JPH09512615A - レーザ粉体インジェクション法を用いたチューブ状壁を有するロケットエンジン用推力チャンバの製造方法 - Google Patents

レーザ粉体インジェクション法を用いたチューブ状壁を有するロケットエンジン用推力チャンバの製造方法

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JPH09512615A JP7528455A JP52845595A JPH09512615A JP H09512615 A JPH09512615 A JP H09512615A JP 7528455 A JP7528455 A JP 7528455A JP 52845595 A JP52845595 A JP 52845595A JP H09512615 A JPH09512615 A JP H09512615A
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Abstract

(57)【要約】 “Mae West”形といった一定の所定形状を有する複数の熱交換チューブを接合して、ロケットエンジン推力チャンバのチューブ束を得る方法が開示されている。上記複数のチューブは、レーザ粉体インジェクション溶接法によって互いに接合されていて、隣接したチューブ間のいかなるギャップをも閉ざすようになっているとともに、上記複数のチューブを互いにしっかりと固定するようになっている。ジャケット構造体は、その後、適切なジャケット組成を使用して、in-situで表面に対してレーザ粉体インジェクションコーティング、適切な材料のフレーム溶射法又はプラズマ溶射法を続けて施すか、予め形成しておいたジャケットをロウ付けするか溶接するかして、上記チューブ束に取り付けられる。本発明はまた、レーザ粉体インジェクション法を、損傷した上記チューブ束や、接合不良のチューブ束といった上記チューブ束の修理に使用することも意図する。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザ粉体インジェクション法を用いたチューブ状壁を有するロケットエンジン 用推力チャンバの製造方法 発明の背景 技術分野 本発明は、ロケットエンジンに関し、より詳細には、再生冷却されたロケット エンジン推力チャンバに使用できるチューブ状構造体に関する。 従来の技術 ロケットエンジンは、通常複数の推力チャンバを有しており、これらの推力チ ャンバは、推進剤の燃焼と加速と、による結果、極限的な高温にさらされること になる。このため、上記推力チャンバと、燃焼チャンバと、ノズルアッセンブリ と、は、上記推力チャンバの内壁に形成されたチューブ、又は、チャネルを通し て流れる冷媒によって多くの場合には冷却されている。すなわち、上記推力チャ ンバは、その内部で推進剤が燃焼し、ジャケット構造体によって取り囲まれた高 圧の熱交換ユニットとして考えることができる。より大きな重量運搬能力を持つ ロケットが引き続き望まれているので、上記推力と、その耐熱性と、を改善し、 かつ、上記推力チャンバの内側から高圧のガスを外部にリークさせないようにし つつ、上述した推力チャンバをより経済的に製造する方法が要求されていた。 典型的な上記推力チャンバの実施例としては、エッシャー(Escher)による米国 特許第3,208,132号を挙げることができる。この特許では、2つのシー ト内部に予め冷媒の流れる通路を形成しておき、次いで、形状づけられたシート をそれぞれ溶接、又はロウ付けしてそれぞれの流路を形成したロケットチャンバ が開示されている。しかしながら、この様にして形成される溶接の一体性は、検 査及び確認が困難である。 ノイ(Neu)による米国特許第3,190,070号は、横並びにテーパ形状の 断面を有する予め形状づけておいた複数の冷媒用導管からロケットチャンバを形 成する方法を開示しており、この導管は、出口側のノズルスロート部でその断面 が小さくされていて、冷媒の流速を高めるようにされている。 さらに、ストッケル(Stockel)等は、米国特許第3,595,025号におい て、複数の刻み目を内側に有したロケットチャンバ内壁を開示しており、この刻 み目は、外側壁が上記内側壁に対向するようにメッキされると、冷却チャネルを 形成するようになっている。このような刻み目は、大規模でコストが高い機械加 工を要するとともに、労力を必要とする。 ロケットエンジンの製造に関する特許は、チュマビクス(Tumavics)による米国 特許第3,127,667号を挙げることができ、この特許では、2つの厚さを 持つ壁構造が開示されている。