JPH095705A - 液晶表示装置におけるバックライト駆動方法およびインバータ回路 - Google Patents
液晶表示装置におけるバックライト駆動方法およびインバータ回路Info
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- JPH095705A JPH095705A JP18078795A JP18078795A JPH095705A JP H095705 A JPH095705 A JP H095705A JP 18078795 A JP18078795 A JP 18078795A JP 18078795 A JP18078795 A JP 18078795A JP H095705 A JPH095705 A JP H095705A
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- crystal display
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- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで高品質な表示を行なえる液晶表示
装置のバックライト駆動方法およびインバータ回路を提
供する。 【構成】 透過型液晶表示パネル２４と、該液晶表示パ
ネルの背部から照明するバックライト２５と、該バック
ライトを交流駆動するインバータ回路２６と、階調デー
タに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液
晶駆動回路２２，２３と、該液晶駆動回路に対して階調
データおよび同期信号を供給する表示制御回路１９と、
を備えた液晶表示装置において、上記液晶駆動回路と上
記インバータ回路とを互いに同期した信号によって駆動
するようにした。
装置のバックライト駆動方法およびインバータ回路を提
供する。 【構成】 透過型液晶表示パネル２４と、該液晶表示パ
ネルの背部から照明するバックライト２５と、該バック
ライトを交流駆動するインバータ回路２６と、階調デー
タに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液
晶駆動回路２２，２３と、該液晶駆動回路に対して階調
データおよび同期信号を供給する表示制御回路１９と、
を備えた液晶表示装置において、上記液晶駆動回路と上
記インバータ回路とを互いに同期した信号によって駆動
するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置における
調光装置さらにはバックライト駆動方法およびインバー
タ回路に関し、特にスイッチング・レギュレータ・コン
トローラを使用して映像とバックライトとの干渉による
画質の低下を防止できるようにしたインバータ回路に関
する。
調光装置さらにはバックライト駆動方法およびインバー
タ回路に関し、特にスイッチング・レギュレータ・コン
トローラを使用して映像とバックライトとの干渉による
画質の低下を防止できるようにしたインバータ回路に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、透過型液晶表示装置におけるバッ
クライトとしては、インバータ回路を用いて１２Ｖのよ
うな直流電圧を６００Ｖ，４２〜４３ｋＨｚの交流電圧
に変換して陰極管（蛍光管）を点灯させるようにしたも
のがある。
クライトとしては、インバータ回路を用いて１２Ｖのよ
うな直流電圧を６００Ｖ，４２〜４３ｋＨｚの交流電圧
に変換して陰極管（蛍光管）を点灯させるようにしたも
のがある。
【０００３】従来の液晶表示装置のバックライト駆動用
インバータ回路としては、例えば図５に示すような回路
がある。図５のインバータ回路は、トランスＴの一次コ
イル側にエミッタ共通接続されたトランジスタＴｒ１，
Ｔｒ２からなるカレントスイッチ回路を設け、直流電圧
ＶｉｎをチョークコイルＬを介して入力し、カレントス
イッチ回路を発振動作させてトランスＴの二次コイル側
に高電圧の交流波形を出力させるように構成されてい
る。図５のインバータ回路においては、トランスＴの一
次側のコンデンサＣ１と二次側のコンデンサＣ２の容量
比により発振周波数が決まり、トランスの磁束が一方の
飽和値から他方の飽和値まで変動を繰り返すことにより
トランジスタＴｒ１，Ｔｒ２を交互にオン、オフして二
次コイル側に交流電圧が発生して蛍光管ＢＬが点灯され
るようになっている。
インバータ回路としては、例えば図５に示すような回路
がある。図５のインバータ回路は、トランスＴの一次コ
イル側にエミッタ共通接続されたトランジスタＴｒ１，
Ｔｒ２からなるカレントスイッチ回路を設け、直流電圧
ＶｉｎをチョークコイルＬを介して入力し、カレントス
イッチ回路を発振動作させてトランスＴの二次コイル側
に高電圧の交流波形を出力させるように構成されてい
る。図５のインバータ回路においては、トランスＴの一
次側のコンデンサＣ１と二次側のコンデンサＣ２の容量
比により発振周波数が決まり、トランスの磁束が一方の
飽和値から他方の飽和値まで変動を繰り返すことにより
トランジスタＴｒ１，Ｔｒ２を交互にオン、オフして二
次コイル側に交流電圧が発生して蛍光管ＢＬが点灯され
るようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５のインバータ回路
においては、一次側のコンデンサＣ１と二次側のコンデ
ンサＣ２の容量比により周波数が決まるので、部品（コ
ンデンサ）のバラツキによって周波数がばらついてしま
うという問題点があった。また、従来のインバータ回路
はその周波数が液晶表示装置の映像信号とは無関係に設
定されていたため、映像とバックライトの光との干渉に
よって画面のチラツキやノイズが発生するという不具合
があった。
においては、一次側のコンデンサＣ１と二次側のコンデ
ンサＣ２の容量比により周波数が決まるので、部品（コ
ンデンサ）のバラツキによって周波数がばらついてしま
うという問題点があった。また、従来のインバータ回路
はその周波数が液晶表示装置の映像信号とは無関係に設
定されていたため、映像とバックライトの光との干渉に
よって画面のチラツキやノイズが発生するという不具合
があった。
【０００５】上記の場合、ＩＴＯ（Indiun Tin Oxide）
シートを使用することで画面のチラツキやノイズを低減
する方法も考えられるが、ＩＴＯシートを使用すると液
晶の透過光量が減少するとともに、シートの張り付けや
このシートの電位をグランドに落とすための結線作業な
