JPH09503068A - 不要光を抑制する光センサ - Google Patents

不要光を抑制する光センサ

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JPH09503068A
JPH09503068A JP8504556A JP50455696A JPH09503068A JP H09503068 A JPH09503068 A JP H09503068A JP 8504556 A JP8504556 A JP 8504556A JP 50455696 A JP50455696 A JP 50455696A JP H09503068 A JPH09503068 A JP H09503068A
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ミューラー,ダニール
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バウマー エレクトリック アーゲー
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Abstract

(57)【要約】 光センサ側の受信の際にバンドパスフィルタ回路の助けをかりて干渉を抑制する発明による方法において、バンドパスフィルタを制御するために連続信号を持つことは致命的なことではないことを仮定されている。フィルタに短パルスの形式でエネルギーを供給することが有効であり、それはフィルタの自然周波数の持続期間と同一期間だけ繰り返される。そのため、バンドパスフィルタは、それが十分に高い品質を有することを条件として、共振回路と同一方法で共振する。これがなされると、必要信号が同一方法で増加する一方、バンドパスフィルタの中心周波数とは異なる周波数に伴う干渉の著しい減衰が存在する。この方法を実行する光センサは、1以上の直列接続のバンドパスフィルタを有し、最も高い品質のフィルタが常に列の最後に存在する。スイッチト・キャパシタ技術におけるアクティブバンドパス回路を有することは利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】不要光を抑制する光センサ 本発明は、不要光あるいは本質的部分を形成していない光を抑制する電子手段を 備えた光センサに関する。 最近の蛍光ランプあるいは蛍光管は安定器(ballast)を有し、その管を20か ら100kHzの範囲の周波数で制御する。蛍光被覆の慣性(inertia)がある にも拘わらず、この周波数の光の相当な部分は管によって放射され、その光が一 定条件下で受信器に当たる場合、ほとんどの光センサは干渉や混信(interferen ce)を受ける。これは特に本質的にバックグラウンドフェードアウトを伴う反射 光センサに該当するが、その理由は、それらが直接的に物を観察し、例えば光障 害を伴う場合よりも広いイメージ範囲を一般的に有するからである。この問題を 解決するため、現今では、必要な信号の最適な選択評価(an optimum selective evaluation)および追随する不要光の減衰を許容する追加手段が使用されてい る。 そのような追加手段の助けをかりて、発信器から受信器に必要な信号と共に伝わ る不要光の影響を減少させることが知られている。そのため、例えばDE−OS 38 23 007は、結合された発信器および受信部を包含し、その受信部 が例えばバンドパスフィルタの助けをかりて送信部と選択的に調和される、光セ ンサを記述している。たとえ、バンドパスフィルタを用いることは簡単で多く使 用され、適切な解決法であったとしても、有用な信号に重畳された(superimpos ed)不要光を減衰させる為に選択的に能動手段として単なるバンドパスフィルタ を使用しても、期待されてきた結果にはならない。これは、バンドパスフィルタ のバンド幅が広すぎて有効に上述した不要光を抑制できないこと、あるいは狭い バンド幅の場合、バンドパスフィルタの品質があまりにも高く、励起信号の機能 として光センサにおけるon/offの時間が許容できない程に長いこと、のい ずれかの理由による。さらに、そのようなバンドパスフィルタを、それらのほ ぼ正弦波出力電圧のために、正弦波信号を用いて小さなバンド幅を備えたバンド パスフィルタを制御することはありきたりの常套手段である。しかし、電子部品 を用いて正弦波信号を得ることは、相当の費用がかかり、光センサでは実際に許 容できない。 顕著な改善は、請求の範囲で規定された以下の発明により提供される。 バンドパスフィルタによる問題解決は、当初は平凡であるかのように見えるが、 徹底的に考察すると、単一あるいは幾つかの直列接続バンドパスフィルタが特定 の方法で動作する場合には、そう(平凡)ではない。