JPH0954002A - トルク検出装置 - Google Patents

トルク検出装置

Info

Publication number
JPH0954002A
JPH0954002A JP7233497A JP23349795A JPH0954002A JP H0954002 A JPH0954002 A JP H0954002A JP 7233497 A JP7233497 A JP 7233497A JP 23349795 A JP23349795 A JP 23349795A JP H0954002 A JPH0954002 A JP H0954002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
detected
rotating member
rotation
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7233497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shietsupaa Furanku De
シェッパー フランク デ
Takemasu Kano
威倍 加納
Kenji Suzuki
研司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP7233497A priority Critical patent/JPH0954002A/ja
Priority to US08/700,048 priority patent/US5767420A/en
Priority to DE19633380A priority patent/DE19633380A1/de
Publication of JPH0954002A publication Critical patent/JPH0954002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/14Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/1407Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs
    • G01L3/1428Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers
    • G01L3/1435Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers involving magnetic or electromagnetic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/109Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving measuring phase difference of two signals or pulse trains
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/14Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/1407Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs
    • G01L3/1421Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using optical transducers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトルク検出装置は、トルク検出用の専
用の部品が必要なため、高価であり、また構造が複雑で
あった。 【解決手段】 入力軸1に連結され外周壁の円周方向に
同一間隔の第1の被検出部13が形成された第1の回転
部材11と、出力軸2に連結され、前記第1の回転部材
11と同軸的に対向配設され外周壁の円周方向に同一間
隔の第2の被検出部23が形成された第2の回転部材2
1と、前記第1および第2の回転部材11、21の間に
介挿され、作用するトルクに応じて変形する弾性部材3
と、前記第1および第2の被検出部に対向して配設され
た両者の回転位相を検出する回転センサー4と、該回転
センサー4によって検出された前記第1および第2の被
検出部13、23の回転位相から、両者の回転位相差を
求めて作用しているトルクを算出するトルク算出手段5
とから成るトルク検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作用するトルクに
応じて変形する弾性部材が介挿された第1の回転部材と
第2の回転部材の回転位相を検出して、両者の回転位相
差を求めることにより作用しているトルクを算出するト
ルク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1のトルク検出装置(特開昭6
2−157541)は、図17に示すようにシャフトS
に一定距離隔ててそれぞれ配設された半径方向に複数の
スリットLを形成した2枚のスリット板1P、2Pを挾
んで配設された2組の発光素子Hおよび受光素子Jによ
って、2枚のスリット板1P、2Pの相対回転角を検出
するものであった。
【0003】従来の第2の磁歪式トルク検出装置(特開
昭62−157542)は、図18に示すようにシャフ
トSに一定距離隔ててそれぞれ配設された2個の励磁コ
イルボビンRの間に挾まれた検出コイルボビンKとを有
し、前記シャフトSの捩じれに応じて発生する磁気的歪
みを前記検出コイルKにより検出して作用しているトル
クを測定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1のトル
ク検出装置は、前記シャフトSに配設された半径方向に
複数のスリットLを形成した2枚のスリット板1P、2
Pを挾んで配設された2組の発光素子Hおよび受光素子
Jによって、2枚のスリット板1P、2Pの相対回転角
を検出するものであるため、トルク検出用の専用の部品
が必要であり、高価であるとともに、構造が複雑である
という問題があった。
【0005】上記従来の第2の磁歪式トルク検出装置
(特開昭62−157542)は、シャフトSに配設さ
れた2個の励磁コイルボビンRの間に配設された検出コ
イルボビンKによって、前記シャフトSの捩じれに応じ
て発生する磁気的歪みを検出して作用しているトルクを
測定するものであるため、トルク検出用の専用の部品が
必要であり、高価であるとともに、構造が複雑であると
