JPH0965491A - 電気−機械変換装置 - Google Patents

電気−機械変換装置

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JPH0965491A
JPH0965491A JP21040695A JP21040695A JPH0965491A JP H0965491 A JPH0965491 A JP H0965491A JP 21040695 A JP21040695 A JP 21040695A JP 21040695 A JP21040695 A JP 21040695A JP H0965491 A JPH0965491 A JP H0965491A
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electrostatic actuator
actuator
electro
electrostatic
mechanical
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JP21040695A
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Inventor
Yasuo Wada
恭雄 和田
Munehisa Mitsuya
宗久 三矢
Tsuneo Ichiguchi
恒雄 市口
Tomihiro Hashizume
富博 橋詰
Seiji Heike
誠嗣 平家
Maaku Ratobitsuchi
ラトビッチ・マーク
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 格段に小型で、かつ高効率な電気−機械変換
を可能にする装置を提供すること。 【構成】 集積化静電アクチュエータと、該集積化静電
アクチュエータにより動かされる可動部分と、該可動部
分に接続され機械的動作可能な部分を少なくとも具備す
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロマシン技術に
より作成した集積化静電アクチュエータによる電気-機
械変換装置に関するもので、更に詳述すれば、電気信号
を機械的な動きに、あるいは逆に機械的な動きを電気信
号に変換する超小型システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気-機械変換装置は、例えばマ
イクロフォン、スピーカーなどのように、電磁石に流れ
る電流変化を機械的な動きに変換したり、逆に機械的な
動きを電流変化に変換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電磁石を用いた従来方式では電気エネルギ、あるい
は機械エネルギの変換効率が低く、またダイナミックレ
ンジも小さいという問題点があった。更に従来の変換シ
ステムでは、寸法が電磁石で制限されるため、超小型化
は不可能であった。これらの原因はいずれも電線を多数
回巻いた電磁石を用いることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
技術の問題点を解決するためになされたもので、マイク
ロマシン技術により作成した集積化静電アクチュエータ
による電気-機械変換方式により、変換効率の高い、か
つダイナミックレンジも大きな変換を可能にするもので
ある。すなわち、集積化静電アクチュエータを用いた、
電気信号を機械的な動きに、あるいは逆に機械的な動き
を電気信号に変換する超小型システムを提案するもので
ある。
【0005】
【作用】本発明によるマイクロマシン技術により作成し
た集積化静電アクチュエータによる電気-機械変換方式
は、図1に示したように、集積化静電アクチュエータ1
と、これに信号および電力を供給する電源および制御装
置2と、信号、電力供給接続部3と、該集積化アクチュ
エータ1と該可動部4をつなぐ伝達部分5からなる。該
静電アクチュエータ1に該電源および制御装置2より駆
動用の電力を供給しつつ動作信号を該接続部3を通して
伝達すると、該静電アクチュエータ1はその動作信号に
したがった機械的な運動を該伝達部分5を通して可動部
4に伝え、該可動部を動かす。
【0006】逆に、該可動部4の動きは、該伝達部5を
通して該静電アクチュエータ1に伝達され、この可動部
4の動きに対応した電気信号が該静電アクチュエータ1
によって生成され、接続部3を通して制御装置2に伝え
られ、信号として取り出される。該静電アクチュエータ
