JPH09512941A - 規格外の速度の再生を備えたディジタルビデオカセットレコーダ - Google Patents

規格外の速度の再生を備えたディジタルビデオカセットレコーダ

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JPH09512941A JP7526830A JP52683095A JPH09512941A JP H09512941 A JPH09512941 A JP H09512941A JP 7526830 A JP7526830 A JP 7526830A JP 52683095 A JP52683095 A JP 52683095A JP H09512941 A JPH09512941 A JP H09512941A
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奉紀 佐伯
利夫 金内
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アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、MPEG方式互換性の次世代テレビジョン(ATV)方式信号を記録する“トリックプレイ”方法を提供する。本発明のシステムは、ATV方式復号器(100)と、“トリックプレイ”方式プロセッサ(200)と、標準解像度方式ディジタルビデオカセットレコーダ(300)とからなる。“トリックプレイ”方式プロセッサ(200)は、“トリックプレイ”方式データストリーム(251)を形成するため復号器(130)からの信号を圧縮する。“トリックプレイ”方式データストリームは、セクタ構成器(340)において、記録信号を形成するためブロック構成器(330)から受信されたデータストリームと多重化される。マルチプレクサ(340)は、“トリックプレイ”方式データストリーム(251)が記録システム(350)により特定のトラック位置に記録されることを保証し、かかる特定のトラック位置により正及び逆の両方向における複数の速度の“トリックプレイ”方式再生が容易に行われる。ビデオプロセッサ(150)は、ATV方式と“トリックプレイ”方式のビデオ画像の間を切り換える選択機能を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】規格外の速度の再生を備えたディジタルビデオカセットレコーダ 本発明はディジタルビデオ記録の分野に係り、特に、規格外の速度の高品位ビ デオ信号の再生に関する。 発明の背景 ヘリカル走査方式フォーマットを利用するディジタルビデオカセットレコーダ が標準化委員会により提案されている。提案された規格は、SD(標準解像度) 、例えば、NTSC方式又はPAL方式のテレビジョン信号、又は、提案された グランドアライアンス(Grand Alliance)信号のようなMPEG方式と互換性のあ る構造を有する高品位デレビジョン信号のディジタル記録を特定する。SD方式 レコーダは、適応量子化及び可変長符号化と共にイントラフィールド/フレーム DCT(離散コサイン変換)を利用する圧縮成分ビデオ信号フォーマットを使用 する。SD方式のトラックフォーマットは、NTSC方式又はPAL方式の1フ レーム当たり10又は12本のトラックを用いてガードバンド無しにアジマス記 録された10μmのトラックよりなる。テープカセットは、金属記録媒体が蒸着 させられた1/4インチ幅の広いテープを利用する。SD方式のディジタルVC R(ビデオカセットレコーダ)又はDVCRは、民生用に向けられ、NTSC又 はPAL方式信号、或いは、次世代テレビジョン信号を記録するのに十分なデー タ記録容量を有する。 次世代テレビジョン又はATV信号は、グランドアライアンス(GA)協会に よって開発された。グランドアライアンスHDTV(高品位テレビジョン)シス テム仕様書という題名の仕様書が1994年度第48回定例放送技術者会議の講 演会予稿集に刊行されている。GA方式の信号は、Iフレームという名前のイン トラフレー ム符号化ピクチャーと、Pフレームという名前の前方予測フレームと、Bフレー ムという名前の両方向予測フレームとを使用するMPEG方式互換性の符号化方 法を利用する。上記の三つのタイプのフレームは、GOP又はピクチャーの組と して周知のグループに発生する。GOP内のフレーム数は、ユーザ定義可能であ るが、例えば、15フレームにより構成してもよい。各GOPは、Bフレームに より支えられた1枚のIフレームを含み、BフレームはPフレームを用いてイン ターリーブされる。 アナログ方式の民生用VCRにおいて、記録された各トラックは典型的に1フ ィールドを含むので、正方向又は逆方向の往復の高速又は低速運動中のピクチャ ーのような“トリックプレイ”又はTPの特徴が容易に得られる。従って、規格 外の速度の再生は、再生ヘッドを多数のトラックと交差させ、認識可能な水平ピ クチャーセグメントを再現させる。I、P及びBフレームを利用するATV信号 のGOPは、テープ上に多数のトラック、例えば、1フレーム当たり10トラッ ク及び1GOP当たり150トラックを占める状態で記録される。簡単に言うと 、DVCRが規格外の再生速度で動作しているとき、再生ヘッドは、多数のトラ ックからセクション又はセグメントを変換する。残念ながら、上記トラックセグ メントは、連続的な画像フィールドの離散的な記録からのセクションを表わさな い。その代わりに、セグメントは、主としてGOPの予測フレームから得られる データを含む。再生速度の動作中に、Iフレームのデータが再現され、予測され たB及びPフレームの再構成が可能になる。明らかに、“トリックプレイ”中に 、再現されたIフレームのデータの量は、トリッププレイ速度が増加するのに従 って、徐々に消失する。従って、Iフレームのデータの再現された部分からB及 びPフレームを再構成する可能性は、実質的にゼロである。かくして、トリップ プレイモードで再生されたときに、“トリックプレイ”又は規格外の速度の再生 の特徴を提供するため、隣接したフ レーム情報を使用することなく、画像の再構成が可能な特定のデータを記録する 必要がある。更に、“トリックプレイ”の特定データが記録されるので、物理的 なトラック位置は、トリッププレイモードにおいて再現できる位置でなければな らない。 発明の概要 本発明の配置によれば、ヘリカル走査方式のトラックフォーマットを有する磁 気テープ上の信号を表わすディジタルビデオ画像を記録する方法は、正方向及び 逆方向の所定の数の再生速度の間に変換された各トラック上の共通領域を判定す る段階と、記録された共通トラック領域の配置に適当なデータレートを得るため ディジタルビデオ画像を表わす信号を処理する段階と、処理されたディジタルビ デオ画像を表わす信号が共通トラック領域に配置されるように、ディジタルビデ オ画像を表わす信号と、磁気テープ上に記録された配置に対し処理されたディジ タルビデオ画像を表わす信号を多重化する段階とからなる。 