JPH09502868A - 直接的空気循環式農産物殺虫処理室 - Google Patents

直接的空気循環式農産物殺虫処理室

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JPH09502868A
JPH09502868A JP7509187A JP50918795A JPH09502868A JP H09502868 A JPH09502868 A JP H09502868A JP 7509187 A JP7509187 A JP 7509187A JP 50918795 A JP50918795 A JP 50918795A JP H09502868 A JPH09502868 A JP H09502868A
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JP7509187A
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ロナルド ウィリアムソン,マイケル
マーチン ウィンクルマン,ポール
Original Assignee
ユニバーシティー オブ ハワイ
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Abstract

(57)【要約】 害虫により被害を被る果物、花及び野菜の農産物を処理するための殺虫処理室であって、これらの農産物は、その農産物の品質に悪影響を与えることなく、防疫規則に合致するように殺虫処理される。これらの農産物は、相対湿度30−85%の加熱空気で、農産物の温度が標的となる害虫の致死温度以上、しかし農産物の品質に悪影響を与える程高くない温度に前記処理室内で加熱される。前記農産物の温度は、害虫が死ぬまでこの温度に保たれる。農産物は、低摩擦コンベア軌道システム(12)上の箱(5、6、7、8)内に充填され、前記軌道システムは箱(5、6、7、8)を室の一端部から他端部へ移送する。前記農産物は、処理室内にある間に処理される。処理後、箱(5、6、7、8)は、低摩擦コンベアシステム(12)を用いて前記処理室の反対側端部で空にされる。前記室は、処理室内に配置され農産物箱(5、6、7、8)の下に位置するファン/熱交換機(10、11)を備える。このファン/熱交換機(10、11)の直ぐ上にあるスペースは、処理の間、農産物箱(5、6、7、8)を通る空気流を増大させるために開放されている。

Description

【発明の詳細な説明】 直接的空気循環式農産物殺虫処理室 発明の属する分野 この発明は、品質基準に合致するように、果物、花及び野菜等の農産物から害 虫を駆除する際に用いられる収穫物の害虫処理室に関する。特に、本発明は、農 産物の品質に悪影響を及ぼすことなく、全ての防疫段階において農産物中の害虫 を殺虫するために、制御された相対湿度の下で熱風により農産物を加熱すること に関する。 発明の背景 ある種の害虫は農産物にとって破滅的なものであるために、農産物の輸出によ って害虫が蔓延しないように防疫規定が課せられており、これにより害虫が生じ ない場所にこれらの害虫をとどまらせておく。このような防疫害虫の例として、 地中海ミバエのようなテフリッド(tephritid)ミバエ(ディプテラ(ハエ、カ 類)(Diptera):テフリティダエ(Tephritidae))、セラティティス キャピ タタ(Ceratitis Capitata)(ビーデマン(Wiedemann));東洋ミバエ、ダカ ス ドルサリ ヘンデル(Dacus dorsalis Hendel)、及びメロンバエ、ダカ ス キュキュビタエ コキレット(Dacus cucurbitae Coquillet)があげられ る。ミバエは柑橘類、落葉性果実、及び野菜にとって最も破滅的な害虫の一つで ある。テフリッドミバエはハワイに生息し、生息地域から積み出される果物ある いは野菜中の幼虫又は卵として拡がっていることが確認されている。ミバエが生 息している可能性があるハワイで生産されたパパイヤ、マンゴ、アボカド、柑橘 類、キュウリ及びピーマンは、それらの果物あるいは野菜からミバエを駆除する 防疫処理がなされていなければ米国本土又は日本の市場に運び出すことはできな い。 1984年9月以前は、パパイヤの処理基準は、二臭化エチレン(EDB)を 用いた燻蒸消毒であった。米国環境保護局が食物の燻蒸処理にEDBを用いるこ とを禁止した後に採用された防疫処理は、比色計で測定された色彩標準値によっ て定められた4分の1成熟度(quarter-ripeness)以下のパパイヤを選び、それ を42℃の湯に30分浸し、続いて直ぐに49℃の湯に20分浸すというもので あった(Couey 及び Hayes、Journal of Economic Entomology、79:13 07−1314(1986))。熱湯浸せきはミバエの卵を破壊し、収穫物の腐 敗をコントロールするのに用いられる。しかしながら、この処理は、熟度選定の 点、及び熱湯浸せきが果物の中のミバエの幼虫を殺虫するほど十分に高温でない 点で完璧ではなかった。この処理は、改良されたパパイヤ防疫処理として199 1年に撤廃された。 ”蒸気熱処理”と呼ばれる他の防疫処理は、パパイヤの果肉温度を6−8時間 以上にわたって44.4℃に保つために高温の飽和蒸気を用いる。