JPH09502152A - 粒状物質の輸送及び計量に使用する装置及び方法 - Google Patents

粒状物質の輸送及び計量に使用する装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 入口(32)と、出口(34)と、その両者の間に位置し、下流に対向する駆動面を備えた少なくとも一つの動く面(31)と、を有した輸送ダクトを含み粒状物質(40)を輸送、計量するための改良済みの装置(30)。該装置は更に、動く面(31)を入口(32)と出口(34)の間を出口に向かって動かす動力装置と、粒状物質を十分に緻密充填して輸送ダクト(36)の幅に広がった実質上噛み合う粒状物質(40)で構成されたブリッジの形成を惹起する手段と、を含む。該装置は、大気条件及び圧力に逆らう条件下に粒状物質の輸送及び計量を実施するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状物質の輸送及び計量に使用する装置及び方法 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、広くは粒状物質の輸送及び計量に使用する装置及び方法に関し、特 定の実施形態においては、大気条件及び圧力に逆らう条件の両条件下における非 常に広範囲の大きさの固体物質の輸送及び計量の両者に使用できる改良済み粒状 物質取扱装置に関する。 2.関連技術の説明 粒状物質(例えば、限定されるわけではないが、石炭、その他の鉱物、乾燥食 品生産物、その他固体、粒子状態で取り扱われる乾物品)を輸送し、もしくは計 量するために多種多様の装置が使用されてきた。こうした輸送装置としては、コ ンベヤベルト、回転弁、ロックホッパ、スクリュー型供給装置などがある。典型 的な測定または計量装置は、秤量ベルト、容量式ホッパなどがある。粒状物質の 輸送及び計量の両者を実施するためには、一般に、両種類の装置を使用して一つ のシステムとするか、もしくは結合させて一つのシステムとすることが必要であ った。 しかし、本出願人の従来のポンプ装置の中には、粒状物質を輸送及び計量する 性能を備えたものもあった。そうした従来のデザインの例としては、次下の米国 特許において論じられた回転円盤型のポンプがある。次下の米国特許はそれぞれ 、本発明譲受人に譲渡され実施許諾されたものであり、ここに引用することによ りそれぞれ本願に組込まれる。即ち、米国特許第4,516,674号(198 5年5月14日発布)、米国特許第4,988,239号(1991年1月29 日発布)、及び米国特許第5,051,041号(1991年9月24日発布) である。こうした従来のポンプデザインの中には、比較的低い圧力頭に逆らって 粒状物質をポンプ輸送する多少の機能を示したデザインもあるが、そのようなポ ンプでも、かなり高圧のガスもしくは流体の圧力頭に逆らってポンプ輸送するこ と は不可能であった。 本発明者により明白になったことであるが、ポンプシステム中を移動する粒状 固形物は、システム内の場所により方向によって様々な力(例えば、駆動力、摩 擦力あるいは重力の好ましくない分力)を受ける可能性がある。こうした力は、 粒状固形物の正常な流れを、入口もしくはその付近の一定の区域もしくは領域で 、阻害したり、あるいは阻止したりすることさえある。これがために、粒子がつ いには入口にブリッジを形成し、入口を通って粒子が流れるのを阻止する原因と なる。このことを説明するために、図1は回転円盤型の固形物ポンプ10を示す が、この固形物ポンプは、ハウジング(図示してない)、入口12、及び出口1 4を備えている。輸送チャネル16は、入口12と出口14の間に伸びている。 輸送チャネル16は、2つ(一つは17に示してあり、他の一つはその図には示 してない)の回転円盤の実質上向かい合った面の間に形成されている。2つの回 転円盤は、出口14と、入口12と出口14の間に広がる少なくとも一つの弓形 壁とに向かい、入口12と出口14の間でハウジングと相対的に動くことができ る。 ポンプ10は、粒状固形物20上に接線方向の力もしくは推力18を円盤17 の回転22方向に伝達する傾向がある。入口12では、この接線方向の推力18 は粒状固形物20を固定壁24に押しつける傾向がある。その結果、固定壁24 の側の粒状固形物20は、緩慢な動きをするかもしくは静止している固形物の塊 で入口12、もしくはその近辺に「完全停止領域」28を形成する。 こうした完全停止領域28は、物質がポンプ内に流れる割合を減少させ、ひい てはポンプ輸送率を減少させ得るのである。完全停止領域での粒子の塊の蓄積と 崩壊の両者、またはそのいずれか一方が生じれば、ポンプを通る物質の流量率に 変動を来たし、それによりシステムの計量の正確さに悪影響を与えることにもな りかねない。ガスのもしくは流体の圧力に逆らって、または粒子により形成され る圧力頭に逆らってポンプ輸送するシステムでは、ポンプは常時粒状物質を緻密 充填して圧力障壁として作用するよう、ポンプの入口を妨げるもののない状態に 維持することが大切であろう。 その上、ある粒状物質では、粒子が完全停止領域28に停滞すると更に問題を 起こしかねない。例えば、ポンプ10を介して食品の物質が運ばれている場合は 、 その食品の物質が長期間完全停止領域28に留め置かれたりすれば、腐敗したり あるいは品質が劣化して、深刻な衛生問題を引き起こすことにもなる。もう一つ 別の例を挙げると、比較的多量の水分を含んだあるタイプの物質は、長期間完全 停止領域28に留め置かれると、軟化したり粘性を増したりする傾向があり、も っと扱いにくくなりがちである。それゆえ、粒状固形物を駆動し、もしくはポン プ輸送するための装置であって、粒子の動きが緩慢になったり停止したりする完 全停止領域28の形成を最小限に抑えあるいは避けたりするよう設計された入口 を有する装置を提供することが望ましいのである。 一定の種類の粒状物質に対し駆動力を伝達する装置性能は、その装置のデザイ ン及び形状に関する多数の要素による。従来の装置ではデザイン及び形状が、比 較的多量の駆動力及びその駆動力を粒状物質に効率よく伝達すること、あるいは そのどちらか一方を必要とするある種の応用には相応しくないものもある。