JPH0964937A - 通信制御装置、通信制御方法および該通信制御装置を使用した通信システム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法および該通信制御装置を使用した通信システム

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JPH0964937A
JPH0964937A JP7217458A JP21745895A JPH0964937A JP H0964937 A JPH0964937 A JP H0964937A JP 7217458 A JP7217458 A JP 7217458A JP 21745895 A JP21745895 A JP 21745895A JP H0964937 A JPH0964937 A JP H0964937A
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Toshihiro Suzuki
俊宏 鈴木
Noritoshi Izumi
法俊 出水
Jiro Iimura
二郎 飯村
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信データの上りと下りを簡単な構成により
別回線として経路制御することができ、これにより上り
と下りのデータの通信量のアンバランスの問題を解消し
て回線の有効利用を図ることができるようにした通信制
御装置、通信制御方法および該通信制御装置を使用した
通信システムを提供する。 【解決手段】 加入電話網(30)を使用した第1の回
線を用いた相手先に対する呼出手順で相手先のアドレス
を示す第1のアドレスと通信衛星(40)を使用した第
2の回線を用いた自己のアドレスを示す第2のアドレス
とを指定し、この指定された第1のアドレスにより第1
の回線を介する第1の経路を形成して相手先に対する上
りの通信を行うとともに、第2のアドレスにより第2の
回線を介する第2の経路を形成して相手先からの下りの
通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
等を利用してクライアント等がサーバ等との間で通信を
行う通信制御装置、通信制御方法および該通信制御装置
を使用した通信システムに関し、特に1つの呼で上りと
下りで伝送するデータ量が著しく異なる通信に適用して
好適な通信制御装置、通信制御方法および該通信制御装
置を使用した通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用は飛躍的に
増大している。特に、画像の符号化方式であるモザイク
方式、フォトグラフィック方式、ジオメトリック方式等
の開発により、クライアント、サーバ形式でのデータベ
ースアクセスサービスの普及が目覚ましい。
【0003】ところで、このクライアント、サーバ形式
でのデータベースアクセスサービスにおいては、クライ
アントからサーバへの上りの通信の転送データ量が少な
いのに対して、サーバからクライアントへの下りの通信
の転送データ量が格段に多いという通信量のアンバラン
スが生じ、回線の有効利用の面からは好ましくないとい
う問題が生じる。
【0004】そして、この傾向は、転送データのマルチ
メディア化に伴い、画像、音声データの転送が増えれば
益々促進されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、インタ
ーネットを利用してクライアント、サーバ形式でのデー
タベースアクセスサービスを受ける通信システムを構築
する場合、クライアントからサーバへの上りの通信の転
送データ量とサーバからクライアントへの下りの通信の
転送データ量とは大きく異なり、この上りと下りの通信
量のアンバランスにより回線の有効利用を図ることがで
きないという問題がある。
【0006】そこで、回線の有効利用を図るために、上
りと下りの回線を別々にすることが考えられているが、
現在、呼設定を伴う1つの呼で、すなわち、データの送
受形式が放送形式ではなく、1つの呼に対してACK
(肯定応答)とNACK(否定応答)で確認をとって通
信を行う通信形式で、上りと下りを簡単に別回線として
経路制御する手法は否だ存在しない。
【0007】すなわち、クライアントの加入者線は上り
と下りが同一回線であり、ここでクライアントの加入者
線の上りと下りを簡単に別回線として経路制御する手法
は従来存在しないので、上記通信量のアンバランスの問
題は解決できず、回線の有効利用の面からは好ましくな
いという問題が生じていた。
【0008】そこで、この発明は、通信データの上りと
下りを簡単な構成により別回線として経路制御すること
ができ、これにより上りと下りのデータの通信量のアン
バランスの問題を解消して回線の有効利用を図ることが
できるようにした通信制御装置、通信制御方法および該
通信制御装置を使用した通信システムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、第1の通信速度で通信を行う第1の回
線と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通
信を行う第2の回線とを収容し、上記第1の回線および
上記第2の回線を収容するとともに第1のサーバを有す
るインターネット網に接続された第2のサーバとデータ
の送受信を行う通信制御装置において、自装置から上記
第1の回線を用いて上記第1のサーバを介する上記第2
のサーバに対する呼設定に際して宛先アドレスとして上
記第2のサーバのアドレスを設定するとともに、送り元
アドレスとして上記第2の回線を介するアドレスを指定
するアドレス指定手段と、上記第2のサーバから自装置
へのデータ伝送に際して、上記アドレス指定手段により
設定された上記第2の回線を介するアドレスにより上記
第2のサーバを上記インターネット網、上記第2の回線
を介して自装置に接続する経路を決定する経路決定手段
と、上記経路決定手段により決定された上記第2の回線
を介する経路により上記第2のサーバから自装置へのデ
ータ伝送を行うデータ伝送手段と、を具備することを特
徴とする。
【0010】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い第2の
通信速度で通信を行う衛星回線とを収容し、上記電話回
線および上記衛星回線を収容するとともに第1のサーバ
を有するインターネット網に接続された第2のサーバと
データの送受信を行う通信制御装置において、自装置か
ら上記電話回線を用いて上記第1のサーバを介する上記
第2のサーバに対する呼設定に際して宛先アドレスとし
て上記第2のサーバのアドレスを設定するとともに、送
り元アドレスとして上記衛星回線を介するアドレスを指
定するアドレス指定手段と、上記第2のサーバから自装
置へのデータ伝送に際して、上記アドレス指定手段によ
り設定された上記衛星回線を介するアドレスにより上記
第2のサーバを上記インターネット網、上記衛星回線を
介して自装置に接続する経路を決定する経路決定手段
と、上記経路決定手段により決定された上記衛星回線を
介する経路により上記第2のサーバから自装置へのデー
タ伝送を行うデータ伝送手段と、を具備することを特徴
とする。
【0011】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い第2の