バンドパスフィルタの特徴 は、その出力電圧が高低周波数範囲において大いに減衰される点である。パスバ ンドの範囲は、これら(周波数範囲)の間にあり、そこでは信号の特定周波数要 素が増幅される。規模に対応して、パスバンド範囲は広いか狭いバンド幅を有す る。白色雑音がバンドパスフィルタの入力に印加されると、ほぼ正弦波電圧が出 力として得られるが、これは中心周波数以外の全ての周波数が増加的に減衰され るからである。 バンドパスフィルタを制御するためには連続した信号(正弦波信号)は絶対的に 必要ではなく、実際には、必要なエネルギーを短パルスで一定の繰返し周波数( 精度良く、又はほぼフィルタの自然周波数に対応)で供給することが有効である ことが想定できる。この方法において、バンドパスフィルタは、その品質が十分 に高いという条件で、共振する共振回路のように動作する。これが動作すると、 この方法において、バンドパスフィルタの中心周波数以外の周波数に伴う干渉の 顕著な減衰が存在する間、必要な信号は、減衰する指数関数(1−e-1/T)に対 応して高められる。高いバンドパスフィルタを用いて、一定状況の下で、フィル タ出力をセンサ駆動に必要な電圧にするには、幾つかのパルスが必要である。こ れが、この方法で制御されたバンドパスフィルタの積分動作(integrating beha viour)のタイプになる。その有用な信号エンベロープ曲線は、ほぼ積分器の時 間作用に従う。これは、エラーまたは欠陥の訂正に利用することができ、そこ では、バンドパスフィルタの品質は所望の数の発信パルスがセンサの起動(swit ching on)を引き起こすように選択されている。個々の干渉パルスは、最早セン サとは干渉せず、欠陥のあるスイッチングの統計的周波数は、結果として、激烈 に減少する。 このプロセスは、以下の図面を参照して、詳細に説明される。
【図1】 矩形波信号と共にバンドパスフィルタの励起状態の関数
【図2】 本発明と共に使用可能な、バンドパスフィルタを備えた光センサのブ ロックダイアグラムの一例
【図3】 振幅制限を有するアクテイブバンドパスフィルタの回路の一例
【図4】 振幅制限用の回路の一例
【図5】 パッシブバンドパスフィルタを備えた光センサのブロックダイアグラ ムの一例
【図6】&
【図7】 パッシブバンドパスフィルタの回路の2つの例
【図8】〜
【図10】 振幅制限回路と同一効果を有する3つの回路例のブロッ クダイアグラム
【図11】&
【図12】 停止時間を減少する為に振幅制限を有する信号曲線お よび振幅制限を持たない信号曲線
【図13】 減衰信号がプランクパルスに関し時間変位を開始するように、非同 期減衰、すなわち自然共振を伴う減衰の場合における信号曲線
【図14】本発明による光センサの干渉作用であって、下部には入力時の信号、 上部には列の最後のバンドパスフィルタの出力時の信号を備え、不要信号は必要 信号と比べると、およそ10のファクターで減衰されている。 図1は、バンドパスフィルタの入力に印加されるパルス列を、連続した振幅増加 をとる正弦波発振の形式におけるフィルタの反応と共に示す。立ち上がりの際( on building up)および連続している状態において正弦波電圧の頂点は、おおよ そ、入力または発信パルスの端部と同時点にて発生している。この点で、発信 パルスとスレッシュホールドの端部で短時間ウインドーを定義することによって 評価が生じることが好ましく、それは少なくとも時間ウインドーの一部の間は越 えていなければならない。第2の評価方法は、この時間ウインドーの開始時の信 号のゼロ調整(zeroing)から成り、それは発信パルスと同時にすることが可能 で、時間ウインドー(微分評価(differencial evaluation))の間の信号の立 ち上がり及びスレッシュホールドの超過(exceeding)を観察する。第3の評価 方法は、バンドパスフィルタ出力信号の整流あるいはそこから最大値信号の形成 およびスレッシュホールドの超過をチェックすることから成る。 この第3の評価方法は、特に、発信光の障害(barriers)に適合し、そこでは受 信器における正確な発信周波数および位相が既に知られている。第1の評価法は 、特に発信パルス間の発信間隔が長い場合、出力信号が短時間の間だけ空白にな る(be blanked)にすぎないという点で利点になり、それは更に急速なパルスス パイクや干渉ピーク(光学または電磁気学)に対する抵抗を増加する。励起によ り生成された正弦波信号は、繰返し周波数に関し発信信号に同期している。第2 の評価方法は、過剰に長い発信間隔ではない用途に適している。ここでは、低周 波数ノイズは更に抑制される。 