1には実効上充電電流のみが流れるため、効率は非常に
高くすることが可能になり、従来のシステムに比較して
高効率化できる。
【0007】また、該静電アクチュエータ1の寸法は、
半導体微細加工技術を用いたマイクロマシン技術により
形成するため非常に小さくできる。例えば最小加工寸法
を0.5μmとすれば、該静電アクチュエータ1本体の
みの寸法は1mm以下にできる。従来のコイルを用いた
構造に比べ、1/10以下の寸法にすることができる。
【0008】
【実施例】
実施例1 本実施例では、静電アクチュエータの構造を開示する。
図2(a)は最も簡単な構造の静電アクチュエータの構
造の模式図で、導電体からなる構造11、12におい
て、櫛の歯状電極13が互いに入れ子状に形成されてい
る状態を示す。該導電体11および12において、各々
の電極間に電圧Vを印加すると、これらの導電体11、
12間に働く力Fは、次式で表される。
【0009】 F=αV (1) で表される。ここでαは比例定数である。
【0010】したがって、該導電体11を固定し、該導
電体11と12の間に電圧Vを印加すると、該導電体1
2の変位xは、式(1)で表される生成される力Fに対
応した次式で表される値が得られる。
【0011】 x=βF (2) ここでβは比例定数である。
【0012】したがって、最終的な変位量xと印加する
電圧Vの関係は、次式で表される。
【0013】 x=αβV (3) 式(3)から、変位量と印加電圧の間に直線関係があ
り、その関係は構造パラメータとして一義的に規定でき
ることがわかる。したがって適当な構造パラメータを設
定することにより、非常に高率の良い電気−機械変換が
可能になることが理論的にも裏付けられる。
【0014】該導電体11、12の櫛の歯状電極13の
基本構造は、図3に断面図で示したように、一平面上に
互い違いに櫛の歯状電極13が形成される。図3の断面
図は図2(a)のA−Aの位置において矢印方向に見た
ものである。これらの櫛の歯状電極13の幅をw1、間
隔をw2とし、簡単のため幅と間隔を同一にすれば、こ
れらの導電体11、12間に働く力Fは、式(1)から
間隔w2を小さくすれば大きくなる。この理由は、電極
間の容量を大きくすることにより、式(1)中のパラメ
ータαが大きくなるためである。したがって、高感度化
のためには間隔w2を小さくする必要がある。
【0015】尚、図3に示した電極断面図では、電極の
幅と厚さがほぼ同一に描いてあるが、必ずしもこれは必
要な条件ではなく、電極の機械的強度、電極の固有周波
数に影響する重量といった評価パラメータにより決めら
れる量である。
【0016】一方、電極間の容量を大きくすると、前述
のように電極容量の充電電流が流れるため、消費電力が
大きくなるという問題点があるため、必要な力と消費電
力の兼ね合いでw2の値を決める必要がある。適当なw
2の値と静電アクチュエータ全体の幅は、一般的に各々
0.1μm〜10μm、および3μm〜1500μm程
度であったが、特に0.2μm〜1μm、および10μ
m〜200μmの範囲のときに超小型化と超高感度化が
同時に達成できた。これらのw2の値と静電アクチュエ
ータ全体の幅の値は、用途により多少差異があることは
いうまでもなく、各々の用途により適切な値を選択でき
る。
【0017】図3に示した構造は、熟練した専門家であ
れば容易に設計可能であり、通常の半導体微細加工技術
により実現可能である。すなわち、シリコンウエハー上
にシリコン酸化膜等の犠牲層を成長し、その上に多結晶
シリコン等の材料からなる薄膜を堆積、加工後、前記シ
リコン酸化膜よりなる犠牲層を除去することにより、所
定の静電アクチュエータ構造を実現できる。
【0018】該静電アクチュエータは、図2(a)、図
3に示したごとく、櫛型電極からなることは必ずしも必
要ではない。例えば、並行平板電極でも同様な作用を得
ることが可能である。しかし、櫛型電極構造、あるいは
これに類似した構造が最も効率が高いことは明らかであ
る。例えば図2(b)に示したごとく、固定電極14お
よび16の間に可動電極15を各々櫛型電極が互いに入
れ子になるよう形成した構造も有効である。
【0019】このような櫛型電極構造は、ここに示した
ように横方向のみでなく、縦方向にも形成できる事は明
らかである。また、電圧の印加方法についても、単に一
方の電極を接地し、両電極間に電圧を印加する方法のみ
でなく、例えば、図2(a)において、導電体からなる
構造11を固定し、導電体からなる構造12をバネ構造