どが必要となり、作業工程数の増加さらには製品のコス
トアップにつながるという問題点があることが明らかに
なった。
シートを使用することで画面のチラツキやノイズを低減
する方法も考えられるが、ＩＴＯシートを使用すると液
晶の透過光量が減少するとともに、シートの張り付けや
このシートの電位をグランドに落とすための結線作業な
どが必要となり、作業工程数の増加さらには製品のコス
トアップにつながるという問題点があることが明らかに
なった。
【０００６】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、低コストで高品
質な表示を行なえる液晶表示装置のバックライト駆動技
術を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、低コストで高品
質な表示を行なえる液晶表示装置のバックライト駆動技
術を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、透過型液晶表示パネルと、該液晶表示パ
ネルの背部から照明するバックライト手段と、該バック
ライト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調デー
タに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液
晶駆動回路と、該液晶駆動回路に対して階調データおよ
び同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた液晶表
示装置において、上記液晶駆動回路と上記インバータ回
路とを互いに同期した信号によって駆動するようにした
ものである（請求項１）。
め、本発明は、透過型液晶表示パネルと、該液晶表示パ
ネルの背部から照明するバックライト手段と、該バック
ライト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調デー
タに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液
晶駆動回路と、該液晶駆動回路に対して階調データおよ
び同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた液晶表
示装置において、上記液晶駆動回路と上記インバータ回
路とを互いに同期した信号によって駆動するようにした
ものである（請求項１）。
【０００８】また、本発明は、透過型液晶表示パネル
と、該液晶表示パネルの背部から照明するバックライト
手段と、該バックライト手段を交流駆動するインバータ
回路と、階調データに応じた液晶駆動パルスを作成して
液晶を駆動する液晶駆動回路と、該液晶駆動回路手段に
対して階調データおよび同期信号を供給する表示制御回
路と、を備えた液晶表示装置において、上記インバータ
回路は、トランスと、該トランスの一次側コイルの端子
間に接続された一対のスイッチング・トランジスタと、
発振回路を内蔵するとともに上記スイッチング・トラン
ジスタのベースに出力端子が接続されたスイッチング・
レギュレータ・コントローラとを備え、上記スイッチン
グ・レギュレータ・コントローラの発振信号出力端子に
上記表示制御回路から上記同期信号の整数倍の周波数を
有するパルス信号が入力されて上記液晶駆動回路と上記
インバータ回路とが互いに同期した信号によって駆動さ
れるように構成した（請求項２）。
と、該液晶表示パネルの背部から照明するバックライト
手段と、該バックライト手段を交流駆動するインバータ
回路と、階調データに応じた液晶駆動パルスを作成して
液晶を駆動する液晶駆動回路と、該液晶駆動回路手段に
対して階調データおよび同期信号を供給する表示制御回
路と、を備えた液晶表示装置において、上記インバータ
回路は、トランスと、該トランスの一次側コイルの端子
間に接続された一対のスイッチング・トランジスタと、
発振回路を内蔵するとともに上記スイッチング・トラン
ジスタのベースに出力端子が接続されたスイッチング・
レギュレータ・コントローラとを備え、上記スイッチン
グ・レギュレータ・コントローラの発振信号出力端子に
上記表示制御回路から上記同期信号の整数倍の周波数を
有するパルス信号が入力されて上記液晶駆動回路と上記
インバータ回路とが互いに同期した信号によって駆動さ
れるように構成した（請求項２）。
【０００９】さらに、上記スイッチング・レギュレータ
・コントローラは、内部の発振回路の発振周波数を決定
するための抵抗およびコンデンサを接続するための端子
を備え、該端子には切換え回路によって選択的に上記抵
抗およびコンデンサが接続可能に構成してもよい（請求
項３）。
・コントローラは、内部の発振回路の発振周波数を決定
するための抵抗およびコンデンサを接続するための端子
を備え、該端子には切換え回路によって選択的に上記抵
抗およびコンデンサが接続可能に構成してもよい（請求
項３）。
【００１０】
【作用】請求項１の発明によれば、バックライトが液晶
表示パネルと同期して駆動されるため、映像とバックラ
イトの光の干渉が防止され、画面のチラツキやノイズの
発生を抑えることができる。
表示パネルと同期して駆動されるため、映像とバックラ
イトの光の干渉が防止され、画面のチラツキやノイズの
発生を抑えることができる。
【００１１】請求項２の発明によれば、汎用のスイッチ
ング・レギュレータ・コントローラを用いしかも液晶表
示制御回路の有する同期信号に同期したパルスを単にス
イッチング・レギュレータ・コントローラの発振出力端
子に入力するだけで、バックライトを液晶表示パネルと
同期して駆動するインバータ回路を実現することができ
る。
ング・レギュレータ・コントローラを用いしかも液晶表
示制御回路の有する同期信号に同期したパルスを単にス
イッチング・レギュレータ・コントローラの発振出力端
子に入力するだけで、バックライトを液晶表示パネルと
同期して駆動するインバータ回路を実現することができ
る。
【００１２】請求項３の発明によれば、外部からの同期
信号に従ったスイッチング動作とスイッチング・レギュ
レータ・コントローラに内蔵された発振回路からの発振
信号に従ったスイッチング動作を選択することができる
ため、システムの柔軟性を向上させることができる。
信号に従ったスイッチング動作とスイッチング・レギュ
レータ・コントローラに内蔵された発振回路からの発振
信号に従ったスイッチング動作を選択することができる
ため、システムの柔軟性を向上させることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図１は、本発明の液晶表示装置を適用して好適