いう問題があった。
【0006】そこで本発明者は、作用するトルクに応じ
て変形する弾性部材が介挿された第1の回転部材と第2
の回転部材の回転位相を検出して、両者の回転位相差を
求めることにより作用しているトルクを算出するという
本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねて、
小さいトルクの検出を可能にするとともに、簡単な構造
であり、安価であるという目的を達成する本発明に到達
した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のトルク検出装置は、入力軸に連結される
第1の回転部材と、出力軸に連結され、前記第1の回転
部材と同軸的に配設された第2の回転部材と、前記第1
の回転部材と前記第2の回転部材との間に介挿され、作
用するトルクに応じて変形する弾性部材と、前記第1お
よび第2の回転部材に対向して配設され、両者の回転位
相を検出するセンサーと、該センサーによって検出され
た前記第1および第2の回転部材の回転位相から、両者
の回転位相差を求めて作用しているトルクを算出するト
ルク算出手段とから成るものである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)のト
ルク検出装置は、第1発明において、前記第1および第
2の回転部材は、円周方向に同一間隔の第1および第2
の被検出部を有し、前記第1の被検出部と前記第2の被
検出部は同一数であるとともに、前記被検出部の円周方
向長さが、被検出部間の円周方向長さに等しいものであ
る。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)のト
ルク検出装置は、第2発明において、前記センサーが、
前記第1および第2の被検出部に対向して配設された回
転センサーによって構成されているものである。
【0010】本発明(請求項4に記載の第4発明)のト
ルク検出装置は、第3発明において、前記トルク算出手
段が、前記第1および第2の被検出部に対応したパルス
信号の重複部を検出してトルクを算出するものである。
【0011】本発明(請求項5に記載の第5発明)のト
ルク検出装置は、第3発明において、前記トルク算出手
段が、前記第1および第2の被検出部に対応したパルス
信号の非重複部を検出してトルクを算出するものであ
る。
【0012】(作用)上記構成より成る第1発明のトル
ク検出装置は、前記入力軸に連結される前記第1の回転
部材および前記出力軸に連結され前記第1の回転部材と
同軸的に配設された前記第2の回転部材に対向して配設
された前記センサーが、両者の回転位相を検出し、前記
トルク算出手段が、前記検出された前記第1および第2
の回転部材の回転位相から、前記第1の回転部材と前記
第2の回転部材との間に介挿され作用しているトルクに
応じた前記弾性部材の変形に対応する前記第1の回転部
材と前記第2の回転部材の回転位相差を求めて、作用し
ているトルクを算出するものである。
【0013】上記構成より成る第2発明のトルク検出装
置は、前記入力軸に連結される前記第1の回転部材およ
び前記出力軸に連結され前記第1の回転部材と同軸的に
配設された前記第2の回転部材に対向して配設された前
記センサーが、前記第1および第2の回転部材の円周方
向にそれぞれ同一間隔および同一数で形成されるととも
に、前記被検出部の円周方向長さが、被検出部間の円周
方向長さに等しい前記第1および第2の被検出部に基づ
き両者の回転位相を検出し、前記トルク算出手段が、前
記検出された前記第1および第2の回転部材の回転位相
から、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間
に介挿され作用しているトルクに応じた前記弾性部材の
変形に対応する前記第1の回転部材と前記第2の回転部
材の回転位相差を求めて、作用しているトルクを算出す
るものである。
【0014】上記構成より成る第3発明のトルク検出装
置は、前記入力軸に連結される前記第1の回転部材およ
び前記出力軸に連結され前記第1の回転部材と同軸的に
配設された前記第2の回転部材の円周方向に形成された
前記第1および第2の被検出部に対向して配設された前
記回転センサーによって構成される前記センサーが、前
記第1および第2の回転部材の円周方向にそれぞれ同一
間隔および同一数で形成されるとともに、前記被検出部
の円周方向長さが、被検出部間の円周方向長さに等しい
前記第1および第2の被検出部に基づき両者の回転位相
を検出し、前記トルク算出手段が、前記検出された前記
第1および第2の回転部材の回転位相から、前記第1の
回転部材と前記第2の回転部材との間に介挿され作用し
ているトルクに応じた前記弾性部材の変形に対応する前
記第1の回転部材と前記第2の回転部材の回転位相差を
求めて、作用しているトルクを算出するものである。
【0015】上記構成より成る第4発明のトルク検出装
置は、前記入力軸に連結される前記第1の回転部材およ
び前記出力軸に連結され前記第1の回転部材と同軸的に
配設された前記第2の回転部材の円周方向に形成された
前記第1および第2の被検出部に対向して配設された前
記回転センサーによって構成される前記センサーが、前
記第1および第2の回転部材の円周方向にそれぞれ同一
間隔および同一数で形成されるとともに、前記被検出部
の円周方向長さが、被検出部間の円周方向長さに等しい
前記第1および第2の被検出部に基づき両者の回転位相
を検出し、前記トルク算出手段が、前記検出された前記
第1および第2の回転部材の回転位相から、前記第1の
回転部材と前記第2の回転部材との間に介挿され作用し
ているトルクに応じた前記弾性部材の変形に対応する前
記第1および第2の被検出部に対応したパルス信号の重
複部を検出してトルクを算出することにより、前記第1
の回転部材と前記第2の回転部材の回転位相差を求め
て、作用しているトルクを算出するものである。
【0016】上記構成より成る第5発明のトルク検出装
置は、前記入力軸に連結される前記第1の回転部材およ
び前記出力軸に連結され前記第1の回転部材と同軸的に
配設された前記第2の回転部材の円周方向に形成された
前記第1および第2の被検出部に対向して配設された前
記回転センサーによって構成される前記センサーが、前
記第1および第2の回転部材の円周方向にそれぞれ同一
間隔および同一数で形成されるとともに、前記被検出部
の円周方向長さが、被検出部間の円周方向長さに等しい
前記第1および第2の被検出部に基づき両者の回転位相
を検出し、前記トルク算出手段が、前記検出された前記
第1および第2の回転部材の回転位相から、前記第1の
回転部材と前記第2の回転部材との間に介挿され作用し
ているトルクに応じた前記弾性部材の変形に対応する前