本発明の他の配置によれば、連続的なトラックでテープに記録され、MPEG 方式と互換性のあるフォーマットを有するディジタル画像信号を表わすディジタ ル信号で記録されたディジタルビデオカセットレコーダで使用するための磁気テ ープは、各トラックにある第1のデータ信号と第2のデータ信号の記録部からな り、第1のデータ信号は、MPEG方式互換性フォーマットで表わされたディジ タル画像信号を表わし、画像再生のための第1のソースを提供し、第2のデータ 信号は、MPEG方式互換性フォーマットで表わされたディジタル画像信号を表 わすが、第1のデータ信号よりも少ないデータを有し、MPEG方式互換性フォ ーマットで表わされたディジタル画像信号から復号化された信号から得られ、画 像再生のための第2のソースを提供する。 本発明の更なる配置によれば、ヘリカル走査方式トラックフォー マットを有する磁気テープ上に記録されたディジタルビデオ画像を表わす信号の 配置を判定する方法は、正方向の所定の数の再生速度を選択する段階と、逆方向 の所定の数の再生速度を選択する段階と、正方向及び逆方向の所定の再生速度の 間に変換された各ヘリカル走査方式トラック上で共通トラック領域を決定する段 階と、共通トラック領域のデータ容量を決定する段階と、共通トラック領域で記 録された配置に対し適当なデータレートを得るため、ディジタルビデオ画像を表 わす信号を処理する段階と、処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号が共 通トラック領域に設置されるように、ディジタルビデオ画像を表わす信号と、磁 気テープ上に記録された配置に対し処理されたディジタルビデオ画像を表わす信 号を多重化する段階とからなる。 図面の簡単な説明 図1は、標準解像度DVCRに対し指定された種々のデータセクタの場所を表 わす記録されたトラックパターンを示す図である。 図2は、2倍の再生速度で同期ブロック再現領域と共に再生ヘッドの経路を示 す図である。 図3は、4倍の再生速度で同期ブロック再現領域と共に再生ヘッドの経路を示 す図である。 図4は、8倍の再生速度で同期ブロック再現領域と共に再生ヘッドの経路を示 す図である。 図5は、16倍の再生速度で同期ブロック再現領域と共に再生ヘッドの経路を 示す図である。 図6は、種々のトリックモード再生速度で再現されたオーディオ及びビデオブ ロックを表わす図表を含む。 図7Aは、2、4、8及び16倍の再生速度で再現された同期ブロックを示す 図である。 図7Bは、2、4、8及び16倍の再生速度に共通の再現された 同期ブロックを示す図である。 図8は、本発明の“トリックプレイ”データの配置用の有利な同期ブロック位 置を表わす記録されたトラックパターンの第1の実施例を示す図である。 図9は、3倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域とを示す 図である。 図10は、9倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域とを示 す図である。 図11は、19倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域とを 示す図である。 図12は、−1倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域とを 示す図である。 図13は、−7倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域とを 示す図である。 図14は、−17倍の再生速度で再生ヘッドの経路と同期ブロック再現領域と を示す図である。 図15は、3、9及び19倍の正方向再生速度と、1、7、17倍の逆方向再 生速度で再現された同期ブロックを示す図である。 図16は、本発明の“トリックプレイ”データの記録用の本発明の同期ブロッ ク位置を表わす記録されたトラックパターンの第2の実施例を示す図である。 図17は、ATV方式信号と本発明の“トリックプレイ”信号が記録されたビ デオデータセクタを示す図である。 図18Aは、SD方式同期ブロック内のデータ配置を示す図である。図18B は、ATV方式と本発明の“トリックプレイ”データの両方の信号を記録するた め有利にフォーマット化された同期ブロックを示す図である。 図19は、本発明の“トリックプレイ”記録及び再生の特徴を利用したATV 方式ディジタルビデオカセットレコーダのシステムブ ロック図である。 図20は、本発明の“トリックプレイ”符号器及び復号器のシステムブロック 図である。 図21は、SD方式レコーダと、本発明の“トリックプレイ”及び高品位ビデ オ再生の制御を示す図である。 発明の詳細な説明 図1には、民生用の標準解像度(SD)ヘリカル走査方式ディジタルビデオカ セットレコーダの記録されたトラックフォーマットが示されている。図1に示さ れた有効なデータ領域は、特定のタイプのデータが記録される4個のセクタから なる。ITI又はインサート及びトラック情報データセクタは、トラッキング及 び編集のため使用され、編集ギャップG1が後に続く。オーディオデータセクタ は、0乃至13の番号が付けられた14個の同期ブロックを占有する。第2の編 集ギャップG2はオーディオデータセクタの後に続き、その後に0乃至148の 番号が付けられた149個の同期ブロックからなるビデオデータセクタが続く。 サブコード記録セクタが後置された第3の編集ギャップG3がビデオデータセク タの後に続く。ディジタルビデオカセットレコーダ又はDVCRは、24.94 9Mbps(メガビット毎秒)のディジタルビデオ記録レートを有するよう指定 される。このビデオビットレートは、NTSC(PAL)方式信号、又は、例え ば、グランドアライアンス(GA)方式信号のような処理された次世代テレビジ ョン信号の何れかから復号化された成分ビデオ信号を記録するため利用される。 図21には、DVCR350の略ブロック図が示されている。DVCR350は 、4個の出力信号351、352、353及び354を発生する再生プロセッサ に接続された複数の記録及び再生ヘッドを含むヘッドドラム510からなる。再 生信号354はATV方式データストリームを表わし、データ処理の経路はブロ ック359、120及び13 0により示されている。“トリックプレイ”方式画像データは、同図において次 の“トリックプレイ”方式画像データ処理に結合された再生信号353により表 わされている。以下、上記処理と、“トリックプレイ”とATV画像の間の選択 の説明を行う。同図に示されているように、テープ504がヘッドドラム510 の回りに装着されたカセット501がDVCR350に挿入されている。 SD方式トラックフォーマットは、ドラム又はシリンダ上の種々のヘッド配置 と、種々のドラム回転速度を用いて記録される。次のトラックパターンは、種々 の“トリックプレイ”速度に対する再生ヘッド経路又はトラックを示している。 