で図面平面上の例えば右方向に変位させ、その変位量を
該導電体からなる構造11、12間に印加する電圧によ
って補償することにより、通常であれば電極間距離を小
さくする、図面右方向のみに作動する該静電アクチュエ
ータの導電体からなる構造12を、図面平面上の左右両
方向に動作させることを可能にする。
【0020】図2(b)においては、導電体からなる構
造15を接地電位にし、導電体からなる構造14および
導電体からなる構造16に各々正負の電圧を印加する方
法等、電圧の印加方法によって、該静電アクチュエータ
の適切な動作が可能になる。この場合、構造14、16
を構造上固定位置となるようにし、構造15から連結腕
を出して、構造15の動きを利用できるようにすれば良
い。
【0021】実施例2 本実施例では静電アクチュエータを用いたスピーカーの
構造を開示する。図4は静電アクチュエータ21と、こ
れに連結部分22を介して機械的に連結されたスピーカ
ー23からなる構造を示している。該静電アクチュエー
タ21に、信号発生器24から、ケーブル25を通して
電気的な信号を入力すると、該静電アクチュエータ21
は、該電気的な信号にしたがって作動する。この機械的
作動を該連結部分22を介して該スピーカーに伝達し、
最終的に信号発生器からの電気信号は音となる。
【0022】本実施例ではw2を0.3μmとし、静電
アクチュエータ全体の幅を約100μmとすることによ
り一般的に十分な力を発生させることができた。この場
合には該静電アクチュエータ21の固有振動数は、約3
0kHzと十分に高くできるため、低音から高音まで広
い範囲で完全な周波数応答が得られた。一方、大型のス
ピーカーを実現するためには該静電アクチュエータ21
を大きくする必要があることは言うまでもないが、この
時には固有周波数が小さくなるため、高音に対する応答
は小さくなる。
【0023】図4に示した静電アクチュエータ21の詳
細な構造を図5に示す。櫛型電極31からなる静電アク
チュエーターと、該静電アクチュエーターに接続された
連結部分32、振動板33が、枠34に固定された状態
を示す。該櫛型電極31の機械的振動が、振動板33を
作動させ、音のエネルギに変化する。該振動板33の材
質は、振動周波数応答の良好なものであれば良く、例え
ばダイアモンド、紙、プラスチック、金属等が使える。
また連結部分32の材質は、振動によって変形を起こさ
ず、かつ振動の減衰の原因にならないものを用いること
が必要である。例えばセラミック、硬質プラスチック等
を用いることができるが、この材料は必ずしも本発明の
必須用件ではない。
【0024】実施例3 本実施例では静電アクチュエータを用いたマイクロフォ
ンの構造を開示する。図6は振動板41、連結構造4
2、静電アクチュエータ43、電気信号伝達部分44お
よび電気信号制御装置45よりなる構造において、外部
からの音は、該振動板41により機械的な動きに変換さ
れ、連結機構42により静電アクチュエータ43に伝達
される。静電アクチュエータ43により機械的振動が電
気信号に変換され、この電気信号が該電気信号伝達部分
44を通って電気信号制御装置45に到達し、外部に電
気信号として取り出される。
【0025】静電アクチュエータ43による機械的振動
の電気信号への変換は、櫛型電極の作動による静電容量
の計測によって行えることは言うまでもないが、より高
精度な変換方法は、トンネル電流の計測によるものであ
る。これを詳細に説明すると、図7に示した構成におい
て、振動板53に励起された振動は、連結構造52によ
って櫛型電極51からなる静電アクチュエータに伝達さ
れる。該櫛型電極51には、探針として機能する部分5
5及び対向電極として機能する部分56が具備されてお
り、該探針として機能する部分55及び対向電極として
機能する部分56の間に流れるトンネル電流が一定にな
るよう、該櫛型電極51の間に印加される電圧を制御す
れば、わずか0.1nm以下程度の該振動板53の動き
を検出して、電気信号に変換可能であるため、非常に高
感度なマイクロフォンを実現可能である。したがって、
従来不可能であった極微小な空気振動も検出できるよう
になるため、その工学的意味は大きい。
【0026】実施例4 本実施例では静電アクチュエータを用いた超小型ラジオ
の構造を開示する。図8は受信機74、電気信号伝達部
分75、静電アクチュエータ71、機械的連結部72、
スピーカー73からなる構造において、該受信機74に
より受信された電波は、電気信号に変換され、電気信号
伝達部分75を通って静電アクチュエータ71を動作さ
