JPH09506094A - アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸及びエステル - Google Patents

アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸及びエステル

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JPH09506094A JP7515717A JP51571795A JPH09506094A JP H09506094 A JPH09506094 A JP H09506094A JP 7515717 A JP7515717 A JP 7515717A JP 51571795 A JP51571795 A JP 51571795A JP H09506094 A JPH09506094 A JP H09506094A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はアロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルに関し、更に詳しくは、下記の化合物、即ち1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジアルキル、7−C1−C8−アルコキシカルボニル−1−C1−C8−アルコキシ−1−アリール(1,3−H2ナフト{1,2−c}フラン−3−オン)及び1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジアルキルに関する。この化合物は、ジカルボン酸又はジカルボン酸エステルが、減少した蛍光が望ましいポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシレート)組成物で特に使用される全てのポリマー組成物で有用である。

Description

【発明の詳細な説明】アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸及びエステル 発明の分野 本発明はアロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカ ルボン酸エステルに関する。更に詳しくは、本発明は、下記の化合物、即ち1− ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジアルキル、7−C1−C8−アル コキシカルボニル−1−C1−C8−アルコキシ−1−アリール(1,3−H2ナ フト{1,2−c}フラン−3−オン)及び1−(2−ナフトイル)−2,6− ナフタレンジカルボン酸ジアルキルに関する。この化合物は、ジカルボン酸又は ジカルボン酸エステルが、減少した蛍光が望ましいポリ(エチレン2,6−ナフ タレンジカルボキシレート)組成物で特に使用される全てのポリマー組成物で有 用である。発明の背景 ジカルボン酸及びジカルボン酸エステルがグリコールと反応してポリエステル を生成することはよく知られている。ポリエステルは電気器具部品、容器及び自 動車部品を含む家庭用又は工業用の種々の物品の製作で使用されている。しかし ながら、多くのポリエステルの一つの主な欠点は、その固有の青みを帯びた蛍光 である。ポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシレート)(PEN)のよう なポリエステルで製造した物品は曇った青みを帯びた外観を有している。この現 象は食品及び飲料の包装で特に問題であり、その場合PEN容器内の食品又は飲料 は不自然に見える。 蛍光は、より高い電子状態からより低い電子状態に通過する際に 原子又は分子が放射線を発するルミネセンスの1種である。この用語は、エネル ギーの吸収と放出との間の時間間隔が極めて短い(10-10〜10-6秒)現象に限定 される。ポリマー又は小さい分子中の蛍光は、光子が励起一重項状態から放出さ れるとき生じる。蛍光の消光は、振電又は熱損失のような励起状態エネルギーの ための別の経路を与えることにより又は励起三重項への項間交差により、光子放 出の能力を除去又は現象させる。 PEN中の蛍光を消光させるための方法は、Chen Shangxian他によりSCIENTIA SI NICA ,XXIV巻、5号、1981年5月に掲載の標題「ポリ(エチレン−2,6−ナ フタレンジカルボキシレート)の蛍光スペクトル」に及びCAO Ti他によりACTA C HIMICA SINICA ,42巻、1号、1984年に掲載の標題「ポリ(ポリテトラメチレン エーテルグリコールアリールジカルボキシレート)の分子間エキシマー相互作用 」に開示されている。この文献の両方に、クロロホルム溶液中のPEN蛍光を消光 するためにo−クロロフェノールを使用することが開示されている。しかしなが ら、PENをクロロホルム溶液中に溶解して蛍光消光剤をその中に分散させること は、非常に希薄なPEN溶液しか調製できないので工業的規模では実際的ではない 。