通信速度で通信を行う衛星回線とを収容し、上記電話回
線および上記衛星回線を収容するとともに第1のサーバ
を有するインターネット網に接続された第2のサーバと
データの送受信を行う通信制御装置において、自装置か
ら上記電話回線を用いて上記第1のサーバを介する上記
第2のサーバに対する呼設定に際して宛先アドレスとし
て上記第2のサーバのアドレスを設定するとともに、送
り元アドレスとして上記衛星回線を介する自己または別
のアドレスを指定するアドレス指定手段と、上記第2の
サーバから自装置へのデータ伝送に際して、上記アドレ
ス指定手段により設定された上記衛星回線を介するアド
レスにより上記第2のサーバを上記インターネット網、
上記衛星回線を介して自装置に接続する経路を決定する
経路決定手段と、上記経路決定手段により決定された上
記衛星回線を介する経路により上記第2のサーバから自
装置へのデータ伝送を行うデータ伝送手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0012】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う第1の回線と、上記第1の通信速度より早い第2
の通信速度で通信を行う第2の回線とを収容する通信制
御装置において、上記第1の回線を用いた相手先に対す
る呼出手順で相手先のアドレスを示す第1のアドレスと
上記第2の回線を用いた自己のアドレスを示す第2のア
ドレスとを指定するアドレス指定手段、を具備し、上記
アドレス指定手段により指定された上記第1のアドレス
により上記第1の回線を介する第1の経路を形成して上
記相手先に対する上りの通信を行うとともに、上記第2
のアドレスにより上記第2の回線を介する第2の経路を
形成して上記相手先からの下りの通信を行うことを特徴
とする。
【0013】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い第2の
通信速度で通信を行う衛星回線とを収容する通信制御装
置において、上記電話回線を用いた相手先に対する呼出
手順で相手先のアドレスを示す第1のアドレスと上記衛
星回線を用いた自己のアドレスを示す第2のアドレスと
を指定するアドレス指定手段、を具備し、上記アドレス
指定手段により指定された上記第1のアドレスにより上
記電話回線を介する第1の経路を形成して上記相手先に
対する上りの通信を行うとともに、上記第2のアドレス
により上記衛星回線を介する第2の経路を形成して上記
相手先からの下りの通信を行うことを特徴とする。
【0014】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い第2の
通信速度で通信を行う衛星回線とを収容するクライアン
トと、上記電話回線および上記衛星回線を収容するとと
もに第1のサーバを有するインターネット網と、上記イ
ンターネット網に接続された第2のサーバと、を具備す
る通信システムにおいて、上記クライアントから上記電
話回線を用いて上記第1のサーバを介する上記第2のサ
ーバに対する呼設定に際して宛先アドレスとして上記第
2のサーバのアドレスを設定するとともに、送り元アド
レスとして上記衛星回線を介するアドレスを指定するア
ドレス指定手段と、上記第2のサーバから上記クライア
ントへのデータ伝送に際して、上記アドレス指定手段に
より設定された上記衛星回線を介するアドレスにより上
記第2のサーバを上記インターネット網、上記衛星回線
を介して上記クライアントに接続する経路を決定する経
路決定手段と、上記経路決定手段により決定された上記
衛星回線を介する経路により上記第2のサーバから上記
クライアントへのデータ伝送を行うデータ伝送手段と、
を具備することを特徴とする。
【0015】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う第1の回線と、上記第1の通信速度より早い第2
の通信速度で通信を行う第2の回線とを収容するクライ
アントと、上記第1の回線および上記第2の回線を収容
するとともに第1のサーバを有するネットワークと、上
記ネットワークに接続された第2のサーバと、を具備す
る通信システムにおいて、上記クライアントから上記第
1の回線を用いて上記第1のサーバを介する上記第2の
サーバに対する呼設定に際して宛先アドレスとして上記
第2のサーバのアドレスを設定するとともに、送り元ア
ドレスとして上記第2の回線を介するアドレスを指定す
るアドレス指定手段と、上記第2のサーバから上記クラ
イアントへのデータ伝送に際して、上記アドレス指定手
段により設定された上記第2の回線を介するアドレスに
より上記第2のサーバを上記ネットワーク、上記第2の
回線を介して上記クライアントに接続する経路を決定す
る経路決定手段と、上記経路決定手段により決定された
上記第2の回線を介する経路により上記第2のサーバか
ら上記クライアントへのデータ伝送を行うデータ伝送手
段と、を具備することを特徴とする。
【0016】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う第1の回線と、上記第1の通信速度より早い第2
の通信速度で通信を行う第2の回線とを収容するクライ
アントと、上記第1の回線および上記第2の回線を収容
するインターネット網に接続されるサーバとの間で通信
を行う通信制御方法において、上記クライアントを上記
第1の回線を介して上記インターネット網に接続する第
1のステップと、上記クライアントから上記インターネ
ット網に対して上記サーバのアドレスを示す第1のアド
レスと上記第2の回線を用いた上記クライアントのアド
レスを示す第2のアドレスを指定する第2のステップ
と、上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上
記インターネット網を介して上記サーバに接続して上記
第1の回線を介する上りの第1の通信路を形成するとと
もに、上記第2のアドレスを用いて上記第2の回線を介
する下りの第2の通信路を形成する第3のステップと、
上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
と、上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み
出したデータを上記第2の通信路を介して送信する第5
のステップと、を具備することを特徴とする。
【0017】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い通信速
度で通信を行う衛星回線とを収容するクライアントと、
上記電話回線および上記衛星回線を収容するインターネ
ット網に接続されるサーバとの間で通信を行う通信制御
方法において、上記クライアントを上記電話回線を介し
て上記インターネット網に接続する第1のステップと、
上記クライアントから上記インターネット網に対して上
記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回
線を用いた上記クライアントのアドレスを示す第2のア
ドレスを指定する第2のステップと、上記第1のアドレ
スを用いて上記クライアントを上記インターネット網を
介して上記サーバに接続して上記電話回線を介する上り
の第1の通信路を形成するとともに、上記第2のアドレ
