JPH09503405A - 手術用洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 洗浄システムは手術中に患者の手術領域（３）に溶液噴霧を供給するために細長い手持ちの器具（１）を含む。器具は手に持たれる外部リブ付き面を有する細長い把手（１１）を含む。ノーズは把手の吐出端に固定され、流れ制御弁（１８）は把手内に固定される。ノズル（１６）はノーズに選択的に接続され、手術部位における選定された流れパターンを生成する。弁（１７）は外部押しボタンアクチュエータ（１８）を有し、本体とノーズ内の通路を通る溶液の流れを制御する。加圧された液体供給源は封止された使い捨ての液体溶液充填袋（４）と本体の入口端に接続された殺菌されたチューブ（１０）とを含む。溶液袋は加圧袋（６）内に離脱可能に支持され、それはつぎに可搬スタンド装置に担持される。

Description

【発明の詳細な説明】 手術用洗浄装置 発明の背景 本発明は、特に様々な外科的処置中に洗浄及び／又は消毒液の連続的な又は断 続的な流れを傷に供給する小型な手持ち器具を含む洗浄装置に係り、特に患者の 組織への損傷無しに適当な機能を確実にするために適当に調節された圧力を有す る手持ち器具及び装置に関する。 洗浄装置は、手術中に手術領域内の患者の組織及び骨を含む手術領域に適当な 消毒及び／又は洗浄溶液を噴霧するために提供される。溶液は更に湿った組織を 維持し、手術処置を容易にし且つ術後の回復を最適とする。提供される器具はし ばしば血液や破片や過剰な液等を吸引する吸引装置を含むこともある。そのよう な洗浄装置システムは一般的に閉止前の傷の処置に関連しても提案されたきた。 本課題は、１９８５年１２月２７及び２８日に行われた発表におけるＪ．Ｅｎｔ ｅｒｏｓｔｏｍ Ｔｈｅｒにおいてカリフォルニア州バークレーのＨａｌ Ｒｏ ｇｎｅｓｓ，Ｒ．Ｎ．ＢＳＮ，ＥＴにより発表された「高圧傷洗浄法」と題され た文献にある程度詳細に説明されている。その発表された文献は傷洗浄法に関す る様々な他の出版物の一覧も含んでいる。その参考文献に説明されているように 、本技術は、脈動噴流を使用した高圧変化及びその代わりに、傷への重力滴下に よる供給及び従来のバルブシリンジによる供給を含む洗浄の三つの方法を検討し ている。１９９７年に出版されたＡｍｅｒｉｃａｎ Ｓｕｒｇｉｃａｌ Ｊｏｕ ｒｎａｌの第２巻１８７冊における「脈動噴流及び従来の方法による傷洗浄の評 価」と題された先行文献は、上述の３つの方法及び洗浄無しに関する統計的分析 を含んでいる。上記文献にあるように、一般的な結論は、脈動噴流は比較的高い 圧力であり様々な用途で良好な結果を与えるが、組織の損傷の可能性があるとい うことである。文献はまた、記載された従 来の方法において、操作者によって流れを維持されながらの適切な流量制御及び 溶液の配給は、洗浄の分野では全て重大な困難性及び問題を呈し、実際に全ての 例においてさえ、洗浄は高度に要望され広く使用されている。手術中等に流体を 傷領域に配給するために様々な手持ち器具もまた提案されている。出願人が知り える開示の全ては、手術用の洗浄をするために手動で作動される壁取り付け圧力 及び手持ちシリンジを含む記事に一般的に説明されているような加圧された溶液 流体源を使用している。そのような装置は、外科手術中に操作者により限定され た領域に流体を配送する取り外し可能なノズル部材を有していてもよい手持ちシ リンジ装置を含む。 よって、先行技術特許は手術用洗浄装置の様々な形態を説明している。例えば 、加圧缶装置が１９９２年７月２８日に発行された米国特許第５，１３３，７０ １号に開示されている。この特許では、小型の手持ち缶型容器に上部吐出ノズル が設けられている。缶は加圧され、弁とされたノズルを通して液が吐出される。 米国特許第５，１７８，６０６号は、液の圧力と温度を正確に制御する別制御と 共の内視鏡手術のために患者の離れた腔内に供給するための洗浄及び吸引装置が 開示されている。その装置は外科手術中に止血効果を達成し、よって腔内手術作 業のための非常に詳細な用途を提供する。加圧装置は、外科手術領域内の切断及 び切開動作を発生する適当な消毒された塩水液の高圧流を使用して噴流を生成す ることが開示されている。例えば、１９９０年４月３日に発行された米国特許第 ４，９１３，６９８号は、脳外科手術中に使用されるナイフとして機能する高圧 噴流装置を開示している。この特許において、柔軟な容器が高圧容器内に収容さ れ、容器を高圧に加圧するために窒素源が容器に接続される。出力は小さな通路 を有するノズルに供給され、高圧噴流ナイフを生成し、脳外科手術において脳腫 瘍を潰して除去するために細線切開を達成する。 より最近では、本発明者は傷領域に洗浄するための溶液を配送す るバッテリー駆動ポンプ装置の情報を受けた。使い捨て装置として確認されたも のではあるが、装置は約５０ドルであると理解される。 