JPH0960301A - 超超高層建築物およびその施工方法 - Google Patents

超超高層建築物およびその施工方法

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JPH0960301A
JPH0960301A JP22070395A JP22070395A JPH0960301A JP H0960301 A JPH0960301 A JP H0960301A JP 22070395 A JP22070395 A JP 22070395A JP 22070395 A JP22070395 A JP 22070395A JP H0960301 A JPH0960301 A JP H0960301A
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Japan
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honeycomb
honeycomb grid
grid
lift
space
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JP22070395A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Shoji
利昭 荘司
Yoshiharu Tanba
吉晴 丹波
Kiyoto Takamori
清人 高森
Yasuhisa Sakai
康寿 坂井
Mitsue Tsuruta
光恵 鶴田
Hiroko Tanemura
裕子 種村
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上1,000mを超える超超高層建築物で
あって、自由な割付が行えると共に、斬新なデザインを
持たせる。 【解決手段】 内部に大空間による諸施設設置領域を複
層階分有する平面視ほぼ正六角形状のハニカムユニット
(2,12)を、横方向に隣接させて互いに接続して多
数配置すると共に、上下方向に重ね合わせて互いに接続
して多数積層することによって、地上2,000m程度
の超超高層建築物を構成する。ハニカムユニット(2,
12)は、平面視ほぼ正六角形状のほぼ中央部に上下方
向へ貫通する吹き抜け(13)を有するハニカムグリッ
ド(12)と、吹き抜けが無いハニカムコア2とからな
る。そして、ハニカムコア2を横方向に多数配置および
上下方向に多数積層すると共に、ハニカムコア2により
囲まれた上下方向に貫通する平面視ほぼ正六角形状のハ
ニカムグリッドリフトアップ用スペース3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に大空間によ
る諸施設設置領域を複層階分有する平面視ほぼ正六角形
状のハニカムユニットを基本単位とする、例えば、地上
2,000m程度の超超高層建築物と、その施工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄骨構造でカーテンウォール工法
等による地上数百m程度の超高層ビルの建築施工が各地
で行われている。そして、最近では、地上1,000m
を超える超超高層ビル構想の提案が種々なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近種々提
案される地上1,000mを超える超超高層ビル構想に
関しては、その超超高層ビルの内部に一つの都市を構築
するという考えに基づいている。このように、超超高層
都市を構築するという構想から、面積も巨大な超超高層
建築物となるため、現在までの鉄骨構造でカーテンウォ
ール工法等による超高層ビルの建築施工技術では、面積
も巨大となる超超高層ビル(都市)を構築して行くこと
は容易ではない。
【0004】このため、例えば、内部に大空間を有する
単純な立方体や直方体によるボックス状ユニットを、平
面的に展開して接続すると共に、積み重ねることによっ
て、超超高層ビルを構築して行くことが考えられる。し
かし、このような単純なボックス状ユニットによる超超
高層ビルの構築では、平面的な縦横方向へのユニット展
開による割付しか行えないという制約がある。また、デ
ザインの面でも、従来の建築物の延長線上にあるような
ものに止まり、斬新感に乏しいものとなってしまう。さ
らに、地上1,000mを超える超超高層ビルであるこ
とから、その構築技術にも合理化等の面で一考を要す
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、自由な割付が行
えると共に、斬新なデザインを持った超超高層建築物を