この果物はこ の温度で8.75時間保持され、加熱後直ぐに周囲温度以下に冷却される(AP HIS、Plant Protection and Quarantine Treatment Manual,Section III,P art9,Treatment Procedure,1985)。この処理はミバエのあらゆる生育段階で 有効であるが、この処理は時間が長く、高価であった。また、果物に熱湯による 損傷が生じた。改善された蒸気加熱処理、すなわち”急騰処理”は、パパイヤを 飽和蒸気で果実温度が47.2℃になるまで加熱し、その直後に果実を冷却する ものである(APHIS,CFR Amendment No.85-19.Part318-Hawaiian and Territor ial Quarantine Notices)。この方法は時間を要しないが、複雑な施設が必要で あり、また、一部の果物が蒸気熱によって損傷を被る。 他の果物の殺虫処理方法は、害虫の致死温度以上で農産物の品質には悪影響を 与えない温度に、制御された相対湿度条件で果物あるいは野菜を熱風で加熱する ものである。これらの農産物は害虫が殺虫されるまで、この温度に保持される。 その後農産物は冷却される。この殺虫処理は、上述したような不利益を与える熱 湯及び飽和蒸気を用いる従来の方法にとって代わるものである。 熱風を使うことにより、害虫汚染された果物及び野菜の農産物は、その農産物 の品質に悪影響を及ぼすことなく防疫規定に合致するように殺虫処理される。こ の方法は、標的となる害虫の致死温度以上で農産物の品質には悪影響を与える程 高くはない温度で、相対湿度30−80%で農産物を熱風で加熱するものである 。温度は害虫が殺虫されるまでその温度に保持される。この方法は、防疫害虫の あらゆる生育段階で有効であり、また、例えば、地中海ミバエ、メロンミバエ及 び東洋ミバエのようなテフリティド(tephritid)ミバエの殺虫用の市場チャン ネルを通じて移動可能な大規模な商業的農産物殺虫処理に好適である。 制御状態の下で、この方法は、臭い、味覚、外形、熟度、組織、棚持ちあるい は他の市場的な特質の如き農産物の品質に悪影響を及ぼさない。この方法で処理 されうる主要な農産物は、これに限定されないが、パパイヤ、マンゴ、ヨウトウ (carambola)、アテモヤ(atemoya)、ライチ、ナス、ピーマン、アマトウガラ シ、トウガラシ、キュウリ、アボカド及びカボチャ等の果物及び野菜があげられ る。 様々な果物及び野菜の種々の害虫を殺虫するための上述した色々な方法を採用 した処理室がこれまで造られてきた。現在使用されている通常の殺虫室は、農産 物室とは分離した独自の室内に設置された遠心ファンを備えている。この殺虫室 は米国特許第4、676、152号(Tsuji、他)に開示されている。Tsujiの殺 虫室では、空気は熱交換機によって加熱され、導入され、その後農産物室に吹き 込まれる。この室では均一な空気流を維持することが困難であることが知られて いる。空気流はフローダンパを用いることにより逆転されうる。しかしながら、 このダンパはさらに空気流を乱すことになる。ファンを室の外部に配置すること は、室内の色々な場所で温度変動を生じさせるとともに、熱損失及び空気流損失 も生起する。 他の公知の方法では、室中で水平空気流が採用されている。このタイプの室で は、ファン及びダクトは室の側壁に配設され、空気流を室を横切って水平に流す 。水平空気流は箱に入った農産物を処理するのに不都合である。 発明の要約 農産物を小売り用に輸出する前に殺虫処理するために用いられる殺虫室は、箱 状で搬送される農産物、前記室の第1端部から第2端部まで果物又は野菜の箱を 輸送するシステム、前記室に接続されたコンベア軌道システム;及び前記室内及 び農産物箱を通して空気を循環、加熱する手段、前記室の中の農産物箱の下に配 置され、前記室に接続された循環、加熱手段からなる。前記コンベヤ軌道システ ムは第1端部から第2端部まで果物又は野菜の箱を輸送するために低摩擦軌道を 備える。箱は第1セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムに乗せられ、 第2セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムから降ろされ、第1及び第 2セット端部ドアは農産物の処理の間、箱の端部に対してシールとして機能する 。空気の循環、加熱手段は有軸ファン及び熱交換機から構成される。空気の循環 、加熱手段は逆回転可能なファン及び熱交換機から構成される。 果物、花あるいは野菜の農産物の害虫を殺虫する処理方法は、それぞれが果物 、花又は野菜で満杯になっている多数の箱を殺虫処理室の中に導入し、低摩擦コ ンベア軌道システムに装架し;標的となる害虫の致死温度以上の空気で一以上の 段階にわたって多数の箱内の農産物を加熱し、前記空気は殺虫処理室内の多数の 箱の下に設置されたファン及び熱交換機によって循環、加熱され;標的の害虫が 殺虫されるまで多数の箱内の農産物をその温度に保持し;コンベア軌道システム により殺虫処理室内から多数の箱を積み降ろすステップからなる。この処理方法 は、さらに、前記室内の通風管あるいは箱内の低温スポット(cold spot)に配 置されたサンプルの果物又は野菜内に温度計を配置し、室内の温度分布を求める ために低温スポットの温度を測定するステップからなる。 