JPH096863A - 帳票イメージ生成方法及びシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の帳票用紙に基づく帳票イメージが容易
に生成される帳票イメージ生成システムを提供する。 【構成】 画像読取装置１１は、帳票用紙（データ未記
入）に印刷されている帳票構造を読み取る。文字認識装
置１２は、その画像から文字情報を取り込む。図形認識
装置１３は、その画像から図形情報を取り込む。帳票イ
メージ生成装置１４は、制御プログラムに従い、上記文
字情報と図形情報に基づいて帳票イメージを生成する。
生成された帳票イメージは、制御装置１５により表示装
置１７に表示される。この後、帳票イメージを構成する
文字や図形の補正が自動的に行われる。オペレータは、
入力装置１６を用い、帳票イメージを構成する文字等を
修正する。補正後の帳票イメージは、プリンタ１８内蔵
のバッファに格納される。プリンタ１８は、帳票イメー
ジとデータとを同時に印刷し、帳票を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、既存の帳票用紙に印刷
されている帳票構造に基づいて、帳票作成に使用すべき
帳票イメージを生成する帳票イメージ生成方法及びシス
テムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、企業の業務等において帳票を作成
するためには、帳票イメージ（枠，罫線，文字等の帳票
構造情報）のあらかじめ印刷された専用の帳票用紙が使
用され、この専用帳票用紙の上にオペレータが所定のデ
ータを書き込むようなことが行われていた。帳票作成の
効率化のためにパーソナルコンピュータ等が導入される
ようになると、オペレータは、上記専用帳票用紙をプリ
ンタにセットしておき、一方、専用帳票用紙に書き込む
べきデータをコンピュータ上で作成する。そして、オペ
レータは、図３の（ａ）に示すように、コンピュータ上
で作成したデータを上記専用帳票用紙に印刷することに
より、帳票を作成していた。

【０００３】近年、プリンタの進歩により、上記帳票イ
メージをそのプリンタに備えられるバッファ等に記憶さ
せておき、必要時にこの帳票イメージを印刷することが
できるようになってきた。すなわち、オペレータは、図
３の（ｂ）に示すように、作成した帳票イメージと所定
のデータとを同時に白い用紙に印刷させることができる
ようになってきた。このため、帳票を作成する際に、帳
票イメージのあらかじめ印刷された専用の帳票用紙を使
用することは不要となってきた。この場合、オペレータ
は、帳票イメージをプリンタのバッファ等にあらかじめ
記憶させるため、その帳票イメージをコンピュータ上で
作成する。

【０００４】ところで、オペレータは、上記帳票イメー
ジをコンピュータ上で作成する際には、例えば目盛りの
付いた用紙を参照しながら文字・図形の位置や大きさを
決定していた。専用帳票用紙がある場合には、オペレー
タは、その専用帳票用紙を参照しながら、文字・図形の
位置や大きさを決定していた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、帳票
イメージを作成する際、オペレータは目盛りの付いた用
紙や既存の専用帳票用紙を参照しながら文字・図形の位
置や大きさを決定していた。この場合、オペレータは、
１つ１つの文字・図形を目で追いながら手作業で作成し
ていくことになるので、帳票イメージを作成するたびに
膨大な時間が浪費されてしまう。また、オペレータにと
っては帳票イメージの作成作業が煩雑に感じられ、多大
な負担がかかっていた。このため、既存の専用帳票用紙
等に基づく帳票イメージが容易に得られるような帳票イ
メージ生成システムが望まれている。

【０００６】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、既存の帳票用紙に基づく帳票イメージを容易に生成
できる帳票イメージ生成方法及びシステムを提供するこ
とを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係る帳票イメー
ジ生成システムは、ディスプレイに表示される帳票イメ
ージに対してオペレータが種々のデータを入力したもの
を印刷することによりデータの書き込まれた帳票を作成
する帳票イメージ生成システムにおいて、既存の帳票用
紙に印刷されている帳票構造を読み取り、当該帳票構造
を画像として取り込む画像読取手段と、前記帳票構造に
含まれる文字を認識し、文字情報を取り込む文字認識手
段と、前記帳票構造に含まれる図形を認識し、図形情報
を取り込む図形認識手段と、前記文字情報と図形情報と
を合成して前記帳票イメージを生成し、ディスプレイに
表示する制御手段とを具備したことを特徴とする。