スイッチト・キャパシタ・フィルタ方式であることは、アクティブバンドパスフ ィルタにとって利点であり、そのクロック入力は発信オシレータクロック(tran smitting oscillator clock)と結合され、発信周波数を変える際には当該フィ ルタの中心周波数がその発信周波数に付随する。この技術は、フィルタパラメー タの寸法設定(dimensioning)を、集積回路を越えずに数%の範囲内で正確にす る。 立ち上がりプロセスは、そのようなバンドパスフィルタの積分動作を示す。その 出力信号は、たとえバンドパス周波数が正確に或いはほとんど(only approxima tely)、それ(強制発信)と一致していても、当該発信パルスの周波数を正確に 有する。「共振回路」を励起するパルス形状は、非対称のパルス/間隔比を有す る適切なパルスである。これらのパルスは、任意の形態や形状(form or shape )であることが可能で、例えば矩形波形状、変形矩形波形状(例えば、減衰指数 関数について立ち上がり、立ち下がり)、正弦波の一部などがある。短いデュー ティサイクルは有利であるが、例えば、それらの制限パルス容量のためレーザー ダイオードを用いるときには常に達成することはできない。 図2は、本発明による光センサを実行するためのブロック回路ダイアグラムを示 す。それは、一般的にシリコンPINダイオードであり、その光電流が低ノイズ プリアンプ2の入力を通過する、ダイオード1を示す。信号の前置増幅(preamp lification)は、相対的に周波数独立(frequency-independent)になっており 、従って、顕著なバンドパス動作はない。プリアンプからの出力信号は交流電圧 であり、それは振幅制限(選択的に短絡されることが可能)をもってバンドパス フィルタBに供給される。後者は本質的には、オペアンプ3、次に続く振幅制限 回路5および反結合あるいはフィードバックされた(back-coupled or fed-back )フィルタネットワーク4を備える。出力信号を反結合ネットワークへとフィー ドバックする前に振幅制限が起こるという特徴を有するのは、アクティブバンド パスフィルタである。評価回路6に供給された出力信号は、そのため、振幅制限 信号である。 図3は、図2による振幅制限バンドパスフィルタに対する回路例を示す。プリア ンプからの入力信号はUinで印加され、評価の為の出力信号はUoutで除去され る。オペアンプは、U+/U−にわたり供給されている。抵抗R1、R2、R3お よびコンデンサC1、C2は、フィルタの寸法(dimensioning)を決定する。設計 の基本は、関連文献で提供されている。部品C1、R3は、図2による反結合ブラ ンチ4を構成し、それは振幅制限の後で入力に戻される。1つの振幅制限の例が 、電圧分割器R4/R5により提供されている。電圧分割器R4/R5が省略される 場合(R4=Oオーム、R5=∞オーム)、そのとき、出力信号の関数としての振 幅制限は、排除されるか、大きく減少される。 振幅制限回路5の他の例は、図4に示されている。この場合、出力電圧OPout は、抵抗Rから2つの折返し接続のダイオードD1/D2を横切って供給されてお り、出力で、評価回路6およびフィードバック4に供給された電圧Uoutは、ダ イオードの順電圧よりも高い振幅に到達することができず、図1のような振幅と 図12のようなカウンタは両方の電圧範囲内で切り抜かれる。 図5は、パッシブバンドパスフィルタを備えた光センサのブロックダイアグラム の一例を示す。アクティブフィルタを実行する場合とは異なり、パッシブフィル タが使用されるとき、使用は、RC高低域フィルタの組合せと共に広帯域増幅器 から作られる。さらに、パッシブフィルタを使用するとき、広帯域増幅器は、L Cフィルタの組合せを備えてしよう可能である。最後に、RC高低域フィルタお よびLCフィルタは一緒に結合することができる。図2には、パッシブフィルタ のブロックダイアグラムの他の特性が示されている。 図6は、高低域フィルタの連続した結合により得られる図5によるパッシブRC バンドパスフィルタの回路例を示す。順番を逆にした高低域フィルタの連続した 接続は、同一結果になる。分断あるいは前置増幅の為の増幅器ステージの高低域 フィルタ間の挿入は、オプショナルである。 図7は、図5によるパッシブLCバンドパスフィルタに対する回路例を示し、そ れはf0=1/(2π(LC)1/2)という公式により決定される中心周波数を有 する。2つの部品を直列接続することにより、この周波数f0で最大電流を流す ことができる。そのとき、最大電圧は、負荷または安定抵抗器RLにわたり(acr oss)降下する。 図8は、前述した振幅制限回路と同一作用を有する回路例を示す。