JPH0971307A - 物品の個別検索管理装置 - Google Patents

物品の個別検索管理装置

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JPH0971307A
JPH0971307A JP22790995A JP22790995A JPH0971307A JP H0971307 A JPH0971307 A JP H0971307A JP 22790995 A JP22790995 A JP 22790995A JP 22790995 A JP22790995 A JP 22790995A JP H0971307 A JPH0971307 A JP H0971307A
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JP22790995A
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English (en)
Inventor
Shinji Wakura
慎治 和倉
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Asahi Electronics Institute Ltd
Original Assignee
Asahi Electronics Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、収納棚の幅内に収納される極めて
厚みの薄い物品又は該物品を収容する被収容体を最大効
率となるべく最多数に収納棚に収納することが出来ると
共に、被収容体の返却状況や所在を検索前後に確実にコ
ンピュータによって管理することが出来る極めて優れた
物品の個別検索管理装置を提供するものである。 【解決手段】 所望の物品10又は該物品10を収容可能な
被収容体5の少なくとも何れか一方には、電気的動作を
有しない識別手段が設けられ、しかも収納棚6には、前
記物品10又は被収容体5の少なくとも何れか一方が、区
分手段を介して該収納棚6に収納された際又は区分手段
より取り出された際の少なくとも何れか一方の情報デー
タ信号を、前記ホストコンピュータ9に送信する情報デ
ータ信号送信装置3と該情報データ信号送信装置3を自
動的に起動させるためのスイッチング機構4が設けられ
てなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の個別検索管
理装置、更に詳しくは、特に厚みの極めて薄い物品を最
大効率となるべく最多数に収納棚に収納することが出来
るだけでなく、収納棚に収納された所望の物品又は該物
品を収容可能な所望の被収容体の少なくとも何れか一方
を、前記収納棚に設けられた外部表示手段をコンピュー
タを介して表示させて検索することも可能であり、又検
索後の物品又は被収容体の少なくとも何れか一方の取り
出し状況や返却状況をも確実に管理することが出来る物
品の個別検索管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、収納棚に多数収納され、
且つカルテ等の物品を収容可能なファイル等の被収容体
の中から所望のカルテ等を収容してなるファイル等の被
収容体等の物品を検索する装置としては、例えば、図4
に示すものが存在する。
【0003】即ち、上記装置は、棚15に多数収納された
ファイル等の被収容体16の各々に予め電池を介して作動
する検索子機(受信機)17が具備されてなると共に、ホ
ストコンピュータ18を介して検索したい被収容体16に対
応する赤外線を用いた検索信号が、前記棚15に配設され
た通信手段である発信機19を介して発せられると、該検
索信号に対応する被収容体16の検索子機17のみが前記検
索信号を介して具備する発光ダイオード等の外部表示手
段を外部表示することにより所望の被収容体16の保管場
所を瞬時に外部に知らしめて確実に所望の被収容体16を
検索することが出来る作業の便宜に富むものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記構成
からなる装置に於いては、下記の様な問題点があった。
