表される。
【0032】 F=Hsinτ+Bcosτ ..... 式(1)
【0033】このため、図7(C)に示すように、CC
Dカメラ10の焦点距離をfとすると、実空間上の点P
0(A,0,B)に対応する撮像面上のある点pのx座
標について、中心位置からの長さaは次式(2)で表さ
れる。
【0034】a=(f/F)A ..... 式(2)
【0035】撮像面上の単位長さ当たりの画素数をSx
とすると、撮像面上の点pのx座標は次式(3)で表さ
れる。
【0036】 x=(xs/2)+Sx a ..... 式(3)
【0037】一方、撮像面上の点pのy座標について
は、図8(A)に示すように、CCDカメラ10の光軸
に直交しかつ点P0(A,0,B)を含む平面におけ
る、光軸と平面が直交する位置から点P0(0,0,
B)までの距離Jを算出する。距離Jは、次式(4)で
表される。
【0038】J=Hcosτ−Bsinτ ..... 式(4)
【0039】次いで、実空間上の点P0(A,0,B)
に対応する撮像面上の点pのy座標について、中心位置
からの長さjは次式(5)で表される。
【0040】j=(f/F)J ..... 式(5)
【0041】撮像面上の単位長さ当たりの画素数をSy
とすると、撮像面上の点pのy座標は次式(6)で表さ
れる。。
【0042】 y=(ys/2)+Sy j ..... 式(6)
【0043】上述した式(1)乃至式(6)により、実
空間上の点P0(A,0,B)と、これに対応する撮像
面上の座標は次式(7)により表されることとなる。
【0044】
【数1】
【0045】従って、画面上の座標p(x,y)につい
ては、式(7)を逆に用いて実空間上のP0(A,0,
B)に変換される。
【0046】図9に示すように、点p(x,y)で捉え
られた光源の位置が、実空間でX−Z面から高さを有す
る場合、この点はレンズ中心とP0を結ぶ直線上に存在
する。この点Qの実空間上で高さがhであると仮定すれ
ば、すなわち、二輪車のヘッドライトの高をhと仮定す
ると、P0(A,0,B)より次式(8)を用いて実空
間での二輪車のヘッドライト位置Qh(Ah,h,Bh
が計算される。
【0047】
【数2】
【0048】次に、画面上の白線を同様にして実空間へ
変換する。二輪車のヘッドライト位置Qh(Ah,h,B
h)のh=0とした点、すなわち、二輪車の道路上での
位置Q0(A0,0,B0)と白線の水平面内距離dを算
出する。ただし、dはQ0(A0,0,B0)から最も近
い白線までの距離とする。
【0049】白線が2本以上ある複数車線の場合には、
点Q0が白線の間(道路上)にあるか否かを判定する。
【0050】さらに、d2が前回測定したQ0と白線の距
離d1に対して一定誤差β以内の変動か判定する。この
距離dの算出は、二輪車の道路上での位置Q0ではな
く、白線に高さhを与えて、二輪車のヘッドライト位置
hと高さhの白線とから求めるようにしてもよい。
【0051】この予め定められたヘッドライト高さhを
用いた実施例の動作を図10を参照して説明する。
【0052】まず、上述した実空間でのヘッドライトの
位置Q0(A0,0,B0)を算出する(ステップS1
1)。次いで、画像データ中の白線の位置を実空間での
位置へ変換する(ステップS12)。このとき、上述し
たSxおよびSyを用いる。
【0053】さらに、点Q0(A0,0,B0)に最も近
い、例えば、点Q0を通る直線が白線と直交する白線上
の位置を求め、この白線上の位置から点Q0(A0,0,
0)までの距離d2を求める(ステップS13)。
【0054】次いで、ステップS12で算出した白線の
実空間上での位置に基づいて道路位置を算出し、点Q0
(A0,0,B0)が道路上に位置するか否かを判定する
(ステップS14)。
【0055】道路内である場合には、前回撮像した画像
データによる白線から点Q0(A0,0,B0)までの距
離d1と、ステップS13で撮像した距離d2との差を取
り、この距離の変動が所定のしきい値βと比較する(ス
テップS15)。距離の変動が所定のしきい値βよりも
小さい場合には、平行と判定し(ステップS16)、一
方、距離の変動が所定のしきい値βよりも大きい場合に
は、平行ではないと判定する(ステップS17)。
【0056】次いで、d2の値をd1に格納する(ステッ
プS18)。
【0057】この処理を、全ての高輝度部分について行
う(ステップS19)。
【0058】上述したように本実施例によると、二輪車
の昼間点灯ヘッドライトを利用して、画像認識時に特徴
が少なく認識が困難だった自車両の後方に走行中の認識
を容易にかつ良好に行うことができる。白線と平行に移
動するという特徴を用いることにより、ノイズの影響を
除去して認識率を向上させることができる。
【0059】二輪車であるとの認識に際して、水平エッ
ジ成分の抽出処理を平行して行い、白線と平行して移動
している高輝度部分が、この水平エッジ成分の位置との
関係から見て四輪車のヘッドライトであるか否かを判定
するようにしても良い。
【0060】また、自車両が進行方向を変更する際に
は、基準となる自車両自体の向きが変わるため、この間
は二輪車監視処理を中断するようにしても良い。例え
ば、自車両が、自律走行方式のナビゲーションシステム
を有する場合には、地磁気センサ等により自車両の右左