例え ば、応用次第では粒状物質の輸送を抵抗に逆らい、言うなれば重力に抗して鉛直 に上向きに、圧力頭に逆らい、また比較的遠距離に亙り、あるいはそのいずれか の状態で斜面を上向きに、行うことが必要になるやもしれない。それゆえに、駆 動力を粒状物質に伝達する性能を改善して、それにより、多種多様の粒状物質を 輸送かつ計量する装置及び方法を提供することが望ましい。 粒状物質を圧力に逆らって輸送及び計量することが望ましい例は様々である( 例えば、その場合、輸送システムの出力側でのガス及び流体圧力、あるいはその どちらか一方が、システムの入力側でのガス及び流体圧力、あるいはそのどちら か一方よりも大きい)。加圧環境(その場合、装置の出力側の環境のガス及び流 体圧力、あるいはそのどちらか一方が、入力側のよりも大きい)に入り込むこと によって大気圧条件下でも、また圧力頭に逆らう状況下でも、いずれの場合でも ポンプ輸送及び計量することができる装置を提供することが望ましい。 粒状物質を輸送もしくは計量するための効率的な装置の設計には、多くの要因 を考慮しなければならない。例えば、輸送する必要のある粒状物質の量、大きさ 、及び種類を考慮する必要がある。物質を輸送する必要のある距離及び輸送中の 周辺圧力の変化も斟酌しなければならない。大気及び加圧の両条件下で多種多様 な粒状物質を輸送及び計量することのできるポンプ装置を提供することが望まし い。 粒状物質の大規模な輸送及び計量、あるいはそのどちらか一方には独特の問題 がある。ある輸送装置もしくはシステムはある種類の粒状物質を輸送するのに適 しているが、別の種類の物質を輸送するには不向きのこともある。例えば、ケン タッキー炭は、スクリュー型供給装置及びコンベヤベルトなどの従来の装置によ り輸送するときは、比較的完全な状態を保つ。しかし、米国西部炭は砕けやすい 傾向があり、標準的な輸送操作中に相当程度小塊に砕かれる可能性がある。大気 及び加圧の両条件下で、全ての種類の石炭(もしくは他のもろい物質)を最低量 の粉化で輸送できる装置を提供することが望ましい。 粒状固形物の含水量は、どのような輸送システムを設計する際も考慮しなけれ ばならないもう一つの要素である。完全に乾燥した粒子を輸送するのに適した輸 送装置でも、粒状物質の含水量が増加した場合には適切に機能しないものが多い 。粒子計量装置の場合にしても同様である。従来の計量装置は乾燥した粒子を計 量するように設計されていて、湿った固形物を計量するにはあまり適していない ことがある。大気及び加圧の両条件下で、含水量に関係なく、粒状物質を移動及 び計量できる、あるいはそのどちらか一方ができる輸送装置を提供することが望 ましい。 前記の背景に鑑みて明らかなことは、単一装置として作動して、大気及び加圧 の両条件下で粒状物質の輸送及び計量を同時に実施できる固形物取扱装置もしく はポンプ輸送装置に対する要求が現存する。この装置は、多種多様な種類の粒子 を様々な広範囲の条件下で輸送及び計量できるべきである。更に言えば、構造的 に強固であり、しかも機械的に単純で耐久性に優れていて、長期に亙り故障もな く連続して操作可能であるべきである。 発明の概要 本発明の実施形態によると、装置及び方法は、改善された駆動力を使い、ガス 及び流体圧力頭に抗し、あるいはそのどちらか一方により、入口での流量率を向 上させまた信頼性を増しながら、粒状物質を輸送しかつ計量することができる。 本発明の実施形態による固形物ポンプは、広範囲の粒状物質で、大粒及び小粒の 粒子並びに混合粒子を含み、含水量が様々である粒状物質を輸送するのに、特に 適している。 本発明の実施形態によると、粒状物質は、少なくとも一つの駆動壁に隣接して 位置し、好ましくは2つの駆動壁(例えば、限定されるわけではないが、2つの 平行で向かい合った円盤の対向壁)の間に位置して、輸送ダクトに入る。駆動壁 の入口から出口へ向かう運動により、粒状物質の粒子は互いにかみ合い、最も外 側の粒子は駆動壁とぶつかりあって、駆動力が駆動壁から粒子へと伝えられる。 本発明の様々な実施形態によると、輸送ダクトまでの入口は改良されて、駆動壁 が粒子を完全停止領域に押し込むような事態が発生するのを最小限に抑えるかも しくは避けるようにしてある。この完全停止領域では、粒子の動きが緩慢になる かあるいは停止してしまうのである。 一実施形態によると、改良された入口には、2つの駆動壁のそれぞれに隣接す る囲い板が備えられている。囲い板は各々、それぞれの駆動壁に隣接して配置さ れていて、防壁となって、駆動壁上の位置で駆動壁と粒状物質とが接触するのを 防止するようなっている。さもないと、駆動壁は粒子を完全停止領域に押しやる 傾向がある。更に進んだ実施形態では、改良された入口には完全停止領域の形成 を最小限に抑えるかあるいは回避するための形状をしたアバットメント壁が備え られている。もう一つの別の実施形態では、改良された入口がアバットメント壁 の向かいに固定壁を備え、これが完全停止領域の形成を最小限に抑えるかあるい は回避するような形状にされている。更に別の実施形態では、改良された入口が 追加の積極的力を一定の地帯に存在する(装置の駆動ダクト方向に向けられた) 粒子に伝達するための粒子推進装置(例えば、被駆動外輪構造、駆動ローラ、振 動器、送風装置もしくは同種のもの)を装備されているが、さもなければこうし た地帯では完全停止領域が形成されてしまうのである。更に進んだ実施形態は、 改良された入口を備えるために上述の実施形態のいくつか、もしくはその全てを 組合せて使用する。 好ましい実施形態では、粒状物質は輸送ダクト内に十分に緻密充填あるいは加 圧されて、輸送ダクトの幅に跨る実質上結合する粒子により構成され一時的な固 形物あるいはブリッジの形成を惹起する。更に粒状物質が入口に入るに連れて、 連続するブリッジが、輸送ダクト内に漸増的に生じる。ある種の粒状物質では、 この漸増的なブリッジ形成は、チョーク(閉塞部)または動的な相対的円盤運動 がなくても発生し得る。だが、更に進んだ実施形態はチョークあるいは動的な相 対的円盤運動を含み得る。このようなチョークあるいは円盤運動の実例は、米国 特許第5,051,041号、米国特許第4,988,239号、及び米国特許 出願第07/929,880号に記載されている(これらは、それぞれ本出願譲 受人に譲渡されているかあるいは実施許諾されており、ここに引用することによ ってそれぞれ本願に組込まれる)。 