JPH0951007A - ダイボンド装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

ダイボンド装置および半導体装置の製造方法

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JPH0951007A
JPH0951007A JP20306995A JP20306995A JPH0951007A JP H0951007 A JPH0951007 A JP H0951007A JP 20306995 A JP20306995 A JP 20306995A JP 20306995 A JP20306995 A JP 20306995A JP H0951007 A JPH0951007 A JP H0951007A
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JP
Japan
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collet
semiconductor chip
output
point
die
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JP20306995A
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Inventor
Makoto Kanda
誠 神田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Wire Bonding (AREA)
  • Die Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着作業の能率を高める。 【解決手段】 コレット6は、ボンディングヘッド7、
アーム24を介して、リニアモータ21の鉛直方向に直
動する可動部に固定的に連結している。可動部には、サ
ブミクロンの幅の目盛りが付けられたリニアスケール2
2が取り付けられ、これに非接触で対向する検出子23
によって目盛りが読み取られる。これによって、コレッ
ト6の高さが検出される。制御装置41は、検出子23
の出力にもとづいて、リニアモータ21の動作を制御す
る。半導体チップ5が装着部位2aに達する直前まで、
コレット6を高速度で降下させ、その後は緩やかに降下
させる。装着部位2aに達した後は、リニアモータ21
の出力を幾分高めて、装着のための適度な大きさの荷重
を半導体チップ5に印加する。このため、半導体チップ
5に損傷を与えることなく、半導体チップ5の移送およ
び装着が能率よく行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップ
(ダイ)をリードフレーム等へ装着するためのダイボン
ド装置、およびこのダイボンド装置を用いた半導体装置
の製造方法に関し、特に、移送速度およびボンディング
荷重を精密に調節するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のダイボンド装置の構成を
示す斜視図である。図5において、1はレール、2はレ
ール1に案内されつつ滑走することによって水平面内の
一方向であるX方向へと移動するリードフレーム、3は
リードフレーム2をX方向へ間欠的に移送する送り爪、
5はボンディングの対象とされる半導体チップ、4は半
導体チップ5が載置されるステージ、6は半導体チップ
5の表面を吸着することによって半導体チップ5を保持
するコレット、7はコレット6を固定的に支持するボン
ディングヘッド、16は先端部にボンディングヘッド7
を支持するアーム、8はアーム16を鉛直方向すなわち
Z方向へ移動させる上下動ユニット、10は上下動ユニ
ット8を水平面内のX方向に垂直なY方向へ移動させる
Y方向駆動モータ、11は上下動ユニット8をX方向へ
移動させるX方向駆動モータ、12はY方向駆動モータ
10およびX方向駆動モータ11が取り付けられるとと
もに上下動ユニット8を水平方向へ移動可能に支持する
XYテーブルである。
【0003】上下動ユニット8には、Z方向駆動モータ
9が備わっており、このZ方向駆動モータ9はタイミン
グベルト14を通じてボールネジ15を回転駆動する。
そして、アーム16の根元の部分がボールネジ15に螺
合しており、ボールネジ15が回転することによってア
ーム16がZ方向へ移動する。ボンディングヘッド7と
