JPH09509075A - カテーテル又はカニューレ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 カテーテル又はカニューレ(2)の挿入中に、血液又は体液の流れを制限するために弾性的に変形することができる圧縮又は圧迫箇所(18)を有するカテーテル又はカニューレ(2)。圧縮又は圧迫箇所(18)はカテーテル又はカニューレチューブ(10)の一部であることができ、或いは、カテーテル又はカニューレ(2)のボス(11)の一部であることができる。１つ又はそれ以上の突出物又はボタンは、液体の流れを制限するために圧縮又は圧迫箇所(18)に圧力を加えることを助けるために、圧縮又は圧迫箇所(18)に一体成形されることができる。カテーテル又はカニューレ(2)の横から伸長する翼(14)は、支持を提供し、圧縮又は圧迫箇所(18)の圧縮ができるようにするために蝶着されている。カテーテル又はカニューレチューブ(10)は、カテーテル又はカニューレ(2)内に挿入されたトロカール(1)の皮下注射針(5)に嵌まる寸法のものである。

Description

【発明の詳細な説明】 カテーテル又はカニューレ装置 〔技術分野〕 本発明は、液体を人間又は動物の体へ供給し、或いは、人間又は動物の体から 抽出するための人工チューブを使用する改良装置に関する。 〔背景技術〕 多くの場合、人間や動物の中へチューブを挿入するには、皮膚に穴を開ける必 要がある。この目的のために、トロカール、カテーテル又はカニューレとして知 られる装置が使用される。トロカールは体壁に穴を開けるようになった先のとが った器具である。トロカールは、それに取り付けられたカテーテル又はカニュー レを有し、且つ、カテーテル又はカニューレからトロカールを取り出したとき、 液体が抽出される。カテーテルは、体腔またはチャネルから液体を取り出したり 、体腔またはチャネルへ液体を導入したりするために体腔又はチャネルの中へ通 された管状の可撓性器具である。カニューレは体内の導管又は腔内へ挿入するた めのものである。カニューレの挿入中、管腔は口針又はトロカールによって占め られる。口針は、カテーテル又はカニューレを剛性にするために或いは、カテー テル又はカニューレの管腔から残骸を取り除くために、カテーテル又はカニュー レ内を移動するようになったワイヤーである。 ある特別な形態のトロカール又は口針は、窓付のスプラッシュバック（splash back）を有する皮下注射針であり、挿入中、窓に血液が見えたとき、静脈又は 動脈に貫き通ったことが分かる。 一般的に、この明細書において、用語カニューレは、カテーテルまたはカニュ ーレのいずれかを説明するのに用いられ、トロカールは、トロカール、口針又は スプラッシュバック（splash back）を定義するのに用いられる。 一般的に、口針又はトロカール若しくはそれらの組合せを有するカテーテル又 はカニューレは、体内へ液体を注入したり、体から液体を取り出したりするため に人体又は動物の体内へ人工的に挿入されるチューブとして用いられる。ある方 法では、カテーテル又はカニューレ組立体は、動物又は人間の静脈内へ挿入され 、トロカール又は口針は、カニューレ又はカテーテルを適所に残すように取り出 される。カテーテル又はカニューレの取り出しのとき、血液の損失と、たぶん血 液又は体液によって感染する病気と関係する更なる危険とを伴う問題があること がある。昔は、この血液の損失を防止するための適当な解決法がなかった。 この発明の目的は、カテーテル又はカニューレ組立体のような人工チューブを 人体又は動物の体内へ挿入する過程中、血液又は他の体液の損失を制限すること ができる構成体を提供することである。 〔発明の開示〕 １つの形態では、本発明は人体又は動物の体内へ挿入するための人工的に挿入 可能なカテーテル又はカニューレを含み、このカテーテル又はカニューレが、血 液又は他の液体を人体又は動物の体に供給したり、人体又は動物の体から抽出す るための流通路を有する構成において、本発明は、カテーテル又はカニューレが 流通路の中の液体の流れを止めるように押圧されるようになった押圧箇所を有す ることを特徴とする。 