JPH0960758A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0960758A
JPH0960758A JP21328995A JP21328995A JPH0960758A JP H0960758 A JPH0960758 A JP H0960758A JP 21328995 A JP21328995 A JP 21328995A JP 21328995 A JP21328995 A JP 21328995A JP H0960758 A JPH0960758 A JP H0960758A
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JP
Japan
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valve
plunger
unit
coil spring
solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP21328995A
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English (en)
Inventor
Hideji Adachi
秀治 足立
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Publication of JPH0960758A publication Critical patent/JPH0960758A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁弁において、弁ユニットを一体物として取
り扱えるようにして、部品管理の簡易化と、組み立て作
業の単純化を図ること。 【解決手段】流体通孔51を開閉する弁ユニット10
と、弁ユニット10の上側に取り付けられ弁ユニット1
0を駆動するソレノイドユニット20とから構成され、
弁ユニット10は、ソレノイドユニット20の内部に上
下変位可能に挿入されるプランジャ12と、プランジャ
12の上下変位動作に連動して流体通孔51を開閉する
弾性材からなる弁体13と、プランジャ12の外周で弁
体13とソレノイドユニット20の下端との間に圧縮状
態で介装されるコイルバネ14とを含む電磁弁におい
て、プランジャ12の下端に弁体13を、また、弁体1
3の外周にコイルバネ14の下端をそれぞれ結合させて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、風呂釜や
給湯器の燃焼ガスの供給経路などに設けられる電磁弁に
関する。本発明の電磁弁は、前述した燃焼ガス以外の流
体の供給経路に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁弁は、図5に示すよ
うに、管体50の流体通孔51を開閉する弁ユニット6
0と、弁ユニット60の上側に取り付けられて弁ユニッ
ト60を駆動するソレノイドユニット70とから構成さ
れている。
【0003】まず、ソレノイドユニット70は、両端に
フランジを有する円筒形のボビン71と、ボビン71の
円筒部の外周に巻回されるコイル72と、外枠となる上
下二つのヨーク73,74と、ボビン71の円筒部内周
に嵌入されるプランジャガイド75と、プランジャガイ
ド75の上端に固定される固定鉄心76とを含む。この
ソレノイドユニット70は、その構成要素のそれぞれが
互いに結合されていて、一体物として取り扱えるように
なっている。
【0004】弁ユニット60は、ソレノイドユニット7
0の下側ヨーク74の下面にかしめによりフランジ結合
される平板状の取付蓋61と、ソレノイドユニット70
のボビン71の円筒部内周に上下変位可能に挿入される
プランジャ62と、プランジャ62の下端に結合されプ
ランジャ62の上下動作に連動して流体通孔を開閉する
ゴムなどの弾性材からなる弁体63と、プランジャ62
の外周で取付蓋61と弁体63との間に圧縮状態で介装
される円錐形状のコイルバネ64と、弁体63において
コイルバネ64の当接部位に設けられるバネ受け65と
を含む。そして、弁体63の中心部には、上向き開口の
係合凹部63aが設けられていて、この係合凹部63a
にプランジャ62の下端が係入されている。
【0005】上述した弁ユニット60は、プランジャ6
2と弁体63とが結合されるものの、それらに対して、
他の構成要素つまり取付蓋61、コイルバネ64、バネ
受け65が結合されるようになっておらず、ただ単に互
いに当接するように組み合わせられている。そのため、
電磁弁として組み立てる前は、弁ユニット60の構成要
素の個々がばらけるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例で
は、弁ユニット60の構成要素が互いに結合されずにば
らけるようになっているので、電磁弁として組み立てを
行うまでの間は弁ユニット60の構成要素を個別に管理
せねばならないなど、部品管理が煩わしいことが指摘さ
れる。なお、ばらけ防止対策を施すことも可能である
が、その場合、コスト高を余儀なくされる。
【0007】また、電磁弁の組み立て作業としては、一
体物として取り扱えるソレノイドユニット70に対し
て、弁ユニット60の取付蓋61およびコイルバネ64