なシステムの一例としての液晶テレビ１１の構成を示
す。
明する。図１は、本発明の液晶表示装置を適用して好適
なシステムの一例としての液晶テレビ１１の構成を示
す。
【００１４】図１における液晶テレビ１１は、アンテナ
１２、チューナ１３、受信回路１４、同期回路１５、Ａ
／Ｄ変換器１６、階調制御回路１７、コントローラ１
９、インターフェース回路２０などからなる表示制御系
と、信号側駆動回路２２、走査側駆動回路２３、液晶表
示パネル２４などからなる液晶モジュール２１と、蛍光
管のようなバックライト２５およびこれを交流駆動する
インバータ回路２６からなる調光系とにより構成されて
いる。
１２、チューナ１３、受信回路１４、同期回路１５、Ａ
／Ｄ変換器１６、階調制御回路１７、コントローラ１
９、インターフェース回路２０などからなる表示制御系
と、信号側駆動回路２２、走査側駆動回路２３、液晶表
示パネル２４などからなる液晶モジュール２１と、蛍光
管のようなバックライト２５およびこれを交流駆動する
インバータ回路２６からなる調光系とにより構成されて
いる。
【００１５】アンテナ１２は、受信電波をチューナ１３
に供給し、チューナ１３は、コントローラ１９から入力
されるチューニング制御信号ＴＣに従って指定チャネル
を選択して、アンテナ１２から供給される受信電波を中
間周波数信号に変換して受信回路１４に出力する。
に供給し、チューナ１３は、コントローラ１９から入力
されるチューニング制御信号ＴＣに従って指定チャネル
を選択して、アンテナ１２から供給される受信電波を中
間周波数信号に変換して受信回路１４に出力する。
【００１６】受信回路１４は、中間周波数増幅回路、映
像検波回路、映像増幅回路、クロマ回路等から構成され
ており、チューナ１３から入力される中間周波信号を映
像検波回路により映像検波を行なってカラー映像信号を
取り出し、このカラー映像信号の中から音声信号を取り
出して図示しない音声回路に出力するとともに、映像増
幅回路によりカラー映像信号を増幅してクロマ回路に渡
し、クロマ回路において、受信カラー映像信号からＲ，
Ｇ，Ｂ（レッド，グリーン，ブルー）の各色映像信号を
分離してＡ／Ｄ変換器１６に出力する。
像検波回路、映像増幅回路、クロマ回路等から構成され
ており、チューナ１３から入力される中間周波信号を映
像検波回路により映像検波を行なってカラー映像信号を
取り出し、このカラー映像信号の中から音声信号を取り
出して図示しない音声回路に出力するとともに、映像増
幅回路によりカラー映像信号を増幅してクロマ回路に渡
し、クロマ回路において、受信カラー映像信号からＲ，
Ｇ，Ｂ（レッド，グリーン，ブルー）の各色映像信号を
分離してＡ／Ｄ変換器１６に出力する。
【００１７】同期回路１５は、受信カラー映像信号の中
から水平同期信号Ｓｓｙｎｃと垂直同期信号Ｖｓｙｎｃ
を取り出してコントローラ１９に出力する。Ａ／Ｄ変換
器１６は、図示しないサンプリング回路とコンパレータ
回路とエンコーダ回路等から構成されている。機能的に
はＲ，Ｇ，Ｂのアナログ信号をサンプリングしてコンパ
レータにより基準電圧と比較することでＡ／Ｄ変換（Ｒ
HH〜ＲLLの範囲で等分）した後、エンコーダ回路で例え
ば５ビットのデジタル表示データに変換する。
から水平同期信号Ｓｓｙｎｃと垂直同期信号Ｖｓｙｎｃ
を取り出してコントローラ１９に出力する。Ａ／Ｄ変換
器１６は、図示しないサンプリング回路とコンパレータ
回路とエンコーダ回路等から構成されている。機能的に
はＲ，Ｇ，Ｂのアナログ信号をサンプリングしてコンパ
レータにより基準電圧と比較することでＡ／Ｄ変換（Ｒ
HH〜ＲLLの範囲で等分）した後、エンコーダ回路で例え
ば５ビットのデジタル表示データに変換する。
【００１８】階調制御回路１７は、所望のタイミングパ
ターンからなる階調制御クロックＣＫＣＢを作成すると
ともに、Ａ／Ｄ変換器１６から入力されるＲ、Ｇ、Ｂの
各５ビットの表示データを階調データに変換して、液晶
モジュール２１の信号側駆動回路２２に供給して液晶セ
ルを駆動させる。
ターンからなる階調制御クロックＣＫＣＢを作成すると
ともに、Ａ／Ｄ変換器１６から入力されるＲ、Ｇ、Ｂの
各５ビットの表示データを階調データに変換して、液晶
モジュール２１の信号側駆動回路２２に供給して液晶セ
ルを駆動させる。
【００１９】コントローラ１９は、ＣＰＵ（Central Pr
ocessing Unit ）が内蔵されていて、液晶テレビ１１全
体の動作を制御するもので、例えば、水平同期信号（Ｈ
ｓｙｎｃ）と垂直同期信号（Ｖｓｙｎｃ）とに基づいて
液晶表示パネル２４に画像表示させたり、水平同期信号
（Ｈｓｙｎｃ）に基づいてシステム内の同期信号ＣＳＹ
ＮＣを形成したり、サンプリングクロックを生成してＡ
／Ｄ変換器１６に供給したり、階調制御回路１７に対し
てクロックや表示データから階調データへのデータ変換
のための制御信号（パルス）を供給したりする。
ocessing Unit ）が内蔵されていて、液晶テレビ１１全
体の動作を制御するもので、例えば、水平同期信号（Ｈ
ｓｙｎｃ）と垂直同期信号（Ｖｓｙｎｃ）とに基づいて
液晶表示パネル２４に画像表示させたり、水平同期信号
（Ｈｓｙｎｃ）に基づいてシステム内の同期信号ＣＳＹ
ＮＣを形成したり、サンプリングクロックを生成してＡ
／Ｄ変換器１６に供給したり、階調制御回路１７に対し
てクロックや表示データから階調データへのデータ変換
のための制御信号（パルス）を供給したりする。
【００２０】インターフェース回路２０は、コントロー
ラ１９から入力される水平同期信号と垂直同期信号と
を、液晶モジュール２１の信号側駆動回路２２と走査側
駆動回路２３にそれぞれ供給して、液晶パネル２４の走
査線を順次走査しながら信号線を駆動して液晶表示パネ
ル２４に画像表示させる。
ラ１９から入力される水平同期信号と垂直同期信号と
を、液晶モジュール２１の信号側駆動回路２２と走査側
駆動回路２３にそれぞれ供給して、液晶パネル２４の走
査線を順次走査しながら信号線を駆動して液晶表示パネ
ル２４に画像表示させる。
【００２１】この実施例においては、上記コントローラ
１９内において上記同期信号ＣＳＹＮＣに同期したパル
スを形成するために設けられているＰＬＬ（フェーズ・
ロックド・ループ）回路で形成されたパルス信号を、上
記インバータ回路２６に対して同期パルスＩＮＶとして
供給し、水平同期信号に同期した交流電圧を発生させて
バックライト２５を点灯させるように構成されている。
１９内において上記同期信号ＣＳＹＮＣに同期したパル
スを形成するために設けられているＰＬＬ（フェーズ・
ロックド・ループ）回路で形成されたパルス信号を、上
