JPH096465A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents
情報処理装置及びその制御方法Info
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- JPH096465A JPH096465A JP7155708A JP15570895A JPH096465A JP H096465 A JPH096465 A JP H096465A JP 7155708 A JP7155708 A JP 7155708A JP 15570895 A JP15570895 A JP 15570895A JP H096465 A JPH096465 A JP H096465A
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Abstract
均衡を保ちつつ、最適なタイマー値によって節電動作に
遷移することができる情報処理装置及びその制御方法を
提供する。 【構成】 本発明の実施に供される情報処理装置は、最
後のユーザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タ
イマーで設定した経過後に節電モードに遷移するタイプ
であって、節電モードに突入後、比較的早い時期に次の
ユーザ入力(若しくはタスク再開要求)が起きた場合、
ユーザにとっては節電タイマーが短過ぎて操作性が悪い
と感ずる可能性が高いので、次回からの節電タイマーを
長めに再設定するようになっている。また、逆に、節電
モードに突入後から次のユーザ入力までの時間が長い場
合には、節電モードへの遷移はユーザの意に適うもので
ありむしろもっと早目に遷移した方が節電効果が高まる
ので、次回からの節電タイマーを短めに再設定するよう
になっている。したがって、ユーザの作業を不如意に中
断することない、最適なタイマー値によって節電動作に
遷移することができるのである。
Description
ータを始めとする情報処理装置及びその制御方法に係
り、特に、使用状況が低下した電気回路に対する電力供
給を適宜低下若しくは停止させる節電動作(「パワー・
マネージメント」ともいう)機能を備えた情報処理装置
及びその制御方法に関する。更に詳しくは、本発明は、
最適なタイマー値によって節電動作に遷移することがで
きる情報処理装置及びその制御方法に関する。
型、ラップトップ型、ノートブック型など、各種パーソ
ナル・コンピュータ(以下、「PC」又は「システム」
ともいう)が開発され市販されている。このうちノート
ブック型のPCは、屋外での携帯的・可搬的な使用を考
量して小型且つ軽量に設計・製作されたものである。
たバッテリでも駆動できるという「バッテリ駆動型」で
ある点である。これは、商用電源が届かない場所にも対
応できるようにしたためである。ノートブックPCが内
蔵するバッテリは、一般には、Ni−Cd,NiMH,
Li−Ionなどの充電式のバッテリ・セルを複数本並
列又は直列接続してパッケージ化した「バッテリ・パッ
ク」の形態をとっている。このようなバッテリ・パック
は、充電により再利用可能ではあるが、1回当りの充電
容量はシステムのオペレーション時間にして精々2〜3
時間をサポートするに過ぎない。バッテリ・ライフを少
しでも長時間化するべく節電のための種々の工夫が凝ら
されているのも、ノートブックPCの特徴の1つと言え
よう。
自体を低減させる以外に、使用状況が低下した電気回路
(若しくは周辺デバイス)に対する電力供給を適宜低下
若しくは遮断することによっても実現される。後者のこ
とを、特に、「パワー・マネージメント(Power Manage
ment)」と呼ぶ場合もある。PCのパワー・マネージメ
ントの形態としては、システム全体の総消費電力に大き
なウェートを占めるLCD(液晶表示装置)のバックラ
イトやHDD(ハード・ディスク・ドライブ)などへの
電力供給を遮断する「LCDバックライト・オフ」や
「HDDオフ」の他、MPU(Micro Processing Uni
t)のクロック速度の低下させる「MPUスピード・ス
ロウ・ダウン」、メイン・メモリを除く殆ど全ての電気
回路への電力供給を停止する「サスペンド(Suspe
nd)」*、メイン・メモリを含む殆ど全ての電気回路
への電力供給を停止する「ハイバーネーション(Hib
ernation)」*などがある。システムは、これ
ら節電動作を行うために、LCDバックライト・オフ・
タイマー,HDDオフ・タイマー,MPUスピード・ス
ロウ・ダウン・タイマー,サスペンド・タイマー,ハイ
バーネーション・タイマー(以下、総称して「節電タイ
マー」又は単に「タイマー」という)を保持している。
そして、ユーザの最後のキー/マウス入力(但しHDD
であれば最後のディスク・アクセス)から節電タイマー
の設定時間を経過したことに応答して自動的に、あるい
は、ユーザ自身による指示(例えば所定のFnキーの入
力や、"サスペンド・アイコン"の選択操作(ダブル・ク
リック))に応答して、システムは所定の節電モードに
遷移するようになっている。そして、節電モードの間に
ユーザから所定の又は任意の入力がなされたときには、
システムは、節電動作を停止し、対応する電気回路や周
辺デバイスへの電力供給を再開して、モード遷移直前の
状態からタスクを再開するようになっている。
給電可能なデスクトップ型PCに対しても省電力の要求
は高まっている。アメリカ環境保護庁(EPA)など
は、「Energy Star」プログラムと呼ばれる
省エネルギー運動を提唱して、デスクトップ型PCへの
節電機能の装備を推奨している。例えば日本アイ・ビー
・エム(株)が市販するPS/55E(通称"Gree
n PC")はサスペンド機能を備えている。また、I
BM PC750やAptivaシリーズは、FAX機
能を搭載するとともに、受信待機時の低消費電力化のた
めに、ハイバーネーションに相当するラピッド・レジュ
ーム機能を備えている。
間(すなわち節電タイマーの設定時間)をできるだけ短
くした方が節電効果が高いということは、自明であろ
う。しかし、節電モードに突入する時期が早過ぎると、
却ってユーザビリティ(若しくは操作性)の低下を招来
しかねない。なぜなら、節電動作の開始によって、シス
テムが実行中のタスクを中断することになるからであ
る。
とき、ユーザは、モード遷移してから比較的短い時間の
うちに通常モードへの復帰を指示する動作(例えばキー
入力)を行う、という傾向がある。しかしながら、復帰
のための意思表示作業は、ユーザに煩わしさを感じさせ
るものである。また、一旦電力供給が遮断されると、も
との作動状態に回復するまでには、ある程度の遅延時間
を要する。この遅延時間は、周辺デバイスにより様々で
あるが、例えばLCDバックライトであれば100ms
ec程度、HDDであれば2.7〜15msecであ
る。また、MPUのクロック速度をもとに戻すには、ど
の程度スピード・ダウンさせたかにも依存する。例えば
米Intel社が市販するPentiumのように10
0MHz程度の高速動作するチップの場合、完全停止状
態からもとのクロック速度まで戻すには、PLL回路の
安定化等のため1msec程度を要する。サスペンドや
ハイバーネーションから回復するためには、メイン・メ
モリやHDDに保管されたデータをもとの場所にリスト
アするなどのため、少なからぬ遅延時間を要する。ま
た、サスペンドやハイバーネーションから復帰する際に
は、システムの機密保護のため、パスワードを要求する
場合もある。パスワード入力は、不本意にタスクを中断
されたユーザにとっては、愈々もって煩わしい。
らの意思によってシステムを節電モードに移行させる場
合は、ユーザの意図に適うものであり、タスク再開に要
する遅延時間は殆ど問題ないであろう。ところが、節電
タイマーをトリガにしてシステムが自動的に節電動作を
開始するような場合、ユーザにとっては該節電動作が予
期したり期待したものではない、すなわちユーザビリテ
ィを阻害することもあり得る。
よって、ユーザにとって不本意な節電動作の開始を回避
する、という解決策も考えられよう。しかしながら、現
在のPCでは、節電タイマーの設定値には、経験則で得
られた最適なデフォルト値を予め与えておくか、または
ユーザ・プログラマブルな状態にしておく程度の策しか