デデーラ(Dederra)等による米国特許第3,69 0,103号は、チューブ状要素を互いに接合し、その接合の間を充填し、かつ 、上記チューブ状要素の外面に硬い外層を電気鋳造する方法を開示している。バ ター(Butter)による米国特許第3,501,916号は、ロケットエンジン燃焼 チャンバに適したチューブ状要素の製造についてのものである。また、ベッカー (Becker)等の米国特許第3,349,464号は、使用可能な延びた中空管が加 えられた構成と、その製造方法について開示している。さらにシュルツ(Shchulz )の米国特許第2,844,939号は実質的に細孔を有しないネオプレンエン ベロープで取り囲んだ柔軟なチューブ束燃焼チャンバについて開示している。ロ スマン(Rosman)の米国特許第3,224,678号は、組み立て(modular)型推 力チャンバを開示しており、これは、それぞれのチューブ束が互いに連結された ものである。ビーソン(Beeson)の米国特許第3,714,695号は、チューブ のブランケットを互いに溶接して、個々のチューブを互いに溶接する前に形状を 付けることなしに、どの様な所望の形状のブランケットでも製造できる方法を開 示している。さらに、ファン(Huang)の米国特許第3,897,316号は、複 合的にチャンネルが形成された壁構造が開示されている。 しかしながら、これまで提案されてきたチューブ状壁燃焼チャンバの製造方法 は、当業界では良く知られている数多くの問題を有している。例えば、得られる 冷却能力、圧力の大きさの限界、材料選択、及び生産性といった問題を挙げるこ とができる。従って、上記冷却通路が、容易かつ簡便な方法により製造でき、か つ、しっかりと互いに結合し、かつ、そのジャケット構造体に結合しているロケ ット用推力チャンバの製造方法が要求されていた。従って、本発明の目的は、推 進剤の燃焼生成物のリークに対する耐久性が改善され、 かつ、上記チューブ状体自体には冶金学的影響を与えずに、ロケット推力チャン バ熱交換ユニットのチューブを互いに接合させるための経済的、迅速、かつ確実 な方法を提供することにある。さらに、本発明は、外側構造体面と一体として形 成されるチューブ状推力チャンバを提供することを目的とする。 発明の開示 本発明は、ロケット推力チャンバの製造に関し、このロケット推力チャンバは 、互いに隣接する冷媒チューブの間を固定し、かつ、冶金学的な意味合いで接合 させるものである。本発明の好適な実施例では、複数の予成形した熱交換チュー ブを、横並びにジグ内に配置する。このジグは、対応する所定の形状、例えば“ Mae West”形を有していて、上記所望の構成にチューブ束を形成するようになっ ている。これらのチューブは、レーザ粉体インジェクション溶接法(laser powde r injection welding)によって互いに接合され、互いに隣接したチューブの間の ギャップが埋められて、上記複数のチューブ状体が互いに固定される。その後ジ ャケット構造体は、上記チューブ束に取り付けられる。これは、適切なジャケッ ト組成を使用して、in-situで上記表面にレーザ紛体インジェクションコーティ ングを行うか、又は、予め形成したジャケットをそこに溶接することで行われる 。本発明はさらに、レーザ粉体インジェクション法は、上記チューブ束が損傷し た場合や、接合が不完全であった場合に、上記チューブ束を修理するためにも使 用できる。 従って、本発明は、燃焼チャンバと、スロート領域と、ノズル領域と、を有す るロケット推力チャンバの製造方法を提供するものである。本方法は、上記ロケ ット推力チャンバの形状を有する複数の延びた中空チューブ状体を形成するステ ップと、上記複数の中空チューブを、共通の長手方向軸を中心として均等に離間 させ、かつ、円周上に平行に周方向に横並べにして、延びた中空部材を形成する ステップと、横並べにされた上記複数のチューブの間の領域にフィラー材料を充 填して、上記チューブの間の領域を完全に充填させるとともに、上記チューブを 互いに接合するステップと、この延びた中空部材にそれを取り囲んだ支持構造体 ジャケットに対して、そのチューブを接合させるステップと、を有しており、前 記フィラー材料は、レーザインジェクション溶接法によって施されることを特徴 としている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明によるチューブ状推力チャンバを概略的に示した図である。 