JPH0967956A - 破壊防止機能付き免震用積層ゴム - Google Patents

破壊防止機能付き免震用積層ゴム

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JPH0967956A
JPH0967956A JP22413395A JP22413395A JPH0967956A JP H0967956 A JPH0967956 A JP H0967956A JP 22413395 A JP22413395 A JP 22413395A JP 22413395 A JP22413395 A JP 22413395A JP H0967956 A JPH0967956 A JP H0967956A
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JP
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laminated rubber
wire
seismic isolation
rubber
laminated
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JP22413395A
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Atsushi Shotaka
淳 昇高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 想定以上の地震力が加わった場合でも、免震
用積層ゴムが破壊されないようにすることにある。 【解決手段】 免震用積層ゴム10の中空洞37内にワ
イヤー11を通し、その一端をワイヤー固定機構12を
介して免震用積層ゴム10の端部鋼板34,35の一方
に、また他端をワイヤー締付機構13を介して免震用積
層ゴム10の端部鋼板35の他方に連結し、このワイヤ
ー11が積層ゴム本体の想定限度以上の変形を阻止する
ストッパーとして機能するようにして、免震用積層ゴム
の破壊を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破壊防止機能付き
免震用積層ゴムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物と地盤との間に、免震装置と
して積層ゴムを設置して、建物を長周期化し、建物全体
の免震及び防振を図ることが行われている。
【0003】この建物の自重を支持する免震用積層ゴム
30は、図7に示すように、薄い内部ゴム32と内部鋼
板33とを交互に重ね合わせて積層ゴム本体31を構成
し、その両端にフランジとして積層ゴム本体31より大
径の端部鋼板34,35を設け、更に劣化防止用の被覆
ゴム36を被覆したものを、加硫工程に通し、ここで熱
と圧力をかけることにより、ゴム特有の弾性を発現させ
ると同時に、上記被覆ゴム36を内部ゴム32と熱融着
により完全に一体化(加硫接着)させた構造となってい
る。そして、この免震用積層ゴム30の中央には、内部
ゴム32,内部鋼板33及び端部鋼板34,35を同軸
に貫いて中空洞37が設けられている。この中空洞37
は、上記加硫工程において被覆ゴム36を内部ゴム32
と熱融着する際の熱が良くまわるようにするための穴で
ある。
【0004】この免震用積層ゴム30の特徴は、薄い内
部ゴム32と鋼板33,34,35とを交互に重ね合わ
せて加硫接着しているため、鋼板33,34,35がな
い場合に比べて、水平方向の剛性が非常に小さく、ま
た、鉛直荷重に対しては、それと直角方向(水平方向)
に広がろうとするのを鋼鈑33,34,35が拘束する
ので、剛性が高くなる点にある。
【0005】図8(a)に上記免震用積層ゴム30の平
常時の姿態を、図8(b)に地震が加わった際の姿態を
示す。地震が加わった場合、通常は、免震用積層ゴム3
0の水平変位δH が予想される最大値δHmaxの範囲内で
生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記想定した
以上の地震力が加わり、積層ゴム本体31が最大値δHm
axを超えて大きく変形した場合には、上記積層ゴム本体
31が破壊されてしまうという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、想定以上の地震力が加わった場合に積層ゴム本体が
変形し過ぎて破壊されるのを防止するようにした破壊防
止機能付き免震用積層ゴムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、内部ゴムと内部鋼板とを
交互に重ね合わせた積層ゴム本体の中央に中空洞を備え
た免震用積層ゴムにおいて、前記中空洞内にワイヤーを