この場合、受 信ダイオード1のトータル利得は、受信光量の関数として規制される。出力電圧 Uoutもまた、評価回路6に加えて、定義された時定数を有するピーク値整流器 7および電圧制御電圧分割器を横切ってフィードバック4に供給されている。フ ィードバック分割器8の分割比Ug/Uoutは、増加する出力電圧に対して増加し 、バンドパスフィルタのトータル利得は高信号レベルで減少する。これが、振幅 制限と同一効果を与える。 図9は、振幅制限回路と同一の効果を有する他の回路例を示す。これは、もう一 度、受信光量の関数として受信ダイオード1のトータル利得を調整することによ り起こる。しかし、この場合は電圧制御電圧分割器8がバンドパスフィルタBの 入力回路に組み込まれている。そのため、ここでは分割比Ug/Uinは、出力振幅 を限定するため、増加する入力電圧Uinに対し減少しなければならない。ピーク 値整流器7の時定数は、同一オーダーの大きさ、あるいはバンドパスフィルタB (τg≒σ)の減衰時間σより幾らか高いものが選択される。この回路は、また 、利得がバンドパスフィルタ出力信号によって決定される追加の上流および調整 可能な増幅器を備えるパッシブバンドパスフィルタとともに使用することが可能 である。 図10は、前述した振幅制限回路と同一効果を有する最後の回路例を示す。しか し、ここでは、受信ダイオード1で受信された光量の関数として制御可能な発信 ステージ9を備えた発信ダイオード10の発信パワーを調整することにより、こ れ(同一効果)が生じる。発信パワーは、バンドパスフィルタBの増加する出力 電圧に対し減少される。そのため、受信信号は所望の最大値に戻って調整され、 それは振幅をも制限する。これは図8、図9の変形例と比べると技術的な効果を 導くものではないが、安価である。 実際の回路の寸法を(コンピュータ)シミュレーションの助けをかりて確立する 一般的手順は、機能ブロックを分けることにより、最初の寸法設定が行われるこ とが好ましい。最初に、全てのバンドパスフィルタは、個々にブロックに分けら れ、個々に所望の中心周波数に対し寸法設定がなされる。これは、次の段階の周 波数依存型入力インピーダンスによって出力が影響を受けないことを確実にする ものである。高品質のバンドパスフィルタは、信号経路の最後に使用される。Ts chebyscheff,Bessel,Butterworth などの文献で紹介された係数は、明らかに 、既知のフィルタに対する寸法計算の基礎として使用可能である。 この後には、過渡分析による完成した回路(全てのバンドパスフィルタ)の過渡 応答評価が続く。もし、過渡応答の持続が長すぎる場合には、品質を下げなけれ ばならないが、これはフィルタの振幅応答において勾配率(slope rate)の劣化 になる。しかし、行き過ぎ量が過剰の場合、立ち上がり時間が減速するように、 Tschebyscheff から離れて、Butterworth か Bessel 係数に移行する。そのため 、簡単かつ迅速に概略的に、得るべき回路の寸法を設定することが可能である。 応答および減衰時間は、評価において主として2つのファクタに依存する固定ス レッシュホールドの場合、第1に、バンドパスフィルタの品質、第2に、受信信 号の振幅、すなわち、間接的には対象の影響因子である、好ましくは振幅と独立 して、一般的に2番目から10番目のパルスの応答が望まれる。これは、減衰で も望まれるが、純粋なバンドパスフィルタでは達成できない。多くの場合には、 大きな予備利得(a large reserve gain)で作動することが必要なので、スレッ シュホールドは、最大必要信号と比べると、一般的に非常に低くなっている。必 要信号のエンベロープは、指数関数(e-t/T)に対応してスイッチオフの際に降 下し、信号増幅器及びバンドパスフィルタ品質の関数として、減衰時間は非常に 長くすることが可能である。バンドパスフィルタの端にある振幅制限を通して、 減衰手順に対する開始条件を改善することができ、そこでは最大バンドパスフィ ルタの振幅はスレッシュホールドに対し閉じられたままになっている。幾つかの 連続して接続されたバンドパスフィルタがあるときには、最高品質のものが最後 であり、そのため、やはり制限される。オペアンプ(図3参照)の最大出力電圧 の熟練した利用により、あるいは図4および図8から図10に示されるような回 路により、振幅制限が生じる。そのような処置(measure)の後、信号は図11 のようになる。図11による振幅制限信号における停止時間Toffは、図12に よる完全な減衰信号におけるものより大いに短くなると予見することが可能であ る。 