更に、クロロホルム溶液に溶解するためにPENは低分子量を有していなくては ならない。 これに対して、本発明者等は、PEN中に0.1〜5モル%のアロイル基(群)で置 換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルを含有さ せることによって、予想外にも、このポリエステルの物理的性質に有害な影響を 与えることなく、蛍光が著しく減少することを確認した。発明の要約 従って、本発明の一つの目的は、アロイル基で置換されたナフタレンジカルボ ン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルを提供することである。 従って本発明の他の目的は、7−C1−C8−アルコキシカルボニル−1−C1 −C8−アルコキシ−1−アリール(1,3−H2ナフト(1,2−c)フラン− 3−オン)及び蛍光を減少させるためにポリ(エチレン−2,6−ナフタレンジ カルボキシレート)中に含有させたこれらの化合物を提供することである。 これらの及びその他の目的は、下記式からなる群から選択された、ポリエステ ル組成物中の蛍光を減少させるアロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸 又はナフタレンジカルボン酸エステル: 及び (式中、Rは独立に、水素、C1〜C8アルキル、置換C1〜C8アルキル、C3〜 C8アルケニル、C3〜C8シクロアルキル及びアリールからなる群から選択され 、R1及びR2は独立に、水素、ハロゲン、C1〜C8アルキル、アリール及びトリ ル並びにC6〜C12のアロイル基からなる群から選択され、nは1〜3の整数で あり、但し、R1又はR2はアロイル基であり、R3はC1〜C8アルコキシ基であ り、R4はアリール基であり、R5は独立に水素及 びハロゲンからなる群から選択される)によって達成される。発明の記述 本発明は、アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジ カルボン酸エステル及び7−MeOOC−1−MeO−1−フェニル(1,3−H2−ナ フト[1,2−c]フラン−3−オン)によって例示される、7−C1−C8−ア ルコキシカルボニル−1−C1−C8−アルコキシ−1−アリール(1,3−H2 ナフト{1,2−c}フラン−3−オン)に関する。アロイル基で置換されたナ フタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルの例には、1−ベン ゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルのようなアロイル−2,6− ナフタレンジカルボン酸ジアルキル及び1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフ タレンジカルボン酸ジメチルのような1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタ レンジカルボン酸ジアルキルが含まれる。 1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルは下記の式を有す る。 1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルは下記の 式を有する。 7−MeOOC−1−MeO−1−Ph-(1,3−H2−ナフト{1,2−c}フラン− 3−オン)は下記の式を有する。 前記の定義に於いて、用語「C1〜C8アルキル」は、特定された数の炭素原子 を有する直鎖又は分枝鎖飽和炭化水素基を指すために使用される。 用語「置換C1〜C8アルキル」は、ヒドロキシ、C1〜C8アルコキシ、フェニ ル、C3〜C8アルケニル又はC3〜C8シクロアルキルから選択された1〜3個の 基、好ましくは1個の基を含有するアルキル基を指すために使用される。 用語「C1〜C8アルコキシ」に於いて、この基のアルキル部分は、酸素に結合 された直鎖又は分枝鎖飽和炭化水素基である。 用語「アリール」及び「アロイル」は、それぞれ、炭素数6〜12 の芳香族炭化水素基及びカルボニルに結合したこの基を指すために使用される。 この基のアリール部分は、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ又はハロゲン から選択された1〜3個の置換基で置換されていてもよい。 用語「C3〜C8アルケニル」は、炭素数3〜8で、少なくとも1個の炭素−炭 素二重結合を含有する脂肪族炭化水素単位を示すために使用される。 用語「C3〜C8シクロアルキル」は、特定の数の炭素を含有する脂環式炭化水 素基を指すために使用される。 用語「ハロゲン」は、臭素、塩素、フッ素及びヨウ素を示すために使用される 。 用語「C1〜C8アルコキシカルボニル」に於いて、この基のアルキル部分は直 鎖又は分枝鎖飽和炭化水素基である。 アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸 エステル及び置換1,3−H2ナフト[1,2−c]フラン−2−オンは、例に 開示されたもののような方法によって製造される。