せる。静電アクチュエータ71で発生した機械的振動
は、機械的連結部72を動かし、スピーカー73に振動
として伝えられる。該スピーカー73に伝えられた振動
は、音として空気を振動させ、本装置はラジオとして機
能する。
【0027】本発明による超小型ラジオの特徴は、寸法
が小さく、消費電力も最小に押さえられる点である。例
えば、該受信機74、電気信号伝達部分75、静電アク
チュエータ71、機械的連結部72、スピーカー73を
半導体加工技術により、同一チップ上に形成すれば、全
体を数ミリメートル角以内の面積に集積可能である。ま
た、駆動用の電池も小さくてすみ、太陽電池などの形に
して、該チップ上に集積することも可能である。例えば
本実施例では、最小加工寸法0.5μmの集積回路技術
により、チップ寸法3mm角に全ての機能を集積でき
る。本発明による超小型ラジオを筆記用具の先端に取り
付けパーソナルバックグランドミュージック用に用いる
ことができる。また、イヤリングの形にして直接耳の近
くに置き、個人用ラジオとして使用することも可能にな
る。従来のようにイヤフォンおよびラジオ本体といった
など持ち運びに不便な形状のものを用いる必要がなく、
かつエネルギが小さくて済むことから効率が高く、省エ
ネルギにもなるため、工学的な意味は大きい。
【0028】実施例5 本実施例では静電アクチュエータを用いた一チップ走査
トンネル顕微鏡の構造を開示する。図9は第一の静電ア
クチュエータ81と、第二の静電アクチュエータ82が
各々連結構造83および84により探針85に連結され
ており、各々該静電アクチュエータ81、82は一方の
電極が枠86に固定されている状態を示す。さらに第三
の静電アクチュエータ(図示せず)を図9紙面の上下方
向に形成してある。このような構造においては、該探針
85は、該第一の静電アクチュエータ81と、第二の静
電アクチュエータ82により各々図9紙面の左右方向お
よび上下方向に動かされ、、また第三の電極により図9
紙面の上下方向に動かされる。このような構造にするこ
とにより、静電アクチュエータを用いた三次元動作可能
な走査トンネル顕微鏡が実現できる。
【0029】図9に開示した三次元動作可能な走査トン
ネル顕微鏡を用い、一チップ走査トンネル顕微鏡を構成
可能である。図10はこの構成図を示したもので、一チ
ップ走査トンネル顕微鏡チップ91上に、図9に示した
三次元動作可能な走査トンネル顕微鏡92、該三次元動
作可能な走査トンネル顕微鏡92の制御回路装置93、
該制御回路装置動作に必要な記憶装置94、該制御回路
装置93および記憶装置94を駆動するに必要な電気エ
ネルギを発生し、あるいは/および蓄える電源装置95
からなる。必要により、該制御回路装置93あるいは/
および記憶装置94には通信機能を持たせることも可能
である。すなわち、該一チップ走査トンネル顕微鏡の取
得するデータ、あるいは該一チップ走査トンネル顕微鏡
の動作を指令する信号を送受信する機能を持たせること
も可能である。これらの機能を持たせることにより、該
一チップ走査トンネル顕微鏡を、外部との電線による接
続なしに動作させ、また取得したデータを取り込むこと
が可能になるため、動作の自由度が飛躍的に増大する。
【0030】実施例6 本実施例では静電アクチュエータを用いた、超小型の記
録再生装置を開示する。図11は第一の静電アクチュエ
ータ101と、第二の静電アクチュエータ102が各々
連結構造103および104により探針105に連結さ
れており、各々該静電アクチュエータ101、102は
一方の電極が枠106に固定されている状態を示す。さ
らに第三の静電アクチュエータ(図示せず)を図9紙面
の上下方向に形成してある。このような構造において
は、該探針105は、該第一の静電アクチュエータ10
1と、第二の静電アクチュエータ102により各々図9
紙面の左右方向および上下方向に動かされ、、また、図
示されていない第三の電極により図9紙面の上下方向に
動かされる。該探針105に対向するように情報記録媒
体107を設置してある。該探針105により、該情報
記録媒体107に情報を記録し、あるいは該情報記録媒
体107に記録してある情報を読みだすことができる。
【0031】図12は図11で開示した超小型の記録再
生装置を用いた超小型音楽再生装置の構成図である。チ
ップ111上に図11で開示した超小型の記録再生装置
113、制御回路114、制御回路用記憶回路115、
電源112、さらに図4で開示したスピーカー116を
具備している。チップ111全体の寸法は最小寸法0.