【0005】即ち、上記構成からなる装置は、棚に多数
載置されて収納された被収容体の検索子機の受信部に、
前記ホストコンピュータを介して前記棚に配設された発
信機から所定の検索信号を発することにより所望の被収
容体の検索子機を外部表示させて、容易に、しかも瞬時
に所望の被収容体を検索することは出来るが、再度同じ
被収容体を検索する場合に於いて、前回棚より取り出し
た使用済みの被収容体が確実に棚に返却されているかを
検索前に知るすべがなく、よって、例えば検索時に棚に
収納された被収容体の検索子機が外部表示しない場合、
その所望の被収容体が用済み後棚に確実に返却されてい
るのにも係わらず、電池切れ等の原因によって外部表示
しないものなのか、又は該被収容体が棚にまだ返却され
ていないものなのかを検索人が知るすべがない。
【0006】よって、この問題を解決するために、前記
検索子機とコンピュータとを通信手段を介して双方向通
信とすることにより、棚より取り出された被収容体の返
却状況や所在を検索前であっても確実にコンピュータに
よって管理することが出来る被収容体等の物品の個別検
索管理装置が、特に被収容体の選出及び返却が頻繁にな
される病院内のカルテファイル等の管理に適用されては
いるが、如何せん、上記被収容体を、例えば、レントゲ
ン写真や図面等の様に、極めて厚みの薄い物品の収容に
用いた場合には、物品を収容した被収容体の厚みより該
被収容体に装着される検索子機のボディの厚み(棚板の
長手方向に沿った方向と同じ方向のボディの幅)の方が
大きくなり、収納棚の幅(棚板の長手方向)内に収納さ
れる被収容体の数量が、検索子機のボディの厚み(検索
子機の収納数)によって限定されてしまうという極めて
重大な問題が生じることとなり、何らかの解決策が望ま
れていた。
【0007】然して、本発明は上記の問題を解決するも
のであり、物品の個別検索管理装置に用いる物品の厚み
が極めて薄い場合であっても、又は該物品を収容する被
収容体に極めて厚みの薄い物品を収容した場合であって
も、該収納棚の幅(棚板の長手方向)内に収納される物
品又は被収容体を最大効率となるべく最多数に収納棚に
収納することが出来ると共に、棚より取り出された被収
容体の返却状況や所在を検索前後に確実にコンピュータ
によって管理することが出来る極めて優れた物品の個別
検索管理装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために全く新しい物品の個別検索管理装置を発明
し、以下の手段を講じたものである。
【0009】即ち、本発明は、所望の物品10又は該物品
10を収容可能な被収容体5の少なくとも何れか一方に
は、読取手段を介して個々を識別可能で、且つ電気的動
作を有しない識別手段が設けられ、しかも前記物品10又
は該物品10を収容してなる被収容体5の少なくとも何れ
か一方を収納可能な収納棚6には、収納される物品10又
は被収容体5の少なくとも何れか一方を個々に区分けす
る複数の区分手段が設けられ、且つ該各区分手段の近傍
には、複数の外部表示手段が区分手段の夫々に対応して
設けられると共に、該各外部表示手段の夫々が、ホスト
コンピュータ9と通信手段を介して接続されてなり、し
かも前記収納棚6には、物品10又は被収容体5の少なく
とも何れか一方が、前記区分手段を介して該収納棚6に
収納された際又は区分手段より取り出された際の少なく
とも何れか一方の情報データ信号を、前記ホストコンピ
ュータ9に送信する情報データ信号送信装置3が設けら
れてなることから、電気的動作を有しない識別手段を具
備した物品10又は被収容体5によって物品10又は被収容
体5の厚みを極めて薄くすることが可能となり、収納棚
6の幅内に収納される物品10又は被収容体5を最大効率
となるべく最多数で収納棚6に収納することが出来るだ
けでなく、識別手段を有した被収容体5と対応する区分
手段の外部表示手段を外部表示することで、瞬時に所望
の物品10又は被収容体5を検索することが出来ると共
に、情報データ信号送信装置3を介して収納棚6より取
り出された物品10又は被収容体5の返却状況や所在をも
検索前後に確実にホストコンピュータ9によって管理す
ることが出来る。
【0010】更に、前記各区分手段には、物品10又は被
