JPH096247A - 通風機能付シールド装置 - Google Patents

通風機能付シールド装置

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JPH096247A
JPH096247A JP15360395A JP15360395A JPH096247A JP H096247 A JPH096247 A JP H096247A JP 15360395 A JP15360395 A JP 15360395A JP 15360395 A JP15360395 A JP 15360395A JP H096247 A JPH096247 A JP H096247A
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JP
Japan
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permanent magnets
disc
shield plate
shield
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP15360395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Igarashi
孝之 五十嵐
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筺体内のファンモータを取付けられない狭い
空間でフィンを回転させ、通風を行う。 【構成】 シールド板7の中央部に円形状の開口11を設
け、この開口に近接させて円板12を中心13で回転可能に
軸支し、円板に放射状に切起し片14を形成し、円板の外
周に永久磁石〜を取付け、永久磁石に対向する位置
に電磁石a、bを設け、センサ17、18で永久磁石の通過
を検出し、センサ17、18よりの信号を信号検出部19、20
で検出し、SW駆動部21、22を介してスイッチSa、Sbを
切換えて電磁石aまたはbの極性を反転させ、永久磁石
と電磁石の吸引/反発力によって円板を回転させ、切起
し片で旋風を起こさせ、切起し穴16を通じて通風する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通風機能付シールド装置
に係り、シールド板の開口部に設けたフィンを磁気の吸
引・反発力により回転させ、シールド板で遮られた空間
の熱気を他方の空間を通じて排気するものに関する。
【0002】
【従来の技術】遊戯機(例えば、パチンコ機)等に取付
けられる液晶表示ユニットには、機能の改ざん等を防止
するため特別の工具等を使用しなければ開けられないよ
うにしているものがある。図5はこのような液晶表示ユ
ニットの一例の要部側面図で、筺体1内の前方(図の右
方)に液晶パネル4を配設し、背面側に信号処理回路等
を搭載した信号回路板6を収納し、これらの間をシール
ド板31で仕切って液晶パネル4の背面に配設される冷陰
極管5(液晶パネル4の光源用)の放射する妨害波(主
として冷陰極管の放電のために用いられる、例えば、約
40KHz の高周波信号により生ずる電磁波)が信号回路板
6に入らないように電磁遮蔽する構造になっている。液
晶表示ユニットは、遊戯機への取付け工事等の際の塵埃
が電子回路部分に入らないようにするため筺体1の信号
回路板6の収納部には通気口を設けてはならないことに
なっており、信号回路板6で発生した熱は筺体1の熱伝
導によるか、シールド板31で仕切られた前方(液晶パネ
ル4部)に認められている通風口2および3(主として
冷陰極管5等の発熱放出用)を通じて放出するものとな
るが、通風口2から放出されるのはシールド板31を介し
ての間接的な放熱であるため充分な放熱効果が得られ
ず、機器の性能あるいは寿命等に悪影響を及ぼすという
問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、信号回
路板6の部分には筺体1には通風口がないが、シールド
板31で仕切られた筺体前部には通風口2がある。本発明
はこのような点に鑑み、筺体前部の通風口2および3を
利用して信号回路板6で発生する熱をより効率的に放出
できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、筺体前部に液晶表示部を、筺体後部に前記
液晶表示部の駆動回路部をそれぞれ配置し、液晶表示部
および駆動回路部の間にシールド板を設け、前記筺体前
部に通気口を設け、前記シールド板の中央部に円形状の
開口を設けると共に、開口を覆う大きさの円板を開口に
近接させ中心を開口の中央位置に回転可能に軸支し、前
記円板に円板の回転にて旋風を生ずるための所要角度の
切起し片を複数形成し、前記円板の外周に少なくとも3
個の永久磁石を外周に沿って同一極性方向となるように
等間隔で取付け、前記シールド板に円板の回転にて前記
永久磁石に対向する位置に永久磁石と同一長の2個の電
磁石を永久磁石の間隔の1.5倍の間隔で設け、前記2
個の電磁石の極性をそれぞれ適宜に切換え、円板の回転
により駆動回路部で発生する熱をシールド板の開口を通
し筺体前部に送風するようにした通風機能付シールド装
置を提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による通風
機能付シールド装置においては、液晶表示部と駆動回路
部との間のシールド板の円形状の開口部に設けた円板
は、円板の外周に取付けた永久磁石とシールド板に設け
た電磁石の吸引/反発力によって回転し、この回転によ
り、円板に形成した切起し片による旋風で駆動回路部で
発生した熱を液晶表示部側に送風し、液晶表示部の上方
に穿設されている筺体の通風口を通して筺体外に排出す
