JPH0962921A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH0962921A JPH0962921A JP21780395A JP21780395A JPH0962921A JP H0962921 A JPH0962921 A JP H0962921A JP 21780395 A JP21780395 A JP 21780395A JP 21780395 A JP21780395 A JP 21780395A JP H0962921 A JPH0962921 A JP H0962921A
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- Japan
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- product
- commodity
- vending machine
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- rack
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な商品収容数を確保することができると
共に、顧客が、実際に購入する商品およびその動きを見
ることができる自動販売機を提供することを目的とす
る。 【構成】 商品収納庫５を内蔵した販売機本体２と、メ
インドア３と、断熱ドア４と、商品収納庫５内に配設し
た商品ラック６と、商品ラック６から払い出された商品
を販売口１１に導く落下通路８とを備え、メインドア３
の商品ディスプレイ１４および断熱ドア４は、外部から
商品収納庫５内を視認可能な透明な部材で構成され、商
品ラック６は、前端部に設けた商品投入口３１と後端部
に設けたベンドメカニズム３２と商品投入口３１からベ
ンドメカニズム３２に向かって後下り傾斜して延び商品
Ａを１列に収容可能なストック通路３３とから成る商品
コラム７を、上下方向に多数有している。
共に、顧客が、実際に購入する商品およびその動きを見
ることができる自動販売機を提供することを目的とす
る。 【構成】 商品収納庫５を内蔵した販売機本体２と、メ
インドア３と、断熱ドア４と、商品収納庫５内に配設し
た商品ラック６と、商品ラック６から払い出された商品
を販売口１１に導く落下通路８とを備え、メインドア３
の商品ディスプレイ１４および断熱ドア４は、外部から
商品収納庫５内を視認可能な透明な部材で構成され、商
品ラック６は、前端部に設けた商品投入口３１と後端部
に設けたベンドメカニズム３２と商品投入口３１からベ
ンドメカニズム３２に向かって後下り傾斜して延び商品
Ａを１列に収容可能なストック通路３３とから成る商品
コラム７を、上下方向に多数有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売する商品およ
び商品の販売動作が外部から見える、いわゆるシースル
ー形式の自動販売機に関するものである。
び商品の販売動作が外部から見える、いわゆるシースル
ー形式の自動販売機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シースルー形式の自動販売機として、以
下に説明する缶飲料用の自動販売機が知られている。こ
の自動販売機では、販売機本体に内蔵した商品収容庫に
合わせて、メインドアの商品ディスプレイを大きく形成
すると共に、商品収容庫の断熱ドアを透明な部材で構成
し、商品ディスプレイ越しに、商品収容庫内の商品が見
えるようになっている。商品は、商品収容庫内に収容し
た上下２段、左右４列の商品ラックにそれぞれ収容され
ており、商品ディスプレイの前面には各商品ラックに対
応して、商品選択ボタンが配設されている。各商品ラッ
クは、上流端の商品投入口から商品収容庫の奥行き幅い
っぱいに「Ｓ」字状に延びるストック通路と、ストック
通路の下流端からシュートの近傍まで鉛直に延びる払出
し通路とで、構成されている。この場合、ストック通路
は商品が転動するように所定の下り勾配を有しているた
め、断熱ドア側に位置するストック通路のターン部で
は、上下に大きな間隙が生ずる。このため、この自動販
売機では、この間隙を埋めるように商品サンプル（サン
プル缶）が配設されている。
下に説明する缶飲料用の自動販売機が知られている。こ
の自動販売機では、販売機本体に内蔵した商品収容庫に
合わせて、メインドアの商品ディスプレイを大きく形成