コレット6の間には、緩衝体としてのコイルバネ13が
介挿されている。
【0004】また、送り爪3の駆動装置(図示を略す
る)、Z方向駆動モータ9、Y方向駆動モータ10、お
よび、X方向駆動モータ11には、制御装置17が結合
しており、これらは制御装置17からの制御信号に応答
して所定の動作を継続的に行う。
【0005】この従来装置はつぎのように動作する。図
示しない他の搬送装置によってレール1に載置されたリ
ードフレーム2は、送り爪3が図5内に矢印で示すよう
にボックス動作を反復的に行うことによって、レール1
に沿って間欠的に移送される。リードフレーム2の上面
には、半導体チップ5を装着すべき部位(装着部位)が
一定のピッチで配列しており、送り爪3はこのピッチに
合わせてリードフレーム2をピッチ送りする。
【0006】リードフレーム2がピッチ送りされる合
間、すなわち静止している期間に、コレット6はステー
ジ4の上に置かれた半導体チップ5を吸着保持し、リー
ドフレーム2の装着部位に装着する。半導体チップ5
は、ハンダ等によってリードフレーム2に結合される。
装着される際の押圧力すなわち接合荷重は、コイルバネ
13の復元力によって印加される。なお、半導体チップ
5は、図示しない他の搬送装置によって、ステージ4の
所定の位置にあらかじめ置かれる。
【0007】アーム16の先端に取り付けられたコレッ
ト6は、Z方向駆動モータ9、Y方向駆動モータ10、
およびX方向駆動モータ11の3つの駆動装置によっ
て、X、Y、Zの三方向へ自在に移動することが可能で
ある。すべての半導体チップ5の装着が完了したリード
フレーム2は、送り爪3によって移送されるとともに、
レール1から排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コレット6
のZ方向の位置は、Z方向駆動モータ9の回転を制御す
ることによって調整されている。しかも、Z方向駆動モ
ータ9からコレット6までの間に、タイミングベルト1
4、ボールネジ15、コイルバネ13などの、ガタ(バ
ックラッシュ)、ブレ(オーバシュート)等の機械的誤
差をコレット6にもたらす複雑な動力伝達機構が介在し
ている。
【0009】このため、半導体チップ5を損傷すること
なく、半導体チップ5の吸着保持、リードフレーム2へ
の装着を安全に行うためには、コレット6のZ方向の動
きを緩やかにする必要があった。このため、従来のダイ
ボンド装置では、半導体チップ5を装着する作業の能率
が低いという問題点があった。
【0010】また、上述したようにコイルバネ13によ
って接合荷重が付加されるので、半導体チップ5の種類
等の変更にともなって接合荷重を変更する際には、コイ
ルバネ13を交換するという手間を要していた。このこ
とも、作業の能率化を妨げる一因となっていた。
【0011】この発明は、従来の装置における上記した
問題点を解消するためになされたもので、作業の能率を
高めることのできるダイボンド装置、およびこのダイボ
ンド装置を用いた半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の装置は、半
導体チップをコレットで吸着しつつ移送するとともに、
装着対象とされる媒体に装着するダイボンド装置におい
て、可動部が鉛直方向に直動するリニアモータと、リニ
アスケールと、当該リニアスケールの目盛りを非接触で
読み取る検出子と、前記検出子による検出結果にもとづ
いて、前記リニアモータの出力を制御する制御手段と、
を備え、前記コレットが前記可動部に固定的に連結され
ており、前記リニアスケールと前記検出子のうちの一方
が、前記可動部に固定的に連結することによって、前記
可動部の鉛直方向の位置が前記検出結果として得られ、
前記制御手段は、前記コレットが前記半導体チップを装
着する装着点へ向かう際に、当該装着点よりも高い位置
に設定された着地前高さに達するまでは、当該コレット
が高速度で下降するように前記出力を高くし、前記着地
前高さに達すると、前記装着点に達した後に前記半導体
チップに損傷を与えない程度の低速度で下降するよう
に、前記出力を低くすることを特徴とする。
【0013】第2の発明の装置は、第1の発明のダイボ
ンド装置において、前記制御手段は、さらに、前記コレ
ットが前記装着点に達した後、一定期間にわたって前記
出力を高めて装着に要する荷重を前記半導体チップに印
加することを特徴とする。
【0014】第3の発明の装置は、第2の発明のダイボ
ンド装置において、前記制御手段は、さらに、前記コレ