5μmの微細加工技術を用いることにより約3mm角に
することができる。このチップ111を耳に固定するこ
とにより、従来のような大がかりな装置でなくなるた
め、超小型音楽再生装置の何の違和感もない装着が可能
になる。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例に示したように、本発明に
よれば、集積化静電アクチュエータによる超小型電気−
機械変換装置を実現できる。またこの技術を応用するこ
とにより、従来よりも格段に小型で、かつ高効率な電気
−機械変換を可能にするるため、その技術的、経済的効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロマシン技術により作成し
た集積化静電アクチュエータによる電気-機械変換方式
を示す図。
【図2】(a)は最も簡単な構造の静電アクチュエータ
の構造を示す図。(b)は固定電極の間に可動電極を各
々櫛型電極が互いに入れ子になるよう形成した静電アク
チュエータの構造を示す図。
【図3】櫛型固定電極と櫛型可動電極の導電体部分の断
面基本構造を示す図。
【図4】静電アクチュエータを用いたスピーカーの構造
を示す図。
【図5】図4に示した静電アクチュエータの詳細な構造
を示す図。
【図6】静電アクチュエータを用いたマイクロフォンの
構造を示す図。
【図7】トンネル電流の計測による、静電アクチュエー
タによる機械的振動の電気信号への変換方式の原理を示
す図。
【図8】静電アクチュエータを用いた超小型ラジオの構
造を示す図。
【図9】静電アクチュエータを用いた一チップ走査トン
ネル顕微鏡の構造を示す図。
【図10】三次元動作可能な走査トンネル顕微鏡を用い
た、一チップ走査トンネル顕微鏡の構成図。
【図11】静電アクチュエータを用いた、超小型の情報
記録再生装置の構造を示す図。
【図12】図11で開示した超小型情報記録再生装置を
用いた超小型音楽再生装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1、21、43、71、81、82、101、102:
集積化静電アクチュエータ、2:電源および制御装置、
3、22、32、42、52、72、83、84、9
5、103、104:連結部、4:可動部、5、25、
44、75:信号伝達部分、11、12:導電体、1
3、14、15、16、31、51:電極、23、7
3:スピーカー、24、45、93、94:信号制御装
置、33、41、53:振動板、34、86、106:
枠、55、85、105:探針、56:対向電極、7
4:受信機、91:一チップ走査トンネル顕微鏡チッ
プ、92:三次元動作可能な走査トンネル顕微鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋詰 富博 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 (72)発明者 平家 誠嗣 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 (72)発明者 ラトビッチ・マーク 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部と可動部とが対向して配置され、両
    者の間に作用する静電力を制御して相対的な移動量を制
    御されるアクチュエータを具備したことを特徴とする電
    気−機械変換装置。
  2. 【請求項2】前記静電アクチュエータは、マイクロマシ
    ン技術により集積化された形に作成されたこと請求項1
    記載の電気−機械変換装置。
  3. 【請求項3】固定部、前記固定部に対向して配置された
    可動部を備え、両者の間に作用する静電力を制御して相
    対的な移動量を制御されるアクチュエータを具備すると
    ともに、前記可動部と連携されて変位する変動部位を備
    え、該変動部位の一部は前記固定部を保持する支持部材
    と機械的に連携した部材に保持されることを特徴とする
    電気−機械変換装置。
  4. 【請求項4】前記静電アクチュエータは、マイクロマシ
    ン技術により集積化された形に作成されたこと請求項3
    記載の電気−機械変換装置。
  5. 【請求項5】前記固定部と対向して配置された可動部と
    の相対的な移動量がトンネル電流変化として検出される
    請求項1ないし4のいずれかに記載された電気−機械変
    換装置。
JP21040695A 1995-08-18 1995-08-18 電気−機械変換装置 Pending JPH0965491A (ja)

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US08/696,089 US5801472A (en) 1995-08-18 1996-08-13 Micro-fabricated device with integrated electrostatic actuator
US09/090,942 US6366340B1 (en) 1995-08-18 1998-06-05 Electron exposure apparatus
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