提供することにある。そして、本発明は、以上のような
超超高層建築物の施工方法を提供することも目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、内部に大空間による諸施設設置
領域を複層階分、例えば、5層階分有する高さ50m程
度で一辺の長さ50m程度の平面視ほぼ正六角形状のハ
ニカムユニットを、横方向に隣接させて互いに接続して
多数配置すると共に、上下方向に重ね合わせて互いに接
続して多数積層してなる、例えば、低層階部分が直径
1,500m程度のほぼ円形をなして地上2,000m
程度の超超高層建築物の構成、を特徴としている。
【0007】このように、内部に大空間による諸施設設
置領域を複層階分有するハニカムユニットを基本単位と
する超超高層建築物なので、そのハニカムユニットを、
平面的に展開して接続すると共に、積み重ねて行くこと
によって、自由な割付が行え、かつ、地上1,000m
を超える超超高層建築物として、斬新なデザインが与え
られる。
【0008】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の超超高層建築物において、前記ハニカムユニット
は、前記平面視ほぼ正六角形状のほぼ中央部に上下方向
へ貫通する、例えば、一辺の長さ25m程度の平面視ほ
ぼ正六角形状の吹き抜けを有するハニカムグリッドと、
前記吹き抜けが無いハニカムコアとからなり、前記ハニ
カムコアを前記横方向に多数配置および前記上下方向に
多数積層すると共に、前記ハニカムコアにより囲まれて
前記ハニカムグリッドをリフトアップさせるための上下
方向に貫通する平面視ほぼ正六角形状のハニカムグリッ
ドリフトアップ用スペースを形成し、さらに、このハニ
カムグリッドリフトアップ用スペースのほぼ中央部に、
前記ハニカムグリッドの前記吹き抜け部分を貫通して上
下方向に伸びる、例えば、一辺の長さ25m程度の平面
視ほぼ正六角形状のハニカムグリッドリフトアップ用ロ
ッドを起設してなる構成、を特徴としている。
【0009】このように、吹き抜けが無いハニカムコア
により囲んでハニカムグリッドリフトアップ用スペース
を形成して、そのほぼ中央部にハニカムグリッドリフト
アップ用ロッドを起設しておくことで、そのハニカムコ
アにより囲まれたハニカムグリッドリフトアップ用スペ
ースを利用して、吹き抜けを貫通するハニカムグリッド
リフトアップ用ロッドに沿ってハニカムグリッドをリフ
トアップさせて、施工して行くことが可能になる。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、内部に大
空間による諸施設設置領域を複層階分、例えば、5層階
分有する高さ50m程度で一辺の長さ50m程度の平面
視ほぼ正六角形状をなし、ほぼ中央部に上下方向へ貫通
する、例えば、一辺の長さ25m程度の平面視ほぼ正六
角形状の吹き抜けを有するハニカムグリッドおよび前記
吹き抜けが無いハニカムコアによるハニカムユニット
を、横方向に隣接させて互いに接続して多数配置すると
共に、上下方向に重ね合わせて互いに接続して多数積層
してなる、例えば、低層階部分が直径1,500m程度
のほぼ円形をなして地上2,000m程度の超超高層建
築物の施工方法であって、以下のような施工を行う。即
ち、前記ハニカムコアを前記横方向に多数配置および前
記上下方向に多数積層すると共に、前記ハニカムコアに
より囲まれて前記ハニカムグリッドをリフトアップさせ
るための上下方向に貫通する、例えば、一辺の長さ50
m程度の平面視ほぼ正六角形状のハニカムグリッドリフ
トアップ用スペースを形成する。さらに、このハニカム
グリッドリフトアップ用スペースのほぼ中央部に前記ハ
ニカムグリッドの前記吹き抜け部分を貫通して上下方向
に伸びる、例えば、一辺の長さ25m程度の平面視ほぼ
正六角形状のハニカムグリッドリフトアップ用ロッドを
起設しておく。そして、前記ハニカムグリッドリフトア
ップ用スペースにおいて、前記ハニカムグリッドを前記
ハニカムグリッドリフトアップ用ロッドに沿って所定高
さまでリフトアップさせてから、前記ハニカムグリッド
を所定位置まで横方向に移動して固定するようにしたこ
と、を特徴としている。
【0011】このように、吹き抜けが無いハニカムコア
により囲んでハニカムグリッドリフトアップ用スペース
を形成して、そのほぼ中央部にハニカムグリッドリフト
アップ用ロッドを起設し、ハニカムグリッドリフトアッ
プ用スペースにおいて、ほぼ中央部に吹き抜けを有する
ハニカムグリッドをハニカムグリッドリフトアップ用ロ
ッドに沿って所定高さまでリフトアップさせてから、ハ
ニカムグリッドを所定位置まで横方向に移動して固定す
るようにした超超高層建築物の施工方法であり、特に、