講じられていない。このようにして与えられるなタイマ
ー値は、所詮は出荷時又はシステムの起動時に確定して
しまうスタティックなものに過ぎない。作業習慣(ワー
ク・ハビット)はユーザごとにまちまちであり、入力動
作の間隔(例えば画面を見ながら考え込む時間)が長い
者もいれば短い者もいる。節電タイマーがスタティック
な性質のままでは、当然、千差万別なワーク・ハビット
には対応できない。いかなるワーク・ハビットのユーザ
に対しても不本意なタスクの中断(節電動作の開始)を
避けるためには、節電タイマーを比較的大きな値に設定
しなければならない。しかし、節電タイマーが長過ぎて
は、無駄な給電時間のために、逆に省電力効果を低減さ
せてしまうことにもなり得る。
ザビリティとは、時としてトレード・オフの関係にある
訳である。そして、節電タイマー値をスタティックに与
えておくと、ワーク・ハビットが千差万別する各ユーザ
に対応するような順応性・融通性はなく、パワー・マネ
ージメントとユーザビリティの双方の要求に的確に答え
ることはできないのである。
必要なデータ(例えばI/Oの設定状況やMPUの状態
などのハードウェア・コンテキスト情報や、VRAMの
内容)をメイン・メモリに書き込んだ後、メイン・メモ
リを除く殆ど全ての電気回路への電力供給を停止するこ
とをいう。また、「ハイバーネーション」とは、ハード
ウェア・コンテキスト情報、VRAMの内容の他、メイ
ン・メモリのデータをHDDにストアした後、メイン・
メモリを含む殆ど全ての電気回路への電力供給を停止す
ることをいう。サスペンド・モードやハイバーネーショ
ン・モードからの復帰動作は、各部への電力供給を開始
するとともに退避したデータをもとの場所にリストアす
るという、ほぼ逆のシーケンスによってなされ、この結
果、モード遷移直前の状態からタスクを再開することが
できる。因に、サスペンドからの回復を「レジューム
(Resume)」といい、ハイバーネーションからの
回復を「ウェイク・アップ(Wake Up)」とい
う。
状況が低下した電気回路に対する電力供給を適宜低下若
しくは遮断するという節電動作機能を備えた、優れた情
報処理装置及びその制御方法を提供することにある。
によって節電動作に遷移することができる情報処理装置
及びその制御方法を提供することにある。
本意に中断することのない、最適なタイマー値によって
節電動作に遷移することができる情報処理装置及びその
制御方法を提供することにある。
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、最後のユーザ入力(若しくは最後の処理動作)から
節電タイマーの設定時間が経過した後に節電モードに遷
移するタイプの情報処理装置及びその制御方法におい
て、節電モードに遷移した時から通常モードへの復帰を
指示する旨のユーザ入力(処理動作)があるまでの時間
間隔に応じて前記節電タイマーの設定時間を変更するこ
とを特徴とする情報処理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、節電モードに
遷移した時から通常モードへの復帰を指示する旨のユー
ザ入力(処理動作)があるまでの時間間隔を計測し、該
時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間
隔が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定
時間をより小さい値に変更することを特徴とする情報処
理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、節電モードに
遷移した時から通常モードへの復帰を指示する旨のユー
ザ入力(処理動作)があるまでの時間間隔を計測し、該
時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間
隔が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設定
時間をより大きい値に変更することを特徴とする情報処
理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、節電モードに
遷移した時から通常モードへの復帰を指示する旨のユー
ザ入力(処理動作)があるまでの時間間隔を計測し、該
時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間
隔が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定
時間をより小さい値に変更し、該時間間隔が該基準値よ
りも小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大き
い値に変更することを特徴とする情報処理装置及びその
制御方法である。
手段と、メモリ手段と、一定時間間隔の信号を与える第
1の手段と、最後のユーザ入力(若しくは最後の処理動
作)から設定時間が経過したことを通知する節電タイマ
ーと、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開始
する第2の手段と、次のユーザ入力(処理動作)によっ
て節電動作を停止する第3の手段と、節電動作の開始か
ら停止までの経過時間を計測する第4の手段と、節電動
作の開始から停止までの経過時間に応じて前記節電タイ
マーの設定時間を変更する第5の手段と、を具備するこ
とを特徴とする情報処理装置である。ここで、前記第5
の手段は、節電動作の開始から停止までの経過時間を予
め与えられた基準値と比較して、該経過時間が該基準値
よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小
さい値に変更し、該経過時間が該基準値よりも小さけれ
ば前記節電タイマーの設定時間をより大きな値に変更す
るようにしてもよい。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、電力供給開始
時から節電モードに遷移するまでの時間間隔に応じて前
記節電タイマーの設定時間を変更することを特徴とする
情報処理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、電力供給開始
時から節電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、
該時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間
間隔が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設
定時間をより小さい値に変更することを特徴とする情報
処理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、電力供給開始
時から節電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、
該時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間
間隔が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設
定時間をより大きい値に変更することを特徴とする情報
処理装置及びその制御方法である。
ザ入力(若しくは最後の処理動作)から節電タイマーの
設定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの
情報処理装置及びその制御方法において、電力供給開始
時から節電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、
該時間間隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間
間隔が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設
定時間をより小さい値に変更し、該時間間隔が該基準値
よりも小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大