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明による通風機能付シールド装置
の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による通風機
能付シールド装置の一実施例の概要を示す要部側面図で
ある。図において、1は筺体、2および3は筺体前部の
上部あるいは下部にそれぞれ穿設された通風口、4は液
晶パネル、5は液晶パネル4の光源である冷陰極管、6
は液晶パネル4の駆動回路部、7はシールド板、8はシ
ールド板7の下部に穿設された通風口、9は通風機構部
である。筺体1は、遊戯機への取付工事等の際に電子回
路部(駆動回路部6)に塵芥が入らないようにするため
駆動回路部6を収納する部分には通気口を設けることが
できない。そこで、シールド板7の中央部を円形状に開
口し、この開口に近接させて通風機構部9を設け、この
通風機構部9により駆動回路部6の収納部の熱をシール
ド板7の開口から筺体前部へ送風し、筺体前部の上方の
通気口2から機外へ排出する。駆動回路部6の収納部に
は、筺体下部の通風口3から入った空気がシールド板7
の下部に穿設された通気口8を経て入るようになってい
る。上記通風機構部9の取付スペースの幅(図の左右方
向)は、全体を小型に形成するための条件からファン回
転用のモータを取付けることが困難である。
【0007】図2(イ)は本発明による通風機能付シー
ルド装置の一実施例の要部構成図である。シールド板7
の中央部を円形状に開口(11)し、開口11より大きめの
円板12を円板の中心13で回転可能に軸支して取付ける。
円板12を開口11より大きめにするのは、開口11の円周部
から冷陰極管5よりの電磁波が漏洩しないようにするた
めである。円板12の軸支点は、例えば、シールド板7の
開口11の一部を残して開口11の中央部に軸受を設け(図
示省略)、この軸受で円板12の中心13を軸支するように
する。円板12の一部を放射状に切起し(14)、円板12の
矢印15方向の回転によってこの切起し片14で風を切り、
部分拡大図(ロ)に示すように切起し穴16から筺体前部
側に送風する。
【0008】4個の永久磁石、、およびを、円
板12の外周を8等分した角度の外周長に相当する長さに
形成し、外周上に外周に沿って同一極性になるように等
間隔に取付け、2個の電磁石aおよびbを、永久磁石の
取付間隔のn+0.25の間隔(図では、永久磁石の取付間
隔の1.25倍の間隔)で部分拡大図(ハ)に示すように永
久磁石に対向する位置に取付け、また、永久磁石等の
通過を検出するセンサ17および18を、永久磁石の取付間
隔のn+0.25の間隔(図では、センサ17からセンサ18ま
での間隔が永久磁石の取付間隔の2.25倍)になるように
シールド板7に取付ける。センサ17およびセンサ18は、
例えば、部分拡大断面図(ニ)に示すように、フォトダ
イオードおよびフォトトランジスタからなるフォトイン
ターラプタを永久磁石を挟んで取付け、永久磁石がフォ
トインターラプタの間にある場合はフォトダイオードの
光が遮断されるようにする。
【0009】センサ17およびセンサ18よりの信号を信号
検出部19または信号検出部20でそれぞれ検出し、検出に
基づいてそれぞれスイッチ駆動部21またはスイッチ駆動
部22を介してスイッチSaまたはスイッチSbをそれぞれ駆
動し、電磁石aまたは電磁石bの極性を切換える。
【0010】これにより、永久磁石および電磁石間の磁
気の吸引および反発により、電磁石aおよびbに対して
円板(永久磁石、、および)が矢印15の向きに
回転する。図3は、この回転運動を判りやすくするため
円板12上の永久磁石を直線上に並べて表示したもので、
電磁石aおよびbに対して円板(永久磁石、、お
よび)が図のA、B、C、・・の順に右方向に移動す
ることを表したものである。
【0011】なお、上記では、永久磁石を4個用いる例
で説明したが、永久磁石をn個(但し、3より多い数)
使用する場合は円板12の外周を2×n等分した角度に区
切り、永久磁石の長さを一区切りの外周長に相当する長
さに形成し、電磁石の長さはそれぞれの永久磁石の長さ
に対応する長さのものにするようにする。図4は永久磁
石を、およびの3個用いた例である。永久磁石
、およびの長さは円板12の外周を6等分した長さ
とし、電磁石aおよびbの長さは永久磁石等と同一長
のものにし、2個の電磁石aおよびbの取付間隔は図2
の場合と同様に永久磁石の取付間隔の1.25倍とし、セン
サ17からセンサ18までの間隔もやはり図2の場合と同様
に永久磁石の取付間隔の2.25倍とする。この場合の動作
は永久磁石を4個使用した場合と同様であるので説明を
省く。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による通
風機能付シールド装置によれば、液晶表示部と駆動回路
部との間のシールド板の開口部分に設けた円板を永久磁
石と電磁石の吸引/反発力によって回転させ、円板上に
形成した切起し片で旋風し、ファン用モーターの取付け
スペースのない条件下で通風口を有しない駆動回路部側
の発熱を液晶表示部側に送って筺体の通風口から排出す
ることのできるものである。これにより、駆動回路部の
温度上昇を抑え、機器の性能あるいは寿命の低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通風機能付シールド装置の一実施
例の概要を示す側面図である。
【図2】本発明による通風機能付シールド装置の一実施
例の要部構成図である。
【図3】円板の回転を説明するための図である。
【図4】本発明による通風機能付シールド装置の他の実
施例の要部構成図である。
【図5】従来の液晶表示ユニットの要部側面図である。