スを用いて上記衛星回線を介する下りの第2の通信路を
形成する第3のステップと、上記第1の通信路を介して
上記クライアントから上記サーバに対してデータ転送要
求を送信する第4のステップと、上記データ転送要求に
対応して上記サーバから読み出したデータを上記第2の
通信路を介して送信する第5のステップと、を具備する
ことを特徴とする。
【0018】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い通信速
度で通信を行う衛星回線とを収容するクライアントと、
上記電話回線および上記衛星回線を収容するインターネ
ット網に接続されるサーバとの間で通信を行う通信制御
方法において、上記クライアントを上記電話回線を介し
て上記インターネット網に接続する第1のステップと、
上記クライアントから上記インターネット網に対して上
記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回
線を介する自己または別のアドレスを指定する第2のア
ドレスを指定する第2のステップと、上記第1のアドレ
スを用いて上記クライアントを上記インターネット網を
介して上記サーバに接続して上記電話回線を介する上り
の第1の通信路を形成するとともに、上記第2のアドレ
スを用いて上記衛星回線を介する下りの第2の通信路を
形成する第3のステップと、上記第1の通信路を介して
上記クライアントから上記サーバに対してデータ転送要
求を送信する第4のステップと、上記データ転送要求に
対応して上記サーバから読み出したデータを上記第2の
通信路を介して送信する第5のステップと、を具備する
ことを特徴とする。
【0019】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う第1の回線と、上記第1の通信速度より早い第2
の通信速度で通信を行う第2の回線とを収容するクライ
アントと、上記第1の回線および上記第2の回線を収容
するネットワークに接続されるサーバとの間で通信を行
う通信制御方法において、上記クライアントを上記第1
の回線を介して上記ネットワークに接続する第1のステ
ップと、上記クライアントから上記ネットワークに対し
て上記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記第
2の回線を用いた上記クライアントのアドレスを示す第
2のアドレスを指定する第2のステップと、上記第1の
アドレスを用いて上記クライアントを上記ネットワーク
を介して上記サーバに接続して上記第1の回線を介する
上りの第1の通信路を形成するとともに、上記第2のア
ドレスを用いて上記第2の回線を介する下りの第2の通
信路を形成する第3のステップと、上記第1の通信路を
介して上記クライアントから上記サーバに対してデータ
転送要求を送信する第4のステップと、上記データ転送
要求に対応して上記サーバから読み出したデータを上記
第2の通信路を介して送信する第5のステップと、を具
備することを特徴とする。
【0020】また、この発明は、第1の通信速度で通信
を行う電話回線と、上記第1の通信速度より早い第2の
通信速度で通信を行う衛星回線とを収容するクライアン
トと、上記電話回線および上記衛星回線を収容するネッ
トワークに接続されるサーバとの間で通信を行う通信制
御方法において、上記クライアントを上記電話回線を介
して上記ネットワークに接続する第1のステップと、上
記クライアントから上記ネットワークに対して上記サー
バのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回線を用
いた上記クライアントのアドレスを示す第2のアドレス
を指定する第2のステップと、上記第1のアドレスを用
いて上記クライアントを上記ネットワークを介して上記
サーバに接続して上記電話回線を介する上りの第1の通
信路を形成するとともに、上記第2のアドレスを用いて
上記衛星回線を介する下りの第2の通信路を形成する第
3のステップと、上記第1の通信路を介して上記クライ
アントから上記サーバに対してデータ転送要求を送信す
る第4のステップと、上記データ転送要求に対応して上
記サーバから読み出したデータを上記第2の通信路を介
して送信する第5のステップと、を具備することを特徴
とする。
【0021】この発明の通信制御装置では、アドレス指
定手段により、第1の回線を用いた相手先に対する呼出
手順で相手先のアドレスを示す第1のアドレスと第2の
回線を用いた自己のアドレスを示す第2のアドレスとを
指定し、アドレス指定手段により指定された第1のアド
レスにより第1の回線を介する第1の経路を形成して相
手先に対する上りの通信を行うとともに、第2のアドレ
スにより第2の回線を介する第2の経路を形成して相手
先からの下りの通信を行う。
【0022】ここで、上記第1の回線は、有線による電
話回線から構成し、上記第2の回線は、無線による衛星
回線から構成することができる。
【0023】また、上記アドレス指定手段は、インター
ネット網のトランスポート層の通信プロトコルを使用す
る相手先に対する呼出手順で上記第2のアドレスを指定
するように構成することができる。
【0024】また、この発明の通信制御装置では、アド
レス指定手段により、クライアントから第1の回線を用
いて第1のサーバを介する第2のサーバに対する呼設定
に際して宛先アドレスとして第2のサーバのアドレスを
設定するとともに、送り元アドレスとして第2の回線を
介するアドレスを指定し、経路決定手段により、第2の
サーバからクライアントへのデータ伝送に際して、アド
レス指定手段により設定された第2の回線を介するアド
レスにより第2のサーバをインターネット網、第2の回
線を介してクライアントに接続する経路を決定し、デー
タ伝送手段により、経路決定手段により決定された第2
の回線を介する経路により第2のサーバからクライアン
トへのデータ伝送を行う。
【0025】また、この発明の通信制御方法では、クラ
イアントを第1の回線を介してインターネット網に接続
し、次にクライアントからインターネット網に対してサ
ーバのアドレスを示す第1のアドレスと第2の回線を用
いたクライアントのアドレスを示す第2のアドレスを指
定し、この第1のアドレスを用いてクライアントをイン
ターネット網を介して上記サーバに接続して第1の回線
を介する上りの第1の通信路を形成するとともに、第2
のアドレスを用いて第2の回線を介する下りの第2の通
信路を形成し、その後、この第1の通信路を介してクラ
イアントからサーバに対してデータ転送要求を送信し、
このデータ転送要求に対応してサーバから読み出したデ
ータを第2の通信路を介して送信する。
【0026】ここで、上記第1の回線は、有線による電
話回線から構成し、上記第2の回線は、無線による衛星
回線から構成することができる。
【0027】また、上記第1のアドレスおよび第2のア
ドレスの指定は、上記インターネット網のトランスポー
ト層の通信プロトコルを使用する呼出手順で指定するよ
うに構成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる通信制御
装置、通信制御方法および通信システムの実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0029】図1は、この発明に係わる通信制御装置、
