JPH0968339A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0968339A
JPH0968339A JP7223537A JP22353795A JPH0968339A JP H0968339 A JPH0968339 A JP H0968339A JP 7223537 A JP7223537 A JP 7223537A JP 22353795 A JP22353795 A JP 22353795A JP H0968339 A JPH0968339 A JP H0968339A
Authority
JP
Japan
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air
blower
outlet
heating
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP7223537A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Unno
雅幸 海野
Yasuhiro Nakahara
康博 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口から吹き出す空気が加熱装置により加
熱されていないときに、外気吸気口から冷気が取り入れ
られたときにおいても、冷気が室内の下方に溜まること
がなく室内の快適性を阻害しない空気調和装置を提供す
る。 【解決手段】 室外11に連通する外気吸気口12と、
室内21に連通する還気口23及び吹出口22とが設け
られた本体Aの内部に送風機3が設けられ、送風機3の
吸込側31が外気吸気口12及び還気口23に連通さ
れ、送風機3の吹出側34が吹出口22に連通され、送
風機3の吹出側34には吹出口22から吹き出す空気を
加熱又は冷却する加熱冷却装置33が設けられた空気調
和装置において、吹出口22には吹出口22の開口面積
制御手段24が設けられ、開口面積制御手段24には加
熱冷却装置33の不作動時に吹出口22の開口面積を絞
り込むように制御する絞り込み制御手段27が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の冷暖房に
使用する空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平4−281126
号公報に記載されているように、室外に連通する外気吸
気口と、室内に連通する還気口及び吹出口とが設けられ
た本体内部に送風機が設けられ、送風機の吸込側が外気
吸気口及び還気口に連通され、送風機の吹出側が吹出口
に連通され、送風機の吹出側には吹出口から吹き出す空
気を加熱又は冷却する加熱冷却装置が設けられた空気調
和装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和装置においては、冬季においては、吹出口から
吹き出す空気は加熱装置により加熱されていることを前
提としており、吹出口から吹き出す空気が加熱装置によ
り加熱されていないときに、外気吸気口から冷気が取り
入れられたときは、冷気が空気調和装置の吹出口から降
下し室内の下方に溜まることにより室内の快適性を阻害
する恐れがあった。
【0004】本発明は、このような従来の空気調和装置
における問題点に着目してなされたものであって、その
目的とするところは、従来の空気調和装置における問題
点を解消し、吹出口から吹き出す空気が加熱装置により
加熱されていないときに、外気吸気口から冷気が取り入
れられたときにおいても、冷気が室内の下方に溜まるこ
とがなく室内の快適性を阻害しない空気調和装置を提供
することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明空気調和装置は、室外に連通
する外気吸気口と、室内に連通する還気口及び吹出口と
が設けられた本体内部に送風機が設けられ、送風機の吸
込側が外気吸気口及び還気口に連通され、送風機の吹出
側が吹出口に連通され、送風機の吹出側には吹出口から
吹き出す空気を加熱又は冷却する加熱冷却装置が設けら
れた空気調和装置において、吹出口には吹出口の開口面
積制御手段が設けられ、開口面積制御手段には加熱冷却
装置の不作動時に吹出口の開口面積を絞り込むように制
御する絞り込み制御手段が設けられていることを特徴と
するものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明空気調和装置
は、請求項1記載の空気調和装置において、壁埋め込み
型になっていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明空気調和装置において
は、吹出口には吹出口の開口面積制御手段が設けられ、
開口面積制御手段には加熱冷却装置の不作動時に吹出口
の開口面積を絞り込むように制御する絞り込み制御手段
が設けられているので、吹出口から吹き出す空気が加熱
冷却装置により加熱されていないときに、外気吸気口か
ら冷気が取り入れられたときにおいても、吹出口の開口
面積制御手段が絞り込み制御手段により絞り込まれ、吹
出口から室内に吹き出される空気流の流速が早まり、冷
気は速い空気流により攪乱されるので室内の下方に溜ま
ることがなく、室内の快適性を阻害することがない。