図2は、図1に示した上記推力チャンバの端面立面図を示した図である。 図3は、図1のライン3−3に沿った上記推力チャンバの縦断面図である。 図4は、従来のレーザ粉体インジェクション法の焦点形成配置を概略的に示し た図である。 図5は、本発明のレーザ粉体インジェクション法の焦点形成配置を概略的に示 した図である。 図6は、本発明で使用するレーザ粉体インジェクション法のコーティング装置 を概略的に示した図である。 好適な態様の説明 上述したように、本発明は、ロケットエンジンの側面、容体、燃焼チャンバ壁 、スロート、及び排出ノズル(今後、これらを総じて推力チャンバと呼ぶ。)の 製造方法に関する。上記壁構成は、最小材料で高強度の壁を与えるものであり、 従って重量対推力比の観点からは、上記ロケットを高効率とすることができるも のである。本発明は、従来可能とされていたものよりも、所定の推力チャンバ重 量あたりの推力を著しく大きくすることを可能とし、かつ、このロケットエンジ ンは、より容易に構成できるものである。この様なロケットエンジンは、例えば 、剛性壁、又は、ジャケット構造体を配置させるかわりに、その回りに比較的薄 い材料が形成された内側壁は、同心とされた2重壁を有しているものである。上 記改善点は、後述する明細書によりよりいっそう明らかにすることができる。 現代のロケットエンジン製造は、推力チャンバの製造にあたっては、2つの方 法に焦点が絞られている。上記2つの方法のうちの第一の方法は、上述したよう に米国特許第3,595,025号、及び第3,897,316号に例示される 上記チャンネル型として参照できる形状を取り扱う方法である。第二の方法は、 上述した米国 特許第3,208,132号、第3,501,916号、第3,690,103 号に例示されるようなチューブ型の推力チャンバを製造するために用いられる方 法である。形状が上記チャンネル型の推力チャンバは、高圧運転が可能であり、 かつ、従って高い推力を発生させることができるが、熱交換特性が悪く、上記チ ューブ型推力チャンバより著しくコストがかかる。逆に、上記チューブ型のチャ ンバは、推力能力の面では制限されるが、上記チャンネル型チャンバよりも、よ り経済的に製造することができる。本発明は、より高い推力能力を有するチュー ブ型の推力チャンバに関するものであり、さらには、そのより経済的な製造方法 及び欠陥が容易に修理でき、かつ、上記すべてのチューブ束を廃棄することなく 修正、矯正できる方法に関するものである。 現在は、チューブ状推力チャンバは、極めて大量の金属チューブ、例えば34 7ステンレススチール材といった金属チューブを極めて正確に形成し、かつ、そ れぞれを配列させて、それらを接合することによって複雑な実質的には円形のチ ャンバとして形成されている。それぞれのチューブは、その互いに隣接したチュ ーブに半田付け、溶接、又は、ロウ付けされて、剛性の容体ベッセルが形成され 、その後、外側ジャケットが、上記チューブ束の外側面に取り付けられる。上記 複数のチューブを互いにロウ付けするには、上記チューブをそれぞれ極めて正確 に相対的に位置決めする必要があるが、これは、良好なロウ付けを行うためには 上記チューブ間のギャップを、従来では最大許容ギャップが0.008インチと なるように密接、かつ、均一に制御する必要があるためである。上記ジャケット の取 り付けは、注意深く形状付けた寸法の金属シートを用意し、それらを上記チュー ブのロウ付けの間に、又は、その後に、上記チューブ束上に配置させてロウ付け 、又は、溶接することで得られる。 本発明は、例えば、銅合金、ステンレススチール、又は、ニッケル合金といっ た種々の材料のチューブを、上記チューブに許容できないほどの損傷を与えず、 また、その特性を変えてしまうことなく接合するロウ付け以外の方法に関してい る。開示するプロセスは、上記チューブ束の間に合金層をレーザ粉体注入法によ り堆積させて、レーザ粉体インジェクション(laser powder injection)法、プラ ズマ溶射法、又は溶接法等によりジャケット構造体を形成させる前に、上記チュ ーブ管の上記空間を充填するものである。また、本発明は、上記チューブの間の ギャップを単に充填したり、接合させるばかりではなく、上記チューブを選択し た合金又は合金群で被覆して、in-situでジャケット構造体を形成させる方法を も包含するものである。 上述したように、接合させることができる上記チューブとしては、チューブ型 の推力チャンバに使用できる好適ないかなる組成のものを挙げることができる。 