押圧箇所は、カテーテル又はカニューレ組立体と関連し、或いは、カテーテル 又はカニューレ組立体に取付ることができる取付体とすることができる。 一般的には、この発明によって、押圧箇所は、カテーテル又はカニューレ組立 体の挿入後かつ、挿入中、カテーテル又はカニューレを剛性にするのに用いられ るトロカール又は口針の取り外し中、適当な接続がカテーテル又はカニューレに なされるまで、血流を止めるのに使用されることが分かる。勿論、非圧迫状態に あるとき、圧迫箇所は、口針、トロカール又はスプラッシュバック（splash bac k）の皮下注射針の挿入にいかなる制限も与えない。 変形形態では、本発明は、口針又はトロカールに取り付けられたカテーテル又 はカニューレを有する型式のカテーテル又はカニューレ組立体にあり、カテーテ ル又はカニューレは、その中に流通路を有し、カテーテル又はカニューレの少な くとも一部分は、口針又はトロカールの取り出し後、流通路を塞ぐように手で弾 性的に変形されるようになっている。 カテーテル又はカニューレは、一般的にはボス、チューブ及び連結部分を有す る形式のものである。弾性的に変形されるようになっている少なくとも一部分は 、ボスに隣接してチューブの基部にあり、或いは、その部分はボスの一部として 含められ、或いは、ボスと連結部分との間にある。 カテーテル又はカニューレのこの弾性的に変形可能な部分は、シリコーンゴム のような可撓性材料又はゴム弾性材料若しくはプラスチック材料で作られるのが 良い。 別の例として、弾性的に変形されるようになったカテーテル又はカニューレの 部分は、圧迫箇所をそのような品目に設けるために周知形式の医療コネクターの 使用によって既存のカテーテル又はカニューレに取付ることができるアダプター ピースでも良い。 変形形態では、本発明はカテーテル又はカニューレにあり、このカテーテル又 はカニューレがボスとチューブを有し、ボスがチューブを取り付ける第１部分と 、カテーテル又はカニューレを他の品目に連結することができる連結部分とを有 するカテーテル又はカニューレにおいて、第１部分とコネクター部分の間に圧迫 箇所があり、圧迫箇所がカテーテル又はカニューレの中の流れを制限するように 圧迫されるようになっていることを特徴とする。 圧迫箇所は、軟質の可撓性プラスチック材料またはゴム部分から成るのが良い 。 ボス全体は、軟質の可撓性ゴム又はプラスチック材料で作られ、圧迫箇所を作 るように弾性的に変形されるようになっている。 別の例として、第１部分と連結部分は、フレーム組立体によって連結され、圧 迫箇所は第１部分とコネクタ一部分との間でフレーム組立体内に受け入れられ、 かつ第１部分とコネクター部分にそれぞれ密封係合する軟質の可撓性ゴム又はプ ラスチック材料である。圧迫部分は単にチューブ部分或いは、チューブからなり 、１つ又は２つの突出物又はボタンがそこから延びてチューブのより積極的な圧 縮を可能にし、かつ確実に使用者の指が口針、トロカール、又はスプラッシュバ ック（splash back）の箇所からよく離れるようにする。 変形実施形態では、より積極的に流通路を塞ぐように一緒に押しつぶすことが できる弁ピースから得られた圧迫箇所はより積極的な作用構造を有する。そのよ うな弁ピースは、ばね負荷され、開弁位置の方へ付勢され、従って、圧迫箇所を 緩めたとき、チューブは体内への流体の移動又は体の外への液体の移動のために 再び開く。開位置にあるとき、口針又はトロカール又は皮下注射針を、弁ピース 間に挿入することができる。 本発明のカテーテル又はカニューレ組立体は、押圧箇所の作動にとって安定な 操作面を作るために、カテーテル又はカニューレを挿入する人体又は動物の体内 に当接するようにカテーテル又はカニューレの横から延びる翼を含んでいる。あ る実施形態では、翼は、カテーテル又はカニューレの長さと整合したヒンジ軸に 蝶着され、圧迫箇所に当たって押圧箇所を弾性的に変形させるべくヒンジ作動さ れる。 