この方法に於いて、二クロム 酸ナトリウム水溶液がケトン置換ナフタレン環を酸化するための好ましい酸化剤 であることに注目することが重要である。過マンガン酸カリウム、クロム酸及び 硝酸のような酸化剤によりポリ芳香環を酸化すると、環分解になるかもしれない 。 アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸 エステルは、1種又はそれ以上のジカルボン酸及びジオールと組み合わせて、ポ リエステル又はコポリエステルを形成することができる。本明細書で使用すると き用語「ポリエステル」にはコポリエステルが含まれる。ポリエステルは普通、 ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル%を基準にしている。 また、アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカル ボン酸エステルは、PENのようなポリエステルに、0.1〜5モル%、好ましくは0. 5〜2モル%の量で添加することができる。アロイル基で置換されたナフタレン ジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルは、ポリエステル組成物に於 いて蛍光消光化合物として作用する。しかしながら、5モル%より多く使用する と、ポリエステルの結晶化が抑制され、劣った物理的性質になる。蛍光消光化合 物はポリエステルと共重合させるか又はブレンドすることができる。 アロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸 エステルと共に使用することができる適当なジカルボン酸又はそのエステルには 、好ましくは炭素数8〜14の芳香族ジカルボン酸、好ましくは炭素数4〜12の脂 肪族ジカルボン酸又は好ましくは炭素数8〜12の脂環式ジカルボン酸が含まれる 。上記のジカルボン酸と共に含有させることができるジカルボン酸の例は、テレ フタル酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、シク ロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカ ルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等で ある。 これらの酸の対応する酸無水物、エステル及び酸クロリドを使用することは、 用語「ジカルボン酸」に含まれることが理解されるべきである。 ポリエステルに使用されるジオールには、好ましくは炭素数6〜20の脂環式ジ オール又は好ましくは炭素数2〜20の脂環族ジオールが含まれる。このようなジ オールの例は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ コール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、プロパン−1,3−ジオール、 ブタン−1, 4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、3 −メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1, 4)、2,2,4−トリメチルペンタンジオール−(1,3)、2−エチルヘキ サンジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパンジオール−(1,3)、 ヘキサンジオール−(1,3)、1,4−ジ(ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、 2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,4−ジヒドロキ シ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス(3−ヒドロ キシエトキシフェニル)プロパン及び2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキシ フェニル)プロパンである。ポリエステルは上記ジオールの1種又はそれ以上か ら製造することができる。 このポリエステル樹脂にはまた少量の、トリメリト酸無水物、トリメチロール プロパン、ピロメリト酸二無水物、ペンタエリトリトール及び当該技術分野で一 般的に知られているその他のポリエステル形成性ポリ酸又はポリオールのような 三官能性又は四官能性コモノマーが含有されていてもよい。 このポリエステルは、一般的に溶融相及び固相重合の組合せを含む当該技術分 野で公知の従来の重縮合方法によって製造される。溶融相は、所期重合工程の間 のポリエステル又はコポリエステルの溶融状態を記述する。所期重合工程には、 ジカルボン酸(群)とジオール(群)との直接縮合又はジカルボン酸(群)のエ ステルを使用するエステル交換反応によるものが含まれる。例えば、アロイル基 で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン酸エステルは、 高温で触媒の存在下でジオール(群)とエステル交換反応する。溶融相はこのポ リマーをストランドに押し出し、ペレット化することによって終わる。ポリマー は任意に固体状態にしても よい。固体状態化には、ポリマーペレットを200℃を越えるが結晶溶融点より十 分に低い温度に、不活性ガス流の存在下又は真空下で加熱して、ジオールを除去 することが含まれる。分子量を目標レベルまで上げるために、「固体状態」装置 内で一般的に数時間が必要である。 使用することができる典型的なポリエステル化触媒には、チタンアルコキシド 、ジブチル錫ラウレート、酢酸又は安息香酸亜鉛、マンガン又はマグネシウムと 酸化アンチモン又は三酢酸アンチモンとの組合せが含まれる。 通常ポリマーと共に使用される、充填材、例えば、二酸化チタン及びタルク、 安定剤、酸化防止剤、緩衝剤、着色剤、染料、顔料等のような添加剤を、所望に 応じて使用することができる。このような添加剤、それらの量及びそれらの使用 は当該技術分野でよく知られている。 本発明のポリエステル生成物は、有用な形状及び形態に容易に溶融加工される 。例えば、このポリエステルは、フィルムに溶融プレス又は押し出す、棒又はそ の他の形状に押し出す、種々の物品に射出成形又は圧縮成形する及び再加熱して ボトル、ジャー等にブロー形成することができるプリフォームに射出成形するこ とができる。 本明細書に示す結果のために使用した材料及び試験方法は下記の通りである。 ガラス転移温度(Tg)、溶融温度(Tm)及び結晶化半時間(t1/2)は、パー キンエルマー(Perkin−Elmer)DSC II器具を用いて示差走査熱量法(DSC)により 決定した。Tg及びTmは、試料をTmより上に加熱しそしてTgより下に急冷した後、 20℃/分の走査速度を用いて決定した。t1/2は下記の方法によって決定した。 試料を窒素雰囲気下で300℃に加熱し、2分間維持した。試料をDSCから取り 出し、直ちに−20℃に冷却した。DSCを50℃に冷却し、試料をDSCに取り戻した。 DSCの温度を320℃/分の速度で190℃、210℃又は230℃の試験温度まで上昇させ た。それぞれの試験温度で試料を等温的に結晶化させた。結晶化半時間(t1/2 )は、結晶化発熱でピークに達するまでに必要な時間である。 インヘレント粘度(I.V.)は、60重量%のフェノール及び40重量%のテトラ クロロエタンからなる溶媒100mL当たり0.50gのポリマーを使用して23℃で測定 した。 本発明を下記の例を考慮して更に示す。この例は本発明の例示を意図するもの である。例中の全ての部及び%は他に記載しない限り重量基準である。例1 1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレンを下記の方法によって製造した。 2,6−ジメチルナフタレン(100g、0.64モル)、塩化アルミニウム(89.3 g、0.67モル)、二硫化炭素(600mL)及び塩化メチレン(200mL)を、機械式攪拌機 を取り付けた2Lの三ツ口フラスコに添加し、0〜5℃に冷却した。塩化ベンゾ イル(94.2g、0.67モル)を約1時間かけて滴加した。添加の間及び反応を通し て温度を10℃より下に維持した。反応混合物を6時間攪拌し、次いで氷/HCl中 に注ぐことによって分解させた。有機層を水で5回洗浄し、次いで硫酸ナトリウ ムで12時間乾燥した。有機層を粘稠な油になるまで濃縮し、メタノールで処理し 、灰色がかった白色固体として1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレンを 沈澱させた。この1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレンを捕集し、乾燥 した(105g、63%)。 この1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレンは81〜82℃の融点(文献値 mp84℃)を有し、ガスクロマトグラフィーにより純粋であると決定された。フィ ールドディソープション質量分析法(FDMS)により260の分子量が確認された。例2 例1で製造した1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレンを、下記の方法 によって1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸に酸化した。 1−ベンゾイル−2,6−ジメチルナフタレン(60g、0.23モル)、二クロム 酸ナトリウム(185g、0.621モル)及び水500mLを、1リットルの高圧オートク レーブに添加し、窒素でパージした。高圧酸化を攪拌しながら250℃で6時間行 った。酸化クロムを濾別し、濾液をHClで酸性にして、明黄色物質として1−ベ ンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸(67g、90%収率)の沈澱を得、こ の沈澱を更に精製することなく次の工程で使用した。この1−ベンゾイル−2, 6−ナフタレンジカルボン酸は315℃を越える融点を有し、FDMSにより320の分子 量が確認された。例3 例2で製造した1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸を、下記の 方法によってそのジメチルエステルである、1−ベンゾイル−2,6−ナフタレ ンジカルボン酸ジメチルに転化させた。 1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸(100g、0.313モル)及び メタノール(600mL)を、磁気攪拌機を取り付けた1リットルの高圧オートクレー ブに添加した。オートクレーブを窒素でパージした。高圧エステル化を250℃で 攪拌しながら2時間行った。反応混合物を乾固するまで濃縮し、明褐色固体にな った。メタノールから再結晶し、次いでアセトン中で活性炭で3回処理して、 (濃縮して)殆ど白色の1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメ チル75g(69%)を得た。 この1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルは135〜137℃ の融点を有しており、ガスクロマトグラフィーにより純粋であると決定された。 FDMSにより348の分子量が確認され、1H−NMR及び13C−NMRスペクトルは、提示 した構造と一致した。元素分析も提示した構造と一致した。実測値:C72.22% (C21165について計算値72.41);H4.55%(計算値4.63)。例4 1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸からの7−MeOOC−1−MeO −1−Ph−(1,3−H2−ナフト[1,2−c]フラン−3−オン)の製造 1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸(2.9g、0.0091モル)、 トルエン(75mL)、ピリジン(1滴)及び塩化チオニル(10mL)を100mLの三ツ 口フラスコに攪拌しながら添加した。還流しながら1.5時間後に、溶液は均一に なった。この溶液を30分間還流させ、その後メタノール(20mL)をゆっくり添加 し、次いで溶液を更に1時間還流させた。冷却した後、溶液を乾固するまで濃縮 した。メタノールからの再結晶により、暗橙色生成物1.5gが得られた。カラム クロマトグラフィー(塩化メチレン、SiO2)及び乾固までの濃縮により、上記の 化合物0.65gが生成した。 この7−MeOOC−1−MeO−1−Ph−(1,3−H2−ナフト{1,2−c}フ ラン−3−オン)はGC純粋であり、150〜153℃の融点を有していた。FDMSにより 348の分子量が確認され、1H−NMR及び13C−NMRスペクトルは、提示した構造と 一致した。元素分析も提示した構造と一致した。 実測値:C72.61%(C21165について計算値72.41);H4. 65%(計算値4.63)。例5 1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレンを下記の方法によって 製造した。 2,6−ジメチルナフタレンジカルボン酸ジメチル(39.0g、0.25モル)、塩 化アルミニウム(34.6g、0.26モル)、二硫化炭素(220mL)及び塩化メチレン(7 5mL)を、機械式攪拌機を取り付けた1Lの三ツ口フラスコに添加し、0〜5℃ に冷却した。塩化2−ナフトイル(50.0g、0.26モル)を約1時間かけて滴加し た。塩化2−ナフトイルの添加の間及び反応を通して温度を5℃より下に維持し た。反応混合物を4.5時間攪拌し、次いで氷/HCl中に注ぐことによって分解させ た。有機層を水で5回洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで12時間乾燥した。有機層 を粘稠な油になるまで濃縮し、メタノールで処理し、灰色がかった白色固体とし て現れた1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレンを沈澱させた。 この1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレンを捕集し、乾燥した (66.3g、85.4%)。 この1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレンは100〜103℃の 融点を有していた。フィールドディソープション質量分析法(FDMS)により310 g/モルの分子量が確認された。例6 例5で製造した1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレンを、下 記の方法によって1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸に 酸化した。 1−(2−ナフトイル)−2,6−ジメチルナフタレン(30.0g、0.097モル )、二クロム酸ナトリウム(77.9g、0.26モル)及び水300mLを、0.5リットルの 高圧オートクレーブに添加し、窒素で パージした。高圧酸化を攪拌しながら250℃で6時間行った。酸化クロムを濾別 し、濾液をHClで酸性にして、明黄色物質として1−(2−ナフトイル)−2, 6−ナフタレンジカルボン酸(25.8g、72%収率)の沈澱を得、この沈澱を更に 精製することなく次の工程で使用した。この1−(2−ナフトイル)−2,6− ナフタレンジカルボン酸は320℃を越える融点を有し、FDMSにより370の分子量が 確認された。例7 例6で製造した1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸を 、下記の方法によってそのジメチルエステルである、1−(2−ナフトイル)− 2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルに転換した。 1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸(25.0g、0.068 モル)及びメタノール(300mL)を、磁気攪拌機を取り付けた0.5リットルの高圧オ ートクレーブに添加した。オートクレーブを窒素でパージした。高圧エステル化 を250℃で攪拌しながら2時間行った。反応混合物を乾固するまで濃縮し、明褐 色固体になった。メタノール(1000mL)及び塩化メチレン(200mL)の混合物か ら再結晶して、橙褐色固体16.5gを得た。この固体を塩化メチレン(500mL)に溶 解し、活性炭で処理した(3回)。溶液80mLまで濃縮し、メタノール(300mL)を 添加することによって結晶化を行った。1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフ タレンジカルボン酸ジメチルの白色固体、13.0g、収率48%を、濾過により捕集 した。 この1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルは18 6〜188℃の融点を有しており、ガスクロマトグラフィーにより純粋であると決定 された。FDMSにより398の分子量が確認され、1H−NMR及び13C−NMRスペクトル は、提示した構造と 一致した。元素分析も提示した構造と一致した。実測値:C74.93%(C2518 5について計算値75.37);H4.55%(計算値4.55)。例8 ポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキレート)を、下記の方法によっ て製造した。 2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル(0.5モル、122g)、エチレングリ コール(1.0モル、62g)及び触媒金属を、窒素雰囲気下で500mLの重合反応器に 入れた。この混合物を攪拌しながら200℃で2時間加熱した。温度を220℃に上昇 させ、1時間維持した。約20分間かけて温度を290℃に上昇させた。温度が290℃ に達したとき、窒素流を止め、真空を適用した。ポリマーを真空(0.1〜0.3mmHg )下で50分間攪拌した。ポリマーを冷却し粉砕した。ポリマーの蛍光強度及びI. V.を表Iに要約し、Tg,Tm及びt1/2を表IIに示す。例9 0.5モル%の共重合した例3からの1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカ ルボン酸ジメチルを含有するポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシレ ート)を、下記の方法によって製造した。 2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル(0.124モル、30.35g)、1−ベン ゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル(0.00063モル、0.22g)、 エチレングリコール(0.25モル、15.5g)及び触媒金属を、窒素雰囲気下で100m Lの重合反応器に入れた。例1記載した方法に従ってポリマーを製造した。ポリ マーの蛍光強度及びI.V.を表Iに要約し、Tg,Tm及び光沢状態からの結晶化半時 間(t1/2)を表IIに示す。 表Iの結果は明らかに、PEN主鎖に共重合されている限定範囲の蛍光消光剤と しての芳香族ケトンを含有するポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシ レート)組成物が、この蛍光消光剤を含有しないPEN組成物よりも著しく少ない 蛍光を示すことを示している。更に、表Iのデータはまた、限定された量で蛍光 消光剤を使用することは、ポリエステルのインヘレント粘度に有害な影響を与え ないことを示している。 表IIの結果は、ポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシレート)主鎖 に共重合された蛍光消光剤としての芳香族ケトンについての限定範囲を立証して いる。このデータは、0.1〜5モル%の芳香族ケトンが、ポリエステルの物理的 性質に有害な影響を与えることなく、蛍光を減少することを示している。