ットが前記装着点に達した後、前記出力を高めるのに先
だって、前記装着点に達する直前の前記出力を、別の一
定期間にわたって維持することによって、前記可動部お
よび当該可動部に固定的に連結する部分の機械的振動を
吸収することを特徴とする。
【0015】第4の発明の装置は、第1の発明のダイボ
ンド装置において、前記制御手段は、さらに、前記着地
前高さを第1着地前高さとし、前記コレットが前記半導
体チップを吸着する吸着点へ向かう際に、当該吸着点よ
りも高い位置に設定された第2着地前高さに達するまで
は、当該コレットが高速度で下降するように前記出力を
高くし、前記第2着地前高さに達すると、前記吸着点に
達した後に前記半導体チップに損傷を与えない程度の低
速度で下降するように、前記出力を低くすることを特徴
とする。
【0016】第5の発明の装置は、第4の発明のダイボ
ンド装置において、前記制御手段は、さらに、前記コレ
ットが前記吸着点に達した後、当該吸着点に達する直前
の前記リニアモータの出力を、一定期間にわたって維持
することによって、荷重を印加しつつ前記半導体チップ
を吸着することを特徴とする。
【0017】第6の発明の装置は、第5の発明のダイボ
ンド装置において、前記装着点から前記第1着地前高さ
までの距離、および、前記吸着点から前記第2着地前高
さまでの距離が、いずれも数十μm以下に設定され、前
記目盛りの間隔が略1μm以下であることを特徴とす
る。
【0018】第7の発明の製造方法は、半導体装置の製
造方法において、第1ないし第6のいずれかの発明のダ
イボンド装置を用いて、半導体チップを装着対象とされ
る媒体に装着する工程を備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
<1.装置の構成と概略動作>図1は、実施形態のダイ
ボンド装置の構成を示す斜視図である。なお、以下の図
において、図5に示した従来装置と同一部分には同一符
号を付して、その詳細な説明を略する。図1において、
24は先端部にボンディングヘッド7を支持するアー
ム、20はアーム24を鉛直方向すなわちZ方向へ移動
させる上下動ユニットである。
【0020】上下動ユニット20には、リニアモータ2
1が備わっており、アーム24はリニアモータ21に直
結している。リニアモータ21が動作することによっ
て、アーム24はZ方向に移動する。アーム24のZ方
向の位置は、アーム24に固定されたリニアスケール2
2と、これに対向して設置された検出子23とによって
検出される。
【0021】図2は、上下動ユニット20の内部構成を
示す正面図である。上下動ユニット20には、ベースプ
レート31が固定的に設置されており、このベースプレ
ート31の下面には、リニアモータ21の固定子として
のヨーク32が固定されている。そして、ヨーク32に
形成された溝に沿って、マグネット33が取り付けられ
ている。
【0022】ヨーク32の溝にはリニアモータ21の可
動子としてのコア34が挿入されており、コア34のマ
グネット33に対向する面にはコイル35が取り付けら
れている。アーム24は、このコア34に固定的に連結
しており、コア34のZ方向の動きにともなって同方向
へ移動する。
【0023】コア34の下端部の側壁には、Z方向に沿
ってリニアスケール22が取り付けられている。すなわ
ち、リニアスケール22は、コア34の動きに合わせて
Z方向へ移動する。ベースプレート31の下面には支持
材35を介して検出子23が固定されている。検出子2
3はリニアスケール22に対向する位置に、しかもリニ
アスケール22に接触しないように位置決めされてい
る。
【0024】リニアスケール22の表面には、略1μm
以下、例えば0.5μm程度の間隔で目盛りが設けられ
ている。例えば、半導体ウェハプロセスで用いられるマ
スク処理を転用することによって、サブミクロンの目盛
りを形成することは容易に可能である。検出子23は、
光学的手段を用いて非接触でリニアスケール22の目盛
りを計測する。
【0025】例えば、レーザ光線をリニアスケール22
へ投射するとともに、その反射光を受光することによっ
て、リニアスケール22上の目盛りを非接触で読み取
る。すなわち、リニアスケール22と検出子23とによ
って、コア34のZ方向の位置がサブミクロンの精度
(分解能)をもって検出される。リニアスケール22と
検出子23との間が非接触であるために、摩擦等によっ
て読み取り誤差が生じる恐れがなく、精度の高い読み取
りが可能となっている。
【0026】従来装置とは異なり、コレット6とボンデ