様々な実施形態では、結合された粒子の一時的な固形物は圧力頭に対して障壁 を形成し、ポンプ中の出口側から入口側への圧力の逆流を阻止する。このように 、本発明の実施形態は、ガスあるいは流体圧力頭に逆らってポンプ輸送するため の性能が向上した、輸送ダクト型粒状固形物ポンプ輸送システムに関する。 比較的高圧のガスまたは流体圧力運転(ポンプの出口側のガスあるいは流体圧 力が、ポンプの入口側のよりも強い場合の運転)に焦点を絞った大規模な研究及 び開発努力の結果、本発明者は、比較的高い圧力のポンプ輸送性能に貢献する要 因が多数あることを認めた。これによりここに述べる発展成果に至ったのである 。その成果により、こうした要素のどのひとつでもあるいは組合せでも粒状物質 ポンプ輸送システムの性能を向上させるよう作用して、ガスあるいは流体圧力頭 に逆らいポンプ輸送することができる。 例えば、駆動力を粒子の動く塊に伝達する駆動面の性能、駆動面に隣接する輸 送ダクトの部分を加圧されないようにする性能、ダクトの形状及び長さ、各々が 、ガスあるいは流体圧力頭に逆らいポンプ輸送する装置の性能に貢献することが 分かった。こうして、本発明の様々な実施形態が、駆動力を粒子に伝達するのを 向上させる手段を提供する。更に進んだ実施形態は輸送ダクトを加圧するのを防 ぐ手段を提供する。また更に進んだ実施形態は、圧力運転を向上させるための装 置容積及び形状を提供する。 駆動力の伝達を向上させるための一実施形態によると、動いている駆動面(も しくは複数の面)は、下流に対向する駆動面を有した少なくとも1つの不連続部 を備える。不連続部は輸送促進帯を形成し、この輸送促進帯が駆動面の性能を向 上させて、一時的に固形物となった結合された粒子と連動する。更に進んだ実施 形態では、複数の不連続部、例えば複数の等間隔の不連続部が駆動面に備えられ ている。 輸送中の固形物と駆動面との連結は、次には粒子で輸送中の固形物をしてブリ ッジ形成する能力を向上する。ブリッジ形成が向上するとブリッジに形成された 粒子により形成される圧力障壁が向上する結果になる。 本発明の更に進んだ実施形態によると、出口ダクトの形及び寸法は、ポンプ輸 送操作の間、その中の粒子の動く塊を維持し、この粒子の動く塊が装置の出口側 でガスあるいは流体圧力に逆らう動的なプラグ(栓)として機能するよう設計さ れている。更に進んだ実施形態では吐出し手段を使用していて、それにより圧力 を出口ダクトあるいは駆動チャネルから抜くことができる。 本発明の実施形態に従った装置及び方法により提供される均一で一定の流量率 は、様々な条件下における粒状物質の運送及び計量の双方に特に効果的に適合し ている。送出されている粒状物質の量は円盤の回転速度を測り、これをダクトの 断面積と関連させることで都合よくまた正確に決めることができる。計量操作中 は従来の監視装置を備えて、計量工程中は通路が固形物で緻密充填されているこ とを確認することができる。 本発明の前述の特徴並びに多数の他の特徴及び付随の利点は、以下の詳細説明 を付属図面と共に考察して参照することにより、一層よく理解できる。 図面の簡単な説明 図1は、従来技術の固形物ポンプの概略側面図であり、ポンプ内部を示すため 円盤を一枚除いた図である。 図2は、好適な典型的装置の概略側面図であり、円盤を一枚除いて、ポンプ内 部と、平行な回転円盤の対向する内部面の間に囲い板を設けられた好適な典型的 入口の実施形態とを示す図である。 図3は、図2に示す好適な典型的装置の駆動回転子の部分切取内部透視図であ り、平行な回転円盤の間に備えられた好適な典型的囲い板集合体の実施形態を示 す図である。 図4は、好適な典型的装置の部分断面図であり、本発明のもう一つの実施形態 に従った好適な典型的入口の実施形態を示す図である。 図5は、図4に示す好適な典型的装置の駆動回転子の部分切取内部透視図であ り、平行な回転円盤の間に備えられた好適な典型的囲い板集合体の実施形態を示 す図である。 図6は、更にもう一つ別の好適な典型的装置の概略側面図であり、円盤を一枚 除いて、ポンプ内部と、好適な典型的入口ダクト及び平行な回転円盤の対向する 内部面の間にある入口に隣接して設けられた囲い板集合体の実施形態とを示す図 である。 図7は、更に進んだ好適な典型的装置の概略側面図であり、円盤を一枚除いて 、ポンプ内部と、入口に隣接して設けられた外輪装置から成る好適で典型的な積 極的挙動装置とを示す図である。 図8は、もっと更に進んだ好適な典型的装置の概略平面図であり、好適な典型 的入口ダクトの実施形態を示す図である。、 図9は、もう一つ別の好適な典型的装置の概略側面図であり、円盤を一枚除い て、ポンプ内部と、好適な典型的入口ダクト形状の実施形態とを示す図である。 図10は、図5に示す駆動回転子の部分横断面図であり、回転円盤の対向する 内部面の間にブリッジ形成を行われた粒子を示す図である。 図11は、更に進んだ好適な典型的回転円盤の平面図である。 図12は、図11に示す回転円盤を12−12面で切った部分横断面図である 。 図13は、回転円盤及び主輸送チャネルの寸法の概略図である。 図14は、回転円盤及び主輸送チャネルの寸法の概略図である。 図15は、異なる直径を有するハブを備えた回転円盤の概略図である。 図16は、異なる直径を有するハブを備えた回転円盤の概略図である。 図17は、異なるチャネルの高さを明確にした回転円盤の概略図である。 図18は、異なるチャネルの高さを明確にした回転円盤の概略図である。 図19は、更に進んだ好適な典型的装置の部分側断面図であり、本発明のもう 一つの実施形態に従いガスあるいは流体圧力に逆らってポンプ輸送する性能を向 上させた図である。 好適な実施形態の詳細な説明 以下の詳細な説明は、本発明を実施するのに現在最も優れていると考えられる 形態の説明である。この説明は、制約する意味で考えられるべきではなくて、本 発明の実施形態の一般的原理を述べるためにのみ行われているのである。本発明 の範囲は添付の請求の範囲により最もよく限定される。 本発明の好適な実施形態によると、粒状物質を輸送及び計量するための装置及 び方法には、改良点に関連する入口流量効率及び信頼性、(例えば、効率及び信 頼性を向上させて、抵抗に逆らいポンプ輸送するための)改良された駆動力及び /またはガスもしくは流体圧力頭に逆らうポンプ輸送、が提供される。