傷洗浄の最も一般的な方法は、限定された液容量を有する手持ちシリンジ及び 手術領域への液の流れを直接発生させるように作動するピストン又はバルブのよ うな圧力ポンプである。流量及び圧力は、もちろん、加圧要素の作動において特 に熟練した操作者に関連し制御される。よって、操作者の注意は、シリンジを操 作して流量を発生させること及び要求される傷領域にその結果の流れを向けるこ との両方に向けられる。また、シリンジは連続的な溶液源を含んでおらず、溶液 は定期的に充填されなければならない。 よって、様々な既知の装置が溶液を供給する手持ち具を提供する。しかし、各 々の装置は、特に外科手術手順において傷領域に液の所望の圧力と流れを提供す ることにおいて既知の困難性を有している。 要約すると、液を傷に供給することを含む様々な理由のために、手持ち噴流装 置は広く使用されてきた。しかし、一般的に、先行技術による加湿及び洗浄装置 は上述のような点滴袋、シリンジ供給器又は脈動噴流装置を含む。先行技術装置 は外科手術手順に使用され、それに関連した問題は長年にわたって認識されてい た。 したがって、手術中に必要な溶液の確実な供給源から溶液の連続的な流れを生 成し、操作者による確実な装置の機能及び操作を可能にした簡単で可搬な装置に 対する大きな必要性と要求がある。 本発明の概要 本発明は特に、組織の損傷を防止するために適当な流れと圧力で流体を供給し 、外科手術中に高度な可搬性及びを制御された溶液の供給を維持する一方、所望 の壊残組織除を伴なう傷の洗浄と組織の湿潤のための手持ち工具又は器具を含む 可搬で小型な装置に関する。更に、全ての接続要素を含む溶液容器及び器具は、 最小の原価で容易に構成され、最適な安全性のためのコスト効果のある使い捨て システムを提供する。一般的に、本発明の教示によれば、装置は塩水 液又は他の適当な溶液のような適当な溶液の従来の袋に接続される手持ち洗浄器 具を含む。加圧閉鎖袋装置は溶液袋の回りに接続され、手術領域において一平方 インチ当たり８乃至１５ポンド（ｐｓｉ）の範囲程度、１００乃至６００ミリメ ートル水銀柱の範囲程度の適当なレベルまで溶液袋に圧力を引加するために加圧 される。圧力レベルは手術中の溶液の本質的に連続的な供給のと吐出のために利 用可能な圧力と共に最大起動圧力を確立するために制御され、簡単な圧力調整装 置等により維持されてもよい。加圧袋は、液又は薬物が患者に埋め込まれた針に 供給される血管中注入装置に関連してこれまで使用されていたものに類似してい てもよい。 本発明の洗浄器具は、使い捨ての一回使用装置である。好適な実施例において 、管状の通路を有する簡単な軽量で細長い把手が供給ノズル先端で終結する。ノ ズルの構造には、好ましくは、各々の特殊な傷及び手術手順に適合する様々なノ ズル先端の迅速な取り外し及び取り付けを可能にする取り外し自在ノズル接続が 設けられる。器具の吐出端にも他の補助装置用の接続が設けられてもよい。 より詳細には、商業用の実施例では、様々なノズル先端を受容するために簡単 で細長い管状の手持ち器具が取り外し可能な端部アタッチメントで終結する。好 適な構造において、器具を洗浄器の操作者の親指により作動可能とするために制 御ボタンを器具の横側に配置するように構成される。親指の使用によりボタン位 置のより正確な制御が可能となり、それにより、手術領域への流れの制御が可能 となる。器具の反対端は、現在点滴用に使用されているような従来の塩水液等の 袋からのチューブの直接の接続のために、迅速離脱継手を含む。柔軟な溶液袋は 端部が開放された圧力袋内に配置され、様々な患者の点滴用に現在使用されてい る可動搬送機のような適当な搬送機により支持される。柔軟バルブのような手又 は足により作動されるポンプ装置が袋を膨らませ、それにより溶液袋を加圧する ために袋に接続される。圧力調整装置が好ましくは圧力袋装置に接 続され、圧力袋内の圧力、それにより溶液袋内の圧力を事前設定する。圧力袋は 好ましくは溶液袋より十分に大きい容積を有し、よって洗浄処理時に溶液袋にか かる連続最低圧力を維持する。代わりに、他の袋加圧システムが使用されてもよ い。連続した圧力調整が所望又は必要なときは、連続的な圧力調整と共にＣＯ２ 又は窒素の小型加圧缶が加圧袋に接続されてもよい。加圧袋と交換可能な溶液袋 との組み合わせにおける手持ち器具は、傷と手術領域の最適な洗浄及び／又は消 毒を維持するために必要な安全圧力特性において所望の調節可能な流れを供給し て維持しながら、可搬式血管中供給装置等に関連した利点の全てを提供する。よ って、一般的に供給される流体の圧力は液体充填袋の設定により制御され、一方 流れ特性は流量制御と同様に簡単なオンオフ制御を提供する手持ち器具内の指動 作弁により制御される。 洗浄溶液システムは、改良された制御された溶液供給と共に使い捨て部品を含 み、実質的に広く使用されているシリンジ型装置の範囲で競争可能な原価により 容易に製造できる。 図面の簡単な説明 ここに示された図面は本発明の好適な実施例を示し、上述の利点及び特徴は図 示された実施例の説明から容易に理解されるように他のものと同様に明瞭に開示 される。 