記インバータ回路２６に対して同期パルスＩＮＶとして
供給し、水平同期信号に同期した交流電圧を発生させて
バックライト２５を点灯させるように構成されている。
【００２２】液晶モジュール２１は、液晶表示パネル２
４と、これに封止された液晶を駆動する液晶ドライバと
しての信号側駆動回路２２と、走査側駆動回路２３とで
構成されている。
４と、これに封止された液晶を駆動する液晶ドライバと
しての信号側駆動回路２２と、走査側駆動回路２３とで
構成されている。
【００２３】液晶表示パネル２４は、特に限定されない
が、ここでは、例えばガラス板で構成された２枚の透明
基板間にＴＮ液晶を封入し各基板の対向面にＩＴＯから
なる信号電極と走査電極とをそれぞれ直交方向に配置し
た単純マトリックス型の液晶表示パネルが使用されてい
る。
が、ここでは、例えばガラス板で構成された２枚の透明
基板間にＴＮ液晶を封入し各基板の対向面にＩＴＯから
なる信号電極と走査電極とをそれぞれ直交方向に配置し
た単純マトリックス型の液晶表示パネルが使用されてい
る。
【００２４】信号側駆動回路２２は、階調制御回路１７
から出力される階調データおよび階調制御クロックＣＫ
ＣＢに基づいて階調データに対応された階調レベルに応
じたパルス数を有することによりパルス幅制御（ＰＷ
Ｍ）された液晶駆動パルスを形成し、この液晶駆動パル
スを液晶表示パネル２４の各信号電極に所定のタイミン
グで印加することにより、階調表示させる。
から出力される階調データおよび階調制御クロックＣＫ
ＣＢに基づいて階調データに対応された階調レベルに応
じたパルス数を有することによりパルス幅制御（ＰＷ
Ｍ）された液晶駆動パルスを形成し、この液晶駆動パル
スを液晶表示パネル２４の各信号電極に所定のタイミン
グで印加することにより、階調表示させる。
【００２５】走査側駆動回路２３は、走査信号を発生さ
せて、液晶表示パネル２４の複数の走査電極に順次供給
して選択状態とし、上記信号電極と交差する各画素位置
の液晶に所定の電圧を印加して液晶を駆動させる。
せて、液晶表示パネル２４の複数の走査電極に順次供給
して選択状態とし、上記信号電極と交差する各画素位置
の液晶に所定の電圧を印加して液晶を駆動させる。
【００２６】図２は、上記バックライト２５を駆動する
インバータ回路２６の具体例を示す回路図である。
インバータ回路２６の具体例を示す回路図である。
【００２７】この実施例のインバータ回路２６は、スイ
ッチング・レギュレータ・コントローラＩＣ（破線３
０）を利用したものであり、このスイッチング・レギュ
レータ・コントローラ３０の出力端子（11），（14）
に、コレクタがトランスの一次側コイルＬ１の各端子に
接続されエミッタが抵抗Ｒ４を介して接地点に接続され
たエミッタフォロワ型スイッチング・トランジスタＴｒ
１１，Ｔｒ１２のベースが接続され、スイッチング・レ
ギュレータ・コントローラ３０によってスイッチング・
トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２を交互にオン、オフさ
せてトランスの一次側コイルＬ１に交流電流を流すよう
に構成されている。上記スイッチング・トランジスタＴ
ｒ１１，Ｔｒ１２の共通エミッタ端子と一次コイルＬ１
の中間タップとの間には平滑コンデンサＣ３が接続され
ている。
ッチング・レギュレータ・コントローラＩＣ（破線３
０）を利用したものであり、このスイッチング・レギュ
レータ・コントローラ３０の出力端子（11），（14）
に、コレクタがトランスの一次側コイルＬ１の各端子に
接続されエミッタが抵抗Ｒ４を介して接地点に接続され
たエミッタフォロワ型スイッチング・トランジスタＴｒ
１１，Ｔｒ１２のベースが接続され、スイッチング・レ
ギュレータ・コントローラ３０によってスイッチング・
トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２を交互にオン、オフさ
せてトランスの一次側コイルＬ１に交流電流を流すよう
に構成されている。上記スイッチング・トランジスタＴ
ｒ１１，Ｔｒ１２の共通エミッタ端子と一次コイルＬ１
の中間タップとの間には平滑コンデンサＣ３が接続され
ている。
【００２８】また、上記一次側コイルＬ１の中間タップ
とインバータ回路の直流電圧入力端子Ｖｉｎとの間には
チョークコイルＬが接続され、直流電圧入力端子Ｖｉｎ
と接地点との間には耐リップル用のコンデンサＣ０が、
チョークコイルＬのトランス側端子と接地点との間には
抵抗Ｒ０とツェナーダイオードＺＤが直列に接続されて
いる。そして、このツェナーダイオードＺＤで発生した
ツェナー電圧が上記スイッチング・レギュレータ・コン
トローラ３０の電圧入力端子（15）に印加されるように
構成されている。
とインバータ回路の直流電圧入力端子Ｖｉｎとの間には
チョークコイルＬが接続され、直流電圧入力端子Ｖｉｎ
と接地点との間には耐リップル用のコンデンサＣ０が、
チョークコイルＬのトランス側端子と接地点との間には
抵抗Ｒ０とツェナーダイオードＺＤが直列に接続されて
いる。そして、このツェナーダイオードＺＤで発生した
ツェナー電圧が上記スイッチング・レギュレータ・コン
トローラ３０の電圧入力端子（15）に印加されるように
構成されている。
【００２９】さらに、上記ツェナーダイオードＺＤのカ
ソード側接続ノードとスイッチング・レギュレータ・コ
ントローラ３０の端子（12），（13）との間には、上記
スイッチング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２のベー
ス電流を制限するための抵抗Ｒ５，Ｒ６が接続されてい
る。なお、この実施例においては、特に限定されない
が、上記スイッチング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１
２のベース・エミッタ間にもそれぞれ抵抗Ｒ７，Ｒ８が
接続されている。この抵抗Ｒ７，Ｒ８は省略しても良い
が、これらを入れることによってスイッチング・トラン
ジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２のターンオフが確実に行える
ようになる。
ソード側接続ノードとスイッチング・レギュレータ・コ
ントローラ３０の端子（12），（13）との間には、上記
スイッチング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２のベー
ス電流を制限するための抵抗Ｒ５，Ｒ６が接続されてい
る。なお、この実施例においては、特に限定されない
が、上記スイッチング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１