【符号の説明】
1 筺体 2 通風口 4 液晶パネル 5 冷陰極管 6 駆動回路板 7 シールド板 11 円形状の開口 12 円板 13 円板の中心 14 切起し片 16 切起し穴 17、18 センサ 19、20 信号検出部 21、22 スイッチ駆動部 Sa、Sb スイッチ 〜 永久磁石 a、b 電磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体前部に液晶表示部を、筺体後部に前
    記液晶表示部の駆動回路部をそれぞれ配置し、液晶表示
    部および駆動回路部の間にシールド板を設け、前記筺体
    前部に通気口を設け、前記シールド板の中央部に円形状
    の開口を設けると共に、開口を覆う大きさの円板を開口
    に近接させ中心を開口の中央位置に回転可能に軸支し、
    前記円板に円板の回転にて旋風を生ずるための所要角度
    の切起し片を複数形成し、前記円板の外周に少なくとも
    3個の永久磁石を外周に沿って同一極性方向となるよう
    に等間隔で取付け、前記シールド板に円板の回転にて前
    記永久磁石に対向する位置に永久磁石と同一長の2個の
    電磁石を永久磁石の間隔の1.5倍の間隔で設け、前記
    2個の電磁石の極性をそれぞれ適宜に切換え、円板の回
    転により駆動回路部で発生する熱をシールド板の開口を
    通し筺体前部に送風するようにした通風機能付シールド
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シールド板上に前記円板の回転によ
    る永久磁石の通過を検出するセンサを設け、センサより
    の信号に基づいて前記電磁石の極性を切換えるようにし
    た請求項1記載の通風機能付シールド装置。
  3. 【請求項3】 前記センサは、永久磁石による光の遮断
    を検出するフォトカプラを用いたものでなる請求項2記
    載の通風機能付シールド装置。
  4. 【請求項4】 前記円板の外周を6以上の偶数に等分し
    た角度に区切り、前記永久磁石および電磁石を一区切り
    の外周長に相当する長さに設定し、永久磁石を円板の外
    周に一区切りおきに取付け、前記電磁石を永久磁石の取
    付間隔のn+0.25倍の間隔で取付けてなる請求項
    1、請求項2または請求項3記載の通風機能付シールド
    装置。
  5. 【請求項5】 前記センサを永久磁石の取付間隔のn+
    0.25倍の間隔で2個設け、2個のセンサよりの信号
    に基づいて前記2個の電磁石の極性をそれぞれ切換える
    ようにした請求項4記載の通風機能付シールド装置。
  6. 【請求項6】 前記シールド板および円板は着磁性を有
    さず、かつ電磁波の遮蔽能力を有する金属を用いてなる
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項
    5記載の通風機能付シールド装置。
JP15360395A 1995-06-20 1995-06-20 通風機能付シールド装置 Pending JPH096247A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15360395A JPH096247A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 通風機能付シールド装置

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JP15360395A JPH096247A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 通風機能付シールド装置

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Publication Number Publication Date
JPH096247A true JPH096247A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15566101

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JP15360395A Pending JPH096247A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 通風機能付シールド装置

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JP (1) JPH096247A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0711854A1 (en) * 1994-11-14 1996-05-15 Shin-Etsu Handotai Company Limited Epitaxial wafer and method for the preparation thereof
JPH11338372A (ja) * 1998-03-16 1999-12-10 Hitachi Ltd 薄形表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0711854A1 (en) * 1994-11-14 1996-05-15 Shin-Etsu Handotai Company Limited Epitaxial wafer and method for the preparation thereof
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