本発明による人工チューブ、カテーテル又はカニューレは、静脈カニューレの 挿入中、血流を塞ぐことができるように用いられる。そのような静脈カテーテル 又はカニューレは静脈内点滴、麻酔剤供給、塩類液点滴、血液増量剤の添加又は 薬に使用することができ、或いは泌尿器カテーテル、創傷ドレイン、経鼻胃管又 は鼻口腔胃管又は液体が流れる他のチューブのようなものに使用することができ る。 本明細書は、人体についての応用のみならず獣医学の応用を有することに特に 注目することができる。 次いで、本文は本発明を全体的に説明するが、発明の理解を助けるために、今 、本発明の好ましい実施形態を示す添付図面を参照する。 〔図面の簡単な説明〕 図１は、本発明のカテーテル又はカニューレ組立体の第１実施形態の斜視図を 示す。 図２は、図１に示す実施形態の側面図を示す。 図３は、図１の実施形態の断面図を示す。 図４Ａから図４Ｃは、様々な操作段階での本発明によるカテーテル又はカニュ ーレ組立体の変形実施形態の断面図を示す。 図５Ａから図５Ｆは、様々な操作段階での本発明によるカテーテル又はカニュ ーレ組立体の変形実施形態の断面図を示す。 図６Ａと図６Ｂは、本発明によるカテーテル又はカニューレ組立体の変形実施 形態の側面図を示す。 図７は、カテーテル又はカニューレ組立体のための取付体にある、この場合の 本発明の圧迫箇所構造の変形実施形態を示す。 図８は、本発明の取付体の押圧箇所の更なる実施形態を示す。 図９は、図８の実施形態の完全に押圧された断面図を示す。 図１０は、本発明のカテーテル又はカニューレの変形実施形態の斜視図を示す 。 図１１は、図１０のカニューレの横断面図を示す。 図１２は、圧迫箇所の押圧を伴う図１０のカテーテル又はカニューレの横断面 図を示す。 〔発明を実施するための最良の形態〕 次により綿密に図面を見てみると、特に図１から図３に示されるこの実施形態 のカニューレ組立体は、全体的に２で示すカニューレ内へ挿入された全体的に１ で示すトロカールを有する。トロカールは、基部６内に取り付けられた皮下注射 針５を有する。基部６は、半透明の又は透明の窓部分７を有する。 カニューレは、全体的にプラスチック材料で、トロカール１の皮下注射針５に 丁度嵌まる寸法のカニューレチューブ10を有する。カニューレチューブ10は、ス テンレス鉄鋼の円錐形クランプリング12によって、カニューレ本体13のボス11内 に嵌められている。カニューレの本体13は、本体の各側に外向きに延びる翼14を 有する。本体13は、連結部分16で終わり、静脈内点滴チューブコネクターのよう なある品目の医療器具をここに挿入することができる。本体は、皮下注射針５の 挿入にとって十分大きな穴19を有する弾性チューブ18をその中に有する。チュー ブ部分18は、本体13の穴21を貫通する、チューブ部分に一体に成形されたボタン 20を有する。トロカール１の皮下注射針５がカニューレ２内に挿入されていない ときには、ボタン20に及ぼす圧力はチューブ18によって構成されるカニューレを 通る流通路を塞ぐことができる。 従って、使用中、カニューレとトロカール組立体を一緒に結合した状態で、皮 下注射針を患者の体内へ挿入し、挿入中、窓部分７を観察し、血液を見たとき、 静脈を捜し当てたことを了解する。挿入中、カニューレとトロカールをフィンガ ーグリップ22,23によって一緒に保持する。次いで、カニューレを翼14及びフィ ンガーグリップ23、サムグリップ22に当てた指によって適所に保持し、トロカー ルを組立体から引っ込め、注射針が取り出されるまでボタン20に及ぼす圧力を維 持し、ボタン20に及ぼした圧力がカニューレの中の流通路を塞ぐ。次いで、静脈 内点滴チューブコネクターのような適当な品目の医療器具を連結部分16に連結す る。粘着テープを、翼14の上から患者の体に貼ってカニューレを適所に保持する 。 図４Ａから４Ｃに示す実施形態は、カテーテル31とトロカール30とを有する。 トロカールは、トロカール30の基部33内に取り付けられた皮下注射針32を有する 。