【０００８】

【作用】まず、画像読取手段は、既存の帳票用紙の内容
を読み取ることにより、その帳用紙に印刷された帳票構
造を取り込む。文字認識手段は、この帳票構造に含まれ
る文字を認識し、その文字情報を取り込む。一方、図形
認識手段は、帳票構造に含まれる図形を認識し、その図
形情報を取り込む。この後、制御手段は、上記文字情報
と図形情報とを合成して帳票イメージを生成し、これを
ディスプレイ上に表示する。オペレータは、ディスプレ
イ上に表示される帳票イメージに対して種々のデータを
入力し、これを印刷することによりデータの書き込まれ
た帳票を作成する。これにより、既存の専用帳票用紙等
に基づく帳票イメージが容易に生成される。

【０００９】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図１は、本発明の一実施例に係る帳票イメージ
生成システムの全体構成を示すブロック図である。同図
に示すように、帳票イメージ生成システムには画像読取
装置１１が備えられる。この画像読取装置１１は、スキ
ャナを有しており、書類等の内容を読み取ることができ
るようになっている。画像読取装置１１は、例えばサン
プルとしての帳票用紙（データが未記入のもの）が与え
られた場合、その帳票用紙にあらかじめ印刷されている
枠，罫線，文字等の帳票構造を読み取り、この帳票構造
を画像として取り込む。

【００１０】文字認識装置１２は、上記画像読取装置１
１により取り込まれた画像に含まれる文字を認識し、そ
の文字情報を取り込む。取り込まれた文字情報は、各文
字の“識別コード”，“位置”，“大きさ”を含み、数
値等で表現される。“識別コード”は、例えばＪＩＳ規
格に基づく文字コードで表される。“位置”は、文字が
位置する行と桁（又は、座標値）で表される。“大き
さ”は、例えば文字のポイント数で表される。なお、こ
の文字認識装置１２は、文字情報を取り込む際に、その
取り込まれる各文字の認識の確からしさを示す信頼度デ
ータを生成するようになっている。

【００１１】一方、図形認識装置１３は、上記画像読取
装置１１により取り込まれた画像に含まれる図形を認識
し、その図形情報を取り込む。取り込まれた図形情報
は、各図形の“種類”，“位置”，“大きさ”を含み、
それぞれ数値で表現される。“種類”は、罫線，円，正
方形等の種別を表す。“位置”は、図形が位置する座標
値で表される。“大きさ”は、例えば図形の中心から外
側までの距離を表す。

【００１２】帳票イメージ生成装置１４は、上記文字認
識装置１２に取り込まれた文字情報と、図形認識装置１
３に取り込まれた図形情報とを合成することにより、帳
票イメージを生成する。

【００１３】詳述すると、帳票イメージ生成装置１４
は、上記文字情報をと図形情報とに基づいて帳票イメー
ジを生成するための制御プログラムを備えており、この
制御プログラムを実行することにより、帳票イメージを
自動的に生成するようになっている。すなわち、帳票イ
メージ生成装置１４は、制御プログラムを実行すること
により、文字情報及び図形情報に基づいてテキスト形式
のソースファイルを生成する。さらに、帳票イメージ生
成装置１４は、制御プログラムに従い、得られたソース
ファイルをオブジェクトファイルに変換するとともに、
そのオブジェクトファイルを処理して最終的に帳票イメ
ージ（帳票構造情報）を生成する。

【００１４】制御装置１５は、帳票イメージ生成装置１
４によって生成された帳票イメージを表示装置１７に表
示させるとともに、プリンタ１８に内蔵されるバッファ
（図示せず）内に修正／補正後の帳票イメージを記憶さ
せる。また、制御装置１５は、オペレータにより入力装
置１６から入力されるデータを受けて、表示装置１７上
にそのデータを表示させることができるようになってい
る。

【００１５】また、制御装置１５は、オペレータが文字
を容易に修正できるように、取り込まれた各文字の確か
らしさの違いを表示装置１７上で視覚的に表現する機能
（確からしさの表示機能）を備えている。すなわち、制
御装置１５は、文字認識装置１２で生成された信頼度デ
ータを帳票イメージ生成装置を介して受け取る。そし
て、制御装置１５は、この信頼度データに従い、各文字
を色分けして表示装置１７上に表示させる。この場合、
オペレータは、例えば確からしさの低いことを示す色の
文字について修正を行う。なお、この補正を実行するか
しないかは、オペレータが自由に選択できるようになっ
ている。