すると共に、商品収容庫の断熱ドアを透明な部材で構成
し、商品ディスプレイ越しに、商品収容庫内の商品が見
えるようになっている。商品は、商品収容庫内に収容し
た上下２段、左右４列の商品ラックにそれぞれ収容され
ており、商品ディスプレイの前面には各商品ラックに対
応して、商品選択ボタンが配設されている。各商品ラッ
クは、上流端の商品投入口から商品収容庫の奥行き幅い
っぱいに「Ｓ」字状に延びるストック通路と、ストック
通路の下流端からシュートの近傍まで鉛直に延びる払出
し通路とで、構成されている。この場合、ストック通路
は商品が転動するように所定の下り勾配を有しているた
め、断熱ドア側に位置するストック通路のターン部で
は、上下に大きな間隙が生ずる。このため、この自動販
売機では、この間隙を埋めるように商品サンプル（サン
プル缶）が配設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
販売機では、商品ラックのストック通路に商品が満たさ
れている場合には、正面から商品サンプル缶に加え販売
する商品が見え、顧客は実際に購入する商品とその動き
を見ることができるが、販売が進み払出し通路にのみ商
品がある場合には、実際に購入する商品とその動きを見
ることができず、顧客にとって、視認した缶が販売され
るという実感がそがれ、違和感のあるものとなってい
た。また、ストック通路に大きな間隙が生ずる分、商品
収容数が少なくなる問題があった。
販売機では、商品ラックのストック通路に商品が満たさ
れている場合には、正面から商品サンプル缶に加え販売
する商品が見え、顧客は実際に購入する商品とその動き
を見ることができるが、販売が進み払出し通路にのみ商
品がある場合には、実際に購入する商品とその動きを見
ることができず、顧客にとって、視認した缶が販売され
るという実感がそがれ、違和感のあるものとなってい
た。また、ストック通路に大きな間隙が生ずる分、商品
収容数が少なくなる問題があった。
【０００４】本発明は、上記の課題を解決するために為
されたものであり、十分な商品収容数を確保することが
できると共に、顧客が、実際に購入する商品およびその
動きを見ることができる自動販売機を提供することをそ
の目的としている。
されたものであり、十分な商品収容数を確保することが
できると共に、顧客が、実際に購入する商品およびその
動きを見ることができる自動販売機を提供することをそ
の目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の自動販売機
は、商品収納庫を内蔵した販売機本体と、販売機本体の
前面を開閉するメインドアと、商品収納庫の前面を開閉
する断熱ドアと、商品収納庫内に配設した商品ラック
と、商品ラックから払い出された商品を販売口に導く落
下通路とを備え、メインドアの商品ディスプレイおよび
断熱ドアは、外部から商品収納庫内を視認可能な透明な
部材で構成され、商品ラックは、前端部に設けた商品投
入口と後端部に設けたベンドメカニズムと商品投入口か
らベンドメカニズムに向かって後下り傾斜して延び商品
を１列に収容可能なストック通路とから成る商品コラム
を、上下方向に多数有していることを特徴とする。
は、商品収納庫を内蔵した販売機本体と、販売機本体の
前面を開閉するメインドアと、商品収納庫の前面を開閉
する断熱ドアと、商品収納庫内に配設した商品ラック
と、商品ラックから払い出された商品を販売口に導く落
下通路とを備え、メインドアの商品ディスプレイおよび
断熱ドアは、外部から商品収納庫内を視認可能な透明な
部材で構成され、商品ラックは、前端部に設けた商品投
入口と後端部に設けたベンドメカニズムと商品投入口か
らベンドメカニズムに向かって後下り傾斜して延び商品
を１列に収容可能なストック通路とから成る商品コラム
を、上下方向に多数有していることを特徴とする。
【０００６】この構成によれば、商品ラックが、商品投
入口、ベンドメカニズムおよびストック通路から成る商
品コラムを上下方向に多数有する構造になっており、か
つ、ストック通路が後下り傾斜して延び商品を１列に収
容可能な構造になっているため、無駄なスペースがな
く、商品の収容数を増すことができる。また、メインド
アの商品ディスプレイおよび断熱ドアは、外部から商品
収納庫内を視認可能な透明な部材で構成されているた
め、販売に伴って奥に送られて行く商品の動きを、商品
購入者が外部から見ることができる。一方、各商品コラ
ムには、商品投入口およびベンドメカニズムが設けられ
