JPH096287A - 表示装置の駆動方法 - Google Patents

表示装置の駆動方法

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JPH096287A
JPH096287A JP14883295A JP14883295A JPH096287A JP H096287 A JPH096287 A JP H096287A JP 14883295 A JP14883295 A JP 14883295A JP 14883295 A JP14883295 A JP 14883295A JP H096287 A JPH096287 A JP H096287A
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signal
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Application number
JP14883295A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ito
伊藤  剛
Haruhiko Okumura
治彦 奥村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】夫々にスイッチ素子がついた複数の画素若しく
は走査線により画像を表示する表示装置において、横縞
流れ及び折り返し歪を視認され難くする。 【構成】液晶表示装置はA個の走査線により画像を表示
する。1枚のフレーム画像を時間軸に沿って順に表示す
るn個のサブフィールドに分割し、サブフィールドを、
走査線の内から選択したA÷n×m(ここで、Aは正の
整数、nは3以上でA以下の正の整数、mはn以下の正
の整数)個の走査線により構成する。連続する複数のサ
ブフィールドに亘り複数の表示色を切換えることによっ
て所定の中間調を表示する。サブフィールドにおいて選
択する走査線の間隔を、各サブフィールド間で同一にす
ると共に、各走査線を選択または非選択する周期に対し
て、表示色を切換える周期を不一致とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1画素若しくは走査線
毎に選択用のスイッチ素子が配設された表示装置におい
て、複数の表示色を切換えて中間調を表示する駆動方法
に関し、特に液晶表示装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、薄型軽量で低電圧駆動
が可能であるため、腕時計、電卓をはじめとし、ワード
プロセッサやパーソナルコンピュータ、小型ゲーム機器
等に広く用いられている。最近ではペン入力電子手帳と
してのニーズが高まり、携帯用端末機(PDA)への需
要が拡大している。
【0003】一方、マルチメディア化が進むにつれ複数
表示を同一画面に表示することになると、大画面化及び
高精細化が条件となり、情報量も増え、駆動周波数が高
くなる。これによる消費電力の増加が問題となり低消費
電力化のための駆動方法(例えば特願平2−69706
号)が提案されている。この方法をここではマルチフィ
ールド駆動法と名付ける。このマルチフィールド駆動法
は、面フリッカについては非常に有効な手段であるが、
保持期間が大幅に大きくなるため、1画素毎の(通常は
1ライン毎)のフリッカ成分が大きくなる。そのため、
フィールド毎に生じる横縞(ライン妨害)が視認され、
静止画の画質劣化を引起こすという問題がある。
【0004】またこれとは別に、複数の表示色を切換え
ることによって中間調を表示する表示方法(例えばフレ
ームレートコントロール、ここではFRCと呼ぶ)を用
いた場合、その切換える周期と前記画素若しくは走査線
の選択周期とが同期することによって、複数の画素若し
くは走査線に亘って隣接した同一色が表示され、横縞が
生じる。この隣接した同一色の画素郡若しくは走査線郡
は時間軸に沿ってその位置を変えるため、静止したもの
ではなく動くものとなり、視覚の時空間周波数特性で視
認される領域に入った場合、大幅な画質劣化を引起こ
す。
【0005】更に、画像に相関が無いような高精細な画
像においては、各表示色の切換えによるフリッカ成分が
補償されなくなり、そのフリッカ成分の差によって折り
返し歪が生じることが実験より明らかになった。この折
り返し歪についても、静止したものではなく動くものと
なるため、視覚の時空間周波数特性で視認される領域に
入ってくると、大幅に画質劣化を生じさせることにな
る。
【0006】以上のようにマルチフィールド駆動法にお
いては、ライン妨害と横縞妨害、更にそれに起因する折
り返し歪とが画質を劣化させることになる。これを補償
する手段として、視覚の時空間周波数特性で視認され難
くなるよう、走査順位を不規則にし、妨害の生じるライ
ンの周期を不規則にする方法が用いられる。この方法も
有効であるが、サブフィールド数が増え走査線の選択回
数が減少すると、走査線郡が大きくなるため、横縞の幅
が大きくなりより視認され易くなってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、F
RCとマルチフィールド駆動とを併用した場合に生じる
横縞を視覚の時空間周波数特性に視認されない領域にす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る駆動方法に
