JPH09509896A - てこ棒を備えるキーレスチャック - Google Patents

てこ棒を備えるキーレスチャック

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JPH09509896A
JPH09509896A JP7522897A JP52289795A JPH09509896A JP H09509896 A JPH09509896 A JP H09509896A JP 7522897 A JP7522897 A JP 7522897A JP 52289795 A JP52289795 A JP 52289795A JP H09509896 A JPH09509896 A JP H09509896A
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サルパカ,グレン,エル.
ウイルソン,ジェイ.,ラリー
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パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 回転可能な駆動軸を有する手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャックにおいて、ナットまたは締付けリングにより作動さる3つのジョー組立体を利用する第1の締付け機構と、補助締付け機構とを含むものである。補助締付け機構は、締付けカム輪郭部および解放カム輪郭部を形成するカム部を含んでいる。さらに、補助締付け機構は、複数のてこ棒を含み、各てこ棒の一端部がカム従動子を形成し、各てこ棒の他端部は、補助締付け機構が締付け方向に作動されるとき、てこ棒が前方に向けてナットを押圧し、ジョーを介して工具に強力な締付け力を発生させ、リアスリーブが解放方向に回転されるとき、てこ棒によりナットに与えられた圧力が解放されるように作用的にナットに連関されている。

Description

【発明の詳細な説明】 てこ棒を備えるキーレスチャック 発明の背景 本発明は、手動式、もしくは、動力式ドリル、または、電動式もしくは空気圧 式駆動装置に使用されるチャックに関する。 さらに詳しくは、本発明は、手動または駆動モータの作動により締め付けられ たり、あるいは、緩められたりしてもよいキーレスチャックに関する。 手動式の工具の駆動装置や電動式または空気圧式工具の駆動装置は双方よく知 られている。ねじれドリルは、そのような駆動装置が使用されるもっとも一般的 な工具であるけれど、その工具は、また、ねじドライバ、ナットドライバ、ばり 取り、砥石や他の切断もしくは研磨工具が取り付けられたものを含んでもよい。 その工具は、直径が変化するシャンクを有するもの、あるいは、工具のシャン クの断面が多角形であってもよいので、装置には、通常、比較的広い範囲にわた って調整できるチャックが備えられている。チャックは、ねじ孔またはテーパ孔 によって駆動装置に取付られてもよい。 多くの種類のチャックがその技術分野において開発されている。 チャックの最も簡単な形態においては、円周上に約120度間隔で互いに離隔 した3つのジョーが、駆動装置の駆動軸に取付られる本体内に角度付けられて配 置された通路によって拘束されている。チャックは、一方向に回転されるとき、 ジョーにおける外側ねじに係合する内側ねじの締付リングもしくはナットの回転 が、ジョーを工具の円柱状のシャンクに関し掴持関係とし、一方、反対方向の回 転が掴持関係を緩めるように形成されている。そのようなチャックは、もし手動 により回転されるならば、キーのないものであってもよい。そのようなチャック の一例は、「無衝撃のキーレスチャック」と称される米国特許第5,125,6 73号に開示されている。これは、本出願人に共に譲渡されて おり、全体の開示は、本出願の一部を構成するものとする。 キーレスチャックにおいては、通常の使用者の締め付け能力内で十分な保持力 を得ることが望ましい。上述のようなジョーを有する形式のチャックの多くにあ っては、工具を保持する保持力を強める一つの手段は、発生される保持力の大き さを強めるためにナットに係合するジョーにおいて比較的細かいねじを用いるこ とである。この解決手段は、チャックにより受入れられる工具の直径の範囲を広 げるためには、ナットの比較的多くの回転が必要となるという不都合がある。加 えて、軸受けのような摩擦低減手段が、発生する締付け力の量をさらに増大させ るために利用されている。さらに、そのうえに、通常の使用者により手に入れる ことができ、広く利用できる3つのジョーを有するチャックであって現在手に入 れることができるものにおいて締付け力を増大させることが望まれる。 発明の概要 本発明は、前述の考察および他の先行技術の構成および方法を認識し、取組ん でいる。 それゆえに、改良されたチャックを提供することが本発明のひとつの目的であ る。 把持力を強めることができるキーレスチャックを提供することが本発明の他の 目的である。 工具のシャンク径の幅広い範囲全体にわたって工具のサイズを容易に、かつ、 迅速に変更できるキーレスチャックを提供することが他の目的である。 ジョーにおける二段もしくは補助的な締付けをもたらすキーレスチャックを提 供することが他の目的である。 工具を容易にかつ迅速に解放させることができるチャックを提供することがさ らなる目的である。 本発明におけるこれらおよび他の目的は、提供する本発明により達成される。 本発明は、回転可能な駆動軸を有する手動もしくは動力式の駆動装置とともに使 用するチャックにおいて、ノーズ部およびテール部を有し、テール部が駆動装置 における駆動軸にはめ合わせるべく適合され、ノーズ部が内部に形成される軸孔 、および、軸孔を通じて角度付けられて配置形成され軸孔に交わる複数の通路を 有する略円柱状の本体部材を含んでいる。 