JPH09510796A - 眼鏡用のクリップ留めレンズ取付け具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 補足レンズ（10）の取り付けのための装置１（クリップ留めレンズ取付け具）は、その各端部４で、周囲長を短くするために縮ませることができる柔軟性のある材料のリング３を支持する弓状部２から成る。弓状部２の自由端部４にはフック５がある。クリップ留めレンズ取付け具１のリング３には付加的なフック６がある。クリップ留めレンズ取付け具１は、フック５および６によって眼鏡に取り付けられることができる。弓状部２およびフック６の端部は、リング３を形成する材料に埋め込まれる。リング３は柔軟で短くすることができる材料から作られるので、実際に巡り合う補足レンズの如何なる大きさおよび外形にも容易に適合して、補足レンズ10は眼鏡の形状に正確に適合されることができ、クリップ留めレンズ取付け具１の特別なベース本体を各眼鏡の型および各眼鏡の形状のために予備に取っておく必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 眼鏡用のクリップ留めレンズ取付け具 本発明は、補足レンズを保持する２つの柔軟な閉じたリングと、リングに接合 する弓状部、眼鏡にこの装置を取り付けるためのフックとによって眼鏡に補足レ ンズを取り付けるための装置に関する。 クリップ留めレンズ取付け具と呼ばれているこれらの装置は、様々な形で知ら れている。 例えば金属のクリップ留めレンズ取付け具が知られている。しかしながら、こ れらのクリップ留めレンズ取付け具は、一定の輪郭を有する補足レンズを保持で きるだけであり、眼鏡と別々に形成されたクリップ留めレンズ取付け具の眼鏡へ の取り付けを必要な安全性で行うのは不可能であるので、全く特定の形の眼鏡に のみ適応されるという欠点を有する。 さらに、眼鏡のフレームにクリップ留めされ得る金属の止め金によって相互接 続される２つのプラスチックのディスクを有するクリップ留めレンズ取付け具が 知られている。ディスクはプラスチックで形成されているので、クリップ留めレ ンズ取付け具が留められる眼鏡の輪郭に従ってそれらを切断し研磨することが可 能である。 クリップ留め取付け具の後者の公知の実施例の１つの欠点は、大きさを合わせ るための切断は通常手で行われており、正確でないので、美しくない外見が生じ ること、およびクリップ留め取付け具は眼鏡のフレームの上縁部上にのみ取り付 けられるので、保持が確実でないということである。 ＦＲ−Ａ−１ 036 891明細書、ＵＳ−Ａ−１ 909 796明細書、ＦＲ−Ａ−987 858明細書、またはＦＲ−Ａ−１ 095 500明細書は、それ自体で閉じられ、種々 の形状の眼鏡レンズに適応されるように柔軟性のある材料で形成されているリン グを有するクリップ留めレンズ取付け具および眼鏡を開示する。 本発明の目的は、現在一般に使われている眼鏡の形状に一致する輪郭を有する 補足レンズの単一の実施例が複数の眼鏡に取り付けられるように、最初に記述し たタイプの装置をさらに改良することである。 本発明によれば、これは、それらの周囲の長さを短くするために補足レンズに 対して可変長であるリングによって達成される。 本発明では柔軟であり、および少なくともそれらの周囲を短くする目的のため 、可変長のリングが使用されているので、このリングは補足レンズの形状に正確 に一致されるだけではなく、さらに補足レンズがその外形に関係なく容易にしっ かりとそれらを保持するように確実に取り巻く。 本発明により、市場における大抵の眼鏡に対して１つのリングのサイズまたは 多くても２つのリングのサイズで間に合うであろう。 本発明において、リングは例えば、少なくとも部分的に、ゴム弾性があり、長 さに融通性があり、およびまたは熱作用により縮む好ましい材料で構成されるの で、補足レンズは、縮めること、およびそうすることにより補足レンズの輪郭に 一致する形状をとることによって弾力的に補足レンズに当接するリングによって 取付けられることができる。 