あっては、夫々に選択用のスイッチ素子が配設されたA
個の画素若しくは走査線により画像を表示する表示装置
の駆動方法において、1枚のフレーム画像を時間軸に沿
って順に表示するn個のサブフィールドに分割し、前記
サブフィールドを、前記画素若しくは走査線の内から選
択したA÷n×m(ここで、Aは正の整数、nは3以上
でA以下の正の整数、mはn以下の正の整数)個の画素
若しくは走査線により構成することと、連続する複数の
前記サブフィールドに亘り複数の表示色を切換えること
によって所定の中間調を表示することと、を具備するこ
とを基本的な構成とする。
【0009】画質を改善するために、書き込みを行う画
素若しくは走査線とその近傍の画素若しくは走査線とは
できるだけ異なる表示色となり、隣接して同一色となる
画素郡若しくは走査線群が最少となるのが良い。
【0010】走査線により画像を表示する場合、1枚の
フレーム画像の画像信号をn:mにインターレース処理
し、この処理された画像信号に従って前記スイッチ素子
を選択駆動することができる。
【0011】本発明の第1の視点は、前記サブフィール
ドにおいて選択する前記画素若しくは走査線の間隔を、
各サブフィールド間で不同一にする(画素若しくは走査
線の選択順位を異ならせる)ことを特徴とする。ここ
で、各画素若しくは走査線を選択または非選択する周期
に対して、前記表示色を切換える周期を一致させること
ができる。
【0012】本発明の第2の視点は、各画素若しくは走
査線を選択または非選択する周期に対して、前記表示色
を切換える周期を不一致とすることを特徴とする。ここ
で、前記サブフィールドにおいて選択する前記画素若し
くは走査線の間隔を、各サブフィールド間で同一にする
ことができる。
【0013】本発明の第3の視点は、前記装置に入力さ
れる画像信号に応じて、前記サブフィールドにおいて選
択する前記画素若しくは走査線の間隔を選択的に変更す
ることを特徴とする。例えば、前記中間調を表示する場
合と表示しない場合とで、選択する前記画素若しくは走
査線の間隔を変更する。
【0014】走査線の選択順位を異ならせたことによる
画面の輝度むらを補償するために、m/nの値及び走査
線の選択順位を前サブフィールドと次サブフィールドと
の間で変えてもよい。
【0015】更に、m/nの値及び走査線の選択順位を
変えたことによる画面の輝度変化を補償するために、前
サブフィールドの画面輝度を検出し、次サブフィールド
の画面輝度にフィードバックがかかる機能を有するよう
にすることができる。
【0016】本発明の第4の視点は、前記装置に入力さ
れる中間調を構成する表示色の切換え周期及び表示色数
に従って入力画像信号を選択的に変更することを特徴と
する。例えば、異なる複数の中間調に対応して、表示色
を切換える周期を変更する。ある一つの切換え方法によ
っては、中間調を表示する画素において補償が行えない
表示画像が入力された場合に、複数のサブフィールドに
わたり表示色の切換え周期を変えるか或いはサブフィー
ルド群毎に表示色の切換え周期を異ならせる。
【0017】表示色の切換え周期を変えたことによる画
面の輝度変化を補償するために、前サブフィールドの画
面輝度を検出し、次サブフィールドの画面輝度にフィー
ドバックがかかる機能を有するようにすることができ
る。
【0018】
【作用】本発明の第1及び第2の視点によれば、空間的
に隣接して同一表示色となる画素若しくは走査線群が生
じない、または視覚特性より視認される領域に当てはま
らない、または視認され難くなる。第1及び第2の視点
において、例えば、走査線で画像を表示するため、画像
信号をn:mにインターレース処理した場合、1フレー
ム中に隣接する走査線間で隣接して同一色となる走査線
数が一定でなくなり、またn以下にもできる。従って、
中間調を構成する同一の表示色が、パネル面内で空間的
に周期性を持たない、またはパネル面内での空間周波数
が高くなるため、例えばFRCの周期とMF駆動のスイ
ッチ素子選択周期が同期したことに起因する同一表示色
郡(横縞)が視覚特性より視認される領域に当てはまら
ない、または視認され難くなり、画質の劣化を大幅に改
善できる。
【0019】更に、画像に相関が無いような高精細な画
像において、中間調を構成する表示色の違いによって生
じる新たなキャリアが空間周波数軸上に発生し、それに
よって折り返し歪が生じる場合、この折り返し歪につい
ても、空間的に周期性を持たない若しくはパネル面内で
の空間周波数が高くなるため、視覚特性より視認される
領域に当てはまらない、または視認され難くなり、画質
の劣化を大幅に改善できる。
【0020】本発明の第3の視点によれば、FRCを用
いた表示部分と用いていない表示部分との夫々に対し
て、適切な走査方法を行える。更に、中間調を構成する
表示色の数または切換え周期が異なる色を同一パネル内
に表示する場合に、夫々に適切な走査方法が行える。
【0021】本発明の第4の視点によれば、中間調を構
成する表示色の数若しくは切換え周期によっては画質劣
化を生じ易い走査順位になっていたとしても、選択的に
表示色の切換え周期を変えられるため、画質劣化を大幅
に改善できる。
【0022】第3及び第4の視点において走査順位若し
くは表示色の切換え周期を、サブフィールド群毎に異な
らせ、ある一定の方法では生じる可能性のあるフリッカ
を視覚特性により視認されない、または視認され難くす
ることができる。
【0023】また、切換え時の前サブフィールドの画面