好適なニッケル基超合金としては、INCONEL 718(Ni-19 Cr-0.05 C-18.0 Fe-0.9 Ti-0.6 Al-3.0 Mo-5.2 Cb/Ta)、INCONEL 625(Ni-21.5 Cr-9.0 Mo-3.65 Cb/Ta)、 HAYNES A242(Ni-25 Al-8 Cr)を挙げることができる。好適なステンレススチール としては、347(Fe-18 Cr-10.5 Ni)、304(Fe-19 Cr-9.5 Ni)、及び316(Fe-13 Ni- 18 Cr-2.25 Mo)を挙げることができる。好適な銅合金としては、その高い伝導性 の点から選択される材料を挙げることが でき、これらの材料としては、NARLOY Z((Cu-3 Ag-0.5 Zr)を真空処理したもの )、NASA Z((Cu-3 Ag-0.5 Zr)をアルゴン処理したもの)、又は、GLIDCOP(OFHC CuにAl微粉末を1.5%分散させたもの)等を挙げることができる。GLIDCOPは 、高価ではあるが、高温強度特性に優れており、本発明においては最も好適であ る。本発明の上記接合方法は、現在利用できる上記ロウ付け技術よりは制約が少 ないので、厳密な許容度、やアライメントをすることなく上記チューブ束をレイ アップしたり、ジグ付けすることができる。例えば、レーザ粉体インジェクショ ン法によって、ロウ付けでは、0.008インチ未満としなければならない制限 があったのに対し、約0.030インチまでのギャップを橋掛けすることも可能 となる。上記チューブを互いに接合させるレーザ粉体インジェクション法は、接 合させるそれぞれの面の間のギャップが大きい場合でも充填を行うことができる ので、上記チューブ束をアッセンブリ化するに際して、大きな余裕を与えること ができ、このことによって、実質的に時間的、コスト的な効果を得ることができ るようになる。 上記チューブを互いに結合させるために使用する金属は、上記基体材料をロウ 付けするために好適に使用できる従来のロウ付け材料や、基体材料自体であって も良いし、又、それらに互換性のある合金であっても良い。従って、上記フィラ ー材料は、上記チューブ自体の材料として列挙した、いかなる材料であっても良 く、また、金−ゲルマニウムといったロウ付け材料であっても良く、さらには、 銅といった拡散接合材料や、当業界において知られているこれらとは別のロウ付 け材料、又は、拡散接合材料等を挙げることができる。 上記チューブの上記レーザ粉体インジェクション接合は、上記チューブ束の外側 面、すなわち、上記推力チャンバの外側において最も容易に実施することができ る。上記それぞれのチューブセグメントの間の離間を、上記フィラー材料を用い 、レーザ粉体インジェクション法によって充填した後、上記レーザ粉体インジェ クション法を、所望により、上記チューブ表面を被覆するべく続行して、滑らか な外側面を形成することもできる。 この様にして接合したチューブ束は、その後、好ましくは、高強度、かつ、水 素耐久性のある合金であり、さらに、低い熱膨張率のジャケット構造体合金によ って包囲される。このようなジャケット構造体材料としては、例えば、347ス テンレススチール、INCONEL 718、INCONEL 625、若しくはGLIDCOPといった銅合 金を挙げることができる。上記ジャケット構造体は、適切な形状にした材料をそ の場所に溶接又はロウ付けすることによって、又は、従来の電気鋳造浴中で、ニ ッケル合金を電気鋳造することによって施される。しかしながら、充分な厚さ、 例えば0.30から0.50インチの厚さでニッケル合金を電気鋳造するには、 鋳造に6月程度も要するので、この方法は、望ましくはない。本発明に従い、上 記レーザ粉体インジェクション法によって接合されたチューブ束上に、上記ジャ ケット構造体を形成するためのより効率的な方法としては、適切な合金を配置さ せて行うプラズマ溶射法、又は、火炎溶射法を挙げることができる。この様な合 金としては、347ステンレススチール、INCONEL 718、INCONEL 625、GLIDCOP を挙げることができるが、上記基体となるチューブと、上記チューブを互いに一 体となった束と するための上記フィラー材料と、に互換性があるように選択される、これらとは 別の好適な合金であってもよい。さらにまた、上記ジャケット構造体は、プラズ マ溶射ではなく、上記合金材料のレーザ粉体インジェクション法によって形成す ることもできる。上記レーザ粉体インジェクション法は、堆積させる部位が高温 とはならないため、高温により上記基体となるチューブ材料や上記フィラー材料 を過熱させたり、又は、よけいな応力を加えることが無いことを特徴とする。 