更に、2通りの実現可能なヘッドドラム構造、即ち、ダブルアジマスヘッド対と 、ドラム上で180°の正反対にある2個のシングルヘッドが示されている。 図2乃至図5には、“トリックプレイ”再生速度の選択に対する再生ヘッド経 路が示されている。図に示されたテープは、ガードバンド無しのアジマス記録が 行われ、幅10μmのトラックを含むSD方式ディジタルカセットレコーダフォ ーマットに従って記録され、15μmの磁極面幅を有する再生ヘッドにより再生 される。 図2は2倍速再生の再生ヘッド経路又は軌跡を示している。一対のダブルアジ マス再生ヘッドに対する軌跡が示されている。再生ヘッドは、記録されたトラッ ク幅の半分が走査されるまで、記録されたトラックから同期ブロックデータを再 現することが分かる。図中、同期ブロックデータの再現のトラック領域は斜行平 行線の陰影により示されている。 図3、4及び5は、夫々、4、8及び16倍の再生速度の再生軌跡を示す。 図6Aは、トラック番号と、図2乃至5に示されたトリックプレイ速度でオー ディオデータセクタから再現された番号付きの同期ブロックとを表わす図である 。図6Bは、トラックと、上記トリックプレイ速度でビデオデータセクタから再 現された番号付きの同期ブ ロックを示す図である。 再現されたビデオ同期ブロックは、図2、3、4及び5において、斜行平行線 の陰影により示され、図表6Bの番号付きの同期ブロックは結合され、2、4、 8及び16倍のトリック再生速度に対して図7Aに示されている。図7Bには、 上記の4通りの全速度に対し共通の再現されたトラック領域と番号付きの同期ブ ロックが示されている。従って、図7Bには、データが記録され、再生速度と、 2、4、8及び16倍の再生速度で再現されるトラック位置が、同期ブロック番 号により区別されて示されている。 図8は、ITI又はインサート及びトラック情報記録領域と、編集ギャップG 1と、番号0乃至13の14個の同期ブロックを占有するオーディオデータ記録 領域とからなる1個の記録されたトラックを示す。ATV動作中に、オーディオ 及びビデオデータは、ATVデータ輸送ストリーム内で伝達されるので、オーデ ィオデータセクタは、オーディオデータの用途に必要とされないので、ATV及 び“トリックプレイ”データの記録に利用される。第2の編集ギャップG2は、 オーディオデータセクタの後に続き、その後に、1乃至149の番号が付けられ た149個の同期ブロックからなるビデオデータ記録セクタが続く。第3の編集 ギャップG3は、ビデオデータセクタの後に続き、サブコード記録領域が後に続 く。図8の記録されたトラックは、本発明のトリックプレイ方式記録に対する同 期ブロック配置の有利な第1の実施例を示し、5個の同期ブロックがオーディオ セクタに使用され、40個の同期ブロックがビデオセクタに使用されている。従 って、45個の同期ブロックが、標準と規格外の両方の再生速度で再現するトリ ックプレイ方式ビデオデータを記録するため各走査において利用される。45個 のトリックプレイ同期ブロックが通常の速度で約1.06メガビット/秒の有効 再生データレートを提供する。 図9乃至11は、ダブルアジマス形ヘッドと180°の正反対形 ヘッドの両方の軌跡と共に、3倍、9倍及び19倍の“トリックプレイ”速度に 対し再生ヘッド経路を示す図である。 図9は3倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示す。トラックT 1及びT2は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし、トラックT1 及びT4は180°の正反対形ヘッドによる再現を表わす。図9は、両方のタイ プの再生ヘッド構造に対し、再現されないトラックの領域、従って、同期ブロッ クがあることを示す。 図10は9倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示す。トラック T1及びT2は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし、トラックT 1及びT10は180°の反対向きのヘッドによる再現を表わす。 図11は19倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示す。トラッ クT1及びT2は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし、トラック T1及びT20は180°の反対向きのヘッドによる再現を表わす。 図12は−1倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示す。トラッ クT3及びT4は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし、トラック T3及びT2は180°の反対向きのヘッドによる再現を表わしている。 図13は−7倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示している。 トラックT17及びT18は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし 、トラックT17及びT10は180°の反対向きのヘッドによる再現を表わす 。 図14は−17倍の再生速度の同期ブロック再現のトラック領域を示す。トラ ックT21及びT22は、ダブルアジマス形ヘッド対を用いた再現を表わし、ト ラックT21及びT4は180°の反対向きのヘッドによる再現を表わす。 図9乃至14に示された種々の正方向及び逆方向の速度で再現さ れた同期ブロックは、結合され、単一トラックとして示されている。図15Aは 3倍速の番号付きの同期ブロックを示し、図15Bは9倍速で再現された同期ブ ロックを示し、図15Cは19倍速、図15Dはマイナス1倍速、図15Eはマ イナス7倍速、図15Fはマイナス17倍速で再現された同期ブロックを示す。 図15Gは再現された共通の同期ブロックの分析を表わす。かくして、図15G は、正方向の3、9及び19倍と、逆方向の1、7及び19倍で再現された番号 付きの同期ブロックを示す。 図16は同期ブロック番号により識別された有利なトラック位置を有する第2 の実施例を示し、同図によれば、新規の“トリックプレイ”方式ビデオデータの 45個の同期ブロックが記録され、再生速度と、正方向の3、9及び19倍の再 生速度と、逆方向の1、7及び17倍の再生速度で再現される。 ATV方式ビットストリームは、オーディオデータセクタからの14個の同期 ブロックと、ビデオデータセクタからの91個の同期ブロックとにより構成され た105個の同期ブロックのデータ容量内に記録される。新規の“トリックプレ イ”方式ビデオデータは、ビデオデータセクタ内の45個の同期ブロックを用い て記録される。図17において、ビデオデータセクタは、ATV方式データ記録 用の同期ブロック(SB)構造を表わすように示されている。 