図１は本発明の教示により構成された手術用洗浄装置の簡易立面図； 図１ａ及び１ｂは取り付けノズル無しの図１に示された器具の正面図及び側面 図； 図２は器具把手又は本体から離された取り外し可能ノーズと共の図１に示され た手持ち器具の分解図； 図３は図２の頂部直立図； 図４は弁装置部分的に示された図１に示された手持ち工具又は器具の長手方向 断面分解図； 図５は図３の線５−５に略沿った立面図； 図６は図３の線６−６に略沿った垂直断面図； 図７は図３の線７−７に略沿った垂直断面図； 図８は図３の線８−８に略沿った垂直断面図； 図９は図３の線９−９に略沿った端面図； 図９ａは図３の線９ａ−９ａに略沿った端面図； 図１０は、図１及び４に示された弁構造を通る拡大長手方向断面図；及び 図１１は部品が破断された図１に示された加圧袋の部分拡大図である。 図示された実施例の説明 図面、特に図１を参照するに、外科手術中に流体噴霧２を手術領域３に供給す る洗浄器具１が図示される。器具１は一回使用として設計された使い捨てで殺菌 された装置である。器具１は、好ましくは患者の傷又は手術領域３に供給される 適当な溶液５が充填された封止された使い捨ての殺菌された液体溶液袋４を含む 加圧された溶液供給に接続される。袋４は、加圧袋６内に離脱可能に支持され、 そして可搬スタンド装置５ａに担持される流体の非加圧源である。手動ポンプ装 置７は柔軟な加圧袋５に接続され、袋５を加圧するために手動で作動され、よっ て溶液充填袋４に接続される。手動操作装置のような圧力調整弁８は、ポンプ装 置７から袋６への圧力接続又は通路内に設けられ、袋４したがって袋６の圧力レ ベルを制御する。指示装置９は、調整弁８の操作により圧力レベルを設定すると き、圧力レベルを指示するために設けられる。液体溶液袋４はチューブ１０を通 じて器具１の入口端に接続される。本発明は手術領域への洗浄流体の供給に関し ており、一般的に８乃至１５ｐｓｉの範囲の領域における溶液圧力の供給に限定 される。袋５は約１００乃至６００ｍｍ水銀柱の範囲に設定されてもよい。 加圧袋６は、袋からの溶液の吐出中に溶液袋４に適当な圧力が維 持されるように、よって手持ち器具からの比較的一定の流れ特性が維持されるよ うに選定される。典型的に、加圧袋は溶液袋の容積の２倍の容積を有してよい。 特に図２−４を参照するに、一般的に手持ち器具は手術者又はその助手のよう な操作者の手に握られる把手を形成する適当な細長い本体部材１１を含む。本体 部材１１はチューブ１０に接続された入口端１３と反対側の吐出端１４との間に 中央通路１２を有する。吐出部材又はノーズ１５は、オフセット通路１６と共に 吐出端１４内に固定される。指で操作される弁装置１７が通路１２と１６との間 の吐出端１４内に収容される。弁装置１７は、操作者の指、好ましくは親指によ り操作される外部押しボタンアクチュエータ１８を含む。弁装置１７は、通路１ ２と１６との間の弁通路１８を開閉して傷又は手術領域３への液体噴霧を制御す るか流れを完全に閉止する簡単なオンオフ弁であってもよい。作動中、袋６はつ ぶされて圧力袋６内に配置される。圧力装置７は手で作動されて袋６、よって溶 液袋４を加圧する。圧力調節器８は所望の圧力に調節される。器具１は、Ｌｅｕ ｒコネクタの１９のような適当な迅速接続システムにより加圧の前又は後に接続 ライン１０により器具１の入口端に接続される。ノズル先端２０はＬｅｕｒコネ クタの２１により器具吐出端部材又はノーズ１５に同様に接続され、そして手術 室での使用に準備完了となる。全体の組み立てと装置の手動加圧は約１分以内に 完了する。装置の可搬性は手術室内での装置の適切で最適な配置を特に提供し、 一方手術領域への器具からの所望の加圧された流れを供給するために改良された 加圧源を提供する。溶液袋、手持ち器具及び接続要素の全体のシステムは約３ド ルの原価で提供できる。 手術中、器具１は図１に示されるように弁ボタン８と共に手に持たれ、よって 図示しない操作者の親指に整列し係合する。適当な噴霧２が手術領域２内の組織 に対して安全で損傷を与えない圧力で所望の流量で供給される。流量は押しボタ ン弁１７の親指操作により 制御され、圧力は圧力装置７及びレベル制御弁８により制御される。洗浄液は手 術者により要求されるだけ連続に使用可能であり、患者の手術領域内の最適な手 術条件を提供する。 手術中、先端又はノズル２０は、所望のように容易に且つ迅速に交換可能であ る。手術の後で、袋４から器具１、ノズル２０及び相互接続チューブを含む全て の部品は、既知の規定及び手順によって十分に適切で安全な手順により廃棄され る。 より詳細には、図２に示されたような発明の図示された実施例において、比較 的一定の直径の中央通路１２を有する簡単な固いプラスチック本体部材又は把手 １１を含んだ器具１が示される。入口端１３は、チューブに付けられたＬｅｕｒ コネクタ１９のような適当なコネクタを受容するようにテーパーがつけられる。 