ているため、商品コラム単位で異なる商品を販売するこ
とができる。すなわち、販売実績に応じて同一の商品を
収容する商品コラムの数を決定すれば、異なる商品がほ
ぼ同時に売り切れとなるような、販売形態を執ることが
できる。
入口、ベンドメカニズムおよびストック通路から成る商
品コラムを上下方向に多数有する構造になっており、か
つ、ストック通路が後下り傾斜して延び商品を１列に収
容可能な構造になっているため、無駄なスペースがな
く、商品の収容数を増すことができる。また、メインド
アの商品ディスプレイおよび断熱ドアは、外部から商品
収納庫内を視認可能な透明な部材で構成されているた
め、販売に伴って奥に送られて行く商品の動きを、商品
購入者が外部から見ることができる。一方、各商品コラ
ムには、商品投入口およびベンドメカニズムが設けられ
ているため、商品コラム単位で異なる商品を販売するこ
とができる。すなわち、販売実績に応じて同一の商品を
収容する商品コラムの数を決定すれば、異なる商品がほ
ぼ同時に売り切れとなるような、販売形態を執ることが
できる。
【０００７】請求項１の自動販売機において、商品ラッ
クは、上下方向に相互に隣接する複数の商品コラムを１
組として複数組のコラム群を有すると共に、各コラム群
に単一種の商品が収納される構造になっており、各商品
コラムには、最前端に収容された商品の後方への転動を
阻止および阻止解除可能に構成された送り阻止機構が設
けられ、各コラム群には、複数の送り阻止機構の作動を
制御する制御手段が設けられていることが、好ましい。
クは、上下方向に相互に隣接する複数の商品コラムを１
組として複数組のコラム群を有すると共に、各コラム群
に単一種の商品が収納される構造になっており、各商品
コラムには、最前端に収容された商品の後方への転動を
阻止および阻止解除可能に構成された送り阻止機構が設
けられ、各コラム群には、複数の送り阻止機構の作動を
制御する制御手段が設けられていることが、好ましい。
【０００８】この構成によれば、販売が進んでも、送り
阻止機構により、各商品コラムに収容した商品を、外部
からよく見えるように商品コラムの最前端に残しておく
ことができ、この最前端の商品を商品見本として活用す
ることができる。この場合、制御手段により、送り阻止
機構をコラム群単位で制御すれば、商品見本を意識し
て、各種の販売形態を執ることができる。例えば、Ａ、
Ｂ、Ｃの３つの商品コラムを有するコラム群において、
Ａコラム、ＢコラムおよびＣコラムの最前端の商品をそ
の最前端に残したまま、他の商品をＡコラム、Ｂコラム
およびＣコラムの順で販売する。また、Ａコラム、Ｂコ
ラムおよびＣコラムの最前端の商品を、全体の販売数に
応じて順に送り込んで行き、販売量の指標とする。或い
は、Ｃコラムの最前端の商品のみを商品見本として残し
て、販売停止にする。
阻止機構により、各商品コラムに収容した商品を、外部
からよく見えるように商品コラムの最前端に残しておく
ことができ、この最前端の商品を商品見本として活用す
ることができる。この場合、制御手段により、送り阻止
機構をコラム群単位で制御すれば、商品見本を意識し
て、各種の販売形態を執ることができる。例えば、Ａ、
Ｂ、Ｃの３つの商品コラムを有するコラム群において、
Ａコラム、ＢコラムおよびＣコラムの最前端の商品をそ
の最前端に残したまま、他の商品をＡコラム、Ｂコラム
およびＣコラムの順で販売する。また、Ａコラム、Ｂコ
ラムおよびＣコラムの最前端の商品を、全体の販売数に
応じて順に送り込んで行き、販売量の指標とする。或い
は、Ｃコラムの最前端の商品のみを商品見本として残し
て、販売停止にする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るシースルー形式の自動販売機につ
いて説明する。この自動販売機は、缶ジュースや缶コー
ヒーなどの缶飲料を販売するものであり、図１はその正
面図、図２はその縦断面図である。両図に示すように、
この自動販売機１は、販売機本体２と、販売機本体２の
前面に開閉自在に取り付けたメインドア３とで構成され
ている。販売機本体２の内部には、前面に断熱ドア４を
有する商品収納庫５が広く設けられており、商品収納庫
５内には、左右方向に４列の商品ラック６が配設されて
いる。
明の一実施形態に係るシースルー形式の自動販売機につ
いて説明する。この自動販売機は、缶ジュースや缶コー
ヒーなどの缶飲料を販売するものであり、図１はその正
面図、図２はその縦断面図である。両図に示すように、