通信制御方法および通信システムの一実施例の概略構成
を示したものである。
【0030】図1に示す実施例は、受信側に画像の符号
化方式としてモザイク方式を採用し、インターネット網
21に電話網利用のダイヤルアップIP接続のクライア
ント10(通信制御装置)を配設するとともに、送信側
にインターネット網21に接続されたWWW(World Wi
de Web )サーバ20を配設し、クライアント10からの
データ転送要求によりWWWサーバ20からのデータの
転送サービスを受ける、いわゆるクライアント、サーバ
形式でのデータベースアクセスサービスを受けるもので
ある。
【0031】ここで、インターネット網21には、PP
P(Point to Point Protocol )サーバ21aが設けら
れており、WWWサーバ20が接続されるとともに、衛
星放送を行う通信衛星40に接続するための衛星アダプ
タ(S)22、衛星放送送信局23が設けられている。
【0032】また、クライアント10には、加入電話網
30を介してインターネット網21のPPPサーバ21
aに接続するためのモデム11が設けられているととも
に、通信衛星40により送信されたデータを受信するた
めのアンテナ・チューナ15、デスクランブラ14、衛
星アダプタ(R)13、イーサネット12が設けられて
いる。
【0033】さて、この図1に示した実施例の詳細動作
を説明する前に、この発明の基本的原理に付いて説明す
る。
【0034】すでに述べたように、クライアント、サー
バ形式でのデータベースアクセスサービスにおいては、
一般に、クライアントからサーバへの上り通信の転送デ
ータ量は少ないが、サーバからクライアントへの下り通
信の転送データ量は大量になる。
【0035】そこで、この発明においては、1つのクラ
イアントが低速および高速の2本の加入者線を持ち、1
つの呼で転送データ量の少ないクライアントからサーバ
への上りの通信には低速の加入者線を割り付け、転送デ
ータ量の多いサーバからクライアントへの下りの通信に
は高速の加入者線を割り付けるように通信経路を制御す
る。
【0036】具体的には、クライアントからサーバへの
上りの通信に用いる低速の加入者線としては電話回線を
利用し、サーバからクライアントへの下りの通信に用い
る高速の加入者線としては通信衛星を用いる衛星回線を
利用する。ここで、電話回線のデータ伝送速度は、例え
ば、28.8kbpsと低速であるが、衛星回線のデー
タ伝送速度は、例えば、150kbpsと高速であるた
め、サーバからクライアントへの大量のデータを高速で
転送することができ、これにより上記上りと下りの通信
量のアンバランスによる回線の有効利用を図ることがで
きないという問題を解消することができる。
【0037】ここで、衛星回線はいわゆる放送形式を採
用して他のクライアントと共同利用できるので、システ
ムの加入者線の全体の費用はそれほど高くならない。
【0038】図2は、上記発想の基に構成したこの発明
の概略構成を原理的に図1に対応して示したものであ
る。
【0039】図2に示す構成は、電話網利用のダイヤル
アップIP接続のクライアント10がインターネット網
21を介して接続されたWWWサーバ20にデータ転送
要求を行うことによりクライアント、サーバ形式でのデ
ータベースアクセスサービスを受けるものである。
【0040】ここで、クライアント10からのWWWサ
ーバ20に対するデータ転送要求は電話網を利用した電
話回線30a、インターネット網21を介して用いて行
う。そして、WWWサーバ20からのクライアント10
に対するデータ伝送はインターネット網21、通信衛星
を用いた衛星回線40aを介して行われる。
【0041】ところで、インターネット網21ではTC
P/IP(Transmission Control Protocol/Internet P
rotocol )を利用した通信のプロトコルスタックは図3
に示すようになっている。
【0042】すなわち、このプロトコルスタックは、物
理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポー
ト層を有し、物理層にはイーサネット、専用線、公衆回
線等に関するプロトコルを含み、データリンク層にはM
AC(Media Access Control)レイヤ、PPP(Point
to Point Protocol )、SLIP(Serial Line Interf
ace Protocol)を含み、ネットワーク層にはIP(Inte
rnet Protocol )を含み、トランスポート層にはTCP
(Transmission Control Protocol )を含み、このトラ
ンスポート層の上には「socket」を介して各種アプリケ
ーションが設けられている。
【0043】ここで、MACレイヤは種々のノードが送
るフレームが互いに衝突しないように送信権の制御を行
う機能を有しており、PPPは専用線上でIPを利用す
るために上位プロトコルの識別機能を持ったマルチプロ
トコル向けデータリンクプロトコルであり、SLIPは
非同期回線上でIPを利用するためのプロトコルであ
り、「socket」はトランスポート層の機能をアプリケー
ションプログラムに提供するためのAIP(Applicatio
n Program Interface )である。
【0044】ところで、この発明の通信制御装置および
方法では、上記上りおよび下りの通信経路の制御をTC
P通信プロトコルを利用するアプリケーションプログラ
ムへの機能追加で実現している。
【0045】すなわち、この発明では、クライアント1
0側のアプリケーションプログラムにおいて、トランス
ポート層のTCP通信プロトコルを使用する際の呼び出
し手順を図4に示す従来の手順から図5に示す手順に変
更する。
【0046】図4に示す従来手順において、クライアン
ト10は、まず、ソケット(socket)を生成し(ステッ
プ101)、次に、「connect 」を呼び出してコネクシ
ョンを設定する(ステップ103)。これによりクライ
アント10とサーバ20間が呼接続される。
【0047】ここで、コネクションの実行にはデスティ
ネーション(宛先)アドレスとソース(送り元)アドレ
スが必要となるが、デスティネーションアドレスはアプ
リケーションプログラムにより「connect 」の引数で指
定され、ソースアドレスはTCP/IPプロトコルプロ
グラム内でこれから実際に上り通信で使用する加入者線
のアドレスが自動設定される。すなわち、TCP/IP
プロトコルではクライアント10から送られるソースア
ドレスがサーバ20からの下り通信時のデスティネーシ
ョンアドレスとして使用されるので、これによりサーバ
20からの下り通信は上り通信と同一の加入者線を利用
することになる。
【0048】次に、クライアント10は「write 」を呼
び出してデータ転送要求を送信し(ステップ104)、
次に、「read」を呼び出してサーバ20からの転送デー
タを受信する(ステップ105)。
【0049】そして、サーバ20からの転送データの受
信を終了すると、「close 」を呼び出して呼接続を終了
してソケットを解放し、コネクションを解放し(ステッ
プ106)、このデータベースアクセスサービス処理を
終了する。
【0050】このように、従来手順においては、サーバ
20からの下り通信は上り通信と同一の加入者線を利用
することになり、回線の有効利用を図ることができな
い。