通し、該ワイヤーの一端をワイヤー固定機構を介して免
震用積層ゴムの上下両端に設けた端部鋼板の一方に連結
し、またワイヤーの他端をワイヤー締付機構を介して前
記端部鋼板の他方に連結し、このワイヤーが積層ゴム本
体の想定限度以上の変形を阻止するストッパーとして機
能するようにした構成のものである。
【0009】ワイヤーの長さは一定であるので、免震用
積層ゴムが地震力で変形を始めて、その変形が予想され
る水平変位δH の最大値δHmax(図8参照)を超えよう
とした時点で、ワイヤーに張力が働き変形を抑制する。
このため、免震用積層ゴムの破壊が防止される。なお、
本明細書においてワイヤーと言った場合、文字どおりの
ワイヤーの他、同じ働きをするロッドの場合も含む広い
意味で使用する。
【0010】請求項2に記載の発明は、内部ゴムと内部
鋼板とを交互に重ね合わせた積層ゴム本体の上下両端に
端部鋼鈑を設け、中央に中空洞を設けた免震用積層ゴム
において、前記端部鋼板の一方にストッパー部材を取り
付けて中空洞内に挿入し、その先端を他方の端部鋼板に
設けた制止係合部内に位置させ、このストッパー部材が
前記制止係合部の内周に当接して積層ゴム本体の想定限
度以上の変形を阻止するようにした構成したものであ
る。
【0011】免震用積層ゴムが予想される水平変位δH
の最大値δHmax(図8参照)を超えて大きく変形しよう
とした場合には、ストッパー部材が、制止係合部の内周
に当接して免震用積層ゴムのそれ以上の変形を阻止し、
以て免震用積層ゴムの破壊を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0013】図1及び図2に示す免震用積層ゴム10
は、基本的には図7で説明したのと同じ構成を有する。
即ち、薄い内部ゴム32と内部鋼板33とを交互に重ね
合わせた積層ゴム本体31の上下両端に、フランジとし
て積層ゴム本体31より大径の端部鋼板34,35を設
け、更に被覆ゴム35を施したものを加硫工程に通して
内部ゴム32と完全に一体化(加硫接着)させた構造と
なっている。そして、この免震用積層ゴム30の中央に
は、内部ゴム32,内部鋼板33及び端部鋼板34,3
5を貫いて中空洞37が設けられている。この中空洞3
7は、上記加硫工程において被覆ゴム36を内部ゴム3
2と熱融着する際の熱が良くまわるようにするための穴
である。
【0014】この免震用積層ゴム10の中空洞37内に
は、破壊防止機能を持たせるべく、ストッパーとしての
ワイヤー11が通されており、該ワイヤー11により免
震用積層ゴム10の上端部鋼板34と下端部鋼板35間
を連結している。その際、免震用積層ゴム10の下端部
鋼板35にはワイヤー固定機構12が、また上端部鋼板
34には締付機構13が設けられる。
【0015】詳述するに、ワイヤー固定機構12を構成
すべく、免震用積層ゴム10の下端部鋼板35には中央
に小孔14aを有する補助板14が重ねて取り付けら
れ、この補助板14に設けた小孔14aに下方からワイ
ヤー11が挿通され、その下端に設けた根球部11aが
小孔14aで阻止されるようになっている。なお、この
ワイヤー固定機構12の部分は下方からハウジング15
で覆われている。
【0016】他方、ワイヤー11の締付機構13を構成
すべく、免震用積層ゴム10の中空洞37の一部を構成
する上端部鋼板34の中央孔34aには、深皿状の補助
板16がその底部を中央孔34a内に嵌め込んだ形で重
ねて取り付けられ、この補助板16の底部に設けた小孔
16aに下方からワイヤー11が通され、その突出端部
(上端部)をネジ17で固定している。このネジ17に
より、ワイヤー11は、その補助板16の底部小孔16
aから抜けるのを阻止される。
【0017】上記のようにして、ワイヤー11は、その
下端部がワイヤー固定機構12により、また上端部が締
付機構13により、免震用積層ゴム10の上端部鋼板3
4と下端部鋼板35間に張り渡される。なお、このワイ
ヤー11には、若干の張力を予め与えておいてもいい
し、全く張力を付加しておかなくてもよい。
【0018】今、上記構成において、免震用積層ゴム1
0の積層ゴム本体31が、予想される水平変位δH の最
大値δHmax(図8参照)を超えて大きく変形しようとし
た場合、図2に示す如く、ワイヤー11によって、上端
部鋼板34と下端部鋼板35間が引張られ、免震用積層
ゴム10はそれ以上の変形が進まなくなる。従って免震
用積層ゴム10の積層ゴム本体31は破壊しない。
【0019】ここで、免震用積層ゴム10の積層ゴム本
体31が地震力で変形を始めて、その変形が進んだ時、
免震用積層ゴム10には鉛直方向の変位(図2に示す下
がり量δv )があるので、ワイヤー11はその上端が締
付機構13の深皿補助板16内で無緊張状態で存在する
ことになり、この状態下では免震用積層ゴム10の変形
動作を阻害しない。しかし、免震用積層ゴム10が、予
