JPH0970511A - 空気・水清浄用フィルター - Google Patents
空気・水清浄用フィルターInfo
- Publication number
- JPH0970511A JPH0970511A JP7227778A JP22777895A JPH0970511A JP H0970511 A JPH0970511 A JP H0970511A JP 7227778 A JP7227778 A JP 7227778A JP 22777895 A JP22777895 A JP 22777895A JP H0970511 A JPH0970511 A JP H0970511A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- core material
- water
- filter
- porous
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- Pending
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は空気中の塵埃、タバコの紫煙、臭気
又は水中の細菌、微細懸濁粒子等を効率良く濾過し、か
つ衛生的に使用し得る空気・水等の清浄用フィルターを
得ることを目的とする。 【解決手段】 無数の合成樹脂繊維１による比較的厚い
不織布状多孔フィルター２、２間に多孔芯材３をサンド
イッチ状に挟持し、多孔芯材３の表面及び上記合成樹脂
繊維１の表面に短繊維状活性炭６を静電植毛してなるも
のである。
又は水中の細菌、微細懸濁粒子等を効率良く濾過し、か
つ衛生的に使用し得る空気・水等の清浄用フィルターを
得ることを目的とする。 【解決手段】 無数の合成樹脂繊維１による比較的厚い
不織布状多孔フィルター２、２間に多孔芯材３をサンド
イッチ状に挟持し、多孔芯材３の表面及び上記合成樹脂
繊維１の表面に短繊維状活性炭６を静電植毛してなるも
のである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気中の煙又は清水
の懸濁物等を濾過する空気・水清浄用フィルターに関す
るものである。
の懸濁物等を濾過する空気・水清浄用フィルターに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来空気中の煙類（例えばたばこの紫
煙、臭気等）や清水中の懸濁物を濾過するため粒状活性
炭が用いられた。この粒状活性炭は容器内に充填され又
は多孔物質の表面に接着剤で塗着する試みがなされた
が、粒状活性炭間の空隙を煙粒子又は懸濁粒子が通過
し、粒状活性炭への捕捉が充分ではなかった。
煙、臭気等）や清水中の懸濁物を濾過するため粒状活性
炭が用いられた。この粒状活性炭は容器内に充填され又
は多孔物質の表面に接着剤で塗着する試みがなされた
が、粒状活性炭間の空隙を煙粒子又は懸濁粒子が通過
し、粒状活性炭への捕捉が充分ではなかった。
【０００３】そのため粒状活性炭を密にして空隙を少な
くするか、空気・水の通過距離を長くする必要があり、
そのため通気抵抗又は通水抵抗を大となす必要があり、
濾過効率が低いという問題があった。
くするか、空気・水の通過距離を長くする必要があり、
そのため通気抵抗又は通水抵抗を大となす必要があり、
濾過効率が低いという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は薄く軽い偏平
板状フィルターによって空気中の煙、たばこの紫煙、清
水中の細菌、懸濁物等を効率よく濾過し得る空気・水清
浄用フィルターを得ることを目的とする。
板状フィルターによって空気中の煙、たばこの紫煙、清
水中の細菌、懸濁物等を効率よく濾過し得る空気・水清
浄用フィルターを得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は 無数の合成樹脂繊維による比較的厚い不織布状多孔フィ
ルター間に多孔芯材をサンドイッチ状に挟持し、多孔芯
材の表面及び上記合成樹脂繊維の表面に短繊維状活性炭
を静電植毛してなる空気・水清浄用フィルター 静電植毛が１平方ｃｍ当り６〜９万本である上記発明記
載の空気・水清浄用フィルター 多孔芯材が帯状ライナーを複数平行に並列し、該ライナ
ー間に波形中芯を介在させてなる上記発明記載の空気・
水清浄用フィルター 多孔芯材がハニカムボードである上記発明記載の空気・