【００１６】さらに、制御装置１５は、表示装置１７に
表示された帳票イメージを構成する各文字及び各図形の
位置を自動的に正しい位置に補正する機能（位置の補正
機能）を備えている。すなわち、制御装置１５は、表示
装置１７に表示させるべき各文字及び各図形の位置を設
定できるようになっている。オペレータは、入力装置１
６を通じて制御装置１５に対してあらかじめ各文字及び
各図形の位置を設定しておく。制御装置１５は、帳票イ
メージの表示後、表示装置１７に表示される各文字及び
各図形の位置を、上記設定された位置に補正する。な
お、この補正を実行するかしないかは、オペレータが自
由に選択できるようになっている。

【００１７】また、制御装置１５は、表示装置１７に表
示された帳票イメージを構成する各文字の大きさを自動
的に正しい大きさに補正する機能（大きさの補正機能）
を備えている。すなわち、制御装置１５は、表示装置１
７に表示させるべき各文字の大きさを設定できるように
なっている。オペレータは、入力装置１６を通じて制御
装置１５に対してあらかじめ各文字の大きさを設定して
おく。制御装置１５は、帳票イメージの表示後、表示装
置１７に表示される各文字の大きさを、上記設定された
大きさに補正する。なお、この補正を実行するかしない
かは、オペレータが自由に選択できるようになってい
る。

【００１８】また、制御装置１５は、表示装置１７に表
示された帳票イメージを構成する各図形の線の太さを自
動的に正しい太さに補正する機能（線の太さの補正機
能）を備えている。すなわち、制御装置１５は、表示装
置１７に表示させるべき各図形の線の太さを設定できる
ようになっている。オペレータは、入力装置１６を通じ
て制御装置１５に対してあらかじめ各線の太さを設定し
ておく。制御装置１５は、帳票イメージの表示後、表示
装置１７に表示される各線の太さを、上記設定された太
さに補正する。なお、この補正を実行するかしないか
は、オペレータが自由に選択できるようになっている。

【００１９】入力装置１６は、例えばキーボードやマウ
スであり、オペレータは、これから作成する帳票に記録
すべきデータを入力したり、上述した各種の補正処理に
必要なパラメータ設定を行うために入力したりする。ま
た、表示装置（ディスプレイ）１７は、生成された帳票
イメージやこの帳票イメージ上に記入すべきデータ等を
表示する。プリンタ１８は、制御装置１５からの印刷指
示に応じ、生成された帳票イメージ及び必要なデータを
白い用紙に印刷する。すなわち、プリンタ１８は、制御
装置１５から送られるデータと、内蔵のバッファ（図示
せず）に記憶されている帳票イメージとを同時に印刷す
る。

【００２０】次に、図２のフローチャートを参照して、
上記実施例の動作を説明する。なお、制御装置１５は、
各種補正機能（確からしさの表示機能，位置の補正機
能，大きさの補正機能，線の太さの補正機能）が働くよ
うにオペレータによってあらかじめ設定されているもの
とする。

【００２１】まず、サンプルとしての帳票用紙（データ
が未記入のもの）が与えられると、画像読取装置１１
は、その帳票用紙にあらかじめ印刷されている枠，罫
線，文字等の帳票構造を読み取り、この帳票構造を画像
として取り込む（ステップＡ１）。

【００２２】次に、文字認識装置１２は、上記画像読取
装置１１により取り込まれた画像に含まれる文字情報
（各文字の“識別コード”，“位置”，“大きさ”）を
認識し、その文字情報を取り込む（ステップＡ２）。こ
のとき、文字認識装置１２は、文字情報の取り込み時の
各文字の認識の確からしさを示す信頼度データを生成す
る。一方、図形認識装置１３は、上記画像読取装置１１
により取り込まれた画像に含まれる図形情報（各図形の
“種類”，“位置”，“大きさ”）を認識し、その図形
情報を取り込む（ステップＡ３）。

【００２３】帳票イメージ生成装置１４は、制御プログ
ラムに従い、上記文字認識装置１２に取り込まれた文字
情報と、図形認識装置１３に取り込まれた図形情報とに
基づくテキスト形式のソースファイルを生成する（ステ
ップＡ４）。次に、帳票イメージ生成装置１４は、制御
プログラムに従い、得られたソースファイルをオブジェ
クトファイルに変換し（ステップＡ５）、そのオブジェ
クトファイルを処理して帳票イメージ（帳票構造情報）
を生成する（ステップＡ６）。そして、生成された帳票
イメージは、制御装置１５によって表示装置１７に表示
される。

【００２４】次に制御装置１５は、以下に説明するよう
な各種の補正処理を行う（ステップＡ７）。制御装置１
５は、まず、文字認識装置１２で生成された信頼度デー
タを帳票イメージ生成装置を介して受け取る。そして、
制御装置１５は、この信頼度データに従い、各文字を色
分けして表示装置１７上に表示させる。そして、オペレ
ータは、色分けされた各文字を参照し、確からしさの低
いことを示す色の文字について修正を行う。