輝度を検出し、次サブフィールドの画面輝度にフィード
バックがかかるようにすると、走査方法または表示色の
切換え周期を換えることによる画面の輝度変化を補償す
ることができる。
【0024】
【実施例】以下、図示実施例を参照して本発明を詳述す
る。 (第1実施例)第1実施例は、1フレーム(1枚のフレ
ーム画像)を複数のサブフィールドに分割することによ
り、駆動周波数を下げるマルチフィールド駆動法を適用
したものである。マルチフィールド駆動法はよく知られ
ているため、その詳細な説明は省略する。第1実施例
は、サブフィールドにおいて選択する画素若しくは走査
線の間隔を、各サブフィールド間で不同一にすることを
特徴とする。ここで、各画素若しくは走査線を選択また
は非選択する周期に対して、表示色を切換える周期を一
致或いは不一致とすることができる。
【0025】図1は本発明の第1実施例に係る液晶表示
装置の要部の構成を示す。本実施例の液晶表示装置は、
図1に示すように、FRC信号を含む画像信号を出力す
る信号発生部10と、液晶表示パネル12と、ゲート線
駆動回路13と、n:mインターレース処理回路14
と、nカウンター回路15と、信号線ドライバ16と、
走査線選択信号発生回路18とを具備する。ゲート線駆
動回路13の構成は図2(a)に示すようになってい
る。
【0026】ここで、表示色の切換え周期に応じて、走
査線の選択方法を変えるため、信号発生部10より、表
示色の切換え周期を示すFRC切換え周期信号F0が、
走査線選択信号発生回路18に入力される。この信号に
よって走査線選択信号S1が発せられ、ゲート線駆動回
路13に入力される。
【0027】n:mインターレース処理回路14によっ
て行われる処理内容は、どのようなものであってもよい
が、本実施例では従来技術で問題となっている表示画像
の劣化を改善するための処理内容になっている。
【0028】そこで、従来のマルチフィールド駆動を用
いた場合の横縞流れについて説明する。図13(a)
は、従来のマルチフィールド駆動、n=3、m=1(サ
ブフィールド数は3÷1=3)を用いた場合の液晶表示
装置の要部の構成を示す。この液晶表示装置は、図13
(a)に示すように、FRC信号を含む画像信号を出力
する信号発生部130と、液晶表示パネル132と、ゲ
ート線駆動回路133と、n:mインターレース処理回
路134と、nカウンター回路135と、信号線ドライ
バ136と、シフトレジスタ139とを具備する。
【0029】図13(b)に示すように、走査線選択信
号S1では、nカウンター135により各サブフィール
ドごとに3つの走査線を選択する。ここで、シフトレジ
スタ139の作用により、あるサブフィールドで選択し
た走査線の1つ下の走査線を次のサブフィールドで順次
選択(線順次選択)する。
【0030】図14(a)は、従来の方法において、F
RCを行った場合の入力画像信号(D1)と走査線選択
信号S1とを示す。理解を容易にするため、FRCの処
理方法は2色の表示色(表示色A、表示色B)によっ
て、その2色の中間調を表示させる方法を採るものとす
る。また、通常、FRCでの処理内容はフリッカの発生
を改善するため、走査線毎、フィールド毎に表示色を切
換えて中間調を表示するものとする。
【0031】図14(b)は、図14(a)図示の信号
によりパネルに表示される画像と画質の劣化要因となる
横縞流れを示す。図14(b)中、ハッチングを付した
部分が表示色A、ハッチングのない部分が表示色Bを示
し、また、対角線を付した部分が各サブフィールドで選
択した走査線を示す。ここで、対角線を付していない非
選択走査線の表示色は、各走査線を最後に選択した際の
表示色が維持されているものである。
【0032】従来のマルチフィールド駆動法を用いる
と、図14(a)に示すように3つのサブフィールドに
わたり、線順次に走査を行うため、前走査線と次走査線
は同一色を表示することになる。よって、図14(b)
に示すように、1フィールドが3枚のサブフィールドS
F11〜SF13で構成される場合、同一色の隣接する
3本の走査線が群を構成し、更に、1フィールド毎に表
示色を換えるため、同一色の3本の走査線群が移動し、
横縞流れとして画質を劣化させる。
【0033】次に、本実施例において利用している、F
RC切換え周期信号F0に応じた走査線選択信号S1を
ゲート線駆動回路に入力する場合について説明する。例
えば図2(b)図示のように、n=6、m=2(サブフ
ィールド数は6÷2=3)とし、各サブフィールドにお
いて対角線を付した走査線を選択する信号S1を出力す
る。ここで、サブフィールドSF21では走査線20、
23に対応する画素を選択し、同様にして3枚のサブフ
ィールドSF21〜SF23を構成する。この場合、
n:mインターレース処理回路14で読み取るべき画像
信号が従来の1/3に低減さる。従って、マルチフィー
ルド駆動法でよく知られているように、駆動周波数を低
減でき、信号線ドライバ16、ゲート線駆動回路13及
びパネル12での消費電力を低くできる。
【0034】図3(a)は、本実施例において、FRC
を行った場合の入力画像信号(D1)と走査線選択信号
S1とを示す。理解を容易にするため、FRCの処理方
法は2色の表示色(表示色A、表示色B)によって、そ
の2色の中間調を表示させる方法を採るものとする。ま
た、通常、FRCでの処理内容はフリッカの発生を改善
するため、走査線毎、フィールド毎に表示色を切換えて
中間調を表示するものとする。本実施例において、入力