通路は、入口端１３から吐出端１４へと略同軸に本体を通って延在する。 細長い器具把手１１は、図２−４に明瞭に示されるように僅かに大きい直径で 形成された吐出端１４に向かって僅かに大きくなるテーパが付けられた外壁面に より形成され、端部室１４は制御弁１７及びノズル１５を受容するために画成さ れる。ノーズ１５は指操作押しボタン弁装置１７の出口側に配置される。把手１ １の第１のテーパ部分は、円周上に離間し長手方向に延在する複数の凹み及び隆 起２６及び２７を含むリブつきの外面により形成される。リブつき外面の構造は 操作者が片手でしっかりと器具を握るのに好都合で信頼がある。最外側の拡大さ れた吐出端１４は、近接して離間した長手方向に延在するセレーション２５が形 成された外面を有する。把手１１の吐出端１４の上面は、拡大された吐出端に延 在する器具ノーズ１５によって弁構造が配置され固定された開口２８を有する。 器具ノーズ１５は、対応してテーパがつけられた室１４に突出するテーパつき 端２９と共の拡径された部分を有するプラスチックの本体部材である。ノーズ１ ５と相互接続弁装置１７は、熱ボンディング、適当な接着剤又は適当な表面相互 接続システムによるような 封止された一体の器具を形成するような方法で吐出端内に永久的に固定される。 器具ノーズ１５は、オフセット吐出通路１６を含む。通路１６の入口端は拡径さ れ、本体通路１２より幾分か大きい。通路１６の外側部分は器具把手１１の通路 より僅かに小さい直径を有する。ノズルノーズ１５の通路１６は、図４及び１０ により十分に示されるように、弁体装置１７の特に図示された構造によって通路 １２から平行にずらされる。 弁装置１７はノーズ１５により把手１１内に以下のようにクランプされ封止さ れる。弁装置１７は内側端で閉止された管状本体３０を含み、夫々通路１２及び １６に整列した対向して延在する管状コネクタ３１及び３１ａと共に本体部材１ １の開口１４内に固定される。把手１１の端部室１４は、コネクタ３１に適合す る接続室を有し、ノーズ１５は弁本体３０を器具内に強固に固定するためにコネ クタ３１ａと共に組み立てられた器具内に同様な室コネクタを有する。ピストン 弁部材３２は押しボタン内から延出し、管状本体３０の管状コネクタ３１及び３ １ａを接続する中央開口内に摺動可能にジャーナル連結される。弁部材３２は、 部材３２の外側剛直ポスト３２ａに固定された内側の細長いラバー本体３３を含 む。ラバー本体３３の両端は、本体開口の壁に摺動可能に係合し、その中でずら されたコネクタ３１及び３１ａに、そしてそれにより通路１２及び１６に対して 選択的に整列する拡径された封止リング３３ａ及び３３ｂである。スプリング３ ４は押しボタン１８内でポスト３２ａを包囲する。スプリング３４は、弁本体３ ０の外側端の拡径されたリップ３４ａとの間で動作し、弁部材３２及びボタン１ ８を外側に向けてコネクタ３１と３１ａとの間の、したがって通路１２と１６と の間の図１０で実線で示された閉止位置に付勢する。ボタン１８は、リップ３４ ０の下方に突出する相互固定リップ３５により弁本体３０に保持される。ボタン １８及び接続された弁部材３２の押し下げは、内側弁リング３３ａを弁コネクタ ３１の開口に移動させ、 よって通路１２と１６とを接続する。外側弁リング３３ｂは管状コネクタ３１ａ の外側に保持され、よって弁を通ってコネクタ３１ａまでの流れを制限する。よ って、器具１を通って外側ノーズまでの連続した流れが生成される。閉止位置と 完全開放又は流れ位置との間への押し下げは、制御された部分的な流れを確立す る。よって、ボタン１８の押下げの範囲は、図１０の仮想線に示されるように、 開口の大きさ及びそれによる流量を制御する。弁装置１７は１９９１年１１月１ ２日に発行された米国特許第５，０６４，１６８号及び１９９３年７月２０日に 発行された米国特許第５，２２８，６４６号に示されより詳細に説明されている 。 ノズル又は先端２０は、器具１特にノーズ１５の通路１６の出口端に離脱可能 に接続された簡単な管状部材として示されている。本発明の図示された実施例に おいて、Ｌａｕｒコネクタのような簡単な相互接続が図１に示されている。通路 １２及び１６への開口は、既知のＬｅｕｒ接続でのような確実な相互接続を提供 するように、図示されない小さなリップで形成されてもよい。 押しボタン制御と共の小型手持ち器具１は、図１の２のような液体溶液の流れ の簡単な制御された流れを提供する。もちろん、通路１２の入口端１３は溶液袋 ４に直接接続され、一方吐出ノーズ１５の通路１６は適当な噴霧ノズル２０に接 続され、弁１７及び加圧袋システムの調整システムの適当な操作による制御とし て、全ては制御され本質的に連続な圧力及び流れ特性の制御の下で、集中した噴 流、分散した噴流等のような所望の溶液流れ２を生成する。 図示された本発明の実施例においてより詳しくは、溶液袋４は好ましくは患者 に液体の血管注入をするために広く使用されている従来の袋とされる。