ィングヘッド7との間には、コイルバネ13は介挿され
ず、コレット6はボンディングヘッド7へ直接に固定さ
れている。すなわち、コレット6はボンディングヘッド
7、およびアーム16を介してコア34へ固定的、一体
的に連結しており、コレット6とコア34の間には、コ
イルバネ13、タイミングベルト14、ボールネジ15
などの機械的な伝達機構、すなわち運動の形態を転換す
る機構は一切介在しない。このため、ガタ、ブレ、遅れ
などの機械的誤差が著しく低減され、コア34の動きが
精度よくコレット6へと伝達される。
【0027】また、リニアモータ21が用いられるとと
もに、機械的な伝達機構がないために、Z方向に移動す
る部材全体の慣性が、従来装置に比べて低くなってい
る。このことも、ブレ、遅れ等の機械的誤差を低減する
のに寄与している。さらに、リニアスケール22と検出
子23の間が非接触であることも、機械的誤差の低減に
寄与している。
【0028】送り爪3の駆動装置(図示を略する)、Y
方向駆動モータ10、X方向駆動モータ11、およびリ
ニアモータ21には、制御装置41が結合しており、こ
れらは制御装置41からの制御信号に応答して所定の動
作を継続的に行う。制御装置41は、特にリニアモータ
21の動作を制御する際には、検出子23からの検出信
号を参照しつつ制御を行う。
【0029】この装置はつぎのように動作する。図示し
ない他の搬送装置によってレール1に載置されたリード
フレーム2は、送り爪3が図1内に矢印で示すようにボ
ックス動作を反復的に行うことによって、レール1に沿
って間欠的に移送される。リードフレーム2の上面に
は、半導体チップ5を装着すべき部位(装着部位)2a
が一定のピッチで配列しており、送り爪3はこのピッチ
に合わせてリードフレーム2をピッチ送りする。
【0030】リードフレーム2がピッチ送りされる合
間、すなわち静止している期間に、コレット6は、ステ
ージ4の所定の位置にあらかじめ置かれた半導体チップ
5を吸着し、保持しつつ移動した後、リードフレーム2
の装着部位2aへと装着する。半導体チップ5は、ハン
ダ等によってリードフレーム2に結合される。なお、半
導体チップ5は、図示しない他の搬送装置によって、ス
テージ4の所定の位置にあらかじめ載置される。
【0031】アーム16の先端に取り付けられたコレッ
ト6は、X方向駆動モータ11、Y方向駆動モータ1
0、およびリニアモータ21の三種類の駆動装置によっ
て、X、Y、Zの三方向へ自在に移動することが可能で
ある。すべての半導体チップ5の装着が完了したリード
フレーム2は、送り爪3によって移送されるとともに、
レール1から排出される。
【0032】<2.コレット6の動作>図3は、コレッ
ト6による半導体チップ5の移送および装着の工程を示
す工程図である。また、図4は、この工程の時間に沿っ
た流れを示すタイミングチャートである。以下に、これ
らの図を参照しつつ、コレット6による半導体チップ5
の移送および装着の工程について詳述する。
【0033】コレット6は、ステージ4の上に載置され
た半導体チップ5を吸着する吸着点A、その直上にあっ
て最も高い位置である方向転換点B、方向転換点Bと同
一高さでしかも装着部位2aの直上の位置である方向転
換点C、および装着部位2aに半導体チップ5を装着す
る装着点Dの間を、反復的に往復する。図4には、方向
転換点B、Cの中間点を起点および終点として、一往復
分の動作が示されている。
【0034】コレット6は、Y方向駆動モータ10の働
きで、方向転換点Cから方向転換点BへとY方向に沿っ
て高速度で水平移動する。方向転換点Bへ達すると、Y
方向駆動モータ10を停止させ、Y方向の速度をゼロに
する。そして、それに代わって、リニアモータ21を動
作させることによって、コレット6をZ方向に沿って下
降移動させる。
【0035】このときの、Z方向速度は、従来の装置に
比べて相当に高い値に設定される。すなわち、リニアモ
ータ21に大きな電流を供給してリニアモータ21の出
力を高くすることによって、コレット6を高速度で下降
させる。
【0036】検出子23がリニアスケール22の目盛り
を計測することによって、コレット6が吸着点Aのわず
かに上方すなわち着地前高さd1に達したことが検知さ
れると、リニアモータ21の出力を微小レベルに落と
す。その結果、コレット6の下降速度は微小レベル(低
速度v1)へと低下する。すなわち、緩やかな速度で吸
着点Aへと接近し、間もなく吸着点Aへと軟着地する。
このため、着地にともなって半導体チップ5に損傷を与