図18A及び図18Bは、ビデオデータセクタ内の同期ブロックSBのデータ 構造を示す。図18Aは、標準解像度又はSD方式の形にフォーマットにされた 同期ブロックを示す。SD同期ブロックは、6組の離散コサイン変換又はDCT の係数データを含む77バイトを有する90バイトにより構成される。各DCT の組は、直流係数値と、その後に重要度が減少する順序で続く交流係数値とから なる。図18Bは、新規の“トリックプレイ”方式データでフォーマット化され た同期ブロックを示す。“トリックプレイ”データは、図20に関して説明され るように、圧縮され、離散コサイン変換さ れ、可変長符号化される。2個の圧縮されたトリックプレイマクロブロックが1 個の同期ブロック内に記録され、図18Bに示されているようにフォーマット化 される。 正方向及び逆方向の両方の種々の速度で“トリックプレイ”に有利な同期ブロ ック位置を識別した後、“トリックプレイ”ビデオデータをATV方式データス トリームから得なければならない。上記の如く、“トリックプレイ”モードの再 生中に再現されたトリックプレイ同期ブロックは、隣接した画像フレームを参照 することなく、或いは、隣接した画像フレームから予測することなく、画像を生 成するため復号化が可能でなければならない。明らかに、“トリックプレイ”ビ デオデータを、イントラフレーム又はIフレーム符号化されたビデオから得る必 要がある。しかし、Iフレームから“トリックプレイ”ビデオだけを得ることは 、各GOP(ピクチャーの組)内の低い繰り返しレートの結果として、“トリッ クプレイ”モードにおいてストロボ状又はジャーク状の動きが生じる。かくして 、ジャーク状の“トリックプレイ”運動を回避するため、“トリックプレイ”方 式記録処理用のビデオは、ATV又はMPEG方式等のデータストリームから復 号化されたビデオから得る方が有利である。従って、I、P又はBフレームから 得られた各復号化ピクチャーは、記録用の対応した“トリックプレイ”フレーム を発生させるため処理される。かくして、GOP内の記録された各フレームは、 対応する“トリックプレイ”処理された画像を含み、その画像は、“トリックプ レイ”再現中に、動きが滑らかに描かれる画像を提供するため復号化される。 DVCRフォーマットは、10個の記録されたトラックを1個のATV方式フ レームに割り当て、かくして、同数の記録されたトラックが“トリックプレイ” ビデオデータとして選択される。ATV方式データは、1トラック当たり105 個の同期ブロックが割り当てられるので、記録されたATV方式フレームは10 50個の同 期ブロックに対応する。“トリックプレイ”ビデオデータは、1ビデオセクタ当 たり45個の同期ブロックが割り当てられるので、全部で450個の同期ブロッ クが“トリックプレイ”データの記録に利用される。従って、各“トリックプレ イ”ビデオフレームは、得られたデータ容量を450個の同期ブロックで占める よう圧縮されるべきである。要求された“トリックプレイ”ビデオデータの圧縮 量は、450:1050又は略1対2.3により表わされる。 図19は、MPEG方式等のデータストリームを標準解像度又はSD方式のデ ィジタルビデオカセットレコーダに記録するトリックプレイモード処理の新規の 方法を利用する次世代テレビジョン受像機のブロック図である。このブロック図 に示された次世代テレビジョン受像機は、ATV方式復号器100と、トリック プレイ方式プロセッサ200と、SD方式ディジタルビデオカセットレコーダ3 00とからなる。例えば、RF(無線周波)変調された次世代テレビジョン方式 信号は、アンテナ101により受信され、ATV方式復号器100の入力に結合 される。RF変調された信号は、ケーブル配送システムを介して復号器100に 伝達してもよい。復号器100は、変調されたMPEG方式等のATV方式ビッ トストリーム信号をRF搬送波から得るチャネル復調器110からなる。ビット ストリームは、19.3メガビット毎秒のデータレートを有し、出力信号111 及び112として結合される。ビットストリーム111は、簡単に言うと、ビデ オデータパケット121をオーディオデータパケット122から分離する輸送パ ケット化復号器120に結合される。ビデオデータパケット121は、HD(高 品位)ビデオ画像信号を再構成するビデオ圧縮復号器130に結合される。ビデ オ信号131は、元の16:9のアスペクト比の高品位ビデオ信号、例えば、輝 度信号Cr及び色差信号Cbを出力151に発生させるビデオプロセッサ及び同 期発生器150に結合される。ビデオプロセッサ及び同期発生器150は、トリ ックプレイ方式プロセッ サ200の画素変換器280から第2の入力信号132を受ける。オーディオデ ータパケット122は、オーディオ出力信号141を形成する元のオーディオ信 号を抽出し、再発生させるオーディオ圧縮復号器140に結合される。 MPEG方式等のビットストリーム信号112は、SD方式レコーダによる処 理及び記録の要求に応じて、19.3メガビット毎秒のビットストリームを24 .945メガビット毎秒のデータレートに変換するビットストリームレート変換 器310に結合される。レート変換器310からの出力は、図1に示されている ように、ビデオセクタに記録されたビデオデータ内に含まれるリードソロモン方 式誤り訂正符号を発生する内側及び外側パリティ発生器320に結合される。R S(リードソロモン)方式誤り訂正符号の挿入に続いて、データストリームは、 SD方式レコーダフォーマットにより要求されたビデオデータ同期ブロック構造 を構成するSD方式ビデオデータ同期ブロック構成器330に結合される。 図19のブロック340は、SD方式のフォーマットに従ってオーディオ及び ビデオセクタを構成し、ここで、ビデオデータセクタは、ブロック330からの 処理されたATV方式データと、“トリックプレイ”方式ビデオプロセッサ20 0のブロック250からの新規の“トリックプレイ”方式ビデオデータ251と を含む。 SD方式のビデオセクタフォーマット又は構造は、図17、18A及び18B に示されている。図18A及び18Bには、ビデオプリアンブルと、ビデオデー タ及び誤り訂正符号の149個の同期ブロックと、ビデオポストアンブルとから なるセクタが示されている。同期ブロックには1から149までの番号が付けら れている。図18Aには、NTSC方式画像ソースの記録中に利用されたSD方 式フォーマットが示されている。図18Bは、例えば、105個の同期ブロック を占有するよう記録された方が有利なATV方式ビデオデータを示す。新規の“ トリックプレイ”方式ビデオデータは、例 えば、45個の同期ブロックを占める形で記録してもよく、ビデオ補助データが 2個の同期ブロックで記録される。外側のパリティエラーの訂正データは11個 の同期ブロックを用いて記録される。 “トリックプレイ”方式データ及びオーディオセクタ信号を含むATV方式ビ デオセクタデータは、ブロック340から標準解像度又はSD方式ディジタルビ デオカセットレコーダ350に結合される。