本発明において、前述されたように、リングは縦方向に縮み、およびまたは長 さにおいて弾性のある材料で全体的に構成される必要はなく、リングの材料の少 なくとも一部分が熱作用により縮むこと、およびまたは弾性があることことで十 分である。リングを構成する残りの部分の材料が、眼鏡のレンズの形状に切られ る補足レンズの輪郭にそれ自体を適合できるように柔軟性があるならばそれで場 合は十分である。 本発明は、一定のタイプの補足レンズに限定されるものではない。ガラスまた は合成ガラスにかかわらず、色が着けられているかまたは偏光用か、あるいは光 作用により色が出るかにかかわらず、クリップ留めレンズ取付け具に使用されて いる全ての補足レンズが本発明による装置を使用して取付けられることができる 。 本発明の１実施例において、リングが弓状部の端部に取り付けられることが提 供される。この型においては、リングに接合されている弓状部の領域が可撓であ ることが望ましい。このやり方により、通常金属でありこの領域でリングに接合 されるばね弾性弓状部の領域は補足レンズの外形に容易に整合されることができ るので、調和した外観をそこに生じ、リングは弓状部がリングに取り付けられる 領域においても補足レンズの縁部に全面的に相接する。 本発明の１つの好ましい実施例においては、弓状部の端部に、フックが眼鏡に 装置を固定するために突出することが提供されている。さらに眼鏡への取り付け のためのこれらのフックは、弓状部の端部の近くでリング自体に直接取り付けら れることができる。本発明の装置の眼鏡への保持を改善するため、各リングに、 弓状部がリングに接合されている場所からある間隔の所に少なくとも１つの付加 的な弓状部を付けることが提供され得る。これらの付加的なフックは、横に、お よびまたは下から眼鏡を係合する。 本発明の構成で、弓状部がリングに接合されている弓状部の領域がノッチによ り可撓性を持つことは好ましい。このようにして、特に金属弓状部は、補足レン ズの輪郭に非常に容易に整合されることができる。 リングに補足レンズをしっかりと固定するためには幾つかの可能なことがある 。補足レンズの縁部にリングを接合剤で接合するという１つの簡単な可能なこと の他に、本発明の構成で、リングに固定される補足レンズに対向する側で各リン グが周囲を通る溝を有することが提起されている。ここで、溝はほぼＶ型の断面 を有することが提供されてる。 １つの別の実施例において、リングに固定される補足レンズに対向する側に各 リングは、周囲を通るリブを有することが提供されている。ここで、リブはリン グの内側表面の中心にあることが好ましい。 本発明の装置が取り付けられる眼鏡のフレームの形に依存して、フックの色々 な実施例は（金属の）弓状部の端部の領域上または領域内で、およびリング自体 の上においてうまくいくことが立証されている。本発明の構成内の１つの実施例 は、少なくとも幾つかのフックが単に曲がったフックであることを特徴とする。 別の可能なことは、少なくとも幾つかのフックに引っ込み段を作ることであり、 この引っ込み段はリングに取り付けられたフックの端部の領域に配置される。２ つの実施例において、１つの装置では引っ込み段を付けたものおよび簡単なフッ クがあるように、フックを異なって形成することができる。 弓状部および、またはフックの端部は、溶接または接合剤によって、本発明の 構成内で、リングに接合されることができる。 しかしながら、本発明の構成内で、弓状部の端部がリングの材料で弓状部の端 部の周りを射出成形することによりリングに接合されることは可能であり、好ま しい。この実施例において、本発明によるクリップ留めレンズ取付け具の２つの リングへの弓状部の端部の確実な接合は、例えばリングの製造の射出成形工程に おいて直ちに、容易に達成される。 同様に、本発明の構成内で、個々のフックまたは全てのフックは（金属の）挿 入部によって随意に強くされるプラスチックから作られることが考えられる。