記第1および第2の被検出部に対応したパルス信号の非
重複部を検出してトルクを算出することにより、前記第
1の回転部材と前記第2の回転部材の回転位相差を求め
て、作用しているトルクを算出するものである。
【0017】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のトルク検出
装置は、前記トルク算出手段が、前記センサーによって
検出された前記第1および第2の回転部材の回転位相か
ら、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に
介挿され作用しているトルクに応じた前記弾性部材の変
形に対応する前記第1の回転部材と前記第2の回転部材
の回転位相差を求めて、作用しているトルクを算出する
ので、小さいトルクの検出を可能にするとともに、簡単
な構造であり、安価であるという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第2発明のトルク検出装
置は、前記第1発明の効果に加え、前記第1および第2
の回転部材の円周方向に同一間隔でそれぞれ同一数の第
1および第2の被検出部が形成されているので、簡単な
構造であり、安価であるという効果を奏するとともに、
前記被検出部の円周方向長さが、被検出部間の円周方向
長さに等しいので、前記弾性部材のバネ定数を低く設定
することができ、トルクの検出精度を高くするという効
果を奏する。
【0019】上記作用を奏する第3発明のトルク検出装
置は、前記第2発明の効果に加え、前記センサーを構成
する前記第1および第2の被検出部に対向して配設され
た回転センサーによって、前記第1および第2の被検出
部を検出して、かかる検出信号に基づき前記第1の回転
部材と前記第2の回転部材の回転位相差を求めて、作用
しているトルクを算出するので、精確にトルクを検出す
ることが出来るという効果を奏する。
【0020】上記作用を奏する第4発明のトルク検出装
置は、前記第3発明の効果に加え、前記トルク算出手段
が、前記第1および第2の被検出部に対応したパルス信
号の重複部を検出してトルクを算出するので、作用して
いるトルクに応じた前記弾性部材の変形に対応する前記
第1の回転部材と前記第2の回転部材の回転位相差を求
めて、作用しているトルクを算出するので、簡単な信号
処理によって精確にトルクを検出することが出来るとい
う効果を奏する。
【0021】上記作用を奏する第5発明のトルク検出装
置は、前記第3発明の効果に加え、前記トルク算出手段
が、前記第1および第2の被検出部に対応したパルス信
号の非重複部を検出してトルクを算出するので、作用し
ているトルクに応じた前記弾性部材の変形に対応する前
記第1の回転部材と前記第2の回転部材の回転位相差を
求めて、作用しているトルクを算出するので、簡単な信
号処理によって精確にトルクを検出することが出来ると
いう効果を奏する。
【0022】
【発明の実施形態】以下本発明の実施形態につき、図面
を用いて説明する。
【0023】(第1実施形態)第1実施形態のトルク検
出装置は、車両用自動変速機に本発明を適用したもの
で、図1ないし図4に示すように入力軸1に連結され外
周壁の円周方向に同一間隔の第1の被検出部13が形成
された第1の回転部材11と、前記入力軸1と同軸的に
配置された出力軸2に連結され、前記第1の回転部材1
1と同軸的に対向配設され外周壁の円周方向に同一間隔
でかつ前記第1の被検出部13と同一数の第2の被検出
部23が形成された第2の回転部材21と、前記第1の
回転部材11と前記第2の回転部材21との間に介挿さ
れ、作用するトルクに応じて変形する弾性部材3と、前
記第1および第2の回転部材の前記第1および第2の被
検出部に対向して配設された両者の回転位相を検出する
回転センサー4と、該回転センサー4によって検出され
た前記第1および第2の回転部材11、21の前記第1
および第2の被検出部13、23の回転位相から、両者
の回転位相差を求めて作用しているトルクを算出するト
ルク算出手段5とから成るものである。
【0024】前記第1および第2の回転部材11、21
は、図1および図2に示すように有底中空円筒体によっ
て構成され、外周壁に円周方向一定間隔の切欠を設ける
ことにより、円周方向に同一間隔でかつ同一数の第1お
よび第2の被検出部13、23が形成され、前記被検出
部13、23を構成する軸方向に突出した櫛状の壁部の
円周方向長さが、被検出部間を構成する切欠14、24
の円周方向長さに等しいものである。
【0025】前記弾性部材3は、図1、図3および図4
に示すように前記第1の回転部材11と前記第2の回転
部材21の垂直底部に90度間隔で植設された突出部1
5、25間に円周方向に介挿された4個のコイルスプリ
ングによって構成される。
【0026】前記回転センサー4は、図1に示すように
回転検出用の電磁ピックアップによって構成され、前記
第1および第2の回転部材11、21の外周部に形成さ
れた前記第1および第2の被検出部13、23を検出
し、両者の回転位相(図5中AおよびB)を図5に示す
ように前記第1の被検出部13間、および第2の被検出
部23間に形成された切欠14、24の共通期間だけロ
ーレベルになるパルス信号(図5中C)として検出する
ものである。
【0027】前記トルク算出手段5は、前記回転センサ
ー4に接続されパルス信号を増幅する増幅器51と、ト
ルクを算出するCPU50によって構成され、前記回転
センサー4によって検出された前記第1の被検出部13
間、および第2の被検出部23間に形成された切欠1
4、24の共通期間Ttだけローレベルになるパルス信
号(図5中C)に基づき、作用したトルクに比例する比
例期間Tp(=T/2−Tt、ただしTは、入出力軸の
回転周期)を算出することにより、作用しているトルク
を算出するものである。
【0028】次に、この比例期間Tpによるトルク算出
について説明する。まず、前記第1の回転部材11また
は前記第2の回転部材21の1回転あたりに検出される
パルス数(第1の回転部材または第2の回転部材に形成
された被検出部の数)をPとし、上記パルスにおいて、
1パルスあたりの時間(図5参照)をTとする。従っ
て、角速度Vは、以下の数1により求められる。
【数1】
【0029】また、作用するトルクにより変化する前記
第1の回転部材11と前記第2の回転部材21とのズレ
時間はTp(図5参照)であるので、前記第1の回転部
材11と前記第2の回転部材21とのズレ角θは、以下
の数2により求められる。
【数2】 ここで、図5よりTpは、数3により求められる。
【数3】
【0030】そして、前記第1の回転部材11と前記第
2の回転部材21との間に介挿され、作用するトルクに
応じて変形するコイルスプリング3のバネ定数をkとす
