JPH0964307A - 酸化物薄膜の熱処理方法 - Google Patents

酸化物薄膜の熱処理方法

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JPH0964307A
JPH0964307A JP7220010A JP22001095A JPH0964307A JP H0964307 A JPH0964307 A JP H0964307A JP 7220010 A JP7220010 A JP 7220010A JP 22001095 A JP22001095 A JP 22001095A JP H0964307 A JPH0964307 A JP H0964307A
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heat treatment
oxygen
film
discharge
treatment method
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JP7220010A
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Yuichi Matsui
裕一 松井
Kazunari Torii
和功 鳥居
Toshihiko Itoga
敏彦 糸賀
Shinpei Iijima
晋平 飯島
Yuzuru Oji
譲 大路
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】RF無電極放電によって電気的に中性な酸素ラ
ジカルを発生せしめるラジカル源1を備え、放電管3内
に酸素を導入してRFコイル2に高周波電力を印加する
ことにより放電管内の酸素に放電を起こさせ、プラズマ
放電を起こしたガス分子を放電管の内壁に衝突させ、解
離させて活性な原子状酸素となし、アルミナ製アパーチ
ャプレート4の小さな穴から真空チャンバ内に放出し、
昇温されたTa25膜6に照射する。 【効果】従来の酸素プラズマ熱処理法等に比べて、低リ
ーク電流化でき、キャパシタ形成後の熱工程を通しても
リーク電流の増大が少ないTa25膜を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸化物薄膜の熱処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の容量絶縁膜として、高
誘電率絶縁膜であるTa25(五酸化タンタル)を用い
ることが検討されている。その場合、立体的な構造の電
極上に形成することを目的としているため、タンタルの
有機化合物(例えばペンタエトキシタンタル)を原料と
した化学的気相成長法が用いられる。しかし、Ta25
膜が形成された時点では酸素欠損や原料から混入する不
純物炭素が多く、リーク電流が極めて大きいため、形成
後の熱処理が必須である。
【0003】酸素欠損の修復や不純物炭素の除去のため
には、通常700℃以上の酸素雰囲気中での熱処理が必
要である。しかし700℃以上ではTa25膜が結晶化
し、結晶粒界によるリーク電流の増大が生じてしまう。
そこで、低温(700℃以下)でも効果的に酸素欠損を修
復するために、活性酸素雰囲気中での熱処理方法が検討
された。例えば、プラズマによってあらかじめ酸素分子
をオゾンに励起して熱処理室に輸送し、それを処理室内
で低圧水銀ランプで励起して酸素ラジカルを生成させて
熱処理する方法が考案された(UVオゾン熱処理法)。
【0004】これらの公知例として、特開平2−283022
号公報や、「テクニカル ダイジェスト オブ シンポ
ジウム オン ブイエルエスアイ テクノロジー(Techn
icalDigest of Symposium on VLSI Technology),p.2
5(1989)」が挙げられる。また、酸素をプラズマで
活性化し、Ta25膜をプラズマ中に曝しながら熱処理
する方法(酸素プラズマ熱処理法)として、特開平4−1
99828 号公報や、「エクステンディッド アブストラク
ツ オブ コンファレンス オン ソリッドステイト
デバイスイズ アンド マテリアルズ(Extended Abstr
acts of Conference on Solid State Devides and Mate
rials),p.862(1993)」が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】UVオゾン熱処理法の
代表的な装置例を図2に示す。プラズマ発生器7によっ
てあらかじめ酸素分子をオゾンに励起して熱処理室に輸
送し、それを処理室内で低圧水銀ランプ8で励起して酸
素ラジカルを生成させて熱処理する方法である。酸素欠
損を十分に修復するためには熱処理温度を高温化する必
要があるが、オゾンは300℃以上では容易に酸素分子
に解離してしまうため、この方法では熱処理時の基板温
度を300℃以上に高温化すると酸素欠損修復効果が小
さくなる。そのため、より高温での熱処理が可能となる
方法が必要である。
【0006】次に酸素プラズマ熱処理法の代表的な装置
例を図3に示す。酸素をプラズマ発生器7で活性化し、