ハニカムコアにより囲まれた内部のハニカムグリッドリ
フトアップ用スペースからハニカムグリッドリフトアッ
プ用ロッドに沿ってハニカムグリッドをリフトアップさ
せるので、上空に工事が進むに連れての風対策として優
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る超超高層建
築物およびその施工方法の実施の形態例を図1から図1
1に基づいて説明する。先ず、図1は本発明を適用した
一例としての超超高層建築物における諸設備概要を示す
断面図であり、この超超高層建築物は、超超高層都市
「THE HEXA COMB」(ザ・ヘキサコム:六
角形フレームを基準とした蜂の巣の意。)と呼ばれ、地
上2,000m、地下300m、底面積177万m2
延べ面積1km2で、常時数万人が利用する耐用年数
1,000年の超超高層巨大ビルディングである。
【0013】この超超高層都市「THE HEXA C
OMB」は、超超高層巨大ビルディング建設による環境
問題(日光遮断、ビル風問題等)を防止する意味から都
市近郊の島に施工され、首都圏とは海底新幹線にてアク
セスされる。また、直径1,500mのほぼ円形となる
低層部分には、完全脱水分解再利用プラント(有機ゴミ
完全瞬間脱水処理装置)を内部に持ち、超超高層都市内
にて発生した有機汚泥やゴミを完全再利用して、周辺海
域を開拓して行くことから、「GROWTH−SATE
LLITE」(グロウス・サテライト:成長する衛星都
市)とも呼ばれる。そして、この超超高層都市「THE
HEXA COMB」は、後述するように、内部に大
空間による諸施設設置領域を複層階(図6の例では5階
層)分有する一辺50mの平面視正六角形状をなすハニ
カムユニットを基本単位としている。
【0014】さらに、図示のように、地上部分には、低
層部分にゴミエネルギー回収装置と新しいハニカムユニ
ットを製造するハニカムユニット製造工場等が設備さ
れ、中・高層部分にオフィス地域、自然公園(人工自然
公園)地域、商業地域、ホール、公共施設等が種々配備
されると共に、低層部分から中・高層部分および超超高
層部分の全域にわたって居住区域が種々配備されてい
る。さらに、超超高層部分の頂部には、気圧変換装置が
設備されている。また、地下部分には、海水淡水化プラ
ント、波動エネルギー変換装置および図示しない地下給
排気装置(図9参照)等が設備されている。
【0015】前記ハニカムユニットは、図5および図6
に示すように、平面的には一辺50mの正六角形で、中
央部に吹き抜け13を持つハニカムグリッド12と、図
2から図4に示すように、中央部には吹き抜けが無い一
辺50mの平面視正六角形をなすハニカムコア2とを基
本としている。超超高層都市「THE HEXA CO
MB」は、本発明による超超高層建築物における超超高
層部分の外観を示す図2およびその超超高層建築物の概
略平面を示す図3に示したように、メインの中央コア部
分1を、平面的には7個のハニカムコア2,2,2,
2,2,2,2により形成している。この中央コア部分
1の周囲に、平面的には6個のハニカムコア2,2,
2,2,2,2で囲んで中央にハニカムグリッドリフト
アップ用スペース3を形成してなる6組の周囲コア部分
4,4,4,4,4,4を形成している。こうして、超
超高層部分5が形成されている。
【0016】この超超高層部分5の下方には、その周囲
コア部分4,4,4,4,4,4の外側に、同じく平面
的には6個のハニカムコア2,2,2,2,2,2で囲
んで中央にハニカムグリッドリフトアップ用スペース3
を形成してなる12組の周囲コア部分6,6,6,6,
6,6,6,6,6,6,6,6を形成している。こう
して、高層部分7が形成されている。なお、超超高層部
分5の周囲コア部分4,4,4,4,4,4と高層部分
7の周囲コア部分6,6,6,6,6,6,6,6,
6,6,6,6との間に、6個の吹き抜け8,8,8,
8,8,8が形成されている。
【0017】そして、高層部分7の周囲コア部分6,
6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6の外側
に、多数のハニカムコア2,2,2,2,…を配置し
て、中層部外殻部分9を形成している。なお、高層部分
7の周囲コア部分6,6,6,6,6,6,6,6,
6,6,6,6と中層部外殻部分9のハニカムコア2,
2,2,2,…との間に、12個の吹き抜け8,8,
8,8,8,8が形成されている。さらに、中層部外殻
部分9のハニカムコア2,2,2,2,…の外側に、多
数のハニカムコア2,2,2,2,…を配置して、低層
部外殻部分10を形成している。この低層部外殻部分1
0は、直径1,500mの円の輪郭11にほぼ沿うよう