える恐れがない。
【0037】着地前高さd1は、代表的には数μm〜数
十μm程度であり、例えば10μmに設定される。リニ
アスケール22と検出子23の分解能がサブミクロンで
あるとともに、コレット6にガタやブレ等の機械的誤差
が殆どないために、着地前高さd1を数μmに設定する
ことが可能である。
【0038】コレット6が吸着点Aへ着地した後、一定
の吸着時間T1の間、リニアモータ21の出力は微小レ
ベルに維持される。その結果、コレット6は半導体チッ
プ5の上面を、約5g〜10g程度の荷重(吸着荷重w
1)で押圧する。この微小な吸着荷重w1が印加されるこ
とによって、半導体チップ5が確実にコレット6へと吸
着される。吸着時間T1は、半導体チップ5が確実に吸
着されるのに要する時間にもとづいて設定される。
【0039】吸着時間T1を経過すると、リニアモータ
21の出力を高くして、コレット6を高速度で上昇させ
る。そして、リニアスケール22と検出子23によっ
て、コレット6が方向転換点Bへ達したことが検知され
ると、リニアモータ21の出力をゼロにして、Z方向の
移動を停止させる。そして、Y方向駆動モータ10を動
作させて、コレット6を方向転換点Cへと高速度で水平
移動させる。
【0040】コレット6が方向転換点Cへ達すると、Y
方向駆動モータ10を停止させ、Y方向の速度をゼロに
する。そして、それに代わって、リニアモータ21を高
出力で動作させることによって、コレット6をZ方向に
沿って高速度で下降移動させる。
【0041】検出子23がリニアスケール22の目盛り
を計測することによって、コレット6が装着点Dのわず
かに上方すなわち着地前高さd2に達したことが検知さ
れると、リニアモータ21の出力を微小レベルに落と
す。その結果、コレット6の下降速度は微小レベル(低
速度v2)へと低下する。すなわち、緩やかな速度で装
着点Dへと接近し、間もなく装着点Dへと軟着地する。
着地前高さd2は、着地前高さd1と同様に、代表的には
数μm〜数十μm程度であり、例えば10μmに設定さ
れる。
【0042】コレット6が装着点Dへ着地した後、一定
の待ち時間T2の間、リニアモータ21の出力は微小レ
ベルに維持される。その結果、半導体チップ5は、約5
〜10g程度の荷重(着地荷重w2)で押圧される。こ
の待ち時間T2は、コレット6等のコア34に固定的に
連結する部分にわずかに現れる機械的振動が消滅するの
を待つために設定された時間である。
【0043】待ち時間T2を経過することによって、機
械的振動が収束した後に、リニアモータ21の出力が幾
分高められる。その結果、半導体チップ5はリードフレ
ーム2の装着部位2aへ、接合に必要な約50g程度の
荷重(接合荷重w3)で押圧される。この接合荷重w3
よって、半導体チップ5は装着部位2aへと確実に装着
される。
【0044】接合に要する時間にもとづいて設定された
接合時間T3を経過すると、リニアモータ21の出力を
高くして、コレット6を高速度で上昇させる。そして、
リニアスケール22と検出子23によって、コレット6
が方向転換点Cへ達したことが検知されると、リニアモ
ータ21の出力をゼロにして、Z方向の移動を停止させ
る。そして、Y方向駆動モータ10を動作させて、コレ
ット6を方向転換点Bへと高速度で水平移動させる。
【0045】以上の動作を反復することによって、半導
体チップ5が逐次移送され、リードフレーム2の装着部
位2aへと装着される。
【0046】以上のように、コレット6をZ方向に駆動
する駆動装置として同方向へ直接駆動するリニアモータ
21を使用し、しかも、リニアモータ21とコレット6
との間には、機械的運動形態を転換する何等の伝達機構
も介在しない。また、Z方向へ移動する部材全体の慣性
も低い。このため、リニアモータ21の動きが精密にコ
レット6へと伝達される。
【0047】加えて、サブミクロンの分解能をもつリニ
アスケール22と検出子23とによってZ方向の位置検
出が行われるので、吸着点Aおよび装着点Dに着地する
直前まで、高速度での移送が可能である。このため、従
来の装置に比べて作業の能率が飛躍的に向上する。
【0048】しかも、コレット6とボンディングヘッド
7の間には、コイルバネ13を介挿させることなく、リ
ニアモータ21の出力を調整することによって、所要の
接合荷重w3が印加される。したがって、接合荷重w3
変更する際には、リニアモータ21の出力を変更するだ
けで足り、装置の部品を交換する必要がない。このこと
も、作業能率の向上に寄与する。