さらに、そのチャックは、保持される工具に係合するために一方の側に形成さ れるジョー面、および、ナットに係合するために他方の側に形成されるねじをそ れぞれ有し、角度付けられて配置される各通路に摺動可能に位置決めされる複数 のジョーを含んでいる。 さらに、そのチャックは、本体部材に回動可能に取付られジョーのねじに係合 するナット、および、駆動中、ナットに係合し、本体部材に対して回転されると き、ジョーが移動されるように本体部材のノーズ部の上にあるフロントスリーブ 部材を含んでいる。 そのチャックは、さらに、補助締付け機構を含み、その補助締付け機構は、本 体部材に対して回動可能なカム部と、複数のてこ棒とからなり、 各てこ棒の一部がカム従動子を形成し、各てこ棒の他の部分が、カム部の回転に より作動されるとき、てこ棒が前方に向けてナットを押圧し、ジョーを介して工 具上に強力な締付け力を発生させるようにナットに作用的に連関している。 また、そのチャックは、補助締付け機構が工具におけるジョーが閉じる前に作 動することを妨げる弾性手段を含んでもよい。 また、本発明におけるこれらおよび他の目的は、提供する本発明により達成さ れる。本発明は、回転可能な駆動軸を有する手動もしくは動力式の駆動装置とと もに使用するチャックにおいて、ノーズ部およびテール部を有し、テール部が駆 動装置における駆動軸にはめ合わせるべく適合され、ノーズ部が内部に形成され る軸孔、および、軸孔を通じて角度付けられて配置形成され軸孔に交わる複数の 通路を有する略円柱状の本体部材を含んでいる。さらに、そのチャックは、保持 される工具に係合するために一方の側に形成されるジョー面、および、ナットに 係合するために他方の側に形成されるねじをそれぞれ有し、角度付けられて配置 される各通路に摺動可能に位置決めされる複数のジョーを含んでいる。 さらに、そのチャックは、本体部材に回動可能に取付られジョーのねじに係合 するナットもしくは締付けリング、および、駆動中、ナットに係合し、本体部材 に対して回転されるとき、ジョーが移動されるように本体部材のノーズ部の上に あるフロントスリーブ部材を含んでいる。 さらに、そのチャックは、本体部材のテール部上方に配される本体部材に対し て回転可能とされリアスリーブ部材、および、リアスリーブ内にカム部を含む補 助締付け機構を含んでいる。 カム部は、リアスリーブ内に締付けカム輪郭部と解放カム輪郭部とを形成する 。その補助締付け機構は、さらに、複数のてこ棒を含み、各てこ棒の一端部がカ ム従動子を形成し、各てこ棒の他端部は、締付け方向へのリアスリーブの回転に より作動されるとき、てこ棒が前方に向けてナットを押圧し、ジョーを介して工 具に強力な締付け力を発生させ、リアスリーブが解放方向に回転されるとき、て こ棒によりナットに与えられた圧力が解放されるように作用的にナットに連関さ れている。 本発明における他の目的、特徴、および、形態は、以下により詳細に述べられ る。 図面の簡単な説明 本発明の十分なかつ実施可能な開示は、当業者に対する最良の実施形態を含み 、添付の図への参照を含む明細書の残りの部分において、さらに詳しく述べられ る。 図1は、本発明の実施態様に従うチャックが用いられる動力機械の斜視図であ る。 図2は、本発明の実施態様の分解図である。 図3は、図2の実施態様に従うチャックにおける部分断面斜視図である。 図4は、図3における4−4線に沿った部分断面図である。 図5は、本発明の実施態様におけるてこ棒機構の部分断面図である。 図6は、本発明の実施態様におけるてこ棒機構の部分断面図である。 図7は、本発明の他の実施態様におけるてこ棒機構の部分断面図である。 図8は、図7における8−8線に沿った部分断面図である。 図9は、本発明のひとつの実施態様におけるリアスリーブおよび弾性手段の分 解図である。 図10は、弾性手段の変形例を示す本発明に従うチャックの一部の分解図であ る。 図11は、カムの輪郭部のひとつの実施態様を示すリアスリーブにおける正面 図である。 図12は、本発明に従うチャックのさらなる他の実施態様を示す部分断面図で ある。 図13は、本発明に従うチャックのさらなる他の実施態様の部分断面図である 。 図14は、本発明に従うフロントスリーブおよび保持バンドの配置の部分断面 斜視図である。 本明細書および図面において参照符号がくりかえし使用されるのは、本発明の 同一もしくは相似の形態もしくは要素をあらわすことを意味するものである。 好ましい実施態様の詳細な説明 本説明が例示的な実施態様の説明に過ぎず、また、本発明のより広い形態を制 限することを意味するものではなく、より広い形態が例示的な構成において具体 化されていることは当業者により理解されるべきである。 図1を参照するに、動力ドリル10が、本発明の実施態様に従うチャック15 とともに示される。動力ドリルが示されているとはいえ、チャックを必要とする 適当などんな形式の装置にでも、本発明のチャックが利用されてもよい。 図2および図3を参照するに、本発明の実施態様に従うチャックが示される。 チャック15は、概してノーズ部25およびテール部30を有する円柱状の本体 部材20を含んでいる。テール部30は、スピンドル、または、ドリルのような 駆動装置の駆動軸を受けるためのねじ孔35を含んでもよい。なお、ねじ孔が示 されているが、テーパ状のスピンドル、または、所望される環境に適合する他の 形式の連結機構に対しての取付のためテーパ状の孔であってもよい。 図2および図3に示されるように、本体部材20には、ノーズ部25の肉厚の 部分とスラストリング45との間に、40として示される溝が形成されている。 