この自動販売機１は、販売機本体２と、販売機本体２の
前面に開閉自在に取り付けたメインドア３とで構成され
ている。販売機本体２の内部には、前面に断熱ドア４を
有する商品収納庫５が広く設けられており、商品収納庫
５内には、左右方向に４列の商品ラック６が配設されて
いる。
【００１０】各列の商品ラック６には、上下方向に多数
の商品コラム７が積み重なるように配設されており、３
個の商品コラム７，７，７をコラム群Ｃとして区割り
し、各コラム群Ｃには同一の商品Ａが収容されるように
なっている。商品ラック６の後端と商品収納庫５の後壁
５ａとの間には落下通路８が形成され、落下通路８の下
流端には、前方に向かって前下り傾斜したシュート９が
配設されている。各商品コラム７から払い出された商品
Ａは、落下通路８を落下すると共に各シュート９上を転
動し、払出口１０から販売口１１に導かれる。
の商品コラム７が積み重なるように配設されており、３
個の商品コラム７，７，７をコラム群Ｃとして区割り
し、各コラム群Ｃには同一の商品Ａが収容されるように
なっている。商品ラック６の後端と商品収納庫５の後壁
５ａとの間には落下通路８が形成され、落下通路８の下
流端には、前方に向かって前下り傾斜したシュート９が
配設されている。各商品コラム７から払い出された商品
Ａは、落下通路８を落下すると共に各シュート９上を転
動し、払出口１０から販売口１１に導かれる。
【００１１】落下通路８には、商品ラック６側に各商品
コラム７の後端から吊り下げようにして可動板１２が設
けられると共に、これに対応して後壁５ａ側に波板１３
が設けられていて、落とし込まれる商品Ａが、サーペン
タインの通路と同様に、制動されながら落下するように
なっている。
コラム７の後端から吊り下げようにして可動板１２が設
けられると共に、これに対応して後壁５ａ側に波板１３
が設けられていて、落とし込まれる商品Ａが、サーペン
タインの通路と同様に、制動されながら落下するように
なっている。
【００１２】メインドア３には、上記の断熱ドア４に対
応するように商品ディスプレイ１４が広く設けられてお
り、商品ディスプレイ１４の右脇のスペースには、紙幣
投入口１５、表示器１６、テンキー１７、硬貨投入口１
８および返却レバー１９などが設けられている。この場
合、上記のコラム群Ｃに対応して、商品ディスプレイ１
４の前面には数字が書き込まれており、テンキー１７に
より該当する数字、すなわち該当する商品Ａを選択でき
るようになっている。また、商品ディスプレイ１４の下
側には、販売口１１および硬貨返却口２０が配設されて
いる。
応するように商品ディスプレイ１４が広く設けられてお
り、商品ディスプレイ１４の右脇のスペースには、紙幣
投入口１５、表示器１６、テンキー１７、硬貨投入口１
８および返却レバー１９などが設けられている。この場
合、上記のコラム群Ｃに対応して、商品ディスプレイ１
４の前面には数字が書き込まれており、テンキー１７に
より該当する数字、すなわち該当する商品Ａを選択でき
るようになっている。また、商品ディスプレイ１４の下
側には、販売口１１および硬貨返却口２０が配設されて
いる。
【００１３】この場合、商品ディスプレイ１４を構成す
る前面パネル２１は、透明なアクリル樹脂などで構成さ
れ、また、この前面パネル２１越しに見える断熱ドア４
も、複層構造の透明なアクリル樹脂などで構成されてい
る。さらに、各商品コラム７を構成する棚板２２も透明
なアクリル樹脂などで構成されている。したがって、こ
の自動販売機１では、商品ディスプレイ１４越しに、各
商品ラック６に充填した商品Ａが見えるようになってい
る。すなわち、自動販売機１が、いわゆるシースルー構
造になっており、ストックされている商品Ａや販売時に
商品Ａが順次送られてゆく様子などが、外部から視認で
きるようになっている。
る前面パネル２１は、透明なアクリル樹脂などで構成さ
れ、また、この前面パネル２１越しに見える断熱ドア４
も、複層構造の透明なアクリル樹脂などで構成されてい
る。さらに、各商品コラム７を構成する棚板２２も透明
なアクリル樹脂などで構成されている。したがって、こ
の自動販売機１では、商品ディスプレイ１４越しに、各
商品ラック６に充填した商品Ａが見えるようになってい
る。すなわち、自動販売機１が、いわゆるシースルー構
造になっており、ストックされている商品Ａや販売時に
商品Ａが順次送られてゆく様子などが、外部から視認で
きるようになっている。
【００１４】一方、各商品ラック６には、図２に示すよ