反対に 、組成物中の5モル%より多い芳香族ケトンは結晶化速度を受容できないレベル まで低下させる。 上記の詳細な記述に照らして多くの変形が当業者に示唆されるであろう。全て のこのような自明の修正が添付する請求の範囲の全体 の意図する範囲内である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記式からなる群から選択された、ポリエステル組成物中の蛍光を減少さ せるアロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナフタレンジカルボン 酸エステル: 及び (式中、Rは、独立に、水素、C1〜C8アルキル、置換C1〜C8アルキル、C3 〜C8アルケニル、C3〜C8シクロアルキル及びアリールからなる群から選択さ れ、R1及びR2は独立に、水素、ハロゲン、C1〜C8アルキル、アリール及びト リル並びにC6〜C12のアロイル基からなる群から選択され、nは1〜3の整数 であるが、R1又はR2はアロイル基であり、R3はC1〜C8アルコキシ基であり 、R4はアリール基であり、R5は独立に水素及びハロゲンからなる群から選択さ れる。) 2.式: (式中、Rは、独立に、水素、C1〜C8アルキル、置換C1〜C8アルキル、C3 〜C8アルケニル、C3〜C8シクロアルキル及びアリールからなる群から選択さ れ、R3はC1〜C8アルコキシ基であり、R4はアリール基であり、R5は独立に 水素及びハロゲンからなる群から選択される) を有する置換1,3−H2ナフト{1,2−c}フラン−3−オン化合物。 3.下記式: (式中、R6からなる群から選択され、R7は水素及びR92Cからなる群から選択され、R8 は水素及び臭素からなる群から選択され、R9は水素及びメチルからなる群から 選択される) を有するアロイル基で置換された、請求の範囲第1項記載のナフタレンジカルボ ン酸又はナフタレンジカルボン酸エステル。 4.1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、1−(2− ナフトイル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル及び1−(1−ナフト イル)−2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルからなる群から選択された、 請求の範囲第1項記載のアロイル基で置換されたナフタレンジカルボン酸又はナ フタレンジカルボン酸エステル。 5.式: を有する請求の範囲第1項記載の1−ベンゾイル−2,6−ナフタレンジカルボ ン酸ジメチル。 6.式: を有する請求の範囲第2項記載の1−(2−ナフトイル)−2,6−ナフタレン ジカルボン酸ジメチル。 7.式: を有する請求の範囲第2項記載の7−MeOOC−1−MeO−1−Ph−(1,3−H2 −ナフト{1,2−c}フラン−3−オン)。 8.(a)少なくとも85モル%の、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸及びナ フタレン−2,6−ジカルボン酸エステルからなる群から選択されたジカルボン 酸を含むジカルボン酸成分、 (b)少なくとも85モル%のエチレングリコールを含むジオール成分、並びに (c)100モル%のジカルボン酸及び100モル%のジオール基準で、0.1〜5モ ル%の、式: (式中、Rは、独立に、水素、C1〜C8アルキル、置換C1〜C8アルキル、C3 〜C8アルケニル、C3〜C8シクロアルキル及びアリールからなる群から選択さ れ、R3はC1〜C8アルコキシ基であり、R4はアリール基であり、R5は独立に 水素及びハロゲンからなる群から選択される) を有する、1種又はそれ以上の置換1,3−H2ナフト{1,2−c}フラン− 3−オン化合物 からの繰り返し単位を含む、蛍光の減少したポリ(エチレン2,6−ナフタレン ジカルボキシレート)組成物。 9.(a)少なくとも85モル%の、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸及びナ フタレン−2,6−ジカルボン酸エステルからなる群から選択されたジカルボン 酸を含むジカルボン酸成分、 (b)少なくとも85モル%のエチレングリコールを含むジオール成分、並びに (c)100モル%のジカルボン酸及び100モル%のジオール基準で、0.3〜2.5モ ル%の、式: (式中、Rは、独立に、水素、C1〜C8アルキル、置換C1〜C8アルキル、C3 〜C8アルケニル、C3〜C8シクロアルキル及びアリールからなる群から選択さ れ、R3はC1〜C8アルコキシ基であり、R4はアリール基であり、R5は、独立 に、水素及びハロゲンからなる群から選択される) を有する、1種又はそれ以上の置換1,3−H,ナフト[1,2−c]フラン− 3−オン化合物 からの繰り返し単位を含む、蛍光の減少したポリ(エチレン2,6−ナフタレン ジカルボキシレート)組成物。
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