カニューレのボス34は、図４Ｂに示すように、注射針32が取り出されたとき、 図４Ｃに示すように、注射針32が完全に取り出されて、カニューレの中の流通路 が塞がれるまで、片方の手の指で押しつぶすことができるように可撓性材料で構 成される。 図５Ａから５Ｆに示す実施形態では、トロカール40は窓43を有する基部42内に 取り付けられた皮下注射針41を有する。特に図５Ｆに見られるようにカニューレ 部分は、ボス46内に取り付けられたカニューレチューブ45を有し、ボス46は、連 結部分48まで延びるストラップ部材47を有し、可撓性の弾性チューブ49がボスと 連結部分との間に延び、そしてその各々に密封可能に係合する。 特に図５Ｃと５Ｄに見られるように、皮下注射針41をカニューレから引っ込め たとき、可撓性プラスチックチューブ49を、カニューレの中の流通路を完全に塞 ぐまで、そして適当な品目の医療器具を連結するまで圧縮することができる。 図６Ａと図６Ｂは、本発明によるカニューレの変形実施形態の２つの図を示す 。この実施形態では、流通路を塞ぐように押しつぶすことができるカニューレの 部分はボス53内に取り付けられる部分52で圧縮されるカニューレチューブ51の一 部を有する。この実施形態では、ボス53は硬いプラスチック材料で作ることがで きる。 図７、図８及び図９は、本体60の各々の端の、コネクター61と62によって既存 のカニューレ内に連結することができる本発明によるカニューレアダプターの変 形実施形態を示す。本体は、図７におけるように押しつぶすことができる部分64 を有する。図８は、流通路を塞ぐように押圧することができるボタンを有する部 分65を有する。図９に示す断面図は、流通路を塞ぐように両方から押しつぶすこ とができる２つのボタン66を有する。 図１０、図１１及び図１２は、本発明によるカニューレの変形実施形態を示す 。 この実施形態では、カニューレ70はボス71と連結部分73に連結されたフレーム 組立体72、74とを有する。ボス71と連結部分73の間には、流通路を塞ぐように圧 縮されるようになった可撓性チューブ75がある。フレーム部分74は、一体のヒン ジ78によってフレーム部分74に蝶着された翼76,77を有する。 チューブ75を直接押しつぶすのではなく流通路を塞ぐことが望まれるときには 、翼76,77をフレーム部74のヒンジ78を中心にヒンジ動作させ、その結果、各翼 の***部79がチューブ75を実際に圧縮してこれを塞ぐ。 これによって、より大きな圧力をチューブ75に加えることができる。 本発明の様々な実施形態に示したように、可撓性チューブの他の実施形態を使 用することができ、チューブは、弾性材料のものではない、流通路を塞ぐように 変形が起こる他の手段を含むことができることが理解されるであろう。そのよう な他の装置は流通路を塞ぐように変形することができるつるまきばね又はコイル ばねを含む。 文脈が要求しない限り、この明細書及び特許請求の範囲全体にわたって、用語 「成る」及び「有する」は、前述の完全又は完全のグループの包含を意味するが しかし、いかなる他の完全又は完全のグループのものを排除するものではないと 理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｎ Ｌ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．人間又は動物の体内へ挿入するための人工的な挿入可能なカテーテル又はカ ニューレであって、血液又は他の体液を人間又は動物の体へ供給したり、或いは 、人間又は動物の体から抽出するための流通路を有するカテーテル又はカニュー レにおいて、該カテーテル又はカニューレが、 流通路の中の液体の流れを止めるように押圧されるようになっている該押圧箇所 を有することを特徴とする人工的に挿入可能なカテーテル又はカニューレ。 ２．押圧箇所が、チューブを挿入する人の少なくとも１本の指で押圧されるよう になっている請求の範囲第１項に記載の人工的挿入可能なカテーテル又はカニュ ーレ。 ３．押圧箇所が、カニューレに固定されるようになっている取付体に含まれる請 求の範囲第１項に記載の人工的挿入可能なカテーテル又はカニューレ。 ４．トロカールに取り付けられるべき形式のカテーテル又はカニューレ組立体で あって、カテーテル又はカニューレはその中に流通路を有し、 カテーテル又はカニューレの流通路の少なくとも一部は、トロカールの取り出し 後、流通路を塞ぐように手で弾性的に変形されるようになっているカテーテル又 はカニューレ組立体。 ５．カテーテル又はカニューレが、ボス、チューブ及び連結部分を有する形式の ものであり、弾性的に変形されるようになっている少なくとも一部分がボスに隣 接してチューブの基部にある請求の範囲第４項に記載のカテーテル又はカニュー レ組立体。 ６．カテーテル又はカニューレが、ボス、チューブ及び連結部分を有する形式の ものであり、弾性的に変形されるようになっている少なくとも一部分がボスの一 部である請求の範囲第４項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体。 ７．カテーテル又はカニューレが、ボス、チューブ及び連結部分を有する形式の ものであり、弾性的に変形されるようになっている少なくとも一部分がボスと連 結部分の間にある請求の範囲第４項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体。 ８．カテーテル又はカニューレの弾性的に変形可能な部分が、シリコーンゴムの ような可撓性又は弾性又はプラスチックの材料から成る請求の範囲第７項に記載 のカテーテル又はカニューレ組立体。 ９．弾性的に変形されるようになっているカテーテル又はカニューレの部分が、 カテーテル又はカニューレに取り付けられるようになっているアダプターピース である請求の範囲第４項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体。 １０．カテーテル又はカニューレ組立体であって、カテーテル又はカニューレは ボスとチューブを有し、ボスは、チューブを取り付ける第１部分と、カテーテル 又はカニューレを他の品目に連結させることができる連結部分とを有するカテー テル又はカニューレ組立体において、 第１部分と連結部分の間に圧迫箇所があり、圧迫箇所はカニューレの中の流れを 制限するように圧迫されるようになっていることを特徴とするカテーテル又はカ ニューレ組立体。 １１．圧迫箇所が、軟質の可撓性プラスチック材料又はゴム材料から成る請求の 範囲第１０項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体のカテーテル。 １２．ボスが、軟質の可撓性ゴム又はプラスチック材料で作られ、圧迫箇所を作 るように弾性的に変形されるようになっている請求の範囲第１０項に記載のカテ ーテル又はカニューレ組立体のカテーテル。 １３．第１部分と連結部分がフレーム組立体によって連結され、圧迫箇所が第１ 部分と連結部分の間でフレーム組立体内へ受け入れられ、第１部分と連結部分に それぞれ密封係合する軟質の可撓性ゴム又はプラスチック材料チューブに含まれ る請求の範囲第１０項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体のカテーテル。 １４．圧迫箇所が、チューブのより積極的な圧縮を可能にするため、圧迫箇所か ら延びる１つの又はそれ以上の突出物又はボタンを有する請求の範囲第１０項に 記載のカテーテル又はカニューレ組立体のカテーテル。 １５．圧迫箇所が、流通路をより積極的に塞ぐように一緒に押しつぶすことがで きる弁ピースを有する請求の範囲第１０項に記載のカテーテル又はカニューレ組 立体。 １６．カニューレが、カニューレの横から延びる翼を有する請求の範囲第１０項 に記載のカテーテル又はカニューレ組立体。 １７．翼が、カテーテル又はカニューレの長さと整合されたヒンジ軸に蝶着され 、圧迫箇所に当接するようにヒンジ動作され、かつカテーテル又はカニューレの 中の流れを制限するように圧迫箇所を弾性的に変形させるようになっている請求 の範囲第１６項に記載のカテーテル又はカニューレ組立体。