水清浄用フィルター 静電植毛した上記フィルターを合成樹脂繊維による薄い
不織布による偏平袋に収容し縁部を加熱溶着により密封
した上記第１〜第３発明のいずれかに記載の空気・水清
浄用フィルターによって構成される。
め本発明は 無数の合成樹脂繊維による比較的厚い不織布状多孔フィ
ルター間に多孔芯材をサンドイッチ状に挟持し、多孔芯
材の表面及び上記合成樹脂繊維の表面に短繊維状活性炭
を静電植毛してなる空気・水清浄用フィルター 静電植毛が１平方ｃｍ当り６〜９万本である上記発明記
載の空気・水清浄用フィルター 多孔芯材が帯状ライナーを複数平行に並列し、該ライナ
ー間に波形中芯を介在させてなる上記発明記載の空気・
水清浄用フィルター 多孔芯材がハニカムボードである上記発明記載の空気・
水清浄用フィルター 静電植毛した上記フィルターを合成樹脂繊維による薄い
不織布による偏平袋に収容し縁部を加熱溶着により密封
した上記第１〜第３発明のいずれかに記載の空気・水清
浄用フィルターによって構成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明では空気通路又は流水路に
上記フィルターを流通方向と直角に配置し、空気又は水
を通過させると比較的厚い不織布状多孔フィルター２、
２の表面に植毛された無数の短繊維状活性炭６間を通過
し、その際たばこの紫煙、臭気又は水中の細菌又は微細
固形物が該活性炭６に吸収され、多孔芯材３の比較的広
い空間ｓ内に入る。
上記フィルターを流通方向と直角に配置し、空気又は水
を通過させると比較的厚い不織布状多孔フィルター２、
２の表面に植毛された無数の短繊維状活性炭６間を通過
し、その際たばこの紫煙、臭気又は水中の細菌又は微細
固形物が該活性炭６に吸収され、多孔芯材３の比較的広
い空間ｓ内に入る。
【０００７】上記芯材３の比較的広い空間ｓを通過する
空気又は水は該空間ｓ内で流速が低下し該空間ｓ内を回
動し表面の短繊維状活性炭６に接触し、上述同様に芯材
表面の上記活性炭６に吸収される。
空気又は水は該空間ｓ内で流速が低下し該空間ｓ内を回
動し表面の短繊維状活性炭６に接触し、上述同様に芯材
表面の上記活性炭６に吸収される。
【０００８】その後さらに比較的厚い不織布状多孔フィ
ルター２内を通過するもので、空気又は水中の微細不純
物は無数の合成樹脂繊維１の表面に植毛された無数の短
繊維状活性炭６間を通過する際再び吸着される。
ルター２内を通過するもので、空気又は水中の微細不純
物は無数の合成樹脂繊維１の表面に植毛された無数の短
繊維状活性炭６間を通過する際再び吸着される。
【０００９】無数の上記短繊維状活性炭６で空気流又は
水流によって脱落したものは合成樹脂繊維による薄い不
織布７による偏平袋８内に収容され上記フィルターの排
出側に漏出することはない。
水流によって脱落したものは合成樹脂繊維による薄い不
織布７による偏平袋８内に収容され上記フィルターの排
出側に漏出することはない。
【００１０】
【実施例】塩化ビニリデン製の無数の微細繊維１による
比較的厚い不織布状フィルター２、２を２層対向配置
し、２層間に多孔芯材３をサンドイッチ状に挟持する。
上記フィルター２、２及び多孔芯材３即ちワークは横形
加工筒９の内周に沿って配置した高圧電極１０に囲まれ
る被植毛材通過路１１を懸垂状態に通過させ、上記加工
筒９の内面に開口する短繊維状活性炭６の噴射口１２を
複数設け、該噴射口１２から上記活性炭６を上記通過路
１１内に噴射させる。
比較的厚い不織布状フィルター２、２を２層対向配置
し、２層間に多孔芯材３をサンドイッチ状に挟持する。
上記フィルター２、２及び多孔芯材３即ちワークは横形
加工筒９の内周に沿って配置した高圧電極１０に囲まれ
る被植毛材通過路１１を懸垂状態に通過させ、上記加工
筒９の内面に開口する短繊維状活性炭６の噴射口１２を
複数設け、該噴射口１２から上記活性炭６を上記通過路
１１内に噴射させる。
【００１１】このようにすると上記活性炭６は高圧電極
１０を通過して正帯電し、予め接着剤１３を塗布した上
記被植毛材（ワーク）２又は３の無数の合成樹脂繊維１
の表面の接着剤１３又は上記芯材３の表面の接着剤１３
による負帯電層に無数の短繊維状活性炭６が６〜９万本
／ｃｍ2 程度吸着して植毛される（図３、図４参照）。
１０を通過して正帯電し、予め接着剤１３を塗布した上
記被植毛材（ワーク）２又は３の無数の合成樹脂繊維１
の表面の接着剤１３又は上記芯材３の表面の接着剤１３