図面の簡単な説明 図1は、農産物箱及びファン/熱交換機の一般的な配置を両側から示す本発明 の平面図である。 図2は、ファン/熱交換機アッセンブリー、農産物箱及びコンベアシステムの 配列を示す一部切り欠き側面図である。 図3は、コンベアシステムのシール板及び軌道を示す一部切り欠き端面図であ る。 図4は、底部空間に高圧空気が存在し、空気が農産物箱の底部から、孔開けさ れた農産物床板、農産物を通して、上部から流れ出る空気流を示している。 図5は、上部空間に高圧空気が存在し、空気が農産物箱の上部から、孔開けさ れた農産物床板、農産物を通して、下部から流れ出る空気流を示している。 図6は、前記室内の農産物を処理するために用いられるソフトウエアのメイン プログラムのフローチャートを示している。 図7は、前記室内の相対湿度を制御するのに用いられるサブルーチンRHのサ ブルーチンフローチャートを示している。 図8は、前記室内の空気温度を制御するのに用いられるサブルーチンPIDの サブルーチンフローチャートを示している。 図9は、入出力名及び位置を表示するのに用いられるサブルーチンVIEWの サブルーチンフローチャートを示している。 図10は、オフセット温度を変更し、出力チャンネルをテストするのに用いら れるサブルーチンCHECKのサブルーチンフローチャートを示している。 図11は、前記室内の農産物を処理している間、熱交換機の動作を制御するの に用いられるサブルーチンCONTROLのサブルーチンフローチャートを示し ている。 図12は、温度計からデータを得るために用いられるサブルーチンDATAI Nのサブルーチンフローチャートを示している。 図13は、制御チャンネルへデータを出力するのに用いられるサブルーチンD ATAOUTのサブルーチンフローチャートを示している。 図14は、ユーザが一つのオプションを選ぶのを可能とするソフトウエアのメ インメニューを表示するのに用いられるサブルーチンMENUのサブルーチンフ ローチャートを示している。 図15は、データがプリンタに送られる時間間隔を変更する際に用いられるサ ブルーチンPRINTINTERVALのサブルーチンフローチャートを示して いる。 本発明の概要 本発明は改良された非化学的な殺虫室に関する。この室は、パパイヤのような 種々の熱帯農産物中のミバエのような害虫を殺虫するのに用いられる。農産物は 処理室内で積み込まれる箱あるいは積層トレイ又はバスケット(以後、農産物箱 と呼ぶ)中に装填される。その後、加熱空気が箱を通って流れ、あらゆる生育段 階にある標的害虫を致死させる温度以上に上昇される。 本発明は、加熱空気を農産物を通って循環させるために、処理室内に設置され るファン/熱交換機を使用する。従来の室では、ファン及び熱交換機を室外に設 置しており、農産物内の熱均一性の問題を悪化させ、不十分あるいは過剰加熱を 引き起こしていた。反対に、本発明の装置は、ファンアッセンブリーを前記室内 の農産物箱を支持する軌道の直下に配置する。この配置により、農産物内の熱損 失が減少し、均一な熱分布が得られる。害虫を殺虫する温度と農産物に損傷を与 える温度との間に狭いウインドウを設ける故に、均一性は商業的な稼働を成功に 導く上で非常に重要となる。 殺虫に必要な温度は標的とする害虫の種類に大きく依存する。農産物に損傷を 与えないように超すことができない温度も、また、処理される農産物の種類に依 存して変化する。本発明の室が稼働される際の狭いウインドウの一例は、ミバエ を殺虫するのに必要な温度が47.2℃で、パパイヤに損傷を与える温度が48 .5℃である。農産物への損傷が生じる温度は、果物の種類、季節及び天候状態 によって異なるが、パパイヤは特に48.5℃以上の温度で熱損傷を起こしやす い。 本発明に係る室は、空気フローのための空間を形成する箱の上下の空間を有す る。農産物箱は、低摩擦軌道の垂直面に対するのと同様に気密な低摩擦軌道上に 載置され、加熱空気はファンから、ファンへ循環される間に、箱内の農産物を通 過するように流れる。他の従来の室は、室を通過して箱を支持、輸送するために ローラを用いている。このローラにより、箱を通って空気が漏れ、箱内の農産物 をバイパスしてしまう。この従来技術とは反対に、本発明の低摩擦軌道は箱の周 囲の空気漏れを防ぎ、それにより室内で適正な空気フローを可能とする。 詳細な説明 本発明の殺虫処理室の平面図が図1に、側面図が図2に及び端面図が図3に示 されている。本発明の処理室は4つの農産物箱にそれぞれ2つの同一の列(row )を備えている。図1は、農産物箱1−8、ファン/熱交換機アッセンブリー1 0、11の配列を示している。処理室の両側は同形であり、それぞれは4つの農 産物箱を収容する大きさを持っている。それぞれの側部はその端部に位置するド ア22、23を有し、農産物箱の積み込み及び積み降ろしを行うべく外側に開か れる。農産物箱は一端部から処理室へ積み込まれ、処理のためにコンベアシステ ムにより位置決めされ、処理後他端部のドアを通して積み降ろされ、このように 処理室でプロセスフローを形成する。 ファン10は、ファンの回転方向にしたがって、空気を熱交換機を通して一つ の空間に送り、次いで農産物を通ってリターン空間へ、そしてファンの後ろ側に 流れる。このように、一つの空間は高圧であり、他の空間は低圧である。