きい値に変更することを特徴とする情報処理装置及びそ
の制御方法である。
サ手段と、メモリ手段と、一定時間間隔の信号を与える
第1の手段と、最後のユーザ入力(若しくは最後の処理
動作)から設定時間が経過したことを通知する節電タイ
マーと、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開
始する第2の手段と、次のユーザ入力(処理動作)によ
って節電動作を停止する第3の手段と、節電動作を停止
してから再び節電動作を開始するまでの経過時間を計測
する第4の手段と、第4の手段による計測結果に応じて
前記節電タイマーの設定時間を変更する第5の手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置である。ここ
で、前記第5の手段は、第4の手段による計測時間を予
め与えられた基準値と比較して、該計測時間が該基準値
よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小
さい値に変更し、該計測時間が該基準値よりも小さけれ
ば前記節電タイマーの設定時間をより大きな値に変更す
るようにしてもよい。
が不本意であると感じた場合、ユーザはモード遷移して
から比較的短い時間のうちに通常モードに復帰させたが
る、という一般的心理に着目してなされたものである。
すなわち、この側面に係る情報処理装置及びその制御方
法によれば、節電モードに突入後、比較的早い時期にユ
ーザ入力若しくは処理動作が再開した場合、ユーザある
いはシステムにとっては節電タイマーが短過ぎて操作性
が悪いと感ずる可能性が高いので、次回からの節電タイ
マーを長めに再設定するようになっている。また、逆
に、節電モードに入ってから次のユーザ入力若しくは処
理動作までの時間が長い場合には、節電モードへの遷移
はユーザあるいはシステムの意に適うものであり、むし
ろもっと早目に遷移した方が節電効果が高まるので、次
回からの節電タイマーを短めに再設定するようになって
いる。このように節電タイマーを動的に設定することに
よって、ユーザの作業を不本意に中断することなく、且
つ節電効果を向上させることができるのである。
電力供給開始から次に節電動作に突入するまでの時間
(すなわち通常モードの時間間隔)が長いと、次のキー
入力動作、HDDへのアクセス動作など1つのジョブが
早目に終了する、という経験則に基づいてなされたもの
である(なぜなら、ユーザは入力作業に疲れて、次回の
作業を早目に切り上げがちである!)。すなわち、この
側面に係る情報処理装置及びその制御方法によれば、ユ
ーザの入力作業が比較的長時間続き、従って、節電動作
を開始するまでの時間が長い場合には、次回からの節電
タイマーを短めに再設定するようになっている。ユーザ
が疲れているときには次の入力作業は短くなりがちなの
で、早目の節電モードへの突入はユーザにとって不本意
である可能性は低く、むしろ節電効果の向上をもたらす
のである。
ビットを学習して、節電タイマーを動的に設定するもの
である。これによって、ユーザビリティとパワー・マネ
ージメントの均衡を保ちつつ、システムの総合的なパフ
ォーマンスを著しく向上させることができるのである。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
詳解する。
00のハードウェア構成 図1には、本発明の実施に供されるパーソナル・コンピ
ュータ(PC)100のハードウェア構成を、主にデー
タの流れに着目して示している。
であるMPU(Micro Processing Unit)11が、オペ
レーティング・システム(OS)の制御下で、各種プロ
グラムを実行するようになっている。MPU11は、デ
ータ信号線、アドレス信号線、コントロール信号線など
からなる共通信号伝送路(「バス」ともいう)12を介
して各部と連絡している。
する各プログラム(OSやアプリケーションなど:C項
参照)をロードしたり、MPU11が作業領域として用
いたりするための揮発性メモリ(RAM)である。メイ
ン・メモリ13には、比較的大容量を安価で入手可能な
ダイナミックRAM(DRAM)が用いられる。メモリ
・コントローラ14は、メイン・メモリ13へのアクセ
ス動作を制御するためのものである。ROM15は、製
造時に書き込みデータを決めてしまう不揮発性メモリで
あり、システムの始動時に行うテスト・プログラム(P
OST)やシステム100内の各ハードウェアを制御す
るためのプログラム(BIOS)などをコード化して半
永久的に格納するために用いられる。
からの描画命令を実際に処理するための周辺コントロー
ラであり、処理した描画情報を画面バッファ(VRA
M)17に一旦書き込むとともに、VRAM17から描
画情報を読み出して表示手段としての液晶表示装置(L
CD)18に出力するようになっている。オーディオ・
コントローラ19は、音声信号の入出力を処理するため
の周辺コントローラである。オーディオ・コントローラ
19が出力した音声信号は、例えばアンプ20で増幅さ
れ、スピーカ21から音声出力される。
2やフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)24
は、いわゆる補助記憶装置(DASD)である。フロッ
ピー・ディスク・コントローラ(FDC)23は、FD
D駆動用のコントローラである。HDD22やFDD2
4へのアクセスは、一般には、オペレーティング・シス
テム内のファイル管理サブシステムの制御下に置かれ
る。また、HDD22は、HDDオフ・タイマーを自身
で備えており、最後のディスク・アクセスから該タイマ
ーの設定時間を経過すると、バス12上に割り込みを発
生してMPU11(より具体的には割り込みを処理する
BIOS)に通知するようになっている。
ーラ25は、MPU11の介在なしにメイン・メモリ1
3と周辺デバイス(例えばFDD24)との間でのデー
タ転送を行うための周辺コントローラである。割り込み
コントローラ26は、バス12を常時モニタして、割り
込み(例えば「ノン・マスカブル割り込み」や「SMI
(System management Interrupt)」)の発生を検出す
ると、これをMPU11(正確には割り込みを処理する
BIOS)に通知するようになっている。
は、一定時間間隔の信号を発生する、実時間計測のため
の装置である。システム100は、RTC28の時刻を
メイン・メモリ13の所定領域にタイムスタンプする機
能を持ち、これによって2つの事象の生起間(例えば節
電モードへの遷移から通常モードに復帰するまでの間)
の経過時間を計算することができる。また、RTC28
は、コイン・バッテリ(図示しない)などによってバッ
クアップされており、システム100の電源が切られて
いる間も実時間を刻み続けることができる。
ート,パラレル・ポート経由で行う外部デバイス(モデ
ム、プリンタなど)とのデータ入出力を制御するための
周辺コントローラである。キーボード/マウス・コント
ローラ29は、キーボード30からのキー入力やマウス
31による座標指示をMPU11に通知するようになっ
ている。
理プロセッサ45(後述)やMPU11などの、同期的
に稼働するデバイスやタイマ機能を持つデバイスに対し
てクロック信号を与えるための装置である。
1を介して得られる外部の商用電源か、または内蔵する
バッテリ・パック42から電力の供給を受けて駆動する
ようになっている。これら電源41,42の出力電圧
は、DC/DCコンバータ43に並列的に入れられてい
る。DC/DCコンバータ43は、入力電圧をシステム
100の駆動に適したレベル(例えば5V又は3.3
V)まで降圧して、定常的な電源電圧を出力するように
なっている。この電源電圧の供給及び遮断は、FETス
イッチ44の開閉操作によってなされる。FETスイッ
チ44のゲート端子は電力制御レジスタ46内の対応ビ
ット・セルと電気的に接続している。
テム100内の各部への電力供給を管理するために設け
られた周辺コントローラであり、好ましくは日立製作所
(株)製の1チップ・コントローラIC"330/H8"
である。このタイプのICは、16ビットのCPUの他
に、RAM、ROM、タイマー、8本のアナログ入力ピ
ン、16本のデジタル入出力ピンを持ち、その機能はプ