想される水平変位δHの最大値δHmax(図8参照)を超
えて大きく変形しようとした場合、図2に示す如く、ワ
イヤー11は上記無緊張状態から上下端部鋼板34,3
5間で張固される状態に移行し、免震用積層ゴム10の
変形は阻止される。
【0020】換言すれば、ワイヤー11の長さMは次の
ように定められている。即ち、免震用積層ゴム10の積
層ゴム本体31が地震力で変形を始めて、その変形が進
んだ時、ワイヤー11に加わる張力をなくす免震用積層
ゴム10の鉛直方向の変位(図2に示す下がり量δv )
があるので、これを考慮し、上下端部鋼板34,35間
の間隔から、深皿補助板16の皿底部の深さに対応する
長さ(無緊張長さ)Aだけを差し引いた長さMにすれば
よい。ここで、無緊張長さAを大きくしてワイヤー11
の長さMを小さくすれば、より大きな変形を許容でき
る。
【0021】図3及び図4は、他の実施の形態を示す。
これは、上記破壊防止ストッパーをロッド21を用いて
構成したものである。但し、ここでのロッドは、その働
きがワイヤー11と同じである。つまり、本明細書にお
いて「ワイヤー」と言った場合、ロッドの形態も含まれ
る。
【0022】この実施の形態において、ロッド21に対
する下端のロッド固定機構22は、下端部鋼板35に重
ねて取り付けた補助板24に設けたユニバーサルジョイ
ントの軸受け25と、ロッド21の下端に設けられ軸受
け25に回転自在に支承された根球部21aとで構成さ
れている。そして、この補助板24の軸受け25に設け
た小孔25aに下方からロッド21が挿通され、その下
端に設けた根球部21aが小孔25aで阻止されるよう
になっている。なお、このロッド固定機構22の部分は
下方からハウジング15で覆われている。
【0023】他方、ロッド21に対する上端のロッド締
付機構23は、上端部鋼板34に、その中央孔34aに
皿底部を嵌め込んだ形で深皿状の補助板26を重ねて取
り付け、その補助板26の皿底部に設けたユニバーサル
ジョイントの軸受け27の小孔27aに下方からロッド
21を通し、更に半球体28に通した後、その突出端部
(上端部)をネジ29で固定している。この半球体28
は軸受け27内に回転自在に着座し、これによりロッド
21は、その補助板26から抜けるのを阻止される。
【0024】上記のようにして、ロッド21は、その下
端部及び上端部が、それぞれユニバーサルジョイント構
造としたロッド固定機構22と締付機構23を介して、
免震用積層ゴム10の上端部鋼板34と下端部鋼板35
との間に張り渡される。
【0025】このため、ロッド21の働きは上記ワイヤ
ー11と全く同じである。即ち、ロッド21は、その下
端部及び上端部がユニバーサルジョイントの軸受け2
5,27を中心として自在に回動変位するだけであるた
め、バネ要素としては機能せず、専ら積層ゴム本体31
が予想される水平変位δH の最大値δHmax(図8参照)
を超えて大きく変形しようとした場合に、図4に示す如
く、上下端部鋼板34,35間を引張って免震用積層ゴ
ム10のそれ以上の変形を阻止し、以て免震用積層ゴム
10の破壊を防止する。
【0026】図5及び図6に本発明の更に他の実施の形
態を示す。
【0027】図5の実施の形態は、上記のようにワイヤ
ー11又はロッド21を破壊防止機能のストッパーとし
て用いる代わりに、上端部鋼板34に積層ゴムから成る
円錐状のストッパー部材18を取り付けて中空洞37内
に垂下せしめ、その先端つまり下端を下端部鋼板35の
中空洞37に対応する中央孔35a及び地盤に設けた円
形の窪みとで形成される凹部19内の中央に位置せしめ
たものである。地震時に、免震用積層ゴム10が、予想
される水平変位δH の最大値δHmax(図8参照)を超え
て大きく変形しようとした場合には、図5に示す如く、
ストッパー部材18が凹部19の内縁、ここでは下端部
鋼板35の中央孔35aの内周に当接して免震用積層ゴ
ム10のそれ以上の変形を阻止し、以て免震用積層ゴム
10の破壊を防止する。ストッパー部材18を円錐状と
したのは、ストッパー部材18自体をできるだけ強固な
ものとするためであるが、図1〜図4の形態の場合と異
なり、多少はバネ要素として働いても問題はなく、円錐
形に限らず、円柱形や角柱等の任意の形状のもの又は材
質のものであっても、ストッパー部材18として利用す
ることができる。ここでの実施の形態の場合、円錐状の
ストッパー部材18は積層ゴムから成り、若干バネ要素
として働く。
【0028】図6は、下端部鋼板35の中空洞37に対
応する中央孔35aに起立縁20を形成し、該起立縁2
0の内周により形成される凹部19内に、積層ゴムから
成るストッパー部材18の先端が位置し、地震時には凹
部19の内周縁に積層ゴムから成るストッパー部材18
が当接して免震用積層ゴム10のそれ予想限度以上の変