SD方式レコーダは記録用のアナロ グNTSC(PAL)方式入力信号を受ける。アナログ信号は、輝度及び色差成 分に復号化され、NTSC方式入力信号の場合に、成分は、13.5MHzで4 :1:1の標本化が施され、8ビットでディジタル化される。ディジタル化され たNTSC方式信号は、8×8の画像ブロックにイントラ−フィールド/フレー ムDCTが適用され、次に適応量子化と2次元ハフマン符号化が行われるSD方 式記録フォーマットに従って圧縮される。画像ブロックは、記録媒体の損傷が訂 正不能のデータエラーを生成することを防止するため、各フレームの全体に亘っ て、組み替え又は再配分される。画像ブロックは記録の前に組み替えられるので 、媒体に関係した大きい再現エラーは、再現中に利用された相補的な逆組み替え の結果として、復号化されたフレームの全体に亘り配分される。かくして、大き い潜在的なエラー、従って可視性エラーが配分され、内側及び外側のリードソロ モン方式誤り訂正符号によって訂正可能である。圧縮に続いて、データは、再生 時に自動トラッキング機能が得られるよう周波数応答を形成する24:25の変 換を用いて記録のため符号化される。 SD方式レコーダ350は、4個の出力信号351、352、353及び35 4を再現する。出力信号351及び352は、夫々、ビデオ成分Y、Cr及びC bと、オーディオ信号とからなるベースバンドアナログ信号である。信号351 は、ビデオモニタの表示のため帰線消去及び同期パルスを付加するNTSC方式 同期発生器及び符号器360に結合されたビデオ成分からなる。上記成分は、標 準解像度のTV受像機への表示用のNTSC方式信号を生成するため符号化され る。 SD方式レコーダ350は、ATV方式データビットストリーム出力信号35 4と、“トリックプレイ”方式データビットストリーム出力信号353を発生す る。信号353は、誤り訂正ブロック259を介して、圧縮と、引き続くATV 方式信号フォーマットへのアップコンバージョンのためのATV及び“トリック プレイ”方式プロセッサ200のブロック260に結合される。図20を参照し て“トリックプレイ”方式プロセッサ200の動作を説明する。 データビットストリーム354は、誤り訂正ブロック359を介して、ATV 方式復号器100のブロック120に結合され、再生される輸送パケットが復号 化される。復号化されたATV方式信号131は、ビデオ圧縮復号器130から 、ATV及び“トリックプレイ”方式プロセッサ200のラインレート変換器に 結合される。ATV方式信号は、輝度信号Cr及び色差信号Cbからなり、例え ば、1920個の画素又はサンプルを個別に有する1080本の動作的な水平走 査線からなる。ラインレート変換器210は、動作的な走査線の本数を3分の1 、即ち、360本に削減する。かくして、元のATV方式信号の3分の1の垂直 解像度を有する“トリックプレイ”方式ビデオ信号を形成するため輝度及び色差 信号が処理される。ライン本数の変換は、垂直方向ローパスフィルタ機能により 行われる。変換器210からのラインレートが低減させられた信号は、ローパス フィルタリングにより画素数を3分の1に削減する画素変換器220に結合され る。かくして、信号221は640画素を個別に有する360本の水平ラインに より構成され、ATV方式信号131は、“NTSC”方式等のパラメータを有 する信号に変換、又は、ダウンコンバートされる。ATV方式信号は16:9の アスペクト比を有するので、信号131も16:9のアスペクト比である。しか し、ダウンコンバートされた信号221は、レターボック スフォーマット内に16:9の画像を表示する。 ダウンコンバートされた信号221は、同期と帰線消去の付加と、受像機又は ビデオモニタ上の標準解像度表示のための符号化を行うNTSC方式符号器36 0に結合される。信号221は、図20に関し細部の説明が行われているブロッ ク230によって表わされた信号圧縮プロセッサにも結合される。しかし、簡単 に言うと、信号圧縮プロセッサ230の目的は、ダウンコンバートされたATV 方式信号の圧縮された形式を発生させることである。例えば、信号圧縮プロセッ サ230は、信号221を略2.3倍で圧縮する。 圧縮、ダウンコンバートされた信号は、例えば、図8及び16に示されている ような各トラック内の特定の同期ブロックで記録する“トリックプレイ”方式ビ デオデータを供給するため使用される。各トリックプレイ方式ビデオフレームの データは、ATV方式のSD方式記録された各フレームからなる10個のトラッ ク内に記録される。かくして、トリックプレイ方式ビデオデータは、ATV方式 のSDフレームからなるトラックのビデオデータセクタ内で冗長に記録されると 考えられる。通常の速度の再生中に、トリックプレイ方式ビデオデータは、AT V方式データと共に再現されるが、ATV方式画像の形成の際には使用されない 。しかし、“トリックプレイ”方式データフレームは、10個おきの記録された トラックに現れるので、上記トリックプレイ方式フレームは、通常の再生中に再 現され、記憶され、再生モードの推移中、例えば、通常の速度の正方向再生から 、高速“トリックプレイ”又は組み替え式のピクチャーへの推移中に利用される 。最悪の状況において、通常の速度の再生が開始されたとき、Iフレームが再現 される前に、約140個の記録されたトラックが再現される。しかし、トリック プレイ方式データフレームは、I、P及びBフレームに記録されている方が有利 であるため、“トリックプレイ”処理された画像は、あらゆるフレームタイプの 再現の直後に生成される。かくして、“トリックプ レイ”処理された画像は、Iフレームの復号化の前に、通常の速度の再生の起動 中に出力される。Iフレームの取得後、出力は“トリックプレイ”からATV方 式画像に切換えられる。 ブロック230からの圧縮されたトリックプレイ方式信号は、リードソロモン 方式誤り訂正データをトリックプレイ方式データストリームに追加する内側パリ ティ発生器240に結合される。リードソロモン方式内側パリティが追加された トリックプレイ方式ビデオデータは、特定の速度の“トリックプレイ”方式の再 現のため必要とされる特定の番号の付いた同期ブロックだけを発生するトリック プレイ方式ビデオデータ同期ブロック構成器250に接続される。例えば、種々 の速度の“トリックプレイ”方式の再生は、図8又は16の実施例に示されてい るように割り当てられた同期ブロックを用いて実現可能である。上記トリックプ レイ方式ビデオデータ同期ブロックは、SD方式DVCR300のビデオ及びオ ーディオセクタ構成器に接続された信号251として出力される。 再生中に、SD方式レコーダ350は、誤り訂正プロセッサ259に結合され る“トリックプレイ”方式データ信号353を再現する。誤り訂正に続いて、ト リックプレイ方式データストリームは、ATV及び“トリックプレイ”方式プロ セッサ200の処理ブロック260における圧縮解除のため結合される。