本発明者 は、比較的効率のよいポンプ輸送及び加圧環境(ここでは、ポンプの出口側のガ スもしくは流体の圧力はポンプの入口側のよりも高い)の中にポンプ輸送する性 能に対して貢献する要素は多数あることを確認した。これによりここに述べる発 展成果に至ったのであるが、その成果により、こうした要素のどのひとつでもあ るいはそれらの組合せでも粒状物質ポンプ輸送システムの性能を向上させるよう 作用して、ガスあるいは流体圧力頭に逆らいポンプ輸送し、あるいはもっと効率 的に大気圧もしくは負圧環境の中へポンプ輸送することができる。実施形態は、 小粒子及び大粒子、並びに両者の混合物を含む、様々な含水量を有する広範囲の 粒状物質を、大気及び加圧の両条件下で輸送するのに使用できる。 本発明の様々な実施形態が回転円盤型構造に関して以下に論じてある。その構 造においては、一対の平行な回転円盤の、互いに間隔を開けて対向する2つの壁 は、間に輸送ダクトあるいはチャネルを有する駆動壁を形成する。しかし、本発 明の更に後の実施形態は、回転円盤以外の構造、例えば通常直線的に動き、間で 輸送ダクトあるいはチャネルを限定する間隔の空いた可動壁、から形成される駆 動壁を操作、あるいは装備することができる。 本発明の一実施形態による装置が図2の30に一般的に示されている。装置3 0は、ハウジング(図示していない)、駆動回転子もしくは回転円盤集合体31 、入口32、及び出口34を含む。輸送ダクトもしくはチャネル36は、入口3 2と出口34の間に延びている。回転円盤集合体31は、2枚の対向する回転円 盤 37(そのうちの1枚は、装置内部を示すため図から除いてある)を有する。円 盤集合体31は、どのような相応しい動力システム、例えば、限定されるわけで はないが、静圧駆動モータもしくは電気駆動モータ(図示していない)とも接続 可能であり、矢印33方向に円盤37を回転することができる。 輸送ダクト36は、2枚の回転円盤37の実質上対向する面の間に形成される 。図2に示されるように、輸送ダクト36は、入口32と出口34の間に延びる 少なくとも一つの弓形の壁35により更に限定される。この弓形壁35は、ハウ ジングに関して静止していて、ハウジングの一部として形成することさえできる のが望ましい。円盤37を回転するに連れて、円盤面は輸送ダクトに沿って駆動 壁もしくは面を提供し、駆動壁もしくは面はハウジングに関して入口32から出 口34に向かう方向に動く。上述のように、他の実施形態は、他の種類の、例え ば、回転円盤以外の、可動壁の対向する面から形成される駆動壁を使用すること ができる。 図2を参照すると、輸送ダクト36は、2枚の回転円盤37の間で入口32の 下に第一区画38を有し、そこでは入口を通して供給された粒状固形物40が輸 送ダクト36に送られる。ここに提示する改良点に先立ち、図1に関して前で論 じたように、輸送ダクト36の第一区画38に入る粒子の中には、完全停止領域 に押し込まれあるいは押しやられる粒子もあり、そこでは、緩慢な動きをするか あるいは停止する粒子の塊がたまる。しかし、本発明の実施形態は、改良された 入口が装備されていて、そうした粒子の塊が完全停止領域中にできることを最小 限に抑えるかあるいは阻止することができる。 図2及び3に最もよく示された一実施形態によると、囲い板集合体42は、2 枚の回転円盤37の間にある第一区画38に備えられている。囲い板集合体42 は2枚の回転円盤37の間に設置された2枚の板部材から成り、各板部材は、輸 送チャネル36の第一区画38に隣接する、それぞれの円盤37の表面部分を覆 っている。その結果、(囲い板集合体42の2枚の板部材の間の)第一区画38 に送られた粒状固形物40は、区画38内で回転円盤37の駆動面に接触するの を囲い板集合体42により実質上阻止される。 従って、囲い板集合体42がきちんと適所にあると、そうでない場合円盤の駆 動面が第一区画38で粒子に伝達する接線方向の推力もしくは力は、粒子に作用 を及ぼさない。この点に関しては、その形状と位置により、囲い板集合体42は 、接線方向の推力を最小限に抑え、あるいは除去することさえ可能である。もし もそうしなければ、この接線方向の推力が、回転円盤37の周辺部に近い粒状固 形物40を入口32の静止壁43の方に動かすことになる。結果を言えば、粒状 固形物40は、入口32を通り、囲い板集合体42の板部材間を滞りなく流れる 。 囲い板集合体42を通って移動する粒状固形物40は、回転円盤37の異なる 半径で、また囲い板集合体42の底面端部に沿う回転方向に関して異なる角度で 、回転円盤37の表面と接触するようになることは注目される。囲い板集合体4 2の底面端部44とハブ46との間隔hは、入口32と輸送ダクト36を通る粒 状固形物40の流れの均一性及び密度に影響を及ぼすことが分かっている。その 上、輸送チャネル36に関する囲い板集合体42の位置と、回転円盤37の表面 を覆う囲い板集合体42の形状とは、粒子が囲い板集合体を出る(円盤に関する )放射状の位置に影響する。間隔h並びに囲い板集合体42の位置及び形状は最 適な流れが得られるよう選択されるのが望ましい。こうしたパラメータの選択は 、輸送される物質の種類及び輸送が行われる環境条件に左右される。 図2の実施形態では、囲い板集合体42は入口32の底面端部の部分に固定さ れている。代わりになる実施形態では、囲い板集合体及び入口は一つの不可分の 単体として形成可能である。更に、囲い板集合体は入口以外の構造部材に固定し ても良い。一実施形態では、囲い板集合体は、中に粒状固形物を保管し、粒状固 形物を装置の入口に供給するため配置されるホッパに接続されている。更にその 先の実施形態では、粒状固形物をホッパから供給するのを促進するための振動手 段をホッパが有することもできる。そうした実施形態では、囲い板集合体を振動 手段に接続して、粒状固形物の流れを更に促進することもできる。 本発明の別のもう一つの実施形態による装置は、図4の50に一般的に示され ている。装置50は、ハウジング52、入口ダクト54及び出口ダクト56を含 む。駆動円盤集合体58は、ハウジング52内のシャフト60に回転可能な状態 で搭載され、シャフト60の軸の回りを回転することができる。