ログラム可能である。本実施例の電力管理プロセッサ4
5は、バス12を介して各部と連絡しており、キー30
やマウス31によるユーザ入力操作やシステムの活動状
況をモニタしたり、電力制御レジスタ46内のビット・
セルの内容を書き替えることができる(B項参照)。ま
た、電力管理プロセッサ45は、LCDオフ・タイマ
ー,MPUスピード・スロウ・ダウン・タイマー,サス
ペンド・タイマー,ハイバーネーション・タイマーなど
の各節電タイマーの機能も備えており、最後のユーザ・
アクセスから各節電タイマーの設定時間が経過する度毎
にバス12上に割り込みを発生するようになっている。
参照番号11乃至32に示すハードウェア・ブロックと
等価なものを備えている。また、PCを構成するために
は、他の多くのハードウェア構成要素が必要であるが、
これらは当業者には周知であり、本明細書では説明の簡
素化のため省略してある。
ー,サスペンド・タイマー,及びハイバーネーション・
タイマーの各機能は電力管理プロセッサ45に含ませ、
HDDオフ・タイマーはHDD22自身に含ませること
にしたが、各節電タイマーをいずれのハードウェア・ブ
ロック内に置くかは設計的事項に過ぎない。
00の電力系統 図2には、本発明の実施に供されるPC100の電力系
統を模式的に示している。
DCコンバータ43は、駆動電圧が相違する各給電先に
対応するべく、実際には、5Vの電源電圧を供給するD
C/DCコンバータ43−1と、3.3Vの電源電圧を
供給するDC/DCコンバータ43−2の2ブロックに
よって構成される。また、これに対応して、図1の電源
供給/遮断用のFETスイッチ44は、実際には6個の
FETスイッチ群44−1,44−2…によって構成さ
れる。
電力線Vcc5は、FETスイッチ44−1を介して、さ
らに4本のサブ電力線Vcc5G,Vcc5A,Vcc5B,及びV
cc5Pに分岐している。Vcc5Gは電力管理プロセッサ45
等に、Vcc5Aはメイン・メモリ13に、Vcc5BはHDD
22やFDD24などのDASD類に、Vcc5PはLCD
パネル18に、それぞれ給電するようになっている。各
サブ電力線Vcc5G,Vcc5A,Vcc5B,及びVcc5Pと給電
先との間には、電力供給を遮断するためのFETスイッ
チ44−3,44−4,44−5がそれぞれ挿入されて
いる。
力する電力線Vcc3は、FETスイッチ43−2を介し
て、さらに2本のサブ電力線Vcc3A及びVcc3Bとに分岐
している。Vcc3Aはメモリ・コントローラ14Vcc3A等
に、Vcc3BはMPU11等に、それぞれ給電するように
なっている。各サブ電力線Vcc3Bと給電先との間には、
電力供給を遮断するためのFETスイッチ44−6が挿
入されている。
2,44−3…の各ゲート端子は、電力制御レジスタ4
6内の対応ビット・セルと電気的に接続している。電力
管理プロセッサ45は、バス12を介して、電力制御レ
ジスタ46の各ビット・セルを設定又は解除することに
よって、サブ電力線単位で電力の供給を制御することが
できる。
ル・コンピュータがLCDオフ、HDDオフ、サスペン
ドなどの節電動作を実現可能であるということは、当業
者であれば上記説明により容易に理解できるであろう。
(例えばLCDオフであればFETスイッチ44−5を
減勢し、サスペンドであればFETスイッチ44−1及
び44−3以外を減勢すればよい。)
レジスタ46に関連する技術自体は既に公知である。例
えば本出願人に譲渡されている特願平04−54955
号明細書(特開平05−289784号公報:当社整理
番号JA9−92−004)や特願平05−18418
6号明細書(特開平07−84848号公報:当社整理
番号JA9−93−020)には、参照番号45,46
と等価なハードウェア・ブロックについての記載があ
る。また、日本アイ・ビー・エム(株)が市販するTh
inkPad700C/750/755は、参照番号4
5,46と等価なハードウェア構成要素を含んでいる。
00のソフトウェア構成 図3には、本発明の実施に供されるPC100で実行可
能なソフトウェアの階層的構成を概略的に示している。
c Input/Output System)である。BIOSは、システ
ム100中の各ハードウェア(ビデオ・コントローラ1
6やキーボード30、HDD22、FDD23など)を
制御するための基本動作命令を集めたプログラム群であ
り、コード化してROM15に格納されている。また、
BIOSは、バス12上に発生した割り込みを処理する
機能も持っている。
システム100のハードウェア及びソフトウェアを総合
的に管理するための基本ソフトウェアであり、ファイル
管理,メモリ管理,タスク管理,入出力管理などのリソ
ース管理機能や、画面表示やマウス操作の処理のための
ユーザ・インターフェース(システム・コマンドとシス
テム・コール)を提供するものである。例えばOS/2
("OS/2"は米IBM社の商標)やWindow
s("Windows"ぱ米マイクロソフト社の商標)が
これに該当する。本実施例に係るオペレーティング・シ
ステムは、節電動作(D項参照)を実行するためのPM
(パワー・マネージメント)プログラムをモジュールの
1つとして含んでいる。
ム(AP)であり、例えばワープロ,データベース,表
計算,通信などのための各プログラムがこれに該当す
る。各アプリケーション・プログラムは、ユーザの意思
に応じてHDD19,FDD20などの補助記憶装置か
らメイン・メモリ13に適宜ロードされる。
00の節電オペレーション 前項までで、本発明を具現するコンピュータ・システム
100のハードウェア及びソフトウェア構成を説明して
きた。本項では、該システム100がサスペンド・モー
ドに入るとき及びサスペンドからレジュームするときを
例にとって、本発明の作用について説明することにす
る。
ン 図4には、サスペンド・モードに入るためのルーチン
(サスペンド・ルーチン)、及びサスペンド・モードか
ら復帰してタスクを再開するルーチン(レジューム・ル
ーチン)をフローチャート化して示している。
プログラムによる通常のオペレーションを実行中も、キ
ーボード30やマウス31からのユーザ入力、及びシス
テム100の処理動作の状況をモニタしている。そし
て、最後のユーザ入力及び最後の処理動作から設定時間
(TSUS)が経過したことを、内部のサスペンド・タイ
マーによって検出すると、バス12上に割り込みを発生
する(A項参照)。割り込みコントローラ26は、この
割り込みを検出してBIOSに通知する。BIOSは、
割り込みの発生源を探索して、割り込み要因が電力管理
プロセッサ45であることを突き止める。これをトリガ
にして、システム100の支配権はPM(パワー・マネ
ージメント)プログラムに移し、サスペンド・ルーチン
を開始する。
バイスのアクティビティの有無をチェックする(ステッ
プS10)。アクティビティが存在するとき(例えばD
MA転送が行われているとき)には、所定時間(例えば
10msec)経過後、再度アクティビティをチェック
して、I/Oデバイスのアクティビティがなくなるまで
待機する。
れないとき、PMプログラムは、まずハードウェア・コ
ンテキスト情報をメイン・メモリ13にセーブし(ステ
ップS12)、次いで、VRAMのオリジナル・データ
をメイン・メモリ13にセーブする(ステップS1
4)。ここでいうハードウェア・コンテキスト情報の代
表例は、MPU11,割り込みコントローラ26,DM
Aコントローラ25,ビデオ・コントローラ16等の各
チップのレジスタ値や、タイマーのカウント値である。
ハードウェア・コンテキスト情報やVRAMのデータ
は、同一時点からタスクを再開するために必要なデータ
である(周知)。
けるRTC28の実時間(T1)を、メイン・メモリ1
3内の所定領域にタイムスタンプする(ステップS1
6)。
すると、PMプログラムは、電力管理プロセッサ45に
対して、所定の電力線(ここではVcc5A以外の電力線)
の給電停止を要求する。電力管理プロセッサ45は、こ
の命令を受けて、電力制御レジスタ46内の各ビット・
セルの内容を変更する。これによって、メイン・メモリ
13以外の電気回路への電力供給は遮断され、サスペン
ド・ルーチンは終了する(ステップS18)。
定期的に起動してキーボード30やマウス31からの入
力(若しくはレジューム要求)の有無をモニタしてい
