JPH0968622A - 光ファイバ融着接続器 - Google Patents

光ファイバ融着接続器

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JPH0968622A
JPH0968622A JP7223598A JP22359895A JPH0968622A JP H0968622 A JPH0968622 A JP H0968622A JP 7223598 A JP7223598 A JP 7223598A JP 22359895 A JP22359895 A JP 22359895A JP H0968622 A JPH0968622 A JP H0968622A
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JP
Japan
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tape
optical fiber
optical fibers
cores
shaped optical
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JP7223598A
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Kenichiro Takahashi
健一郎 高橋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 融着接続動作にあたって人手の介入の度合い
を低減するとともに、正しく光ファイバを融着接続する
光ファイバ融着接続器を提供する。 【構成】 ファイバホルダ20,21それぞれによって
保持されたテープ状光ファイバ10,11は、搬送部3
0,31によって搬送され、撮像部60によって撮像さ
れる。画像処理部70は、テープ状光ファイバの被覆除
去部の画像から測定された光ファイバの芯数と、被覆部
の画像から測定された外径により推定された芯数とを比
較し、そのテープ状光ファイバの芯数を判定する。ま
た、画像処理部70は、テープ状光ファイバの被覆部の
画像から、被覆部に示されている識別子を認識すること
により光ファイバの配列方向を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ芯線の
融着接続技術に属する。
【0002】
【従来の技術】テープ状光ファイバの芯線の融着接続に
使用される光ファイバ融着接続器にとって、融着接続す
る光ファイバ芯線の数および光ファイバ芯線の配列方向
は、動作パラメータとして必須である。従来、こうした
パラメータの設定は光ファイバ融着接続器のオペレータ
の操作に委ねられている。
【0003】すなわち、光ファイバ芯線の数について
は、オペレータが予め把握し、芯数に応じたファイバホ
ルダを使用するとともに、融着接続動作のたびにオペレ
ータが光ファイバ融着接続器に入力して設定を行ってい
る。
【0004】なお、オペレータによる芯線入力には変り
ないが、融着前の光ファイバ芯線を撮像・画像処理して
光ファイバの芯数を測定し、測定芯数と入力芯数とを比
較することにより、被覆除去部における光ファイバの折
れなどが無いことを判断する方法も提案されている(特
開平5−224069号)。
【0005】また、テープ状光ファイバの芯線の配列方
向は、通常1番線の着色をオペレータが目視で確認した
後、ファイバホルダにテープ状光ファイバを装着する方
法で、双方のテープ状光ファイバの光ファイバ芯線の方
向を合せている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバ融着
接続器は上記のように構成されるので、光ファイバの融
着接続にあたって、光ファイバの芯数をオペレータが入
力するという工程が必須であった。
【0007】また、光ファイバ芯線の配列方向の整合
は、オペレータの目視およびテープ状光ファイバのファ
イバホルダへの装着に委ねられ、装置としてのチェック
機構が無いので、うっかりミスによって配列方向が互い
に逆の状態でテープ状光ファイバ同士が融着接続されて
しまう場合があった。
【0008】本発明は、上記を鑑みてなされたものであ
り、融着接続動作にあたって人手の介入の度合いを低減
するとともに、正しく光ファイバを融着接続する光ファ
イバ融着接続器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の光ファイバ融
着接続器は、複数本の光ファイバが平面状に一定間隔で
配列されて被覆層によりテープ状に一括被覆されるとと
もに接続端部の端面側で被覆層が除去された多芯の第1
および第2のテープ状光ファイバを、それぞれ接続端部
の基部で保持して端面同士を対向させる保持手段を備
え、第1および第2のテープ状光ファイバの各光ファイ
バを1対1で一括して端面同士を融着接続する光ファイ