うに、上下に重なるように配設した多数の商品コラム７
が組み込まれている。この多数の商品コラム７は、商品
ラック６を構成する左右の側板（図示省略）に多数の棚
板２２を斜めに取り付けて形成されている。各商品コラ
ム７は商品Ａを１列に収容する構成に成っており、前端
部に設けた商品投入口３１と、後端部に設けたベンドメ
カニズム３２と、商品投入口３１からベンドメカニズム
３２に向かって後下り傾斜して延びるストック通路３３
とで構成されている。
うに、上下に重なるように配設した多数の商品コラム７
が組み込まれている。この多数の商品コラム７は、商品
ラック６を構成する左右の側板（図示省略）に多数の棚
板２２を斜めに取り付けて形成されている。各商品コラ
ム７は商品Ａを１列に収容する構成に成っており、前端
部に設けた商品投入口３１と、後端部に設けたベンドメ
カニズム３２と、商品投入口３１からベンドメカニズム
３２に向かって後下り傾斜して延びるストック通路３３
とで構成されている。
【００１５】また、各ストック通路３３の前端部には、
最前端に収容された商品Ａの後方への転動（送り）を阻
止および阻止解除可能に構成された送り阻止機構３４が
設けられている。この送り阻止機構３４は、ソレノイド
などで作動し、後述する制御手段２３によりその作動が
制御される。
最前端に収容された商品Ａの後方への転動（送り）を阻
止および阻止解除可能に構成された送り阻止機構３４が
設けられている。この送り阻止機構３４は、ソレノイド
などで作動し、後述する制御手段２３によりその作動が
制御される。
【００１６】上記したように、相互に隣接する３つの商
品コラム７，７，７をコラム群Ｃとして、これに同一商
品Ａが収容されており、各コラム群Ｃを単位として、そ
の各商品コラム７のベンドメカニズム３２および送り阻
止機構３４が、制御手段２３により制御され、各種の販
売形態を執り得るようになっている。
品コラム７，７，７をコラム群Ｃとして、これに同一商
品Ａが収容されており、各コラム群Ｃを単位として、そ
の各商品コラム７のベンドメカニズム３２および送り阻
止機構３４が、制御手段２３により制御され、各種の販
売形態を執り得るようになっている。
【００１７】図３は、第１の販売形態を表している。こ
の販売形態では、上段、中段および下段のそれぞれの商
品コラム７ａ，７ｂ，７ｃの最前端の商品Ａを、送り阻
止機構３４によりその最前端に残しておく。この状態
で、他の商品Ａを下段の商品コラム７ｃから、中段の商
品コラム７ｂおよび上段の商品コラム７ａの順で、図示
の番号に従って繰り返すように販売してゆく。そして、
他の商品Ａが売り切れたところで、最前端の商品Ａを残
したまま売り切れとする。この販売形態では、常に外部
から見える所に上下に並べて、３個の商品Ａを商品見本
として残しておくことができる。また、３個の商品Ａは
プリクールとして活用することができる。なお、この販
売形態のみを想定した自動販売機１では、送り阻止機構
３４を単なるストッパ的な部材で構成してもよい。
の販売形態では、上段、中段および下段のそれぞれの商
品コラム７ａ，７ｂ，７ｃの最前端の商品Ａを、送り阻
止機構３４によりその最前端に残しておく。この状態
で、他の商品Ａを下段の商品コラム７ｃから、中段の商
品コラム７ｂおよび上段の商品コラム７ａの順で、図示
の番号に従って繰り返すように販売してゆく。そして、
他の商品Ａが売り切れたところで、最前端の商品Ａを残
したまま売り切れとする。この販売形態では、常に外部
から見える所に上下に並べて、３個の商品Ａを商品見本
として残しておくことができる。また、３個の商品Ａは
プリクールとして活用することができる。なお、この販
売形態のみを想定した自動販売機１では、送り阻止機構
３４を単なるストッパ的な部材で構成してもよい。
【００１８】図４は、第２の販売形態を表している。こ
の販売形態では、上段、中段および下段のそれぞれの商
品コラム７ａ，７ｂ，７ｃの最前端の商品Ａを、送り阻
止機構３４によりその最前端に残しておき、この状態か
ら販売を開始する。その際、販売量（個数）をセンサ２
４で監視し、例えば商品全体の１／３が販売し終わった
ところで、上段の商品コラム７ａの最前端の商品Ａを送
り出す。次に、商品全体の２／３が販売し終わったとこ
ろで、中段の商品コラム７ｂの最前端の商品Ａを送り出
す。そして最後に、下段の商品コラム７ｃの最前端の商
品Ａを残して他の商品Ａが販売し終わったところで、こ
の最前端の商品Ａを送り出して販売する。この販売形態
では、常に外部から見える所に商品Ａを商品見本として