加えて、本発明の効果は、接合操作を完了した後に、また、上記推力チャンバ を検査した後に、チューブアッセンブリを容易に修理することができることにあ る。上記チューブ間にどのような不完全に接合されたギャップがある場合でも、 上記ギャップには、容易にフィラー材料のレーザ粉体インジェクション法を行う ことができ、その欠陥を修理することができる。すなわち、上記複数のチューブ をロウ付け材で接合した後にロウ付けの欠陥が発見された場合には、このアッセ ンブリを2度目にロウ付けするサイクルを行う際に上記ロウ付け材の隣接したチ ューブ間の溝にしみ込んでしまい、上記接合の連続性が失われるので、多くの場 合には上記チューブ束はすべて廃棄されていた。しかしながら、レーザ粉体イン ジェクション法は、上記基体を過熱させないので、この技法は、ロウ付けに欠陥 があるチューブの修理のためにも使用することができる。実際のところ、上記レ ーザ粉体インジェクション法は、上記推力チャンバの外側面に上記ジャケット構 造体を取り付けた後にも接合欠陥を修理することができるが、これは、本レーザ 粉体インジェクション修理法 が、上記ジャケット構造体の取付中に形成される個々のチューブ間の上記接合の 小さなギャップを充填するように、上記チューブアッセンブリの内側において実 施することが可能なためである。 図1には、ロケットエンジンの推力チャンバ10を示すが、この推力チャンバ 10は、長手方向軸A−Bと、ヘッド、すなわちインジェクタ20と、複合壁ア ッセンブリ11と、燃焼チャンバ15と、スロート16と、ノズル17と、を有 している。上記複合壁アッセンブリ11は、ジャケット構造体12と、それぞれ が長いチューブ13及び14として形成され、かつ、形状づけられたチューブの 群、すなわち束から構成される複数の冷却通路と、を有しており、これらのチュ ーブは、さらに、互いに横並びに配置されて、複数の曲線から構成される実質的 に円形のチャンバを形成しているとともに、ノズル17の末端の液体冷媒マニホ ルド(図示せず)から上記ヘッドすなわちインジェクタ20にまで軸方向に延ば されている。上記複数のチューブは、金属製の上記外側ジャケット構造体12に 接合されており、このジャケット構造体12は、上述したように上記推力チャン バをシールするとともに推力チャンバからのガスのリークをシールし、かつ、ロ ケット燃料の燃焼により、内側に発生した圧力に耐えるようにされている。上記 複数のチューブ13,14は、上記推力チャンバの壁となっており、かつ、上記 チャンバの長さにわたった長手方向の冷媒通路を構成している。これらのチュー ブは、銅等の、高い熱伝導性を有する材料から、容易に形成することができ、か つ、上記チューブのつぶれを防止するために同時に内側から圧を加えるようにな った従来の成形ダイを使用することによって形 状づけることができる。この様に形成した後、上記チューブは、図1に示すよう な実質的に長手方向に曲がった形状となっている。上記推力チャンバ壁11は、 図1の矢印によって示される方向、すなわち、上記チャンバのノズル端から上記 インジェクタに向けて上記冷却チューブ13,14を通ってくる液状推進薬の流 れにより冷却される。 図2は、図1に示した上記推力チャンバ10の端面立面図であり、それの断面 を示しているとともに、ジャケット構造体12と複数の冷却チューブ13,14 とを有している上記壁アッセンブリ11が示されている。また、上記推力チャン バスロート16と、上記ノズル17も示されている。 図3は、図1のライン3−3に沿った断面図であり、簡略化された形状ではあ るが、互いに隣接し、配列されている薄い壁の複数の金属製冷媒チューブ13が 互いに接合され、かつ、上記ジャケット構造体12の内側面へと接合されている のが示されている。上記複数のチューブは、フィラー材料18を、上記チューブ 間の上記接合部19にレーザ粉体インジェクションすることによって互いに接合 されている。上記複数のチューブは上述したように、上記ジャケット構造体へと 接合されている。これとは別に、上記ジャケット構造体は、予め形成され、かつ 、上記構造体に取り付けられているのではなくて、in-situ形成されたコーティ ング材料層で構成されていても良い。 本発明によれば、フィラー粉体は、接合、又は、コーティングされる上記表面 の上側の位置において、パルス(連続;CW)YAG レーザ、又は、CO2レーザの経路上に噴射されて、上記表面自体の溶融、又は 、加熱を避けることができており、かつ、上記粉体は、可塑性を有する状態へと 加熱され、上記基体へと堆積され、隣接した冷媒チューブの間を接合する。