図2および図3に具体的に表されるように、スラストリング45は、本体部材2 0と一体となっている。しかしながら、スラストリング45は、本体部材20に 固定される独立した構成要素であってもよい。 本体部材20のノーズ部25は、軸孔55、および、軸孔55内に形成され、 かつ、軸孔55に交叉し角度付けられて配置された複数の通路60を画成してい る。軸孔55は、特別な寸法のチャックが収容するために形状付けられている、 ドリルビットのシャンクのような最も直径の大なる工具を受け入れるのに十分な 大きさを有している。 複数のジョー65は、角度付けられて配置された通路60のそれぞれに摺動可 能に位置付けられている。各ジョーは、保持されるドリルビットのシャンクのよ うな工具に係合するため、一方の側に形成された側面70を有している。また、 各ジョー65は、ジョーの側面70に対向する側に形成されたねじ75を含んで いる。本発明によれば、ジョー65のねじ75は、望むなら比較的目の荒いもの であってもよい。 内ねじ85を有するナットまたは締付けリング80は、本体部材20のスラス トリング45とノーズ部25との間の本体溝40内に収容される。ナットが締付 け方向に操作されるとき、ジョーが前方に向かって移動、もしくは、チャックの 先端に向かって移動し、また、ナットが緩める方向に回転されるとき、ジョーは 後退もしくはチャックの後端に向かって移動されるようにナットのねじ85は、 ジョーのねじ75に係合している。 ジョーおよびナットにおける荒い目のねじの利用により、ジョーを最大の移動 量にわたって移動させるために要求されるナットの回転数ができるだけ少ないも のとされる。 図2から図4までに示されるように、ナット80は、保持バンド86によって 一緒に保持される合わせナット(2部品ナット)であってもよい。保持バンド8 6は、さらに詳しく後述されるように、プラスチック製のアウタースリーブが圧 入されるようなセレーション87を含むものであってもよい。保持バンド86 により一緒に保持された合わせナットまたは割りナット(スプリットナット)8 0が図2に示されるが、1個のナットが保持バンド86が利用されることなく、 その代わりに、利用されてもよいことは当業者に理解されるべきである。 そのような実施態様においては、1個のナットがジョー65のねじ75に係合 してその上に収容され、かつ、その1個のナットが前方に向かうジョーから分離 されないようにばねクリップまたは他の手段によりそのナットが本体部に保持さ れるようノーズ部における本体部の肉厚部が縮小される。 また、80のような合わせナットまたは割りナットが利用されて、合わせナッ トまたは割りナットが前方の筒状部材に単独で一緒に保持されてもよい。さらに 、合わせナットが溝40内に配置された後、1個のナットに溶接される合わせナ ットが用いられてもよい。 図3を参照するに、フロントスリーブ部材90が示されている。フロントスリ ーブ部材90は、本体部材20のノーズ部25の上にあり、かつ、フロントスリ ーブ部材90が本体部材20に対して回転されるとき、フロントスリーブ部材9 0の回転方向に応じてジョー65が開閉されるようにナット80に駆動的に係合 している。フロントスリーブ部材90とナット80との間における駆動的係合は 、既知のどのような配置によっても可能である。例えば、フロントスリーブ部材 90は、その技術上周知であるように、ナット80または保持バンド86の上に 圧入固定されてもよい。加えて、ナット80が駆動ドッグ収容部を含み、かつ、 フロントスリーブ部材90が駆動ドッグを含み、かくて、フロントスリーブ部材 の回転時、ナットを作動するために駆動ドッグと駆動ドッグ収容部との間が係合 されてもよい。また、この形式の駆動機構は、この技術分野で周知である。 フロントスリーブ部材90は、あらゆる適当な複合材料、ならびに、プラスチ ック、金属、または、それらの結合材料のようなあらゆる知られた材料であって もよい。フロントスリーブ部材90が駆動ドッグ形式の配列を含むこの実施態様 においては、ばねクリップのような機構が、本体部材20上にフロントスリーブ 部材90を維持するために利用されてもよい。 また、本発明の好ましい実施態様に従うチャックは、補助締付け機構を含んで いる。図2から図4までの実施態様を参照するに、補助締付け機構95は、カム 部100を含んでいる。カム部100は、締付けカム輪郭部105と、解放カム 輪郭部110とを含んでいる。カム部100は、本体部材20のテール部30に 対して回動可能である。好ましい実施態様においては、カム部100は、本体部 材20のテール部30に回動可能に支持されるリアスリーブ115内に収容され ている。 カム部100は、リアスリーブ115内に圧入されて、またはさもなくば、リ アスリーブ115に取付られて、リアスリーブ115に一体とされてもよい。図 2に最もよく示されるように、リアスリーブ115は、ばねクリップ155の手 段、または、他の適当な保持手段により本体部材20のテール部30に回動可能 な方法で保持されてもよい。図2に示される実施態様においては、ばねクリップ 155は、チャックがスリーブ115を適所に維持すべく組立られるとき、本体 部材20内の溝160にはめ合わされるように適合されている。 さらに、補助締付け機構は、複数のてこ棒120を含んでいる。てこ棒120 は、好ましくはその一端部に位置せしめられるカム従動子部125と、補助締付 け機構がカム部100の回転により作動状態とされるとき、てこ棒120が前方 にナット80を押圧し、強められた締付け力がジョー65により保持されている 工具上に発生するように、ナット80に連関して作用する部分とを含んでいる。 カム従動子部125は、締付けカム輪郭部105と解放カム輪郭部110との間 に収容されている。 