JPH09503555A - 繊維製品の人工摩耗及び脱色装置 - Google Patents

繊維製品の人工摩耗及び脱色装置

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JPH09503555A
JPH09503555A JP7504964A JP50496495A JPH09503555A JP H09503555 A JPH09503555 A JP H09503555A JP 7504964 A JP7504964 A JP 7504964A JP 50496495 A JP50496495 A JP 50496495A JP H09503555 A JPH09503555 A JP H09503555A
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ロドリゲス,アントン
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Abstract

(57)【要約】 繊維素材の製品を人工的に摩耗及び脱色する装置。少なくとも一つの囲壁を備えており、前記の囲壁は、軸(5)の周りを回転運動するのに適したドラム(1)によって構成され、前記のドラムは、アクセス用密閉扉(7)を備えた開口部(6)を有しており、前記のドラムの内壁(2)は、少なくとも部分的に少なくとも一つの研磨用ライニング(3)を備えており、前記の研磨用ライニングは、少なくとも突出粒子(12)と前記の粒子の結合剤(13)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維製品の人工摩耗及び脱色装置 本発明は、繊維産業、特に衣料業界、とりわけプレタポルテ業界、特に染色さ れた生地によって制作される衣料品に関わる人工摩耗及び劣化加工装置を対象と している。 たとえばジーンズ生地のような染色された生地によって制作される衣料品は、 色は比較的濃く、生地は一般的に厚い、つまりほとんど柔らかみがないことから 、あまり魅力的でなく、補足的な加工を行わずに製造工場から出荷された状態で 身につけるのは容易なことではないことが知られている。 さらに、現在の流行と消費者のニーズは、買ったときから摩耗していたり、あ るいはすでに着古したような外観を有するあまり地味でないどちらかというと明 るい色合いの衣料品へと向かっている。このような製品を経済的必要と矛盾しな い方法で迅速に得るため、従来技術は特に下記に述べるような摩耗加工の方法と 機械を教示している。 加工される衣服は、内壁に緩衝ゴムライニングと、さらに適切に突起を備えて いる回転機のドラムの中に入れられ、少なくとも水と一定量の軽石が摩耗作業に おいて研磨剤の役割を果たす。ドラムは、閉鎖された後に、定められたサイクル にしたがって回転を始め、このサイクル中に、軽石とぶつかってかき回された衣 服は、特に回転サイクルによって定められた度合いに応じて摩耗する。この時、 突起部が回転中に衣服が丸まってしまうのを防ぐ役割を果たす。 こうした方法の使用によって、任意の製品の品質について、存在するさまざま なエレメントの量において一定の値を遵守することができるとともに、機械の特 定の部分の寿命を限定する結果となる。特に、頻繁に負荷がかかるゴムのライニ ングの部分の寿命が問題となる。目安として、使用される平均値は、加工される 衣服1キログラム当たり軽石およそ1キログラムであり、この結果、加工される 衣服が100キログラムある場合には、およそ100キログラムの軽石スラッジ が投入される。 このような機械における平均加工時間は、およそ105分であることから、投 入されたスラッジの量は膨大であり、その結果必然的に公害の問題が生じるとと もに、特に廃棄物の処理場の設置によって、さらに追加費用がかかってしまう。 さらにドラムの中の軽石の攪拌は、大きな騒音を引き起こし、機械の環境内で作 業しているオペレータにとって有害である。また、ゴムライニングの交換のため に数日間機械を止めることを要求することになり、その間は生産性がゼロになっ てしまう点も指摘できる。以上のことから、とても無視できないいくつかの欠点 があることが分かる。 本発明は、特に上記のさまざまな欠点を解消し、以下に説明する他の利点をも たらすことにある。 より厳密には、本発明は、繊維素材の製品を人工的に摩耗及び脱色できる装置 を対象としており、少なくとも一つの囲壁を備え、この囲壁は、軸の周りを回転 運動するのに適したドラムによって構成され、このドラムは、アクセス用密閉扉 を備えた開口部を有し、またこのドラムの内壁は少なくとも部分的に少なくとも 一つの研磨用ライニングを備えており、さらにこの研磨用ライニングには少なく とも突出粒子と少なくとも一つのこれら粒子の結合剤が含まれていることを特徴 とする装置を対象とする。 都合のよいことに、本発明による装置は主に、囲壁の内側に備えられた突出粒 子を有する研磨用ライニングの上で衣服を繰り返し摩擦することを可能にし、こ のことから軽石を使わなくてすみ、特に汚染の問題、騒音公害の問題、使用する 機械の機械的有害作用の問題、加工される製品によって占められない軽石の量に 起因する処理効率損失の問題、軽石の調達によって生じるコストの問題、残留ス ラッジの処理の問題といった軽石の使用に関連するあらゆる欠点を当然のことな がら排除することができる。その一方で、たとえば水中に特に酵素を添加するこ とによって、摩耗加工に脱色加工を組み合わせることもできる。 本発明による研磨用ライニングと加工製品との周期的な接触は、囲壁がそれ自 体の上で回転することによって得られ、その結果、特に衣料品の加工業界におい て通常使用されている工業用の回転機において本発明による装置を使用できると いう利点を手に入れることができる。この件については、それらの使用が必要不 可欠ではないにもかかわらず、このような特徴から、場合によっては加工時間を いっそう短くするために、囲壁のなかに可動研磨エレメント、たとえばわずかな 量の軽石を入れることが可能になる。 本発明による研磨用ライニングを形成するために突出粒子と結合剤の組み合わ せによって、研磨剤の特徴とともに、結合剤と粒子を構成する材料に応じて必要 量に見合ったライニングの寿命を得ることができる。この組み合わせは、ライニ ングの厚みと重さを小さくすると同時に、後者はライニングの適切で正確な形状 を可能にする。 優れた特徴によれば、前記の研磨用ライニングは、全体的に、前記の内壁の2 本の母線間で前記の回転軸に垂直に移動する直線によって範囲を限定された少な くとも一つの平面を形成する。この特徴によって、より均質な摩耗を得ることが できる。 別の特徴によれば、摩耗用ライニングは、取り外し可能な固定手段によって前 記の内壁上に取り付けられる。このように特に、研磨用のライニングの迅速な交 換あるいは従来の機械のドラム上に場合によっては適合させるための実用的な技 術的側面を指摘することができる。しかしながら、ライニングの取り外し可能な 性質は本発明による装置の作動には必要ないことから、取り外し不能なドラムに 組み込まれた研磨用ライニングを有することもできる。 別の優れた特徴は、特に取り外し可能な固定手段のように取り外し可能な一つ または複数の突起を使用することからなる。この結果、研磨用ライニングの迅速 な互換性を得ることができる。つまり、この作業の場合に機械の使用不能時間を 著しく短縮するとともに、設計の簡略化を得ることができる。 本発明による装置の別の特徴は、前記の研磨用ライニングが少なくとも、 ・少なくとも一つの樹脂と少なくとも一つの繊維物質を含む少なくとも一つの 層と、 ・少なくとも一つの樹脂と少なくとも突出粒子を含む少なくとも一つの追加層 を備えていることからなる。 このような特徴の利点は、強い機械適応力に耐えるライニングを得ることがで き、その結果、ドラムの耐力構造を形成することができる、または、加工する製 品を大量に投入できるという点である。 このようなライニングの優れた特徴は、前記の樹脂がポリエステルあるいは同 類の樹脂であり、前記の繊維物質はガラスまたは類似の繊維、たとえば炭素また はKevlarで構成されており、前記の突出粒子は、石英砂または同類物質の ような研磨粒子で構成されている点である。 別の特徴によれば、ポリエステル樹脂は、添加剤、特に八酸塩コバルトととも に予備促進され、コロイド珪酸を含み、特に、過酸化メチレチルセトンによって 触媒作用を引き起こされ、さらに別の特徴によれば、前記の研磨粒子は、粒度が 0から7ミリメートル、できればおよそ3ミリメートルで、ライニング1平方メ ートル当たり10から12キログラムの割合で、前記の追加層のなかで濃縮され る。 このような特徴において追求される利益は、特に、酵素のような添加物の湿潤 流体の中に添加する場合に科学的有害作用に対するライニングの耐久性を得るこ とにある。 添付の図面を参照して、追求される保護のいかなる限定的な解釈も引き出すこ となく、例示的な例として、以下に本発明による利益及び数多くの利点を説明す る。 第1図は、本発明によるドラム、特に回転機上に取り付けるためのドラムで、 内壁に突起部と研磨用ライニングが備えられているドラムの縦断面を概略的に示 す図である。 第2図は、樹脂をベースにした研磨用ライニング、研磨用突出粒子のラミネー ト層を有する実施例の厚みにおける断面図である。 第1図による装置は、軸5の周りの回転ドラム1で構成され、アクセス用密閉 扉7を備えた開口部6を有している。ドラムの内壁2の円筒形部分には、都合よ く3つの部分からなる研磨用ライニングが備えられている。この結果、この研磨 用ライニングは、円筒形の内壁2の母線にほぼ平行な縦方向の4つの突起8の間 で範囲を限定されており、突起部8は、従来のあらゆる形をとることができ、さ らに研磨用ライニング3より大きい厚味を持ち、前記の母線に等しい長さを有す る。これら突起部は、衣服の投入が、回転サイクル中に多少なりとも均質なボー ル状となるのを防ぎ、その結果製品の最終的外観を損なうようになることを防ぐ ためのものである。2つの突起部8によって範囲を限定されているドラム1の円 筒形の内側面の4つの間隔のうちの一つは、研磨用ライニング3を備えておらず 、この間隔は、ドラム1の投入用開口部6によって占められている。 第1図に示されている3つの部分からなる研磨用ライニング3は、円筒形の内 壁2と突起部8の間に適切にはめ込むことによって、突起部8を介してドラム1 の内壁2の上で取り外しできるように固定されている。突起部自体も、たとえば ボルトのような何らかの従来の手段によってドラム1の内壁に取り外しできるよ うに固定されている。研磨用ライニングの取り外し可能なこの固定方法によって 、このライニングが摩滅したときに、いくつかのボルトを緩めるだけで、迅速に 交換することができる。同様に、前記のドラムが取り付けられている機械を、た とえば、単に研磨用ライニングを取り外すだけで、従来の回転式機械、たとえば 洗濯機に迅速に変える可能性についても指摘できる。 第1図に示されているように研磨用ライニング3は、連続する各対の突起部8 の間に平面部9を形成し、その表面はドラム1の回転軸5にほぼ平行であり、さ らに前記の内壁2の2本の母線の間で前記の回転軸5に垂直に移動する直線によ って範囲を限定される。これら平面部9を設置する目的は、摩耗を均等化し、そ の結果研磨用ライニング3の効率を改善できるように、回転サイクル中にドラム の内側で衣服が巻き付くのを制限することによって、突起部8の機能を補足する ことにある。 第2図に示されている研磨用ライニングの実施例は、その一般的構造に少なく ともいくつかが突出している研磨粒子12と、前記の粒子の結合剤13を有して いる。前記の研磨用ライニングは、一つのポリエステル樹脂13と編みガラス1 4を有する少なくとも一つの層20と、一つのポリエステル樹脂13と乾燥石英 砂の粒子12を有する追加層21を有している。 さらに、第2図による実施例に記されているライニングは、最終的に研磨粒子 12を表面に出すようにした、少なくとも樹脂13のもう一つの層22を有して いる。 第1図に示されている本発明による摩耗及び脱色装置は、以下の要領で使用さ れる。 ・ドラム1の中に加工する衣服を入れる。このドラムの内壁2には、このドラム が回転し始めたときに前記の衣服と接触し始めることができる研磨用ライニング 3が備えられている。このため、開口部6が前記のドラムのほぼ円筒形の壁面上 に適切に設けられている。 ・ドラム1のなかに、開口部6を通して、投入された衣服の重さの倍の重さを有 する量の水を入れる。さらに、たとえば、特にジーンズの生地でできた特定の衣 服のために、衣服の一般的な脱色を行いたいと考えている場合には、酵素のよう な物質を添加することができる。この作業は摩耗作業を補う作業である。 ・密閉扉7を用いて、ドラム1を密閉した後に、このドラムは、特に希望する摩 耗の度合いに応じて、より一般的には手に入れたいと考えている製品に応じて、 定められたサイクルにしたがって回転し始める。ここで、たとえば軽石のような ドラム1に対して可動するいかなる研磨剤も投入しない点が指摘される。 ・回転サイクルがいったん終了したら、ドラム1を排水し、そこから加工された 衣服を取り出す。 本発明による装置は、幅広く普及されている工業適用手段とともに実施できる ことが分かるであろう。特に説明された本発明による研磨用ライニングの例につ いては、とりわけ層状になったプラスチックの製造に関する手段、また特に軽石 を使用する生地をベースにした繊維製品の従来の摩耗加工においては業界におい てすでに幅広く使用されているドラム型の回転機械に関する手段とともに実施す ることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月15日 【補正内容】 補正明細書 繊維製品の人工摩耗及び脱色装置 本発明は、繊維産業、特に衣料業界、とりわけプレタポルテ業界、特に染色さ れた生地によって制作される衣料品に関わる人工摩耗及び劣化加工装置を対象と している。 たとえばジーンズ生地のような染色された生地によって制作される衣料品は、 色は比較的濃く、生地は一般的に厚い、つまりほとんど柔らかみがないことから 、あまり魅力的でなく、補足的な加工を行わずに製造工場から出荷された状態で 身につけるのは容易なことではないことが知られている。 さらに、現在の流行と消費者のニーズは、買ったときから摩耗していたり、あ るいはすでに着古したような外観を有するあまり地味でないどちらかというと明 るい色合いの衣料品へと向かっている。このような製品を経済的必要と矛盾しな い方法で迅速に得るため、従来技術は特に下記に述べるような摩耗加工の方法と 機械を教示している。 ドイツ特許DE3710723号により、衣服の人工的摩耗装置の実施態様が 知られている。加工される衣服は、内壁に緩衝ゴムライニングと、さらに適切に 突起を備えている回転機の断面が多角形のドラムの中に入れられ、少なくとも水 と一定量の軽石が摩耗作業において研磨剤の役割を果たす。ドラムは、閉鎖され た後に、定められたサイクルにしたがって回転を始め、このサイクル中に、軽石 とぶつかってかき回された衣服は、特に回転サイクルによって定められた度合い に応じて摩耗する。この時、突起部が回転中に衣服が丸まってしまうのを防ぐ役 割を果たす。 こうした方法の使用によって、任意の製品の品質について、存在するさまざま なエレメントの量において一定の値を遵守することができるとともに、機械の特 定の部分の寿命を限定する結果となる。特に、頻繁に負荷がかかるゴムのライニ ングの部分の寿命が問題となる。目安として、使用される平均値は、加工される 衣服1キログラム当たり軽石およそ1キログラムであり、この結果、加工される 衣服が100キログラムある場合には、およそ100キログラムの軽石スラッジ が投入される。 このような機械における平均加工時間は、およそ105分であることから、投 入されたスラッジの量は膨大であり、その結果必然的に公害の問題が生じるとと もに、特に廃棄物の処理場の設置によって、さらに追加費用がかかってしまう。 さらにドラムの中の軽石の攪拌は、大きな騒音を引き起こし、機械の環境内で作 業しているオペレータにとって有害である。また、ゴムライニングの交換のため に数日間機械を止めることを要求することになり、その間は生産性がゼロになっ てしまう点も指摘できる。以上のことから、とても無視できないいくつかの欠点 があることが分かる。 従来の技術では、フランス特許FR2514793号によって、これらの欠点 を部分的に解消できる衣服の摩耗装置が示されている。この装置は、内壁に砂岩 ブロックまたは砥石が備えられたドラムを有している。砥石は、ネジを介してド ラムの壁面に個別に固定され、砂岩ブロックもまた、ネジを介してドラムの壁面 に個別に固定できるかまたは、コンクリート外装内に埋め込むことができる。こ のような装置では、研磨表面の均一性に欠け、その結果、衣服の摩耗において均 質性の違いが生じる。つまり、人工的摩耗作業の検査が必要である。その一方で 、砂岩ブロックまたは砥石の使用は、装置の使用時間が長くなるとともにコスト がかかり、装置の使用柔軟性の欠如とともに、装置の効率を減少させるような回 転の大きな慣性をもたらすような重さが想定できる。 本発明は、特に上記のさまざまな欠点を解消し、以下に説明する他の利点をも たらすことにある。 より厳密には、本発明は、繊維素材の製品を人工的に摩耗及び脱色できる装置 を対象としており、少なくとも一つの囲壁を備え、この囲壁は、軸の周りを回転 運動するのに適したドラムによって構成され、このドラムは、アクセス用密閉扉 を備えた開口部を有し、またこのドラムの内壁は少なくとも部分的に少なくとも 一つの研磨用ライニングを備えており、さらにこの研磨用ライニングには少なく とも突出粒子と少なくとも一つのこれら粒子の結合剤が含まれていることを特徴 とする装置を対象とする。 都合のよいことに、本発明による装置は主に、囲壁の内側に備えられた突出粒 子を有する研磨用ライニングの上て衣服を繰り返し摩擦することを可能にし、こ のことから軽石を使わなくてすみ、特に汚染の問題、騒音公害の問題、使用する 機械の機械的有害作用の問題、加工される製品によって占められない軽石の量に 起因する処理効率損失の問題、軽石の調達によって生じるコストの問題、残留ス ラッジの処理の問題といった軽石の使用に関連するあらゆる欠点を当然のことな がら排除することができる。その一方で、たとえば水中に特に酵素を添加するこ とによって、摩耗加工に脱色加工を組み合わせることもできる。 補正請求の範囲 1.繊維素材の製品を人工的に摩耗及び脱色する装置であって、少なくとも一 つの囲壁を備えており、前記の囲壁は、軸(5)の周りを回転運動するのに適し たドラム(1)によって構成され、前記のドラムは、アクセス用密閉扉(7)を 備えた開口部(6)を有しており、前記のドラムの内壁(2)は、少なくとも部 分的に少なくとも一つの研磨用ライニングを備えており、前記の研磨用ライニン グは、少なくとも突出粒子(12)と前記の粒子の結合剤(13)とを有し、前 記の研磨用ライニングが、均一な研磨面を有する少なくとも一つの一体板(3) を備えていることを特徴とする装置。 2.前記の一体板(3)が、前記の内壁(2)の2本の母線間で回転軸(5) に垂直に移動する直線によって、全体的に範囲を限定された少なくとも一つの表 面(9)を形成することを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記の一体板(3)が、取り外し可能な固定手段によって、前記の内壁( 2)に設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 4.