る。そして、入力があると、先行するステップS18に
て各電力線からの給電を再開する(ステップS20)。
そして、MPU11は、まずROM中のPOSTプログ
ラムを実行する(ステップS22)。
00の支配権はPMプログラムに移り、レジューム・ル
ーチンを開始する。
点におけるRTC28の実時間(T2)を、メイン・メ
モリ13内の所定領域にタイムスタンプする(ステップ
S22)。
16及びS22においてタイムスタンプされた時間間隔
(ΔT)を算出し、この時間間隔ΔTに応じて、サスペ
ンド・タイマーの設定時間TSUSを変更する。本明細書
ではTSUSを変更するための2つの手法を提供するが、
各々の詳細は後続のD−2及びD−3項を参照された
い。
リにセーブしておいたVRAMのオリジナル・データや
ハードウェア・コンテキスト情報をもとの場所にリスト
アする(ステップS26及びS28)。
は、前回割り込みが発生したときの状態とほぼ同一であ
り、同一時点からOSやアプリケーションのタスクを再
開することができる。
S30にて変更された新しい設定時間TSUSに基づい
て、最後のユーザ入力及びシステム100の最後の処理
動作からの経過時間をカウントする。当然ながら、シス
テム100がサスペンド・モードに入り且つレジューム
する度毎に、サスペンド・タイマーの設定時間TSUSは
逐次更新される。このような節電タイマーの動的な更新
がパワー・マネージメントとユーザビリティの双方の要
求を満たすということは、後続の説明で明らかになるで
あろう。
の変更(第1例) 図5には、サスペンド・タイマーの設定時間TSUSを変
更するための手法(すなわち図4におけるステップS3
0)の第1例を示している。この例では、サスペンドに
入ってからレジューム要求が起こるまでの時間間隔ΔT
1(=T2−T1)に応じてTSUSを更新する。
モードに入ってからレジューム要求が起こるまでの時間
ΔT1が所定の基準値Tth1より大きいか否かを判断す
る。Tth1は、平均的なサスペンド・モードの期間であ
り、経験的に得られた値でもよい。
は、サスペンド・モードに入ってから比較的早い時期に
レジューム要求が起こったことを意味する。サスペンド
への遷移が不本意な場合、ユーザは往々にして直ぐにレ
ジュームを要求する。したがって、この場合は、サスペ
ンドに遷移するタイミングTSUSがユーザにとって早過
ぎて、ユーザビリティが低下している可能性があるの
で、TSUSをより大きな値に更新する必要がある。
比較する(ステップS42)。Tmaxは、サスペンド・
タイマーの設定時間の最大値であり、それ以上大きくす
るとシステム100のパワー・マネージメント効果を維
持できなくなる限界値である。したがって、TSUSが既
にTmax以上であれば、TSUSの更新は行わない(ステッ
プS44)。一方、TSUSがTmax未満であれば、TSUS
を所定値αだけ加算する(ステップS46)。
い場合は、長い間ユーザ入力及びシステム100の処理
動作がなく、システム100が放置されたことを意味す
る。したがって、サスペンドにするタイミングTSUSが
遅過ぎて、パワー・マネージメント効果が低下している
可能性が高いので、TSUSをより小さな値に更新する必
要がある。
比較する(ステップS48)。Tminは、サスペンド・
タイマーの設定時間の最小値であり、それ以上小さくす
るとシステム100のユーザビリティを維持できなくな
る限界値である。したがって、TSUSが既にTmin以下で
あれば、TSUSの更新は行わない(ステップS50)。
一方、TSUSがTminを越えていれば、TSUSから所定値
βだけ減算する(ステップS52)。
・ハビットに順応して、サスペンド・タイマーの設定時
間を動的に変更して、より最適な節電動作を実現できる
のである。
βは、経験的に与えられる値でもよい。但し、節電モー
ドに入るための時間や通常モードに復帰するための時間
(すなわち節電動作の遅延時間)が長い場合には、なる
べく節電モードに遷移しない方向(すなわちαを大きめ
に、βを小さめに)に、逆に節電動作に要する時間が短
い場合には、なるべく節電モードに遷移しやすい方向に
設定した方が、より効果的であろう。
の変更(第2例) 図6には、サスペンド・タイマーの設定時間TSUSを変
更するための手法(すなわち図4におけるステップS3
0)の第2例を示している。この例では、電源がオンさ
れてから次にサスペンドに入るまでの時間間隔(すなわ
ち1回のユーザの入力作業の期間)ΔT2に応じてTSUS
を更新する。ここで、ΔT2は、システム100がi回
目にレジュームした実時間T2,iから(i+1)回目に
サスペンドに入った実時間T1,(i+1)との差分で求ま
る。
モードから復帰してから次にサスペンド・モードに入る
までの時間ΔT2が所定の基準値Tth2より大きいか否か
を判断する。Tth2は、1つのジョブ(ユーザ入力作業
又はシステム100の処理動作)の平均的な所要時間で
あり、経験的に得られた値でもよい。
は、ユーザの入力作業が比較的長時間続いたことを意味
する。この場合、ユーザは入力作業で疲労して、次の入
力作業は比較的短時間しか続かないことが予期される。
したがって、サスペンド・タイマーを比較的小さい値に
変更しておいた方が、パワー・マネージメント効果を向
上させることができ、且つユーザビリティへの影響も少
ないと思われる。
比較する(ステップS62)。Tminはサスペンド・タ
イマーの設定時間の最小値である(同上)。TSUSが既
にTmin以下であれば、TSUSの更新は行わない(ステッ
プS64)。一方、TSUSがTminを越えていれば、T
SUSから所定値βだけ減算する(ステップS66)。
い場合は、前回の入力作業が短時間に終わったことを意
味し、次の入力作業では気をとり直して長く続くことが
予期される。したがって、サスペンド・タイマーを比較
的大きい値に変更しておいた方が、ユーザビリティを損
なわない可能性が高いと思われる。
比較する(ステップS68)。Tmaxは、サスペンド・
タイマーの設定時間の最小値である(同上)。TSUSが
既にTmax以上であれば、TSUSの更新は行わない(ステ
ップS70)。一方、TSUSがTmax未満であれば、T
SUSを所定値αだけ加算する(ステップS72)。
び減算値βは、D−2項と同様、経験的に与えられる値
であり、節電動作ための遅延時間に応じて設定すると、
より効果的である。
説明したが、LCDオフやMPUスピード・スロウ・ダ
ウンなど他の節電動作であっても、上述した節電タイマ
ーの動的設定を同様に適用可能であることは言うまでも
ない。
作を実行するPMプログラムはオペレーティング・シス
テムに含まれていることを前提にして説明したが、この
ような形態には限定されず、PMプログラムと等価なフ
ァンクションを持つソフトウェア・モジュールを他の形
態で備えていてもよい。例えば、ROM15中にコード
化してストアしていてもよい。
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。例えばファクシミリ機器、移動無線端末や
コードレス電話機、電子手帳、ビデオ・カメラなどの各
種コードレス機器、ワード・プロセッサ等のような節電
機能が求められる電気・電子機器に対しても、本発明を
適用することができる。要するに、例示という形態で本
発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべき
ではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記
載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
サスペンドなどのパワー・マネージメント機能をもつ情
報処理装置及びその制御方法であって、ユーザのワーク
・ハビットを学習して、節電タイマーを動的に設定する
ことができる情報処理装置及びその制御方法を提供する
ことができる。これによって、ユーザビリティとパワー
・マネージメントの均衡を保ちつつ、システムの総合的
なパフォーマンスを著しく向上させることができる。
が不本意であると感じた場合、ユーザはモード遷移して
から比較的短い時間のうちに通常モードに復帰させたが
る、という一般的心理に着目してなされたものである。