収容体5の少なくとも何れか一方が、該区分手段を介し
て該収納棚6に収納された際又は区分手段より取り出さ
れた際に、前記情報データ信号送信装置3を自動的に起
動させるためのスイッチング機構4が設けられてなるこ
とから、人によるデータ送信ミスを全く有することな
く、物品10又は被収容体5を収納棚6の区分手段に対し
て出し入れするだけでリアルタイムに物品10又は被収容
体5の情報データをホストコンピュータ9に送ることが
出来る。
【0011】更に、読取手段とホストコンピュータ9と
が電気的に接続されてなることから、収納棚6に収納さ
れる物品10又は被収容体5の個々のデータを集中管理す
ることが出来る。
【0012】更に、識別手段がバーコード12で、且つ読
取手段がバーコードリーダ12a で構成されてなる場合に
は、誰でも容易に、且つ瞬時に収納棚6に収納される物
品10又は被収容体5の個々のデータの入力を行うことが
出来る。
【0013】又、識別手段がラベル体11に設けられた文
字、図形若しくは記号若しくはこれらの結合によって表
示された表示体11c 又は所定パターンを有するパンチン
グ孔12c の少なくとも何れか一方で構成されてなる場合
には、画像処理装置(図示せず)やパンチングリーダ(
図示せず)等の識別手段読取装置を利用することも出来
るだけでなく、識別手段に書き込まれる個々のデータの
変更や書き替え等の内容を第三者に容易に解されること
なくデータ書込兼変更装置(図示せず)等を用いて何度
でも行うことが出来、極秘業務に極めて便宜である。
【0014】更に、区分手段が、収納棚6の棚板6aの長
手方向と交差する方向で、且つ該棚板6a又は天板の少な
くとも何れか一方に設けられた案内レール6d又は案内ガ
イド溝6cからなり、しかも該案内レール6d又は案内ガイ
ド溝6cが前記棚板6a又は天板の長手方向に複数並設され
てなる場合には、極めて厚みの薄い物品10又は該物品10
を収容する厚みの薄い被収容体5を案内レール6d又は案
内ガイド溝6cに沿わせて極めてスムーズに出し入れする
ことが可能となるばかりが、収納棚6の幅方向(棚板の
長手方向)に最大効率となるべく最多数に物品10又は該
物品10を収容する被収容体5を並べて収納することが出
来る。
【0015】更に、各区分手段の夫々に対応すべく前記
収納棚6に設けられた外部表示手段の夫々が、前記ホス
トコンピュータ9によってアドレス管理されてなること
から、物品10又は被収容体5の検索及び返却を瞬時に、
且つ確実に行うことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】 <第一実施形態>以下、本発明の物品の個別検索管理装
置に用いられる個別検索管理装置の一実施形態を図面に
従って説明する。
【0017】図1(イ)に於いて、1は病院で使用され
るカルテファイル(被収容体)5を個別検索管理するた
めの物品の個別検索管理装置を示す。
【0018】2は上記個別検索管理装置1に用いられ、
且つ前記カルテファイル5を収納するための収納棚6の
各棚板6a(天板でも可)の前面部6bに設けられた外部表
示手段としての発光ダイオードを示すと共に、該発光ダ
イオード2は、前記収納棚6の各棚板6aの前後方向に刻
設され、且つ前記棚板6aの長手方向に複数並設されたカ
ルテファイル区分手段としての複数の案内ガイド溝6cの
夫々に対応してなる。
【0019】尚、上記発光ダイオード2の夫々は、リー
ド線等の通信手段を介して全てキーボード13及びモニタ
ー14を備えたホストコンピュータ9に接続されると共
に、前記収納棚6には、カルテファイル5が、前記案内
ガイド溝6cを介して該収納棚6に収納された際、又は案
内ガイド溝6cより取り出された際の少なくとも何れか一
方の情報データ信号を、前記ホストコンピュータ9に送
信する情報データ信号送信装置3が設けられてなり、し
かも該情報データ信号送信装置3は、前記各案内ガイド
溝6c内に設けられ、且つ該各案内ガイド溝6c内にカルテ
ファイル5が収納された際、又は各案内ガイド溝6c内よ
りカルテファイル5が取り出された際の少なくとも何れ
か一方の時に所定の電気信号を発する小型のオンオフス
イッチ(スイッチング機構)4によって自動的に起動す