図2〜図4を参照するに、てこ棒120のナット80に連関して作用する部分 130は、本体部材20における溝部140内に収容されるように適合されるヒ ール135を含んでいる。好ましい実施態様においては、溝部140は、スラス トリング45内に配されている。 てこ棒120は、溝部140内に収容され、その中で回動する。てこ棒の接触 部145は、ナット80に接触するように適合されている。そのような実施態様 においては、そのような接触は、ナット80の縁150を介して可能であるが、 その接触のためには必然的にナット80の表面81にあることが望ましい。もち ろん、その接触は、適当ないずれの場所にあってもよい。 チャック15の動作は次の通りである。カム従動子部125が、165で示さ れる締付けカム輪郭部の始端部に位置せしめられ、かつ、ジョー65がドリルビ ットなどのシャンクを収容するために十分な量チャック内に引き込まれた、図4 に示される位置にリアスリーブがあるとき、フロントスリーブが締付け方向に回 転される。締付け方向は、代表的にはチャックの先端の前方側から見て時計方向 である。ジョー65は、ドリルビットのシャンクに接触するまで前方に移動され る。そのような接触のとき、シャンクは、チャックのジョー内に保持される。そ の時点で、図4の実施態様に示されるように、リアスリーブ115が反時計方向 である締付け方向に作動される。 リアスリーブ115が駆動されるとき、カム機構は回転され、カム従動子部1 25が締付けカム輪郭部105の部分106に沿って部分170に到達するまで 移動する。その際、リアスリーブ115の連続した動作により、カム従動子部1 25が、図5に最も示されるように、本体部材の軸中心線に対して外側に押圧さ れる。カム従動子部が締付けカム輪郭部105上の斜面にのりあがるとき、カム 従動子部が軸中心線に対して外側に移動する。 てこ棒120の他端は支点として作用するヒール135で回動され、この結果 、接触部145が作用し本体部材20のノーズ部に向けて前方にナット80を移 動させ、これにより、ナット80上に配される軸線方向の力によりジョー65を 介した付加的な締付け力をもたらす。 この点においては、ナット80は、補助締付け機構が作動されるとき、ナット の軸方向のいくらかの移動を許すように溝40内にいくらか緩めに固定されてい る。操作時、主たる締付け機構が作動されるとき、(即ち、ジョー65に対して のナット80の回転)そのジョーおよびナットの配列は、後方に予圧されている 。その後、補助締付け機構の作用は、チャックの全保持力を強めるために有効で ある。 ジョーにより保持されているドリルビットまたは工具を緩めることが望まれる とき、リアスリーブ115は、締付ける方向とは反対方向である緩める方向に回 転され、カム従動子部125は、解放部分175に到達するまで解放カム輪郭部 110に沿って移動する。解放部分175はカム従動子部を本体部材20の軸中 心線に対して内側に移動させる。そして、それによりてこ棒120の底部を回転 させ、ナット80との接触をなくし、それ故に、それに作用されていた力を解放 することとなる。その後、フロントスリーブ90は、後方に向けてジョー65を 引き込ませるために緩める方向に本体部材20に対して回動され、それ故に、そ れによって保持されていた工具を解放することとなる。 てこ棒120は本体部材20に対して回動するが、ナットに接触するまたは、 ナットに力を加える他の要素に接触するてこ棒120の下端の特別な部分は、本 発明にとっては重要なことではないということが理解されるべきである。 図6は、補助締付け機構の作動に先だった解放位置におけるてこ棒120を示 す。図5は、180で示されるように、カム部100の作動後のてこ棒120の 作動された位置を示す。 好ましい実施態様においては、補助締付け機構95が工具上にジョー65が閉 状態をとる前に作動することを妨げる弾性手段が設けられている。図2および図 7〜図9を参照するに、この中に具体化されているように、弾性手段は、本体部 材20のテール部30に固設されたワッシャ180を含んでもよい。ワッシャ1 80は、弾性部185および開口部190を含んでいる。さらに詳しく図7〜図 9を参照するに、弾性手段はさらにリアスリーブに伴って回転するためにリアス リーブ115に作動的に固設されたランプ部材195を含んでいる。 ランプ部材195は、ワッシャ180上の斜道部(ランプ部)205を押圧す る斜道部200を含んでいる。作動においては、ワッシャ180は、本体部材2 0のテール部30に固定的に取付られ、ランプ部材195は、本体部材20に対 してリアスリーブに伴って回転するためにリアスリーブ115に固定的に取り付 けられている。ランプ部材195における斜道部200は、ワッシャ180にお ける斜道部205に係合し、かつ、本体部材20に対するリアスリーブ115の 回転を防止する。 ランプ部材195を通じてワッシャ180における弾性部185に伝達される 十分な力がリアスリーブ115に供給されたとき、弾性部185は撓み、かつ、 斜道部200が斜道部205を超えて移動することとなり、それにより、リアス リーブ115が本体部材20に対して回転することとなる。これがリアスリーブ 115が所望される力が加えられる前に作動することを妨ぎ、この力はワッシャ 180における部分185の弾力性により制御される。これが、リアスリーブ1 15が補助締付け機構を作動させる前に、フロントスリーブ90がドリルシャン クなどにジョー65を接触させるべく作動され得ることを確実にする。ワッシャ 180がリアスリーブ115内に固設され、および、ランプ部材195が本体部 材20に固設されるようになされてもよいことは、当業者に理解されるべきであ る。その作動は上述と同様である。