【００２５】次に、制御装置１５は、ユーザからの指示
に応じ、表示装置１７に表示される各文字及び各図形の
位置を、上記設定された位置に補正する。次に、制御装
置１５は、ユーザからの指示に応じ、表示装置１７に表
示されている各文字の大きさを、上記設定された大きさ
に補正する。次に、制御装置１５は、ユーザからの指示
に応じ、表示装置１７に表示されている各線の太さを、
上記設定された太さに補正する。このようにして各種の
補正処理が行われた後、制御装置１５は、補正後の帳票
イメージをプリンタ１８に内蔵されるバッファに記憶さ
せる。

【００２６】プリンタ１８は、制御装置１５からの印刷
指示を受けると、制御装置１５から送られるデータと、
内蔵のバッファ（図示せず）に記憶されている帳票イメ
ージとを同時に白い用紙に印刷する（ステップＡ８）。
この結果、データと帳票イメージの両方が印刷された帳
票が作成される。

【００２７】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、サンプルとしての帳票用紙の帳票構造が文字情報と
図形情報とに分けて認識された後、再びこれらを合成さ
れて帳票イメージが生成されるので、サンプルの帳票用
紙の帳票構造をコンピュータ上で忠実に再現させること
ができ、かつ、こうした再現率の高い帳票イメージを容
易に生成することができる。また、各種の補正機能を使
用すれば、様々な種類の誤差を多角的に補正することが
できる。この場合、帳票イメージに含まれる文字と図形
とを個別に補正することができるので、より高精細な再
現が可能となる。

【００２８】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、また、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変形して実施することが可能である。例えば、本実施例
では、生成された帳票イメージをプリンタ内のバッファ
に記憶させておく場合を説明したが、その帳票イメージ
を別の記憶媒体に記憶させてもよい。

【００２９】

【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、既
存の専用帳票用紙等に基づく帳票イメージを容易に生成
することができ、この生成された帳票イメージを用いて
印刷することにより帳票作成の作業効率を向上させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る帳票イメージ生成シス
テムの全体構成を示すブロック図。

【図２】同実施例における帳票イメージ生成システムの
動作を示すフローチャート。

【図３】従来の帳票イメージ生成システムにおける帳票
作成の手順を示す概念図。

【符号の説明】 １１…画像読取装置、１２…文字認識装置、１３…図形
認識装置、１４帳票イメージ生成装置、１５…制御装
置、１６…入力装置、１７…表示装置、１８…プリン
タ。