ると、トルクMは、数4により求められる。
【数4】 従って上記数1ないし数4を変形すると、トルクMは、
数5により求められる。
【数5】
【0031】上記構成より成る第1実施形態のトルク検
出装置は、前記第1の回転部材11および前記第2の回
転部材21の円周方向に形成された前記第1および第2
の被検出部に対向して配設された前記回転センサー4に
よって、図5に示すように前記第1の被検出部13間、
および第2の被検出部23間に形成された切欠14、2
4の共通期間だけローレベルになるパルス信号(図5中
C)として検出するものである。
【0032】また前記トルク算出手段5が、前記回転セ
ンサー4によって検出された前記第1の被検出部13
間、および第2の被検出部23間に形成された切欠1
4、24の共通期間Ttだけローレベルになるパルス信
号(図5中C)に基づき、作用したトルクに比例する比
例期間Tp(=T/2−Tt、ただしTは、入出力軸の
回転周期)を算出することにより、作用しているトルク
を算出するものである。
【0033】上記作用を奏する第1実施形態のトルク検
出装置は、前記トルク算出手段5が、前記センサー4に
よって検出された前記第1および第2の回転部材11、
21の回転位相から、前記第1の回転部材11と前記第
2の回転部材21との間に介挿され作用しているトルク
に応じた前記コイルスプリングによって構成される前記
弾性部材3の変形に対応する前記第1の回転部材11と
前記第2の回転部材21の回転位相差を求めて、作用し
ているトルクを算出するので、小さいトルクの検出を可
能にするとともに、簡単な構造であり、安価であるとい
う効果を奏する。
【0034】また第1実施形態のトルク検出装置は、前
記第1および第2の回転部材11、21の円周方向に同
一間隔でかつ同一数の第1および第2の被検出部13、
23が形成されているので、簡単な構造であり、安価で
あるという効果を奏するとともに、前記被検出部13、
23の壁部の円周方向長さが、被検出部間の切欠14、
24の円周方向長さに等しいので、前記弾性部材3のバ
ネ定数を低く設定することができ、トルクの検出精度を
高くするという効果を奏する。
【0035】さらに第1実施形態のトルク検出装置は、
前記センサー3を構成する前記第1および第2の被検出
部13、23に対向して配設された回転センサーによっ
て、前記第1および第2の被検出部13、23を検出し
て、かかる検出信号に基づき前記第1の回転部材11と
前記第2の回転部材21の回転位相差を求めて、作用し
ているトルクを算出するので、精確にトルクを検出する
ことが出来るという効果を奏する。
【0036】また第1実施形態のトルク検出装置は、前
記トルク算出手段5が、前記第1および第2の被検出部
13、23に対応したパルス信号の重複部を検出してト
ルクを算出するので、作用しているトルクに応じた前記
弾性部材3の変形に対応する前記第1の回転部材11と
前記第2の回転部材21の回転位相差を求めて、作用し
ているトルクを算出するので、前記トルク算出手段5に
おける簡単な信号処理によって精確にトルクを検出する
ことが出来るという効果を奏する。
【0037】さらに第1実施形態のトルク検出装置は、
前記センサー3が、前記第1および第2の被検出部1
3、23に対向して配設された、前記トルクコンバータ
出力回転数検出用の1個の回転センサーによって、前記
第1および第2の被検出部13、23を総合的に検出す
るので、システム全体として安価にまとめることが出来
るという効果を奏する。
【0038】(第2実施形態)第2実施形態のトルク検
出装置は、前記第1実施形態の前記被検出部13、23
を構成する軸方向に突出した櫛状の壁部と、被検出部間
に形成された切欠14、24の代わりに、図6ないし図
8に示すように第1および第2の回転部材11、21の
中央部に半径方向に複数形成したスリット15、25に
よって前記被検出部13、23を構成するとともに、前
記回転センサー4を前記スリット15、25に対向して
配設する点が、前記第1実施形態との相違点である。
【0039】上記構成より成る第2実施形態のトルク検
出装置は、前記回転センサー4が、図5に示すように前
記第1および第2の被検出部13、23の前記スリット
15、25の共通期間だけローレベルになるパルス信号
(図5中C)として検出され、前記トルク算出手段5
が、該パルス信号(図5中C)に基づき、作用したトル
クに比例する比例期間Tp(=T/2−Tt、ただしT
は、入出力軸の回転周期)を算出することにより、作用
しているトルクを算出するものである。
【0040】上記作用を奏する第2実施形態のトルク検
出装置は、前記トルク算出手段5が、前記センサー4に
よって検出された前記第1および第2の回転部材11、
21に形成された前記スリット15、25の回転位相か
ら、作用しているトルクを算出するので、簡単な構造で
あり安価であるという効果を奏する。
【0041】また第2実施形態のトルク検出装置は、前
記第1の回転部材11と前記第2の回転部材21との間
に介挿され作用しているトルクに応じた前記弾性部材3
の変形に対応する前記第1の回転部材11と前記第2の
回転部材21の回転位相差を求めて、作用しているトル
クを算出するので、小さいトルクの検出を可能にすると
ともに、その他前記第1実施形態と同様の効果を奏する
ものである。
【0042】(第3実施形態)第3実施形態のトルク検
出装置は、前記第1実施形態の1個の回転センサーの代
わりに、図9に示すように第1および第2の回転部材1
1、21の外周壁にそれぞれ対向して2個の回転センサ
ー41、42を配設する点が、前記第1実施形態との相
違点である。
【0043】上記構成より成る第3実施形態のトルク検
出装置は、前記回転センサー41、42が、図9に示す
ように前記第1の被検出部13間および第2の被検出部
23間に形成された切欠14、24の期間だけそれぞれ
ローレベルになる2個のパルス信号(図5中Aおよび
B)として検出し、前記トルク算出手段5が、該2個の
パルス信号の位相差(図5中C)から作用したトルクに
比例する重複期間Tp(=T/2−Tt、ただしTは、
入出力軸の回転周期)を算出することにより、作用して
いるトルクを算出するものである。
【0044】上記作用を奏する第3実施形態のトルク検
出装置は、上述の実施形態と同様の効果を奏するととも
に、前記トルク算出手段5が、前記2個のセンサー4
1、42によって検出された2個のパルス信号の進み側
の信号の立ち下がりから遅れ側のパルス信号の立ち上が
りまでの期間によって、前記重複期間Tpを直接的に算
出することが出来るので、信号処理が上述の実施形態に
比べて簡単になるという効果を奏する。