る構成にしてなる。
【0020】更に、上記カルテファイル5は、同図
(ロ)に示す様に、内部にレントゲン写真等の極めて厚
みの薄い物品10を専用に収容可能な厚みの薄い軟質ビニ
ルフィルムから形成され、且つ該各カルテファイル5の
片側面下部には、各カルテファイル5に収納される物品
10毎の個別の識別番号に対応したバーコード(識別手
段)12が付されたラベル体11が貼付されてなる。
【0021】尚、上記バーコード12が付されるラベル11
は、カルテファイル5に物品10を収納する際、前記ホス
トコンピュータ9に接続されたバーコード設定兼書込装
置7及びラベル印刷機8を介して発行され、しかも該ラ
ベル11に付されるバーコード12は、ホストコンピュータ
9で予めアドレス管理された発光ダイオード2のアドレ
ス順に順次ラベル体11に付されるか、又は前記バーコー
ド設定兼書込装置7によって所望の発光ダイオード2の
アドレスに対応してラベル11に付されることとなる。
【0022】12a は前記ホストコンピュータ9に接続さ
れたバーコードリーダ(読取手段)を示す。
【0023】第一実施形態にかかる物品の個別検索管理
装置1は以上の構成からなるために、電気的動作を有し
ない、即ちバーコード12を付したラベル11が貼付された
カルテファイル5によって、該カルテファイル5の厚み
を極めて薄くすることが可能となり、収納棚6の幅内に
収納されるカルテファイル5を最大効率となるべく最多
数で収納棚6に収納することが出来るだけでなく、バー
コード12を付したラベル11が貼付されたカルテファイル
5と対応する前記収納棚6のカルテファイル区分手段と
しての複数の案内ガイド溝6cの夫々に対応する収納棚6
の各棚板6aの前面部6bに設けられた外部表示手段として
の発光ダイオード2を検索時に前記ホストコンピュータ
9を介して外部発光させることにより、瞬時に所望の物
品10を収容するカルテファイル5を検索することが出来
る。
【0024】更に、上記収納棚6の各棚板6aに設けられ
た各案内ガイド溝6c内には、該案内ガイド溝6c内にカル
テファイル5が収納された際、又は各案内ガイド溝6c内
よりカルテファイル5が取り出された際の少なくとも何
れか一方の時に所定の電気信号を発する小型のオンオフ
スイッチ4が設けられ、且つ前記収納棚6には、オンオ
フスイッチ4からの電気信号によって自動的に起動する
と共に、前記ホストコンピュータ9へと収納棚6の所望
の案内ガイド溝6cより取り出されたカルテファイル5又
は所望の案内ガイド溝6cに返却されたカルテファイル5
の情報データの少なくとも何れか一方を発する情報デー
タ信号送信装置3が設けられてなることから、人による
データ送信ミスを全く有することなく、収納棚6より取
り出されたカルテファイル5の返却状況や所在を検索前
後でも確実にホストコンピュータ9によって管理するこ
とが出来る利点がある。
【0025】更に、上記実施例に於いて、カルテファイ
ル5には、識別手段としてバーコード12が付されたラベ
ル11が貼付され、且つ前記ホストコンピュータ9には、
読取手段としてホストコンピュータ9に電気的に接続さ
れたバーコードリーダ15が設けられてなることから、誰
でも容易に、且つ瞬時に収納棚6に収納されるカルテフ
ァイル5の個々のデータの追加や書き替え等の看者デー
タの入出力作業を行うことが出来ると共に、各カルテフ
ァイル5の個々のデータを容易にホストコンピュータ9
を介して集中管理することが出来る。
【0026】<第二実施形態>更に、識別手段の具体的
な構成もバーコード12が付されたラベル体11である必要
もなく、例えば、図2(イ)に示す様に、識別手段が、
ラベル体11に設けられたバーコード12と予め定められた
意味を有する図形12b であってもよく、又同図(ロ)の
様に、ラベル体11に予め定められた意味を有すべく所定
のパターンで穿設されたパンチング孔12c であってもよ
く、更に同図(ハ)に示す様に、識別手段が個々のカル
テファイル5に収容されるレントゲン写真等の物品10毎
に対応すべく文字(図示せず)、パンチング孔12c 、図
形12b 若しくは記号(図示せず)若しくはこれらの結合
によって表示された表示体11c を取付具5aを介してカル
テファイル5に着脱自在に設ける構成であってもよく、
識別手段の具体的な構成も決して限定されないのは言う
までもなく、又識別手段が文字、図形若しくは記号若し
くはこれらの結合によって表示されてなる場合には、画
像処理装置(図示せず)やパンチングリーダ(図示せ
ず)等の識別手段読取装置を利用することも出来、よっ
て識別手段に書き込まれる個々のデータの変更や書き替
え等の内容を第三者に全く解されることなく表示体デー
タ書込兼変更装置(図示せず)等を用いて何度でも容易
に行うことが出来る利点がある。
【0027】<第三実施形態>更に、区分手段が、図3
(イ)に示す様に、収納棚6の棚板6aの長手方向と交差
する方向で、且つ該棚板6aの長手方向に複数並設された
上下一対の案内レール6dであってもよく、この場合に
は、極めて厚みの薄い物品10又は該物品10を収容する厚
みの薄い被収容体5を上下一対の案内レール6dに沿わせ
て極めてスムーズに出し入れすることが可能となるばか
りが、収納棚6の幅方向(棚板の長手方向)に最大効率
となるべく最多数に物品10又は該物品10を収容する被収
容体5を並べて収納することが出来る利点がある。
【0028】<第四実施形態>更に、区分手段が、同図
(ロ)に示す様に、収納棚6の棚板6aの長手方向と交差
する方向で、且つ該棚板6aの長手方向に複数並設される
と共に、極めて厚みの薄い物品10を収容する厚みの薄い
被収容体5の上部5bをスライド自在に係止可能な係止部
6fを有した被収容体吊下レール6eであってもよく、この
場合には、極めて厚みが薄くて面積の大きな物品を容易
に、且つ皺等の歪みを一切生じされることなく吊り下げ
状態で収納保管することが出来る利点がある。
【0029】<第五実施形態>更に、被収容体5が収納
棚6に収納された際、又は取り出された際の少なくとも
何れか一方の時に所定の電気信号を情報データ信号送信
装置3に発するオンオフスイッチ4を、同図(ハ)に示
す様に、収納棚6の前面部6bに設けると共に、被収容体
5の上部5bの前方部に前記オンオフスイッチ4に当接可
能な鍔体5cを設けてもよく、この場合であっても被収容
体5が収納棚6に収納された際、又は取り出された際の
少なくとも何れか一方の時に所定の電気信号を情報デー
タ信号送信装置3に発することが出来る。
【0030】又、上記各実施形態に於いて、区分手段
は、収納棚6の棚板6aの長手方向と交差する方向で、且
つ該棚板6a又は天板の少なくとも何れか一方に設けられ
た案内レール6d又は案内ガイド溝6cから構成されてなる
が、本発明に於ける区分手段は、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、例えば複数の仕切板(図示せず)が
棚板6aの長手方向と交差する方向で並設されていてもよ
く、又該仕切板を問わず、前記案内レール6d又は案内ガ
イド溝6cが、収納棚6に収納される物品10又は該物品10
を収容する被収容体5の厚みに対応して夫々の仕切板又
は案内レール6dの間隔又は案内ガイド溝6cの幅を変化自
在とする機構を有していてもよく、区分手段の具体的な
構成も決して限定されず、要は収納棚6に収納される物
品10又は該物品10を収容する被収容体5を個々に区分け
して収納棚6に収納可能な構成であればよい。
【0031】更に、上記各実施形態に於いて、収納棚6
の各棚板6aには、物品10又は被収容体5が、該区分手段
を介して該収納棚6に収納された際又は区分手段より取
り出された際の少なくとも何れか一方の時、情報データ
信号送信装置3を自動的に起動させるためのオンオフス
イッチ4(スイッチング機構)が設けられてなるが、必
ずしもスイッチング機構がオンオフスイッチ4である必
要はなく、例えば赤外線を遮断する構成のものや電磁誘
導を用いた構成であってもよく、スイッチング機構の具
体的な構成も決して限定されないのは言うまでもない。
【0032】又、識別手段がラベル体11に設けられた文
字、図形若しくは記号若しくはこれらの結合によって表
示された表示体11c 又は所定パターンを有するパンチン
グ孔12c の少なくとも何れか一方で構成されてなる場合
には、画像処理装置(図示せず)やパンチングリーダ(
図示せず)等の識別手段読取装置を利用することも出来
るだけでなく、識別手段に書き込まれる個々のデータの
変更や書き替え等の内容を第三者に容易に解されること
なくデータ書込兼変更装置(図示せず)等を用いて何度
でも行うことが出来、極秘業務に極めて便宜である。
【0033】更に、上記各実施形態に於いて、物品の個
別検索管理装置に用いられる極めて厚みの薄い物品はレ
ントゲン写真等からなり、しかも該レントゲン写真等か
らなる厚みの薄い物品を収容する被収容体はカルテファ
イルからなり、しかも個別検索管理装置は、該カルテフ
ァイルを検索すべく病院内で用いたが、本発明に於ける
物品の個別検索管理装置は決して病院内での使用に限定
されるものではなく、例えば、図書館での本の検索管理
や研究室での各種データ及び各種文献検索管理に用いら
れてもよく、その使用用途等も決して限定されないのは
言うまでもない。
【0034】更に、上記各実施形態に於いて、識別手段
はバーコードを有したラベル体か、所定パターンを有す
るパンチング孔を有したラベル体又は所定の文字、図形
若しくは記号若しくはこれらの結合によって表示された
表示体が用いられてなるが、識別手段が必ずしもこれら
に限定されるものでもなく、要は個々の物品又は物品を
収容可能な被収容体の個々に取り付け可能で、且つ電気
的動作を有しない識別手段であれば具体的な機能、形
状、取付機構等の具体的な構成も決して限定されない。
【0035】
【発明の効果】叙上の様に、本発明に於ける物品の個別
検索管理装置によれば、電気的動作を有しない識別手段
を具備した物品又は被収容体によって物品又は被収容体
の厚みを極めて薄くすることが可能となり、収納棚の幅
内に収納される物品又は被収容体を最大効率となるべく
最多数で収納棚に収納することが出来るだけでなく、識
別手段を有した被収容体と対応する区分手段の外部表示
手段を外部表示することで、瞬時に所望の物品又は被収
容体を検索することが出来ると共に、情報データ信号送
信装置を介して収納棚より取り出された物品又は被収容
体の返却状況や所在をも検索前後に確実にホストコンピ
ュータによって管理することが出来る。
【0036】更に、前記各区分手段には、物品又は被収
容体が、該区分手段を介して該収納棚に収納された際又
は区分手段より取り出された際の少なくとも何れか一方
の時、情報データ信号送信装置を自動的に起動させるた
めのスイッチング機構が設けられてなることから、人に
よるデータ送信ミスを全く有することなく、物品又は被
収容体を収納棚の区分手段に対して出し入れするだけで
リアルタイムに物品又は被収容体の情報データをホスト
コンピュータに送ることが出来る。
【0037】従って、物品の個別検索管理装置に用いる
物品の厚みが極めて薄い場合であっても、又は該物品を
収容する被収容体に極めて厚みの薄い物品を収容した場
合であっても、該収納棚の幅(棚板の長手方向)内に収
納される物品又は被収容体を最大効率となるべく最多数
に収納棚に収納することが出来ると共に、棚より取り出
された被収容体の返却状況や所在を検索前後に確実にコ
ンピュータによって管理することが出来るという種々の
格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の個別検索管理装置の一実施形態
を示し、同図(イ)は収納棚の斜視図、同図(ロ)はカ
ルテファイルの斜視図。
【図2】本発明の物品の個別検索管理装置に用いられる
識別手段の他の実施形態を示し、同図(イ),(ロ)は
平面図、同図(ハ)はカルテファイルに取り付けられた
状態を示す斜視図。
【図3】本発明の物品の個別検索管理装置に用いられる
収納棚の他の実施形態を示し、同図(イ)は被収容体を
収納する際の要部拡大斜視図、同図(ロ)は被収容体を
収納する際の要部拡大正面図、同図(ハ)は被収容体を
収納する際の要部拡大側面図。
【図4】従来の物品の個別検索管理装置の斜視図。
【符号の説明】
1…物品の個別検索管理装置 2…発光ダイオード(外部表示手段) 3…情報データ信号送信装置 4…オンオフスイッチ(スイッチング機構) 5…カルテファイル(被収容体) 6…収納棚 7…バーコード設定兼書込装置 8…ラベル印刷機 9…ホストコンピュータ 10…物品 11…ラベル体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の物品(10)又は該物品(10)を収容可