残しながら、顧客やオペレータに対し、商品Ａの満杯感
をある程度保持しながら、販売状況をアピールすること
ができる。
の販売形態では、上段、中段および下段のそれぞれの商
品コラム７ａ，７ｂ，７ｃの最前端の商品Ａを、送り阻
止機構３４によりその最前端に残しておき、この状態か
ら販売を開始する。その際、販売量（個数）をセンサ２
４で監視し、例えば商品全体の１／３が販売し終わった
ところで、上段の商品コラム７ａの最前端の商品Ａを送
り出す。次に、商品全体の２／３が販売し終わったとこ
ろで、中段の商品コラム７ｂの最前端の商品Ａを送り出
す。そして最後に、下段の商品コラム７ｃの最前端の商
品Ａを残して他の商品Ａが販売し終わったところで、こ
の最前端の商品Ａを送り出して販売する。この販売形態
では、常に外部から見える所に商品Ａを商品見本として
残しながら、顧客やオペレータに対し、商品Ａの満杯感
をある程度保持しながら、販売状況をアピールすること
ができる。
【００１９】なお、上記の第２の販売形態において、下
段の商品コラム７ｃの最前端の商品Ａを残して順次販売
してゆき、これを残して売り切れにしてもよい。この場
合には、売切れ後であっても、最前端の商品Ａを商品見
本として残しておくことができ、かつ収容した商品Ａの
減り加減を外部から見ることができる。また、オペレー
タがローディングの際に、誤って異なる商品Ａを投入す
るのを防止することができる。
段の商品コラム７ｃの最前端の商品Ａを残して順次販売
してゆき、これを残して売り切れにしてもよい。この場
合には、売切れ後であっても、最前端の商品Ａを商品見
本として残しておくことができ、かつ収容した商品Ａの
減り加減を外部から見ることができる。また、オペレー
タがローディングの際に、誤って異なる商品Ａを投入す
るのを防止することができる。
【００２０】このように、実施形態の自動販売機１によ
れば、商品ディスプレイ１４の前面パネル２１、断熱ド
ア４などがいずれも透明な樹脂などで構成され、商品デ
ィスプレイ１４越しに、実際に販売される商品Ａおよび
その販売動作が見えるので、商品見本を省略することが
できると共に、商品Ａのアピール度を高めることができ
る。また、送り阻止機構３４により、シースルー販売機
の持つ利点を生かした各種の販売形態を執ることができ
る。
れば、商品ディスプレイ１４の前面パネル２１、断熱ド
ア４などがいずれも透明な樹脂などで構成され、商品デ
ィスプレイ１４越しに、実際に販売される商品Ａおよび
その販売動作が見えるので、商品見本を省略することが
できると共に、商品Ａのアピール度を高めることができ
る。また、送り阻止機構３４により、シースルー販売機
の持つ利点を生かした各種の販売形態を執ることができ
る。
【００２１】なお、実施形態では、３つの商品コラム
７，７，７をコラム群Ｃとして、同一商品Ａをこの各コ
ラム群Ｃに収容し販売するようにしているが、各商品コ
ラム７はベンド機構を有して単独で使用することができ
る。したがって、販売実績の良い商品Ａに対しては多数
の商品コラム７によりコラム群Ｃを構成し、販売実績の
悪い商品Ａに対しては小数の商品コラム７によりコラム
群Ｃを構成することができ、複数種の商品Ａのそれぞれ
の販売実績に応じたきめ細かな販売が可能になる。
７，７，７をコラム群Ｃとして、同一商品Ａをこの各コ
ラム群Ｃに収容し販売するようにしているが、各商品コ
ラム７はベンド機構を有して単独で使用することができ
る。したがって、販売実績の良い商品Ａに対しては多数
の商品コラム７によりコラム群Ｃを構成し、販売実績の
悪い商品Ａに対しては小数の商品コラム７によりコラム
群Ｃを構成することができ、複数種の商品Ａのそれぞれ
の販売実績に応じたきめ細かな販売が可能になる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機によれ
ば、断熱ドアおよび商品ディスプレイが透明な部材で構
成されているので、顧客が、実際に購入する商品および
その動きを見ることができ、商品を十分にアピールする
ことができる。これにより、顧客の商品購入意欲を喚起
することができる。また、商品コラムが上下に重なるよ
うに配設されているので、十分な商品収容数を確保する
ことができる。しかも、同一の商品に対する商品コラム
の数を多少することにより、複数種の商品のそれぞれの
販売実績に応じたきめ細かな販売が可能になる。
ば、断熱ドアおよび商品ディスプレイが透明な部材で構
成されているので、顧客が、実際に購入する商品および