【0049】また、上下動ユニット20の内部の構成
が、従来装置に比べて単純であるために、装置の製造コ
ストが低減される。
【0050】なお、方向転換点Bと方向転換点Cの間の
コレット6の水平移動が、Y方向駆動モータ10のみで
行われる例を示したが、X方向駆動モータ11との共同
で行われてもよい。特に、送り爪3によるリードフレー
ム2のピッチ送り幅に生じるばらつき(偏差)、互いに
別の構造物であるステージ4とXYテーブル12の位置
関係における誤差等を吸収して、半導体チップ5を常に
装着部位2aに精度よく装着するためには、X方向駆動
モータ11をわずかずつ駆動するのが望ましい。そのた
めには、ピッチ送りされた後のリードフレーム2の位置
を検出する検出装置を付加的に設けるとよい。
【0051】また、実施形態では、半導体チップ5をリ
ードフレーム2の上に装着する装置を例示したが、リー
ドフレーム2の代わりに、例えば基板などであってもよ
い。一般に、任意の媒体へ半導体チップ5を装着するダ
イボンド装置に対して、同様の構成が可能である。
【0052】
【発明の効果】第1の発明の装置では、鉛直方向に直動
するリニアモータの可動部にコレットが固定的に連結さ
れているので、コレットにガタ、ブレ等の機械的誤差が
殆ど現れない。また、可動部とコレットとが固定的に連
結しているので、制御手段は、可動部の鉛直方向の位置
に関する検出結果から、コレットの高さを精度よく検知
可能である。また、位置の検出にリニアスケールと検出
子とが用いられるので、制御手段はコレットの高さをリ
ニアスケールの目盛りの精度で認識可能である。そし
て、コレットが装着点へ向かう際に、あらかじめ設定さ
れる着地前高さまではリニアモータの出力を高くするこ
とによってコレットを高速度で下降させ、着地前高さに
達すると、装着点へ着地した後に半導体チップへ損傷を
与えない低速度で下降するように低出力へと切り換える
ので、半導体チップに損傷を与えることなく、半導体チ
ップの装着点への移送を高能率で行い得る。
【0053】第2の発明の装置では、コレットが装着点
に達した後、一定期間にわたってリニアモータの出力を
高めることによって、装着に要する荷重が半導体チップ
に印加されるので、半導体チップの装着が確実かつ能率
よく行われる。
【0054】第3の発明の装置では、コレットが装着点
に達した後に、可動部や可動部に固定的に連結する部分
の機械的振動が吸収されるので、後続の過程で半導体チ
ップに付与される荷重に、機械的振動に起因する変動が
現れない。このため、半導体チップの装着が、さらに確
実かつ能率よく行われる。
【0055】第4の発明の装置では、コレットが吸着点
へ向かう際に、あらかじめ設定される着地前高さまでは
リニアモータの出力を高くすることによってコレットを
高速度で下降させ、着地前高さに達すると、吸着点へ着
地した後に半導体チップへ損傷を与えない低速度で下降
するように低出力へと切り換えるので、半導体チップに
損傷を与えることなく、半導体チップの吸着点への移送
を高能率で行い得る。
【0056】第5の発明の装置では、コレットが吸着点
に達した後も、そのままリニアモータの出力を一定期間
にわたって維持することによって、荷重を印加しつつ半
導体チップを吸着するので、半導体チップに損傷を与え
ることなく、吸着が確実に能率よく行われる。
【0057】第6の発明の装置では、コレットが低速度
で移動する区間が数十μm以下に短く設定されるので、
半導体チップの移送に要する時間が最大限に短縮され
る。また、リニアスケールの目盛りの間隔が略1μm以
下であるために、吸着点および装着点からわずかに数十
m以下の地点で出力を切り換えることが可能である。
【0058】第7の発明の製造方法では、この発明のダ
イボンド装置を用いて、半導体チップの装着が行われる
ので、製造に要する時間が節減されるとともに、半導体
チップに損傷がなく、しかも、装着が確実に行われた信
頼性の高い半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のダイボンド装置の全体構成を示す
斜視図である。
【図2】 実施形態の上下動ユニットの内部構成を示す
正面図である。
【図3】 実施形態のコレットの動作説明図である。
【図4】 実施形態のコレットの動作のタイミングチャ
ートである。
【図5】 従来のダイボンド装置の全体構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
2 リードフレーム(媒体)、5 半導体チップ、6