【0008】請求項2記載の本発明空気調和装置におい
ては、壁埋め込み型になっているので、壁からの突出物
がなくて体裁がよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 〔発明の実施の形態1〕図1は本発明空気調和装置の一
例を示す説明図である。図1において、1は外壁であ
り、その外面が室外11に面しており、外壁1には外気
吸気口12が設けられ、外気吸気口12にはフィルタ1
3が設けられている。2は内壁であり、その内面は室内
21に面しており、内壁2には吹出口22及び還気口2
3が設けられている。吹出口22には開口面積制御手段
である可動フィン24が設けられ、還気口23にはフィ
ルタ25が設けられている。
【0010】3は外壁1と内壁2との間の本体Aの内部
に設けられた送風機であり、送風機3の吸込側31が外
壁1に設けられた外気吸気口12と内壁2に設けられた
還気口23とに連通されている。32はダンパー等から
なる吸気還気配分制御部であり、吸気還気配分制御部3
2は送風機3の吸込側31と外気吸気口12及び還気口
23との連通路に設けられ、吸気還気配分制御部32に
より外気吸気口12からの吸気量と還気口23からの還
気量とを配分制御できるようになっている。
【0011】33は送風機3の吹出側34と吹出口22
との間に設けられた加熱冷却手段であり、加熱冷却手段
33により送風機3から吹き出される空気を加熱もしく
は冷却できるようになっている。
【0012】26は可動フィン24の下方に設けられた
駆動部であり、駆動部26の作動により可動フィン24
が作動できるようになっている。27は駆動部26の下
方に設けられたコントローラであり、コントローラ27
により駆動部26を作動し、可動フィン24を開閉する
ことにより吹出口22の開口面積を変更できるようにな
っている。
【0013】即ち、加熱冷却手段33が作動しないとき
は、図2に示すように、コントローラ27からの信号に
より駆動部26が作動して可動フィン24が移動して絞
り込み、送風機3からの風は室内21内に速度を上げて
吹き込まれるようになっている。
【0014】加熱冷却手段33が作動している場合、即
ち、加熱冷却手段33により送風機3からの風が冷却も
しくは加熱されているときは、図3に示すように、コン
トローラ27からの信号により駆動部26が作動して可
動フィン24が半ば開き、或いは、図4に示すように、
可動フィン24が全開して冷却もしくは加熱された比較
的低速の風が室内21に吹き込まれるようになってい
る。
【0015】〔実施の形態1の作用〕次に、図1〜4に
示す本発明空気調和装置の作用について説明する。加熱
冷却手段33が作動しないときには、図2に示すよう
に、可動フィン24は絞り込むように制御されているの
で、冬季において、吸気口12から冷気を吸引し、冷気
が送風機3を経由して吹出口22から室内21に吹き込
まれても、冷気による風は高速であるから、室内の空気
を攪乱し室内の下方に冷気が溜まることがなく、快適性
を損なうことがない。
【0016】又、図1〜4に示す本発明空気調和装置に
おいては、本体Aが外壁1と内壁2との間に収納された
壁埋め込み型になっているので、外壁1及び内壁2から
の突出物がなくて体裁がよい。
【0017】〔発明の実施の形態2〕図5、6は本発明
空気調和装置の他の一例の要部を示す説明図であり、図
5、6に示す本発明空気調和装置においては、開口面積
制御手段として、図1に示す空気調和装置のように可動
フィンを使用する代わりにシャッターを使用したもので
ある。図5、6において、2は内壁であり、内壁2には
吹出口22が設けられ、吹出口22には傾斜流路を付け
た固定シャッター241及び可動シャッター242から
なるシャッター24aが設けられ、可動シャッター24
2は駆動部26により矢印方向に昇降できるようになっ
ている。
【0018】図5に示すように、可動シャッター242
が上昇したときは吹出口22が絞り込まれ、図6に示す
ように、可動シャッター242が降下したときは、吹出
口22が開くようになっている。
【0019】27は駆動部26の下方に設けられたコン
トローラであり、コントローラ27により駆動部26を
作動してシャッター24aを開閉させて吹出口22の開
口面積を変えることができるようになっている。
【0020】即ち、加熱冷却手段が作動しないときは、
図5に示すように、コントローラ27からの信号により
駆動部26が作動して可動シャッター242が上昇し、
吹出口22が絞り込まれ、送風機からの風は室内21に
風速を上げて吹き込まれるようになっている。
【0021】又、送風機からの風が加熱冷却手段により
加熱もしくは冷却されているときは、図6に示すよう
に、コントローラ27からの信号により駆動部26が作
動して可動シャッター242が下降し、流路が拡大さ
れ、加熱もしくは冷却された風は室内21に比較的低速
で吹き込まれるようになっている。
【0022】〔発明の実施例の形態2の作用〕次に、図
5、6に示す本発明空気調和装置の作用について説明す
る。加熱冷却手段33が作動しないときには、図5に示
すように、可動シャッター242が上昇し、吹出口22
が絞り込まれるように制御されているので、冬季におい
て、吸気口12から冷気を吸引し、冷気が送風機3を経
由して吹出口22から室内21に吹き込まれても、冷気
による風は高速であるから、室内の空気を攪乱し室内の