【0051】これに対して、この発明の通信制御装置お
よび方法では図4に示す従来の手順を図5に示す手順に
変更する。
【0052】図5に示すこの発明の通信制御装置および
方法で採用する手順においては、図4に示すステップ1
01のソケット(socket)の生成処理の後に「bind」を
呼び出してソケット(socket)に対する自クライアント
10のアドレスとして下り通信で使用する衛星回線40
aを用いた加入者線のアドレスを指定する処理を行う。
【0053】すなわち、図5に示すこの発明の手順にお
いて、まず、ソケット(socket)を生成し(ステップ2
01)、次に「bind」を呼び出してソケット(socket)
に対する自クライアント10のアドレスとして下り通信
で使用する衛星回線40aを使用した加入者線のアドレ
スを指定する(ステップ202)。
【0054】その後に、「connect 」を呼び出してコネ
クションを設定する(ステップ203)。この場合、デ
スティネーションアドレスは従来手順と同様に設定され
るが、ソースアドレスは上記ステップ202の「bind」
での指定に従う。すなわち、この場合のソースアドレス
は図4に示した従来手順のようにこれから実際に上り通
信で使用する加入者線に対応するアドレスではなく、下
り通信で使用する、衛星回線40aを用いた加入者線の
アドレスが指定される。このために、サーバ20からの
下り通信はサーバ20に対する上り通信とは別の加入者
線が利用されることになる。
【0055】次に、クライアント10は「write 」を呼
び出してデータ転送要求を送信し(ステップ204)、
次に、「read」を呼び出してサーバ20からの転送デー
タを受信する(ステップ205)。
【0056】そして、サーバ20からの転送データの受
信を終了すると、「close 」を呼び出して呼接続を終了
してソケットを解放し、コネクションを解放し(ステッ
プ206)、このデータベースアクセスサービス処理を
終了する。
【0057】このように、この発明の通信制御装置およ
び方法では、「bind」の追加により、クライアント10
からサーバ20へのデータ送出時、ソースアドレスとし
て上り通信用の加入者線のアドレスの代わりに、別の下
り通信用の加入者線のアドレスが設定されるので、これ
によりクライアント10の加入者線を上り、下りで別回
線として経路制御することができる。
【0058】なお、上記説明では、上記上りおよび下り
の通信経路の制御をTCP通信プロトコルを利用するア
プリケーションプログラムへの機能追加で実現している
が、上記クライアント10からサーバ20へのデータ送
出時のソースアドレスとして上り通信用の加入者線のア
ドレスの代わりに、別の下り通信用の加入者線のアドレ
スを設定する処理をTCP/IPプロトコルプログラム
の機能追加で実現することもできる。
【0059】図1に戻り、図1に示すこの発明に係わる
通信制御装置および方法を用いて構成した実施例の通信
システムにおいては、TCP/IP通信プロトコルのヘ
ッダとして図6に示すものを採用する。
【0060】すなわち、この実施例で採用するTCP/
IP通信プロトコルのヘッダはIPヘッダ部とTCPヘ
ッダ部とを有しており、IPヘッダ部には送り元IPア
ドレスと宛先IPアドレスが含まれている。ここで、送
り元IPアドレスとしては上述した下り通信で使用す
る、衛星回線40aを用いた加入者線のアドレス、すな
わち図1に示した通信衛星40を用いる加入者線のアド
レスを指定する。
【0061】ここで、WWWサーバ20のIPアドレス
はネットワークアドレス「A」とホストアドレス「m」
からなる「A+m」からなり、クライアント10の上り
加入者線のIPアドレスはネットワークアドレス「B」
とホストアドレス「n」からなる「B+n」からなり、
クライアント10の下り加入者線のIPアドレスはネッ
トワークアドレス「C」とホストアドレス「l」からな
る「C+l」からなっている。
【0062】ところで、図1において、クライアント1
0は、コンピュータ、例えばワークステーションやパー
ソナルコンピュータから構成され、インターネット網2
1へのダイヤルアップIP接続はモデム11を使い、加
入電話網30経由でインターネット網21のPPPサー
バ21aに接続することにより行われる。
【0063】また、クライアント10における通信衛星
40からの受信は、アンテナ・チューナ15、デスクラ
ンブラ14、衛星アダプタ(R)13、イーサネット1
2経由で行われる。
【0064】なお、クライアント10には、アプリケー
ションプログラム(この実施例ではモザイクプログラ
ム)に対してWWWサーバ20からの下り加入者線とし
て通信衛星40を使用した衛星回線を使用するように機
能追加がなされている。
【0065】具体的には、 1)システムコール呼び出し手順で「connect 」の前に
「bind」を行う処理をいれる 2)「bind」では、ソース(送り元)のIPアドレスと
して下り加入者線、すなわち通信衛星40を使用した衛
星回線のIPアドレス「C+l」を指定するように機能
追加がなされる。
【0066】また、前述したように、インターネット網
21には、既存のインターネット網設備としてPPPサ
ーバ21a、WWWサーバ20が接続され、更にこのイ
ンターネット網21を通信衛星40を使用した衛星回線
に接続するための衛星アダプタ(S)22が接続され
る。
【0067】衛星アダプタ(S)22には、IPアドレ
スとして通信衛星40を使用した衛星回線を示すネット
ワークアドレス「C」が割り振られ、インターネット網
21内で同じネットワークアドレス「C」を持つIPデ
ータグラムがあれば、それを衛星放送送信局23に送る
IPルータ機能とこのIPデータグラムを通信衛星40
を使用した衛星回線に乗せるためのプロトコル変換機能
を持つ。
【0068】衛星放送送信局23は、衛星アダプタ
(S)22からのデータを放送電波の一部に乗せて通信
衛星40経由で各地のアンテナ・チューナ15に発信す
る。
【0069】衛星アダプタ(R)13には、IPアドレ
スとして通信衛星40を使用した衛星回線を示すネット
ワークアドレス「C」が割り振られ、アンテナ・チュー
ナ15、デスクランブラ14経由で受信した電波の中か
ら自分傘下のホスト、例えば図1の場合はクライアント
10を宛先とするIPアドレス、この場合はIPアドレ
ス「C+l」をもつIPデータグラムを抽出してイーサ
ネット12経由でクライアント10に転送する機能と、
通信衛星40を使用した衛星回線からのIPデータグラ
ムをイーサネット12に適合するように変換するプロト
コル変換機能を有する。
【0070】図7は、図1に示したクライアント10が
ダイヤルアップIP接続してインターネット網21のP
PPサーバ21aに接続後、WWWサーバ20へアクセ
スして、ホームページ等のデータ転送を受けたときのク
ライアント10、WWWサーバ20間の信号およびデー
タシーケンスを示したものである。
【0071】図7において、まず、クライアント10
は、IPアドレス「B+n」を用いてモデム11、加入
電話網30経由でインターネット網21のPPPサーバ
21aに接続する(ステップ301)。次に、クライア
ント10は、インターネット網21のPPPサーバ21
a経由でインターネット網21に接続されたWWWサー
バ20へ呼(コネクション)設定を行う(ステップ30
2、303)。