この 手法は、上記フィラー材料を高密度かつ均一な層とすることができ、この際、こ のフィラー材料は、上記チューブ組成と互換性があるように選択されるが、熱膨 張係数が小さいことが好ましい。上記プロセスは、自動化させることもできるし 、製造上記必要に応じて調節することもできる。加えて、上記フィラー材料を上 記チューブの間の接合、又は、ギャップに充填することに加え、上記材料は、上 記チューブ束全体にコーティングできるようにレーザ粉体インジェクションを行 い、in-situで上記ジャケット構造体を形成させることもできる。 通常のレーザスプレー粉体コーティング、又は、レーザクラッディング操作で は、焦点配置は、概略的には図4に示したような配置とされ、高強度レーザ30 は、最後の対物レンズ31によって支持体35上に焦点が形成され、表面金属を わずかな体積だけ溶解させて、金属溶融プール32を形成する。上記粉体合金材 料33は、上記粉体インジェクタ34から噴射され、上記プール内で溶融し、そ の内部に拡散して行き,上記表面層の組成を所望するように変えることになる。 上記レーザビームと、上記ワークピースとの間の相対運動は、上記溶融材料を迅 速に冷却させることになり、上記固体材料内の相変化に伴い、固化する。通常の レーザクラッディング装置及びそのプロセスの性質では、上記レーザビームと上 記粉体は、同軸に配置されたレーザとスプレーノズルから噴出され、かつ、コー ティ ングする基体表面上において、同一の焦点位置を有している しかしながら、本発明では上記焦点は、従来の様に物体表面にではなく、接合 すべき上記チューブのわずかに上側に位置決めされる。図5に示されている如く 、レーザービーム40は最後の対物レンズ41により上記のチューブ、即ち、基 体45の上部で焦点が形成されてる。そこで、焦点からずれたところにも加熱さ れた領域46が形成される。その領域に粉体43をインジェクション手段44を 介して噴射する。この方法により、レーザービーム強度及び焦点を適切に制御し 、かつ、粉体粒径と、流量と、を適切に制御することにより、上記基体に衝突す る点において充分可塑的に変形可能なように、粉体粒子を加熱することができる 。この際フィラーの微細構造、コーティング材料、又は、上記基板については、 変更することができる。即ちマトリックス合金の1次微細構造は、上記粉体を迅 速に加熱することによって不変に保つことができ、これをヒートシンクとして作 用する比較的冷めた基体上に堆積させて急激に冷却させる。さらに、材料を迅速 に堆積させることが可能であり、上記接合部、又は、上記チューブの間のギャッ プを迅速、かつ、均一に充填することができる。 この様な高温下における上記粉体の実際の物理的状態は、十分に理解されてい ないが、マイグレーションをほとんど行わせず、又は、酸化物微粒子が凝集して 上記材料の微細構造に影響を及ぼさないように、上記粉体が充分に溶融されると ともに、迅速に固化するものと考えられている。これとは別に、上記粉体粒子の コア、すなわち、中心部は半溶融状態のまま、又は、固体のままで、上記それぞ れの 粉体粒子の表面を溶融させることができ、上記それぞれの粉体粒子間は、界面で 凝集するとも考えられる。いずれの状況であっても、もはや堆積した上記個々の 粉体粒子の間には、境界は存在しない。このような塗布を目的としたこのプロセ スを、非−平衡溶融法と呼ぶ。 この結果を得ることができるためには、多くの要因に依存しており、これらの うち、主要因としては、上記レーザ強度の制御、上記粉体組成と粉体粒径分布、 上記粉体の流量、上記基体からの上記焦点の距離、上記レーザと上記ワークピー スの間の相対運動を挙げることができる。本発明は、フィラー材料が接合するこ とができるいかなる基体に対しても上記フィラー材料を堆積させることができる が、上記接合は、拡散接合ではなく、完全に冶金学的接合であり、これは、上記 基体の上記表面層は、実体的にも、又、完全にも溶解されないためである。しか しながら得られる上記堆積物は、極めて均一であり、高密度(理論値に対してほ ぼ100%)である。さらに、上記基体を熱処理しないこと、すなわち、平滑化 させ、アニールさせ、又は得られたフィラー材料を高密度化させるため上記堆積 物を熱処理しないことから、多重コーティング層を極めて迅速に得ることができ 、また、上記堆積物のいかなる厚さであっても達成することができる。さらに、 個々の材料塗布層の組成を変えることもでき、この様にすることによって上記チ ューブ表面から上記外側面にまで組成の勾配を付けたり、変更したりすることが 可能となる。