また、ランプ部材195は、リアスリーブ1 15と一体のもの、もしくは、分割された構成要素とされてもよく、また、リア スリーブ115および/またはカム部100と同一もしくは異なる材料で構成さ れてもよいことも理解されるべきである。また、斜道部に他の形態が、上述した のと同一または同等の機能をもたらすように利用されてもよい。 図10を参照するに、本体部材20のテール部30にワッシャ180を固定す るための種々の機構が示されている。一つの実施態様においては、ワッシャ18 0の内径が異形とされ、かつ、本体部材20のテール部30の部分もまた係合す る外形において異形である。図10の左手側に示される実施態様においては、ワ ッシャ180の内部の形状は、ほぼD形であり、また、本体部材20のテール部 30の直径もまた、ワッシャ180がテール部30上に配されるとき、二つの構 成要素が回転方向に一体に移動するようにほぼD形である。 図10の右手側に示される実施態様においては、ワッシャ180は、ワッシャ 180がテール部30に配されるとき、ワッシャ180および本体部材20が一 体に回転するように本体部材におけるテール部30の溝215に係合するよう適 合されたその内径上のタブ210を含んでいる。 再び図6を参照するに、補助締付け機構が工具上にジョーが閉じる前に作動す ることを妨げるための弾性手段の他の実施態様が示されている。 この実施態様においては、弾性手段は、てこ棒に連関されるエラストマーのバ ンド220を含んでいる。エラストマーのバンド220は、てこ棒120の上端 部の外側への移動に対する抵抗力をもたらすように形状付けられている。好まし い実施態様においては、エラストマーのバンド220は、前記てこ棒のそれぞれ の少なくとも一部分を取り囲む。 作動時において、エラストマーのバンド220は、てこ棒120に本体部材に おける軸中心線に対して内側に向かう力をもたらす。 この内側に向かう力は、リアスリーブが回転し始め、カム従動子部125が締 付けカム輪郭部に昇り、それにより、てこ棒を移動させナット80に強力に接触 する前に、フロントスリーブがジョーのために十分に締め付けられ、工具に接触 するように、締付けカム輪郭部に沿ったカム従動子部125の移動をさらに困難 にするために役立つ。 複数のエラストマーのバンドが利用されてもよく、また、てこ棒120に対す るエラストマーのバンド220の位置は、所望される結果を得るためにいずれの 適当な位置であってもよい。さらに、エラストマーのバンドは、カム従動子12 5とカム部100との間に一定の内側に向かう力をもたらすために形状付けられ るか、または、エラストマーのバンドは、カム従動子部125が締付けカム輪郭 部105に昇り始め、従って、本体部材20の軸中心線に対して外向きとなると き、力を施すだけのために形状付けられてもよい。 加えて、エラストマーのバンド220は、例えば、ゴムのようないずれの適切 な材料で構成されてもよく、エラストマーのバンドの材料は、本発明にとっては 重要な問題ではない。 また、本体部材20に対してリアスリーブ115が回転するとき摩擦を低減す るためにリアスリーブ115と本体部材20との間に位置せしめられた摩擦低減 軸受手段225を有することが望ましい。そのような軸受手段は、インナーレー ス235およびアウターレース240を有するボールベアリング230のような いずれかの知られた構成である。 いずれかの適当な軸受手段は、単列もしくは複列ローラベアリングなどや当業 者の見地の範囲内で良いとされる選択を含み、利用されてもよいことが理解され るべきである。 図4および図11を参照するに、カム部100の望ましい実施態様が示されて いる。図4においては、締付けカム輪郭部105は、ほぼ一様な最初の部分10 6と、てこ棒120のカム従動子部125を本体部材20の軸中心線に対して外 側に移動させ170で始まる外側に傾く部分とを含んでいる。 図4における解放カム輪郭部110は、カム従動子125の内側への移動がな いほぼ一様な軌道111と、てこ棒120のカム従動子部125を本体部材20 の軸中心線に対して内側に移動させて、ナット80との係合外にてこ棒120の 底部を回動させ、かつ、それにより、ナット80から補助締付け機構を解放する 解放くぼみ175とを含んでいる。 図11を参照するに、カム部100の他の実施態様が示されている。図11に おける実施態様においては、締付け輪郭部245は、図4に示されるものと実質 的に同一である。解放輪郭部250は、本体部材20の軸中心線に対しカム従動 子部125の実質的な移動がない最初のほぼ一様な部分255を含んでいる。図 11に示される実施態様においては、ランプ部260は、締付け輪郭部の最初で もある解放輪郭部の端部に示されている。それ故に、カム従動子部125がラン プ部260に係合するとき、カム従動子部125は、本体部材20の軸中心線に 対して内側に移動され、それにより、てこ棒120からナット80上の力を解放 する。 二つの望ましいカム輪郭部が示されているが、ナット80に連関して近接およ び離隔する動作でてこ棒の移動をもたらし、所望される補助的な締付け効果をも たらすであろういずれかの適当なカム輪郭部が利用されてもよい。 図12を参照するに、本発明の他の代替の実施態様が示されている。 図12は、ナット80とフレキシブルスラストワッシャ270との間に含まれ る軸受部材265を除いては先の実施態様と同一である。軸受部材265は、保 持器275および転動体280を含んでもよい。保持器275は、てこ棒120 の底部285が軸受部材265の干渉なしにナット80に直接的に接触できるよ うな適当な切欠部分もしくは、空所の領域を含むものでもよい。