【0072】この際に、 1)宛先IPアドレスは「A+m」 2)送り元IPアドレスは加入電話網30を使用した電
話回線経由の「B+n」 を使用するが、上述した「bind」の処理により送り元I
Pアドレスとして通信衛星40を使用した衛星回線経由
の「C+l」が設定される。
【0073】次に、クライアント10は、電話回線経由
でインターネット網21のPPPサーバ21aを介して
WWWサーバ20に対してホームページ等のデータ転送
要求を送る(ステップ304、305)。
【0074】WWWサーバ20は、このデータ転送要求
を受信すると、これに応答してIPアドレス「C+l」
を宛先として、データ1を送出する(ステップ30
6)。
【0075】ここで、インターネット網21ではIPア
ドレス「C+l」を元に経路のルーチングを行うので、
このデータ1は衛星放送送信局23、通信衛星40を使
用した衛星回線経由でクライアント10に送られる(ス
テップ307)。
【0076】クライアント10は、WWWサーバ20か
らのデータ1を受信すると、ACKを加入電話網30を
使用した電話回線経由で、インターネット網21のPP
Pサーバ21aを介してWWWサーバ20に返送する
(ステップ308、309)。
【0077】WWWサーバ20は、このACKを受信す
ると、IPアドレス「C+l」を宛先として、データ2
を送出する(ステップ310)。
【0078】この場合も、インターネット網21ではI
Pアドレス「C+l」を元に経路のルーチングを行うの
で、このデータ2は衛星放送送信局23、通信衛星40
を使用した衛星回線経由でクライアント10に送られる
(ステップ311)。
【0079】そして、このデータ2を受信したクライア
ント10は、ACKを加入電話網30を使用した電話回
線経由で、インターネット網21のPPPサーバ21a
を介してWWWサーバ20に返送する(ステップ31
2、313)。
【0080】上記動作は、WWWサーバ20からクライ
アント10へのデータの転送が終了するまで繰り返さ
れ、WWWサーバ20からクライアント10へのデータ
の転送が終了すると、クライアント10は、電話回線経
由でインターネット網21のPPPサーバ21aを介し
てWWWサーバ20に対して「呼(コネクション)解
放」を送る(ステップ314、315)。これによりW
WWサーバ20との間のコネクションは解放される。
【0081】その後、クライアント10は、加入電話網
30経由でインターネット網21のPPPサーバに「P
PPサーバ解放」を送り(ステップ316)、この信号
およびデータシーケンスを終了する。
【0082】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
第1の回線を用いた相手先に対する呼出手順で相手先の
アドレスを示す第1のアドレスと第2の回線を用いた自
己のアドレスを示す第2のアドレスとを指定し、この指
定された第1のアドレスにより第1の回線を介する第1
の経路を形成して相手先に対する上りの通信を行うとと
もに、第2のアドレスにより第2の回線を介する第2の
経路を形成して相手先からの下りの通信を行うように構
成したので、通信データの上りと下りを簡単な構成によ
り別回線として経路制御することができ、これにより上
りと下りのデータの通信量のアンバランスの問題を解消
して回線の有効利用を図ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる通信制御装置および方法を用
いて構成した通信システムの一実施例の概略構成を示し
たシステム構成図。
【図2】図1に示した通信システムを原理的に示したブ
ロック図。
【図3】TCP/IP(Transmission Control Protoco
l/Internet Protocol )を利用した通信のプロトコルス
タックを示す図。
【図4】図2に示しクライアント側のアプリケーション
プログラムにおけるTCP通信プロトコルを使用する際
の従来の呼び出し手順を示すフローチャート。
【図5】図2に示しクライアント側のアプリケーション
プログラムにおけるTCP通信プロトコルを使用する際
のこの発明で採用する呼び出し手順を示すフローチャー
ト。
【図6】図1に示した実施例で採用するTCP/IP通
信プロトコルのヘッダの一例を示す図。
【図7】図1に示したクライアントがダイヤルアップI
P接続してインターネット網のPPPサーバに接続後、
WWWサーバへアクセスして、ホームページ等のデータ
転送を受けたときのクライアント、WWWサーバ間の信
号およびデータを示すシーケンスチャート。
【符号の説明】
10 クライアント 11 モデム 12 イーサネット 13 衛星アダプタ(R) 14 デスクランブラ 15 アンテナ・チューナ 20 WWWサーバ 21 インターネット網 21a PPPサーバ 22 衛星アダプタ(S) 23 衛星放送送信局 30 加入電話網 40 通信衛星

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信速度で通信を行う第1の回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う第2の回線とを収容し、上記第1の回線および上
    記第2の回線を収容するとともに第1のサーバを有する
    インターネット網に接続された第2のサーバとデータの
    送受信を行う通信制御装置において、 自装置から上記第1の回線を用いて上記第1のサーバを
    介する上記第2のサーバに対する呼設定に際して宛先ア
    ドレスとして上記第2のサーバのアドレスを設定すると
    ともに、送り元アドレスとして上記第2の回線を介する
    アドレスを指定するアドレス指定手段と、 上記第2のサーバから自装置へのデータ伝送に際して、
    上記アドレス指定手段により設定された上記第2の回線
    を介するアドレスにより上記第2のサーバを上記インタ
    ーネット網、上記第2の回線を介して自装置に接続する
    経路を決定する経路決定手段と、 上記経路決定手段により決定された上記第2の回線を介
    する経路により上記第2のサーバから自装置へのデータ
    伝送を行うデータ伝送手段と、 を具備することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う衛星回線とを収容し、上記電話回線および上記衛
    星回線を収容するとともに第1のサーバを有するインタ
    ーネット網に接続された第2のサーバとデータの送受信
    を行う通信制御装置において、 自装置から上記電話回線を用いて上記第1のサーバを介
    する上記第2のサーバに対する呼設定に際して宛先アド
    レスとして上記第2のサーバのアドレスを設定するとと
    もに、送り元アドレスとして上記衛星回線を介するアド
    レスを指定するアドレス指定手段と、 上記第2のサーバから自装置へのデータ伝送に際して、
    上記アドレス指定手段により設定された上記衛星回線を
    介するアドレスにより上記第2のサーバを上記インター
    ネット網、上記衛星回線を介して自装置に接続する経路
    を決定する経路決定手段と、 上記経路決定手段により決定された上記衛星回線を介す
    る経路により上記第2のサーバから自装置へのデータ伝