【0045】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0046】上述の実施形態においては、信号処理の簡
単化の観点より一例として前記被検出部の櫛状の壁部と
切欠の円周方向の長さを同一にした例について説明した
が、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、
櫛状の壁部と切欠の円周方向の長さを任意の長さに設定
することが出来るものである。
【0047】上述の実施形態においては、一例として前
記回転センサーから前記被検出部の壁部に対応してハイ
レベルの信号が出力され、前記被検出部の切欠に対応し
てローレベルの信号が出力される例について説明した
が、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、
前記回転センサーが前記被検出部の壁部に対応してロー
レベルの信号が出力され、前記被検出部の切欠に対応し
てハイレベルの信号が出力される態様を採用することが
出来るものである。
【0048】上述の実施形態においては、一例として前
記被検出部の壁部を櫛状の壁部および半径方向の壁部と
するとともに、前記被検出部の切欠を櫛状の凹部および
半径方向のスリットとする例について説明したが、本発
明としてはそれらに限定されるものでは無く、必要に応
じて前記第1および第2の回転部材の被検出部としてそ
の他の形状および構造を採用することが出来るものであ
る。
【0049】上述の実施形態においては、一例として本
発明をワンウェイクラッチに適用した例について説明し
たが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、必要に応じてロックアップクラッチ、多板クラッ
チ、トルクコンバータおよびその他における作用してい
るトルクを検出することが必要な要素に本発明を適用す
ることが出来るものである。
【0050】図10は、本発明を適用した自動変速機で
ある。まず、この自動変速機の作動から説明する。本発
明の第1適用例の自動変速機は、前置式オーバードライ
ブプラネタリギヤユニットからなるオーバードライブ部
(O/D部)と、3プラネタリギヤトレインからなる前
進4速後進1速の主変速機構とを組み合わせた5速構成
とされ、さらに、ロックアップクラッチ付のトルクコン
バータを備えている。
【0051】O/D部は、サンギヤS0、キャリヤC
0、リングギヤR0に関連して多板クラッチC−0およ
びこれと直列する多板ブレーキB−0を備えている。一
方、主変速機構は、サンギヤS1〜S3、キャリヤC1
〜C3、リングギヤR1〜R3からなる各変速要素を適
宜直結した3組のプラネタリギヤユニットを備え、各プ
ラネタリギヤユニットの変速要素に関連して、多板クラ
ッチC−1、C−2、バンドブレーキB−1、多板ブレ
ーキB−2〜B−4、ワンウェイクラッチF−1、F−
2が配置されている。なお、各クラッチおよびブレーキ
は、図示しない油圧制御装置によるサーボ油圧の制御
で、それらの摩擦係合要素を係合・解放操作するピスト
ン・シリンダからなる油圧サーボ装置を備えている。
【0052】この変速機において、図示しないエンジン
の入力回転は、トルクコンバータを経てO/D部の入力
軸に伝達される。そして、入力軸の回転は、クラッチC
−0を係合させてO/D部を直結とし、主変速機構のク
ラッチC−1を係合し、他のブレーキをすべて解放とし
た場合(図11参照)、第1速回転として出力軸から出
力される。
【0053】次に、第2速回転は、O/D部が直結で、
主変速機構のクラッチC−1およびブレーキB−3を係
合した時に達成され、この時、主変速機構のプラネタリ
ギヤユニットのリングギヤR2に入った入力は、キャリ
ヤC1を反力要素としてキャリヤC2およびそれに直結
するR1、C3に出力され、出力軸の第2速回転とな
る。また、第3速回転は、同様にO/D部直結で、クラ
ッチC−1およびブレーキB−2を係合し、他を解放し
た時(図11参照)に達成され、このとき、リングギヤ
R2に入った入力は、サンギヤS2を反力要素とし、キ
ャリヤC2およびそれに連結したキャリヤC3に出力さ
れ、出力軸の第3速回転となる。
【0054】なお、第4速回転は、同じくO/D部直結
で、クラッチC−1およびクラッチC−2を共に係合し
た時に達成され、このとき、リングギヤR2およびサン
ギヤS2に入力されるため、主変速機構のプラネタリギ
ヤユニットが直結になり入力回転がそのまま出力され
る。
【0055】そして、第5速回転は、主変速機構が上記
4速回転の状態で、クラッチC−0を解放するとともに
ブレーキB−0を係合することで、サンギヤS0を固定
して、O/D部を増速回転させることにより達成され
る。
【0056】また、後進は、O/D部を上記のごとく増
速状態とし、主変速機構のクラッチC−2とブレーキB
−4を係合させることにより達成され、このとき、サン
ギヤS2に入った入力は、リングギヤR3を反力要素と
するキャリヤC2、C3の逆回転として出力される。
【0057】上記の自動変速機において、本発明の第1
適用例のトルク検出装置TDは、図10に示すごとくト
ルクコンバータとO/D部との間に配設されている。例
えば上述のギヤトレーンにおいて、4速と5速の間の変
速は、ワンウェイクラッチを介さない、いわゆるクラッ
チツークラッチ変速であり、C−0を解放しながらB−
0を係合することにより達成される。図12はそのとき
の油圧変化を示す図、図13はそのときのトランスミッ
ションの入力回転数の変化を示す図、図14はトランス
ミッションの出力トルクの変化を示す図である。
【0058】変速機への入力トルクが大きくなれば、係
合側のブレーキ(B−0)における回転変化が開始する
時の油圧(図12の点C)や該ブレーキ(B−0)の係
合終了油圧(図12の点B)も大きくなり、解放側のク
ラッチ(C−0)における回転変化が開始する時の油圧
(図12の点A)も大きくなる。また逆に、変速機への
入力トルクが小さい場合は点A、B、Cも小さくなる。
【0059】本第1適用例のトルク検出装置を変速機の
入力軸に配置することにより、変速機への入力トルクを
簡単に計測することができ、上記の制御を簡単に行うこ
とができる。また、変速機の入力回転数と出力回転数に
よりギヤ比の検出を行っている場合には、本第1適用例
のトルク検出用の回転センサーを変速機への入力回転数
検出用の回転センサーと共用できるメリットもある。
【0060】また、上記のクラッチツークラッチ変速に
おいて、例えば、係合側はアキュムレータの特性により
係合させ、解放側をリニアソレノイドにより制御するよ
うな場合、従来はトランスミッションの入力回転数を検
出し、その検出結果を次回のリニアソレノイドの制御に
フィードバックさせていた。しかし、トランスミッショ