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 既存の帳票用紙に印刷されている帳票構
   造を読み取り、当該帳票構造を画像として取り込むステ
   ップと、 前記帳票構造に含まれる文字を認識し、文字情報を取り
   込むステップと、 前記帳票構造に含まれる図形を認識し、図形情報を取り
   込むステップと、 前記文字情報と図形情報とを合成して前記帳票イメージ
   を生成して、ディスプレイに表示するステップとを備
   え、オペレータが入力した種々のデータと前記生成した
   帳票イメージとを同時に印刷することによりデータの書
   き込まれた帳票を作成する帳票イメージ生成方法。
2. 【請求項２】 既存の帳票用紙に印刷されている帳票構
   造を読み取り、当該帳票構造を画像として取り込むステ
   ップと、 前記帳票構造に含まれる文字を認識し、文字情報を取り
   込むステップと、 前記文字情報を取り込む際に各文字の認識の確からしさ
   を示す信頼度データを生成するステップと、 前記帳票構造に含まれる図形を認識し、図形情報を取り
   込むステップと、 前記文字情報と図形情報とを合成して前記帳票イメージ
   を生成して、ディスプレイに表示するステップと、 前記信頼度データに従い、オペレータがディスプレイ上
   で文字情報を容易に修正できるように、前記帳票イメー
   ジを構成する各文字を色分けするステップとを備え、オ
   ペレータが入力した種々のデータと前記生成した帳票イ
   メージとを同時に印刷することによりデータの書き込ま
   れた帳票を作成する帳票イメージ生成方法。
3. 【請求項３】 前記文字情報を取り込む際に各文字の認
   識の確からしさを示す信頼度データを生成するステップ
   と、前記信頼度データに従い、オペレータがディスプレ
   イ上で文字情報を容易に修正できるように、前記帳票イ
   メージに含まれる各文字を色分けしてディスプレイ上に
   表示させるステップとをさらに備えていることを特徴と
   する請求項１記載の帳票イメージ生成方法。
4. 【請求項４】 前記ディスプレイに表示させるべき各文
   字及び各図形の正しい位置を設定するステップと、ディ
   スプレイに表示される各文字及び各図形の位置を前記設
   定された位置に補正するステップとをさらに備えている
   ことを特徴とする請求項１記載の帳票イメージ生成方
   法。
5. 【請求項５】 前記ディスプレイに表示させるべき各文
   字の大きさを設定するステップと、ディスプレイに表示
   される各文字の大きさを前記設定された大きさに補正す
   るステップとをさらに備えていることを特徴とする請求
   項１記載の帳票イメージ生成方法。
6. 【請求項６】 前記ディスプレイに表示させるべき各図
   形の線の太さを設定するステップと、ディスプレイに表
   示される各図形の線の太さを前記設定された太さに補正
   するステップとをさらに備えていることを特徴とする請
   求項１記載の帳票イメージ生成方法。
7. 【請求項７】 前記ディスプレイに表示される各図形の
   線の太さを前記設定された太さに補正するべきか否かを
   オペレータに選択させるステップをさらに備えているこ
   とを特徴とする請求項６記載の帳票イメージ生成方法。
8. 【請求項８】 ディスプレイに表示される帳票イメージ
   に対してオペレータが種々のデータを入力したものを印
   刷することによりデータの書き込まれた帳票を作成する
   帳票イメージ生成システムにおいて、 既存の帳票用紙に印刷されている帳票構造を読み取り、
   当該帳票構造を画像として取り込む手段と、 前記帳票構造に含まれる文字を認識し、文字情報を取り
   込む手段と、 前記帳票構造に含まれる図形を認識し、図形情報を取り
   込む手段と、 前記文字情報と図形情報とを合成して前記帳票イメージ
   を生成して、ディスプレイに表示する手段とを備えたこ
   とを特徴とする帳票イメージ生成システム。
9. 【請求項９】 前記画像読取装置は、スキャナを備えて
   いることを特徴とする請求項１記載の帳票イメージ生成
   システム。
10. 【請求項１０】 前記文字識別手段が取り込む文字情報
    には、各文字の識別コード，位置，大きさが含まれてい
    ることを特徴とする請求項１記載の帳票イメージ生成シ
    ステム。
11. 【請求項１１】 前記図形識別手段が取り込む図形情報
    には、各図形の種類，位置，大きさが含まれていること
    を特徴とする請求項１０記載の帳票イメージ生成システ
    ム。
12. 【請求項１２】 前記制御手段は、前記文字情報及び図
    形情報に基づいてテキスト形式のソースファイルを生成
    する手段と、このソースファイルをオブジェクトファイ
    ルに変換する手段と、このオブジェクトファイルの内容
    に従って前記帳票イメージを生成する手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項１記載の帳票イメージ生成シ
    ステム。
13. 【請求項１３】 前記文字認識手段は、文字情報を取り
    込む際に各文字の認識の確からしさを示す信頼度データ
    を生成する手段を備えていることを特徴とする請求項１
    記載の帳票イメージ生成システム。
14. 【請求項１４】 前記制御手段は、オペレータがディス
    プレイ上で文字情報を容易に修正できるように、前記信
    頼度データに従って、前記帳票イメージに含まれる各文
    字を色分けしてディスプレイ上に表示させる手段を備え
    ていることを特徴とする請求項１３記載の帳票イメージ
    生成システム。
15. 【請求項１５】 前記制御手段は、ディスプレイに表示
    させるべき各文字及び各図形の正しい位置を設定する手
    段と、ディスプレイに表示される各文字及び各図形の位
    置を前記設定された位置に補正する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項１記載の帳票イメージ生成シス
    テム。
16. 【請求項１６】 前記制御手段は、ディスプレイに表示
    させるべき各文字の大きさを設定する手段と、ディスプ
    レイに表示される各文字の大きさを前記設定された大き
    さに補正する手段とを備えていることを特徴とする請求
    項１記載の帳票イメージ生成システム。
17. 【請求項１７】 前記制御手段は、ディスプレイに表示
    させるべき各図形の線の太さを設定する手段と、ディス
    プレイに表示される各図形の線の太さを前記設定された
    太さに補正する手段とを備えていることを特徴とする請
    求項１記載の帳票イメージ生成システム。
18. 【請求項１８】 前記制御手段はさらに、ディスプレイ
    に表示される各図形の線の太さを前記設定された太さに
    補正するべきか否かをオペレータに選択させる手段を備
    えていることを特徴とする請求項１７記載の帳票イメー
    ジ生成システム。