このような変更は、上記チューブを互いに接合させるために、ある フィラー材料を塗布し、その後に、コーティング材料を変えて異なっ た組成と特性とを付与することによって、上記ジャケット構造体のin-situ製造 を容易とするものである。 本発明に好適な装置は、図6にその概略を示した。この装置は、ロボットワー クステーション52上にターゲット55が配置されており、これは任意にレーザ 安全用のエンクロージャ53内に入れておくことができる。レーザ源50は、対 物レンズ51を有しており、さらに、上記ターゲットからは所定の距離だけ離れ ていて、粉体インジェクタ54に近接して位置決めされているとともに、この粉 末は、インジェクタ54に、粉末源57からライン56によって供給されている 。上記装置は、上記フィラー材料粉末が、上記粉末源57から、上記レーザビー ム58の焦点からずれ、かつ、上記ターゲットから所定の距離にある加熱領域内 へと噴射されるように設置される。上記粉末は、約−100メッシュから約+3 25メッシュの範囲のサイズが使用でき、約−100メッシュから+200メッ シュ(75μmから150μm)の範囲であることが好適であり、また、アルゴ ンなどの不活性ガスで高速で搬送されるようになっていることが好ましい。さら に、この粉末は、加熱後実質的に直ちに上記ターゲット上に堆積して、隣接した チューブを結合させるが、これは、上記レーザ源の運動に相対するようにして行 われている。上記ワークステーションは、ロボットであることが好ましく、この ロボットは、3から6の自由度を有しているとともに、油圧により、又は、電気 的に、又は圧空により、さらにまた、それらのいかなる組み合わせによって駆動 されていても良い。上記ロボットワークステーションは、定法に従い、コンピュ ータ制御することもできる。上記ワー クピースは、これとは別に静止させておき、上記ターゲットに相対させて上記レ ーザと、粉末インジェクションノズルと、を運動させても良い。上記レーザとし ては、例えば、パルスYAGレーザを挙げることができるが、堆積させる上記合 金が、冶金学的に等価となるような、連続的な(CW)レーザも本発明では使用 することができる。焦点形成性を有する種々の型のレーザを使用することができ るとともに、これらは通常の粉末スプレーノズルと組み合わせて使用できる。上 記レーザは、上記基体上に焦点を形成させないように焦点を形成することが重要 であるが、これは、上記表面の溶融を特に避けるためである。第二のレーザ又は 別の手段を、アライメントの目的のために用いることもできる。上記レーザ動作 パラメータは、コンピュータ制御されており、これは、上記ロボットワークステ ーションを組合わされていて、最適化された高信頼性の堆積を行うことができる 。 上記スプレーノズルは、上記金属粉末の粒子流を焦点からずれた加熱領域に連 続して供給できるように選択されるが、これを図5に示す。上記噴射された粉末 は、上記レーザによって、上記粉末が可塑性を帯びる状態、又は、非−平衡溶融 状態となる温度にまで加熱される。上記コーティング材料は、微粉末の可塑状態 となり、これらが不活性ガスの速い流れによって運搬されて、上記チューブの間 のターゲット接合部の比較的冷めた表面を衝撃し、その上に広がって行く。上記 表面を衝撃する際のこの様なクエンチング効果(少なくとも104°F/sと見 積もられる)は、フィラー材料を冶金学的に変えることなく上記フィラー材料を 冷却できる。上記粉末は、 非−平衡溶融状態にされており、かつ、上記基体は、上記表面層が溶融してしま う程度には上記レーザによって加熱されていないので、上記堆積層は、上記基体 と合金化せずに、その表面をコーティングすることになる。上記レーザの焦点位 置は、約0.10インチから、約1.0インチだけ上記ワークピースの上側に形 成させるようにすることができる。上記粉末の流量は、アルゴン等のキャリアガ スを制御して、約8g/minから約20g/minの速度で堆積されるように制御すること ができる。これまでは、金属合金粉末フィラーを使用することについて説明を加 えてきたが、本発明では上記レーザインジェクタへの供給には、ワイヤ供給を用 いることもできる。また、約25Wから400Wの出力範囲のYAGレーザ、約 25Wから6,000Wの出力範囲のCO2レーザ等、種々のレーザを使用する ことができる。このようなレーザは、連続的(CW)でもパルスモードでも使用 することができる。 