JPH0954105A - 速度・距離計 - Google Patents
速度・距離計Info
- Publication number
- JPH0954105A JPH0954105A JP20808195A JP20808195A JPH0954105A JP H0954105 A JPH0954105 A JP H0954105A JP 20808195 A JP20808195 A JP 20808195A JP 20808195 A JP20808195 A JP 20808195A JP H0954105 A JPH0954105 A JP H0954105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- distance
- speed
- measuring
- computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度の高い速度・距離計をえる。
【解決手段】 路面上を回転するタイヤ１の径を計測す
る径計測手段と、タイヤの回転数を計測する回転数計測
手段と、径計測手段および回転数計測手段の出力を受け
速度・距離を算出する速度・距離演算手段４とを設け
る。
る径計測手段と、タイヤの回転数を計測する回転数計測
手段と、径計測手段および回転数計測手段の出力を受け
速度・距離を算出する速度・距離演算手段４とを設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車輛計測装置のう
ち、高精度の速度・距離を必要とする車輛に適用される
速度・距離計に関する。
ち、高精度の速度・距離を必要とする車輛に適用される
速度・距離計に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の速度・距離計の計測部であ
る。路面０１上を回転するタイヤ１の回転計２の出力が
計算器へ送られ、予め入力されているタイヤの径をもと
に速度・距離が算出される。
る。路面０１上を回転するタイヤ１の回転計２の出力が
計算器へ送られ、予め入力されているタイヤの径をもと
に速度・距離が算出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、タ
イヤ径を一定として計算しているため、気温、空気圧、
タイヤの摩耗、積載量の変化、走行スピード等によりタ
イヤ径が変化して誤差が発生するという問題点があっ
た。
イヤ径を一定として計算しているため、気温、空気圧、
タイヤの摩耗、積載量の変化、走行スピード等によりタ
イヤ径が変化して誤差が発生するという問題点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【０００５】すなわち、速度・距離計として、路面上を
回転するタイヤの径を計測する径計測手段と、上記タイ
ヤの回転数を計測する回転数計測手段と、上記径計測手
段および回転数計測手段の出力を受け速度・距離を算出
する速度・距離演算手段とを設ける。
回転するタイヤの径を計測する径計測手段と、上記タイ
ヤの回転数を計測する回転数計測手段と、上記径計測手
段および回転数計測手段の出力を受け速度・距離を算出
する速度・距離演算手段とを設ける。
【０００６】以上において、走行時、タイヤは路面上を
回転する。そのときのタイヤの径が径計測手段で計測さ
れ計算手段へ送られる。またタイヤの回転数が回転数計
測手段により計測され計算手段へ送られる。計算手段で
はこれらの入力より速度・距離を算出する。
回転する。そのときのタイヤの径が径計測手段で計測さ
れ計算手段へ送られる。またタイヤの回転数が回転数計
測手段により計測され計算手段へ送られる。計算手段で
はこれらの入力より速度・距離を算出する。
【０００７】以上のようにして、使用時の気温・空気
圧、タイヤの摩耗、積載量の変化、走行スピード等の影
響を受けず、精度の高い速度・距離がえられる。
圧、タイヤの摩耗、積載量の変化、走行スピード等の影
響を受けず、精度の高い速度・距離がえられる。
【０００８】
（１）本発明の実施の第１形態を図１〜図３により説明
する。
する。
【０００９】図１にて、車輛１０の後方に索引式の、路
面０１上を回転するタイヤ１が設けられる。タイヤ１の
車軸部には図２に示すように車軸回転計２と径計測器３
が設けられ、それぞれの出力２ｓと３ｓは計算機４へ送
られる。
面０１上を回転するタイヤ１が設けられる。タイヤ１の
車軸部には図２に示すように車軸回転計２と径計測器３
が設けられ、それぞれの出力２ｓと３ｓは計算機４へ送
られる。
【００１０】以上において、所定の期間毎（例えば１ヵ
月毎）に、径計測器３はレーザまたは超音波５等を発
し、車軸と路面０１間の距離、すなわちタイヤ１の径を
計測して、その出力３ｓを計算機４へ送る。同様に回転
計２はタイヤ１の回転数を検出して、その出力２ｓを計
算機４へ送る。計算機４はこれらの入力から回転数と距
離を算出し、図３に示すように所定の回転数毎にその距
離をメモリに記憶する。
月毎）に、径計測器３はレーザまたは超音波５等を発
し、車軸と路面０１間の距離、すなわちタイヤ１の径を
計測して、その出力３ｓを計算機４へ送る。同様に回転
計２はタイヤ１の回転数を検出して、その出力２ｓを計
算機４へ送る。計算機４はこれらの入力から回転数と距
離を算出し、図３に示すように所定の回転数毎にその距
離をメモリに記憶する。
【００１１】そして、実際の計測時には、計算機４は回
転計２からの出力を受け、例えば回転計２の出力ＲがＲ
1 ＜Ｒ＜Ｒ2 のとき、一次補間式（１）により距離Ｄを
算出する。
転計２からの出力を受け、例えば回転計２の出力ＲがＲ
1 ＜Ｒ＜Ｒ2 のとき、一次補間式（１）により距離Ｄを
算出する。
【００１２】 Ｄ＝（Ｄ2 −Ｄ1 ）Ｒ／（Ｒ2 −Ｒ1 ）＋Ｄ1 ‥‥‥（１） またこのときの計測時間から速度を算出する。
【００１３】さらに精度が要求される場合は、二次補間
式により算出する。
式により算出する。
【００１４】自動車のタイヤの外径はおよそ６０cm程度
である。このタイヤが、５mm摩耗したとすると外径は５
９cmとなり距離計の誤差に換算すると、約１．７％の誤
差となる。