この側面に係る情報処理装置及びその制御方法によれ
ば、節電モードに突入後、比較的早い時期にユーザ入力
又はシステム100の処理動作が再開した場合、ユーザ
にとっては節電タイマーが短過ぎて操作性が悪いと感ず
る可能性が高いので、次回からの節電タイマーを長めに
再設定するようになっている。また、逆に、節電モード
に入ってから次のユーザ入力(又は処理動作)までの時
間が長い場合には、節電モードへの遷移はユーザの意に
適うものであり、むしろもっと早目に遷移した方が節電
効果が高まるので、次回からの節電タイマーを短めに再
設定するようになっている。このように節電タイマーを
動的に設定することによって、ユーザの作業を不本意に
中断することなく、且つ節電効果を向上させることがで
きる。
電力供給開始から次に節電動作に突入するまでの時間
(すなわち通常モードの時間間隔)が長いと、ユーザは
入力作業に疲れて、次回の作業を早目に切り上げがちで
ある、という経験則に基づいてなされたものである。す
なわち、この側面に係る情報処理装置及びその制御方法
によれば、ユーザの入力作業が比較的長時間続き、従っ
て、節電動作を開始するまでの時間が長い場合には、次
回からの節電タイマーを短めに再設定するようになって
いる。ユーザが疲れているときには次の入力作業は短く
なりがちなので、早目の節電モードへの突入はユーザに
とって不本意である可能性は低く、むしろ節電効果の向
上をもたらす。
コンピュータ(PC)100のハードウェア構成を概略
的に示した図である。
た図である。
実行可能なソフトウェアの階層的構成を概略的に示した
図である。
ド・モードから復帰してタスクを再開するルーチン(レ
ジューム・ルーチン)をフローチャート化して示した図
である。
更するための手法(すなわち図4におけるステップS3
0)の第1例を示した図である。
変更するための手法(すなわち図4におけるステップS
30)の第2例を示した図である。
4…メモリ・コントローラ、15…ROM、16…ビデ
オ・コントローラ、17…VRAM、18…LCD、1
9…オーディオ・コントローラ、20…アンプ、21…
スピーカ、22…HDD、23…FDC、24…FD
D、25…DMAコントローラ、26…割り込みコント
ローラ、27…I/Oコントローラ、28…RTC、2
9…KMC、30…キーボード、31…マウス、32…
OSC、41…ACアダプタ、42…バッテリ、43…
DC/DCコンバータ、44…FETスイッチ、45…
電力管理プロセッサ、46…電力制御レジスタ、100
…パーソナル・コンピュータ。
Claims (40)
- 【請求項1】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があるまでの時
間間隔に応じて前記節電タイマーの設定時間を変更する
ことを特徴とする情報処理装置 - 【請求項2】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があるまでの時
間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と
比較して、該時間間隔が該基準値よりも大きければ前記
節電タイマーの設定時間をより小さい値に変更すること
を特徴とする情報処理装置 - 【請求項3】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があるまでの時
間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と
比較して、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前記
節電タイマーの設定時間をより大きい値に変更すること
を特徴とする情報処理装置 - 【請求項4】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があるまでの時
間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と
比較して、該時間間隔が該基準値よりも大きければ前記
節電タイマーの設定時間をより小さい値に変更し、該時
間間隔が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの
設定時間をより大きい値に変更することを特徴とする情
報処理装置 - 【請求項5】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があ
るまでの時間間隔に応じて前記節電タイマーの設定時間
を変更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項6】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があ
るまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられ
た基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも大き
ければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい値に変
更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項7】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があ
るまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられ
た基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも小さ
ければ前記節電タイマーの設定時間をより大きい値に変
更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項8】最後のユーザ入力から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨のユーザ入力があ
るまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられ
た基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも大き
ければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい値に変
更し、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前記節電
タイマーの設定時間をより大きい値に変更することを特
徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項9】プロセッサ手段と、メモリ手段と、一定時
間間隔の信号を与える第1の手段と、最後のユーザ入力
から設定時間が経過したことを通知する節電タイマー
と、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開始す
る第2の手段と、次のユーザ入力によって節電動作を停
止する第3の手段と、節電動作の開始から停止までの経
過時間を計測する第4の手段と、節電動作の開始から停
止までの経過時間に応じて前記節電タイマーの設定時間
を変更する第5の手段と、を具備することを特徴とする
情報処理装置 - 【請求項10】前記第5の手段は、節電動作の開始から
停止までの経過時間を予め与えられた基準値と比較し
て、該経過時間が該基準値よりも大きければ前記節電タ
イマーの設定時間をより小さい値に変更し、該経過時間
が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設定時
間をより大きな値に変更することを特徴とする請求項9
に記載の情報処理装置 - 【請求項11】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置において、電力供給開始時から節電モードに
遷移するまでの時間間隔に応じて前記節電タイマーの設