こ のプラスチックはリングのプラスチックと同じプラスチックである必要はないが 、フックがリングと一体化される場合、同じであることが好ましい。 本発明の別の実施例において、眼鏡に装置を固定するために弓状部の端部の領 域に配置されるフックが弓状部と一体に作られることが提供されることができる 。この実施例は、弓状部の端部の領域に配置されて、それによりクリップ留めレ ンズ取付け具が眼鏡に取り付けられることができるフックを別に取り付けること は必要でないという利点を提供する。 本発明の別の実施例においては、同時に眼鏡に装置を固定するための少なくと も１つの付加的なフックが、リングを形成する材料でフック部分の周囲を射出成 形することによってリングに固定されることが提供されている。この実施例は、 例えば射出成形工程で行われるリングの製造中にこれらのフックの取り付けを直 ちに可能にする。 しかし、リングの材料と付加的なフックを一体にすることも可能であり、同様 に製造を簡単にする利点を提供する。この実施例においてだけではなく、別の実 施例においても、付加的なフックは、プラスチックか金属のような、リングの材 料より堅い材料の挿入によって強くされることが可能である。 本発明による装置の弓状部、フックおよびまたは付加的なフックの端部の確実 な接続を保証するため、それらがリングのプラスチックに埋め込まれる場合、本 発明の構成内で、少なくとも弓状部およびまたはフックおよびまたは付加的なフ ックの端部のリングのプラスチックに埋め込まれる一部分において、裂け目が穴 またはそのようなものと共に設けられ得ることが提供される。これらの裂け目が リングに埋め込まれる弓状部の端部領域に設けられる時、弓状部は、リングがこ の領域でもリングに挿入される補足レンズの輪郭に容易に整合されることができ るように容易に変形されることができる。 最後に、本発明においては、付加的なフックはプラスチックで形成されること が可能である。 リングに接合する弓状部は、本発明による装置においてプラスチックででも形 成されることができる。 本発明の別の詳細および特徴は、図面を参照して為される本発明の実施例の以 下の記載から分かる。 図１は、クリップ留め取付け具の第１の実施例を正面図で示し、 図２は、斜めから見たクリップ留め取付け具の弓状部を示し、 図３は、フックの１実施例を示し、 図４は、フックの別の実施例を示し、 図５は、クリップ留め取付け具の第２の実施例を示し、 図６は、斜めから見た図５のクリップ留め取付け具の弓状部を示し、 図７は、フックの１実施例を示し、 図８は、図５に示されるクリップ留め取付け具の右半分を拡大して示し、 図９は、２つの実施例における１つのフックを有する図６の弓状部の半分を上 から見た所を示し、 図１０は、（弓状部のない）リングを図８の線Ｘ−Ｘに沿った断面を示し、 図１１は、図１０に類似した断面の１つの別の実施例を示し、 図１２は、クリップ留め取付け具の別の実施例を示し、 図１３は、一体に成形されたフックを有する弓状部の１実施例を示し、 図１４は、上から見た図１４の弓状部の詳細を示し、 図１５は、側面から見たフックの領域における弓状部の詳細を示し、 図１６は、弓状部の端部がクリップ留め取付け具のリングの１つに接合されて いる場所を拡大して示し、 図１７は、図１６における線ＸＶＩＩ−ＸＶＩＩに沿った断面図を示し、 図１８は、図１６を上から見た図を示し、 図１９は、フックの取り付けのための１実施例を拡大して示し、 図２０は、図１９を上から見た図を示し、 図２１は、クリップ留め取付け具の別の実施例を示す。 図１および２に示された実施例におけるクリップ留めレンズ取り付け具１は、 弓状部２および２つのリング３から構成されている。弓状部２は、接合剤または 溶接によってその端部４の領域においてリング３に接合される。弓状部２の端部 にはクリップ留めレンズ取付け具１が眼鏡に取付けられるようにするフック５が それぞれ１つ在る。