下方に冷気が溜まることがなく、快適性を損なうことが
ない。
【0023】又、図5、6に示す本発明空気調和装置に
おいては、本体Aが外壁1と内壁2との間に収納された
壁埋め込み型になっているので、外壁1及び内壁2から
の突出物がなくて体裁がよい。
【0024】以上、本発明の実施の形態を図について説
明したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計変更は本発明に含まれる。例えば、開口面積制
御手段を絞り込むように制御するのは、加熱冷却装置の
不作動時のみならず、外気温が予め設定した温度以下で
あり、且つ、室温と吹出口からの風の温度との差の絶対
値が予め設定した温度以上であって、且つ、室温が吹出
口からの風の温度よりも高い場合においても開口面積制
御手段を絞り込むように制御するようにしてもよい。
【0025】又、図5、6に示すシャッターのように、
一方のシャッターのみを可動とする代わりに双方を可動
としてもよい。本発明空気調和装置は、図示のように壁
埋め込み型のみならず、壁以外への組み込み型、据え置
き型、壁掛け型であってもよい。又、吹出口には、開口
面積制御手段の他に吹出口から吹き出す風の向きを上向
きに制御する手段が併せて備えられていてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明空気調和装置にお
いては、吹出口から吹き出す空気が加熱冷却装置により
加熱されていないときに、外気吸気口から冷気が取り入
れられたときにおいても、吹出口の開口面積制御手段が
絞り込み制御手段により絞り込まれ、吹出口から室内に
吹き出される空気流の流速が早まり、冷気は速い空気流
により室内の下方に溜まることがなく攪乱されるので、
室内の快適性を阻害することがない。
【0027】請求項2記載の本発明空気調和装置におい
ては、壁埋め込み型になっているので、壁からの突出物
がなくて体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明空気調和装置の一例を示す説明図。
【図2】図1に示す本発明空気調和装置の要部を示す説
明図。
【図3】図1に示す本発明空気調和装置の要部の他の作
動形態を示す説明図。
【図4】図1に示す本発明空気調和装置の要部の更に他
の作動形態を示す説明図。
【図5】本発明空気調和装置の他の一例の要部を示す説
明図。
【図6】図5に示す本発明空気調和装置の他の作動形態
を示す説明図。
【符号の説明】
A 本体 1 外壁 11 室外 12 吸気口 2 内壁 21 室内 22 吹出口 23 還気口 24 開口面積制御手段 26 駆動部 27 コントローラ 3 送風機 31 吸込側 32 吸気還気配分制御部 33 加熱冷却手段 34 吹出側

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外に連通する外気吸気口と、室内に連
    通する還気口及び吹出口とが設けられた本体内部に送風
    機が設けられ、送風機の吸込側が外気吸気口及び還気口
    に連通され、送風機の吹出側が吹出口に連通され、送風
    機の吹出側には吹出口から吹き出す空気を加熱又は冷却
    する加熱冷却装置が設けられた空気調和装置において、
    吹出口には吹出口の開口面積制御手段が設けられ、開口
    面積制御手段には加熱冷却装置の不作動時に吹出口の開
    口面積を絞り込むように制御する絞り込み制御手段が設
    けられていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 壁埋め込み型になっている請求項1記載
    の空気調和装置。
JP7223537A 1995-08-31 1995-08-31 空気調和装置 Pending JPH0968339A (ja)

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JP7223537A JPH0968339A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 空気調和装置

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JP (1) JPH0968339A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2855789A1 (fr) * 2003-06-06 2004-12-10 Renault Sa Aerateur de ventilateur automobile
CN104296250A (zh) * 2013-07-17 2015-01-21 松下电器产业株式会社 空气净化器

Cited By (4)

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JP2015021640A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄機
CN104296250B (zh) * 2013-07-17 2019-02-22 松下知识产权经营株式会社 空气净化器

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