信号波形は図14(a)と同じ信号である一方、走査線
選択信号は、SF31ではG1とG4とを、SF32で
はG2とG6とを、SF33ではG3とG5とを選択す
るように制御される。
【0035】図3(b)は、図3(a)図示の信号によ
りパネルに表示される画像を示す。図3(b)中、ハッ
チングを付した部分が表示色A、ハッチングのない部分
が表示色Bを示し、また、対角線を付した部分が各サブ
フィールドで選択した走査線を示す。ここで、対角線を
付していない非選択走査線の表示色は、各走査線を最後
に選択した際の表示色が維持されているものである。
【0036】このn:mインターレース処理を行った場
合、同一色となる隣接する走査線数がn本以下にならな
い部分が生じる。しかし、図3(b)図示の如く、横縞
の間隔が変化し、また走査線を上から下へ線順次に走査
した場合に生じる横縞流れがなくなるので、横縞の時空
間スペクトルが分散されて視認され難くなり、同時に折
り返し歪に対しても効果的となる。
【0037】上記の説明では、入力信号を6:2にイン
ターレース処理化する場合を例示したが、同一色となる
走査線の数を3以下にするために3:2インターレース
処理化してもよい。また、通常のn:1インターレース
信号を含む全てのn:m(m<n)インターレース信号
において、サブフィールドにおいて選択する走査線の間
隔を、各サブフィールド間で不同一にすることができ
る。 (第2実施例)第2実施例もまた、1フレーム(1枚の
フレーム画像)を複数のサブフィールド(サブ画像)に
分割することにより、駆動周波数を下げるマルチフィー
ルド駆動法を適用したものである。マルチフィールド駆
動法はよく知られているため、その詳細な説明は省略す
る。第2実施例は、各画素若しくは走査線を選択または
非選択する周期に対して、表示色を切換える周期を不一
致とすることを特徴とする。ここで、サブフィールドに
おいて選択する画素若しくは走査線の間隔を、各サブフ
ィールド間で同一或いは不同一にすることができる。
【0038】図4は本発明の第2実施例に係る液晶表示
装置の要部の構成を示す。本実施例の液晶表示装置は、
図4に示すように、FRC信号を含む画像信号を出力す
る信号発生部40と、液晶表示パネル42と、ゲート線
駆動回路43と、n:mインターレース処理回路44
と、nカウンター回路45と、信号線ドライバ46と、
走査線選択信号発生回路48とを具備する。
【0039】本実施例においては、走査線選択信号発生
回路48より受けた信号S1と、信号発生部40より受
けたFRC識別信号F1とをもとに、n:mインターレ
ース処理回路44において表示色を切換える周期を変え
る。ここで、F1はFRCにより画像を表示する画素を
指示する1bitの信号である。
【0040】n:mインターレース処理回路44によっ
て行われる処理内容は、どのようなものであってもよい
が、本実施例では従来技術で問題となっている表示画像
の劣化を改善するための処理内容になっている。図5を
参照してn:mインターレース処理回路44で行われて
いる処理内容について説明する。図5(a)、(b)
は、夫々走査線選択信号S1の処理態様と各部の信号波
形とを示す。
【0041】例えば、n:mインターレース処理回路4
4は、図5(a)図示のように、フレームメモリ50を
有することができる。FRC識別信号F1及び走査線選
択信号S1がn:mインターレース処理回路44に入力
されると、フレームメモリ50で、FRCを使う画素に
ついてはデータの書き換えを行わない。よって、信号線
ドライバ46へ入力される前記画素の画像信号は、前サ
ブフィールドで入力された画像信号となる。
【0042】処理方法としては、前サブフィールドで
は、該当走査線が選択されていないことが条件となるた
め、走査線毎に前サブフィールドの状態を保持するため
の1フィールド遅延素子51を有する。そして、次サブ
フィールドとの間の論理演算により、論理演算部52に
おいて前フィールドで非選択で且つ次フィールドで選択
となる走査線の選択が行われる。次に、FRC識別信号
F1により、FRCを行う画素のアドレス信号が出力さ
れ、論理演算部52からの信号S4との間の論理演算結
果より、n:mインターレース回路44内のフレームメ
モリ50の書き換えが行われないように処理される。こ
れにより、FRCを行う画素に関しては、前サブフィー
ルドの画像情報が保持される。本実施例における論理演
算部53からの信号S5はフレームメモリ50へ画像信
号を入力する際のイネーブル信号に相当する。
【0043】本実施例において、1フィールド遅延素子
51、論理演算部52及び53はn:mインターレース
処理回路44中に設けることで、実装面積をより小さく
構成できる。また、本実施例によればFRC識別信号F
1の情報量を小さくできる。
【0044】次に、図6を参照して第2実施例の変更例
を説明する。図6(a)、(b)は、夫々走査線選択信
号S1の処理態様と各部の信号波形とを示す。この変更
例では、n:mインターレース処理回路44がフレーム
メモリを有していない。また、FRC識別信号F1は、
中間調を構成する表示色の画像情報とする。
【0045】例えば、2色の表示色A、Bにより中間調
を表示させる場合、FRC識別信号F1は表示色Aまた
は表示色Bの画像情報となる。よって、中間調を書き込
む画素に対しては、隣接する画素間で同一色とならな
い、若しくは隣接して同一色となる走査線の数が最小と
なるように表示色を選択する。