な形状となっている。
【0018】次に、図4はハニカムユニットとしてのハ
ニカムコア2の割付イメージを拡大して示したもので、
図示のように、ハニカムコア2の一辺部に他のハニカム
コア2,2の各一辺部をそれぞれ接続して、さらに、ハ
ニカムコア2の一辺部に他のハニカムコア2の一辺部を
接続し、こうして次々に、ハニカムコア2の一辺部に他
のハニカムコア2の一辺部を接続することで、平面的に
割付展開して行く。なお、次に述べるハニカムグリッド
12についても同様に、平面的に割付展開して行く。ま
た、図5はハニカムユニットとしてのハニカムグリッド
12を拡大して寸法も併せて示したもので、図示のよう
に、一辺50mのハニカムグリッド12は、諸施設設置
領域で囲まれる中央部に上下方向へ貫通する一辺25m
の平面視正六角形をなす吹き抜け13を有している。な
お、このハニカムグリッド12の対角線長は100mで
あり、前記ハニカムコアの対角線長も同じく100mで
ある。
【0019】そして、ハニカムグリッド12のチューブ
フレーム構造および剛床部構造を示したのが図6で、ハ
ニカムグリッド12は、内部空間(諸施設設置領域)に
おける柱の圧迫感除去と、ハニカムグリッド12の重量
軽減のため、図示のように、5層階分を各階層毎に囲む
基本的にはダブルチューブ構造による主フレーム14の
構造としている。さらに、このような5層階分を各階層
毎に囲むダブルチューブ構造の主フレーム14に、工業
化施工のためにPC(プレキャスト・コンクリート)化
された板を取り付けて、剛床部(天井部)15,15,
15,15,15,15および壁部16,16,16,
…を形成する構成としている。特に、居住性の確保とし
て、各ハニカムユニットにおける床の剛性を極限まで上
げた剛床部15とすることで、床振動の三次元的うねり
を防止し、地上2,000mの超超高層巨大ビルディン
グの適所に設置する図示しない制振装置がより効果的に
作用するようにしている。
【0020】ここで、剛床部15および壁部16を形成
するPC板としては、ポリマー含浸コンクリート複合板
を用いて、ハニカムグリッド12に超高耐久躯体皮膜を
形成して、1,000年の耐用年数が得られるようにし
ている。即ち、ポリマー含浸コンクリートは、橋脚、橋
梁、橋主塔、ダム等の長期耐久性を要求される土木構造
物の外部一体型型枠として使用されているもので、硬化
コンクリートにポリマーを含浸することによって製造さ
れる高緻密かつ高強度の複合材料である。具体的には、
硬化コンクリート板を製作して熱風により乾燥させた
後、ポリマー樹脂溶融槽に硬化コンクリート板を浸漬し
て、硬化コンクリート板に表面からポリマー樹脂を含浸
させると共に、硬化コンクリート板の空隙部にポリマー
樹脂を充填させる。
【0021】このようなポリマー含浸コンクリートの主
な効果としては、1.塩分の遮断性、2.遮水性、3.
耐凍結溶解性、4.中性化抑制、5.耐摩耗性、6.化
学抵抗性、7.耐衝撃性、8.打継面保護、等が挙げら
れる。以上のように、ポリマー含浸コンクリートをハニ
カムグリッド12の特に外壁部分皮膜材として用いるこ
とで、空気中の二酸化炭素およびその他、コンクリート
を劣化させる各要因から保護するようにしている。
【0022】ところで、鉄筋コンクリート自体に1,0
00年の寿命を与えるために、超高耐久性コンクリート
と超高耐久性鉄筋を使用する。即ち、コンクリートにコ
ンクリート耐久性向上混和剤を添加することによる超高
耐久性コンクリートを使用すると共に、鉄筋に静電粉体
塗装によるエポキシ樹脂塗装鉄筋等の超高耐久性鉄筋を
使用する。このようなコンクリート耐久性向上混和剤添
加による超高耐久性コンクリートを使用することで、乾
燥収縮低減機能、中性化抑制機能、水密性向上機能を向
上させるといった効果が得られ、また、静電粉体塗装に
よるエポキシ樹脂塗装鉄筋等の超高耐久性鉄筋を使用す
ることで、エポキシ樹脂塗装等の皮膜により塩分等の鉄
筋を腐食させる因子を遮断するといった効果が得られ
る。そして、以上のような超高耐久性コンクリートを使
用し、超高耐久性鉄筋の設計かぶり厚さを5.5cm以
上確保することで、前記PC板としての鉄筋コンクリー
トに1,000年の寿命を確保できる。
【0023】なお、前記ハニカムコア2についても、前
述したハニカムグリッド12と同様に、5層階分を各階
層毎に囲むダブルチューブ構造の主フレーム14にPC
板を取り付けて、剛床部(天井部)15,15,15,
15,15,15および壁部16,16,16,…を形
成する構成としている。そして、地上2,000mの超
超高層巨大ビルディングによる立体都市としての全体剛
性の確保と層間変位抑制のために、その都市中央部分に