適するどんな動 力装置でも、例えば、限定されるわけではないが、静圧駆動モータもしくは電気 駆動モータ(図示していない)でも運転可能な状態で駆動円盤集合体58に(例 えばシャフト60を介して)接続して、図4の矢印64方向に回転子を回転可能 な状態で駆動することができる。 図5に最も良く示されているように、駆動回転子もしくは円盤集合体58は、 一対の回転円盤66及び68を備えていて、円盤は各々、内径70及び外径72 を有する。円盤駆動集合体58は、更にハブ74を備える。駆動円盤集合体の円 盤は、ポンプ装置の内部に入り込むことができ、手入れあるいは装置の部品交換 を簡単にできるようにするため取外しが利くのが望ましい。 回転円盤66及び68は、対向する内部面76及び78を備えている。こうし た対向する内部面76及び78は、平面であっても、あるいは以下に述べられる ように複数の不連続部を有していてもよい。駆動壁上のそうした表面の不連続部 は、駆動力の粒状物質への伝達を向上させ、それがひいては圧力頭に逆らってポ ンプ輸送する性能を更に向上させる得ることになる。 好ましい典型的な装置50は、一つもしくはそれよりも多い外部シューを備え るが、それは、例えば図4の90及び92に示された類いのものである。更に進 んだ実施形態では、単一の固定壁を、例えば図2の壁35に関して前に論じた類 いのものであるが、代替物として複数のシューに使用することができる。 外部シュー90及び92は、円盤面76及び78の間に形成された輸送ダクト を閉鎖するように設計されている。各外部シュー90及び92は、それぞれ固定 内部壁94及び96を有する。内部壁94及び96はハブ74並びに対向する内 部面76及び78と共同して輸送ダクト100を限定し、またこうして、入口か ら出口までダクトの長さに沿って与えられたどの点においてもこのダクトの断面 積の境を限定する。 外部シュー90及び92は両方とも、適切な取付金具もしくはピンを使いハウ ジングに取り付けられる。好ましくは、内部壁もしくは複数のシューの場合は内 部壁群は、回転円盤66及び68の円周に適合するように正確に形成される。一 つの好ましい実施形態では、シューの内部壁は、駆動回転子の内部面76及び7 8を部分的に覆うように、それぞれ駆動回転子の内部面76及び78を越えて軸 方向(シューを横断して)に延びる。シューは、内部面76及び78の外径に( 例えば、輸送される物質の種類及び粒子の大きさにより)妥当な許容範囲内でで きる限り接近させて配置される。図4の形状においては、シューは、半径方向に 調節不能であり、駆動回転子58のハブ74に更に近付けるかあるいはそこから 更に遠ざけるよう動かして、主輸送チャネル100の断面積を変化させることは できない。 代案の実施形態のおいては、シューは、対向する内部面76および78の間に 適合し、主輸送チャネル100に対する湾曲した外部壁を形成するような大きさ 及び形状とする。この形状では、主輸送チャネル100の断面積を変化させ、ま たダクトの通常の形状を、通常発散型ダクト、収束型ダクトもしくは一定断面積 ダクトの一つとして選ぶために、シューの半径方向の位置を駆動回転子58のハ ブ74に近付けたり離したりして調節可能である。この目的で、米国特許第4, 988,239号に示される種類の一つのあるいは複数のシューに、ネジ調節装 置を結合することができる。シューを内側及び外側に調節することによって、固 形物がポンプを通過するときの固形物のチョークまたは緻密充填を設定すること ができ、あるいは代案として、ダクトに沿って広がる断面積または一定の断面積 を提供できる。 本発明の更に進んだ実施形態においては、ダクト100の断面積の収束もしく は発散及び/もしくは粒状固形物の緻密充填は、回転円盤66を回転円盤68に 関して、所定角度に配置することにより実施される。この角度は、入口ダクト5 4の近くの対向する内部面76と78の間隔が、入口54と出口56との間の対 向する内部面76と78の間隔と異なる角度である。更に進んだ実施形態では、 回転円盤が相互に関連して回転する角度も調節可能である。角度の変更により、 入口と出口の間の断面積の変化率が変わり、ダクト内に異なる収束またはチョー クまたは発散を生じさせる。前述の角度をつけた円盤の実施形態及びそれを達成 する好ましい装置についての様々な視点に関しては、(本発明の譲受人に譲渡さ れ、この引用により本出願に組込まれた)米国特許出願第07/929,880 号に更に詳細に述べられている。 装置50は、更に、回転円盤66及び68の間で入口54の近くに設けられた 囲い板集合体102を備える。図5に最もよく示されているように、囲い板集合 体102は一対の板部材104から成り、この一対の板部材は対向していて、入 口54に隣接する2枚の回転円盤66及び68の駆動面を覆っている。各板部材 104は、それぞれの円盤66もしくは68に隣接して配置されていて、主輸送 ダクトもしくはチャネル100の初期供給域108にある底面端部で終わってい る。初期供給域108は、通常、入口54と、入口に面し2枚の回転円盤66及 び68に間にあるハブ74の部分との間にあるものとして構わない。 前で論じた囲い板集合体42の場合のように、囲い板集合体102は、初期供 給域108に送られた粒状固形物91が回転円盤66及び68の表面部分と接触 するのを実質上阻止する作用を及ぼす。囲い板集合体102は、このように、接 線方向の推力を最小限に抑えるか、あるいは除去する。もしそうしなければ、こ の接線方向の推力は、回転円盤66及び68の周辺部に近い粒状固形物91を入 口54の閉鎖側壁110の方に動かして、緩慢に動くあるいは停止した粒子の塊 (完全停止領域)を形成することになる。 囲い板集合体102を通って移動する粒状固形物91は、円盤66及び68に 関して様々な半径で、また囲い板集合体102の底面端部106に関して異なっ た角度で回転円盤37の表面と接触するようになるので、粒状固形物の均一な一 貫した流れを達成するための更なる改良点は、囲い板集合体102の形状を、円 盤の動く方向に関して囲い板集合体の底面縁部106の角度を含めて選択するこ とで得られる。底面縁部106の角度及び形状によって、底面縁部106に沿っ たいずれの所定位置から流れ出る粒子も駆動円盤に沿うどのような半径で囲い板 集合体を出て行くのかが決まる。 駆動回転子58の大きさは、輸送されもしくは計量される物質の種類と量とに より大きく変わり得る。