フック５は眼鏡に上から係合する。さらにフック５は、リン グ３に取り付けられ得る。 リング３が弓状部２の端部４に接合されている領域から少し離れた領域におい て、リング３上には、クリップ留めレンズ取付け具１が眼鏡にしっかりと取り付 けられるように、下または横から眼鏡を係合する付加的なフック６が在る。 弓状部２は、金属、プラスチックまたは天然材料で形成されることができる。 しかしながら、それは、眼鏡への本発明のクリップ留めレンズ取付け具の確かな 取付けに必要な弾性を有するべきである。 弓状部２の端部４は、特に金属から成る時に、複数のノッチ７を付けることで 可撓に形成されることができるので、それらは塑性変形によってリング３に取り 付けられている補足レンズ10の輪郭に一致する湾曲を執ることができる。 フック５および６は弓状部２と同様、接合剤または溶接によってリング３に接 合されている。 リング３は、柔軟性のある材料、例えばプラスチックで形成されており、それ 故にクリップ留めレンズ取付け具１が取付けられる眼鏡のレンズの形状に合わせ て研磨される補足レンズ10の輪郭に一致させられることができる。 補足レンズ10の周りのリング３が補足レンズ10に当接できるため、リング３は 短くするために可変長である材料で少なくとも部分的に形成されている。この材 料は、ゴム弾性プラスチックであり得る。リング３をゴム弾性材料から一体に作 ることは可能である。リング３は、例えば熱の作用によって縮む材料で全体的ま たは部分的に長さが短くなるように形成されることも好ましい。この実施例にお いては、補足レンズ10がリング３内に置かれてから、縮み処理が行われ、リング ３が補足レンズ10の外周に当接し、それらを保持する。 図１のクリップ留めレンズ取付け具１の実施例に示されるフック５および６は 、図３または４における引っ込み段を有することが好ましい。 弓状部２とその端部４との間には、ガラス面すなわち補足レンズ10の位置が眼 鏡に対して正確になるように、キンクしている部分９が存在する。 フック５および６により、リング３をクリップ留め取付け具１が装着される眼 鏡のフレームの大きさに合わせるため、金属とプラスチックフレームとの間の垂 直方向の補正が可能となる。 フック５および６は、示される実施例に従って金属から打ち抜かれることが好 ましい。 図５に示されるクリップ留めレンズ取付け具11の実施例において、フック５お よび６は図７に示されるように、すなわち図３および４の実施例の引っ込み段と 無関係な簡単なフックにされる。図５および６に示される実施例の別の詳細は図 ８および９から得られる。 リング３内での補足レンズ10の着座を改良するため、補足レンズ10はリング３ に単に接合剤で接合されることができる。また補足レンズ10は、リング３の内側 表面13すなわち補足レンズ10に向き合う表面の周辺溝12に適合する、縁部のベベ ルカットを有することもできる。従って、クリップ留めレンズ取付け具１または 11の補足レンズ10の確かな着座は、接合剤で接着しなくても、または少なくとも 連続的に接合剤で接着しなくても確実にされる。 別の１実施例は図１１に示されている。この場合には、補足レンズ10に対向す るリング３の内側表面13の中心には、示された実施例においては矩形である（如 何なる他の断面形状でも考えられる）断面を有する周辺リブ14が存在する。この リブ14は補足レンズ10の周辺上の対応する溝に適合するので、この実施例におけ る補足レンズ10はリング３にしっかりと保持される。 図１２に示されている本発明によるクリップ留めレンズ取付け具の実施例にお いては、図１３乃至１５に示されているように、端部４の領域に設けられるフッ ク５と一体に作られる弓状部２が存在する。弓状部２は、その端部４および少な くとも部分的に図１２に示される20と標識の付けられた領域においてリング３の 材料に埋め込まれている弓状部２と一体に形成されるフック５によってクリップ 留めレンズ取付け具のリング３に接合される。