折を捕捉できる。また、ウインカ信号が出力されてから
一定時間中断するようにしても良い。
【0061】上述した実施例では二輪車が検出されたと
きには直ちに警報を発するようにしているが、CCDカ
メラの撮像面の大きさによっては、警報の強さを複数段
階に分離し、Q0(A0,0,B0)の値があるしきい値
よりも小さい場合、すなわち、二輪車が自車両の後方に
接近している場合には、強い警報を発するようにしても
良い。また、二輪車の連続的な状態を捕捉できるため、
時間的に連続した複数の画像データ毎のQ0(A0,0,
0)の値と、撮像する周期とに基づいて、当該二輪車
のおよその速度を算出し、高速に走行していると認めら
れる場合には強い警報を発するようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、光源位置算出部が、高輝度部分抽
出部により抽出された高輝度部分の画像データ上の座標
に基づいて当該高輝度部分についての実空間上の光源位
置を算出し、二輪車有無判定部が、光源位置算出部によ
って算出された光源位置と白線認識部によって認識され
た白線位置とに基づいて二輪車の有無を判定するため、
二輪車の昼間点灯ヘッドライトを利用して、画像認識時
に特徴が少なく認識が困難だった自車両の後方に走行中
の二輪車の認識を容易にかつ良好に行うことができ、し
かも、白線と平行に移動する高輝度部分を二輪車と判定
するため、ノイズの影響を除去して認識率を向上させる
ことができる従来にない優れた二輪車監視装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した構成での各部の設置位置を示す説
明図である。
【図3】図1に示した構成での処理工程を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3に示した処理工程で扱う各種画像の一例を
示す説明図で、図4(A)は原画像の一例を示す図で、
図4(B)は高輝度抽出画像の一例を示す図で、図4
(C)は白線抽出画像の一例を示す図である。
【図5】図1に示した光源位置算出部によって扱われる
撮像面での座標を示す説明図である。
【図6】図1に示した光源位置算出部によって扱われる
実空間の座標系を示す説明図である。
【図7】図7(A)〜(C)は図5に示した撮像面での
x座標を図6に示した実空間での値を用いて算出する処
理を説明するための説明図である。
【図8】図8(A)〜(B)は図5に示した撮像面での
y座標を図6に示した実空間での値を用いて算出する処
理を説明するための説明図である。
【図9】予め定められたヘッドライト高さhを用いて光
源の位置を算出する場合の座標系を示す説明図である。
【図10】図3に示した平行判定処理の詳細を示す説明
図である。
【図11】従来の後方監視装置による水平エッジ抽出処
理を説明するための説明図であり、図11(A)は原画
像の一例を示す図で、図11(B)は水平エッジ抽出画
像の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 撮像手段 12 画像処理手段 14 警報手段 16 白線認識部 18 高輝度部分抽出部 20 光源位置算出部 22 二輪車有無判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後方を撮像する撮像手段と、この撮
    像手段からの画像データに基づいて当該画像データ中の
    白線を認識する白線認識部を有する画像処理手段と、こ
    の画像処理手段による処理結果に応じて警報を発する警
    報手段とを備えると共に、 前記画像処理手段が、前記画像データ中の高輝度部分を
    抽出する高輝度部分抽出部と、当該高輝度部分抽出部に
    より抽出された高輝度部分の画像データ上の座標に基づ
    いて当該高輝度部分についての実空間上の光源位置を算
    出する光源位置算出部と、この光源位置算出部によって
    算出された光源位置情報と前記白線認識部によって認識
    された白線位置情報とに基づいて二輪車の有無を判定す
    る二輪車有無判定部とを備えたことを特徴とする二輪車
    監視装置。
  2. 【請求項2】 前記光源位置算出部が、予め定められた
    ヘッドライト高さ情報に基づいて前記実空間上の光源位
    置を算出する機能を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の二輪車監視装置。
  3. 【請求項3】 前記二輪車有無判定部が、前記撮像手段
    によって時間的に連続して撮像された複数の画像データ
    に基づいて、前記白線認識部によって認識された白線か
    ら前記光源位置までの距離の変動が連続して所定のしき
    い値以内であるときに当該光源を二輪車と判定する平行
    移動判定機能を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    二輪車監視装置。
JP7211178A 1995-07-05 1995-07-27 二輪車監視装置 Withdrawn JPH0973529A (ja)

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