典型的には、回転円盤66及び68用の外径は数インチ から何フィートまでも変化し得る。比較的小型の回転円盤は食品添加剤及び医薬 品といった比較的少量の固形物質の輸送及び計量に使用するのに好適である。比 較的大型の円盤は、食料、石炭、砂利など有機的及び無機的固形物質の双方を多 量に輸送及び計量するのに利用できる。本装置は、大粒子、小粒子、及び両者の 混合物を輸送及び計量するのにも同様にはなはだ好適であり、湿った粒状物質及 び乾燥した粒状物質の双方を輸送及び計量するのにも使用できる。 本発明の更に進んだ実施形態による装置が、図6の130に一般的に示してあ る。装置130は、囲い板集合体をも限定するマルチコラム入口ダクト集合体1 32を備えている。集合体132は、矢印135方向に回転する一対の回転円盤 134の間に位置する。集合体132は、一種類の粒状物質あるいは複数の異な る種類の粒状物質(各コラムに異なる物質)を同時にポンプの輸送ダクトあるい は輸送チャネルに供給するのに適合し得る。 装置130を通して粒状物質の均一で一貫した流れを作る性能を向上させるた めに、マルチ入口ダクト132は、マルチ入口ダクトコラム132a−132d を備えている。各コラムは、円盤134の部分に隣接して(前に論じたごとく囲 い板として機能する)壁群を有する。コラム132a−132dは、回転円盤1 34に沿って相互に異なった半径で終わっている。本発明の一実施形態において は、閉鎖側136に位置した入口ダクトコラム132aは、回転円盤134の周 辺部に隣接して終わっている。またアバットメント側138に位置した入口ダク トコラムは132dは、ハブ140に隣接して終わっている。入口ダクトコラム 132bは、回転円盤134の間の空間に入口ダクトコラム132aよりも深く 入って延びている。また入口ダクトコラム132cは、入口ダクトコラム132 bよりも深く入って延びているが、入口ダクトコラム132dよりは入り方が浅 い。入口ダクト集合体132の形状は、個々のダクトの長さ及び断面積の大きさ も含め、各コラムのダクトにとって望ましい流量率を提供するよう選択すること ができる。 本発明の更にもっと進んだ実施形態による装置が、図7の150に一般的に示 してある。装置130は、入口152、出口153、及び矢印155方向に回転 する一対の回転円盤154から成る。入口152に隣接する完全停止領域の形成 を阻止するため、図7の実施形態は、(装置の輸送ダクトもしくはチャネル方向 に向けられた)更に積極的な力を特定の粒子に働かせるための推進装置もしくは 推進手段を備える。こうした粒子は、さもないと完全停止領域になるような領域 に溜まり始めるような粒子である。図7の実施形態においては、さらに積極的な 力を働かせる手段は外輪156を含む。外輪156は、例えばモータ(図示して いない)のような適切な動力手段のどの一つを使っても駆動可能である。 ポンプ輸送操作の間、円盤の接線方向の推力により閉鎖側158に向かって動 かされた粒状固形物は、外輪によって主輸送ダクト160の中に積極的に押し込 まれる。外輪156の回転速度は、入口152及び主輸送ダクト160を通る粒 状固形物が均一かつ一貫して流れるように調節するが好ましい。図7の実施形態 は更に積極的な力を伝達する手段の例として外輪装置を示しているが、他の実施 形態では駆動ローラ、振動器、圧搾空気装置、ガスもしくは流体吹出機などのど れか一つもしくはその組合せの使用も可能であることは理解されるところである 。 本発明のもう一つの実施形態による装置は、図8の170で一般的に示されて いる。装置170は、入口172と、矢印175方向に回転する一対の回転円盤 174を備えている。入口172は、入口及び装置170を通る粒状固形物の均 一かつ一貫した流れを提供するために、入口172あるいはその周辺に完全停止 領域ができるのを最小限に抑えるかあるいは避けるよう設計された断面の形状を 有している。一実施形態では、入口172は、外径側(閉鎖側)176で幅W1 を有するが、これはアバットメント側178での幅W2よりも実質的に広い。幅 W1は幅W2に向かって徐々に狭まり、幅W2は幅W1のおよそ3分の1である のが望ましい。しかし、輸送される物質の種類及び輸送作業が行われることにな る条件により、他の適切な相対的寸法を選ぶこともできる。 図示した入口の形状では、アバットメント側178での粒状物質の流量率が閉 鎖側176でのよりも実質上小さくなる(アバットメント側の入口172の断面 積が閉鎖側のよりも実質上少ないため)。結果として、入ってくる粒子の総計の 百分率が低いのは、そうでもなければ完全停止領域を作る可能性のある接線方向 の推力のためである。お陰で、完全停止領域の作られやすい傾向は減少している 。 本発明の更にもう一つ別の実施形態による装置が、図9の190に一般的に示 してある。装置190は、入口192、出口198、及び矢印196方向に回転 する一対の回転円盤194を備えている。主輸送ダクト200は、通常、回転円 盤194の間で、かつ、入口192及び出口198の間に限定される。この好ま しい実施形態において、入口192は、主輸送チャネル200と隣接する下部区 域202と、粒状固形物の流れの上流側で下部区域と連結している上部区域20 4とを有する。下部区域202は、外径側(もしくは閉鎖側壁)206の側壁と 、閉鎖側壁206に対向し閉鎖側壁206の上流に位置するアバットメント側壁 208とを有する。既に分かっていることであるが、壁206及び208のいず れか一方もしくは両方を、これらの壁が円盤の外部周辺の寸法と合うかもしくは 越える部分である実質上湾曲したりあるいはくぼんだりしている部分を使って形 成することにより、粒状物質が完全停止領域に集まる傾向を実質的に減少あるい は除去することが可能である。 一実施形態において、アバットメント側壁208は、くぼんでいたり、円盤の 回転方向196と逆の方向に飛び出したりしている。更に好ましい実施形態では 、チョーク側壁206は、入口210を通って移動している粒状固形物の流れが 主輸送ダクト200に入った途端、主輸送ダクト200中の粒状固形物の流れと 実質上同じ方向に向けられるよう、発散型入口を限定するための角度がつけられ ている。上で論じたアバットメント側壁及びチョーク側壁の形状は、そうしたも のがなければ入口210もしくはその周辺に完全停止領域を作る可能性がある接 線方向の推力の効果を減じることが知られている。 