形を阻止し、以て免震用積層ゴム10の破壊を防止する
ようにしたものである。この実施の形態では、下端部鋼
板35の中央孔35aに起立縁20を設けているため、
ストッパー部材18は、図5の場合と異なり、中空洞3
7の軸方向の全長に亘る長さで延在している必要が無
く、また地盤に凹所19を形成する必要もない。従っ
て、破壊防止機能を構成するストッパー部材18は、図
5の場合より短くなる分だけ水平方向の剛性が大きくな
ると共に、組立工程が非常に簡略化される利点を有す
る。
【0029】上記では、逆円錐状のストッパー部材18
を上端部鋼板34側に取り付けたが、下端部鋼板35に
逆円錐状のストッパー部材18を取り付け、上端部鋼板
34側にてその移動阻止を行わせる構成とすることもで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上要するに、請求項1に記載の発明に
よれば、免震用積層ゴムの中空洞内にワイヤーを通し、
ワイヤー固定機構及びワイヤー締付機構を介して免震用
積層ゴムの上下端部鋼板間を連結し、このワイヤーが積
層ゴム本体の想定限度以上の変形を阻止するストッパー
として機能するようにしたので、想定以上の地震力が加
わった場合には、ワイヤーに張力が働いて変形を抑制で
き、免震用積層ゴムの破壊を防止することができる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、一
方の端部鋼板に積層ゴムから成るストッパー部材を取り
付けて中空洞内に挿入し、その先端を他方の端部鋼板に
設けた制止係合部内に位置させたので、免震用積層ゴム
が予想限度以上に大きく変形しようとした場合には、ス
トッパー部材が端部鋼板の制止係合部の内周に当接して
免震用積層ゴムのそれ以上の変形を阻止し、免震用積層
ゴムの破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による破壊防止機能付き免震用積層ゴム
の実施の形態を示した断面図である。
【図2】図1の免震用積層ゴムの地震による変形を示し
た断面図である。
【図3】本発明による破壊防止機能付き免震用積層ゴム
の他の実施の形態を示した断面図である。
【図4】図3の免震用積層ゴムの地震による変形を示し
た断面図である。
【図5】本発明による破壊防止機能付き免震用積層ゴム
の更に他の実施の形態を示した断面図である。
【図6】図5の免震用積層ゴムの地震による変形を示し
た断面図である。
【図7】従来の免震用積層ゴムの断面を示した図であ
る。
【図8】従来の免震用積層ゴムの平常時と地震力が加わ
った場合とを示した図である。
【符号の説明】
10 免震用積層ゴム 11 ワイヤー 11a 根球部 12 ワイヤー固定
機構 13 ワイヤー締付機構 14 補助板 14a 小孔 15 ハウジング 16 深皿状の補助板 16a 小孔 17 ネジ 18 ストッパー部
材 19 凹部 20 起立縁 21 ロッド 21a 根球部 22 ロッド固定機構 23 ロッド締付機
構 24 補助板 25 ユニバーサル
ジョイントの軸受け 25a 小孔 26 深皿状の補助
板 27 ユニバーサルジョイントの軸受け 27a 小孔 28 半球体 29 ネジ 30 免震用積層ゴ
ム 31 積層ゴム本体 32 内部ゴム 33 内部鋼板 34 上端部鋼板
(フランジ) 34a 中央孔 35 下端部鋼板
(フランジ) 35a 中央孔 36 被覆ゴム 37 中空洞 M ワイヤーの長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部ゴムと内部鋼板とを交互に重ね合わ
    せた積層ゴム本体の中央に中空洞を備えた免震用積層ゴ
    ムにおいて、前記中空洞内にワイヤーを通し、該ワイヤ
    ーの一端をワイヤー固定機構を介して免震用積層ゴムの
    上下両端に設けた端部鋼板の一方に連結し、またワイヤ
    ーの他端をワイヤー締付機構を介して前記端部鋼板の他
    方に連結し、このワイヤーが積層ゴム本体の想定限度以
    上の変形を阻止するストッパーとして機能するようにし
    たことを特徴とする破壊防止機能付き免震用積層ゴム。
  2. 【請求項2】 内部ゴムと内部鋼板とを交互に重ね合わ
    せた積層ゴム本体の上下両端に端部鋼鈑を設け、中央に
    中空洞を設けた免震用積層ゴムにおいて、前記端部鋼板
    の一方にストッパー部材を取り付けて中空洞内に挿入
    し、その先端を他方の端部鋼板に設けた制止係合部内に
    位置させ、このストッパー部材が前記制止係合部の内周
    に当接して積層ゴム本体の想定限度以上の変形を阻止す
    るようにしたことを特徴とする破壊防止機能付き免震用
    積層ゴム。
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