    送を行うデータ伝送手段と、 を具備することを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う衛星回線とを収容し、上記電話回線および上記衛
    星回線を収容するとともに第1のサーバを有するインタ
    ーネット網に接続された第2のサーバとデータの送受信
    を行う通信制御装置において、 自装置から上記電話回線を用いて上記第1のサーバを介
    する上記第2のサーバに対する呼設定に際して宛先アド
    レスとして上記第2のサーバのアドレスを設定するとと
    もに、送り元アドレスとして上記衛星回線を介する自己
    または別のアドレスを指定するアドレス指定手段と、 上記第2のサーバから自装置へのデータ伝送に際して、
    上記アドレス指定手段により設定された上記衛星回線を
    介するアドレスにより上記第2のサーバを上記インター
    ネット網、上記衛星回線を介して自装置に接続する経路
    を決定する経路決定手段と、 上記経路決定手段により決定された上記衛星回線を介す
    る経路により上記第2のサーバから自装置へのデータ伝
    送を行うデータ伝送手段と、 を具備することを特徴とする通信制御装置。
  4. 【請求項4】 第1の通信速度で通信を行う第1の回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う第2の回線とを収容する通信制御装置において、 上記第1の回線を用いた相手先に対する呼出手順で相手
    先のアドレスを示す第1のアドレスと上記第2の回線を
    用いた自己のアドレスを示す第2のアドレスとを指定す
    るアドレス指定手段、 を具備し、 上記アドレス指定手段により指定された上記第1のアド
    レスにより上記第1の回線を介する第1の経路を形成し
    て上記相手先に対する上りの通信を行うとともに、上記
    第2のアドレスにより上記第2の回線を介する第2の経
    路を形成して上記相手先からの下りの通信を行うことを
    特徴とする通信制御装置。
  5. 【請求項5】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う衛星回線とを収容する通信制御装置において、 上記電話回線を用いた相手先に対する呼出手順で相手先
    のアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回線を用い
    た自己のアドレスを示す第2のアドレスとを指定するア
    ドレス指定手段、 を具備し、 上記アドレス指定手段により指定された上記第1のアド
    レスにより上記電話回線を介する第1の経路を形成して
    上記相手先に対する上りの通信を行うとともに、上記第
    2のアドレスにより上記衛星回線を介する第2の経路を
    形成して上記相手先からの下りの通信を行うことを特徴
    とする通信制御装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のアドレスおよび第2のアドレ
    スの指定は、 上記インターネット網のトランスポート層の通信プロト
    コルで呼出すことによって指定されることを特徴とする
    請求項1乃至5記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う衛星回線とを収容するクライアントと、 上記電話回線および上記衛星回線を収容するとともに第
    1のサーバを有するインターネット網と、 上記インターネット網に接続された第2のサーバと、 を具備する通信システムにおいて、 上記クライアントから上記電話回線を用いて上記第1の
    サーバを介する上記第2のサーバに対する呼設定に際し
    て宛先アドレスとして上記第2のサーバのアドレスを設
    定するとともに、送り元アドレスとして上記衛星回線を
    介するアドレスを指定するアドレス指定手段と、 上記第2のサーバから上記クライアントへのデータ伝送
    に際して、上記アドレス指定手段により設定された上記
    衛星回線を介するアドレスにより上記第2のサーバを上
    記インターネット網、上記衛星回線を介して上記クライ
    アントに接続する経路を決定する経路決定手段と、 上記経路決定手段により決定された上記衛星回線を介す
    る経路により上記第2のサーバから上記クライアントへ
    のデータ伝送を行うデータ伝送手段と、 を具備することを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 第1の通信速度で通信を行う第1の回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う第2の回線とを収容するクライアントと、 上記第1の回線および上記第2の回線を収容するととも
    に第1のサーバを有するネットワークと、 上記ネットワークに接続された第2のサーバと、 を具備する通信システムにおいて、 上記クライアントから上記第1の回線を用いて上記第1
    のサーバを介する上記第2のサーバに対する呼設定に際
    して宛先アドレスとして上記第2のサーバのアドレスを
    設定するとともに、送り元アドレスとして上記第2の回
    線を介するアドレスを指定するアドレス指定手段と、 上記第2のサーバから上記クライアントへのデータ伝送
    に際して、上記アドレス指定手段により設定された上記
    第2の回線を介するアドレスにより上記第2のサーバを
    上記ネットワーク、上記第2の回線を介して上記クライ
    アントに接続する経路を決定する経路決定手段と、 上記経路決定手段により決定された上記第2の回線を介
    する経路により上記第2のサーバから上記クライアント
    へのデータ伝送を行うデータ伝送手段と、 を具備することを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 第1の通信速度で通信を行う第1の回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う第2の回線とを収容するクライアントと、上記第
    1の回線および上記第2の回線を収容するインターネッ
    ト網に接続されるサーバとの間で通信を行う通信制御方
    法において、 上記クライアントを上記第1の回線を介して上記インタ
    ーネット網に接続する第1のステップと、 上記クライアントから上記インターネット網に対して上
    記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記第2の
    回線を用いた上記クライアントのアドレスを示す第2の
    アドレスを指定する第2のステップと、 上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上記イ
    ンターネット網を介して上記サーバに接続して上記第1
    の回線を介する上りの第1の通信路を形成するととも
    に、上記第2のアドレスを用いて上記第2の回線を介す
    る下りの第2の通信路を形成する第3のステップと、 上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
    ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