【0046】例えば、図6(a)に図示するように、前
サブフィールドでの選択情報を保持するため、走査線選
択信号S1を、1フィールド遅延素子61に入力する。
次サブフィールドでは走査線選択信号S1を、同様に1
フィールド遅延素子61に入力すると共に、論理演算部
62により、隣接する走査線との間で連続して選択され
る走査線に関しては、スイッチ63を介してFRC識別
信号F1を選択するように処理される。それ以外のもの
に対しては入力画像信号D1が選択される。
【0047】この場合、論理演算部62によって行われ
る処理内容は、どのようなものであってもよいが、本変
更例では従来技術で問題となっている表示画像の劣化を
改善するための処理内容になっている。
【0048】本変更例において、中間調を表示する画素
に対応した画像情報F1の入力が別段必要になってく
る。しかし、メモリを有しないため消費電力の増加を小
さくできる。
【0049】次に、図7を参照して第2実施例の別の変
更例を説明する。この変更例では、n:mインターレー
スの処理手段に応じて入力画像信号を変換する。図4図
示の液晶表示装置と比較した場合、この液晶表示装置
は、図7に示すように、ビデオRAM71と、コントロ
ール回路72とを具備することを特徴とする。n:mイ
ンターレースの処理手段に応じて、入力画像を変換する
ため、走査線選択信号発生回路48からの走査線選択信
号S1を、信号発生部または情報端末本体内中に備わっ
ているコントロール回路72に入力する。コントロール
回路72は、ビデオRAM71との間でアドレスの指定
及び表示色の切換え周期を変えるものである。
【0050】例えば、3:1インターレース処理手段に
おいては、3つのサブフィールドに分割されているた
め、表示色の切換えは、3サブフィールド毎でよい。つ
まり、コントロール回路72において、FRCを行う画
素に対してアドレス指定を行うと共に、3サブフィール
ド毎に表示色を切換えるように、画像情報の処理が行わ
れる。よって、入力画像信号はこれに対応した信号波形
となる。
【0051】図8(a)は第2実施例のn:mインター
レース処理回路で処理された変換画像信号D2と、従来
のマルチフィールド駆動、n=3、m=1(サブフィー
ルド数は3÷1=3)を用いた場合の走査線選択信号S
1とを示す。理解を容易にするため、FRCの処理方法
は2色の表示色(表示色A、表示色B)によって、その
2色の中間調を表示させる方法を採るものとする。
【0052】通常、FRCでの処理内容はフリッカの発
生を改善するため、走査線毎、フィールド毎に表示色を
切換えて中間調を表示している。しかし、n:mインタ
ーレース処理回路44では表示色の切換え周期を、図8
(a)に示すように、3走査線毎で且つ6つのサブフィ
ールドを切換え周期とする。この場合n:mインターレ
ース処理回路44で読み取るべき画像信号が従来の1/
3に低減されので、マルチフィールド駆動法でよく知ら
れているように、駆動周波数を低減でき、信号線ドライ
バ46、ゲート線駆動回路43及びパネル42での消費
電力を低くできる。
【0053】図8(b)は、図8(a)図示の信号によ
りパネルに表示される画像を示す。図8(b)中、ハッ
チングを付した部分が表示色A、ハッチングのない部分
が表示色Bを示し、また、対角線を付した部分が各サブ
フィールドで選択した走査線を示す。ここで、対角線を
付していない非選択走査線の表示色は、各走査線を最後
に選択した際の表示色が維持されているものである。
【0054】この様にすれば、従来のマルチフィールド
駆動法を用いた場合でも、図8(b)のSF43に示す
ように、3つのサブフィールド内において、隣接して同
一色となる走査線が3本以下となる状態が生じるため、
視覚され難くなる。更に、隣接する同一色の3本の走査
線からなる群が移動することもないため、横縞流れが生
じない。
【0055】図9は図8図示の表示色の切換え周期を変
更した例を示す。ここでは、図9(a)に示すように、
サブフィールド中においては走査線の表示色を統一し、
サブフィールド毎にのみ切換える周期とする。
【0056】図9(b)は、図9(a)図示の信号によ
りパネルに表示される画像を示す。図9(b)中、ハッ
チングを付した部分が表示色A、ハッチングのない部分
が表示色Bを示し、また、対角線を付した部分が各サブ
フィールドで選択した走査線を示す。ここで、対角線を
付していない非選択走査線の表示色は、各走査線を最後
に選択した際の表示色が維持されているものである。
【0057】この様にすれば、表示色A及び表示色Bが
隣接して同一色となる状態が2本以下にでき、更に空間
周波数を高くできる。また、横縞流れに関しても空間周
波数が高くなることにより、視認されなくなる。
【0058】この場合、n:mインターレース処理回路
44で読みとるべき画像信号が従来の1/3に低減され
ているため、同様にマルチフィールド駆動法でよく知ら
れているように、駆動周波数を低減でき、信号線ドライ
バ46、ゲート線駆動回路43、パネル42での消費電
力を低くできる。更に、信号線ドライバ46及びパネル
42での消費電力は、サブフィールド中では一定の電圧
(表示色Aまたは表示色Bを表示するための電圧)に保
たれているため、より低減効果が大きくなる。これは、
FRCを用いている画像の大きさに比例して顕著とな
る。
【0059】上記の説明では、FRC識別信号により
n:mインターレース処理回路44で画像信号を成形す