２のベース・エミッタ間にもそれぞれ抵抗Ｒ７，Ｒ８が
接続されている。この抵抗Ｒ７，Ｒ８は省略しても良い
が、これらを入れることによってスイッチング・トラン
ジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２のターンオフが確実に行える
ようになる。
【００３０】上記スイッチング・レギュレータ・コント
ローラ３０は、特に限定されるものでないが、発振回路
３１と、フリップフロップ３２と、ＮＯＲ論理ゲート３
３ａ，３３ｂと、プッシュプル型の出力トランジスタ３
４ａ，３４ｂと、一次側出力異常検出用アンプ３５と、
二次側出力異常検出用アンプ３６と、これらのアンプ３
５および３６の出力パルス幅を検査するＰＷＭコンパレ
ータ３７と、５Ｖのような基準電圧を発生する基準電圧
発生回路３８と、外部からの制御信号によって上記コン
パレータ３７の非反転入力端子の電位をグランドに落と
すことにより出力を遮断できるようにするための出力制
御用トランジスタ３９等から構成されている。
ローラ３０は、特に限定されるものでないが、発振回路
３１と、フリップフロップ３２と、ＮＯＲ論理ゲート３
３ａ，３３ｂと、プッシュプル型の出力トランジスタ３
４ａ，３４ｂと、一次側出力異常検出用アンプ３５と、
二次側出力異常検出用アンプ３６と、これらのアンプ３
５および３６の出力パルス幅を検査するＰＷＭコンパレ
ータ３７と、５Ｖのような基準電圧を発生する基準電圧
発生回路３８と、外部からの制御信号によって上記コン
パレータ３７の非反転入力端子の電位をグランドに落と
すことにより出力を遮断できるようにするための出力制
御用トランジスタ３９等から構成されている。
【００３１】この実施例では、上記発振回路３１の発振
信号を外部に出力するための端子に、上記液晶表示制
御装置のコントローラ１９（図１）から供給される同期
信号ＣＳＹＮＣの整数倍の周波数を有する同期パルス信
号ＩＮＶ（図３参照）を入力することによって、スイッ
チング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２を上記信号Ｃ
ＳＹＮＣに同期してオン、オフ駆動してバックライト２
５を同期点灯させるように構成されている。
信号を外部に出力するための端子に、上記液晶表示制
御装置のコントローラ１９（図１）から供給される同期
信号ＣＳＹＮＣの整数倍の周波数を有する同期パルス信
号ＩＮＶ（図３参照）を入力することによって、スイッ
チング・トランジスタＴｒ１１，Ｔｒ１２を上記信号Ｃ
ＳＹＮＣに同期してオン、オフ駆動してバックライト２
５を同期点灯させるように構成されている。
【００３２】上記スイッチング・レギュレータ・コント
ローラ３０は、通常はその端子に抵抗を、また端子
にコンデンサを接続する（図４参照）ことによって内部
発振回路３１の発振周波数を設定し、その発振信号をフ
リップフロップ３２に供給して出力トランジスタ３４
ａ，３４ｂのスイッチング制御を行わせるものである
が、この実施例では、上記端子、を接地点に接続し
てある。これによって、内部発振回路３１は発振動作を
停止し、その出力端子はハイインピーダンス状態とな
る。
ローラ３０は、通常はその端子に抵抗を、また端子
にコンデンサを接続する（図４参照）ことによって内部
発振回路３１の発振周波数を設定し、その発振信号をフ
リップフロップ３２に供給して出力トランジスタ３４
ａ，３４ｂのスイッチング制御を行わせるものである
が、この実施例では、上記端子、を接地点に接続し
てある。これによって、内部発振回路３１は発振動作を
停止し、その出力端子はハイインピーダンス状態とな
る。
【００３３】さらに、この実施例では、発振出力用端子
に同期パルス信号ＩＮＶ（図３参照）を入力するよう
に構成してある。これによって、上記内部発振回路３１
の発振信号の代わりに、上記端子に入力された同期パ
ルス信号ＩＮＶが次段のフリップフロップ３２に供給さ
れるようになる。その結果、スイッチング・レギュレー
タ・コントローラ３０の端子（11），（14）からは、図
３（Ｃ），（Ｄ）に示すように、上記同期パルス信号Ｉ
ＮＶの２倍の周期を有しＩＮＶのパルス幅分だけ立上が
りと立下がりタイミングがずれることによって互いのハ
イレベル期間が重ならないようにされた信号が出力され
る。
に同期パルス信号ＩＮＶ（図３参照）を入力するよう
に構成してある。これによって、上記内部発振回路３１
の発振信号の代わりに、上記端子に入力された同期パ
ルス信号ＩＮＶが次段のフリップフロップ３２に供給さ
れるようになる。その結果、スイッチング・レギュレー
タ・コントローラ３０の端子（11），（14）からは、図
３（Ｃ），（Ｄ）に示すように、上記同期パルス信号Ｉ
ＮＶの２倍の周期を有しＩＮＶのパルス幅分だけ立上が
りと立下がりタイミングがずれることによって互いのハ
イレベル期間が重ならないようにされた信号が出力され
る。
【００３４】従って、スイッチング・トランジスタＴｒ
１１とＴｒ１２は同時にオン状態になることがない。上
記出力信号によってスイッチング・トランジスタＴｒ１
１，Ｔｒ１２が駆動されることにより、トランスの二次
側コイルには、液晶表示制御装置の同期信号ＣＳＹＮＣ
に同期した図３（Ｅ）に示すような交流電圧が発生さ
れ、バックライト２５に印加されるようになる。
１１とＴｒ１２は同時にオン状態になることがない。上
記出力信号によってスイッチング・トランジスタＴｒ１
１，Ｔｒ１２が駆動されることにより、トランスの二次
側コイルには、液晶表示制御装置の同期信号ＣＳＹＮＣ
に同期した図３（Ｅ）に示すような交流電圧が発生さ
れ、バックライト２５に印加されるようになる。
【００３５】なお、図２の実施例において、スイッチン
グ・レギュレータ・コントローラ３０の端子，は一
般にトランスの二次側コイルからの電圧が入力され、ア
ンプ３６によって二次側の出力の異常を検出できるよう
に構成されるが、この実施例では、端子，に抵抗Ｒ
１，Ｒ２，Ｒ３を図示のように接続して、基準電圧発生
回路３８で発生された基準電圧Ｖｒｅｆ（５Ｖ）を分圧
して端子，に印加することで、アンプ３６の同相範
囲に入れるようにしてある。これによって、アンプ３６
は端子の入力電圧と端子の入力電圧とが等しくなる
ように出力電圧が制御される。
グ・レギュレータ・コントローラ３０の端子，は一
般にトランスの二次側コイルからの電圧が入力され、ア
ンプ３６によって二次側の出力の異常を検出できるよう
に構成されるが、この実施例では、端子，に抵抗Ｒ
１，Ｒ２，Ｒ３を図示のように接続して、基準電圧発生
回路３８で発生された基準電圧Ｖｒｅｆ（５Ｖ）を分圧