は、図2および図3に示したように、ハニカムコア2に
よる高剛性部分を構築し、地震や風等により生じる揺れ
を抑えられるようにしている。また、図示しないが、基
礎部については、地上2,000mで地下300mの超
超高層巨大ビルディングであることから、このような長
超高層ビルディングの偏在集中荷重作用時に部分崩壊す
る危険性を回避するために、自然の地山を地盤改良する
ことにより行う。
【0024】以上のようなハニカムコア2およびハニカ
ムグリッド12によるハニカムユニットを、図2および
図3に示したように、平面展開および積層して行くこと
で、図1に示したように、諸設備を備えた超超高層巨大
ビルディングを構築して行く。このような超超高層巨大
ビルディングの構築において、ハニカムユニット(ハニ
カムコア2、ハニカムグリッド12)は各々独立してい
るため、各ハニカムユニットの構築によるエリア完成毎
に使用が可能となっており、社会情勢等の変化に対応可
能となっている。そして、ハニカムユニット(ハニカム
コア2、ハニカムグリッド12)は、超巨大クレーンの
使用によって構築可能であるが、特に、上空に工事が進
むに連れての風対策として、ハニカムグリッド12は、
構築中の建築物内部のハニカムグリッドリフトアップ用
スペース3から上昇させるようにしている。
【0025】即ち、図7は本発明によるハニカムグリッ
ド12の施工イメージを示したもので、前記ハニカムコ
ア2で囲まれた平面視正六角形の前記ハニカムグリッド
リフトアップ用スペース3の中央部には、ハニカムグリ
ッド12の前記吹き抜け13に対応する平面視正六角形
のハニカムグリッドリフトアップ用中間ロッド17(図
8参照)が地上部分(低層部分のハニカムユニット製造
工場)から起設されている。このハニカムグリッドリフ
トアップ用中間ロッド17は、図示しないが、ハニカム
グリッド12の吹き抜け13の内面に係合して、そのハ
ニカムグリッド12をリフトアップさせるリフトアップ
装置を具備している。また、前述したように、低層部分
のハニカムユニット製造工場において、ハニカムユニッ
ト(ハニカムコア2およびハニカムグリッド12)が製
造されており、その製造されたハニカムユニットのうち
のハニカムグリッド12は、その吹き抜け13でハニカ
ムグリッドリフトアップ用中間ロッド17の下端部(図
7の工程参照)に係合される。
【0026】そして、ハニカムグリッドリフトアップ用
中間ロッド17によるハニカムグリッド12のリフトア
ップ部分を示す図8に示したように、6個のハニカムコ
ア2,2,2,2,2,2で囲まれたハニカムグリッド
リフトアップ用スペース3において、ハニカムグリッド
リフトアップ用中間ロッド17に吹き抜け13で係合し
たハニカムグリッド12が、ハニカムグリッドリフトア
ップ用中間ロッド17のリフトアップ装置によりリフト
アップさせられて上昇して行く(図7の工程参照)。
こうして、ハニカムグリッドリフトアップ用中間ロッド
17に沿って上昇するハニカムグリッド12が所定高さ
に達すると、図7に工程で示したように、ハニカムグ
リッドリフトアップ用中間ロッド17の上端部からハニ
カムグリッド12が切り離されて、その切り離されたハ
ニカムグリッド12は、工程で示したように、所定位
置まで平行移動して所定場所にセットされる。
【0027】以上のようにして構築される地上2,00
0mで地下300mの超超高層巨大ビルディング「TH
E HEXA COMB」は、自給自足できる立体都市
としても機能するもので、島上に施工された利点を生か
して海の恵みから水および電気を自給できるようになっ
ている。即ち、図1に示したように、生活用水は海水浄
化装置(海水淡水化プラント)による供給が行えるよう
になっている。また、電気は潮流発電(波動エネルギー
変換装置)による供給が行えるようになっている。さら
に、このような超超高層巨大ビルディング「THE H
EXA COMB」による立体都市から発生するゴミを
処理するために、ゴミエネルギー回収装置によって、エ
ネルギー源としてのエネルギー回収が行えると共に、有
機ゴミ完全瞬間脱水処理装置によって、高速反応微生物
分解の過程を経た有機汚泥化した生ゴミを、例えば、ド
ブ内のヘドロを天ぷらにする要領による完全瞬間脱水処
理で無臭肥料化してリサイクルが行えるようになってい
る。
【0028】次に、以上のような超超高層巨大ビルディ
ング「THE HEXA COMB」における図9に示
した自然対流空調装置による空調システムについて説明
する。なお、図9(A)は夏季の対流イメージを示した
概略側面図、図9(B)は冬季の対流イメージを示した
概略側面図、図9(C)は春・秋季の対流イメージを示
した概略側面図である。この空調システムは、地上2,
000mで地下300mの超超高層巨大ビルディングの
頂部に配備された、気圧を可変制御する気圧制御装置
(気圧変換装置)18と、地下に配備された、空気を地
中側に排気し、また、地中側から給気する地下給排気装
置19と、超超高層巨大ビルディングを上下方向に貫通
して頂部階層側と地階層側とをつなぐ空気通路として機
能する前記ハニカムグリッドリフトアップ用スペース3
と、を備えた構成となっている。
【0029】この空調システムによれば、頂部に配備さ
れた気圧制御装置である空気圧可変装置等による気圧変
換装置18により頂部の気圧を可変制御すると共に、地
下に配備された地下給排気装置19により地下給排気口
を開閉して地下の空気の地中側との給排気を制御するこ
とで、地上2,000mで地下300mの超超高層巨大
ビルディングの上空側の空気と地中側の空気との温度差
による冷気と暖気を利用して、その間をつなぐ空気通路
としても機能する前記ハニカムグリッドリフトアップ用
スペース3,3,3,…内に所望の空気流、つまり、冷
気と暖気の対流を発生させることができる。このよう
に、冷気と暖気の対流を発生させることによって、地下
300mから地上2,000mまでにわたる超超高層巨
大ビルディング全体の空調を制御することができる。
【0030】即ち、夏季には、図9(A)に示したよう
に、頂部を気圧変換装置18により高気圧にして、地下
の空気を、地下給排気装置19により地下給排気口を開
いて地中排気にすることで、上空2,000mの冷たい
空気を頂部から前記ハニカムグリッドリフトアップ用ス
ペース3,3,3,…に取り込んで、矢印Aで示すよう
に、その冷気を地下300mまで流すようにして、地上
2,000mで地下300mの超超高層巨大ビルディン
グの全体を涼しくすることができる。そして、冬季に
は、図9(B)に示したように、図9(A)に示した夏
季の場合とは逆に、頂部を気圧変換装置18により低気
圧、地下の空気を、地下給排気装置19により地下給排
気口を開いて地下給気にすることで、地熱により暖めら
れた空気を地下300mから前記ハニカムグリッドリフ
トアップ用スペース3,3,3,…に取り込んで、矢印
Bで示すように、その暖気を地上2,000mの最上階
まで流すようにして、地下300mで地上2,000m
の超超高層巨大ビルディングの全体を暖かくすることが
できる。
【0031】また、春季および秋季には、図9(C)に
示したように、頂部を気圧変換装置18により高気圧に
する一方、図9(A)に示した夏季の場合および図9
(B)に示した冬季の場合とは逆に、地下給排気装置1
9により地下給排気口を閉鎖して地下での給排気を止め
ることで、地上2,000mから地下300mまでをつ
なぐ前記ハニカムグリッドリフトアップ用スペース3,
3,3,…に空気流の対流を発生させて、快適な空調が
得られる。即ち、気圧変換装置18による頂部の高気圧
によって、上空2,000mの冷たい空気を頂部から前
記ハニカムグリッドリフトアップ用スペース3,3,
3,…に取り込んで、矢印C1で示すように、その冷気
を地下300mの最下階まで流すと共に、地熱により暖
められた空気が前記ハニカムグリッドリフトアップ用ス
ペース3,3,3,…を上昇して、矢印C2で示すよう
に、その暖気が地上2,000mの最上階まで流れる。
こうして、春季および秋季には、冷気と暖気の対流を発
生させることができる。
【0032】次に、以上のような超超高層巨大ビルディ
ング「THE HEXA COMB」における図10お
よび図11に示した昼光導入装置による昼間の照明方法
について説明する。なお、図10は超超高層巨大ビルデ
ィングにおける昼光導入装置としての外部集光装置の取
付イメージを示した概略側面図で、図11は超超高層巨
大ビルディングにおける昼光導入装置としてのハニカム
グリッドの中央吹き抜け部分の自然光照射イメージを示
した概略側面図である。超超高層巨大ビルディング「T
HE HEXA COMB」の外径は、前述したよう
に、直径1,500mの大きさとなるため、内部では昼
夜を問わず照明が常時必要とされる。このため、各階層
の外表面、前記ハニカムグリッドリフトアップ用スペー
ス3の内面、前記吹き抜け8の内面およびハニカムグリ
ッド12の吹き抜け13の内面に、昼光導入装置(集光
装置)20を設けて、自然光を内部に引き入れること
で、特に、昼間の自然光による照明を行うようにしてい
る。
【0033】即ち、昼光導入装置としての集光装置20
は、集光レンズや反射鏡等の集光部材21と、光ケーブ
ル等の図示しない導光部材とからなるもので、図10に
示すように、超超高層巨大ビルディングの各階層の外表
面に多数の集光部材21,21,21,…を設けると共
に、その集光部材21に内部への導光部材を接続して、
内部に自然光を導入して昼間の照明を行う。そして、図
11に示すように、超超高層巨大ビルディングを構築す
る基本単位であるハニカムグリッド12の吹き抜け13
の内面にも同様に、多数の集光部材21,21,21,
…を設けると共に、その集光部材21に内部への導光部
材を接続して、内部に自然光を導入して昼間の照明を行
う。なお、図示しないが、前記ハニカムグリッドリフト
アップ用スペース3および前記吹き抜け8を囲む前記ハ
ニカムコア2,2,2,…の壁面にも同様に、多数の集
光部材21,21,21,…を設けると共に、その集光
部材21に内部への導光部材を接続して、内部に自然光
を導入して昼間の照明を行う。
【0034】なお、以上の実施の形態例においては、平
面視正六角形状の吹き抜けを有するハニカムグリッドと
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吹き
抜けの形状については、平面視円形、正方形、長方形、
三角形あるいは他の多角形であってもよい。また、ハニ
カムユニットの基本寸法、超超高層建築物の地上高や諸
元寸法および平面視形状等も任意であり、その他、具体
的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは
勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る超超高層建築物によれば、内部に大空間による諸施設
設置領域を複層階分有するハニカムユニットを基本単位
としているため、そのハニカムユニットを、平面的に展
開して接続すると共に、積み重ねて行くことによって、
自由に割付を行うことができる。しかも、地上1,00
0mを超える超超高層建築物として、斬新なデザインを
与えることができる。
【0036】そして、請求項2記載の発明に係る超超高
層建築物によれば、ハニカムコアにより囲まれたハニカ
ムグリッドリフトアップ用スペースのほぼ中央部にハニ
カムグリッドリフトアップ用ロッドを起設しているた
め、内部のハニカムグリッドリフトアップ用スペースを
利用して、吹き抜けを貫通するハニカムグリッドリフト
アップ用ロッドに沿ってハニカムグリッドをリフトアッ
プさせて、施工して行くことができるようになる。
【0037】さらに、請求項3記載の発明に係る超超高
層建築物の施工方法によれば、ハニカムコアにより囲ま
れ、ほぼ中央部にハニカムグリッドリフトアップ用ロッ
ドを起設したハニカムグリッドリフトアップ用スペース
において、ハニカムグリッドをそのほぼ中央部の吹き抜
けに貫通するハニカムグリッドリフトアップ用ロッドに
沿って所定高さまでリフトアップさせた後、所定位置ま
で横方向に移動して固定するため、特に、内部のハニカ
ムグリッドリフトアップ用スペースを利用してハニカム
グリッドをリフトアップさせることから、上空に工事が
進むに連れての風対策として優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての超超高層建築物
における諸設備概要を示す断面図である。
【図2】本発明による超超高層建築物における超超高層
部分の外観を示す概略斜視図である。
【図3】図2の超超高層建築物の概略平面図である。
【図4】ハニカムユニットとしてのハニカムコアの割付
イメージを拡大して示す平面図である。
【図5】ハニカムユニットとしてのハニカムグリッドを
拡大して寸法も併せて示す単品平面図である。
【図6】図5のハニカムグリッドのチューブフレーム構
造および剛床部構造を示す一部破断並びに透視状態の拡
大斜視図である。
【図7】本発明によるハニカムグリッドの施工イメージ
を示す概略側面図である。
【図8】図7の施工イメージにおけるハニカムグリッド
のリフトアップ部分を示す拡大斜視図である。
【図9】超超高層建築物における自然対流空調装置によ
る空調システムを示すもので、(A)は夏季の対流イメ
ージを示した概略側面図、(B)は冬季の対流イメージ
を示した概略側面図、(C)は春・秋季の対流イメージ
を示した概略側面図である。
【図10】超超高層建築物における昼光導入装置として
の外部集光装置の取付イメージを示した概略側面図であ
る。
【図11】超超高層建築物における昼光導入装置として
のハニカムグリッドの中央吹き抜け部分の自然光照射イ
メージを示した概略側面図である。
【符号の説明】
1 中央コア部分 2 ハニカムコア 3 ハニカムグリッドリフトアップ用スペース 4 周囲コア部分 5 超超高層部分 6 周囲コア部分 7 高層部分 8 吹き抜け 9 中層部外殻部分 10 低層部外殻部分 12 ハニカムグリッド 13 吹き抜け 14 主フレーム 15 剛床部 16 壁部 17 ハニカムグリッドリフトアップ用ロッド 18 気圧制御装置 19 地下給排気装置 20 昼光導入装置(集光装置) 21 集光部材