Ta25膜をプラズマ中に曝しながら熱処理する方法で
ある。この方法ならば、酸素ラジカルを基板表面で常に
生成し続けることができるため、基板温度を300℃以
上に高温化しても酸素欠損修復効果がある。しかしプラ
ズマによって酸素イオンも生成されるため、Ta25
がイオン損傷を受け、新たなリーク電流の要因が生じて
しまう。そのため、Ta25膜に損傷を与えることなく
酸素欠損を修復し、リーク電流を効果的に低減できる熱
処理方法が求められていた。
【0007】さらに我々の検討によって、酸素プラズマ
熱処理を施してキャパシタを形成した後、450℃の熱
工程を通すとキャパシタのリーク電流が増大することが
わかった。前述したようにTa25膜中には原料から混
入する不純物炭素が数%〜数十%程度混入しており、4
50℃程度の熱工程でも容易に結合が切断されてリーク
電流の原因となる欠陥を生じさせるためである。Ta2
5膜を半導体記憶素子の容量絶縁膜として採用する場
合、配線工程を考慮すると450℃以上の耐熱性が必要
となる。そこで、450℃程度でも切断されない強い炭
素結合を形成でき、キャパシタ形成後の熱工程でもリー
ク電流を増大させることのない熱処理方法が求められて
いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の二つの課題を解決
するために、酸素ラジカル熱処理法を考案した。これ
は、RF無電極放電によって電気的に中性な原子状酸素
(酸素ラジカル)を発生させ、昇温されたTa25膜に照
射する方法である。この熱処理方法を用いることによっ
て、Ta25膜にイオン損傷を生成させることなく酸素
欠損を修復することができる。また炭素に対する酸化力
が強いため、Ta25膜中の炭素を700℃以下の温度
でも酸化除去でき、膜中に残った炭素も容易に切断され
ない結合状態となる。そのため、キャパシタ形成後の4
50℃程度の熱工程を通してもリーク電流の増大が少な
いTa25膜が形成できる。
【0009】
【作用】イオン損傷を生じさせることなく酸素欠損を修
復でき、加えて膜中の不純物炭素を700℃以下の低温
でも十分に除去または強い結合を実現できる。
【0010】
【実施例】本発明を実施するための熱処理装置を図1に
示す。基板加熱ヒータを備えた試料台5と、酸素ガスを
導入するラインを備えている。酸素の流量はマスフロー
コントローラによって制御する。排気系として、ターボ
モレキュラポンプとロータリポンプを備えており、10
-8Torrまで排気できる。また、RF無電極放電によって
電気的に中性な酸素ラジカルを発生できるラジカル源1
を備えている。放電管3内に酸素を導入してRFコイル
2に13.56MHz の高周波電力を印加することによ
り放電管内の酸素に放電を起こさせる。プラズマ放電を
起こしたガス分子は放電管の内壁との衝突によって解離
して活性な原子状酸素(酸素ラジカル)となり、アルミナ
製アパーチャプレート4の小さな穴(0.5mm)から真空
チャンバ内に放出され、試料6に照射される。
【0011】酸素ラジカル源から発生する活性種を同定
するために、プラズマ分光分析を行った。分光器は高感
度マルチチャネル分光測定装置を用いた。分光分析の際
にはラジカルビーム源が覗き窓の正面にくるように配置
を変え、覗き窓越しに検出器をおき、光ファイバで分光
器まで光を導くという配置を用いて測定した。
【0012】測定結果を図4に示す。波長394.7n
m,436.9nm,532.9nm,615.8nm,6
45.7nm,700.2nm,725.5nm,777.
5nmが酸素ラジカルによる発光である。それと比較し
て、酸素イオンによる発光である波長525.1nm,
559.7nm,597.3nm のピークは非常に小さ
く、少なくとも酸素ラジカルに対する濃度は0.1% 以
下であった。ここで、最も大きいピークである777.
5nmの発光は、3p5P(主量子数=3,5重項P)か
ら3s50(主量子数=3,5重項S)への遷移による
発光に対応しており、基底状態から約11eV励起され
た酸素ラジカルである。この発光を持つ酸素ラジカル
が、Ta25膜の不純物炭素除去および酸素欠損修復に
大きな効果を発揮する。原子状酸素の中で、750nm
以上の発光をもつものが90%以上であった。
【0013】本発明による熱処理方法の効果を立証する
ために用いた試料の、作製手順を説明する。試料構造を
図5に示す。Si基板9はn型で0.01Ωcm 程度の低
抵抗のものを用いた。まず、1/20に希釈したHF溶
液中に2分間浸し、水切れすることを確認した後、水
洗,乾燥させた。その後、下部電極10として、原料ガ
スとしてSiH4,H2,PH3を用い、P(リン)を1c
m3当り4×1020個ドーピングしたSi膜をCVD法に
よって200nm形成し、N2 雰囲気中で800℃、1
0分の多結晶化を行った。さらにNH4 雰囲気中で80
0℃、1分の窒化を行い、多結晶化Si表面の約2nm
をSi窒化膜11に変えた。これは、Ta25膜形成中
および形成後の熱処理によって下部電極が酸化し、容量
が低下するのを抑制するためである。その後、Ta25
膜12を化学的気相成長法で形成した。ペンタエトキシ