して端子，に印加することで、アンプ３６の同相範
囲に入れるようにしてある。これによって、アンプ３６
は端子の入力電圧と端子の入力電圧とが等しくなる
ように出力電圧が制御される。
【００３６】上記実施例においては、上記液晶表示制御
装置のコントローラ１９（図１）からスイッチング・レ
ギュレータ・コントローラ３０の端子に入力される同
期パルス信号ＩＮＶとして、同期信号ＣＳＹＮＣ（図３
Ａ）の２倍の周波数を有する同期パルス信号（図３Ｂ）
を示したが、同期パルス信号ＩＮＶの周波数はこれに限
定されるものでなく、同期信号ＣＳＹＮＣの３倍あるい
は４倍の周波数を有する図３（Ｆ），（Ｇ）に示されて
いるようなパルスＩＮＶ’，ＩＮＶ”を入力させるよう
にしても良い。
装置のコントローラ１９（図１）からスイッチング・レ
ギュレータ・コントローラ３０の端子に入力される同
期パルス信号ＩＮＶとして、同期信号ＣＳＹＮＣ（図３
Ａ）の２倍の周波数を有する同期パルス信号（図３Ｂ）
を示したが、同期パルス信号ＩＮＶの周波数はこれに限
定されるものでなく、同期信号ＣＳＹＮＣの３倍あるい
は４倍の周波数を有する図３（Ｆ），（Ｇ）に示されて
いるようなパルスＩＮＶ’，ＩＮＶ”を入力させるよう
にしても良い。
【００３７】また、上記実施例においては、スイッチン
グ・レギュレータ・コントローラ３０の端子、を接
地点に接続して、内部発振回路３１の発振動作を停止さ
せ、代わりに、端子に液晶表示制御装置のコントロー
ラ１９からの同期パルス信号ＩＮＶを入力させるように
構成したものについて説明したが、上記端子に図４に
示すような抵抗ＲTをまた端子にコンデンサＣTを選択
的に接続可能にする切り換え回路を設けて、内部発振回
路３１の発振信号を使用したスイッチング・レギュレー
タの動作と、外部からの同期パルスＩＮＶによるスイッ
チング・レギュレータの動作とを選択的に行えるように
構成しても良い。
グ・レギュレータ・コントローラ３０の端子、を接
地点に接続して、内部発振回路３１の発振動作を停止さ
せ、代わりに、端子に液晶表示制御装置のコントロー
ラ１９からの同期パルス信号ＩＮＶを入力させるように
構成したものについて説明したが、上記端子に図４に
示すような抵抗ＲTをまた端子にコンデンサＣTを選択
的に接続可能にする切り換え回路を設けて、内部発振回
路３１の発振信号を使用したスイッチング・レギュレー
タの動作と、外部からの同期パルスＩＮＶによるスイッ
チング・レギュレータの動作とを選択的に行えるように
構成しても良い。
【００３８】そして、その場合、内部発振回路３１の発
振信号を使用したスイッチング・レギュレータ動作時に
は、図４に示すように、端子にコンデンサＣAを選択
的に接続させることにより、図３（Ｃ），（Ｄ）に示す
出力波形と同様に、立上がりと立下がりに時間差を生じ
させて、出力トランジスタ３４ａ，３４ｂが同時にオン
状態になるのを回避することができる。
振信号を使用したスイッチング・レギュレータ動作時に
は、図４に示すように、端子にコンデンサＣAを選択
的に接続させることにより、図３（Ｃ），（Ｄ）に示す
出力波形と同様に、立上がりと立下がりに時間差を生じ
させて、出力トランジスタ３４ａ，３４ｂが同時にオン
状態になるのを回避することができる。
【００３９】なお、上記実施例では、発振回路３１の他
に一次側出力異常検出用アンプ３５や二次側出力異常検
出用アンプ３６、ＰＷＭコンパレータ３７等を内蔵した
スイッチング・レギュレータ・コントローラを使用して
構成したインバータ回路を例にとって説明したが、使用
するスイッチング・レギュレータ・コントローラは上記
のようなものに限定されず、発振回路を内蔵しその発振
周波数を設定するための抵抗およびコンデンサ接続用の
端子と発振出力端子とを備えるものならばどのようなタ
イプのスイッチング・レギュレータ・コントローラであ
っても利用することができる。
に一次側出力異常検出用アンプ３５や二次側出力異常検
出用アンプ３６、ＰＷＭコンパレータ３７等を内蔵した
スイッチング・レギュレータ・コントローラを使用して
構成したインバータ回路を例にとって説明したが、使用
するスイッチング・レギュレータ・コントローラは上記
のようなものに限定されず、発振回路を内蔵しその発振
周波数を設定するための抵抗およびコンデンサ接続用の
端子と発振出力端子とを備えるものならばどのようなタ
イプのスイッチング・レギュレータ・コントローラであ
っても利用することができる。
【００４０】また、上記実施例では、バックライトとし
て陰極管を用いたものについて説明したが、高電圧で交
流駆動される照明装置ならばどのようなものにも適用す
ることができる。さらに、上記実施例では、本発明を液
晶テレビに適用した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、これ以外の液晶表示装置に適用
することもできる。
て陰極管を用いたものについて説明したが、高電圧で交
流駆動される照明装置ならばどのようなものにも適用す
ることができる。さらに、上記実施例では、本発明を液
晶テレビに適用した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、これ以外の液晶表示装置に適用
することもできる。
【００４１】
【発明の効果】本発明に係る液晶表示装置におけるバッ
クライト駆動方法によれば、透過型液晶表示パネルと、
該液晶表示パネルの背部から照明するバックライト手段
と、該バックライト手段を交流駆動するインバータ回路
と、階調データに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶
を駆動する液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に対して階
調データおよび同期信号を供給する表示制御回路と、を
備えた液晶表示装置において、上記液晶駆動回路と上記
インバータ回路とを互いに同期した信号によって駆動す
るようにしたので、バックライトが液晶表示パネルと同
期して駆動されるため、映像とバックライトの光の干渉
が防止され、画面のチラツキやノイズの発生を抑えるこ
とができるという効果がある。
クライト駆動方法によれば、透過型液晶表示パネルと、
該液晶表示パネルの背部から照明するバックライト手段
と、該バックライト手段を交流駆動するインバータ回路
と、階調データに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶
を駆動する液晶駆動回路と、該液晶駆動回路に対して階
調データおよび同期信号を供給する表示制御回路と、を