加圧源３ ａは、患者に薬物を加圧血管注入するために現在使用されている袋に相当するで あろう袋部材６を含む。加圧袋６は、支持体５ａのフック３７に引っかけられる 開孔フランジ３６が形成されて示されている。支持体５ａは車付きの基台３９に 取り付けられた支持支柱３８を有する典型的な可動装置として示されている。フ ック３７は支柱の頂部に固定される。ポンプ装置７は、調整弁８が内部に固定さ れ、入口弁付き開口４１及び出口チューブ４を有する従来の衆知の柔軟バルブ４ ０として示されている。バルブ４０の圧縮及び開放は袋６を加圧する。よって、 空気が入口弁付き開口４１に流入し、バルブ４０の圧縮により、入口４１が閉止 し、空気は外に向かって加圧袋５に流入する。弁８は調節可能な弁装置であって 、袋から圧力を開放し、よって圧力を所望のレベルにあらかじめ設定する。手術 中、バルブ４０は、圧力レベルを監視するための圧力計９を使用して圧力を所望 のように再設定するために作動されてもよい。 本発明の実際の使用例において、器具は約５インチの長さと弁本体の外側端に おいて約１／２インチの直径を有していた。ノーズは約１インチの長さを有して いた。通路１２は入口端から出口端に向かって増大する約２度のテーパが付けら れた約０．１１５インチの直径を有していた。ノーズ通路１６は入口端から出口 端に向かって減少するテーパが付けられた約０．０９０インチの直径を有してい た。 したがって、具体的な実施例に示されてはいるが、もちろん、低価格、使い捨 て溶液器具及び外科手術手順における洗浄流れのシステムを提供する教示内にお いて、様々な変形例が提供されるであろう。例えば、図１０の仮想線に示される ように、小型の加圧された二酸化炭素（ＣＯ２）又は窒素（Ｎ２）の缶４５が加 圧袋６に接続されてもよい。缶出力装置４６は、袋入口４８に接続されると共に 、調節可能な自己調整制御装置４７を有する。袋６内で及びそれにより溶液袋４ 内で連続した調整された圧力が維持される。除去のための付加的な吸引通路を有 することにより、傷領域から液体及び破片を除去するための手術用器具が設けら れてもよい。更に、塩水液袋及び圧力袋は、異なる形態をとってもよいが、一般 的に、手動で作 動されるポンプ又は溶液袋の加圧のための他の形態の加圧手段に接続された簡単 な加圧室部材との組み合わせによる使い捨ての簡単な使用を必要とする。溶液シ ステムは、全ての相互接続構成部品と同様に殺菌された溶液袋及び殺菌された器 具により構成された全体に使い捨ての部品を含む。よって、本発明は簡単で比較 的安価な手術用の洗浄装置を提供する。本装置は特別な技術又は器具無しで手術 場で容易に迅速に組み立てられ、洗浄及び／又は殺菌液の手術の傷領域への高度 に満足できる供給を維持する。 便利な使い捨て構造と共の本発明は都合よく操作され手持ちの器具を提供する 。指先及び特に親指の制御は正確な方法で流れの調節を可能とし、中断の無い連 続した洗浄を可能としながら組織の損傷を最小とする。使い捨て溶液袋と使い捨 て器具を含む本システムの簡単さは、価格的な効果のある一回使用を容易に構成 し得る殺菌された装置を提供する。加圧袋装置と共の装置は洗浄システムの便利 で迅速な装置をも提供する。洗浄システムは患者から離れた関係で且つ手術者の 視界の外に配置可能である。本発明は具体的に開示された実施例に限定されるこ となく、最後に、器具装置の簡単さは特に、患者と個人の最大の安全のために各 々の手術手順の後で廃棄することを提供する。 本発明はバルブシリンジ等に関連した流れの不都合な氾濫無しで適切な流れと 共に組織の湿潤を維持するように様々な手術手順により使用される。本システム は、正確な洗浄と調節可能な流れがしばしば要求される精密手術に容易に適用可 能である。眼及び眼球孔のような他の手術手順において、本システムは、圧力レ ベルの迅速な設定及び指により制御される洗浄器による流れの調節の結果として の調節可能な圧力及び流れにおける繰り返しの洗浄を提供する。顎骨顔面及び口 腔手術において、洗浄を一点にし、組織の乾燥及び／又は組織の熱損傷無しで確 立されることが必要とされる。調節可能な流れ特性は、整形及び手の手術、特に 組織の損傷を更に防止する ために骨の孔明け及び板付けに装置を適合させる。本発明の非常に簡単で使い捨 ての一回使用洗浄工具は、最適な手術環境を確立し維持するために様々な手術設 備における既存の手術システムに特に適合する。 本発明を遂行するための様々な態様は、本発明と見なされる主題を特に指摘し 明瞭に請求する以下の請求の範囲の範囲内であると考えられる。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９５年３月９日 【補正内容】 請求の範囲 １．