定時間を変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項12】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置において、電力供給開始時から節電モードに
遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与
えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値より
も大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい
値に変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項13】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置において、電力供給開始時から節電モードに
遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与
えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値より
も小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大きい
値に変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項14】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置において、電力供給開始時から節電モードに
遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与
えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値より
も大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい
値に変更し、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前
記節電タイマーの設定時間をより大きい値に変更するこ
とを特徴とする情報処理装置 - 【請求項15】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節
電モードに遷移するまでの時間間隔に応じて前記節電タ
イマーの設定時間を変更することを特徴とする情報処理
装置の制御方法 - 【請求項16】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節
電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間
隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該
基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間を
より小さい値に変更することを特徴とする情報処理装置
の制御方法 - 【請求項17】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節
電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間
隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該
基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設定時間を
より大きい値に変更することを特徴とする情報処理装置
の制御方法 - 【請求項18】最後のユーザ入力から節電タイマーの設
定時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情
報処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節
電モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間
隔を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該
基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間を
より小さい値に変更し、該時間間隔が該基準値よりも小
さければ前記節電タイマーの設定時間をより大きい値に
変更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項19】プロセッサ手段と、メモリ手段と、一定
時間間隔の信号を与える第1の手段と、最後のユーザ入
力から設定時間が経過したことを通知する節電タイマー
と、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開始す
る第2の手段と、次のユーザ入力によって節電動作を停
止する第3の手段と、節電動作を停止してから再び節電
動作を開始するまでの経過時間を計測する第4の手段
と、第4の手段による計測結果に応じて前記節電タイマ
ーの設定時間を変更する第5の手段と、を具備すること
を特徴とする情報処理装置 - 【請求項20】前記第5の手段は、第4の手段による計
測時間を予め与えられた基準値と比較して、該計測時間
が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時
間をより小さい値に変更し、該計測時間が該基準値より
も小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大きな
値に変更することを特徴とする請求項19に記載の情報
処理装置 - 【請求項21】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨の処理動作があるまでの時間
間隔に応じて前記節電タイマーの設定時間を変更するこ
とを特徴とする情報処理装置 - 【請求項22】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨の処理動作があるまでの時間
間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と比
較して、該時間間隔が該基準値よりも大きければ前記節
電タイマーの設定時間をより小さい値に変更することを
特徴とする情報処理装置 - 【請求項23】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨の処理動作があるまでの時間
間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と比
較して、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前記節
電タイマーの設定時間をより大きい値に変更することを
特徴とする情報処理装置 - 【請求項24】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、節電モードに遷移した時から通常モ
ードへの復帰を指示する旨の処理動作があるまでの時間
間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた基準値と比
較して、該時間間隔が該基準値よりも大きければ前記節
電タイマーの設定時間をより小さい値に変更し、該時間
間隔が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設
定時間をより大きい値に変更することを特徴とする情報
処理装置 - 【請求項25】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨の処理動作がある
までの時間間隔に応じて前記節電タイマーの設定時間を
変更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項26】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨の処理動作がある