図20 を参照して、ブロック260の詳細な動作の説明が行われる。しかし、簡単に言 うと、圧縮解除器260は、記録媒体から再現された圧縮トリックプレイ方式デ ータから、ダウンコンバートされたATV方式画像を再現するため使用される。 データ信号を発生させる新規の“トリックプレイ”方式信号圧縮プロセッサは 、図20のブロック234乃至238に示されている。再生されたトリックプレ イ方式データは、図20のブロック262乃至266により圧縮解除される。レ ートの低減されたATV方式信号221は、信号221の走査線フォーマットを 、4個の離散コ サイン変換ブロックからなる2次元マクロブロック又はMB構造に変換する構成 器234に結合される。従って、マクロブロックは32画素×8ラインの寸法を 有する。マクロブロック形式にフォーマットされ、レートが削減された信号は、 離散コサイン変換用のブロック235に結合される。データレートの削減が係数 の量子化の制御から生じる離散コサイン変換の原理は周知である。DCT又は離 散コサイン変換ブロック235は、各マクロブロックを構成する周波数係数の振 幅値を表わす2個の出力信号を生成する。1個の出力信号は、係数の振幅を予め 分析し、量子化ブロック237による量子化の粗さ又は細かさを制御するブロッ ク236に結合される。DCTブロック235からの第2の出力は、量子化段階 の数がブロック236に応答して動的に制御される量子化のための量子化ブロッ ク237に結合される。量子化されたDCT係数は、可変長符号化ブロック23 8に結合される。種々の可変長符号化又はVLCの方法が周知である。しかし、 簡単に言うと、最も頻繁に発生する量子化された係数の値が対応した短い符号に 割り当てられ、係数の値は、その頻度が小さくなると共に、徐々に長さが増加す る符号語を用いて符号化される。かくして、データの“トリックプレイ”方式フ レームが10個の記録されたトラックに設けられた450個の同期ブロックに記 録されるように、トリックプレイ方式ビデオデータの全体のデータレートが更に 低減される。 可変長符号化されたトリックプレイ方式データは、リードソロモン方式の内側 パリティエラー訂正符号の発生及び付加用ブロック240に結合される。リード ソロモン又はRS方式の内側パリティエラー訂正を伴うトリックプレイ方式デー タは、例えば、図8及び16に明らかにされているように、特定のSD方式ブロ ック構造を得るためフォーマット化するブロック250に結合される。要求され た同期ブロック構造を有するトリックプレイ方式データは、上記の“トリックプ レイ”方式プロセッサブロック200に関し説明され ているようにSD方式レコーダに結合される。 再生モード中に、再現されたトリックプレイ方式データストリーム信号353 は、ブロック259における誤り訂正を介して、ブロック230により行われる 信号処理の逆の信号処理を行う圧縮解除ブロック260に結合される。VLCト リックプレイ方式データ信号353は、可変長復号化を行うブロック266に入 力される。復号化の種々の方法が周知であるが、例えば、ルックアップテーブル が、VLCデータワードを元の固定長の量子化されたDCT係数に変換するため 使用される。ブロック266からのトリックプレイ方式DCT係数は、トリック プレイ方式DCT係数のディジタルアナログ変換を行うと考えられる逆量子化器 262に結合される。トリックプレイ方式DCT係数は、トリックプレイ方式画 像を表わすマクロブロック形式にフォーマットされた出力信号を生成する逆離散 コサイン変換を適用するブロック263に結合される。マクロブロックの標本化 トリックプレイ方式信号は、従来のライン状に構造化された画像を生成するため ブロック264において再度フォーマッティングされる。再構成器264からの 出力信号は、例えば、帰線消去の挿入及び同期パルスの付加を与えるブロック2 65において処理される。信号261は、ブロック265から出力され、成分の ビデオモニタ上に視覚化するため結合され、或いは、テレビジョンの表示のため 符号化される。ブロック264からの第2の出力信号271は、通例的な“NT SC”方式等のライン及び画素フォーマットから、高品位ディスプレイ表示のた め要求されるラインレート及び水平画素カウント数へのアップコンバージョンを 与えるブロック270及び280に結合される。 アップコンバージョンされたトリックプレイ方式ビデオ信号131は、高品位 出力信号151を発生するビデオプロセッサ及び同期発生器150に第2の入力 として結合される。ビデオプロセッサ及び同期発生器150は、ビデオ帰線消去 と、HDTV方式同期波形 の付加を提供する。更に、ビデオプロセッサ150は、ATV方式と“トリック プレイ”方式のビデオ画像を切り換える選択機能を提供する。図21は、ブロッ ク図の形式で、ATV方式データストリーム354及び“トリックプレイ”方式 データストリーム353の再生データ経路と、ビデオプロセッサ及び同期発生器 150の出力選択のための上記データストリームのカップリングとを表わしてい る。出力画像ソースの選択は、最終的に、制御システムを介して通信されたユー ザ起動制御コマンドに応答する。例えば、プレイコマンドは、ビデオカセットレ コーダの機構を始動させ、電子システムをEE(電子対電子)モードから再生状 態に切り換える。しかし、実際の出力信号の切り換えの瞬間は、種々の他の制御 要因により決定される。例えば、最も重要な制御事象は、記録されたGOPから のIフレームの取得及び復号化である。この事象の発生は、復号器130によっ て通知され、ビデオプロセッサ及び同期発生器150内のビデオ出力選択器を制 御するため結合される。 上記の如く、15フレームのGOPは150個の記録されたトラックを占有し 、プレイモードを始動したとき、再生されたビデオ画像は、Iフレームが再現、 復号化されるまで遅延させられ、即ち、Iフレームが出現するまでに最大140 トラックを再現する必要がある。しかし、トリックプレイ方式データは、GOP の各フレーム内に記録し、通常のプレイモードで再現した方が有利であるため、 トリックプレイ方式データは、Iフレームが出現するまで待つことなく、出力ビ デオ信号を発生させるため使用される。かくして、トリックプレイ方式記録の冗 長な特性によれば、利用可能な次のIフレームが取得されたときATV方式画像 が選択されている通常の再生の始めに、トリックプレイ方式データから発生させ られた通常の速度の画像が与えられる利点が得られる。 ユーザが“トリックプレイ”モードを開始又は終了させるコマンドを与えたと き、制御システム、特に、ビデオプロセッサ及び同期 発生器150が、より審美的に好ましい画像の推移をユーザに提示するべく制御 される利点が得られる。例えば、上記の如く、通常の速度の再生の開始の際に、 Iフレームの取得及び復号化が行われる前に、“トリックプレイ”方式画像が出 力される。