図4及び5について述べると、固形物を加圧システム中にポンプ輸送するとき は、少なくとも輸送チャネル100及び出口56部分の全断面積が、ポンプ輸送 中に固形物で緻密充填されていることが好ましい。これがポンプ出口でダムを形 成する。このダムは、出口からポンプ中に逆流するガス、液体、あるいは固体の 起こし得る有害な影響への防壁となる。粒子の累積的なブリッジ形成により、連 続して形成される継続的な補強ができ、これによって装置の出口側での比較的高 い圧力に更によく耐えるように、出口に比較的近い粒子のブリッジ部分を補強す る。ポンプの入口を通る物質の流れを改善する本発明の実施形態の性能は、輸送 チャネル100及び出口56を固形物で緻密充填された状態に維持する性能を向 上させ、こうして、圧力頭に逆らってポンプ輸送する性能を向上させる。 その上、駆動力を移動する粒子の塊に伝達する駆動面の性能は、ガスもしくは 流体の圧力頭に逆らってポンプ輸送する装置の性能に貢献することが分かった。 駆動力の伝達を向上させるための一実施形態によると、動いている駆動面(もし くは駆動面群)は、下流に対向する駆動面を有した少なくとも一つの不連続部を 持つ。円盤の対向する表面上の波形(もしくは不連続部)の配置は、実施形態に より変わり得る。それぞれの不連続部が輸送促進帯を形成し、その輸送促進帯が 、一時的な固形物の結合された粒子と噛み合う駆動面の性能を向上させる。更に 進んだ実施形態では、複数の不連続部、例えば複数の等間隔の不連続部が駆動面 に備えられている。 例えば、図5に示す回転円盤66及び68の対向する内部面76及び78は、 複数で等間隔の半径方向に延びる不連続部89を備えられている。対向する内部 面の不連続部は、図10に最もよく示されるように、粒子輸送用の対称的チャネ ルを形成することが好ましい。この対称的形状により、粒子の緻密充填中及び輸 送中に駆動回転子を支持する軸受け組立品(図示していない)に不均一な荷重が かかることが緩和される。各不連続部89は、(図10に最もよく示されている ように)下流に対向する駆動面256、底面領域258、及び上流に対向する面 260を有する輸送促進帯254を形成する。 図5及び図10について述べると、下流に対向する駆動面256は、内部面7 6及び78に対して垂直であり、後方に山型に湾曲していて、円盤66(及び円 盤68)が入口と出口の間を動くとき、後尾264が先端262よりも出口(例 えば、図4の出口56)から離れた側にあるようになっている。この後方に山型 に湾供した形状によって、出口における粒子の吐出が容易になる。 図5及び図10に示す好ましい実施形態において、輸送促進帯254の幅は、 輸送促進帯254が円盤66(及び円盤68)上で内側の直径位置から外側の直 径位置まで延びるにしたがって、増加する。各回転円盤の上流に対向する面26 0は、回転円盤の底面領域258から内部面まで上向きに傾斜している。 対向する内部面76及び78上の不連続部の形状は、本発明にしたがって相当 程度変更することができる。図10及び図11に示す回転円盤の好ましい実施形 態においては、対向する内部面76及び78上の不連続部は、複数の等間隔の放 射状に延びる***した部分282を備え、各***部分は下流に対向する駆動面2 84及び下流に対向する駆動面284の上流側に配置された上流に対向する面2 86を有し、駆動面284及び面286は回転円盤の内部面に対して十分に垂直 である。また、***部分282は、内側面288及び外側面290を備え、この 両面は下流に対向する駆動面284及び上流に対向する面286と隣接し、更に この両面は回転円盤の内部面に対して十分に垂直である。 内側面288は、回転円盤の内径292の外側に位置し、内側面と交わる半径 方向成分に対して十分に垂直である。外側面290は、回転円盤の外径294の 内側に位置し、外側面と交わる半径方向成分に対して十分に垂直である。また、 ***部分282は、回転円盤の内部面に対して十分に平行である頂部面296を 備える。各頂部面296の幅は、頂部面296が内径292の近くから外径29 4の近くまで延びるにしたがって拡大し、その結果、隣接する***部分282に よって形成される凹部298の幅は、凹部が内径292近くから外径294近く まで延びるときに一定のままである。***部分282は後方に山型に湾曲し、そ の結果、回転円盤が入口と出口の間を動くとき、外側面290は内側面288よ りも出口から離れる側にある。 代案として、対向する内部面は、一連の波状の山と谷を形成する放射状に延び る波形を備えることもできる。更に実施形態は、円盤壁に設けた単純な細長い隆 起部及び溝を使用することもできる。 一時的固形物が駆動面(例えば、溝あるいは他の不連続部を有する駆動壁)と よく噛み合うようになると、今度は、一時的固形物をブリッジに形成する粒子の 能力が高まる。特に、一時的固形物を成す噛み合わされた粒子の塊は、図10に 示されるように、駆動壁の面の不連続部と噛み合った状態となり、この結果、駆 動力の運ぶ力が向上して粒子のブリッジ形成力を高めることになる。ブリッジ形 成作用の向上は、ブリッジ形成された粒子が作る圧力障壁の効果を高める結果と なる。 これまでに述べた様々な好ましい実施形態において、駆動回転子(31もしく は58)の駆動力は、対向する内部面76及び78上に不連続部89を備えるこ とにより増強される。装置の駆動力とは、主輸送チャネルを通して予定の粒子の 圧力あるいはどんな種類の予定の抵抗にも逆らって、対向する内部面76及び7 8上で粒状固形物の滑りを起こさずに、粒状固形物を駆動する装置のポンプ輸送 性能であるとすることができる。抵抗は、例えば、重力、装置出口に結合されて いる加圧システムの加圧流体(気体あるいは液体)あるいは両者の組合せにより 引き起こされる可能性がある。 更に実施形態は、装置の駆動力あるいはポンプ輸送力を高める他の様々な特徴 の一つあるいはそれらの組合せを使用する。例えば、外部シュー90及び92の それぞれの固定内部壁94及び96(図5)に低摩擦物質を塗布することもでき る。低摩擦物質とは、例えば、ポリテトラフルオロエチレンや他の超高分子量物 質で、これにより、粒状固形物と固定内部壁94及び96との間の摩擦を減らす ことができるのである。