この実施態様に おいては、軸受部材265は、補助締付け機構95の作動前にスラストワッシャ 270に対してナット80の摩擦が低減された移動をもたらす。 補助締付け機構95が作動したとき、てこ棒120の接触部285は、ナット 80に接触し、ナット80における前方に向かう力をもたらし、それにより、強 められた締付け効果が発生することとなる。 図12における先の実施態様と同一の構成要素は同一もしくは類似の方法で 作動することが理解されるべきである。また、軸受部材265が摩擦低減ワッシ ャまたは他の摩擦低減手段であってもよいこともまた理解されるべきである。 図13を参照するに、本発明のさらなる他の実施態様が示される。図13にお ける実施態様においては、軸受機構290は、保持器295および転動体300 を含んでいる。スラストワッシャ305は、本体部材20に支持されており、あ るいは、その代わりに、リアスリーブ115に支持されてもよい。スラストワッ シャは、軸受機構290を通じて後方に向く軸力を受けている。てこ棒120は 、作動状態のとき、ナット80にボールベアリング300を通じて力を伝達する フレキシブルスラストワッシャ305に接触し、上述したような補助締付け機構 に力をもたらすように形成されている。 この実施態様においては、てこ棒120とナット80との間の接触は、フレキ シブルスラストワッシャおよびボールベアリングを含む1個以上の中間構成要素 を介している。また、力を伝達するてこ棒120とナット80に作用的に連関す るいずれかの構成要素との接触は、当業者にとっては本発明の範囲内となるもの 、あるいは、同様な結果をもたらすものであってもよいことが理解されるべきで ある。 図13に示される実施態様の他の構成要素は、他の実施態様に関連して上述し た方法で作動する。さらに、ボールベアリングは、摩擦を低減させる座金や面な どに代えることができる。 図14は、65のようなジョー(図2を見よ)に係合するのに分離された、す なわち、2個からなるナット310が利用されている本発明の他の実施態様を示 す。この実施態様においては、ナット310がポリマー材料で構成されるフロン トスリーブ315に圧入されている。 フロントスリーブ315の外側に支持されるのは、取巻きバンド320である 。好ましい実施態様においては、取巻きバンド320は、フロントスリーブ31 5の一部分に付加的な剛性をもたらすために金属製の材料で構成されている。取 巻きバンド320は、分割した金属製バンドであってもよく、または、フロント スリーブと互いに一緒に鋳込まれたものであってもよい。図示されるよう に、フロントスリーブ315は、操作のためにフロントスリーブの握りを強める ために握り部325を有している。 本発明のための他の強化策が利用されてもよい。例えば、ラチェット式スリッ プクラッチのような過トルククラッチがリアスリーブに備えられることができる 。さらに、リアスリーブが省略され、かつ、フロントスリーブだけを利用できる 。また、2つからなる複合てこ棒が上述のような1つのてこ棒に代えて利用され ることができる。加えて、てこ棒120は、圧力が加えられるとき弾力性があり 、かつ、多少の柔軟性および曲がりがあるものが利用されてもよい。そのような 実施態様においては、その弾力性のあるてこ棒は、上述した他の弾性手段を使用 することなく、補助締付け機構95の早過ぎる作動に対する抵抗を与えるために 予圧される。最後に、フロントスリーブは、1個以上の軸受けを介し本体部を含 めていずれかの適当な手段で適所に支持されてもよい。 本発明に対してのこれらおよび他の修正および変形が、さらに詳しく添付され た請求の範囲に述べられた本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業 者により実施され得る。加えて、多種の実施態様の形態は、双方、全体的もしく は部分的に交互に交換されてもよいことは理解されるべきである。さらに、当業 者は前述の説明は一例にすぎないものであり、また、添付された請求の範囲にお いてさらに説明される本発明を制限することを意図するものではないことを理解 しよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ウイルソン,ジェイ.,ラリー アメリカ合衆国 29627 サウスカロライ ナ州 ベルトン ジェイムズ コックス ロード 2003

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転可能な駆動軸を有する手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用する チャックであって、 a)ノーズ部およびテール部を有し、該テール部が前記駆動装置における前記 駆動軸にはめ合わせるべく適合され、該ノーズ部が内部に形成される軸孔、およ び、該軸孔を通じて角度付けられて配置形成され該軸孔に交わる複数の通路を有 する略円柱状の本体部材と、 b)保持される工具に係合するために一方の側に形成されるジョー面、および 、ナットに係合するために他方の側に形成されるねじをそれぞれ有し、前記角度 付けられて配置される各通路に摺動可能に位置決めされる複数のジョーと、 c)前記本体部材に回動可能に取付られ前記ジョーの前記ねじに係合するナッ トと、 d)駆動中、前記ナットに係合し、前記本体部材に対して回転されるとき、前 記ジョーが移動されるように前記本体部材のノーズ部の上にあるフロントスリー ブ部材と、 e)前記本体部材に対して回動可能なカム部と、複数のてこ棒とからなり、 前記各てこ棒の一部がカム従動子を形成し、前記各てこ棒の他の部分が、該カ ム部の回転により作動されるとき、前記てこ棒が前方に向けて前記ナットを押圧 し、前記ジョーを介して前記工具上に強力な締付け力を発生させるように前記ナ ットに作用的に連関する補助締付け機構と、 f)前記補助締付け機構が前記工具における前記ジョーが閉じる前に作動する ことを妨げる弾性手段と、 を具備することを特徴とするチャック。 