さらに、バンドパスフィルタの自然周波数が発信周波数、すなわち必要信号の周 波数より僅かに高いか低く選択される場合、ブランキングによる評価を備え、同 一のケース内に発信器および受信器を有する光センサを用いて減衰時間に対する 著しい改善が達成できる。図13は、対応する信号シーケンスを示す。発信信号 が受信される限り、バンドパスフィルタの出力信号は発信周波数と同一周波数で 発信し、この強制発信は時間領域11で示されている。発信信号が時間領域12 で、もはや受信されなくなると直ちに、バンドパスフィルタの出力信号は、僅か に異なる例えば低い自然周波数で、減衰する。これが、迅速に立ち上がる位相シ フトを、発信周波数および低下する出力信号間に与え、出力信号の最大量は急速 に発信器の発信パルス、その結果、ブランキング時間ウインドーから離れてゆく 。そのため、スイッチオフが最初に生じると、もはや受信パルスは示さない。 図14は信号曲線を示し、ここでは、光センサの干渉動作が不要光に対して決定 されている。下部の信号曲線は、蛍光管から放出されている重畳された50kH Z干渉を備えた最後のバンドパスフィルタの上流側にあるレーザセンサの4kH z受信信号に関する。上部の信号曲線は、最後のバンドパスフィルタの出力にて 50倍に(by a factor of 50)増幅された信号を示す。必要信号の表示は僅か に大きなスケールになっており、不要信号は必要信号と比べるとおよそ10分の 1に縮められている。これが、光センサで前述した方法の結果として、干渉動作 に対する顕著な改善である。 最良の結果は、1から10kHzの範囲内にある中心周波数で得られる。また、 ローノイズ入力ステージを使用することが勧められる。500Hzから20kH zの範囲内の発信及びバンドパス周波数は、100Hz(通常のランプ)および 40kHz(最新安定器付き蛍光管)の周波数の不要光に関して理想的のようで ある。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドパスフィルタを用いて光センサにおける不要光を抑制 する方法において、バンドパスフィルタはアクティブまたはパッシブフィルタで 構成され、当該フィルタはパルスで自然発振を招来し、正弦波信号、すなわち、 必要な信号が励起パルスと共に評価されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 バンドパスフィルタを用いて光センサにおける不要光を抑制 する方法において、1以上のバンドパスフィルタはパルスで自然発振を招来し、 その結果として生じる必要な信号は励起パルスと共に、又は調整や最大値形成( rectification or maximum value formation)により評価されることを特徴とす る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 バンドパスフィルタは明確に規定された品質を有し、幾つか のバンドパスフィルタが提供されるとき、フィルタは品質で等級付けされ、最高 品質を有するフィルタが信号パスの端に置かれることを特徴とする、請求項1ま たは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 発信された励起パルス(発信パルス)は、中間間隔(発信間 隔)より短いか同等の長さを有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれ か1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 必要な信号は、発信パルスの持続期間の間、または発信パル スの端もしくは両端の時間ウインドー(time window)内で評価されることを特 徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、時間ウインドーの開始にて、必要な信号はゼロに調 整されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 必要な信号は、調整または最大値形成の援助で評価されるこ とを特徴とする、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 バンドパス周波数と一致する発信周波数が選択されることを 特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 バンドパスフィルタは、発信周波数に関し、きわめて僅かに 離調しており、そのため、減衰中は発信信号に関し必要信号の位相変位があり、 センサが急速に切断されることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に 記載の方法。