ンの出力トルクの変化は、トランスミッションの入力回
転数の変化にあらわれない、換言すれば、係合側のブレ
ーキ(B−0)のピストンの無効ストロークが終了し係
合が開始されてから、トランスミッションの入力回転数
の変化が開始するまでの間に、トランスミッションの出
力トルクの変化があらわれ始めている(図14のD−E
間)が、そのとき、トランスミッションの入力回転数に
変化が起きない(図14)ので、係合側のブレーキ(B
−0)と解放側のクラッチ(C−0)がタイアップ状態
となり、図14の一点鎖線に示すようなトルクの急激な
落ち込みが発生したとしてもそれを検出することができ
ず、トルク変化に合わせたクラッチ圧制御を行うことが
できなかった。
【0061】このトルク変化を検出するために、トルク
検出装置をトランスミッションの出力軸に取り付ければ
よいが、従来のトルク検出装置では、トルク検出用の専
用の備品が必要であり、高価であるとともに、構造が複
雑であるという課題を有していた。しかし、図15に示
すごとく、上記課題を解決した本発明の第2の適用例の
トルク検出装置を採用することにより、安価にしかもト
ランスミッションの構成を大きく変更することなく、ク
ラッチツークラッチ変速中のトルク変化を検出すること
が可能となり、クラッチ圧制御をトルクに基づいて行う
ことが容易になり、変速ショックの極めて少ない自動変
速機を安価に提供することが可能となる。また、変速機
の入力回転数と出力回転数によりギヤ比の検出を行って
いる場合には、本発明の第2適用例のトルク検出用の回
転センサーを変速機への出力回転数検出用の回転センサ
ーと共用できるメリットもある。
【0062】また、別の取付け位置として、図16に示
すように、クラッチツークラッチ変速を行う部位に直接
取り付けることが考えられる。前述のごとく、さまざま
な構成部材を介して伝達されるトランスミッションの出
力軸に本発明の第3適用例のトルク検出装置を取り付け
た場合には、ギヤの伝達効率や回転部材とオイル間の攪
拌抵抗が、ギヤ数や回転数により異なりバラツキが多く
なってしまう。従って、トランスミッションの出力軸に
おけるトルクの変化を検出するよりも、図16に示すよ
うに、クラッチツークラッチ変速を行う部位に直接取り
付けるほうが、トルクの変化がよりレスポンス良く検出
することができる。従って、本第3適用例のトルク検出
装置を図16の位置に取り付けた場合には、トルク変化
の検出における時間的ロスがなく、より精確な制御を行
うことが可能となる。
【0063】また、ロックアップクラッチ付きトルクコ
ンバータとエンジンとの間に本発明の適用例のトルク検
出装置を配設した場合には(図示せず)、トルクコンバ
ータへの入力トルク(エンジンの出力トルク)を検出す
ることができ、該検出トルクを使用して、ロックアップ
クラッチの係合解放制御をトルクコンバータ入力トルク
に応じて行うことができるので、上記と同様のメリット
を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のトルク検出装置を示す
ブロック図である。
【図2】本第1実施形態の第1および第2の回転部材の
被検出部を示す断面図である。
【図3】本第1実施形態の弾性部材を示す側面図であ
る。
【図4】本第1実施形態の弾性部材を示す図3のA−A
線に沿う断面図である。
【図5】本第1実施形態における被検出部のパターンお
よび回転センサーによる検出信号のパターンを示す線図
である。
【図6】本発明の第2実施形態のトルク検出装置を示す
断面図である。
【図7】本第2実施形態の第1の回転部材に形成された
被検出部を示す側面図である。
【図8】本第2実施形態の第2の回転部材に形成された
被検出部を示す側面図である。
【図9】本発明の第3実施形態のトルク検出装置を示す
断面図である。
【図10】本発明の第1適用例の自動変速機を示すスケ
ルトン図である。
【図11】本第1適用例の自動変速機の各変速状態にお
ける各要素の動作状態を示す状態図である。
【図12】本第1適用例のクラッチツークラッチ変速に
おける油圧変化を示す線図である。
【図13】本第1適用例のクラッチツークラッチ変速に
おけるトランスミッションの入力回転数の変化を示す線
図である。
【図14】本第1適用例のクラッチツークラッチ変速に
おけるトランスミッションの出力トルクの変化を示す線
図である。
【図15】本発明の第2適用例の自動変速機を示すスケ
ルトン図である。
【図16】本発明の第3適用例の自動変速機を示すスケ
ルトン図である。
【図17】従来の第1のトルク検出装置を示す斜視図で
ある。
【図18】従来の第2のトルク検出装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 11 第1の回転部材 13、23 被検出部 21 第2の回転部材 3 弾性部材 4 回転センサー 5 トルク算出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸に連結される第1の回転部材と、 出力軸に連結され、前記第1の回転部材と同軸的に配設
    された第2の回転部材と、 前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に介挿
    され、作用するトルクに応じて変形する弾性部材と、 前記第1および第2の回転部材に対向して配設され、両
    者の回転位相を検出するセンサーと、 該センサーによって検出された前記第1および第2の回
    転部材の回転位相から、両者の回転位相差を求めて作用
    しているトルクを算出するトルク算出手段とから成るこ
    とを特徴とするトルク検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1および第2の回転部材は、円周方向に同一間隔
    の第1および第2の被検出部を有し、 前記第1の被検出部と前記第2の被検出部は同一数であ
    るとともに、 前記被検出部の円周方向長さが、被検出部間の円周方向
    長さに等しいことを特徴とするトルク検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記センサーが、前記第1および第2の被検出部に対向
    して配設された回転センサーによって構成されているこ
    とを特徴とするトルク検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記トルク算出手段が、前記第1および第2の被検出部
    に対応したパルス信号の重複部を検出してトルクを算出
    することを特徴とするトルク検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記トルク算出手段が、前記第1および第2の被検出部