バ融着接続器であって、(a)第1および第2のテープ
状光ファイバそれぞれの、接続端部の端面側の被覆層が
除去された被覆除去部と接続端部の基部側の被覆層が施
されている被覆部とを、配列の方向と直交する方向から
撮像する撮像部と、(b)被覆除去部の撮像結果に基づ
いて、第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの
被覆除去部の光ファイバの芯数を測定する芯数測定手段
と、(c)被覆部の撮像結果に基づいて、第1および第
2のテープ状光ファイバそれぞれの配列の方向について
の外径を測定する外径測定手段と、(d)外径測定手段
により測定された外径から、第1および第2のテープ状
光ファイバそれぞれの芯数を推定する芯数推定手段と、
(e)芯数測定手段により測定された芯数と、芯数推定
手段により推定された芯数とを比較することにより、第
1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの芯数を判
定する芯数判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】請求項1の光ファイバ融着接続器では、撮
像部によって撮像された被覆除去部の映像に基づいて、
第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの芯数
が、芯数測定手段によって測定され、撮像部によって撮
像された被覆部の映像に基づいて、第1および第2のテ
ープ状光ファイバそれぞれの被覆部の光ファイバ配列方
向についての外形が、外形測定手段によって測定され、
その測定結果に基づいて、芯数推定手段によって芯数が
推定される。そして、芯数測定手段によって測定された
芯数と、芯数推定手段によって推定された芯数とが、芯
数判定手段により比較されて、より正確な光ファイバの
芯数の測定が可能になる。
【0011】請求項2の光ファイバ融着接続器は、複数
本の光ファイバが平面状に一定間隔で配列されて被覆層
によりテープ状に一括被覆され、被覆層に複数本の光フ
ァイバの配列方向を示す識別子を有し、接続端部の端面
側で被覆層が除去された多芯の第1および第2のテープ
状光ファイバを、それぞれ接続端部の基部で保持して端
面同士を対向させる保持手段を備え、第1および第2の
テープ状光ファイバの各光ファイバを1対1で一括して
端面同士を融着接続する光ファイバ融着接続器であっ
て、(a)第1および第2のテープ状光ファイバそれぞ
れの、接続端部の基部側の被覆層が施されている被覆部
を配列の方向と直交する方向から撮像する撮像部と、
(b)被覆部の撮像結果に基づいて、識別子を認識する
ことにより、第1および第2のテープ状光ファイバそれ
ぞれの光ファイバの配列方向を判定する配列方向判定手
段と、を備えることを特徴とする。
【0012】請求項2の光ファイバ融着接続器では、撮
像部によって撮像された第1および第2のテープ状光フ
ァイバそれぞれの被覆部に基づいて、配列方向判定部に
よって、その被覆層に示された光ファイバ配列方向を識
別子が認識されて、光ファイバの配列方向が判定され
る。これにより、第1および第2のテープ状光ファイバ
を融着接続するに際して光ファイバの配列方向の誤りが
ない。
【0013】請求項1または2のいずれの光ファイバ融
着接続器においても、撮像部には、2次元映像を撮像す
るエリアセンサ、1次元映像を撮像するリニアセンサ、
または、電荷結合型素子を好適に使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の光ファイバ融着接続器の実施の形態を説明する。な
お、図面の説明にあたって同一の要素には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
【0015】図1は、本実施形態に係る光ファイバ融着
接続器の構成ブロック図であり、図2は、テープ状光フ
ァイバの断面図であり、図3は、2つのテ−プ状光ファ
イバそれぞれが光ファイバ融着接続器に保持されている
様子の説明図である。尚、図1中に示すテープ状光ファ
イバは側面図であり、図3中に示すテープ状光ファイバ
は平面図である。
【0016】本装置によって融着接続されるテープ状光
ファイバは、図2の断面図に示すように、複数本(この
図では4芯)の光ファイバそれぞれがコア1とクラッド
2とからなり周囲に1次の個別被覆3を施され、更に、
これら複数本の光ファイバがテープ状に一定間隔で並列
されて全体に2次の共通被覆4を施されたものである。
このようなテープ状光ファイバの外径W(断面形状の長
手方向の外径)は、それに含まれる光ファイバの芯数に
対応する。そして、2つのテープ状光ファイバそれぞれ
の一方の端部の被覆(1次の個別被覆3と2次の共通被
覆4)が除去されて、本装置にセットされる。
【0017】これら2つのテープ状光ファイバ10,1
1それぞれは、ファイバホルダ20,21それぞれに保