備えた液晶表示装置において、上記液晶駆動回路と上記
インバータ回路とを互いに同期した信号によって駆動す
るようにしたので、バックライトが液晶表示パネルと同
期して駆動されるため、映像とバックライトの光の干渉
が防止され、画面のチラツキやノイズの発生を抑えるこ
とができるという効果がある。
【００４２】また、本発明にば、例えば、請求項２に記
載されるように、透過型液晶表示パネルと、該液晶表示
パネルの背部から照明するバックライト手段と、該バッ
クライト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調デ
ータに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する
液晶駆動回路と、該液晶駆動回路手段に対して階調デー
タおよび同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた
液晶表示装置において、上記インバータ回路は、トラン
スと、該トランスの一次側コイルの端子間に接続された
一対のスイッチング・トランジスタと、発振回路を内蔵
するとともに上記スイッチング・トランジスタのベース
に出力端子が接続されたスイッチング・レギュレータ・
コントローラとを備え、上記スイッチング・レギュレー
タ・コントローラの発振信号出力端子に上記表示制御回
路から上記同期信号の整数倍の周波数を有するパルス信
号が入力されて上記液晶駆動回路と上記インバータ回路
とが互いに同期した信号によって駆動されるように構成
したので、汎用のスイッチング・レギュレータ・コント
ローラを用いしかも液晶表示制御回路の有する同期信号
に同期したパルスを単にスイッチング・レギュレータ・
コントローラの発振出力端子に入力するだけで、バック
ライトを液晶表示パネルと同期して駆動するインバータ
回路を実現することができるという効果がある。
載されるように、透過型液晶表示パネルと、該液晶表示
パネルの背部から照明するバックライト手段と、該バッ
クライト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調デ
ータに応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する
液晶駆動回路と、該液晶駆動回路手段に対して階調デー
タおよび同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた
液晶表示装置において、上記インバータ回路は、トラン
スと、該トランスの一次側コイルの端子間に接続された
一対のスイッチング・トランジスタと、発振回路を内蔵
するとともに上記スイッチング・トランジスタのベース
に出力端子が接続されたスイッチング・レギュレータ・
コントローラとを備え、上記スイッチング・レギュレー
タ・コントローラの発振信号出力端子に上記表示制御回
路から上記同期信号の整数倍の周波数を有するパルス信
号が入力されて上記液晶駆動回路と上記インバータ回路
とが互いに同期した信号によって駆動されるように構成
したので、汎用のスイッチング・レギュレータ・コント
ローラを用いしかも液晶表示制御回路の有する同期信号
に同期したパルスを単にスイッチング・レギュレータ・
コントローラの発振出力端子に入力するだけで、バック
ライトを液晶表示パネルと同期して駆動するインバータ
回路を実現することができるという効果がある。
【００４３】さらに、本発明によれば、例えば、請求項
３に記載されるように、上記スイッチング・レギュレー
タ・コントローラは、内部の発振回路の発振周波数を決
定するための抵抗およびコンデンサを接続するための端
子を備え、該端子には切換え回路によって選択的に上記
抵抗およびコンデンサが接続可能に構成したので、外部
からの同期信号に従ったスイッチング動作とスイッチン
グ・レギュレータ・コントローラに内蔵された発振回路
からの発振信号に従ったスイッチング動作を選択するこ
とができるため、システムの柔軟性を向上させることが
できるという効果がある。
３に記載されるように、上記スイッチング・レギュレー
タ・コントローラは、内部の発振回路の発振周波数を決
定するための抵抗およびコンデンサを接続するための端
子を備え、該端子には切換え回路によって選択的に上記
抵抗およびコンデンサが接続可能に構成したので、外部
からの同期信号に従ったスイッチング動作とスイッチン
グ・レギュレータ・コントローラに内蔵された発振回路
からの発振信号に従ったスイッチング動作を選択するこ
とができるため、システムの柔軟性を向上させることが
できるという効果がある。
【図１】本発明を適用して好適な液晶テレビの構成例を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図２】本発明の第１の実施例に係るインバータ回路の
ブロック図。
ブロック図。
【図３】第１実施例のインバータ回路の入出力信号の一
例を示す波形図。
例を示す波形図。
【図４】本発明の第２の実施例に係るインバータ回路を
説明するためのブロック図。
説明するためのブロック図。
【図５】従来のインバータ回路の一例を示すブロック
図。
図。
１１ 液晶テレビ １２ アンテナ １３ チューナ １４ 受信回路 １５ 同期回路 １６ Ａ／Ｄ変換器 １７ 階調制御回路 １９ コントローラ ２０ インターフェース回路 ２１ 液晶モジュール ２２ 信号側駆動回路 ２３ 走査側駆動回路 ２４ 液晶表示パネル ２５ バックライト装置 ２６ インバータ回路 ３１ 発振回路 ３２ フリップフロップ ３４ａ，３４ｂ 出力トランジスタ Ｌ１ トランス一次側コイル Ｔｒ１１，Ｔｒ１２ スイッチング・トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項１】透過型液晶表示パネルと、該液晶表示パネ
ルの背部から照明するバックライト手段と、該バックラ
イト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調データ
に応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液晶
駆動回路と、該液晶駆動回路に対して階調データおよび
同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた液晶表示
装置において、 上記液晶駆動回路と上記インバータ回路とを互いに同期
した信号によって駆動するようにしたことを特徴とする
液晶表示装置におけるバックライト駆動方法。 - 【請求項２】透過型液晶表示パネルと、該液晶表示パネ