    に対応したパルス信号の非重複部を検出してトルクを算
    出することを特徴とするトルク検出装置。
JP7233497A 1995-08-19 1995-08-19 トルク検出装置 Pending JPH0954002A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233497A JPH0954002A (ja) 1995-08-19 1995-08-19 トルク検出装置
US08/700,048 US5767420A (en) 1995-08-19 1996-08-19 Torque detecting device
DE19633380A DE19633380A1 (de) 1995-08-19 1996-08-19 Drehmomenterfassungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233497A JPH0954002A (ja) 1995-08-19 1995-08-19 トルク検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0954002A true JPH0954002A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16955953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7233497A Pending JPH0954002A (ja) 1995-08-19 1995-08-19 トルク検出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5767420A (ja)
JP (1) JPH0954002A (ja)
DE (1) DE19633380A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19816831A1 (de) * 1998-04-16 1999-10-21 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur Drehmomenterfassung
DE19931739A1 (de) * 1999-07-08 2001-01-18 Daimler Chrysler Ag Kraftfahrzeug-Antriebsverbindungseinrichtung
DE19947377A1 (de) * 1999-10-01 2001-04-12 Man Nutzfahrzeuge Ag Kontinuierliche Ermittlung des Motormomentes eines Verbrennungsmotors in einem Fahrzeug
DE10052069C2 (de) 2000-10-19 2002-11-14 Walterscheid Gmbh Gkn Vorrichtung zum Messen von Drehmomenten in einer Antriebsanordnung
DE10208606A1 (de) * 2002-02-27 2003-09-11 Zahnradfabrik Friedrichshafen Vorrichtung zur Messwerterfassung an umlaufenden Bauteilen
GB0310482D0 (en) * 2003-05-07 2003-06-11 Zero Shift Ltd Shaft engagement mechanism
JP4646910B2 (ja) * 2003-07-08 2011-03-09 ゼロシフト リミテッド トランスミッション装置
KR100634604B1 (ko) * 2004-08-11 2006-10-13 현대자동차주식회사 자동 변속 차량의 엔진 출력 토크 측정장치
GB0510129D0 (en) * 2005-05-18 2005-06-22 Zeroshift Ltd Sequential hub layout
DE102006026462A1 (de) * 2006-06-01 2007-12-06 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Kupplungsvorrichtung zur Kupplung eines ersten rotierenden Elementes mit einem zweiten rotierenden Element einer Verstelleinrichtung für Kraftfahrzeuge
DE102006031275A1 (de) * 2006-07-06 2008-01-10 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur Bestimmung der Phasenlage zweier rotierender Wellen
DE102006044779B4 (de) * 2006-09-22 2009-08-20 Continental Automotive Gmbh Vorrichtung zur Erfassung einer Kraft und/oder eines Drehmoments
GB0623292D0 (en) * 2006-11-22 2007-01-03 Zeroshift Ltd Transmission system
JP5549877B2 (ja) * 2010-07-01 2014-07-16 アイシン精機株式会社 負荷感応型変速装置
ITBO20100521A1 (it) * 2010-08-17 2012-02-18 Franco Cimatti Sensore di coppia e metodo di misura per misurare la coppia motrice in una trasmissione di un veicolo a propulsione almeno parzialmente umana
DE102011004113A1 (de) * 2011-02-15 2012-08-16 Universität Bielefeld Flexible Kupplung mit integrierter Messeinrichtung
GB201109100D0 (en) 2011-05-27 2011-07-13 Zeroshift Ltd Transmission system