コレット、21 リニアモータ、22 リニアスケー
ル、23 検出子、41 制御装置(制御手段)、34
コア(可動部)、A 吸着点、D 装着点、d1
地前高さ(第2着地前高さ)、d2 着地前高さ(第1
着地前高さ)、T1 吸着時間(一定期間)、T2 待ち
時間(別の一定期間)、T3 接合時間(一定期間)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップをコレットで吸着しつつ移
    送するとともに、装着対象とされる媒体に装着するダイ
    ボンド装置において、 可動部が鉛直方向に直動するリニアモータと、 リニアスケールと、 当該リニアスケールの目盛りを非接触で読み取る検出子
    と、 前記検出子による検出結果にもとづいて、前記リニアモ
    ータの出力を制御する制御手段と、 を備え、 前記コレットが前記可動部に固定的に連結されており、 前記リニアスケールと前記検出子のうちの一方が、前記
    可動部に固定的に連結することによって、前記可動部の
    鉛直方向の位置が前記検出結果として得られ、 前記制御手段は、前記コレットが前記半導体チップを装
    着する装着点へ向かう際に、当該装着点よりも高い位置
    に設定された着地前高さに達するまでは、当該コレット
    が高速度で下降するように前記出力を高くし、前記着地
    前高さに達すると、前記装着点に達した後に前記半導体
    チップに損傷を与えない程度の低速度で下降するよう
    に、前記出力を低くすることを特徴とするダイボンド装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイボンド装置におい
    て、 前記制御手段は、さらに、前記コレットが前記装着点に
    達した後、一定期間にわたって前記出力を高めて装着に
    要する荷重を前記半導体チップに印加することを特徴と
    するダイボンド装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のダイボンド装置におい
    て、 前記制御手段は、さらに、前記コレットが前記装着点に
    達した後、前記出力を高めるのに先だって、前記装着点
    に達する直前の前記出力を、別の一定期間にわたって維
    持することによって、前記可動部および当該可動部に固
    定的に連結する部分の機械的振動を吸収することを特徴
    とするダイボンド装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のダイボンド装置におい
    て、 前記制御手段は、さらに、前記着地前高さを第1着地前
    高さとし、前記コレットが前記半導体チップを吸着する
    吸着点へ向かう際に、当該吸着点よりも高い位置に設定
    された第2着地前高さに達するまでは、当該コレットが
    高速度で下降するように前記出力を高くし、前記第2着
    地前高さに達すると、前記吸着点に達した後に前記半導
    体チップに損傷を与えない程度の低速度で下降するよう
    に、前記出力を低くすることを特徴とするダイボンド装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のダイボンド装置におい
    て、 前記制御手段は、さらに、前記コレットが前記吸着点に
    達した後、当該吸着点に達する直前の前記リニアモータ
    の出力を、一定期間にわたって維持することによって、
    荷重を印加しつつ前記半導体チップを吸着することを特
    徴とするダイボンド装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のダイボンド装置におい
    て、 前記装着点から前記第1着地前高さまでの距離、およ
    び、前記吸着点から前記第2着地前高さまでの距離が、
    いずれも数十μm以下に設定され、 前記目盛りの間隔が略1μm以下であることを特徴とす
    るダイボンド装置。
  7. 【請求項7】 半導体装置の製造方法において、請求項
    1ないし請求項6のいずれかに記載のダイボンド装置を
    用いて、半導体チップを装着対象とされる媒体に装着す
    る工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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