フロントページの続き (72)発明者 坂井 康寿 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 光恵 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 種村 裕子 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に大空間による諸施設設置領域を複
    層階分有する平面視ほぼ正六角形状のハニカムユニット
    を、 横方向に隣接させて互いに接続して多数配置すると共
    に、 上下方向に重ね合わせて互いに接続して多数積層してな
    ること、を特徴とする超超高層建築物。
  2. 【請求項2】 前記ハニカムユニットは、前記平面視ほ
    ぼ正六角形状のほぼ中央部に上下方向へ貫通する吹き抜
    けを有するハニカムグリッドと、前記吹き抜けが無いハ
    ニカムコアとからなり、 前記ハニカムコアを前記横方向に多数配置および前記上
    下方向に多数積層すると共に、 前記ハニカムコアにより囲まれて前記ハニカムグリッド
    をリフトアップさせるための上下方向に貫通する平面視
    ほぼ正六角形状のハニカムグリッドリフトアップ用スペ
    ースを形成し、 さらに、このハニカムグリッドリフトアップ用スペース
    のほぼ中央部に前記ハニカムグリッドの前記吹き抜け部
    分を貫通して上下方向に伸びるハニカムグリッドリフト
    アップ用ロッドを起設してなること、を特徴とする請求
    項1記載の超超高層建築物。
  3. 【請求項3】 内部に大空間による諸施設設置領域を複
    層階分有する平面視ほぼ正六角形状をなし、ほぼ中央部
    に上下方向へ貫通する吹き抜けを有するハニカムグリッ
    ドおよび前記吹き抜けが無いハニカムコアによるハニカ
    ムユニットを、 横方向に隣接させて互いに接続して多数配置すると共
    に、上下方向に重ね合わせて互いに接続して多数積層し
    てなる超超高層建築物の施工方法であって、 前記ハニカムコアを前記横方向に多数配置および前記上
    下方向に多数積層すると共に、 前記ハニカムコアにより囲まれて前記ハニカムグリッド
    をリフトアップさせるための上下方向に貫通する平面視
    ほぼ正六角形状のハニカムグリッドリフトアップ用スペ
    ースを形成し、 さらに、このハニカムグリッドリフトアップ用スペース
    のほぼ中央部に前記ハニカムグリッドの前記吹き抜け部
    分を貫通して上下方向に伸びるハニカムグリッドリフト
    アップ用ロッドを起設して、 前記ハニカムグリッドリフトアップ用スペースにおい
    て、前記ハニカムグリッドを前記ハニカムグリッドリフ
    トアップ用ロッドに沿って所定高さまでリフトアップさ
    せてから、 前記ハニカムグリッドを所定位置まで横方向に移動して
    固定すること、を特徴とする超超高層建築物の施工方
    法。
JP22070395A 1995-08-29 1995-08-29 超超高層建築物およびその施工方法 Pending JPH0960301A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007049369A1 (ja) 2005-10-25 2007-05-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. 建築構造体
WO2007102264A1 (ja) 2006-03-06 2007-09-13 Sekisui Chemical Co., Ltd. 建築構造体、構造ユニット及びその工法
WO2007122775A1 (ja) 2006-04-21 2007-11-01 Sekisui Chemical Co., Ltd. 立体チューブ建築構造体

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WO2007049369A1 (ja) 2005-10-25 2007-05-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. 建築構造体
WO2007102264A1 (ja) 2006-03-06 2007-09-13 Sekisui Chemical Co., Ltd. 建築構造体、構造ユニット及びその工法
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