このことは本発明によって、弓状 部２の端部４およびフック５の少なくとも部分の辺りを、リング３の製造者にお いてリング３の材料で周辺を射出成形することにより行われる。弓状部２の端部 ４とリング３の材料との間の確実な接続を達成するため、リング３の材料に埋め 込まれた部分には穴21を明けることができる（図１４および１５参照）。 さらに弓状部２の端部４から少し離れてリングに取り付けられている付加的な フック６はリング３の材料に少なくとも部分的に埋め込まれることができ；同様 にこのことはリング３の材料をフック形状の部分の周囲に射出成形することによ って行われることができる。それ故、リング３の材料で完全にフック５および、 または６を被覆すること、或いは、フック５または６の一部分のみがリング３の 材料で被覆されることは可能である。 図１９および２０に示される実施例において、フック６の領域においては、穴 21を有し、悪い影響を与える弾性変形を無くすのに必要な強度をフック６に与え る補強挿入部23が存在する。 本発明による１つのクリップ留めレンズ取付け具すなわち図２１に示されてい るクリップ留めレンズ取付け具の実施例において、フック５および６は図１乃至 ４に示された実施例を使用して記載されたように形成されて、リング３はクリッ プ留めレンズ取付け具が取り付けられる眼鏡のフレームに対して内側への引っ込 み段を配置される。 フック６の挿入部22が、例えばプラスチックまたは金属で形成されて、リング ３の材料より強く固い材料で形成することができることは明らかにされるべきで ある。 フック５および、または６も、補強挿入部なしに形成され、リング３と一体に 作られることができる。このことは、特に付加的なフック６に対して好ましい。 本発明により、例えば金属とプラスチックとの組合せの色々なクリップ留めレ ンズ取付け具が利用可能となることは、認識され得る。本発明の基本的な考えは 、リングを大きさを合わせるためにカットされてしまっている補足レンズの形状 および大きさに正確に一致させることにある。このようにして、フレームの如何 なる形状および大きさに対しても、クリップ留め取付け具が掛けられ得る眼鏡の レ ンズの大きさおよび形状と全く同じクリップ留めレンズ取付け具が形成されるこ とができる。 要約すると、本発明は、例えば好ましくは以下のように記載されることができ る。 補足レンズ（10）の取り付けのための装置１（クリップ留めレンズ取付け具） は、その各端部４で、周囲長を短くするために縮ませることができる柔軟性のあ る材料のリング３を支持する弓状部２から成る。弓状部２の自由端部４にはフッ ク５がある。クリップ留めレンズ取付け具１のリング３には付加的なフック６が ある。クリップ留めレンズ取付け具１は、フック５および６によって眼鏡に取り 付けられることができる。弓状部２およびフック６の端部は、リング３を形成す る材料に埋め込まれる。リング３は柔軟で短くすることができる材料から作られ るので、実際に巡り合う補足レンズの如何なる大きさおよび外形にも容易に適合 して、補足レンズ10は眼鏡の形状に正確に適合されることができ、クリップ留め レンズ取付け具１の特別なベース本体を各眼鏡の型および各眼鏡の形状のために 予備に取っておく必要がなくなる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＵ，ＦＩ，ＪＰ，ＮＯ，Ｕ Ｓ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．補足レンズ（10）を保持する２つの柔軟な閉じたリング（３）、リング（３ ）を接合する弓状部（２）、および眼鏡に装置（１，11）を固定するためのフッ ク（５，６）を有する、眼鏡に補足レンズを取り付けるための装置（１，11）に おいて、 補足レンズ（10）用のリング（３）が周囲の長さを短くするために可変長であ ることを特徴とする装置。 ２．リング（３）が、長さを短くするために熱作用により縮む材料から少なくと も部分的に作られる請求項１記載の装置。 ３．リング（３）が、長手方向に弾性を持つ材料から少なくとも部分的に作られ る請求項１記載の装置。 ４．リング（３）が弓状部（２）の端部（４）に取り付けられている請求項１乃 至３のいずれか１項記載の装置。 ５．リング（３）に接合されている弓状部（２）の端部（４）が可撓性を持つ請 求項１乃至４のいずれか１項記載の装置。 ６．リング（３）に接合されている弓状部（２）の端部（４）がノッチ（７）に より可撓性を持つ請求項５記載の装置。 ７．弓状部（２）と弓状部（２）の端部（４）との間の移行領域に、キンクして いる部分（９）がある請求項１乃至６のいずれか１項記載の装置。 ８．眼鏡に装置（１，11）を固定するためのフック（５）が弓状部（２）の端部 （４）から突出している請求項１乃至７のいずれか１項記載の装置。 ９．各リング（３）に、リング（３）が弓状部（２）に接合されている場所から ある間隔の所に、眼鏡に装置（１，11）を取り付けるための少なくとも１つの付 加的なフック（６）が存在する請求項１乃至８のいずれか１項記載の装置。 １０．少なくとも幾つかのフック（５，６）に引っ込み段が形成されており、引 っ込み段（８）がフック（５，６）の端部の領域に配置され、前記端部がリング （３）に取り付けられる請求項１乃至９のいずれか１項記載の装置（図３，４） 。 １１．少なくとも１つのフック（５，６）が単に曲げられたフックである請求項 １乃至１０のいずれか１項記載の装置（図７）。 １２．弓状部２の端部（４）およびまたはフック（５，６）が溶接によってリン グ（３）に接合されている請求項１乃至１１のいずれか１項記載の装置。 １３．弓状部（２）の端部（４）およびまたはフック（５，６）が接合剤によっ てリング（３）に接合される請求項１乃至１２のいずれか１項記載の装置。 １４．弓状部（２）の端部（４）が、リング（３）の材料で弓状部（２）の端部 （４）の周囲を射出成形することによってリング（３）に接合される請求項１乃 至１３のいずれか１項記載の装置。 １５．眼鏡に装置を固定するために弓状部（２）の端部（４）の領域に配置され るフック（５）が、弓状部（２）と一体に作られる請求項１乃至１４のいずれか １項記載の装置。 １６．眼鏡に装置を固定するための少なくとも１つの付加的なフック（６）が、 リング（３）を形成する材料でフック部分（22）の周囲を射出成形することによ ってリング（３）に一度に固定される請求項１乃至１５のいずれか１項記載の装 置。 １７．付加的なフック（６）が、リング（３）の材料で一体に作られる請求項１ 乃至１６のいずれか１項記載の装置。 １８．付加的なフック（６）が、プラスチックまたは金属のような、リング（３ ）の材料より堅い材料の挿入部（22）によって強くされる請求項１乃至１７のい ずれか１項記載の装置。 １９．少なくとも、弓状部（２）およびまたはフック（５）およびまたは付加的 なフック（６）の端部の、リング（３）のプラスチックに埋め込まれた部分が、 穴（21）または同様な裂け目を有する請求項１乃至１８のいずれか１項記載の装 置。 ２０．フック（５）およびまたは付加的なフック（６）が、リング（３）の材料 とは異なる材料、特にプラスチックから成る請求項１乃至１９のいずれか１項記 載の装置。 ２１．弓状部（２）が、金属挿入部によって随意に堅くされる材料から成る請求 項１乃至２０のいずれか１項記載の装置。 ２２．リング（３）内に取り付けられる補足レンズ（10）に面するリング（３） の内側表面（13）上に各リング（３）が、周囲を通る溝を有する請求項１乃至２ １のいずれか１項記載の装置。 ２３．溝（12）がほぼＶ型の断面形状を有する請求項２２記載の装置。 ２４．リング（３）内に取り付けられる補足レンズ（10）に面するリング（３） の内側表面（13）上に各リング（３）が、周囲を通るリブ（14）を有する請求項 １乃至２３のいずれか１項記載の装置。 ２５．前記リブ（14）がリング（３）の内側表面（13）の中心にある請求項２４ 記載の装置。