トリックプレイ方式ビデオデータは、通常の再生中に再現、記憶され たトリックプレイ方式ビデオデータが、再生速度の推移中に変換されたトリック プレイ方式データと共に使用されることにより、“トリックプレイ”方式再生速 度への推移の間に使用される。このようなトリックプレイ方式データの使用によ り、トリックプレイ方式ビデオデータが選択されたトリックプレイ速度で得られ るまで最後のATV方式フレームを持続することに代わるものが得られる。 “トリックプレイ”モードから通常のプレイへの推移の際に、ATV方式信号 131は、再生されたATV方式信号GOPにIフレームが発生した後に限り、 表示処理に利用できるようになる。かかるIフレームの発生は、SD方式レコー ダのキャプスタンサーボの再同期レート、より具体的には、記録されたGOPの 系列内で通常のプレイ速度が再取得される位置に依存する。かくして、“トリッ クプレイ”と通常の再生の間に好ましい画像推移を生成するため、種々の選択肢 が与えられる利点がある。例えば、“トリックプレイ”を終了させるコマンドの 際に、最後のトリックプレイ方式フレームが止められ、ATV方式信号が再現さ れるまで、メモリから繰り返し現れる。この方法は、制御コマンドが受けられ、 かつ、実行されたことをユーザに知らせる。しかし、トリックプレイで生成され た高速動画像と並べられたこま止め、又は、静止画像は、ユーザに適合しないと 考えられる。サーボの再同期とATV方式信号のIフレームの取得との間隔に亘 りトリックプレイ方式データを再現し、トリックプレイ方式画像を表示し続ける ことにより“トリックプレイ”からの推移の更なる選択肢が得られる。この選択 肢によれば、トリックプレイ方式データの冗長な特性は、サーボの再同期か ら生じたテープ速度の変化の間と、ATV方式のIフレームの待機の間とに利用 される。テープ速度の変化中に、トリックプレイ方式データの冗長な特性にも係 わらず、トリックプレイ方式データの中には再現されないデータがあるが、しか し、かかるエラーは、メモリから繰り返し現れるトリックプレイ方式画像フレー ムにより隠される。上記の有利な方法によれば、キャプスタンがプレイ速度で再 同期するべく遅くなると共にトリック方式画像の速度が視覚的に変化するので、 ビデオカセットレコーダがコマンドに応答していることがユーザに視覚的に通知 される。この特徴によれば、テープの加速又は減速が“トリックプレイ”方式画 像を加速又は減速させることにより行われるので、より遅いテープ速度の推移を 使用できるようになり、これにより、より滑らか、かつ、損傷の少ないテープの 取扱が得られる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月18日 【補正内容】 1. 通常及びトリックプレイの速度で再生を容易に行うため、ヘリカル走査方 式のトラックフォーマットを有する磁気テープ上にディジタルビデオ画像を表わ す信号を記録する方法であって、 a)正方向及び逆方向の所定の数のトリックプレイ速度の再生中間層に変換さ れた複数の各トラック上に共通領域を定める段階と、 b)該共通領域の記録された配置に適当なデータレートを有するトリックプレ イ信号を生成するため、該ディジタルビデオ画像を表わす信号を処理する段階と 、 c)該トリックプレイ信号がトリックプレイ再生のための該複数のトラック上 の該共通領域に配置されるよう、該ディジタルビデオ画像を表わす信号と、該磁 気テープ上に記録された配置に対する該トリックプレイ信号を多重化する段階と からなる方法。 2. 該複数の各トラックは、少なくとも2個の共通トラック領域を有する請求 項1記載の方法。 7. MPEG方式互換フォーマットを有するディジタル画像信号を表わすディ ジタル信号がテープ上で連続したトラックに記録されるディジタルビデオカセッ トレコーダで使用する磁気テープであって、 該各トラックにある第1のデータ信号及び第2のデータ信号の記録された部分 からなり、 該第1のデータ信号は、該MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディ ジタル画像信号を表わし、画像再現用の第1のソースを与え、 該第2のデータ信号は、該MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディ ジタル画像信号を表わすが、該第1のデータ信号より も少ないデータを有し、該MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディジ タル画像信号から復号化された信号から得られ、画像再現用の第2のソースを与 えるテープ。 8. 該第1及び第2のデータ信号は、別個の再現速度で該画像再現を与える請 求項7記載のテープ。 9. 該再現速度の中の一つは、通常の再生速度である請求項8記載のテープ。 10. 該再現速度の中の一つは、通常の再生速度よりも高速の再生速度である 請求項8記載のテープ。 11. 画像再現用の該第1のソースは、通常の再生速度で再現される請求項7 記載のテープ。 12. 画像再現用の該第2のソースは、該通常の再生速度で再現される請求項 7記載のテープ。 13. 画像再現用の該第2のソースは、通常の再生速度よりも高速の再生速度 で再現される請求項7記載のテープ。 14. 画像再現用の該第2のソースは、逆の再生方向で再現される請求項7記 載のテープ。 15. 該第1及び第2のデータ信号は、各トラック内の特定の位置に別々に記 録される請求項7記載のテープ。 16. 該第2のデータ信号は、通常の再生速度と少なくとも一つ の規格該の再生速度で、トラックの変換を容易に行う特定のトラック位置に記録 される請求項7記載のテープ。 17. ヘリカル走査方式のトラックフォーマットを有する磁気テープ上に記録 されたディジタルビデオ画像を表わす信号の配置を決める方法であって、 a)正方向の所定の数の再現速度を選択する段階と、 b)逆方向の所定の数の再現速度を選択する段階と、 c)該正及び逆方向の該所定の数の再現速度の間に変換された各ヘリカル走査 方式のトラック上で共通トラック領域を定める段階と、 d)該共通トラック領域のデータ容量を定める段階と、 e)該共通トラック領域の記録された配置に適当なデータレートを得るため、 該ディジタルビデオ画像を表わす信号を処理する段階と、 f)該処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号が該共通トラック領域に 配置されるよう、該ディジタルビデオ画像を表わす信号と、該磁気テープ上に記 録された配置に対する該処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号を多重化 する段階とからなる方法。 