持される。この時、2つのテープ状光ファイバ10,1
1は、図3に示すように、融着接続されるべき光ファイ
バ毎に端面同士が互いに対向して、それぞれの接続端部
(図3中、符号L10とL11で示す範囲)の基部が、
ファイバホルダ20,21それぞれの把持手段20A,
21Aにより把持される。そして、ファイバホルダ2
0,21それぞれは、例えばステッピングモータとラッ
クピニオン機構とからなる搬送部30,31によって、
上述の対向方向について移動可能となっている。
【0018】制御部40は、搬送部30,31を駆動
し、2つのテープ状光ファイバ10,11それぞれの位
置を制御する。又、光源50の点灯/消灯や照度の制御
を行う。更に、撮像部コントロール部62を制御して、
撮像部60(例えば、2次元の電荷結合型素子であるC
CD素子を用いたCCDカメラ)の撮像動作の制御を行
う。以上の制御部42の制御機能は、操作部42からオ
ペレータにより入力された指示に基づき行われる。
【0019】光源50は、融着実施位置近傍に移動した
テープ状光ファイバ10,11を照明し、撮像部60
は、その照明されたテープ状光ファイバ10および11
の光ファイバ配列方向と直交する方向から、それぞれの
被覆除去部(図3中、符号L10AとL11Aで示す範
囲)と被覆部(図3中、符号L10BとL11Bで示す
範囲)を撮像する。
【0020】画像処理部70は、撮像部60で撮像され
た映像を入力し、所定の画像処理を行って、その結果が
出力されて表示部72に表示される。或いは、画像処理
部70は、入力された映像に対して何等処理を施すこと
なく、撮像部60が撮像したそのままの映像が出力され
て表示部72に表示される。この画像処理部70の機能
の選択は、操作部42からオペレータにより入力された
指示に基づき制御部42によって行われる。
【0021】次に、画像処理部70における画像処理の
内容等について説明する。図5は、撮像部で撮像したテ
ープ状光ファイバの映像説明図である。図5(a)は、
テープ状光ファイバの被覆除去部のみが撮像されている
映像であり、図5(b)は、被覆除去部とともに被覆部
も撮像されている映像である。
【0022】先ず、テープ状光ファイバ10,11それ
ぞれがファイバホルダ20,21に保持されると、一方
のテープ状光ファイバ10は、搬送部30によってファ
イバホルダ20と共に次第に融着実施位置に近づく。そ
して、光源50によって照明されたテープ状光ファイバ
10が撮像部60により撮像され表示部72に表示され
る映像が、図5(a)に示すようにテープ状光ファイバ
10の被覆除去部10Aが表示された映像になると、搬
送部30は停止する。画像処理部70は、この図5
(a)に示した映像について画像処理すべきラインとし
て、テープ状光ファイバ10の被覆除去部10Aを通り
光ファイバの光軸と略直交するライン(図5(a)中に
示す破線)を決定し、このライン上の画素データに基づ
いてテープ状光ファイバ10の被覆除去部における芯数
を測定する。そして、その測定結果は表示部72に表示
される。
【0023】続いて、搬送部30によってファイバホル
ダ20と共にテープ状光ファイバ10は更に融着実施位
置に近づく。そして、撮像部60により撮像され表示部
72に表示される映像が、図5(b)に示すようにテー
プ状光ファイバ10の被覆部10Bが表示された映像に
なると、搬送部30は停止する。画像処理部70は、こ
の図5(b)に示した映像について画像処理すべきライ
ンとして、テープ状光ファイバ10の被覆部10Bを通
り光ファイバの光軸と略直交するライン(図5(b)中
に示す破線)を決定する。
【0024】そして、画像処理部70は、このライン上
の画素データに基づいてテープ状光ファイバ10の被覆
部10Bの外径Wを測定し、その測定された外径Wから
テープ状光ファイバ10の芯数を推定し、その推定結果
は表示部72に表示される。そして、この推定結果は、
前にテープ状光ファイバ10の被覆除去部10Aの映像
から測定された光ファイバの芯数と比較され、その比較
結果は表示部72に表示される。もし、両者が一致すれ
ば、そのテープ状光ファイバ10はその芯数を有するも
のと判定される。逆に、両者が一致しない場合には、テ
ープ状光ファイバ10がファイバホルダ20に正しく保
持されていない、誤った芯数のテープ状光ファイバがフ
ァイバホルダ20に保持されている、或いは、テープ状
光ファイバ10の光ファイバの何れかが折れている等、
何等かのトラブルが発生したものと推定される。
【0025】又、テープ状光ファイバ10が、図4に示
すように、光ファイバの配列方向を示す識別子10Cを
有する場合には、同時に、画像処理部70は、このライ
ン上の画素データに基づいてその識別子10Cの位置を
認識し、テープ状光ファイバ10の光ファイバの配列方
向を判定し、その判定結果は表示部72に表示される。
尚、一般的に、テープ状光ファイバは、その被覆部に光
ファイバ芯線の配列を示す色が表示されているので、こ
れを識別子として用いることができる。