農産物 は、上部及び下部空間との間に一つのパスを形成する一方で、ファン/熱交換機 10、11はリターンパスを形成する。空気は、2つの空間の間の空気圧力差に よって農産物を通るように送風される。ファン10は、空気を図4に示されてい るように農産物を通って上方に送風すること、あるいは図5に示されているよう に農産物を通って下方に送風することが可能なように回転方向を逆転させること ができる機能を有しており、これにより、農産物内の均一な加熱を促す。 ファン/熱交換機10、11は処理室中に空気を循環させる。ファン/熱交換 機10、11は箱軌道12の直下に配置され、これにより処理室への農産物の積 み込み及びそれからの積み降ろし作業の邪魔にならないようになっている。処理 の間、ファン/熱交換機アッセンブリー上の空間は農産物箱によって占有されず 、上部空間の一部を形成する。 コンベアは農産物箱の積み込み及び積み降ろしの両方に用いられる。室の各側 部はそれぞれ独自の独立したコンベアシステムを持っている。前記コンベアシス テムは、低摩擦材で覆われた2つの平行な箱軌道12、2つのチェーンループ1 6、2つのファンシール板15、プッシュロッド20、6つのアイドルスプロケ ット17、2つの駆動スプロケット14、1つの駆動軸13、及び1つのギア減 縮モータ(gear reduction motor)から構成される。空の室への積み込みは、駆 動軸13の近辺にファンシール板を配置し、端部ドア23を通して箱軌道上に農 産物箱8、7を積み込み、そしてフォークリフトを用いて農産物箱8、7を室内 に部分的に押しやることにより実行される。ギア減縮モータ9はスイッチを引く ことにより作動し、ファンシール板15によって押された農産物箱7がファン/ 熱交換機アッセンブリー10、11を超えるとすぐに自動的に停止する。農産物 箱6、5は続いてフォークリフトにより積み込まれる。農産物箱6は、第2のフ ァンシール板によってファン/熱交換機10、11を超えて押し込まれないよう にされている。 処理の間、端部ドア22、23は閉鎖及びシールされ、処理室内に閉じこめら れた空気だけが加熱され、処理室内を循環する。室の外部のいかなる空気も室内 に引き込まれることはなく、かつ、処理室内のいかなる空気も農産物の処理の間 外部へ放出されることはない。 処理の後、農産物箱8は端部ドア22を通してフォークリフトによって積み降 ろされる。農産物箱8が積み降ろされた後、農産物箱7がファンシール板15に よって端部ドア22の方へ押され、そこで自動的に停止する。農産物箱6、5は 、プッシュロッド20によってファン/熱交換機10、11を通って積み降ろし 位置へ押される。 従来の処理室においては、農産物箱は室内のローラ上に積み込まれ、手、又は フォークリフト、又は液圧ラムアッセンブリーによって内方の位置へ連続的に押 し込まれる。農産物箱は、ロープの端部のフックを使って、手又はフォークリフ トによって作業者が箱を引き出すことにより積み降ろされる。フックは、処理室 に入り込む作業者によってそれぞれの箱に取り付けられる。反対に、本発明では 、農産物箱は次の箱を位置決めするために運転者席からスイッチを単に作動させ るフォークリフトの運転手によってコンベア軌道システムから積み降ろされる。 例えば、フォークリフトの運転手は処理の後、農産物箱8を引き出すことができ る。その後、フォークリフトの運転手は、既知の遠隔制御スイッチを用いて自分 の席からギア減縮モータ9を作動させ、端部ドア23の開口に農産物箱7を自動 的に位置決めする。農産物箱7の積み降ろし後、農産物箱6、5は、農産物箱6 、5を位置決めするためにプッシュロッド20を動作させるギア減縮モータ9を 再び作動させることにより位置決めされ、その結果それらは積み降ろし準備完了 となる。 コンベアシステムは上部及び下部空間の間の気密シールとして機能する上で重 要であり、それにより全ての空気は農産物をバイパスせずに農産物を通って送ら れる。箱軌道12は、処理室の壁に接続した鋼鉄支持部材を覆う低摩擦材からな っている。低摩擦材は農産物箱の側部と室壁との間に気密シールを形成する。端 部ドア22、23両方の内側にある圧縮性パッドは、農産物箱5、8の外側を押 圧し、農産物箱の外側と端部ドアとの間の空気漏洩を防止するシールを形成する 。箱軌道12から上方へ延びるファンシール板15は、内側の農産物箱6、7の 端部とファン/熱交換機アッセンブリー10、11との間の空気漏洩を防止する 。 従来の処理室でも使われたいた処理室積み込みプロセスを簡便にするためのロ ーラの使用は、箱と処理室壁との間で良好なシールを得る上で問題があった。箱 と室壁との間の良好な気密シールにより、加熱空気は農産物をバイパスしない。 この問題を解決するために従来用いられた方法は、シール材を室壁の側部に配置 し、気密シールを維持するために農産物によるシール材の圧縮性にまかせること であった。しかしながら、この方法は、シール材が箱の積み込み及び積み降ろし の邪魔になり、通過する箱との摩擦により擦り切れるという欠点を持っていた。 処理室内にファン/熱交換機アッセンブリー10、11を配置することにより 、ファン及び熱交換機を室外部へ配置した従来の室にみられる熱損失及び空気流 の非効率性を排除することができた。また、ファン/熱交換機アッセンブリーを 内部に置くことにより、農産物箱と農産物箱中の農産物内との間の温度分布の変 動を最小にされる。 