タンタル(原料容器を125℃に加熱,キャリアガスは
2:50sccm)と酸素(600sccm)を原料とし、成
膜室圧力0.2Torr,基板温度420℃で膜厚8nm形
成した。
【0014】その後、本発明による熱処理と、比較のた
めに従来例の熱処理を施し、電気的特性の評価のために
上部電極を形成した。上部電極はTiCl4とNH4を原
料とするCVD法によってTiN膜13を50nm形成
し、公知のリソグラフィー/エッチング法によって10
0μm角に加工した。
【0015】本発明によって熱処理を行ったTa25
の電圧−電流密度特性を、他の熱処理方法と比較して図
6に示す。UVオゾン熱処理条件は基板温度280℃,
圧力は常圧とした。酸素プラズマ熱処理条件は、基板温
度400℃,圧力10Torr,RF周波数13.56MH
z とした。酸素ラジカル熱処理の条件は、基板温度4
00℃,圧力10-6Torr,RF周波数13.56MHz
とした。いずれの場合も、熱処理時間は10分に統一し
た。SiO2換算膜厚はいずれも2.5nmであった。
【0016】図6からわかるように、本発明による酸素
ラジカル熱処理法は、他の熱処理法に比べてTa25
のリーク電流密度の低減効果が大きいことがわかる。U
Vオゾン熱処理法よりリーク電流低減効果が大きいの
は、熱処理温度を高温化できるためである。また、酸素
プラズマ熱処理法よりリーク電流低減効果が大きいの
は、酸素イオンによる損傷を受けないためである。
【0017】酸素ラジカルに対する酸素イオンの濃度
は、少なければ少ないほどイオン損傷の影響が小さく、
リーク電流低減の効果がある。図7に示すように、DR
AM動作に必要とされる1.25V の耐圧を持つために
はイオン状の酸素濃度は10%以下にする必要がある。
イオン状酸素濃度を1%以下に抑えると、0.1V の耐
圧余裕を持つことができ、さらに望ましくは0.1%以
下に抑えると、0.2Vの耐圧余裕を持つことができ
る。
【0018】次に、キャパシタ形成後に窒素雰囲気中で
450℃,90分の熱工程を通して、再び電圧−電流密
度特性を評価した。結果を図8に示す。酸素プラズマ熱
処理を施したものは、450℃の熱工程によってリーク
電流が大きく増大してしまうのに対し、酸素ラジカル熱
処理を施したものはリーク電流の増大が小さい。酸素ラ
ジカルは炭素に対する酸化力が強いため、Ta25膜中
の炭素を酸化除去でき、膜中に残った炭素も容易に切断
されない結合状態となったためである。そのため、キャ
パシタ形成後の450℃の熱処理によってもリーク電流
の増大が少ないTa25膜が形成できた。
【0019】それぞれ酸素プラズマおよび酸素ラジカル
熱処理を施したTa25膜中炭素の昇温脱離分析結果を
図9に示す。比較のために熱処理を施していない(as
−depo)Ta25膜の測定結果も示してある。as
−depoの場合、100℃から700℃の広い範囲で
CH4 ,COの脱離が観測されており、COに比べると
CH4 の脱離が多い。酸素プラズマ熱処理を施したもの
は、100℃から400℃の間で脱離し、CH4 に比べ
てCOの脱離が増加する。これはTa25膜中の炭素が
酸素プラズマによって弱い酸素結合をし、容易に脱離し
やすくなったためである。この脱離する炭素が、キャパ
シタ形成後の熱工程によってリーク電流を増大させる原
因である。酸素ラジカル熱処理を施したものは、酸素プ
ラズマ熱処理に比べてCOの脱離が少なく、CH4 の脱
離は観測されない。これは、前述したように酸素ラジカ
ルは炭素に対する酸化力が強いため、Ta25膜中の炭
素を十分に酸化除去できたためである。また、膜中に残
存している炭素も容易に切断されない強い結合状態とな
るため、700℃以下では脱離しにくくなったものと考
えられる。
【0020】ここで、酸素ラジカル熱処理法のシーケン
スについて付け加えておく。所定時間の熱処理終了後、
200℃程度まで降温してから酸素ラジカル照射を停止
する方法と、酸素ラジカル照射を停止してから降温を開
始する方法とがある。前者の場合、Ta25膜中に残存
する不純物炭素がさらに酸化されるため、キャパシタ形
成後の熱工程によって炭素の脱離があり、リーク電流密
度が若干増加する。実施例ではこの手順で酸素ラジカル
熱処理を行っている。後者の方法を用いればTa25
中の炭素が酸化されずに閉じ込められるため熱工程によ
る劣化は無くなる。しかし、高温で真空中(又は酸素分
子中)に放置されることになり、Ta25膜中の酸素の
脱離等が生じるため、初期特性が前者の方法によるもの
に比べて劣る。結果的にはキャパシタ形成後の熱工程後
の電気的特性に大差は無く、どちらの方法を用いるかは
設計事項である。
【0021】酸素ラジカル熱処理温度は300℃以上で
効果があり、高温化するほど酸素欠損修復効果および不
純物炭素除去効果が大きくなって、低リークかつ熱工程
による劣化が少ないTa25膜が得られる。しかし、7
00℃以上ではTa25膜が結晶化し、結晶粒界からの
リーク電流増大が生じてしまうため、熱処理温度は70
0℃以下に限定される。また、高温になると基板のシリ
コンとTa25の界面でのシリコン酸化膜の成長が著し
くなり容量が低下してしまうため、熱処理温度は600