までの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた
基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも大きけ
れば前記節電タイマーの設定時間をより小さい値に変更
することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項27】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨の処理動作がある
までの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた
基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも小さけ
れば前記節電タイマーの設定時間をより大きい値に変更
することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項28】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、節電モードに遷移した時
から通常モードへの復帰を指示する旨の処理動作がある
までの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与えられた
基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも大きけ
れば前記節電タイマーの設定時間をより小さい値に変更
し、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前記節電タ
イマーの設定時間をより大きい値に変更することを特徴
とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項29】最後処理動作から節電タイマーの設定時
間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報処
理装置において、電力供給開始時から節電モードに遷移
するまでの時間間隔に応じて前記節電タイマーの設定時
間を変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項30】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、電力供給開始時から節電モードに遷
移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与え
られた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも
大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい値
に変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項31】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、電力供給開始時から節電モードに遷
移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与え
られた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも
小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大きい値
に変更することを特徴とする情報処理装置 - 【請求項32】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置において、電力供給開始時から節電モードに遷
移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔を予め与え
られた基準値と比較して、該時間間隔が該基準値よりも
大きければ前記節電タイマーの設定時間をより小さい値
に変更し、該時間間隔が該基準値よりも小さければ前記
節電タイマーの設定時間をより大きい値に変更すること
を特徴とする情報処理装置 - 【請求項33】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節電
モードに遷移するまでの時間間隔に応じて前記節電タイ
マーの設定時間を変更することを特徴とする情報処理装
置の制御方法 - 【請求項34】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節電
モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔
を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基
準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間をよ
り小さい値に変更することを特徴とする情報処理装置の
制御方法 - 【請求項35】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節電
モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔
を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基
準値よりも小さければ前記節電タイマーの設定時間をよ
り大きい値に変更することを特徴とする情報処理装置の
制御方法 - 【請求項36】最後の処理動作から節電タイマーの設定
時間が経過した後に節電モードに遷移するタイプの情報
処理装置の制御方法において、電力供給開始時から節電
モードに遷移するまでの時間間隔を計測し、該時間間隔
を予め与えられた基準値と比較して、該時間間隔が該基
準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時間をよ
り小さい値に変更し、該時間間隔が該基準値よりも小さ
ければ前記節電タイマーの設定時間をより大きい値に変
更することを特徴とする情報処理装置の制御方法 - 【請求項37】プロセッサ手段と、メモリ手段と、一定
時間間隔の信号を与える第1の手段と、最後の処理動作
から設定時間が経過したことを通知する節電タイマー
と、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開始す
る第2の手段と、次の処理動作によって節電動作を停止
する第3の手段と、節電動作の開始から停止までの経過
時間を計測する第4の手段と、節電動作の開始から停止
までの経過時間に応じて前記節電タイマーの設定時間を
変更する第5の手段と、を具備することを特徴とする情
報処理装置 - 【請求項38】前記第5の手段は、節電動作の開始から
停止までの経過時間を予め与えられた基準値と比較し
て、該経過時間が該基準値よりも大きければ前記節電タ
イマーの設定時間をより小さい値に変更し、該経過時間
が該基準値よりも小さければ前記節電タイマーの設定時
間をより大きな値に変更することを特徴とする請求項9
に記載の情報処理装置 - 【請求項39】プロセッサ手段と、メモリ手段と、一定
時間間隔の信号を与える第1の手段と、最後の処理動作
から設定時間が経過したことを通知する節電タイマー
と、節電タイマーからの通知に応じて節電動作を開始す
る第2の手段と、次の処理動作によって節電動作を停止
する第3の手段と、節電動作を停止してから再び節電動
作を開始するまでの経過時間を計測する第4の手段と、
第4の手段による計測結果に応じて前記節電タイマーの
設定時間を変更する第5の手段と、を具備することを特
徴とする情報処理装置 - 【請求項40】前記第5の手段は、第4の手段による計
測時間を予め与えられた基準値と比較して、該計測時間
が該基準値よりも大きければ前記節電タイマーの設定時
間をより小さい値に変更し、該計測時間が該基準値より
も小さければ前記節電タイマーの設定時間をより大きな
値に変更することを特徴とする請求項19に記載の情報
処理装置
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