また、本発明の処理室の設計では、室内の空気を循環させるいかなるダクトも 使用されない。ダクトのない処理室の構成により、建設費及び稼働費を少なくし 、室の効率を上げる。果物の上方及び下方にある空間に沿った箱内に収容された 農産物自体が空気流のリターンパスを形成する。 ファン/熱交換機アッセンブリー10、11はいかなるタイプのファン及び熱 交換機でよいが、遠心型、有軸型及び可逆型のものでもよいがそれに限定される ものではない。本実施例のファンは、室内の空気流を逆転させる有軸型で可逆型 のものである。 農産物が処理される間、本発明に係る室は室内の温度をモニターするコンピュ ータによって制御され、要求通り温度の上げ下げを行う。多数の温度計が、”低 温スポット”と呼ばれる果実の中心が致死温度に達するのに要する最長時間をと る室内のスポットにある各農産物箱内に分配された農産物サンプルに挿入される 。各室内の低温スポットが判定プロセス期間中に決定され、そこでは比較的多数 の農産物測定器が室中に配置され、多数のコンピュータによりモニターされる。 これらのコンピュータは、室内の低温スポットの位置を判定するために処理期間 にわたって各温度計の温度を記録する。 低温スポットが判定された後、処理室の通常の稼働の間、一定の数の温度計が 果実の中心に挿入され、通常、一つの農産物箱に一つの測定器を低温スポットに 配置する。各測定器で計測された温度は、防疫条件が何時達成されたかを表すた めにコンピュータでモニターされる。処理の間、室内の空気は徐々に48.5℃ から48.7℃の範囲に加熱され、果実の中心はゆっくりと47.2℃に上昇す る。果実の中心が害虫が駆除されると判断される温度に達すると、果実は周囲の 温度まで冷却される。果物の商業的な品質への潜在的な損傷を避けるために、果 実の中心は48.5℃を超えない温度まで加熱される。48.5℃の損傷温度を 超えるようなリスクを減じるために、本発明に係る箱内の空気温度を均一にする ことが必要となる。低温スポットでの果物温度が箱内の他の果物の温度と大きく 変わるならば、低温スポットの果物がまだ害虫の致死温度に達していない一方で 、低温スポットにない果物が推定損傷温度を超え、実際に損傷を被ることが起こ りうる。本発明に係る室は室内の温度を均一にし、果物の過熱を最小限にするよ うに設計されている。 本発明に係る室における処理時間は、パパイヤについては約4−5時間である 。この処理の最初の3時間では、室内空気の相対湿度は60−70%の範囲に維 持される。残りの時間では、室内空気の相対湿度は85%に上げられる。 本発明に係る室は缶詰工場で組み立てられるように設計され、そこでは農産物 が収穫の後、農場から運び込まれる。前記室は、室に積み込まれる場所と室から 積み降ろされる場所とを分離する壁が備わった缶詰工場の中央に装備される。こ の壁は、農産物運び出しのために準備される無害虫領域と農場から運び込まれた 後、処理のために準備され積み降ろされる領域との間の障壁として用いられる。 処理室は前記2つの領域の間に殺虫エアロックを形成し、その結果、室の一端部 だけが一度に開くようになっている。農産物箱を室内へ積み込む間、積み込み端 部ドア23だけが開き、反対の端部ドア22は閉まったままで、これにより害虫 が農産物から無害虫領域へ入り込むのを阻止する。処理の後、あらゆる害虫が駆 除されたとき、積み降ろしドア22だけが開き、処理された果物が室から無害虫 領域へ積み降ろされ、運び出しのための準備が行われる。処理の後、農産物は、 輸送中の害虫再汚染を防ぐために密封されたコンテナに積み込まれる。 本発明に係る処理室を制御するためのソフトウエアがフローチャートとして図 6−15に示されている。図6は、処理室内の農産物処理を制御するために用い られるメインプログラムのフローチャートを示している。メインプログラムは最 初に図14に示されているサブルーチンMENUを呼び出し、動作可能なオプシ ョンリストを表示し、ユーザがそのリストから一つのオプションを選択する。ユ ーザがメニューから選択すると直ぐにソフトウエアはサブルーチンMENUを出 て、ユーザによって選択されたオプションにしたがって必要なサブルーチンを呼 び出す。 ユーザが処理の間に相対湿度を変更しようとすれば、図7に示されたサブルー チンRHが呼び出される。サブルーチンRHは、最初、処理期間中の室内の相対 湿度に関する格納されている現在値を読み込み、それを表示する。その後、ソフ トウエアはユーザに相対湿度値を変更するのか否かを尋ねる。ユーザがNoを入 力し、その値を変更しないならば、その値がセーブされサブルーチンMENUが 呼び出される。ユーザが相対湿度値を変更しようとするならば、ソフトウエアは ユーザに時間間隔を変更したいか否かを尋ねる。ユーザが時間間隔を変更するこ とを望めば、新しい時間間隔が入力され、次いで相対湿度の上限及び下限値を変 更するのか否かを尋ねる。ユーザが時間間隔を変更したくないならば、直ぐに相 対湿度の上限及び下限値を変更するか否かが尋ねられる。ユーザが上限及び下限 の湿度値を変更するときは、新しい限界値が入力される。新しい限界値が入力さ れた後、あるいはユーザが相対湿度の上限及び下限値を変更しないときは、現在 値が表示され、ユーザは再度相対湿度値を変更するかどうかを尋ねられる。ユー ザがNoを入力し、その値を変更しないのであれば、その値がセーブされサブル ーチンMENUが呼び出される。