DE102012109173B4 (de) 2012-09-27 2017-08-03 Optical Torque Systems Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung des auf einen um eine Drehachse drehbar antreibbaren Rotationskörper ausgeübten Drehmoments
US9399457B2 (en) * 2013-08-19 2016-07-26 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for vehicle driveline torque estimation
DE102014207764A1 (de) * 2014-04-24 2015-10-29 Continental Teves Ag & Co. Ohg Drehmomenterfassung mit Dehnungssensor im Tretlager
JP6267267B2 (ja) * 2016-05-19 2018-01-24 株式会社Subaru トルク検出装置
US20230139667A1 (en) * 2021-10-29 2023-05-04 Caterpillar Inc. Inferred Engine Cylinder Pressure System and Method

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4135390A (en) * 1978-02-13 1979-01-23 General Motors Corporation Engine torque transducer using a spoked torque transmitting plate
US4592241A (en) * 1982-09-08 1986-06-03 Nippon Soken Torque detector
US4488443A (en) * 1983-01-20 1984-12-18 Simmonds Precision Products, Inc. Expanded range monopole torque measuring system
JP2611955B2 (ja) * 1988-05-31 1997-05-21 株式会社共和電業 トルク検出器およびトルク測定装置
US5031455A (en) * 1989-09-05 1991-07-16 Cline David J Bicycle power meter
JP2884768B2 (ja) * 1989-12-08 1999-04-19 株式会社デンソー 操舵トルク検出装置
DE4134659C2 (de) * 1991-10-19 1995-07-06 Walterscheid Gmbh Gkn Anordnung zur Leistungsrichtungserkennung bei Drehmomentübertragung
US5400663A (en) * 1993-11-05 1995-03-28 Bridges; Robert H. Integral torsion sensor
US5450761A (en) * 1994-07-01 1995-09-19 Kop-Flex, Inc. Torque meter
US5596153A (en) * 1995-05-02 1997-01-21 New Holland North America, Inc. Measurement of rotational velocity and torque

Also Published As

Publication number Publication date
DE19633380A1 (de) 1997-03-06
US5767420A (en) 1998-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0954002A (ja) トルク検出装置
JP4323461B2 (ja) 自動変速装置
CN101451611B (zh) 车辆变速器的档位选择机构的换档移动位置检测装置
US20150247768A1 (en) Torque Sensor Assembly for a Motor Vehicle and Method of Measuring Torque
US4231092A (en) Method and system for electronic simulation of a freewheel
US20120240697A1 (en) Attachment structure for output sprocket wheel
US5097726A (en) Shift control system and method for automatic transmissions
US5129871A (en) Nonsynchronous five-speed transaxle having bidirectional coupling
CN102619973A (zh) 离合器容量探测***和方法
JP2888938B2 (ja) 自動変速機
US5134904A (en) Clutch-to-clutch shifting
JP2017082898A (ja) 自動変速機の制御装置
JP2018155357A (ja) アクチュエータ及びそれを備えた流体圧制御回路
KR20090045619A (ko) 자동변속기의 변속 제어 장치
Yanakiev et al. Torque phase shift control based on clutch torque estimation
JP3047617B2 (ja) 自動変速機における回転数検出装置
US5247857A (en) Control arrangement for automatic automotive transmission
JP6679924B2 (ja) デュアルクラッチトランスミッション
JPH08121585A (ja) 自動変速装置用のトルクセンサ
JP3578610B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH09133203A (ja) 自動変速機のタービン回転数の検出方法および装置
JP4904824B2 (ja) 自動変速機の回転数検出装置
JP2814682B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP2822629B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH10299844A (ja) 自動変速機用歯車変速装置