るか、或いは、n:mインターレース処理回路44から
の画素若しくは走査線選択信号によりビデオRAM71
で入力画像信号を成形する方法を用いている。しかし、
別の方法を用いて、各走査線を選択または非選択する周
期に対して、表示色を切換える周期を不一致としてもよ
い。
【0060】なお、第1及び第2実施例において、サブ
フィールドを構成するための画素選択方法としては、画
質を改善するために、1フレーム内でフリッカが補償さ
れているのがよい。横縞妨害は表示色の輝度差に依存す
るものであるから、画素若しくは走査線の選択方法、及
び表示色の切換え周期としては、視感度特性の高い画像
信号に対して、横縞妨害及びそれに起因する折り返し歪
が生じないように決めるのが望ましい。
【0061】また、第1実施例と第2実施例とを組み合
わせ用いることができる。即ち、この場合、各画素若し
くは走査線を選択または非選択する周期に対して、表示
色を切換える周期を不一致とすると共に、サブフィール
ドにおいて選択する画素若しくは走査線の間隔を、各サ
ブフィールド間で不同一にする。 (第3実施例)本発明においては入力される画像信号に
従って、前記画素若しくは走査線の選択方法を変えて画
像を表示するため、画像信号入力部での処理が必要にな
ってくる。この様な観点に基づき、第3実施例の液晶表
示装置は、第1実施例で説明した図1の液晶表示装置を
改良した構成をなす。第3実施例装置は、図10図示の
如く、マルチフィールド駆動法選択処理部81を具備
し、これは、FRC識別信号によって、入力画像信号の
信号処理方法を選択するとともに、画像若しくは走査線
選択信号S1を発生させる。また、例えば、FRCを使
う画素については3:2インターレース駆動を行い、F
RCを使わない画素については3:1インターレース駆
動を行う。
【0062】本実施例のマルチフィールド駆動法選択処
理部81の処理内容は、どのようなものであってもよい
が、従来技術で問題となっている表示画像の劣化を改善
するための処理内容になっている。例えば、FRC識別
信号F1がマルチフィールド駆動法選択処理部81に入
力され、FRCを使う画素が備わっている走査線がF1
により指示されると、3:2インターレース処理手段に
応じた走査線選択信号S1がゲート線駆動回路13に入
力される。更に、そのインターレース処理手段に相当す
る3:2インターレース処理回路14bの選択が、スイ
ッチ82、83によって行われる。この場合スイッチ8
2、83の制御に関しては、マルチフィールド駆動法選
択処理部81からの制御信号S3によって行われる。F
RCを使わない画素が備わった走査線に関しても同様の
処理を行い、3:1インターレース処理用の走査線選択
信号S1と、3:1インターレース処理回路14aとが
選択される。
【0063】本実施例によれば、ある一定の画素若しく
は走査線の選択順位で駆動したのではフリッカの発生し
やすい画像信号が入力された場合に、画像信号によって
選択方法を変えるため視認され難くなる。
【0064】ここで、走査線毎に駆動を行う駆動方法に
おいては、同じ走査線内にFRCを使う画像とFRCを
使わない画像が混在する可能性がある。そこで例えば、
FRCを使う画像を優先とし、前記走査線については
3:2インターレース駆動を行うことができる。また
は、FRCを使わない画像を優先とし、3:1インター
レース駆動を行うことができる。または、複数のサブフ
ィールド群毎に前記インターレース駆動をスイッチによ
り切換えて走査することができる。
【0065】また選択方法を変えたことにより、画面内
の輝度むらが生じると考えられるが、切換え時の輝度
(Ia)と切換え前の輝度(Ib)を、次式で定義され
るコントラスト(ΔC)において視認されないレベル以
下(例えば1/100以下)に下げることで、問題にな
らないようにすることができる。ここでabs{}
は{}内の式で得られる値の絶対値を意味する。
【0066】 ΔC=abs{(Ia−Ib)/(Ia+Ib)} この輝度むらを補償するため、m/nの値及び走査線の
選択順位を前サブフィールドと次サブフィールドとの間
で変えてもよい。
【0067】更に、m/nの値及び走査線の選択順位を
変えたことによる画面の輝度変化を補償するために、前
サブフィールドの画面輝度を検出し、次サブフィールド
の画面輝度にフィードバックがかかる機能を有するよう
にすることができる。
【0068】図11に面フリッカ防止機能を付加した液
晶表示装置の要部の構成を示すブロック図を示す。画面
輝度検出回路85によって輝度情報S4が面フリッカ防
止処理部86に入力される。面フリッカ防止処理部86
での処理方法としては、視覚特性で視認される領域に当
てはまらない輝度差を求めておき、前記輝度差の情報を
基に論理演算によって、選択順位を変えることで実現で
きる。この処理により、次フィールドでのm/nの値を
制御する信号S5がn:mインターレース処理回路14
に入力される。同図においてマルチフィールド駆動法選
択処理部、制御スイッチ及びn:mインターレース処理
部は、n:mインターレース処理回路内に含まれている
ものとする。
【0069】また、同一画面内でm/nの値が異なる場
合、駆動周波数の違いによる輝度差が生じ、輝度むらと
なる。この輝度むらを保証するための構成を説明する。
この場合、図11の面フリッカ防止処理部86に代え、
ここに輝度むら防止処理部(86)が配設される。輝度
むらを補償するため、パネル12に画面輝度検出回路8