その動きを見ることができ、商品を十分にアピールする
ことができる。これにより、顧客の商品購入意欲を喚起
することができる。また、商品コラムが上下に重なるよ
うに配設されているので、十分な商品収容数を確保する
ことができる。しかも、同一の商品に対する商品コラム
の数を多少することにより、複数種の商品のそれぞれの
販売実績に応じたきめ細かな販売が可能になる。
【図１】本発明の一実施形態に係る自動販売機の正面図
である。
である。
【図２】実施形態に係る自動販売機の縦断面図である。
【図３】実施形態に係る自動販売機の第１の販売形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図４】実施形態に係る自動販売機の第２の販売形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
１ 自動販売機 ２ 販売機本体 ３ メインドア ４ 断熱ドア ５ 商品収容庫 ６ 商品ラック ７ 商品コラム ８ 落下通路 １１ 販売口 １４ 商品ディスプレイ ２３ 制御手段 ３１ 商品投入口 ３２ ベンドメカニズム ３３ ストック通路 ３４ 送り阻止機構 Ａ 商品 Ｃ コラム群
Claims (2)
- 【請求項１】 商品収納庫を内蔵した販売機本体と、当
該販売機本体の前面を開閉するメインドアと、前記商品
収納庫の前面を開閉する断熱ドアと、前記商品収納庫内
に配設した商品ラックと、当該商品ラックから払い出さ
れた商品を販売口に導く落下通路とを備え、 前記メインドアの商品ディスプレイおよび前記断熱ドア
は、外部から前記商品収納庫内を視認可能な透明な部材
で構成され、 前記商品ラックは、前端部に設けた商品投入口と後端部
に設けたベンドメカニズムと当該商品投入口から当該ベ
ンドメカニズムに向かって後下り傾斜して延び商品を１
列に収容可能なストック通路とから成る商品コラムを、
上下方向に多数有していることを特徴とする自動販売
機。 - 【請求項２】 前記商品ラックは、上下方向に相互に隣
接する複数の前記商品コラムを１組として複数組のコラ
ム群を有すると共に、当該各コラム群に単一種の商品が
収納される構造になっており、 前記各商品コラムには、最前端に収容された商品の後方
への転動を阻止および阻止解除可能に構成された送り阻
止機構が設けられ、 前記各コラム群には、前記複数の送り阻止機構の作動を
制御する制御手段が設けられていることを特徴とする請
求項１に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21780395A JPH0962921A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21780395A JPH0962921A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962921A true JPH0962921A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16709986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21780395A Pending JPH0962921A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962921A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102682523A (zh) * | 2011-03-16 | 2012-09-19 | 富士电机零售设备***株式会社 | 自动售货机 |
| JP2013191031A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21780395A patent/JPH0962921A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102682523A (zh) * | 2011-03-16 | 2012-09-19 | 富士电机零售设备***株式会社 | 自动售货机 |
| JP2013191031A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機 |
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