    と、 上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み出し
    たデータを上記第2の通信路を介して送信する第5のス
    テップと、 を具備することを特徴とする通信制御方法。
  10. 【請求項10】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い通信速度で通信を行う
    衛星回線とを収容するクライアントと、上記電話回線お
    よび上記衛星回線を収容するインターネット網に接続さ
    れるサーバとの間で通信を行う通信制御方法において、 上記クライアントを上記電話回線を介して上記インター
    ネット網に接続する第1のステップと、 上記クライアントから上記インターネット網に対して上
    記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回
    線を用いた上記クライアントのアドレスを示す第2のア
    ドレスを指定する第2のステップと、 上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上記イ
    ンターネット網を介して上記サーバに接続して上記電話
    回線を介する上りの第1の通信路を形成するとともに、
    上記第2のアドレスを用いて上記衛星回線を介する下り
    の第2の通信路を形成する第3のステップと、 上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
    ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
    と、 上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み出し
    たデータを上記第2の通信路を介して送信する第5のス
    テップと、 を具備することを特徴とする通信制御方法。
  11. 【請求項11】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い通信速度で通信を行う
    衛星回線とを収容するクライアントと、上記電話回線お
    よび上記衛星回線を収容するインターネット網に接続さ
    れるサーバとの間で通信を行う通信制御方法において、 上記クライアントを上記電話回線を介して上記インター
    ネット網に接続する第1のステップと、 上記クライアントから上記インターネット網に対して上
    記サーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回
    線を介する自己または別のアドレスを指定する第2のア
    ドレスを指定する第2のステップと、 上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上記イ
    ンターネット網を介して上記サーバに接続して上記電話
    回線を介する上りの第1の通信路を形成するとともに、
    上記第2のアドレスを用いて上記衛星回線を介する下り
    の第2の通信路を形成する第3のステップと、 上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
    ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
    と、 上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み出し
    たデータを上記第2の通信路を介して送信する第5のス
    テップと、 を具備することを特徴とする通信制御方法。
  12. 【請求項12】 上記第1のアドレスおよび第2のアド
    レスの指定は、 上記インターネット網のトランスポート層の通信プロト
    コルで呼出すことによって指定されることを特徴とする
    請求項9乃至11記載の通信制御方法。
  13. 【請求項13】 第1の通信速度で通信を行う第1の回
    線と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通
    信を行う第2の回線とを収容するクライアントと、上記
    第1の回線および上記第2の回線を収容するネットワー
    クに接続されるサーバとの間で通信を行う通信制御方法
    において、 上記クライアントを上記第1の回線を介して上記ネット
    ワークに接続する第1のステップと、 上記クライアントから上記ネットワークに対して上記サ
    ーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記第2の回線
    を用いた上記クライアントのアドレスを示す第2のアド
    レスを指定する第2のステップと、 上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上記ネ
    ットワークを介して上記サーバに接続して上記第1の回
    線を介する上りの第1の通信路を形成するとともに、上
    記第2のアドレスを用いて上記第2の回線を介する下り
    の第2の通信路を形成する第3のステップと、 上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
    ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
    と、 上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み出し
    たデータを上記第2の通信路を介して送信する第5のス
    テップと、 を具備することを特徴とする通信制御方法。
  14. 【請求項14】 第1の通信速度で通信を行う電話回線
    と、上記第1の通信速度より早い第2の通信速度で通信
    を行う衛星回線とを収容するクライアントと、上記電話
    回線および上記衛星回線を収容するネットワークに接続
    されるサーバとの間で通信を行う通信制御方法におい
    て、 上記クライアントを上記電話回線を介して上記ネットワ
    ークに接続する第1のステップと、 上記クライアントから上記ネットワークに対して上記サ
    ーバのアドレスを示す第1のアドレスと上記衛星回線を
    用いた上記クライアントのアドレスを示す第2のアドレ
    スを指定する第2のステップと、 上記第1のアドレスを用いて上記クライアントを上記ネ
    ットワークを介して上記サーバに接続して上記電話回線
    を介する上りの第1の通信路を形成するとともに、上記
    第2のアドレスを用いて上記衛星回線を介する下りの第
    2の通信路を形成する第3のステップと、 上記第1の通信路を介して上記クライアントから上記サ
    ーバに対してデータ転送要求を送信する第4のステップ
    と、 上記データ転送要求に対応して上記サーバから読み出し
    たデータを上記第2の通信路を介して送信する第5のス
    テップと、 を具備することを特徴とする通信制御方法。
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