5が接続される。画面輝度検出回路85は、ブランキン
グ期間中に、階調は同じであるが選択方法の異なる各画
素に対して掛かっている電圧を検出する。検出の対象と
なる画素としては、選択方法の異なるモニタ画素を設け
ておいてもよい。
【0070】輝度むら防止処理部(86)においては、
両画素の輝度差と視覚特性で視認される領域に当てはま
る輝度差との間で論理演算を用いることによって、補正
がかかるようにしてもよい。その結果が次フィールドの
画像信号にフィードバックがかかるように、n:mイン
ターレース処理回路14へ入力され処理される。 (第4実施例)本発明においては入力される中間調を構
成する表示色の切換え周期及び表示色数に従って入力画
像信号を変換するため、画像信号入力部での処理が必要
になってくる。
【0071】第4実施例の液晶表示装置は、図12図示
の如く、従来のマルチフィールド駆動の構成にFRC画
像信号処理部91を付加し、FRC画像についてのみ表
示画像を変換した入力画像信号をn:mインターレース
処理回路44に入力する。
【0072】本実施例においても、FRC画像信号処理
部91で行われる処理内容は、どのようなものであって
もよいが、従来技術で問題となっている表示画像の劣化
を改善するための処理内容になっている。これは、例え
ば第1及び第2実施例において述べた処理構成によって
実施することができる。
【0073】図12においてはFRC信号用に変換され
た画像信号D2が、n:mインターレース処理回路44
に入力され、マルチフィールド駆動用の画像信号D3に
インターレース処理される。例えば、中間調を表示する
方法としては、その中間調を構成する表示色としては、
2つの場合、3つの場合、あるいはそれ以上の場合と色
々考えられる。それに伴いFRC画像信号処理部91で
は、FRCを使用する表示色の数によって表示色の切換
え周期を変えて、n:mインターレース処理回路44に
信号を入力させる。
【0074】そこで例えば、3:1インターレース駆動
においては、中間調を構成する表示色の数が2つの場合
は1フレームを6つのサブフィールドに分割し、表示色
の数が3つの場合は1フレームを9つのサブフィールド
に分割する。この表示色数の認識はFRC識別信号を用
いてもよい。基本的には表示色の数がk個で構成される
中間調に対しては、k×n個のサブフィールドに分割す
るものとするが、本発明を逸脱しない範囲においてサブ
フィールド数を変えることができる。
【0075】本実施例によれば、ある一定の切換え周期
では横縞妨害の発生しやすい画像信号が入力された場合
に、画像信号によって表示色の切換え周期を変えるため
視認され難くなる。また切換え周期を変えたことによ
り、面フリッカが生じると考えられるが、切換え周期を
視認されないコントラスト以下に下げることで問題にな
らないようにすることができる。更に、切換え周期を変
えたことによる画面の輝度変化を補償するために、前サ
ブフィールドの画面輝度を検出し、次サブフィールドの
画面輝度にフィードバックがかかる機能を有するように
することができる。画面輝度を補償する手段としては、
第3実施例に示す手段を用いることができる。
【0076】本実施例の液晶表示装置は、液晶表示パネ
ル42と、FRC信号を含む画像信号を出力する信号発
生部40と、信号線ドライバ46と、FRC画像信号変
換部91と、n:mインターレース処理回路44と、ゲ
ート線駆動回路43とを具備する。走査線選択信号発生
回路48を介して走査線選択信号がゲート線駆動回路4
3に入力され、FRC画像信号処理部91とn:mイン
ターレース処理回路44とで処理された画像信号が、信
号線ドライバ46に入力される。また、面フリッカを補
償するため、FRC画像信号処理部91では中間調を構
成する表示色の数若しくは切換え周期によって、切換え
周期をサブフィールド毎に変えて信号処理を行ってもよ
い。
【0077】以上、各実施例においてはnの値が3の場
合について主に説明したが、視覚特性で視認されない領
域に当てはめることで、nの値や隣接して同一色となる
走査線数の制限は変えることができる。
【0078】また、本発明を図示の各実施例に説明した
が、本発明は各実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
可能である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、サブフィールドにおい
て選択する画素若しくは走査線の間隔を、各サブフィー
ルド間で不同一にする(画素若しくは走査線の選択順位
を異ならせる)ことにより、FRCにおける中間調を構
成する表示色が隣接して同一色となる画素若しくは走査
線の数を小さくでき、それに起因する横縞妨害を視認さ
れ難くできる。更に、時間軸に沿って横縞が流れなくな
るため、視覚特性より画質を大幅に改善できる。
【0080】また、本発明によれば、各画素若しくは走
査線を選択または非選択する周期に対して、表示色を切
換える周期を不一致とすることにより、隣接して同一色
となる画素若しくは走査線の数を小さくでき、それに起
因する横縞妨害を視認され難くできる。更に、時間軸に
沿って横縞が流れなくなるため、視覚特性より画質を大
幅に改善できる。更に、切換え周期を変えることによっ
て、サブフィールド毎での切換え周期を低くできるた
め、より低消費電力化できる。
【0081】また、本発明によれば、m/nの値、即ち
サブフィールドにおける画素若しくは走査線の密度及び