  10. 【請求項10】 信号が落ちたとき停止時間を短くする為、振幅制限手段が 使用されることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 発信及びバンドパス周波数は、500Hzから20kHz の範囲内にある、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 バンドパスフィルタの品質は、出力信号のエンベロープが 設計された積分動作(integration behaviour)を持ち、その結果として、最初 のパルスには応答せず2番目から50番目の発信パルスに応答することを特徴と する、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1による方法を実行する為の発信器および受信器を 備えた光センサであって、当該発信器からのパルスによる自然共振に対し励起可 能な少なくとも1つのアクティブバンドパスフィルタ(B)を有することを特徴 とする、光センサ。
  14. 【請求項14】 最高品質のフィルタが直列接続の最後にくるように配列さ れた、幾つかの直列接続のアクテイブバンドパスフィルタ(B)を有すること を特徴とする、請求項13に記載の光センサ。
  15. 【請求項15】 アクティブバンドパスフィルタ(B)の利得は、当該バン ドパスフィルタ出力信号の振幅を制限するために受信ダイオード(1)で受信さ れた光量の関数として調整されることを特徴とする、請求項13または14に記 載の光センサ。
  16. 【請求項16】 当該アクティブバンドパスフィルタ(B)は、増幅器(3 )、次に続く振幅制限回路(5)およびフィードバックフィルタネットワーク( 4)を有することを特徴とする、請求項15に記載の光センサ。
  17. 【請求項17】 当該振幅制限回路(5)は、明確に規定された分割比(R 4/R5)を備えた電圧分割器を備えることを特徴とする、請求項16に記載の光 センサ。
  18. 【請求項18】 当該振幅制限回路(5)は、抵抗(R)および2つの背中 合わせに接続されたダイオード(D1,D2)を備えることを特徴とする、請求 項16に記載の光センサ。
  19. 【請求項19】 当該アクティブバンドパスフィルタ(B)は、増幅器(3 )、フィードバックフィルタネットワーク(4)および次に続く明確に時定数が 規定されたピーク値整流器(7)を有し、その時定数は当該バンドパスフィルタ の減衰時間と同一か僅かに長く、当該ピーク値整流器の出力電圧は当該フィード バックにおいて接続され、その分割比(Ug/Uout)は上昇出力電圧(Uout) と共に増加し、当該バンドパスフィルタのトータル利得は高信号の場合に減少す ることを特徴とする、請求項15に記載の光センサ。
  20. 【請求項20】 アクティブバンドパスフィルタ(B)は、増幅器(3)、 フィードバックフィルタネットワーク(4)および次に続く明確に時定数が規定 されたピーク値整流器(7)を有し、その時定数は当該バンドパスフィルタの減 衰時間と同一か僅かに長く、当該ピーク値整流器の出力電圧は当該増幅器の上流 側で電圧制御型電圧分割器(divider)を制御し、その分割比(Ug/Uin)は上 昇出力電圧(Uout)と共に増加し、当該バンドパスフィルタのトータル利得は 高信号の場合に減少することを特徴とする、請求項15に記載の光センサ。
  21. 【請求項21】 発信ダイオード(10)の発信パワーは、バンドパスフィ ルタ(B)の上昇出力電圧と共に当該発信ダイオードの発信パワーを減少させる ために、受信ダイオード(1)で受信された光量の一関数として調整されること を特徴とする、請求項13または14に記載の光センサ。
  22. 【請求項22】 バンドパスフィルタ(B)は、増幅器(3)及びフィード バックフィルタ(4)を有し、明確に規定された時定数および制御可能な発信ス テージ(9)を備えた整流器(7)が当該バンドパスフィルタの後に続くことを 特徴とする、請求項21に記載の光センサ。
  23. 【請求項23】 低ノイズのプリアンプ(2)が、受信器(1)及びバンド パスフィルタ(B)の間に接続されていることを特徴とする、請求項13乃至2 2のいずれか1項に記載の光センサ。
  24. 【請求項24】 評価回路(6)を有することを特徴とする、請求項13乃 至23のいずれか1項に記載の光センサ。
  25. 【請求項25】 当該バンドパスフィルタは、スイッチキャパシタテクノロ ジー内にあることを特徴とする、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の光セン サ。
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