【0026】同様に、テープ状光ファイバ11について
も、被覆除去部11Aの画像から光ファイバの芯数が測
定され、被覆部11Bの画像からテープ状光ファイバ1
1の外径が測定されて芯数が推定され、両者が比較され
る。又、被覆部11Bの画像から識別子11Cの位置が
認識されて光ファイバの配列方向が判定される。そし
て、テープ状光ファイバ10,11それぞれの光ファイ
バ配列方向の判定結果が比較されて、その比較結果も表
示部72に表示される。
【0027】以上のようにして判定されたテープ状光フ
ァイバ10,11それぞれの芯数が間違いなく所定数で
あり、且つ、それぞれの光ファイバ配列方向が一致して
いれば、テープ状光ファイバ10,11それぞれは搬送
部30,31によって融着実施位置まで移動されて互い
に接近し、被覆除去部10A,11Aの各光ファイバの
端面は1対1で所定の突き合わせ間隔で対向配置され、
放電電極(図示せず)間の放電による加熱によって一括
して融着接続される。逆に、判定されたテープ状光ファ
イバ10,11いずれかの芯数が誤っていれば、再び被
覆除去から作業を進める。また、それぞれの光ファイバ
配列方向が不一致である場合には、一方のテープ状光フ
ァイバをセットし直す。
【0028】尚、以上の一連の動作は、オペレータによ
る操作部42への入力に従って制御部40を介して逐次
行われてもよいし、或いは、制御部40によって自動的
に行われてもよい。
【0029】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく種々の変形が可能である。例えば、画像処理
部70は、テープ状光ファイバの芯数判定および光ファ
イバ配列方向判定のいずれか一方のみを行ってもよい。
【0030】又、撮像部60の位置をテープ状光ファイ
バ10,11の光軸方向に平行移動可能とし、撮像部6
0を移動させて図5(a)あるいは(b)に示すような
映像を撮像してもよい。或いは、撮像部60の撮像方向
をテープ状光ファイバ10,11の光軸方向に沿って変
更可能とし、撮像部60の撮像方向を変更させて図5
(a)あるいは(b)に示すような映像を撮像してもよ
い。
【0031】又、撮像部60は、2つのテープ状光ファ
イバ10,11それぞれの被覆除去部10A,11Aお
よび被覆部10B,11Bを同時に撮像し、画像処理部
70は、その1画面の映像データに基づいて上述と同様
に処理を行って、それぞれのテープ状光ファイバの芯数
と配列方向を判定してもよい。
【0032】又、撮像部60は、融着接続モニタ用の撮
像部と兼用してもよい。
【0033】又、撮像部60は、リニアセンサ(例え
ば、1次元CCD素子)を用いたものでもよい。この場
合、撮像部60は、テープ状光ファイバ10または11
の被覆除去部または被覆部について、光ファイバの光軸
方向と略直交する直線上の画素データを取得し、画像処
理部70は、その1次元画素データに基づいて上述と同
様の処理を行う。
【0034】又、リニアセンサを複数個(例えば、4
個)備え、第1のリニアセンサはテープ状光ファイバ1
0の被覆除去部10Aの1次元画素データを取得し、第
2のリニアセンサはテープ状光ファイバ10の被覆部1
0Bの1次元画素データを取得し、第3のリニアセンサ
はテープ状光ファイバ11の被覆除去部11Aの1次元
画素データを取得し、第4のリニアセンサはテープ状光
ファイバ11の被覆部11Bの1次元画素データを取得
し、画像処理部70は、これらの1次元画素データに基
づいて上述と同様の処理を行ってもよい。
【0035】又、上述の実施形態では、テープ状光ファ
イバ10,11の映像が撮影され画像処理される間、搬
送部30,31は停止することとしたが、撮像と画像処
理とが短時間に行われるのであれば搬送部30,31は
停止する必要はなく、また、適当な時点で撮像された画
像を記憶装置(例えば、フレームメモリ)に一旦記憶し
た後に画像処理することにしても、搬送部30,31は
停止する必要はない。
【0036】又、外部の照明光を本装置内部に取り入
れ、撮像部60がテープ状光ファイバを撮像できる程度
に十分にテープ状光ファイバが照明される場合には、光
源50は不要である。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明の光
ファイバ融着接続器によれば、ファイバホルダに保持さ
れたテープ状光ファイバが撮像部で撮像された映像を画
像処理して、被覆除去部の画像から測定された光ファイ
バの芯数と、被覆部の画像から測定された外径により推
定された芯数とを比較することにより、そのテープ状光
ファイバの芯数を判定する芯数判定手段を備える。ま
た、テープ状光ファイバの被覆部の映像を画像処理し
て、被覆部に示されている識別子を認識することにより
光ファイバの配列方向を判定する配列方向判定手段を備
える。このような構成としたので、従来は人手に委ねら
れていたテープ状光ファイバの芯数と配列方向の確認を