である。このタイヤが、５mm摩耗したとすると外径は５
９cmとなり距離計の誤差に換算すると、約１．７％の誤
差となる。
【００１５】上記形態ではタイヤ１の径を実環境で計測
し、使用するのでタイヤの摩耗に限らず、気温、空気圧
等の静的なタイヤの外径の変化の影響は受けない。
し、使用するのでタイヤの摩耗に限らず、気温、空気圧
等の静的なタイヤの外径の変化の影響は受けない。
【００１６】また、速度の変化によりタイヤに掛る遠心
力が変化して１０km／ｈで１mm外径が大きくなると仮定
すると、１００km／ｈで約１．７％の距離誤差となる。
力が変化して１０km／ｈで１mm外径が大きくなると仮定
すると、１００km／ｈで約１．７％の距離誤差となる。
【００１７】本形態では実回転数におけるタイヤ１の径
から算出した距離を、その計算機４に校正データとして
記憶し、計測時の車軸回転計２の回転数に応じて、速度
・距離を補間して計算しているので、遠心力の影響は受
けない。
から算出した距離を、その計算機４に校正データとして
記憶し、計測時の車軸回転計２の回転数に応じて、速度
・距離を補間して計算しているので、遠心力の影響は受
けない。
【００１８】以上によって、高精度の速度・距離計がえ
られる。 （２）本発明の実施の第２形態を図４に示す。車輛１０
の後輪タイヤ１の車軸部に回転計２が設けられ、その出
力が計算機４に送られる。車輛１０の前部にレーザ式径
計測器３が取付けられ、データ収集装置６を経て計算機
４へ送られる。
られる。 （２）本発明の実施の第２形態を図４に示す。車輛１０
の後輪タイヤ１の車軸部に回転計２が設けられ、その出
力が計算機４に送られる。車輛１０の前部にレーザ式径
計測器３が取付けられ、データ収集装置６を経て計算機
４へ送られる。
【００１９】以上において、回転計２、径計測器３、お
よび計算機４部の作用は前記とほぼ同様である。
よび計算機４部の作用は前記とほぼ同様である。
【００２０】データ収集装置６は、道路の路面の状況を
計測し、走行距離とともにデータを収集する装置であ
る。
計測し、走行距離とともにデータを収集する装置であ
る。
【００２１】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
タイヤの摩耗度、気温等の影響を受けない精度の高い速
度・距離計測ができる。
タイヤの摩耗度、気温等の影響を受けない精度の高い速
度・距離計測ができる。
【図１】本発明の実施の第１形態の構成系統図である。
【図２】同第１形態のタイヤ部の詳細図である。
【図３】同第１形態の作用説明図である。
【図４】本発明の実施の第２形態の構成系統図である。
【図５】従来例のタイヤ部の詳細図である。
０１ 路面 １ タイヤ ２ 車軸回転計 ３ 径計測器 ４ 計算機 ５ レーザ又は超音波 ６ データ収集装置
Claims (1)
- 【請求項１】 路面上を回転するタイヤの径を計測する
径計測手段と、上記タイヤの回転数を計測する回転数計
測手段と、上記径計測手段および回転数計測手段の出力
を受け速度・距離を算出する速度・距離演算手段とを備
えてなることを特徴とする速度・距離計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20808195A JPH0954105A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 速度・距離計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20808195A JPH0954105A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 速度・距離計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954105A true JPH0954105A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16550333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20808195A Withdrawn JPH0954105A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 速度・距離計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0954105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004026426B4 (de) * | 2004-05-29 | 2010-05-12 | Audi Ag | Verfahren zur Ermittlung wenigstens einer kraftfahrzeugspezifischen Information |
| JP2016095219A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 走行距離計測システム、計測装置、演算処理装置、走行距離計測プログラムおよび走行距離計測方法 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP20808195A patent/JPH0954105A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004026426B4 (de) * | 2004-05-29 | 2010-05-12 | Audi Ag | Verfahren zur Ermittlung wenigstens einer kraftfahrzeugspezifischen Information |
| JP2016095219A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 走行距離計測システム、計測装置、演算処理装置、走行距離計測プログラムおよび走行距離計測方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |