JPH09502905A - 交換可能なカートリツジを有する歯磨き剤分配歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 歯磨き剤分配歯ブラシ（２）が記載され、この歯ブラシは交換可能なカートリツジからブラシヘツド（１０）へ制御された量の歯磨き材料を汲み上げるために圧縮可能な弾力の有るボタン（１４）を利用する。１実施例において、カバー（４）が設けられ、このカバーはブラシヘツド（１０）、歯ブラシの毛、汲み上げ機構、および歯ブラシ（２）の他の部品を保護する。カバー（４）はまたブラシヘツド（１０）へ歯磨き材料を供給する導管（２６）を密封して非使用の期間中導管が乾燥した歯磨き材料による詰まらせられるのを阻止しかつボタン（１４）の偶発的な圧縮を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】 交換可能なカートリツジを有する歯磨き剤分配歯ブラシ 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、交換可能なカートリツジからブラシヘツドへ歯磨き材料を汲み上げ る歯ブラシに関する。とくに、本発明は汲み上げ効率を増加しかつ非使用期間の 間中ブラシヘツドの開口と汲み上げ手段を密封するための摺動可能なプラグを有 するカバーを包含する手段を備える。 ２．従来技術の説明 ブラシのハンドルに歯磨き材料を貯蔵しかつ分配する種々の歯ブラシがある。 １つの型のブラシは、アメリカ合衆国特許第４，０６８，９７４号に記載される もののごとく、ブラシの毛が取着されるブラシヘツドの基部に歯磨き材料を分配 する。他の型はアメリカ合衆国特許第４，７８７，７６５号に開示されるように ブラシ表面の頂部に直接歯磨き材料を分配する。多くのブラシはアメリカ合衆国 特許第４，２６９，２０７号に示されるブラシにより類型化されるようなブラシ ハンドル中の容器内に直接歯磨き材料を貯蔵する。他のブラシは容器内に位置決 めされる交換可能なカートリツジ中に歯磨き材料を貯蔵する。アメリカ合衆国特 許第４，１１６，５７０号、ならびに前に引用したアメリカ合衆国特許第４，２ ６９，２０７号、同第４，０６８，９７４号および同第４ ，７８７，７６５号はこの特徴を有するブラシを記載している。カートリツジ歯 ブラシの幾つかは材料がカートリツジから汲み上げられるとき該カートリツジ内 で前進しかつ材料の逆流を阻止するための密封体として役立つ従動円板を収容す る。この特徴はアメリカ合衆国特許第４，２６９，２０７号および同第４，７８ ７，７６５号に記載されている。従来技術はまた取り外し可能なブラシヘツドを 有するそのハンドル内に歯磨き材料を貯蔵する歯ブラシを包含する。このことに ついての具体例としての特許はアメリカ合衆国特許第４，２６９，２０７号およ び同第４，３３２，４９７号を含む。 種々の型のカバーがブラシのハンドルに歯磨き材料を貯蔵しかつそれから分配 歯ブラシにより使用された。アメリカ合衆国特許第４，５２１，１２８号に示さ れたカバーのごときカバーは歯ブラシの毛を保護しかつまた歯磨き材料をブラシ ヘツドへ供給する開口を塞ぐ。カバーは該カバー上の耳片をブラシヘツドのスロ ツトに挿入することによりブラシヘツドに固定される。アメリカ合衆国特許第４ ，３３２，４９７号は歯磨き材料をブラシヘツドへ給送する導管を密封するため のストツパを収容する他の型のカバーを開示している。カバーはブラシハンドル をカバーの開口を通して挿入しかつ次いでブラシヘツドの上方のカバーの蝶着部 分を閉止することによりブラシヘツドの上方に配置される。カバーは該カバーの ストツパの角度的運動が直線の放出開口とのその一直線の 整列を阻止するので放出開口を形成するためにブラシヘツドの上方に延びる直線 導管を塞ぐのには適さない。アメリカ合衆国特許第４，２２１，４９２号に示さ れたカバーの型式は、ハンドルを包含する、歯ブラシ全体を収納する。このカバ ーは歯磨き材料をブラシヘツドへ供給する開口を保護するためのいかなる構成要 素も収容しない。 前記議論はそれらのハンドル内に歯磨き材料を貯蔵する歯ブラシの設計、構造 、作動および保護になされた幾つかの改良を例示している。しかしながら、従来 技術の底部給送歯ブラシにより使用される歯磨き材料の粘着性の、ペースト状濃 度は材料の滑らかな、隙間の無い流れを一貫して供給するのが困難であるという 結果を生じていた。また、従来技術の底部給送歯ブラシに関連して使用されたカ バーはブラシの毛に設けられる保護を行いおよび／またはとくに開口が放出口に より延長されるときブラシヘツドのプラツトホームの開口を密封するための効率 をもたらす欠点を有する。従来技術の底部給送歯ブラシおよびそれらのカバーに 関連付けられるこれらの困難および欠点は以下により十分に説明される。 歯磨き材料を補充するための交換可能なカートリツジを利用するすべての歯ブ ラシにおいて、カートリツジがからになつた後の連続汲み上げは次の汲み上げの 問題およびカートリツジが交換されるとき不均一な材料流れを生じる。一定量の 歯磨き材料がカートリツジが空になつ た後ポンプ室、チヤンネルおよびカートリツジの外の他の区域からさらに汲み上 げられ得る。しかしながら、これはカートリツジが交換された後効率の悪い汲み 上げを結果として生じるこれらの場所に隙間の形成を発生する。ピストン型の汲 み上げ機構を有するブラシに関して、アメリカ合衆国特許第５，０６２，７２８ 号はカートリツジがほぼ空の状態に達するとき過度の汲み上げを防止するための 自己錠止機構を利用している。かかる汲み上げ機構は歯磨きおよび洗浄の間中漏 洩および汚染を受ける摺動面を有する。また、歯磨き材料による可動部分の詰ま りはピストンの復帰作用を妨害しかつ汲み上げ機能不全を導く。このために、歯 磨き剤分配歯ブラシに使用されるピストン型汲み上げ機構は幅広い消費者の許容 可能性を持たない。 過度の汲み上げを回避するための１つの方法はハンドル内の目視ポートを通る 従動円板の位置の使用者による監視を伴う。アメリカ合衆国特許第４，７８７， ７６５号に記載されるような目視ポートは、従動円板の位置を観察することによ り使用者にカートリツジがほぼ空であることを判断させる。しかしながら、この アプローチは使用者が目視ポートを介して従動円板の位置を観察するのを怠るか も知れずかつカートリツジが空であるときさらに他の汲み上げを控えるのを怠る かも知れないので歯ブラシの失敗のない作動を保証しない。 底部給送歯ブラシにおけるペースト状歯磨き材料の使 用はまた空気に露出されるとき乾燥するようなそれらの傾向により発生される困 難を結果として生じた。これはしばしばブラシヘツド基部において終端する通路 を非使用期間の間に乾燥した歯磨き材料により詰まらさせる。従来技術はこの問 題を認めかつ通路開口に挿入される取着されたプラグを有する歯ブラシカバーを 設けそれにより材料がその中で乾燥するのを阻止することによりこの問題を解決 した。しかしながら、この問題の解決は他の問題を創出した。従来技術のカバー は磨耗により「扇形に広がった」幾つかの磨耗した歯ブラシの毛を損傷すること なくすべての歯ブラシの毛を閉じ込めるようにブラシヘツド上に配置することが 厄介である。それらの堅さおよび形状を失った磨耗した歯ブラシの毛はある角度 に折り曲げられかつしばしばそれがブラシヘツド上に位置決めされるようにカバ ーの側壁にまで押し込められる。また、それらはそれへの空気の流れを制限する ことにより歯磨き材料を供給する通路を効果的に密封する一方、従来技術のカバ ーの幾つかはブラシヘツド自体への空気の適切な循環を保証するための手段を持 たない。さらに、歯ブラシの毛を通る空気の循環はそれらが病原菌形成を阻止す るために使用の間に乾燥されねばならないので衛生上の理由のために必須である 。 ピストン型汲み上げ機構を利用しないが過度の汲み上げにより発生される問題 を効果的に克服することが歯磨き剤分配歯ブラシに関して要求される。より詳し くは、 カートリツジ歯ブラシには、歯磨き材料中の隙間の形成が新たなカートリツジが 挿入されるとき除去されるようにそのカートリツジが空であるときさらに他の汲 み上げを防止することが要求される。また、底部給送歯磨き剤分配歯ブラシには 、すべての歯ブラシの毛を好都合に閉じ込め、ブラシヘツド基部の導管開口を密 封し、水分を除去するために歯ブラシの毛を通して空気を自由に循環させそして 歯磨き材料の偶発的な放出から汲み上げ機構を保護するカバーを有することが要 求される。 それゆえ、この発明の目的はピストン型の汲み上げ機構を使用せずかつカート リツジが空になつたとき歯磨き材料の汲み上げを自動的に妨害する交換可能なカ ートリツジを有する底部給送歯磨き剤分配歯ブラシを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は歯ブラシの毛、汲み上げ機構を好都合にかつ有効に 保護しかつブラシヘツド開口を密封するカバーを有するそのハンドルに歯磨き材 料を貯蔵しかつハンドルからそれを汲み上げる歯ブラシを提供することにある。 発明の概要 本発明によれば、交換可能なカートリツジからブラシヘツドへ隙間の無い状態 において制御された量の歯磨き材料を有効に汲み上げるために圧縮可能な弾力の 有るボタンを利用する歯磨き剤分配歯ブラシが提供される。また、本発明は歯ブ ラシのブラシヘツド、歯ブラシの毛、 汲み上げ機構および他の部分を保護する歯磨き剤分配歯ブラシ用カバーを包含す る。カバーはブラシヘツドおよびその毛を保護するだけでなく、また非使用の期 間中乾燥した歯磨き材料により導管が詰まるのを阻止するためにブラシヘツドへ 歯磨き材料を供給する導管を密封する。加えてカバーは歯ブラシがポケツト、ハ ンドバツグ等内に置かれるとき歯磨き材料の偶発的な放出が無いように汲み上げ ボタンの偶発的な圧縮を阻止する。そのうえ、カバーは湿った歯ブラシの毛が病 原菌汚染の可能性を減少する方法において乾燥されることを保証するために湿っ た歯ブラシの毛を通して適切な空気の循環を許容する。 本発明の歯ブラシの必須の構成要素は、１）それを貫通する出口開口を有しか つそれに一連の歯ブラシの毛が取着されるプラツトホームを有するブラシヘツド 、２）ハウジングを有するハンドル、３）歯磨き材料を貯蔵するためのハウジン グ内に位置決めされる従動円板を含む取り外し可能なカートリツジ、４）ポンプ 室、汲み上げ力を供給するための弾力の有る圧縮可能なボタン、ポンプ室を取り 入れ仕切り室と放出仕切り室に分割する仕切り壁、カートリツジからポンプ室へ の歯磨き材料の流れを制御するためのポンプ室の基部の開口および取り入れおよ び放出仕切り室間の仕切り室の開口用の１方向逆止弁、５）ポンプ室からブラシ ヘツドへの歯ブラシ材料の流れ用導管を収容する首部分、６）歯磨き材料の分配 運 動を最初に阻止しそれによりカートリツジの内容物がポンプ室の基部の開口およ び取り入れおよび放出仕切り室間の仕切り壁の開口を閉止することにより消耗さ られるとき歯ブラシを錠止する従動円板の頂部に取着されるプラグ、そして７） 開放端、閉止端、該閉止端の通気開口およびブラシヘツドの基部の開口に挿入可 能である密封ロツドを含む摺動可能なプラグを有する管状ハウジングを含むカバ ーを包含する。 弾力の有るボタンが押し下げられるとき、弾力の有るボタンの凹所およびポン プ室から種々の導管を通ってブラシヘツドへ或る量の歯磨き材料を流れさせる汲 み上げ力が印加される。この間中、ポンプ室からの歯磨き材料の逆流が従動円板 によるかまたはポンプ室の基部に位置決めされる１方向逆止弁により阻止される 。汲み上げ力の解放時、弾力の有るボタンはその弾性の性質によりその元の形状 に戻る。この復帰作用は歯磨き材料を圧縮可能な弾力の有るボタンの凹所に流れ させる真空力を創出する。同時に、材料の流れの所定の連続性のため、或る量の 歯磨き材料がハンドル内のカートリツジの容器からポンプ室へ移動し、該ポンプ 室は順次それが大気圧下にあるので従動円板の前進運動を生じる。分配される歯 磨き材料の容量は従動円板の前進により変位される容量と同等である。従動円板 の前進運動は残りの歯磨き材料を次の使用の間中良好な汲み上げ効率を保証する 包装された、隙間の無い状態に保持する。 この発明の歯ブラシ用錠止手段は取り外し可能なカートリツジの有用な内容物 が消耗されるとき過度の汲み上げを阻止する。過度の汲み上げの阻止は歯磨き材 料中の隙間の形成を除去する。後でより詳細に議論されるように、従動円板はカ ートリツジが空であるときその端末位置にある。この位置にあるとき、従動円板 の頂部に取着されるプラグはポンプ室の基部の開口にかつまた仕切り壁の開口に 挿入される。プラグの大きさおよび形状はそれが両方の開口を同時に閉止するよ うになつている。これが発生するとき、歯磨き材料はそれがそれらの開口が閉止 されると取り入れ仕切り室へもまたは該仕切り室からも流れ得ないので取り入れ 仕切り室中に錠止される。汲み上げ力がポンプ室の取り入れ仕切り室に取着され る圧縮可能な弾力の有るボタンにより供給されるため、該ボタンは歯磨き材料を 動かすように圧縮されることができず、一方材料は取り入れ仕切り室中に錠止さ れる。かくして、ポンプ構体全体が非作動にされかつ過度の汲み上げは発生し得 ない。消費されたカートリツジが除去されるとき、従動円板の頂部に取着される プラグは仕切り室間の仕切り壁の開口からかつポンプ室の基部の開口から取り外 される。新たなカートリツジが挿入されかつどちらの開口も新たなカートリツジ が消耗されるまで再び閉止されない。 錠止手段が過度の汲み上げにより発生される歯磨き材料中の隙間の形成を阻止 することにより効率を改善する 一方、歯ブラシ作動の信頼性がまた本発明のカバーにより増大される。カバープ ラグはブラシヘツドプラツトホームの開口を密封するために直線通路内で摺動可 能である。開口はプラグに係合するための直線導管部分を有する放出口により延 長されることができそれにより乾燥した歯磨き材料による詰まりを除去する。か かる詰まりが、もしも発生させられるならば、ブラシヘツドへの歯磨き材料の流 れを阻止する。カバーの通気開口は歯ブラシの毛が適切に乾燥させられることを 保証するように歯ブラシの毛の間に空気を循環させる。カバーの構造が歯ブラシ の毛を乾燥させる一方、それは基部開口中の歯磨き材料が非使用の期間中乾燥さ せられるのを阻止する。すなわち、カバーはまた歯ブラシの毛、ブラシヘツドと ハンドルとの間の首部分および他の方法では搬送または他の非使用の期間の間に 偶発的に圧縮されるかも知れない圧縮可能な弾力の有るボタンを保護する。カバ ーはこれらの多数の機能に役立つけれども、操作は容易で、さらに審美的に魅力 がある。 本発明およびその目的および利点は添付図面および好適な実施例の後に続く詳 細な説明を参照することによりより明らかとなる。 図面の簡単な説明 第１図はそのカバーが取着されたこの発明の歯磨き剤分配歯ブラシを示す斜視 図である。 第２図はそのカバーなしの第１図の歯磨き剤分配歯ブ ラシを示す斜視図である。 第３Ａ図、第３Ｂ図および第３Ｃ図は本発明の１実施例に使用される歯ブラシ 用の組み立てられてない基本構成要素を示す平面図である。 第４Ａ図はハンドルに挿入されるカートリツジなしの本発明の歯ブラシの実施 例を示す垂直図である。 第４Ｂ図は第４Ａ図に描かれた歯ブラシのハンドルに挿入可能であるカートリ ツジを示す垂直図である。 第４Ｃ図はこの発明の歯ブラシに使用されるカートリツジおよび弁構体を示す 斜視図である。 第５図はこの発明の歯ブラシにより使用されるブラシヘツドを示す斜視図であ る。 第６Ａ図は第３Ａ図に示した歯ブラシに使用されるような閉止位置において１ 方向フラツプ逆止弁を示す弁構体の斜視図である。 第６Ｂ図は開放位置において１方向フラツプ逆止弁を有する第６Ａ図に示した 弁構体の斜視図である。 第７図はこの発明の歯ブラシ用の第３Ｂ図のカートリツジに使用されるような 従動円板を示す斜視図である。 第８Ａ図ないし第８Ｄ図は作動サイクルの各段階に関する部分の関連位置を示 す垂直図である。 第９Ａ図、第９Ｂ図および第９Ｃ図はそのプラグ構成要素の閉止の連続段階を 示すこの発明の歯ブラシ用カバーの斜視図である。 第１Ａ図および第１０Ｂ図はプラグが密封位置にある 前後のカバーおよびブラシヘツドに対するプラグの配置関係を示すカバーが取着 された本発明の歯ブラシの垂直図である。 好適な実施例の詳細な説明 第１図および第２図に示されるごとく、この発明の歯磨き剤分配歯ブラシ２は ブラシヘツド１０、首部分１２、ブラシハンドル６およびポンプ構体８を包含す る。カバー４が歯ブラシが使用されていない期間中該歯ブラシを保護するために 設けられる。歯磨き材料はブラシハンドル６の内部の容器内に位置決めされる取 り外し可能なカートリツジ中に貯蔵される。該取り外し可能なカートリツジの基 部１８はさらに歯ブラシ２用の基部として役立つ。ポンプ構体８に位置決めされ る弾性の弾力の有る圧縮可能なボタン１４が歯磨き材料を容器からブラシヘツド １０へ流れさせる汲み上げ力を供給するのに使用される。ポート１６および１２ ６はカートリツジが挿入されるとき閉じ込められた空気用の通気口として役立つ 。ポート１２６はまたカートリツジがほぼ空の状態にあるときを判断するための 目視ゲージとして役立つ。第２図はカバー４が取り外された歯ブラシ２を示す。 第３Ａ図、第３Ｂ図および第３Ｃ図は本発明の１実施例に使用される基本的な 組み立てられていない構成要素を示す。この実施例において、ブラシハンドル６ は歯磨き材料を貯蔵するための容器１０８を有するカートリツジ８２用の凹所１ １４を含んでいる。ポンプ構体８はポ ンプ室４７および汲み上げ力を供給するための弾性の弾力の有る圧縮可能なボタ ン１４を含んでいる。室４７は基部５６、頂部５２および側壁５４を有する。弁 構体５３の１部分である基部５６は開口５８を有しかつ頂部５２は２つの開口、 ４６および６０を有する。ベル型凹所１５および基部１７を包含する、圧縮可能 な弾力の有るボタン１４が開口６０に取り付けられる。ボタン１４の底縁部１７ は圧縮可能な弾力のあるボタン１４が所定の位置に堅固に留まりかつ汲み上げ力 が印加されるとき歯磨き材料がボタンの基部の周辺のまわりに漏洩するのを阻止 するような方法において頂部５２の開口６０の周部の溝１９に挿入される。中空 導管１１２を有する室延長部分１１０が中空導管１１２が開口４６と一直線に配 置されるように頂部５２に取着される。 逆止弁構体５３が第３Ａ図に示されるごとくポンプ室４７の基部に位置決めさ れる。第６Ａ図および第６Ｂ図はそれぞれ閉止および開放位置において逆止弁構 体の構成要素を示す。該構体はポンプ室基部５６の開口５８の上に横たわる可撓 性のフラツプ弁６６からなる。汲み上げ力がボタン１４を押し下げることにより 印加されるとき、弁構体はポンプ室４７からの歯磨き材料の逆流を阻止するため に開口５８を被覆する可撓性のフラツプ弁６６により第６Ａ図の閉止位置に強制 される。汲み上げ力が解放されるとき、可撓性のフラツプ弁６６は歯磨き材料を ポンプ室４７に流れさせる第６Ｂ図の開放位置にあ る。 ポンプ室４７は室基部６４から室頂部５２へ垂直に延びかつ第４Ａ図に示され るようにポンプ室４７を取り入れ仕切り室４８および放出仕切り室５０に分割す る仕切り壁６４を収容する。仕切り壁６４の頂部は室４７の頂部５２の開口４６ および６０間に位置決めされかつ仕切り壁６４の底部はそれが開口５８の上に横 たわるような方法において室基部５６に取着される。仕切り壁６４の側部はポン プ室側壁５４に隣接する。第６Ａ図は逆止弁構体５３の１部分として仕切り壁６ ４を示す。弓形の開口６８がそれがフラツプ逆止弁６６および開口５８の上に横 たわるような方法において仕切り壁６４に位置決めされる。開口６８の幅は実質 上フラツプ逆止弁６６の幅と同一であるがその運動を制限しない。開口６８の高 さ開放位置にあるとき逆止弁６６の垂直運動を制限するように蝶番７２から離れ て仕切り壁６４を超えて延びるフラツプ逆止弁６６の部分の長さより小さい。仕 切り壁６４は取り入れ仕切り室４８と放出仕切り室５０を分離する一方、仕切り 室間の連通は弓形の開口６８を通して維持される。 第５図に示されるように、ブラシヘツド１０は首部１２に接続されるプラツト ホーム２０を包含する。該プラツトホーム２０はそれに取着される一連の歯ブラ シの毛２２を有する。プラツトホームはまた放出口２４および放出開口２６を含 んでいる。歯ブラシの毛２２は第５図 に示されるごとく開口２６の継続として開口１１６を形成するように形作られる 。首部１２は２つの開放端を有する中空導管１１８から構成される。開放端７６ は室延長部分１１０の中空導管１１２の端部と連通している。導管１１８の残り の端部はプラツトホーム２０の開口７４において終端する。首部１２および室延 長部分１１０は首部１２のネジ山７８と延長部分１１０のネジ山１２０を接合す ることにより接続される。これは必要または望ましいときブラシヘツドの取り外 しおよび交換を容易にする。 カートリツジ８２は第３Ｂ図、第４Ｂ図および第４Ｃ図によつて示されるよう に側壁９２、頂部８４、頂部開口８６、基部９０、容器１０８および従動円板７ ０を含んでいる。環状溝９４が開口８６のまわりに位置決めされかつカートリツ ジハンドル容器内に置かれるとき密封の目的のために室基部の外面９８の対応す る縁部９６と適合させ得る。カートリツジ８２の容器１０８は歯磨き材料を収容 し該歯磨き材料は頂部開口８６、ポンプ室基部５６の開口５８、ポンプ室４７、 開口４６、導管１１８、放出開口２６および歯ブラシの毛の開口１１６を通して ブラシヘツド１０上の歯ブラシの毛２２の表面に通すことによりプラツトホーム からブラシヘツド１０に汲み上げられる。従動円板７０は汲み上げ力が圧縮可能 な弾力の有るボタン１４に印加されるとき歯磨き材料の漏洩を阻止するために容 器１０８のカートリツジ基部９０ に挿入される。従動円板は歯磨き材料がそれから汲み上げられるとき該歯磨き材 料が頂部８４に接触することによりその終端位置に達するまで容器１０８内に前 進する。従動円板７０の１方向運動はポンプ室４７からの歯磨き材料の逆流を阻 止するために作用するフラツプ逆止弁６６により達成される。従動円板７０は圧 縮可能な弾力の有るボタン１４に印加される汲み上げ力の作用から隔離されるた め、従動円板は容器側壁に効率良く接触しかつ歯磨き材料の漏洩を阻止するため の密封を備える。従動円板７０は第７図に示されるごとくシリンダ１０６の端部 に位置決めされる上方環状縁部１０２および下方環状縁部１０４を有する。各環 状縁部はカートリツジ８２の内壁に適合し得る形状を有する。両方の縁部は柔軟 でありかつカートリツジ８２の内壁の寸法より僅かに大きい外方寸法を有する。 この配置は従動円板７０の密封可能性を高めるためにカートリツジ８２の内壁と 縁部のぴつたりと合う嵌合を保証する。 カートリツジ８２の内容物が消耗させられるとき、カートリツジは取り除かれ かつ新たなカートリツジがそれをブラシハンドル６の底部８０を通して挿入する ことにより容器１１４内に位置決めされる。完全に挿入されたとき、カートリツ ジ８２の開口８６はポンプ室の基部の開口５８と一直線に整列されかつそれと連 通しておりそしてカートリツジ頂部８４はポンプ室基部５６の外面９８に対して 面一である。接続点における歯磨き材料の漏 洩に対して保護するために、室基部の外面９８の環状縁部９６がカートリツジ８ ２が完全に挿入された後該カートリツジの頂部面８４上の環状溝９４と適合させ られるとき密封が形成される。カートリツジ８２の挿入の間に閉じ込められた空 気を通気するために、ハンドル６はポンプ室基部５６に近接して置かれるポート １２６およびポート１６を備えている。カートリツジ８２の取り外しの間中、空 気は真空力を中断しかつ除去過程を容易にするためにポート１６に入る。 フラツプ逆止弁に近接するポート１６の位置は気密密封がカートリツジ頂部と 逆止弁との間の中間区域に維持されることを必要とする。気密接続は標準のネジ 付きコネクタを使用することにより達成され得る一方、カートリツジ頂部または ポンプ構体基部の深い窪み開口がコネクタのネジ山を収納するのに必要とされる 。しかしながら、窪みはカートリツジが挿入されるとき汲み上げ効率を妨害する のに十分な空気を閉じ込める。この発明において使用されるような整合環状溝９ ４とともに環状縁部９６は空気閉じ込めを低減しかつ気密密封を提供する。溝の 壁と縁部の壁との間の密接接触は通気開口とカートリツジ開口との間の空気の浸 透が僅かに発生するかまたは発生しないようにカートリツジ頂部と弁座との間の 密封表面積を増大する。密封効率は多数の環状溝および整合縁部が使用されると き高められる。この型の密封の１つの利点は閉じ込められた空気空間がネジ付き コネクタ が使用されるときの閉じ込められた空気空間（ネジ山が配置される空間の容量と 同等）に比して最小（カートリツジ頂部の開口の容量と同等）であるということ である。他の利点はそれが人間工学の観点から好適なハンドルの形状である卵形 形状のごとき非円形断面を有するカートリツジの係合を可能にするということで ある。ネジ山型密封コネクタはそれが係合および係合解除のために回転運動を必 要とするとき非円形断面のカートリツジシリンダに使用されることができない。 第８Ａ図ないし第８Ｃ図は歯ブラシの１作動サイクルに関しての構成要素の連 続位置を示す。第１段階、第８Ａ図において、圧縮可能な弾力の有るボタン１４ は非汲み上げ位置にありそしてその弾力性質によりその完全に延長された位置に 維持される。フラツプ逆止弁６６は歯磨き材料で歯ブラシを充填する結果として その開放位置にある。第２の段階、第８Ｂ図において、圧縮可能な弾力の有るボ タン１４は下方に押されて歯磨き材料をポンプ室４７の取り入れ仕切り室４８お よび放出仕切り室５０から導管１１２および１１８を通って歯ブラシの毛２２に 流れさせる。他の構成要素はそれらが第１段階において有した同一位置に維持さ れる。圧縮可能な弾力の有るボタン１４に印加される汲み上げ力はフラツプ逆止 弁を開口５８を密封するその閉止位置に移動させる。圧縮可能な弾力のあるボタ ン１４が圧縮されているとき、カートリツジ基部９０に向かう歯磨き材料の元へ の運動は １方向フラツプ逆止弁６６により遮断される。ブラシヘツドに分配される歯磨き 材料の量は１汲み上げシーケンスの間の圧縮可能な弾力の有るボタン１４の凹所 １５の変位容量と同一である。 第８Ｃ図に示されるような、第３の段階において、構成要素および歯磨き材料 はそれらの使用位置に準備ができている。圧縮可能な弾力の有るボタン１４はそ の最初の、休止位置にありそして制御された歯磨き材料量１００がブラシヘツド １０の歯ブラシの毛２２に位置決めされる。歯磨き作用中追加の材料はブラシヘ ツド１０に汲み上げられない。圧縮可能な弾力の有るボタン１４に印加された圧 縮力が解放されるとき、ボタン１４は材料から作られる弾性および記憶のためそ の圧縮された位置からその最初の形状に復帰する。同時に、ボタン凹所１５、取 り入れ仕切り室４８およびカートリツジ容器１０８中の歯磨き材料は圧縮可能な 弾力の有るボタン１４により動きそして従動円板７０が歯磨き材料を包装された 状態に保持する新たな前進位置に前進する。これらのすべての運動においてかつ ボタン１４の弾力の有る回復の間中、歯磨き材料は圧縮可能な弾力の有るボタン １４の引っ張り力と従動円板７０の抵抗力との間で伸張状態下にある。かかる伸 張により発生される歯磨き材料の隙間形成は、もしもあるならば、隙間内の、大 気圧と真空圧との間の圧力差により減少されるかまたは除去される。 追加の量の歯磨き材料が繰り返し汲み上げ作用によつ て分配される。容器１０８が第８Ｄ図に示されるごとくほぼ空の状態に達したと き、残りの歯磨き材料がボタン１４を押し下げることによりさらにそれから汲み 上げられ得る。使用者は容器１０８の内容物が、従動円板がカートリツジ頂部８ ４にまたはその近くにあるときポート１２６を通して従動円板の位置を見ること により、枯渇に近づいているのを気づかされる。 カートリツジ１０８が第８Ｄ図に示されるごとくほぼ空の状態に達するとき、 従動円板７０はその端末位置にある。この位置においてカートリツジプラグ８８ がポンプ室基部開口５８を通るどのような歯磨き材料の流れも阻止するようにポ ンプ室基部開口５８に完全に挿入される。プラグ８８はまた端部８９がフラツプ 弁６６の下側に接触しかつそれを開口６８の上方部分に対して強制しそれにより 取り入れ仕切り室４８から放出仕切り室５０へのいかなる歯磨き材料の流れも遮 断するように仕切り壁開口６８に挿入される。そのうえ、プラグ８８が基部開口 ５８わ閉止するため、歯磨き材料は取り入れ仕切り室４８からこの開口わ通って 流れることができない。したがつて、カートリツジ８２の内容物が完全に消費さ れるとき、取り入れ仕切り室４８はこの仕切り室への両方の開口が閉止されるの でその中に保持される歯磨き材料で充填される。歯磨き材料が圧縮不能であるた め、弾力の有るボタン１４は歯磨き材料を分配するのに押し下げられ得ない。こ のシーケンスの結果として、歯ブラシは カートリツジ８２の有用な内容物が追加の汲み上げが発生し得ないように枯渇さ れるとき弾力の有るボタン１４を自動的に錠止する。 消費されたカートリツジは容器１１４の基部８０からそれを抜き出すことによ り取り外される。歯磨き材料で充填された新たなカートリツジが容器に挿入され る。カートリツジが容器中で前方に動かされるとき、閉じ込められた空気はポー ト１２６および１６を介して通気される。新たなカートリツジが完全に位置決め されかつその有用な内容物が枯渇された後、ポート１２６は従動円板がその端末 位置に達するとき目視用ゲージとして役立つ。 従動円板プラグ８８が使用されないならば、ボタン１４はカートリツジが空に なつた後押し下げられ続けることが可能でかつ室４７中の残りの歯磨き材料はそ れから汲み上げられ続ける。消費されたカートリツジが歯磨き材料で充填された 新たなカートリツジにより交換されるとき、室４７、導管１１２および１１８は 従前の過度の汲み上げから結果として生じる顕著な量の隙間を有する。これは、 次の汲み上げ力が加えられるとき、不規則な量の歯磨き材料が分配されかつ流れ が滑らかでなくかつ連続しないために次の汲み上げ効率に逆に作用する。そのう えさらに、汲み上げ力が解放されるとき、隙間は従動円板が不適切な真空力によ る場合にそれより小さく前進するためより大きくなる傾向を有する。遂に、真空 力 の完全な崩壊によりいかなる歯磨き材料も汲み上げることが不可能となる。 前述されたごとく、ポート１６および１２６はカートリツジの交換の間中通気 するのに使用される。それらの位置は人間工学的考慮に基づいている。通気に加 えて、ポート１２６はまたカートリツジの空の状態を目視するのに使用される。 カートリツジは着色された従動子の位置が容易に見分けられ得るように好ましく は透明である。好ましくはスロツトの形状であるポート１２６わ通して見られる ように、カートリツジは従動子がスロツトの端部近傍にあるときほぼ空である。 カートリツジがほぼ空であることを示す信号を供給するために、スロツトの一端 部は弁座とカートリツジ頂部との間の中間面から特定の距離に位置決めされる。 この距離は１回の完全な汲み上げストロークに追随するボタンの完全な解放に応 答して従動子の１回以上の完全な前進を許容しそれにより消費されたカートリツ ジがタイミングわ合わせた方法において取り換えられることを保証するために安 全な組み立て要因を提供する。より多くの歯磨き剤がスロツトを通して見られな いとき、使用者は汲み上げを中止しかつカートリツジを交換する。使用者がカー トリツジの空の状態を無視しかつ汲み上げをし続けるとしても、前述された自己 錠止機構が柔軟なボタンの圧縮を妨害する。過度の汲み上げなしで、ポンプ室の 内部に隙間は創出されない。ポート１２６はスロツトの端部を超えては通気し ない。しかしながら、ポート１６はポート１２６と弁座とカートリツジ頂部との 間の中間面との間に置かれる。２つのポートは使用中偶発的に覆われる場合は別 にして好ましくは９０°に位置決めされる。 非使用の期間の間中、カバー４は歯ブラシの毛２２および首部１２を損傷から 保護する。カバーがブラシハンドルに取着され得るため、カバーははまた搬送ま たは貯蔵の間中偶発的に圧縮されることから弾力の有るボタン１４を保護する。 放出開口２６中の歯磨き材料のカバー４の特徴。第９Ａ図、第９Ｂ図および第９ Ｃ図に示されるように、カバー４は開放端２８、閉止端３０および側壁３４を有 する環状ハウジングである。側壁３４の部分は案内区域３６を形成するように凹 所が設けられる。開口３８はこれがカバー４がその閉止位置において所定位置に あるときブラシヘツド１０の放出開口２６と整列しているように案内区域３６に 位置決めされる。カバープラグ４０は摺動可能なサドルフランジ４２および密封 ロツド４４を包含する。サドルフランジ４２は案内区域３６に摺動可能に取り付 けられる。密封ロツド４４は開口３８を通してのその挿入および放出開口２６と のその整列を許容するような方法においてサドルフランジ４２の下に位置決めさ れる。 第３Ａ図、第３Ｃ図、第１０Ａ図および第１０Ｂ図に示されるごとく、カバー ４はハンドル４の対応する***１２４とカバー側壁の内面の溝１２２を係合する ことに よりハンドル６に取着される。カバー４が所定位置に置かれた後、プラグ４０は 案内区域３６に取り付けられかつ放出開口２６に挿入される密封ロツド４４とそ の最終位置に摺動される。密封ロツド４４の直径はこれが放出開口２６に挿入さ れることが可能でかつ導管１１８中の歯磨き材料が乾燥せずかつ乾燥を閉塞しな いように開口を密封することができるようになつている。カバーが完全に位置決 めされるとき、歯ブラシの毛の乾燥はカバーの閉止端３０の通気孔３２により高 められる。 カバーの特徴は使用者に都合が良いことである。放出開口２６に関連するプラ グ４０および密封ロツド４４の予め整列された位置が使用者がカバーが閉止され た後プラグを単に下方に押すことにより放出口を容易に密封し得ることを保証す る。カバーは密封ロツドが放出開口にあるとき錠止される。カバーおよびプラグ の取り外しは密封ロツドを放出開口から係合解除するようにプラグ単に上方に引 っ張ることによりかつ次いで構体を軸方向に動かすことにより達成される。取り 外し過程は歯ブラシの毛が柔軟でかつより堅固な密封ロツドの運動に撓むので密 封ロツドが歯ブラシの毛から完全に出ないときでも達成され得る。 本発明はその好適な実施例に関連して詳細に説明された。しかしながら、変化 および変更が本発明の精神および範囲内でなされ得ることを理解されたい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ａ．ポンプ構体が、 ｉ．内面および外面を有する基部、頂部、前記基部の内面と前記頂部との間に 配置される側壁、前記基部に位置決めされる第１開口、前記側壁または頂部に位 置決めされる第２開口および前記頂部に位置決めされる第３開口を有するポンプ 室； ｉｉ．汲み上げ力を供給するための弾性の、弾力が有る、圧縮可能なボタンで あつて、該ボタンが外面、内面および前記ボタンが汲み上げ力が前記ポンプ室か らその頂部の前記第３の開口を通って流れるように歯磨き材料を強制するその外 面に加えられるとき押し下げられ、そして汲み上げ力が開放されて歯磨き材料を 前記室の前記基部の前記第１開口を通って前記ポンプ室へ流れさせるときその弾 性力によりその元の形状に戻されるような方法において前記ポンプ室の頂部また は側壁の第２開口に固定される基部を有し； ｉｉｉ．前記ポンプ室を取り入れ仕切り室および放出仕切り室に分割する仕切 り壁であつて、前記仕切り壁が前記第２および第３開口との間の前記ポンプ室の 頂部にかつ前記仕切り壁が前記第１開口の上に横たわるような方法において前記 ポンプ室の前記基部の内面に取着されており； ｉｖ．前記ポンプ室の基部の前記第１開口を通る歯磨き材料の逆流を阻止する ための前記基部の内面に取着さ れるフラツプ逆止弁； ｖ．前記取り入れ仕切り室および前記放出仕切り室を互いに連通して置くため の前記仕切り壁の弓形開口であつて、該弓形開口がそれが前記フラツプ逆止弁お よび前記第１開口の上に横たわるような方法において前記基部の内面に取着され る前記仕切り壁の端部に位置決めされており、前記弓形開口の幅が前記フラツプ 逆止弁の幅と実質上同一でありかつ前記弓形開口の高さが前記フラツプ逆止弁の 長さより小さいことからなり； ｂ．それを貫通する出口開口を備えたプラツトホームおよび該プラツトホーム に取着される一連の歯ブラシの毛を有するブラシヘツド； ｃ．その一方の開放端が前記ブラシヘツドのプラツトホームの開口と連通して おりかつその残りの開放端が前記ポンプ室の頂部の第３開口と連通している、２ つの開放端を有する中空導管からなる首部；および ｄ．取り外し可能なカートリツジを貯蔵するためのハウジングからなるブラシ ハンドルであつて、前記ハウジングが前記ポンプ室の基部の外面に取着される頂 部および開放される底部を有する管状側壁から構成され； ｅ．前記ハウジング内に貯蔵される取り外し可能なカートリツジであつて、こ の取り外し可能なカートリツジが、 ｉ．前記ポンプ室の基部の開口と連通しているそれを貫通する開口、内面およ び外面を有する頂部； ｉｉ．基部； ｉｉｉ．前記基部と前記頂部間に配置される側壁； ｉｖ．従動円板から構成され；そして ｆ．前記従動円板がその端末位置にあるとき汲み上げ作用を阻止するための錠 止手段であつて、該錠止手段が前記従動円板に取着されかつ同時に該従動円板が その端末位置にあるとき前記第１開口および前記弓形開口を密封しながらその開 放位置において前記フラツプ逆止弁を遮断し、それにより前記カートリツジおよ び前記取り入れ仕切り室から前記放出仕切り室および前記ブラシヘツドへの歯磨 き材料のさらに他の流れを阻止することからなることを特徴とする歯磨き剤分配 歯ブラシ。 ２．環状縁部が前記ポンプ室の前記基部の開口の周辺に近接して前記ポンプ室 の基部の外面に位置決めされ、そして環状溝が前記取り外し可能なカートリツジ の前記頂部の前記開口に近接して前記カートリツジの前記頂部の外面に位置決め され、前記溝が前記取り外し可能なカートリツジが前記ハウジング内に貯蔵され るとき前記ポンプ室の前記基部の外面の前記縁部と適合し得ることを特徴とする 請求の範囲第１項に記載の歯磨き剤分配歯ブラシ。 ３．前記ブラシハンドルハウジングがその管状側壁を介して位置決めされる通 気開口を有することを特徴とする請求の範囲第１項に記載の歯磨き剤分配歯ブラ シ。 ４．前記ブラシヘツドが取り外しかつ交換可能である ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の歯磨き剤分配歯ブラシ。 ５．前記ブラシヘツドが前記プラツトホームの前記出口開口に取着される放出 口を含むことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の歯磨き剤分配歯ブラシ。 ６．前記ブラシヘツド用カバー、首部およびポンプ構体を含み、該ポンプ構体 が、 ａ．ｉ．前記ブラシハンドルに取着される開放端； ｉｉ．それを貫通する１またはそれ以上の通気開口を備えた閉止端； ｉｉｉ．前記開放端と前記閉止端との間に配置される側壁を有し、該側壁 がその表面の１部分上の案内区域および前記カバーが閉止位置にあるとき前記ブ ラシヘツドプラツトホームの前記出口開口と整列して前記案内区域に位置決めさ れる前記側壁の開口を有する管状ハウジング； ｂ．その内面に取着される密封ロツドを有する摺動可能なサドルフランジから 構成されるプラグであつて、前記サドルフランジが前記密封ロツドが前記側壁の 開口を通して係合されかつ前記ブラシヘツドの前記プラツトホームの開口と一直 線に整列されかつ適合し得るような方法において前記側壁面の前記案内区域に摺 動可能に取り付けられることからなることを特徴とする請求の範囲第１項に記載 の歯磨き剤分配歯ブラシ。 ７．ａ．ポンプ構体が、 ｉ．内面および外面を有する基部、頂部、前記基部の内面と前記頂部との間に 配置される側壁、前記基部に位置決めされる第１開口、前記側壁または頂部に位 置決めされる第２開口および前記頂部に位置決めされる第３開口を有するポンプ 室； ｉｉ．汲み上げ力を供給するための弾性の、弾力が有る、圧縮可能なボタンで あつて、該ボタンが外面、内面および前記ボタンが汲み上げ力が前記ポンプ室か らその頂部の前記第３の開口を通って流れるように歯磨き材料を強制するその外 面に加えられるとき押し下げられ、そして汲み上げ力が開放されて歯磨き材料を 前記室の前記基部の前記第１開口を通って前記ポンプ室へ流れさせるときその弾 性力によりその元の形状に戻されるような方法において前記ポンプ室の頂部また は側壁の第２開口に固定される基部を有し； ｉｉｉ．前記ポンプ室の基部の前記第１開口を通る歯磨き材料の逆流を阻止す るための前記基部の内面に取着されるフラツプ逆止弁からなり； ｂ．それを貫通する出口開口を備えたプラツトホームおよび該プラツトホーム に取着される一連の歯ブラシの毛を有するブラシヘツド； ｃ．その一方の開放端が前記ブラシヘツドのプラツトホームの開口と連通して おりかつその残りの開放端が前記ポンプ室の頂部の第３開口と連通している、２ つの開放端を有する中空導管からなる首部； ｄ．取り外し可能なカートリツジを貯蔵するためのハウジングからなるブラシ ハンドルであつて、前記ハウジングが前記ポンプ室の基部の外面に取着される頂 部および開放される底部を有する管状側壁から構成され； ｅ．前記ハウジング内に貯蔵される取り外し可能なカートリツジであつて、こ の取り外し可能なカートリツジが、 ｉ．前記ポンプ室の基部の開口と連通しているそれを貫通する開口、内面およ び外面を有する頂部； ｉｉ．基部； ｉｉｉ．前記基部と前記頂部間に配置される側壁； ｉｖ．従動円板から構成され；そして ｆ．前記ブラシヘツド、首部およびポンプ構体用のカバーを含み、該カバーが 、 ｉ．前記ブラシハンドルに取着される開放端、それを貫通する１またはそれ 以上の通気開口を備えた閉止端、前記開放端と前記閉止端との間に配置される側 壁を有し、該側壁がその表面の１部分上の案内区域および前記カバーが閉止位置 にあるとき前記ブラシヘツドプラツトホームの前記出口開口と整列して前記案内 区域に位置決めされる前記側壁の開口を有する管状ハウジング； ｉｉ．その内面に取着される密封ロツドを有する摺動可能なサドルフランジ から構成されるプラグであつて、前記サドルフランジが前記密封ロツドが前記側 壁の開口を通して係合されかつ前記ブラシヘツドの前記プラツ トホームの開口と一直線に整列されかつ適合し得るような方法において前記側壁 面の前記案内区域に摺動可能に取り付けられることからなることを特徴とする歯 磨き剤分配歯ブラシ。 ８．ａ．ポンプ構体が、 ｉ．内面および外面を有する基部、頂部、前記基部の内面と前記頂部との間に 配置される側壁、前記基部に位置決めされる第１開口、前記基部の開口に近接し て前記基部の外面に位置決めされる環状縁部、前記側壁または頂部に位置決めさ れる第２開口および前記頂部に位置決めされる第３開口を有するポンプ室； ｉｉ．汲み上げ力を供給するための弾性の、弾力が有る、圧縮可能なボタンで あつて、該ボタンが外面、内面および前記ボタンが汲み上げ力が前記ポンプ室か らその頂部の前記第３の開口を通って流れるように歯磨き材料を強制するその外 面に加えられるとき押し下げられ、そして汲み上げ力が開放されて歯磨き材料を 前記室の前記基部の前記第１開口を通って前記ポンプ室へ流れさせるときその弾 性力によりその元の形状に戻されるような方法において前記ポンプ室の頂部また は側壁の第２開口に固定される基部を有し； ｉｉｉ．前記ポンプ室の基部の前記第１開口を通る歯磨き材料の逆流を阻止す るための前記基部の内面に取着されるフラツプ逆止弁からなり； ｂ．それを貫通する出口開口を備えたプラツトホーム および該プラツトホームに取着される一連の歯ブラシの毛を有するブラシヘツド ； ｃ．その一方の開放端が前記ブラシヘツドのプラツトホームの開口と連通して おりかつその残りの開放端が前記ポンプ室の頂部の第３開口と連通している、２ つの開放端を有する中空導管からなる首部； ｄ．取り外し可能なカートリツジを貯蔵するためのハウジングからなるブラシ ハンドルであつて、前記ハウジングが前記ポンプ室の基部の外面に取着される頂 部および開放される底部を有する管状側壁から構成され； ｅ．前記ハウジング内に貯蔵される取り外し可能なカートリツジであつて、こ の取り外し可能なカートリツジが、 ｉ．頂部であつて、該頂部が内面、外面、前記ポンプ室の基部の開口と連通し ているそれを貫通する開口、および前記頂部の開口に近接してその外面に位置決 めされる環状溝を有し； ｉｉ．基部； ｉｉｉ．前記基部と前記頂部間に配置される側壁； ｉｖ．従動円板から構成されることを特徴とする歯磨き剤分配歯ブラシ。