    能な被収容体(5) の少なくとも何れか一方には、読取手
    段を介して個々を識別可能で、且つ電気的動作を有しな
    い識別手段が設けられ、しかも前記物品(10)又は該物品
    (10)を収容してなる被収容体(5) の少なくとも何れか一
    方を収納可能な収納棚(6) には、収納される物品(10)又
    は被収容体(5) の少なくとも何れか一方を個々に区分け
    する複数の区分手段が設けられると共に、各区分手段の
    近傍には、複数の外部表示手段が区分手段の夫々に対応
    して設けられると共に、該各外部表示手段の夫々が、ホ
    ストコンピュータ(9) と通信手段を介して接続されてな
    り、しかも前記収納棚(6)には、物品(10)又は被収容体
    (5) の少なくとも何れか一方が、前記区分手段を介して
    該収納棚(6) に収納された際又は区分手段より取り出さ
    れた際の少なくとも何れか一方の情報データ信号を、前
    記ホストコンピュータ(9) に送信する情報データ信号送
    信装置(3) が設けられ、且つ前記各区分手段には、物品
    (10)又は被収容体(5) の少なくとも何れか一方が、該区
    分手段を介して該収納棚(6) に収納された際又は区分手
    段より取り出された際の少なくとも何れか一方の時、前
    記情報データ信号送信装置(3) を自動的に起動させるた
    めのスイッチング機構(4) が設けられてなることを特徴
    とする物品の個別検索管理装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段とホストコンピュータ(9)
    とが電気的に接続された構成にしてなる請求項1記載の
    物品の個別検索管理装置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段がバーコード(12)で、且つ
    読取手段がバーコードリーダ(12a) である請求項1又は
    2記載の物品の個別検索管理装置。
  4. 【請求項4】 前記識別手段がラベル体(11)に設けられ
    た文字、図形若しくは記号若しくはこれらの結合によっ
    て表示された表示体(11c) 又は所定パターンを有するパ
    ンチング孔(12c) の少なくとも何れか一方である請求項
    1乃至3の何れかに記載の物品の個別検索管理装置。
  5. 【請求項5】 前記区分手段が、収納棚(6) の棚板(6a)
    の長手方向と交差する方向で、且つ該棚板(6a)又は天板
    に設けられた案内レール(6d)又は案内ガイド溝(6c)から
    なり、しかも該案内レール(6d)又は案内ガイド溝(6c)が
    前記棚板(6a)又は天板の長手方向に複数並設された構成
    にしてなる請求項1乃至4の何れかに記載の物品の個別
    検索管理装置。
  6. 【請求項6】 前記各区分手段の夫々に対応すべく前記
    収納棚(6) に設けられた外部表示手段の夫々が、前記ホ
    ストコンピュータ(9) によってアドレス管理された構成
    にしてなる請求項1乃至5の何れかに記載の物品の個別
    検索管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096911A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Dainippon Printing Co Ltd 管理システム
JP2006016112A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toshiba Tec Corp 物品収納装置
CN111634692A (zh) * 2020-06-16 2020-09-08 深圳市成果转化中心有限公司 一种档案管理文件盒自动化码垛堆叠装置

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