走査順位を、画像信号に依存して変化させることによ
り、輝度むらを発生させることなく、画像に応じた必要
な画質を維持できる。
【0082】また、本発明によれば、中間調を構成する
表示色の切換え周波数を、画像信号に依存して変化させ
ることにより、フリッカの発生が視認されないようにで
き、画像に応じた必要な画質を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液晶表示装置の要部
を示すブロック図。
【図2】図1図示の装置のゲート線駆動回路と、第1実
施例に係る駆動方法によるサブフィールドを示す図。
【図3】第1実施例を用いた際の信号波形と表示画像と
を示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係る液晶表示装置の要部
を示すブロック図。
【図5】第2実施例におけるn:mインターレース処理
回路での処理構成とこれに対応する各部の信号波形とを
示す図。
【図6】第2実施例におけるn:mインターレース処理
回路での別の処理構成とこれに対応する各部の信号波形
とを示す図。
【図7】第2実施例の変更例として、FRC用の画像信
号変換処理構成を示すブロック図。
【図8】第2実施例を用いた際の信号波形と表示画像と
を示す図。
【図9】第2実施例を用いた際の別の信号波形と表示画
像とを示す図。
【図10】本発明の第3実施例に係る液晶表示装置の要
部を示すブロック図。
【図11】第3実施例の変更例として、面フリッカ防止
機能が付いた液晶表示装置の要部を示すブロック図。
【図12】本発明の第4実施例に係る液晶表示装置の要
部を示すブロック図。
【図13】従来のMF駆動に係る液晶表示装置の要部を
示すブロック図。
【図14】従来のMF駆動を用いた際の信号波形と表示
画像とを示す図。
【符号の説明】
10、40…信号発生部、12、42…液晶表示パネ
ル、13、43…ゲート線駆動回路、14、44…n:
mインターレース処理回路、15、45…nカウンター
回路、16、46…信号線ドライバ、18、48…走査
線選択信号発生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々に選択用のスイッチ素子が配設された
    A個の画素若しくは走査線により画像を表示する表示装
    置の駆動方法において、1枚のフレーム画像を時間軸に
    沿って順に表示するn個のサブフィールドに分割し、前
    記サブフィールドを、前記画素若しくは走査線の内から
    選択したA÷n×m(ここで、Aは正の整数、nは3以
    上でA以下の正の整数、mはn以下の正の整数)個の画
    素若しくは走査線により構成することと、連続する複数
    の前記サブフィールドに亘り複数の表示色を切換えるこ
    とによって所定の中間調を表示することと、を具備し、
    更に、各画素若しくは走査線を選択または非選択する周
    期に対して、前記表示色を切換える周期を一致させると
    共に、前記サブフィールドにおいて選択する前記画素若
    しくは走査線の間隔を、各サブフィールド間で不同一に
    することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】夫々に選択用のスイッチ素子が配設された
    A個の画素若しくは走査線により画像を表示する表示装
    置の駆動方法において、1枚のフレーム画像を時間軸に
    沿って順に表示するn個のサブフィールドに分割し、前
    記サブフィールドを、前記画素若しくは走査線の内から
    選択したA÷n×m(ここで、Aは正の整数、nは3以
    上でA以下の正の整数、mはn以下の正の整数)個の画
    素若しくは走査線により構成することと、連続する複数
    の前記サブフィールドに亘り複数の表示色を切換えるこ
    とによって所定の中間調を表示することと、を具備し、
    更に、前記サブフィールドにおいて選択する前記画素若
    しくは走査線の間隔を、各サブフィールド間で同一にす
    ると共に、各画素若しくは走査線を選択または非選択す
    る周期に対して、前記表示色を切換える周期を不一致と
    することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】夫々に選択用のスイッチ素子が配設された
    A個の画素若しくは走査線により画像を表示する表示装
    置の駆動方法において、1枚のフレーム画像を時間軸に
    沿って順に表示するn個のサブフィールドに分割し、前
    記サブフィールドを、前記画素若しくは走査線の内から
    選択したA÷n×m(ここで、Aは正の整数、nは3以
    上でA以下の正の整数、mはn以下の正の整数)個の画
    素若しくは走査線により構成することと、連続する複数
    の前記サブフィールドに亘り複数の表示色を切換えるこ
    とによって所定の中間調を表示することと、を具備し、
    更に、各画素若しくは走査線を選択または非選択する周
    期に対して、前記表示色を切換える周期を不一致とする
    と共に、前記サブフィールドにおいて選択する前記画素
    若しくは走査線の間隔を、各サブフィールド間で不同一
    にすることを特徴とする表示装置の駆動方法。
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