℃以下が望ましい。また、キャパシタ形成後の熱工程の
許容温度は700℃以下であり、可能ならば550℃以
下が望ましい。
【0022】酸素ラジカル熱処理時間については、長時
間行うほど酸素欠損修復効果および不純物炭素除去効果
が大きくなって、低リークかつ熱工程による劣化が少な
いTa25膜が得られる。しかし、30分以上になると
基板のシリコンとTa25の界面でのシリコン酸化膜の
成長が著しくなり容量が低下してしまうため、熱処理温
度は30分以下に限定され、可能ならば10分以下が望
ましい。
【0023】実施例で、Ta25膜の堆積法としてペン
タエトキシタンタルを原料とした化学的気相成長法を用
いたが、Taの原料はTa(OCH3)5,Ta(N(CH3)
2)5などの他のTa有機物ソースを用いて形成したTa2
5膜でも効果が確認された。
【0024】ここではキャパシタの下部電極として多結
晶シリコンを用いたが、それに代わって金属材料、例え
ば、WやPtを用いても同様の効果が得られた。
【0025】上部電極についてもTiN以外にPtやW
を用いることができる。形成方法についてもCVDに限
ったものではなく、スパッタ法を用いてもよい。
【0026】さらに、本発明による酸素ラジカル熱処理
法を用いてダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)を作製した。メモリセルの断面図を図10
に示す。ここで、容量素子SiO2 換算膜厚2.5nm
(Ta25膜厚8nm)で耐圧1.25V(判定電流密度
10-8A/cm2)を満足しており、さらにDRAMとし
ての動作が確認された。下部電極構造として、ここでは
厚膜型を用いたが、円筒型やフィン型を用いても同様の
効果が得られる。
【0027】本発明によって形成された容量素子は、通
信用LSIなどで大容量を必要とするコンデンサ部分に
も適用できる。
【0028】さらに、容量素子としてだけでなく、MO
Sのゲート酸化膜の形成工程に適用しても、従来方法よ
りも高い絶縁耐圧を有する酸化膜が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、UVオゾン熱処理法や
酸素プラズマ熱処理法に比べてリーク電流が小さく、キ
ャパシタ形成後の450℃の熱工程を通してもリーク電
流の増大が少ないTa25膜を作製することが可能にな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸素ラジカル熱処理装置の実施例の説明図。
【図2】従来技術による熱処理装置のUVオゾン熱処理
法の説明図。
【図3】従来技術による熱処理装置の酸素プラズマ熱処
理法の説明図。
【図4】酸素ラジカルの発光スペクトル特性図。
【図5】電気的特性評価に用いた試料構造の説明図。
【図6】ラジカル熱処理後の電圧−電流密度特性を従来
方法と比較して示す特性図。
【図7】耐圧のイオン状酸素濃度依存性の特性図。
【図8】熱工程前後の電圧−電流密度特性図。
【図9】昇温脱離分析結果の特性図。
【図10】酸素ラジカル熱処理用いて作製したDRAM
の要部の断面図。
【符号の説明】
1…酸素ラジカル源、2…RFコイル、3…放電管、4
…アパーチャプレート、5…試料台、6…試料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 (72)発明者 飯島 晋平 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 大路 譲 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンタル酸化膜を酸化性雰囲気中で熱処理
    する方法であって、熱処理は原子状酸素を前記タンタル
    酸化膜に照射することによって行われることを特徴とす
    る酸化物薄膜の熱処理方法。
  2. 【請求項2】タンタル酸化膜を酸化性雰囲気中で熱処理
    する方法であって、熱処理はRF無電極放電によって発
    生した原子状酸素を前記タンタル酸化膜に照射すること
    によって行われることを特徴とする酸化物薄膜の熱処理
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記熱処理の雰囲気中
    に含まれるイオン状酸素の濃度が、前記原子状酸素に対
    して10%以下である酸化物薄膜の熱処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記熱処理の雰囲気中
    に含まれる原子状酸素の中で、750nm以上の発光波長
    をもつものが90%以上含まれている酸化物薄膜の熱処
    理方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記熱処理は300℃
    以上700℃以下の温度で行われる酸化物薄膜の熱処理
    方法。
JP7220010A 1995-08-29 1995-08-29 酸化物薄膜の熱処理方法 Pending JPH0964307A (ja)

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