18. ヘリカル走査方式のトラックフォーマットを有する磁気テープ上にMP EG方式互換性のディジタルビデオ画像表示信号を記録する方法であって、 a)該MPEG方式互換性のディジタルビデオ画像表示信号を受ける段階と、 b)MPEG方式互換性のトリックプレイ信号を生成するため、該MPEG方 式互換性のディジタルビデオ画像表示信号を処理する段階と、 c)該ディジタルビデオ画像表示信号が通常の速度の再生を容易に行うため全 トラックに記録され、該MPEG方式互換性のトリッ クプレイ信号がトリックプレイ再生を容易に行うため所定のトラック位置に記録 されるよう、該磁気テープ上に記録された配置に対する信号を形成するため、該 MPEG方式互換性のディジタルビデオ画像表示信号と該MPEG方式互換性の トリックプレイ信号の間で選択する段階とからなる方法。 19. 該トリックプレイ再生が第1及び第2のトリックプレイ速度で容易に行 われ、該第1のトリックプレイ速度は該第2のトリックプレイ速度よりも低速で ある請求項18記載の方法。 20. 該第1のトリックプレイ速度の再生は、該所定のトラック位置が単一の 所定の位置であることにより容易に行われる請求項19記載の方法。 21. 該第2のトリックプレイ速度の再生は、該所定のトラック位置が複数の 所定の位置であることにより容易に行われる請求項19記載の方法。 22. 該第2のトリックプレイ速度で再生を容易に行うため、該MPEG方式 互換性のトリックプレイ信号をアーディオ及びビデオセグメント内の複数の所定 の位置に記録する段階を更に有する請求項19記載の方法。 23. 上記処理する段階は、該MPEG方式互換性のトリックプレイ信号を形 成するべく低減されたビットレート信号を生成するため空間フィルタリングを行 う段階を更に有する請求項18記載の方法。 24. 該トリックプレイ信号の該データレートを低減するため空 間フィルタリングを行う段階を更に有する請求項1記載の方法。 25. 該ディジタルビデオ画像表示信号は、高品位テレビジョン画像を表わし 、各走査線が多数のサンプルにより構成された多数の動作的な走査線からなる請 求項1記載の方法。 26. 低減された垂直解像度を有するトリックプレイ信号を形成するため、該 高品位テレビジョン画像内の該動作的な走査線の数を削減する段階を更に有する 請求項25記載の方法。 27. 低減された水平解像度を有するトリックプレイ信号を形成するため、該 高品位テレビジョン画像内の1走査線当たりの該サンプルの数を削減する段階を 更に有する請求項25記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA,US, UZ,VN 【要約の続き】 機能を提供する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ヘリカル走査方式のトラックフォーマットを有する磁気テープ上にディジ タルビデオ画像を表わす信号を記録する方法であって、 a)正方向及び逆方向の所定の数の再現速度の間に変換された各トラック上に 共通領域を定める段階と、 b)該共通のトラック領域の記録された配置に適当なデータレートを得るため 、該ディジタルビデオ画像を表わす信号を処理する段階と、 c)該処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号が該共通のトラック領域 に配置されるよう、該ディジタルビデオ画像を表わす信号と、該磁気テープ上に 記録された配置に対する該処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号を多重 化する段階とからなる方法。 2. 各ヘリカル走査方式のトラックは、少なくとも2個の共通トラック領域を 有する請求項1記載の方法。 3. 該正方向の該所定の数の再現速度の中の少なくとも一つは、通常の速度の 再生に対応する請求項1記載の方法。 4. 該通常の速度の再生に対応する該速度以外の該所定の数の再現速度は、ト リックプレイ再生速度に対応する請求項3記載の方法。 5. 該逆方向の該所定の数の再現速度は、トリックプレイ再生速度に対応する 請求項1記載の方法。 6. 該共通のトラック領域のデータ容量を定める段階を更に有する請求項1記 載の方法。 7. MPEG方式互換フォーマットを有するディジタル画像信号を表わすディ ジタル信号がテープ上で連続したトラックに記録されるディジタルビデオカセッ トレコーダで使用する磁気テープであって、 該各トラックにある第1のデータ信号及び第2のデータ信号の記録された部分 からなり、 該第1のデータ信号は、該MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディ ジタル画像信号を表わし、画像再現用の第1のソースを与え、 該第2のデータ信号は、該MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディ ジタル画像信号を表わすが、該第1のデータ信号よりも少ないデータを有し、該 MPEG方式互換フォーマットで表わされた該ディジタル画像信号から復号化さ れた信号から得られ、画像再現用の第2のソースを与えるテープ。 8. 該第1及び第2のデータ信号は、別個の再現速度で該画像再現を与える請 求項7記載のテープ。 9. 該再現速度の中の一つは、通常の再生速度である請求項8記載のテープ。 10. 該再現速度の中の一つは、通常の再生速度よりも高速の再生速度である 請求項8記載のテープ。 11. 画像再現用の該第1のソースは、通常の再生速度で再現される請求項7 記載のテープ。 12. 画像再現用の該第2のソースは、該通常の再生速度で再現 される請求項7記載のテープ。 13. 画像再現用の該第2のソースは、通常の再生速度よりも高速の再生速度 で再現される請求項7記載のテープ。 14. 画像再現用の該第2のソースは、逆の再生方向で再現される請求項7記 載のテープ。 15. 該第1及び第2のデータ信号は、各トラック内の特定の位置に別々に記 録される請求項7記載のテープ。 16. 該第2のデータ信号は、通常の再生速度と少なくとも一つの規格該の再 生速度で、トラックの変換を容易に行う特定のトラック位置に記録される請求項 7記載のテープ。 17. ヘリカル走査方式のトラックフォーマットを有する磁気テープ上に記録 されたディジタルビデオ画像を表わす信号の配置を決める方法であって、 a)正方向の所定の数の再現速度を選択する段階と、 b)逆方向の所定の数の再現速度を選択する段階と、 c)該正及び逆方向の該所定の数の再現速度の間に変換された各ヘリカル走査 方式のトラック上に共通トラック領域を定める段階と、 d)該共通トラック領域のデータ容量を定める段階と、 e)該共通トラック領域の記録された配置に適当なデータレートを得るため、 該ディジタルビデオ画像を表わす信号を処理する段階と、 f)該処理されたディジタルビデオ画像を表わす信号が該共通トラック領域に 配置されるよう、該ディジタルビデオ画像を表わす信号と、該磁気テープ上に記 録された配置に対する該処理されたディ ジタルビデオ画像を表わす信号を多重化する段階とからなる方法。
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