ルの背部から照明するバックライト手段と、該バックラ
イト手段を交流駆動するインバータ回路と、階調データ
に応じた液晶駆動パルスを作成して液晶を駆動する液晶
駆動回路と、該液晶駆動回路手段に対して階調データお
よび同期信号を供給する表示制御回路と、を備えた液晶
表示装置において、 上記インバータ回路は、トランスと、該トランスの一次
側コイルの端子間に接続された一対のスイッチング・ト
ランジスタと、発振回路を内蔵するとともに上記スイッ
チング・トランジスタのベースに出力端子が接続された
スイッチング・レギュレータ・コントローラとを備え、
上記スイッチング・レギュレータ・コントローラの発振
信号出力端子に上記表示制御回路から上記同期信号の整
数倍の周波数を有するパルス信号が入力されて上記液晶
駆動回路と上記インバータ回路とが互いに同期した信号
によって駆動されるように構成されていることを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項３】上記スイッチング・レギュレータ・コント
ローラは、内部の発振回路の発振周波数を決定するため
の抵抗およびコンデンサを接続するための端子を備え、
該端子には切換え回路によって選択的に上記抵抗および
コンデンサが接続可能に構成されていることを特徴とす
る請求項２に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078795A JPH095705A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 液晶表示装置におけるバックライト駆動方法およびインバータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078795A JPH095705A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 液晶表示装置におけるバックライト駆動方法およびインバータ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095705A true JPH095705A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16089323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18078795A Pending JPH095705A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 液晶表示装置におけるバックライト駆動方法およびインバータ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH095705A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010029109A (ko) * | 1999-09-29 | 2001-04-06 | 김종수 | 백라이트용 압전 인버터 |
| EP1533783A1 (en) * | 2003-11-21 | 2005-05-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for driving the light source of an image display device and image display device having the same |
| WO2006120788A1 (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置およびスイッチング電源回路を含む回路 |
| US7221111B2 (en) | 2004-12-27 | 2007-05-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Switching power supply device and method of controlling the switching device |
| CN100358002C (zh) * | 2003-02-27 | 2007-12-26 | 奇美电子股份有限公司 | 用于液晶显示器的非连续模态开关频率值动态调整的装置及方法 |
| US7362302B2 (en) | 2000-10-26 | 2008-04-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Liquid crystal display |
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| CN102368382A (zh) * | 2011-12-05 | 2012-03-07 | 天津市津天温度仪表科技有限公司 | Lcd车用模拟屏 |
| KR101354277B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2014-01-23 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시장치의 구동 회로 및 그 구동 방법 |
| WO2014087448A1 (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | カラーリンク・ジャパン 株式会社 | 光学装置 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP18078795A patent/JPH095705A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010029109A (ko) * | 1999-09-29 | 2001-04-06 | 김종수 | 백라이트용 압전 인버터 |
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| US9678362B2 (en) | 2012-12-03 | 2017-06-13 | Colorlink Japan, Ltd. | Optical device provided to an eye glass or a helmet having a voltage control unit that switches a voltage cyclically |
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