自動的に行うことができ、誤りのない光ファイバ融着接
続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光ファイバ融着接続器の構成
ブロック図である。
【図2】テープ状光ファイバの断面図である。
【図3】2つのテ−プ状光ファイバそれぞれが光ファイ
バ融着接続器に保持されている様子の説明図である。
【図4】識別子を有する2つのテープ状光ファイバそれ
ぞれの被覆除去部の端面を互いに対向させた配置図であ
る。
【図5】撮像部で撮像したテープ状光ファイバの映像説
明図である。
【符号の説明】
10,11…テープ状光ファイバ、20,21…ファイ
バホルダ、30,31…搬送部、40…制御部、42…
操作部、50…光源、60…撮像部、62…撮像部コン
トロール部、70…画像処理部、72…表示部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバが平面状に一定間隔
    で配列されて被覆層によりテープ状に一括被覆されると
    ともに接続端部の端面側で前記被覆層が除去された多芯
    の第1および第2のテープ状光ファイバを、それぞれ前
    記接続端部の基部で保持して前記端面同士を対向させる
    保持手段を備え、前記第1および第2のテープ状光ファ
    イバの各光ファイバを1対1で一括して前記端面同士を
    融着接続する光ファイバ融着接続器であって、 前記第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの、
    前記接続端部の前記端面側の前記被覆層が除去された被
    覆除去部と前記接続端部の前記基部側の前記被覆層が施
    されている被覆部とを、前記配列の方向と直交する方向
    から撮像する撮像部と、 前記被覆除去部の撮像結果に基づいて、前記第1および
    第2のテープ状光ファイバそれぞれの被覆除去部の光フ
    ァイバの芯数を測定する芯数測定手段と、 前記被覆部の撮像結果に基づいて、前記第1および第2
    のテープ状光ファイバそれぞれの前記配列の方向につい
    ての外径を測定する外径測定手段と、 前記外径測定手段により測定された前記外径から、前記
    第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの芯数を
    推定する芯数推定手段と、 前記芯数測定手段により測定された芯数と、前記芯数推
    定手段により推定された芯数とを比較することにより、
    前記第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの芯
    数を判定する芯数判定手段と、 を備えることを特徴とする光ファイバ融着接続器。
  2. 【請求項2】 複数本の光ファイバが平面状に一定間隔
    で配列されて被覆層によりテープ状に一括被覆され、前
    記被覆層に前記複数本の光ファイバの配列方向を示す識
    別子を有し、接続端部の端面側で前記被覆層が除去され
    た多芯の第1および第2のテープ状光ファイバを、それ
    ぞれ前記接続端部の基部で保持して前記端面同士を対向
    させる保持手段を備え、前記第1および第2のテープ状
    光ファイバの各光ファイバを1対1で一括して前記端面
    同士を融着接続する光ファイバ融着接続器であって、 前記第1および第2のテープ状光ファイバそれぞれの、
    前記接続端部の前記基部側の前記被覆層が施されている
    被覆部を前記配列の方向と直交する方向から撮像する撮
    像部と、 前記被覆部の撮像結果に基づいて、前記識別子を認識す
    ることにより、前記第1および第2のテープ状光ファイ
    バそれぞれの光ファイバの配列方向を判定する配列方向
    判定手段と、 を備えることを特徴とする光ファイバ融着接続器。
  3. 【請求項3】 前記撮像部は2次元映像を撮像するエリ
    アセンサを備える、ことを特徴とする請求項1または2
    のいずれか1つに記載の光ファイバ融着接続器。
  4. 【請求項4】 前記撮像部は1次元映像を撮像するリニ
    アセンサを備える、ことを特徴とする請求項1または2
    のいずれか1つに記載の光ファイバ融着接続器。
  5. 【請求項5】 前記撮像部は電荷結合型素子を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2いずれか1つに記載
    の光ファイバ融着接続器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100446161B1 (ko) * 2000-12-28 2004-08-30 닛뽄 고쿠 덴시 고교 가부시키가이샤 광모듈 및 이 광모듈의 조립방법
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