巨視的手術及び微視的手術手順を含む手術中に、液体溶液の低圧流れによ る、手術部位の洗浄のための手持ち型使い捨て手術用洗浄装置であって、手術手 順中に前記手術部位への洗浄溶液の流れを確立するために入口端と吐出端とを有 し且つ指の間に握持して操作し且つ手術部位に対する位置決めのための軽量で細 長い手持ちの洗浄器具と、封止された出口を有する洗浄用液体溶液の柔軟な袋と 、前記袋の封止された出口を前記入口端に接続する接続チューブと、溶液袋を実 質的に包囲する加圧部材と、前記加圧部材に接続され且つ圧部材を加圧してそれ により前記溶液袋を加圧する加圧装置とよりなり、前記器具は溶液入口通路と溶 液入口通路から離間し且つ弁開口を形成する溶液出口通路と共に本体部材を含み 、流量制御弁が前記本体部材内で前記弁開口内に固定され且つ前記入口通路と前 記出口通路との間に接続通路を画成し、前記制御弁は前記弁開口内に位置し且つ 洗浄装置の操作者により係合されて洗浄液体溶液の安定した状態の流れを確立す るために外部押しボタン操作器と共の指作動制御部材を有し、前記制御弁は前記 吐出端に近接して配置され且つ前記開口内で前記制御部材の可変位置決めのため に取り付けられ、前記制御部材は前記弁開口内で第１の位置と第２の位置の間で 連続的に位置決めされ、手術手順中の前記開口と、手術結果を改善するために貢 献する手術部位における必要な洗浄と湿潤と殺菌のために最適な所望の流れを維 持しながら手術部位内の患者への損傷を防止する圧力での前記洗浄液体溶液の前 記安定した状態の流れの流速とを変化させ、前記溶液袋と前記器具と全ての流れ 接続チューブ要素とは手術機器における最大の安全性を維持するために一回の使 用のための使い捨て組立体を形成し且つ少なくとも２つのノズル先端は少なくと も２つの異なる流れを確立し且つ各々の前記先端は同等な端部アタッチメント装 置を有し且つ前記器具の前記吐出端は迅速先端継ぎ手装置を有して手術手順中に 前記ノズル先端の迅速な交換の ために前記アタッチメント装置を受容する洗浄装置。 ２．前記器具は開放室において終端する真っ直ぐな管状通路としての前記入口 通路と前記室の外側端内に固定され且つ受容ノーズへの前記ノズル先端の一つの 選択されて離脱可能なアッタチメントを構成する外側端を有するノズル受容ノー ズとを有し、前記ノーズは真っ直ぐな通路を有し、前記プラスチック把手は頂部 と底部と側部とを有し、前記溶液出口通路及び前記制御弁は流体封止接続と共に 及び前記入口通路と前記出口通路とに整列する管状コネクタと共に前記ノーズと 前記プラスチック把手との間にクランプされた弁本体を含み、前記制御部材は前 記本体の側部に平行に延出し且つ操作者の手の親指により係合されるために配向 される押しボタン操作器を含む請求の範囲第１項記載の洗浄装置。 ３．前記加圧部材は前記溶液袋に接続された柔軟な袋であって、連続圧力調整 弁を含む請求項１記載の装置。 ４．前記加圧部材は選定された圧力での前記加圧袋を有する小型加圧容器であ る請求項１記載の装置。 ５．前記器具は５インチのオーダーの長さと半インチのオーダーの最大直径を 有する請求の範囲第１項記載の洗浄装置。 ６．前記本体部材は前記入口通路を含む入口本体要素と前記出口通路を含む外 側ノーズ要素とを含み且つ前記本体部材にはまり込み且つ互いに相互接続され、 前記制御弁は前記本体要素と前記ノーズ要素の間にクランプされた弁部材を含む 請求の範囲第５項記載の洗浄装置。 ７．前記本体要素は、操作者の手の指が前記制御部材に載せられて便利で信頼 性のある器具の手による把持のために、円周上に離間して長手方向に延在する凹 部と共に形成された外面を含む請求の範囲第１０項記載の装置。 ８．手術中に患者の手術部位に加圧された液体供給源から液体溶液を供給する 手持ち使い捨て洗浄器具であって、洗浄者により指の 間に把持され且つ位置決めされ且つ入口端と吐出端との間に中央通路を有する細 長い管状把手と、前記管状把手の前記吐出端に固定され且つそれから長手方向に 延在し且つ前記中央通路からずらされた真っ直ぐな吐出通路を有し且つ吐出接続 装置に延出する管状ノーズ部材と、前記管状把手と前記管状ノーズ部材との間で 封止された流量制御弁と、よりなり、前記接続装置は手術部位における選定され た流れパターンを生成するためにノズル先端を選択的且つ離脱可能に受容するコ ネクタ装置を含み、前記流量制御弁は前記中央通路を前記吐出通路に接続する接 続流れ通路と、前記流れ接続通路内に配置され且つ接続流れ通路内での連続運動 のために取り付けられて溶液の定常状態流れを形成するために完全開放位置と完 全閉止位置との間で接続流れ通路の開度を調節する流量制御部材と、前記流量制 御部材に接続され且つ前記接続通路内で前記制御部材を連続して位置決めしそれ により開度を確立して調節しそれにより手術中に傷への液体溶液の最適な供給の ために前記液体溶液の加圧された液体供給源から前記把手とノーズ部材とを通じ た溶液の前記連続した定常状態流れの流速を確立して調節する外部指操作押しボ タンアクチュエータとを有する洗浄器具。 ９．前記管状本体とノーズ部材とは５インチのオーダーの全長と半インチのオ ーダーの直径とを有する請求の範囲第８項記載の洗浄器具。 １０．