2.前記チャックがリアスリーブを含み、前記カム部が該リアスリーブに作用的 に連結されることを特徴とする請求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置と ともに使用するチャック。 3.前記カム部が、前記リアスリーブが締付け方向に回転されるとき、前記てこ 棒の前記カム部を前記本体部材の軸中心線に対して外側に移動させるように形成 された輪郭部を有することを特徴とする請求項2記載の手動もしくは動力式の駆 動装置とともに使用するチャック。 4.前記てこ棒が前記本体部材に対して回転されることを特徴とする請求項3記 載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 5.前記従動子部が前記てこ棒の一端部に位置せしめられることを特徴とする請 求項3記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 6.前記カム部が締付け輪郭部および解放輪郭部を有することを特徴とする請求 項3記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 7.前記解放輪郭部は、前記リアスリーブが緩める方向に回転されるとき、前記 カム輪郭部が前記てこ棒を前記本体部材の軸中心線に対して内側に移動ささせ、 前記てこ棒により引き起こされた前記ナットにおける前方への押圧力を解放する ように形成されていることを特徴とする請求項6記載の手動もしくは動力式の駆 動装置とともに使用するチャック。 8.前記弾性手段は、前記てこ棒の外方への移動に対しての抵抗力を与えるため に前記てこ棒に連関されるエラストマーバンドを含んでいることを特徴とする請 求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 9.前記エラストマーバンドは、前記各てこ棒における少なくとも一部を取り巻 くことを特徴とする請求項8記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用 するチャック。 10.前記弾性手段は、前記カム部に連関される第1の部材と、前記本体部材に 連関する第2の部材とを含み、前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方 は、弾性部を有し、該弾性部は、該弾性部が倒されるまで相互間の回転移動を抑 制すべく他方の部分にはめあうことを特徴とする請求項1記載の手動もしくは動 力式の駆動装置とともに使用するチャック。 11.前記チャックは、リアスリーブを含み、前記第1および第2の部材のうち の一方は、該リアスリーブに固定的に連結され、前記第1および第2の部材のう ちの他方は、前記本体に固定的に連結されることを特徴とする請求項10記載の 手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 12.前記弾性部は、前記第1および第2の部材のうちの他方におけるランプ部 にはめあうことを特徴とする請求項10記載の手動もしくは動力式の駆動装置と ともに使用するチャック。 13.前記ナットは、二つ割りナットであることを特徴とする請求項1記載の手 動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 14.さらに前記二つ割りナットを取り巻く保持バンドを含むことを特徴とする 請求項13記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 15.前記保持バンドが前記第1のスリーブ部材の外部のまわりに支持されるこ とを特徴とする請求項14記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用す るチャック。 16.前記ナットは1つからなるナットであることを特徴とする請求項1記載の 手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 17.前記フロントスリーブ部材と前記ナットとの間における駆動中の係合は、 圧入固定によることを特徴とする請求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置 とともに使用するチャック。 18.前記フロントスリーブ部材は少なくとも一つの駆動装置を含み、前記ナッ トは、一部を支持する駆動装置を含み、前記駆動中の係合は、前記少なくとも一 つの駆動装置と前記一部を支持する駆動装置との間にあることを特徴とする請求 項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 19.さらにリアスリーブを含み、該リアスリーブが前記カム部を含み、該リア スリーブと前記本体部材との間に互いの摩擦を最小とすべく位置せしめられる軸 受を含むことを特徴とする請求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置ととも に使用するチャック。 20.さらにリアスリーブを含み、前記カム部が前記リアスリーブに連結されて いることを特徴とする請求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使 用するチャック。 21.前記補助締付け機構が作動され前記ナットを前方に向けて押圧するとき、 前記てこ棒の一部が直接的に前記ナットに接触することを特徴とする請求項1記 載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 22.