をあてがうとともにコイルバネ64を圧縮させておい
て、それらの下方からバネ受け65をあてがった弁体6
3を結合してあるプランジャ62を挿入してソレノイド
ユニット70の内部に挿入し、弁体63のバネ受け65
にコイルバネ64の下端を当接させる。このように、従
来では、弁ユニット60の構成要素をそれぞればらけな
いようにひとつずつ組み合わせる作業が必要となり、そ
の作業がきわめて面倒であって、熟練を必要とするコツ
が必要になるなど、困難さが指摘される。
【0008】したがって、本発明は、電磁弁において、
弁ユニットを一体物として取り扱えるようにして、部品
管理の簡易化と、組み立て作業の単純化を図ることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体通孔を開
閉する弁ユニットと、弁ユニットの上側に取り付けられ
て弁ユニットを駆動するソレノイドユニットとから構成
され、前記弁ユニットは、ソレノイドユニットの内部に
上下変位可能に挿入されるプランジャと、プランジャの
上下変位動作に連動して前記流体通孔を開閉する弾性材
からなる弁体と、プランジャの外周で弁体と前記ソレノ
イドユニットの下端との間に圧縮状態で介装されるコイ
ルバネとを含む電磁弁において、次のように構成する。
【0010】本発明において、プランジャの下端に弁体
を、また、弁体の外周にコイルバネの下端をそれぞれ結
合させている。
【0011】なお、前述のコイルバネは、その上端をソ
レノイドユニットの下端に結合して、弁ユニットとソレ
ノイドユニットとを一体化するのが好ましい。
【0012】また、前述の弁体は、その中心部に上向き
開口の係合凹部を設けるとともに、この係合凹部を中心
とした外周部に周溝を設け、この弁体の係合凹部に前記
プランジャの下端を係入し、前記弁体の周溝に前記コイ
ルバネの下端側の巻部を係入するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図1ないし
図4に示す実施例に基づいて説明する。図1および図2
は本発明の一実施例にかかり、図1は、電磁弁の縦断面
図、図2は、図1の弁ユニットの分解斜視図である。
【0014】図例の電磁弁は、管体50の流体通孔51
を開閉する弁ユニット10と、弁ユニット10の上側に
取り付けられて弁ユニット10を駆動するソレノイドユ
ニット20とから構成されている。
【0015】まず、ソレノイドユニット20は、従来例
と同じ構成であり、両端にフランジを有する円筒形のボ
ビン21と、ボビン21の円筒部の外周に巻回されるコ
イル22と、外枠となる上下二つのヨーク23,24
と、ボビン21の円筒部内周に嵌入されるプランジャガ
イド25と、プランジャガイド25の上端に固定される
固定鉄心26とを含む。
【0016】弁ユニット10は、ソレノイドユニット2
0の下側ヨーク24の下面にかしめによりフランジ結合
される平板状の取付蓋11と、ソレノイドユニット20
のボビン21の円筒部内周に上下変位可能に挿入される
プランジャ12と、プランジャ12の下端に結合されプ
ランジャ12の上下動作に連動して流体通孔を開閉する
ゴムなどの弾性材からなる弁体13と、プランジャ12
の外周で取付蓋11と弁体13との間に圧縮状態で介装
される円錐形状のコイルバネ14と、弁体13において
コイルバネ14の当接部位に設けられるバネ受け15と
を含む。
【0017】そして、弁体13の中心部には、上向き開
口の係合凹部13aが設けられているとともに、この係
合凹部13aを中心とした外周部には周溝13bが設け
られている。この弁体13の係合凹部13aには、プラ
ンジャ12の下端が係入され、弁体13の周溝13bに
は、バネ受け15が嵌入されているとともに、この周溝
13b内のバネ受け15にコイルバネ14の下端側の巻
部が外嵌係入されている。また、コイルバネ14の上端
の巻部は、取付蓋11の下面にスポット溶接などにより
固定されている。これにより、弁ユニット10の構成要
素のそれぞれが互いに結合されていて、弁ユニット10
を一体物として取り扱えるようになっている。
【0018】なお、図中、30はOリングである。
【0019】次に、上述した弁ユニット10についての
組み立て作業、並びに弁ユニット10とソレノイドユニ
ット20との組み立て作業を説明する。
【0020】まず、プランジャ12の下端を弁体13の
係合凹部13aに係入し、弁体13の周溝13bにバネ
受け15を嵌入する。このプランジャ12の外周にコイ
ルバネ14をはめ込んで、コイルバネ14の小径の下端
の巻部を、弁体13の周溝13bに外嵌係入し、周溝1
3b内のバネ受け15に当接させる。このコイルバネ1
4の大径の上端の巻部を取付蓋11の下面にスポット溶
接により結合する。
【0021】このようにして弁ユニット10が一体物と
される。この弁ユニット10のプランジャ12の上端を
ソレノイドユニット20のプランジャガイド25に挿入
しながら、弁ユニット10の取付蓋11を、ソレノイド
ユニット20の下側ヨーク24に対して重ねる。ここ
で、弁ユニット10のコイルバネ14を圧縮しながら、
取付蓋11の二つの突片11a,11bを下側ヨーク2
4の切欠き24a,24bに対してあてがい、突片11
a,11bを折り曲げてかしめる。これにより、弁ユニ
ット10とソレノイドユニット20とが一体物とされ
る。
【0022】このように、本発明では、弁ユニット10