実施例 チューブ型推力チャンバの製造に好適に用いることができる寸法の銅チューブ を、図1に示すロケット用推力チャンバ形状に製造した。上記複数のチューブは 、互いに隣接して緊密に配列させて、“Mae West”形状に環状とした。YAGレ ーザを、347ステンレススチールを堆積させるために配置させて、隣接したチ ューブの間に上記ステンレススチール接合層を堆積させた。上記それぞれのチュ ーブの間には強固な接合が形成され、実際にコーティングが行われた領域以外に 影響を受けた領域は、最小限となっており、かつ、上 記複数のチューブの間には、接合不良、又は、充填不良は見られなかった。上記 接合は、少なくとも従来のロウ付け技術によって得られる接合と同等であり、か つ、より簡便でコスト的に安価とすることができた。 本発明の上記記載は、当業者により、改良、変更できるし、適合させることが 可能であるが、この改良、変更、適合は、後述する請求項に記載の本発明の範囲 に含まれるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI B23K 9/04 8509−4E B23K 9/04 A 26/00 310 7820−4E 26/00 310B 7820−4E 310N F02K 9/97 9333−3G F02K 9/97

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 燃焼チャンバと、スロート領域と、ノズル領域と、を有するロケット用推 力チャンバの製造方法において、該製造方法は、ロケット推力チャンバ形状に成 形した形状の複数の延びた中空チューブを形成するステップと、前記中空チュー ブを平行、かつ横並びに周方向、かつ、共通の長手方向軸を取り囲んで等間隔で 環状に離間させて配置して、延びた中空部材を形成するステップと、横並びにさ れた前記チューブの間の領域にフィラー材料を充填して前記チューブ間の領域を 充填して、それぞれの前記チューブを互いに接合させるステップと、前記延びた 中空部材を取り囲んだジャケット構造体に複数の前記チューブを接合するステッ プと、を有しており、前記フィラー材料が、レーザインジェクション溶接法によ って充填されていることを特徴とするロケット用推力チャンバの製造方法。 2. 複数の前記チューブは、銅合金、ニッケル合金、ステンレススチール合金 を含んでなる一群から任意に選択された材料であることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 3. 複数の前記チューブは、(Cu-3 Ag-0.5 Zr)、及び(Cu-1.5 Al)を含ん でなる一群から任意に選択された材料であることを特徴とする請求項2に記載の 方法。 4. 前記フィラー材料は、銅合金、ニッケル合金、ステンレスス チール合金、ロウ付け材、及び拡散接合材料を含んでなる一群から任意に選択さ れた材料であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 5.前記フィラー材料は、上記チューブの組成と同一とされていることを特徴と する請求項4に記載の方法。 6. 前記ジャケット構造体は、配置されたシート材料をロウ付けする方法、配 置されたシート材料を溶接する方法、前記延びた中空部材の外側にニッケル基合 金を電気鋳造する方法、プラズマ溶射する方法、火炎溶射法、レーザインジェク ションコーティング法、からなる一群から任意に選択される方法によって設けら れていることを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. 前記ジャケット構造体は、前記フィラー材料と同一の材料であることを特 徴とする請求項6に記載の方法。 8. 前記ジャケット構造体は、プラズマ溶射法によって設けられていることを 特徴とする請求項7に記載の方法。 9. 前記ジャケット構造体は、火炎溶射法によって設けられていることを特徴 とする請求項7に記載の方法。 10. 前記ジャケット構造体は、レーザインジェクションコーティ ング法によって設けられていることを特徴とする請求項7に記載の方法。 11. 複数の前記チューブは、(Cu-15 Al)を含有しており、前記フィラーは 、ステンレススチール合金を含んでいて、かつ、前記ジャケットは、ステンレス スチール合金を含有していることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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