ユーザがYesを入力し、その値を変更しよう とするならば、前記プロセスが再度繰り返される。 ユーザが処理期間中に用いられる時間間隔を変更しようとするならば、図8に 示されているサブルーチンPIDが呼び出される。現在の時間間隔及び比例積分 値が読み込まれ、かつ表示され、ユーザは時間間隔値を変更するのか否かを尋ね られる。ユーザが時間間隔値あるいは比例積分値を変更しないならば、それらは セーブされサブルーチンMENUが呼び出される。ユーザがその値を変更しよう とすれば、時間間隔を変更するのか否かが尋ねられる。ユーザが時間間隔を変更 しようとすれば、新しい時間間隔が入力され、次いでユーザは比例積分値を変更 するのか否かを尋ねられる。ユーザが時間間隔を変更しなければ、次に比例積分 値を変更しようとするのか否かを尋ねられる。ユーザが比例積分値を変更しよう とするならば、新しい値が入力される。新しい値が入力された後、あるいはユー ザが比例積分値を変更しないときは、現在値が表示され、ユーザは再度その値を 変更するかどうかを尋ねられる。ユーザがNoを入力し、その値を変更したくな いのであれば、その値はセーブされサブルーチンMENUが呼び出される。ユー ザがYesを入力し、その値を変更しようとすれば、前記プロセスが繰り返され る。 ユーザが処理室のインプット物及びアウトプット物の名前及び配置を見ようと するときは、図9に示されているサブルーチンVIEWが呼び込まれる。インプ ット物及びアウトプット物の名前及び配置が、ユーザがもう表示が必要でないこ とをコンピュータに指示するコマンドを入力するまで表示される。ユーザがイン プット/アウトプット表示を止めるコマンドを入力すると、制御は再びサブルー チンMENUに戻る。 ユーザがインプット/アウトプットを変更しようとすれば、図10に示されて いるサブルーチンCHECKが呼び出される。サブルーチンCHECKは、最初 アウトプットデータ及びオフセット温度を表示し、次いで図12に示されている サブルーチンDATAINを呼び出す。サブルーチンDATAINはインプット 部での測定温度をモニターし、その後サブルーチンCHECKに制御が戻る。続 いて、インプットで測定された温度が表示される。次いでユーザはオフセット温 度を変更するかどうかを尋ねられる。ユーザがオフセット温度を変更しようとす るならば、新しいオフセット値が入力され、前記サブルーチンはアウトプットデ ータを表示するステップに戻される。ユーザがオフセット温度を変更しなければ 、続いてアウトプットデータを変更するかどうかを尋ねられる。ユーザがアウト プットデータを変更しようとするときは、現在のアウトプットデータが変更され 、図13に示されているサブルーチンDATAOUTが呼び出される。サブルー チンDATAOUTは前記データを出力し、次いでサブルーチンCHECKのア ウトプットデータが表示されるステップに戻される。ユーザがアウトプットデー タを変更しなければ、続いてインプット及びアウトプットをさらに変更するか否 かが尋ねられる。ユーザがインプット及びアウトプットをさらに変更しようとす れば、サブルーチンDATAINが呼び出され前記プロセスが最初のステップか ら繰り返される。ユーザがインプット及びアウトプットを変更しなければサブル ーチンMENUが呼び出される。 ユーザが処理室内の処理プロセスを始めようとするとき、ディスクファイル及 びプリンタの両方とも初期化され、タイマーが動作される。タイマーが作動して いる間、図11に示されているサブルーチンCONTROLが60秒毎に呼び出 される。サブルーチンCONTROLは、最初に経過時間を判定し、次いでイン プットの温度をモニターするサブルーチンDATAINを呼び出し、その後サブ ルーチンCONTROLへ戻る。空気温度設定値が計算され、次いで比例積分微 分値を用いて空気温度エラー値が計算される。新しいポンプ速度が計算され、次 いで相対湿度の上限及び下限値を用いて相対湿度エラー値が計算される。蒸気バ ルブの設定値が定められ、次いでサブルーチンDATAOUTが呼び出される。 サブルーチンDATAOUTは前記データを出力し、次いでCONTROLへ戻 り、そこでデータがディスクファイル中に保存され、その後データが印刷される ほど十分な時間が経過したかどうかが判定される。データを印刷するときは、デ ータはプリンタへ送られ、制御はメインプログラムへ戻される。データを印刷し ないときは、直ぐに制御はメインプログラムへ戻される。60秒の間、サブルー チンCONTROLが呼び出されないときは、メインプログラムはインプット及 びアウトプットの名前及び配置を表示するサブルーチンVIEWを呼び出す。次 いでデータが表示され、ユーザはオプションリストを表示するサブルーチンME NUをランさせるかどうかを尋ねられる。ユーザがサブルーチンMENUをラン させるときは、上述した全てのオプションは、インプット及びアウトプットデー タを表示する機能及びオフセット温度及びアウトプットデータを変更する機能を 除いて選択可能である。さらに、ユーザは印刷間隔の変更を選択することが可能 である。また、ユーザは処理操作を終わらせることもできる。ユーザが処理操作 を終わらせるときは、サブルーチンDATAOUTが呼び出され、データが出力 され、タイマーが切られ、サブルーチンMENUが呼び出される。 いったん処理が行われれば、端部ドアが開かれる前に室内の農産物を冷却する ために冷却期間が入力される。冷却期間が終了すると、農産物箱は無害虫領域で 積み降ろされ農産物の運び出し準備が行われる。 この分野の当業者にとって、特許請求の範囲で定められた本発明の精神及び範 囲から逸脱することなく好適な実施例について種々の変更が可能であることは明 らかである。 例1 下記の表は従来の処理室と本発明の処理室との間の均一性及び温度制御の相違 を示すものである。それらの結果の相違が第1表に示されており、テスト運転し たときの従来の室と本発明の処理室における測定温度を示している。従来の処理 室は室の外側にファン/熱交換機を備え、ダクトを用いて加熱空気を室内に導入 させている。この室内の箱は2つ積み重ねられ、空気フローは30秒毎に逆向き にされている。この従来の室についてのテストは1993年1月7日に行われ、 全てのモニターされている果物はその中心温度が47。2℃になるまで上げられ た。果実の中心にある温度計の最後のものが47.2℃に達すると直ぐに冷却水 が作動されるとともに、全ての温度計の温度が記録される。36の温度計が従来 の室内の温度を測定するために使用された。これらの温度計の温度が表に掲げら れており、平均及び標準偏差は表の下部に載っている。加熱終期で測定された温 度は47.6℃から49.3℃の範囲で、平均温度は48.43℃であり、温度 範囲は47.63℃から49.32℃で温度分散は1.69℃であった。 本発明に係る処理室のテストは、温度測定に40の温度計が用いられた以外は 全て従来の室と同じ態様で1993年9月15日に行われた。全ての温度計が4 7.2℃に達したとき、冷却水が作動されるとともに全ての測定温度が記録され た。これらの温度計の温度は、従来の室のテストにおける測定値と比較をとるた めに同列に掲げられており、従来の室に対して本発明の処理室の温度均一性を際 立たせている。本発明に係る室のテスト温度は47.2℃から48.7℃の範囲 で、平均温度は48.6℃であり、温度範囲は47.2℃から48.7℃で温度 分散は1.5℃であった。このように、本発明の室における温度計の温度分布は 、従来の室の温度計が潜在的な損傷温度を超えているほどには、前記温度を超え ていない。実際、本発明のテストでは、一つの温度計だけが潜在的な損傷温度4 8.5℃を超えていた。2つのテストの平気温度の差異は0.37℃しかないが 、その差異は、処理室が狭い温度範囲で作動される場合において、非常に大きな ものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年9月5日 【補正内容】 請求の範囲 1.a.処理室に接続され、果物あるいは野菜の箱を室の第1端部から室の第2 端部へ搬送するためのコンベア軌道システム;及び b.室内及び果物あるいは野菜の箱を通して空気を加熱及び循環させる手段、前 記室に接続され前記室の中及び果物あるいは野菜の箱の下に配置された空気を加 熱及び循環させる手段; からなる処理室であって、収穫後に果物あるいは野菜が箱詰めで搬送され、小売 りのために運び出される前に農産物の殺虫を行うために用いられる殺虫処理室。 2.コンベア軌道システムが果物あるいは野菜の箱を室の第1端部から第2端部 へ搬送するための低摩擦軌道を具備する請求項1の殺虫処理室。 3.低摩擦軌道が箱の下部を加熱空気が流れるのを阻止するために、軌道自体と 箱との間にシールを構成する請求項2の殺虫処理室。 4.前記箱が第1セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムに積み込まれ 、第2セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムから積み降ろされ、第1 セット及び第2セットの端部ドアは果物あるいは野菜の処理の間前記箱の端部に 対してシールとして機能する請求項3の殺虫処理室。 5.空気の加熱及び循環手段が有軸ファン及び熱交換機からなる請求項4の殺虫 虫処理室。 6.空気を加熱及び循環する手段が可逆ファン及び熱交換機からなる請求項4の 殺虫処理室。 7.a.前記室に接続され、第1端部を通して積み込まれた果物あるいは野菜の 箱を処理した後、積み降ろしのために室内の第2端部へ搬送する低摩擦コンベア 軌道システム;及び b.前記室内及び果物あるいは野菜の箱を通して空気を加熱及び循環させるため に室内に接続及び配置されたファン及び熱交換機システム; からなり、第1端部、第2端部、一つのインテリア(interior)部、一つのエク ステリア(exterior)部を有する処理室であって、収穫後箱詰めで搬送される果 物あるいは野菜を殺虫するための殺虫処理室。 8.低摩擦軌道が箱の下部を加熱空気が流れるのを阻止するために、軌道自体と 箱との間にシールを構成する請求項6の殺虫処理室。 9.前記箱が第1セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムに積み込まれ 、第2セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムから積み降ろされ、第1 セット及び第2セットの端部ドアは果物あるいは野菜の処理の間前記箱の端部に 対してシールとして機能する請求項6の殺虫処理室。 10.ファン及び熱交換機システムが有軸ファン及び熱交換機からなる請求項8 の殺虫処理室。 11.a.それぞれの箱が果物、花あるいは野菜の農産物で満杯の多数の箱を殺 虫処理室の内部へ導入し、低摩擦コンベア軌道システムへ積み込み; b.標的害虫の致死温度以上の温度の空気で1以上のステージで多数の箱の中の 農産物を加熱し、前記室の内側で複数の箱の下側に配置されたファン及び熱交換 機によって空気を加熱及び循環し、設定された低温スポットに位置する果物ある いは野菜の中心温度が標的害虫の致死温度に十分長い時間達するように空気を加 熱及び循環し; c.標的害虫が殺虫されるまで多数の箱内の農産物を前記致死温度に保持し; d.コンベア軌道システムを用いて殺虫処理室の内部から多数の箱を積み降ろす ; ステップからなる果物、花あるいは野菜の害虫を殺虫処理する方法。 12.前記多数の箱が処理室の第1のドアを通して積み込まれ、第2のドアを通 して積み降ろされる請求項11の方法。 13.第2のドアが非害虫領域に開口する請求項12の殺虫処理室。 14.1以上の農産物中に1以上の温度計を挿入し、1以上のサンプルを形成し 、前記サンプルを殺虫処理室内の設定された低温スポットに配置するステップを さらに含む請求項11の方法。 15.1以上のサンプルの温度をモニターするステップをさらに含む請求項14 の方法。 16.農産物が1以上のサンプル内の温度が47.2℃に等しくなるまで加熱さ れる請求項15の方法。 17.殺虫処理室内の相対湿度をモニターするステップをさらに含む請求項11 の方法。 18.処理時間の最初の3時間は、殺虫処理室内の相対湿度を60から70%の 範囲内に維持し、その後の1時間は相対湿度を85%に上げるように殺虫処理室 内の相対湿度を制御するステップをさらに含む請求項17の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,UZ,VN 【要約の続き】 に開放されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a.処理室に接続され、農産物箱を室の第1端部から室の第2端部へ搬送す るためのコンベア軌道システム;及び b.室内及び農産物箱を通して空気を加熱及び循環させる手段、前記室に接続さ れ前記室の中及び農産物箱の下に配置された空気を加熱及び循環させる手段; からなる処理室であって、収穫後に農産物を箱詰めで搬送され、小売りのために 運び出される前に農産物の殺虫を行うために用いられる殺虫処理室。 2.コンベア軌道システムが農産物箱を室の第1端部から第2端部へ搬送するた めの低摩擦軌道を具備する請求項1の殺虫処理室。 3.前記箱が第1セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムに積み込まれ 、第2セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムから積み降ろされ、第1 セット及び第2セットの端部ドアは農産物の処理の間前記箱の端部に対してシー ルとして機能する請求項2の害虫処理室。 4.第2セットのドアが非害虫領域に開口する請求項3の殺虫処理室。 5.空気の加熱及び循環手段が有軸ファン及び熱交換機からなる請求項3の殺虫 虫処理室。 6.空気を加熱及び循環する手段が可逆ファン及び熱交換機からなる請求項3の 殺虫処理室。 7.a.前記室に接続され、第1端部を通して積み込まれた農産物箱を処理の後 、積み降ろしのために室内の第2端部へ搬送する低摩擦コンベア軌道システム; 及び b.前記室内及び農産物箱を通して空気を加熱及び循環させるために室内に接続 及び配置されたファン及び熱交換機システム; からなり、第1端部、第2端部、一つのインテリア(interior)部、一つのエク ステリア(exterior)部を有する処理室であって、収穫後箱詰めで搬送される農 産物を殺虫するための殺虫処理室。 8.前記箱が第1セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムに積み込まれ 、第2セットの端部ドアを通してコンベア軌道システムから積み降ろされ、第1 セット及び第2セットの端部ドアは果物あるいは野菜の処理の間前記箱の端部に 対してシールとして機能する請求項7の殺虫処理室。 9.ファン及び熱交換機システムが有軸ファン及び熱交換機からなる請求項8の 殺虫処理室。 10.ファン及び熱交換機システムが可逆ファン及び熱交換機からなる請求項8 の殺虫処理室。 11.a.それぞれの箱が果物、花あるいは野菜の農産物で満杯の多数の箱を殺 虫処理室の内部へ導入し、低摩擦コンベア軌道システムへ積み込み; b.標的害虫の致死温度以上の温度の空気で1以上のステージで多数の箱の中の 農産物を加熱し、殺虫処理室の内側で複数の箱の下側に配置されたファン及び熱 交換機によって空気を加熱及び循環し、低温スポットに位置する果物あるいは野 菜の中心温度が標的害虫の致死温度に十分長い時間達するように空気を加熱及び 循環し; c.標的害虫が殺虫されるまで多数の箱内の農産物を前記致死温度に保持し; d.コンベア軌道システムを用いて殺虫処理室の内部から多数の箱を積み降ろす ; ステップからなる果物、花あるいは野菜の害虫を殺虫処理する方法。
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