による負帯電層に無数の短繊維状活性炭６が６〜９万本
／ｃｍ2 程度吸着して植毛される（図３、図４参照）。
【００１２】上記不織布状多孔フィルター２、２と多孔
芯材３は別々に上記通路１１内で植毛され、薄い不織布
７による偏平袋８内に多孔芯材３をサンドイッチ状に上
記フィルター２、２で挟んで収容し、偏平袋８の外縁
８’を加熱溶着によって密封する。
芯材３は別々に上記通路１１内で植毛され、薄い不織布
７による偏平袋８内に多孔芯材３をサンドイッチ状に上
記フィルター２、２で挟んで収容し、偏平袋８の外縁
８’を加熱溶着によって密封する。
【００１３】上記接着剤１３は上記不織布状多孔フィル
ター２や多孔芯材３を接着剤槽にどぶ漬けすることによ
って無数の合成樹脂繊維１の表面又は多孔芯材３の表面
に薄く塗布することができる。
ター２や多孔芯材３を接着剤槽にどぶ漬けすることによ
って無数の合成樹脂繊維１の表面又は多孔芯材３の表面
に薄く塗布することができる。
【００１４】多孔芯材３は図２に示すように帯状ライナ
ー４、４を複数平行に並列し、該ライナー４、４間に波
形中芯５を介在させ接着剤で１体化してなるフェーザコ
アであって上記ライナー４、４と中芯５との間に比較的
広い空間ｓが設けられる。この多孔芯材３にはハニカム
ボードによる芯材（コア）を用いることができる。
ー４、４を複数平行に並列し、該ライナー４、４間に波
形中芯５を介在させ接着剤で１体化してなるフェーザコ
アであって上記ライナー４、４と中芯５との間に比較的
広い空間ｓが設けられる。この多孔芯材３にはハニカム
ボードによる芯材（コア）を用いることができる。
【００１５】尚図中１４で示すものは被植毛材吊下金
具、１５は懸垂具、１６はピニオン、１７はラック、１
８は吊下げ用フック、１９は懸垂具支持レール、２０は
懸垂具１５の車輪、２１は碍子である。
具、１５は懸垂具、１６はピニオン、１７はラック、１
８は吊下げ用フック、１９は懸垂具支持レール、２０は
懸垂具１５の車輪、２１は碍子である。
【００１６】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので空気
中の煙類、臭気等又は水中の懸濁物又は乳化微細粒子を
空気又は水を通過させるだけで無数の短繊維状活性炭に
殆ど吸着させ得て清浄空気又は浄化水が得られるばかり
でなく多孔芯材をサンドイッチ状に挟持したため通気抵
抗を軽減し、かつ効率の高い空気・水清浄用フィルター
が得られる効果がある。
中の煙類、臭気等又は水中の懸濁物又は乳化微細粒子を
空気又は水を通過させるだけで無数の短繊維状活性炭に
殆ど吸着させ得て清浄空気又は浄化水が得られるばかり
でなく多孔芯材をサンドイッチ状に挟持したため通気抵
抗を軽減し、かつ効率の高い空気・水清浄用フィルター
が得られる効果がある。
【００１７】さらに薄い不織布偏平袋内に収容し、縁部
を加熱溶着密封することによって遊離短繊維活性炭の飛
散を防止し清潔に使用することができる。
を加熱溶着密封することによって遊離短繊維活性炭の飛
散を防止し清潔に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の空気・水清浄用フィルターの縦断面図
である。
である。
【図２】比較的厚い不織布状多孔フィルターと多孔芯材
との分解斜視図である。
との分解斜視図である。
【図３】短繊維状活性炭植毛状態の拡大図である。
【図４】図３の一部縦断拡大図である。
【図５】植毛装置の正面図である。
【図６】図５の一部拡大図である。
【図７】図６を左方から見た側面図である。
【図８】図７Ａ−Ａ線による平面図である。
【図９】ハニカムボードによる多孔芯材の斜視図であ
る。
る。
１ 合成樹脂繊維 ２ 不織布状多孔フィルター ３ 多孔芯材 ４ 帯状ライナー ５ 波形中芯 ６ 短繊維状活性炭 ７ 薄い不織布 ８ 偏平袋 ８’ 縁部
Claims (5)
- 【請求項１】 無数の合成樹脂繊維による比較的厚い不
織布状多孔フィルター間に多孔芯材をサンドイッチ状に
挟持し、多孔芯材の表面及び上記合成樹脂繊維の表面に
短繊維状活性炭を静電植毛してなる空気・水清浄用フィ
ルター。 - 【請求項２】 静電植毛が１平方ｃｍ当り６〜９万本で
ある請求項(1) 記載の空気・水清浄用フィルター。 - 【請求項３】 多孔芯材が帯状ライナーを複数平行に並
列し、該ライナー間に波形中芯を介在させてなる請求項
(1) 記載の空気・水清浄用フィルター。 - 【請求項４】 多孔芯材がハニカムボードである請求項