の構成要素を互いに結合して一体物として取り扱えるよ
うにしているから、まず、組み立て前の段階での部品管
理が簡易となり、ばらけ防止対策が不要となるなど、管
理面でのコスト低減に貢献できるようになる。次に、電
磁弁の組み立てとしては、上下二つの独立した各ユニッ
ト10,20を単純に組み合わせて結合するだけで済む
ようになるなど、組み立て作業が単純になり、従来のよ
うな熟練を要するコツが不要になるなど、製作面でのコ
スト低減に貢献できるようになる。これらの相乗によ
り、電磁弁の価格を低減できるようになる。
【0023】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0024】(1) 上記実施例において取付蓋11と
コイルバネ14との結合については、図示しないが、取
付蓋11に図3および図4に示すような係止片11dを
設けるなどして、この係止片11dに対してコイルバネ
14の上端の巻部を係止させるようにしてもよい。図3
では、取付蓋11にそれとは別体の係止片11dを接合
したものを例に挙げている。図4では、取付蓋11の一
部を屈曲して係止片11dを形成したものを例に挙げて
いる。
【0025】
【発明の効果】本発明では、弁ユニットの構成要素を互
いに結合して一体物として取り扱えるようにしているか
ら、まず、組み立て前の段階での部品管理が簡易とな
り、ばらけ防止対策が不要となるなど、管理面でのコス
ト低減に貢献できるようになる。次に、電磁弁の組み立
てとしては、上下二つの独立した各ユニットを単純に組
み合わせて結合するだけで済むようになるなど、組み立
て作業が単純になり、従来のような熟練を要するコツが
不要になるなど、製作面でのコスト低減に貢献できるよ
うになる。これらの相乗により、低廉な電磁弁を提供で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電磁弁の縦断面図
【図2】図1の弁ユニットの分解斜視図
【図3】弁ユニットの取付蓋とコイルバネとの結合形態
の他の例を示す部分断面図
【図4】弁ユニットの取付蓋とコイルバネとの結合形態
のさらに他の例を示す部分断面図
【図5】従来例にかかる電磁弁の縦断面図
【符号の説明】
10 弁ユニット 11 弁ユニットの取付蓋 12 弁ユニットのプランジャ 13 弁ユニットの弁体 13a 弁体の係合凹部 13b 弁体の周溝 14 弁ユニットのコイルバネ 20 ソレノイドユニット 51 流体通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通孔を開閉する弁ユニットと、弁ユ
    ニットの上側に取り付けられて弁ユニットを駆動するソ
    レノイドユニットとから構成され、前記弁ユニットは、
    ソレノイドユニットの内部に上下変位可能に挿入される
    プランジャと、プランジャの上下変位動作に連動して前
    記流体通孔を開閉する弾性材からなる弁体と、プランジ
    ャの外周で弁体と前記ソレノイドユニットの下端との間
    に圧縮状態で介装されるコイルバネとを含む電磁弁であ
    って、 プランジャの下端に弁体を、また、弁体の外周にコイル
    バネの下端をそれぞれ結合させている、ことを特徴とす
    る電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記コイルバネは、その上端がソレノイ
    ドユニットの下端に結合されて、弁ユニットとソレノイ
    ドユニットとが一体化されている、請求項1に記載の電
    磁弁。
  3. 【請求項3】 前記弁体は、その中心部に上向き開口の
    係合凹部が設けられているとともに、この係合凹部を中
    心とした外周部に周溝が設けられ、 この弁体の係合凹部に前記プランジャの下端が係入さ
    れ、前記弁体の周溝に前記コイルバネの下端側の巻部が
    係入されている、請求項1または2に記載の電磁弁。
JP21328995A 1995-08-22 1995-08-22 電磁弁 Pending JPH0960758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119107A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Koganei Corporation 電磁弁
JP2015081632A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 株式会社不二工機 パイロット型制御弁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119107A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Koganei Corporation 電磁弁
US7344119B2 (en) 2004-06-03 2008-03-18 Koganei Corporation Solenoid valve
JP2015081632A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 株式会社不二工機 パイロット型制御弁

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