弁は弁本体を含み、前記把手、前記ノーズ部材及び前記弁本体は各々成 型プラスチック要素であり、互いに連結されて連続した一体本体装置を形成する 請求の範囲第１６項記載の洗浄器具。 １１．洗浄者の指の間に把持され、手術中に患者の手術部位に液体溶液の流れ を供給し、各々が手術部位への選定された流量の流れを確立する複数の異なる流 れ先端を受容する手持ち使い捨て洗浄器具であって、入口端と吐出端とそれらの 間の中央通路とを有する細長い管状把手と、前記管状把手の前記吐出端に接続さ れた入口端を 有し且つそれから長手方向に延在する管状ノーズと、よりなり、 前記把手と前記接続された端を有する前記管状ノズルは、入り込んだ端部分を 含み且つ前記管状ノーズが前記長手方向に延在して前記把手と前記管状ノーズと を強固に相互接続し、前記ノーズは前記中央通路から平行にずれた真っ直ぐな吐 出通路を有し且つ前記ノズル先端の各々を受容するすべり嵌合継ぎ手を含む吐出 端において終端し、前記把手及び前記ノーズの前記入り込んだ端部分は内部弁室 を画成し、流量制御弁が前記弁室内に配置され且つ前記把手の前記入口通路及び 前記ノーズの前記吐出通路に整列する第１及び第２の通路部材を有し且つ弁開口 が前記第１と第２の弁通路を接続し、弁部材が前記弁室内に配置され且つ弁付き の開口を通じて連続した移動と共に選択的に位置決めされ、前記弁開口を可変に 開閉しそれにより前記弁装置を通じた前記吐出通路及び先端への流速を制御し、 前記弁部材は実質的に前記把手及び前記管状ノーズの横に外側に向かって突出し 且つ外部指操作押しボタンで終端する操作部材を有し、前記弁部材は前記開放位 置及び前記閉止位置の一方に弾性的に付勢され且つ前記開放位置と前記閉止位置 との間で操作者の指によりその間で選択的に連続して移動可能でありそれにより 前記位置の間で連続に屁かする開度を生成し且つ前記管状ノーズ及び先端からの 前記液体溶液の調節可能な定常状態流れを生成しそれにより手術手順中に前記弁 の完全開放位置と完全閉止位置との間で選択された流速での液体溶液の最適な流 れを確立する洗浄器具。 １２．前記入口及び吐出通路の間で垂直に延在する弁開口を有し、前記弁部材 は前記入口及び出口通路の間に位置する第１の位置を有し且つ選択的に前記通路 の一つを通じて移動可能であり前記通路の間で弁開口を選択的に開く請求の範囲 第１１項記載の洗浄器具。 １３．前記弁部材は中央に配置されて一端が閉止された管状部分を有する弁本 体を有し且つ前記弁本体の両端から直径上対向する方向に突出する軸がずらされ た通路部材として前記弁部材弁本体と一 体に形成された入口部材及び出口部材を有し、前記入口及び出口部材は把手の前 記入口通路及びノーズの前記吐出通路によって離間され且つ前記夫々の通路に突 出し、前記弁部材は前記器弁本体内に摺動可能に取り付けられ且つ封止接続され てそれから外側に向けて突出し、前記弁部材は前記弁開口の直径に対応する内部 ヘッドと外側に向かって突出するステム部とを有しそれにより前記入口及び出口 通路の間で開口内においてヘッドの移動はそれを通る流れを封止し且つ前記弁部 材の移動及び前記入口及び出口通路の一方を通り前記ヘッドを通る移動は前記通 路の間の前記開口開口を開閉し且つそれを通る流速を調節する請求の範囲第１２ 項記載の洗浄器具。 １４．前記把手の構造は、使用者の指内に都合よく把持されるように配置され て前記ノーズを受容するヘッド部分と、前記ヘッド部分から後ろに向けて延在し 前記把手の構造の実質的な長さを形成する延在把手部分とを含み、それによりヘ ッド部分は操作者の指により把持されて把手が手を通って後方に延在する請求の 範囲第１３項記載の洗浄器具。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バムバーガー，マイケル アメリカ合衆国，ウイスコンシン州 53217，ミルウォーキー，エヌ・ペルハ ム・パークウェイ 9255番

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．手術中の傷の洗浄用手持ち型使い捨て洗浄装置であって、前記傷への洗浄 流れを確立するために入口端と出口端とを有する細長い手持ちの洗浄器具と、封 止された出口を有する洗浄液体溶液の柔軟な袋と、前記袋を前記入口に接続する 接続チューブ要素と、溶液袋を実質的に包囲する加圧袋と、前記加圧袋に接続さ れ、加圧袋をそしてそれにより溶液袋を加圧する加圧装置と、よりなり、前記器 具は前記吐出端に近接して配置された指作動制御部材を有する流れ制御弁を含み 、組織の損傷を防止する圧力で前記洗浄液体溶液の傷への低圧流れを確立し、前 記溶液袋と前記器具と全ての流れ接続チューブ要素とは一回使用の使い捨て組立 体を形成する洗浄装置。 ２．前記器具は開放された室で終端する管状通路を有する軽量プラスチック把 手と前記室の外側端内に固定されたノズル受容ノーズとを含み、前記制御弁は前 記入口及び前記出口に整列する管状コネクタと共に前記プラスチック本体と前記 ノーズとの間にクランプされた弁本体を含み、ボタン操作器は前記本体に平行に 延在して操作者の手の親指に係合するように配向される請求の範囲第１項記載の 洗浄装置。 ３．前記加圧袋は一端のみ開口され、前記非加圧状態において前記溶液袋を自 由に受容し、前記加圧袋の前記加圧は前記溶液袋をその中に保持するように前記 袋を広げる請求の範囲第１項記載の装置。 ４．前記加圧装置は袋に接続された柔軟なバルブであり、圧力調整弁装置を含 む請求の範囲第１項記載の装置。 ５．前記加圧装置は前記加圧袋を選定された圧力で保持するために連続調整弁 装置と共の出口を有する小型の加圧された容器である請求の範囲第１項記載の装 置。 ６．前記器具は５インチのオーダーの長さと半インチのオーダーの最大外径を 有する請求の範囲第１項記載の洗浄装置。 ７．前記器具は互いに相互接続された本体要素と外側ノーズ要素 とを含み、前記制御弁は前記本体要素と前記ノーズ要素との間にクランプされた 弁本体を含む請求の範囲第６項記載の洗浄装置。 ８．前記本体要素は、操作者の手の指が前記制御部材に載せられて便利で信頼 性のある器具の手による把持のために、円周上に離間した凹部と共に形成された 外面を含む特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９．手術中の傷の洗浄用手持ち型使い捨て洗浄装置であって、入口端と出口端 とを有する細長い手持ちの洗浄器具と、封止された出口を有する液体溶液の柔軟 な袋と、溶液袋を実質的に包囲する加圧袋と、前記加圧袋に接続され、加圧袋を そしてそれにより溶液袋を略１００乃至６００ｍｍ水銀柱の範囲の選定されたレ ベルに加圧する加圧装置と、よりなり、前記器具は前記入口端と前記吐出端との 間に流れ制御弁を含み、前記流れ制御弁は前記吐出端に近接して配置された指作 動制御部材を有し、前記溶液袋と前記器具と全ての流れ接続チューブ部材とは一 回使用の使い捨て組立体を形成する洗浄装置。 １０．前記器具は開放された室で終端する管状通路を有する軽量プラスチック 把手と前記室の外側端内に固定されたノズル受容ノーズとを含み、前記ノーズは 液体溶液の異なる吐出を確立するために異なるノズル先端の選定されたアッタッ チメントのための離脱可能なコネクタを含み、前記制御弁は前記本体に平行に延 在する可動棒状ボタン部材を含む制御部材と共に前記プラスチック本体内に固定 される請求の範囲第９項記載の洗浄装置。 １１．前記制御部材及び前記ノズル先端は、操作者の手の親指による係合のた めに前記制御部材を配置するために配向される請求の範囲第９項又は第１０項記 載の洗浄器具。 １２．前記プラスチック本体は、操作者の手の指が前記制御棒に載せられて便 利で信頼性のある器具の手による把持のために、円周上に離間した凹部と共に形 成された外面を含む請求の範囲第１０項 記載の装置。 １３．前記加圧装置は袋に接続された柔軟なバルブであり、圧力調整弁装置を 含む請求の範囲第９項記載の装置。 １４．前記加圧袋は一端のみ開口され、前記非加圧状態において前記溶液袋を 自由に受容し、前記加圧袋の前記加圧は前記溶液袋をその中に保持するように前 記袋を広げる請求の範囲第９項記載の装置。 １５．手術領域の殺菌のために手術手順中に手術領域に液体溶液を供給する使 い捨てで殺菌された洗浄装置であって、手術領域に供給される液体溶液の使い捨 てで柔軟な溶液容器と、前記溶液容器の回りに離脱可能に接続されるための手段 を有する柔軟な加圧部材と、前記柔軟な加圧部材に接続され、前記加圧部材をそ してそれにより前記溶液袋を略１００乃至６００ｍｍ水銀柱の範囲の選定された 圧力に加圧する小型の加圧装置と、入力装置と出力装置とを有する使い捨ての手 持ち洗浄器具と、前記溶液袋及び前記入力装置に接続される使い捨て柔軟チュー ブと、出力装置に離脱可能に接続されるノズルと、前記器具内に取り付けられ、 前記加圧された溶液袋からの制御された流れを確立するために外部指作動位置決 め要素を有する調節可能な流れ制御装置と、よりなり、前記制御装置は前記入力 装置と前記出力装置との間に配置され、前記ノズルからの液体流れは組織を損傷 する圧力より低い圧力である洗浄装置。 １６．手術中に患者の手術部位に液体溶液噴霧を供給する手持ち使い捨て洗浄 器具であって、入口端と吐出端との間の中央通路を有する細長い管状の把手と、 前記管状把手と前記管状ノーズ部材との間に封止された流れ制御弁と、よりなり 、前記ノーズ部材は手術部位において選定された流れパターンを生成するために ノズル先端を選択的に受容する外側端を有し、前記弁は前記液体溶液の加圧され た液体源から前記把手及び前記ノーズを通る溶液の流れを制御するために外部押 しボタンアクチュエータを有する洗浄器具。 １７．前記管状本体とノーズ部材は５インチのオーダーの全長と半インチのオ ーダーの直径を有する請求の範囲第１６項記載の洗浄器具。 １８．弁は弁本体を含み、前記把手、前記ノーズ部材及び前記弁本体は各々成 型プラスチック要素であり、互いに連結されて連続した一体本体装置を形成する 請求の範囲第１６項記載の洗浄器具。