(1) 記載の空気・水清浄用フィルター。 - 【請求項５】 静電植毛した上記フィルターを合成樹脂
繊維による薄い不織布による偏平袋に収容し縁部を加熱
溶着により密封した請求項(1) 〜(3) のいずれかに記載
の空気・水清浄用フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227778A JPH0970511A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 空気・水清浄用フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227778A JPH0970511A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 空気・水清浄用フィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970511A true JPH0970511A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16866242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7227778A Pending JPH0970511A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 空気・水清浄用フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970511A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202006018865U1 (de) * | 2006-12-12 | 2008-05-15 | Mann+Hummel Gmbh | Mehrschichtiges Filterelement |
| JP2008536658A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-09-11 | ウェストウォーター テクノロジー、インコーポレイテッド | 第３フィルタ |
| US9028690B2 (en) | 2012-04-18 | 2015-05-12 | 3M Innovative Properties Company | Water treatment cartridge |
| KR101666463B1 (ko) * | 2015-04-17 | 2016-10-17 | 주식회사 청수테크노필 | 여과재, 그의 제조방법 및 그를 이용한 정밀여과장치 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP7227778A patent/JPH0970511A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008536658A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-09-11 | ウェストウォーター テクノロジー、インコーポレイテッド | 第３フィルタ |
| JP4787276B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2011-10-05 | ウェストウォーター テクノロジー、インコーポレイテッド | 第３フィルタ |
| DE202006018865U1 (de) * | 2006-12-12 | 2008-05-15 | Mann+Hummel Gmbh | Mehrschichtiges Filterelement |
| US9028690B2 (en) | 2012-04-18 | 2015-05-12 | 3M Innovative Properties Company | Water treatment cartridge |
| KR101666463B1 (ko) * | 2015-04-17 | 2016-10-17 | 주식회사 청수테크노필 | 여과재, 그의 제조방법 및 그를 이용한 정밀여과장치 |
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