前記の取り外し可能な固定手段が少なくとも一つの取り外し可能な突起部 (8)を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の 装置。 5.前記の一体板(3)が、少なくとも ・少なくとも一つの樹脂(13)と少なくとも一つの繊維物質(14)を有し ている少なくとも一つの層(20)と、 ・少なくとも一つの樹脂(13)と少なくとも突出しいる粒子(12)を有し ている少なくとも一つの追加層(21)を備えていることを特徴とする請求項1 ないし4のいずれか一項に記載の装置。 6.前記の樹脂がポリエステル樹脂(13)または類似の樹脂であることを特 徴とする請求項5に記載の装置。 7.前記の繊維物質がガラス繊維(14)または類似の繊維で構成されている ことを特徴とする請求項5または6に記載の装置。 8.前記の突出粒子が石英砂(12)または類似の砂のような研磨粒子で構成 されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。 9.前記のポリエステル樹脂が、添加剤とともに予備促進され、コロイド珪酸 を含み、さらに触媒作用を及ぼされることを特徴とする請求項6に記載の装置。 10.前記の粒子が、0から7ミリメートルの粒度で、ライニング1平方メー トル当たり10から12キログラムの割合で、前記の追加層(21)のなかで濃 縮されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BG,BR,BY,CN,CZ, FI,HU,JP,KR,LV,NO,NZ,PL,R O,RU,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.繊維素材の製品を人工的に摩耗及び脱色できる装置で、少なくとも一つの 囲壁を備えており、前記の囲壁は、軸(5)の周りを回転運動するのに適したド ラム(1)によって構成され、前記のドラムは、アクセス用密閉扉(7)を備え た開口部(6)を有しており、前記のドラムの内壁(2)は、少なくとも部分的 に少なくとも一つの研磨用ライニング(3)を備えており、前記の研磨用ライニ ングは、少なくとも突出粒子(12)と前記の粒子の結合剤(13)を有してい ることを特徴とする装置。 2.前記の研磨用ライニングが、前記の内壁(2)の2本の母線に沿った回転 軸(5)に垂直に移動する直線によって、全体的に範囲を限定された少なくとも 一つの表面(9)を形成することを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.前記の研磨用ライニング(3)が、取り外し可能な固定手段によって、前 記の内壁(2)上に設置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載 の装置。 4.前記の取り外し可能な固定手段が少なくとも一つの取り外し可能な突起部 (8)を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の装置。 5.前記の研磨用ライニングが、少なくとも ・少なくとも一つの樹脂(13)と少なくとも一つの繊維物質(14)を有し ている少なくとも一つの層(20)と、 ・少なくとも一つの樹脂(13)と少なくとも突出粒子(12)を有している 少なくとも一つの追加層(21)を備えていることを特徴とする、請求項1ない し4のいずれか一項に記載の装置。 6.前記の樹脂がポリエステル樹脂(13)または類似の樹脂であることを特 徴とする、請求項5に記載の装置。 7.前記の繊維物質がガラス繊維(14)または類似の繊維で構成されている ことを特徴とする、請求項5または6に記載の装置。 8.前記の突出粒子が石英砂(12)または類似の砂のような研磨粒子で構成 されていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。 9.前記のポリエステル樹脂が、添加剤とともに予備促進され、コロイド珪酸 を含み、さらに触媒作用を及ぼされることを特徴とする、請求項6に記載の装置 。 10.前記の粒子が、0から7ミリメートルの粒度で、ライニング1平方メー トル当たり10から12キログラムの割合で、前記の追加層(21)のなかで濃 縮されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
JP7504964A 1993-07-20 1994-07-04 繊維製品の人工摩耗及び脱色装置 Pending JPH09503555A (ja)

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