さらに前記ナットのテール部に支持される移動可能なスラストワッシャを 含み、前記補助締付け機構が作動され前方に向けて前記ナットを押圧するとき、 前記てこ棒の一部が該スラストワッシャに直接的に接触することを特徴とする請 求項1記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 23.さらに前記ナットと前記スラストワッシャとの間に位置せしめられる軸受 を含むことを特徴とする請求項22記載の手動もしくは動力式の駆動装置ととも に使用するチャック。 24.回転可能な駆動軸を有する手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用す るチャックにおいて、 a)ノーズ部およびテール部を有し、該テール部が前記駆動装置における前記 駆動軸にはめ合わせるべく適合され、該ノーズ部が内部に形成される軸孔、およ び、該軸孔を通じて角度付けられて配置形成され該軸孔に交わる複数の通路を有 する略円柱状の本体部材と、 b)保持される工具に係合するために一方の側に形成されるジョー面、および 、ナットに係合するために他方の側に形成されるねじをそれぞれ有し、前記角度 付けられて配置される各通路に摺動可能に位置決めされる複数のジョーと、 c)前記本体部材に回動可能に取付られ前記ジョーの前記ねじに係合するナッ トと、 d)駆動中、前記ナットに係合し、前記本体部材に対して回転されるとき、前 記ジョーが移動されるように前記本体部材のノーズ部の上にあるフロントスリー ブ部材と、 e)前記本体部材の前記テール部上方に配される該本体部材に対して回転可能 とされるリアスリーブ部材と、 e)前記リアスリーブ内に締付けカム輪郭部と解放カム輪郭部とを形成するカ ム部と、複数のてこ棒を含み、該各てこ棒の一端部がカム従動子を形成し、前記 各てこ棒の他端部は、締付け方向への前記リアスリーブの回転により作動される とき、前記てこ棒が前方に向けて前記ナットを押圧し、前記ジョーを介して前記 工具に強力な締付け力を発生させ、前記リアスリーブが解放方向に回転されると き、前記てこ棒により前記ナットに与えられた前記圧力が解放されるように作用 的に前記ナットに連関されている補助締付け機構と、 を具備することを特徴とするチャック。 25.さらに前記工具上のジョーが閉まる前に前記補助締付け機構が作動するこ とを妨げるための弾性手段を含むことを特徴とする請求項24記載の手動もしく は動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 26.前記弾性手段は、前記てこ棒の外方への移動に対する抵抗力を与えるため に前記てこ棒に連関されるエラストマーバンドを含んでいることを特徴とする請 求項25記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 27.前記エラストマーバンドは前記各てこ棒の少なくとも一部を取り巻くこと を特徴とする請求項26記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用する チャック。 28.前記弾性手段は、前記リアスリーブに連関される第1の部材と、前記本体 部材に連関する第2の部材とを含み、前記第1および第2の部材のうち少なくと も一方は、弾性部を有し、該弾性部は、該弾性部が倒されるまで相互間の回転移 動を抑制すべく他方の部分にはめあうことを特徴とする請求項25記載の手動も しくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 29.前記弾性部は前記第1および第2の部材のうちの他方におけるランプ部に はめ合うことを特徴とする請求項28記載の手動もしくは動力式の駆動装置とと もに使用するチャック。 30.さらに前記ナットの後端側における本体にスラストリングを含み、該スラ ストリングは、内部に引き込まれるとき、前記ジョーを通過させ、前記ナットに 作用的に連関される前記てこ棒の端部を支持するための開口を含むことを特徴と する請求項24記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック 。 31.前記てこ棒は前記スラストリング上に回転されることを特徴とする請求項 30記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 32.前記スラストリングは前記本体に連結されていることを特徴とする請求項 30記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 33.前記締付けカム輪郭部は、前記リアスリーブが締付け方向に作動されると き、前記従動子を前記本体部材の軸中心線に対して外側に移動させるべく形成さ れ、前記解放カム輪郭部は、該リアスリーブが解放方向に作動されるとき、前記 本体部材の軸中心線に対して内側に移動させるべく形成されていることを特徴と する請求項24記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック 。 34.前記てこ棒は、前記本体部材に対して回転されることを特徴とする請求項 33記載の手動もしくは動力式の駆動装置とともに使用するチャック。 35.さらに前記リアスリーブと前記本体部材との間に、相互の摩擦を最小限度 に少なくするための軸受を含むことを特徴とする請求項34記載の手動もしくは 動力式の駆動装置とともに使用するチャック。
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