摩擦を減らせば、その結果、駆動力が増す。本発明のも う一つの実施形態においては、回転円盤66及び68の内部表面の素材には摩擦 率を増補した物質を選び、駆動力を増すこともできる。更にまた別の実施形態で は、駆動表面76、78と粒状物質の間の摩擦は、また表面の滑らかさもしくは 荒さ次第でもあり得る。このように、駆動力を駆動表面76及び78の荒さによ っても増すことが可能である。代案としては、内部表面76及び78の素材は、 弾性のある素材を選び、粒子の円盤壁と噛み合う力を高め、それにより駆動力が 粒子に伝わる効率を高めることもできる。 本発明の更にまた別のもう一つの実施形態においては、図19に示されるよう に装置には、発散する出口ダクトを付けることもできる。そうした発散型の出口 ダクトは、出口ダクトの外部開口部に向かう領域で増加する断面積を持つ。出口 ダクトの発散は、外部開口部に向いた出口ダクトの内部表面での圧縮された粒状 物質の圧力を減じる傾向がある。その結果、粒状物質と内部表面との間の摩擦抵 抗が出口ダクトを通じて減少され、ひいては、粒状物質を駆動する力が高まるこ とになる。 さらに、装置により生み出される駆動力は、固形物が通り抜ける主輸送チャネ ル(例えば、図5にある入口ダクト54と出口ダクト56の間のチャネル)の長 さにもよることが認められている。典型的には、主輸送チャネルがチャネルの幅 に比べて長いほど、装置の駆動力も大きくなる。 図13及び図14にあるように、主輸送チャネル250は、駆動距離Lを持つ 。粒状物質はこの距離Lを駆動回転子18の回転により入口14から出口16ま で移動される。主輸送チャネル100は、回転円盤66及び68の駆動表面の高 さ Hと、回転円盤66及び68の対向する面76及び78の間で決まる幅Wとを有 する。ハブ74は直径Dを持つ。主輸送チャネル100の断面積は適切な形のな ら何でもよい。図示した実施形態では、チャネル100の断面積の形は一般的に は、長方形と正方形である。回転円盤装置があると、駆動距離Lはハブ74の直 径D次第であり、ハブ74の直径が増せば主輸送チャネル100の駆動距離Lも 長くなるという具合になる。その結果、チャネル長Lのチャネル幅Wに対する割 合は増加して、装置によって生み出される粒子の駆動力は増加を見る。 またこれも認められていることであるが、装置の生み出す駆動力は更に、主輸 送チャネル100の駆動距離L(回転円盤システムの駆動距離Lはハブ直径Dに よる)、高さH、及び幅Wの相対的な寸法による。特に、駆動力は、正方形の断 面積を持つ主輸送チャネルの幅W(例えば、H=W)に対する駆動距離L(もし くは直径D)の割合に関係する(また比例する)ことが分かっている。即ち、L (もしくはD)のWに対する割合が増加するに連れて、駆動力は増す。断面積が 正方形をしたチャネル100以外は(例えば、HはWと等しくない)、駆動力は 、L(もしくはD)のWに対する割合に関係するだけでなくて、Hにも関係する (また比例する)ためであるということも分かっている。即ち、Hが増すに連れ て、駆動力も増す。 この特徴は図15及び図16に関して例示してある。図15にあるように、主 輸送チャネル100は、高さH、幅Wを有しているが、両者は等しい(例えば、 チャネルの断面積の形は正方形である)。ハブは直径がD1であり、この直径が 駆動距離Lを決める。図16では、主輸送チャネル100の高さHと幅Wは、図 15の場合と同じである。言うなれば、主輸送チャネル100の断面積は図15 と図16では同じである。ところが、図16のハブの直径は図15のハブの直径 の2倍以上である。図16の主輸送チャネル100の駆動距離はL2であり、こ れは図15の場合の2倍以上ある。つまり、図15の実施形態の場合、ハブ直径 Dの主輸送チャネル幅Wに対する割合は、D1/Wであり、図16の実施形態の 場合はD2/Wである。ここでD2/Wは、D1/Wの値の2倍以上になる。結 果として、図16の装置は、図15の装置よりも間違いなく大きな駆動力(ある いは、抵抗に対する実質上比較的大きなポンプ輸送性能)を生み出すことができ る。 その上、図17にあるように、主輸送チャネル100は、幅がWであり、この 幅Wは図18のチャネル100の幅と等しい。またハブは、図17の直径Dを持 つが、この直径Dは図18のハブの直径Dと等しい。しかし図17では、主輸送 チャネル100を形成する駆動表面の高さH1は、図18の高さH2よりも高い 。結果として、図17の装置は、図18の装置よりも大きな駆動力(もしくは、 抵抗に対する比較的大きなポンプ輸送性能)を生み出すことができる。 このように、前述のことから、駆動力の大きさは、少なくとも、駆動距離Lの 幅Wに対する割合(L/W)と、ハブ直径Dの幅Wに対する割合(D/W)と、 駆動距離Lの輸送チャネル断面積Sに対する割合(L/S)とによるということ が分かる。もっと詳細には、割合L/W、もしくは割合D/W、もしくは割合L /Sが大きいほど、装置の駆動力は大きい。更に付け加えれば、高さHが高いほ ど、装置の駆動力も大きくなる。それゆえ、次のことが認められている。即ち、 装置の駆動力Fの大きさは、次の公式により、割合L/W、割合D/W、割合L /Sのそれぞれの関数としての特性を表す。つまり、F=f(L/W)、FF= f(D/W)、F=f(L/S)、もしくはF=f(H)である。 よくある例としては、特定の応用(例えば、物質を傾斜面を上方にあるいは鉛 直方向に上向きにポンプ輸送したり、圧力頭に逆らってポンプ輸送したり、及び /もしくは予定の距離をポンプ輸送したりすること)に要求される駆動力Fは、 応用の様々なパラメータ(例えば、傾斜角度、圧力の大きさ及び/もしくはポン プ輸送される物質が移動する距離の長さ)から決定できるということがある。そ れゆえ、本発明の実施形態に従って、L、D、W、Sのいずれか一つもしくはそ れらの組合せの値を、特定の応用に適合する駆動力Fを提供できるよう選択する のである。 装置の駆動力の値Fは、粒状固形物の圧力、装置が圧力システム内にポンプ輸 送している場合の外的な流体(気体もしくは液体)圧力及びその他の抵抗を含む ポンプ輸送圧力合計Pよりも大きい。これは、装置が粒状固形物の回転円盤面上 での滑りを引き起こすこともなく粒状物質を効率よく駆動するようにするためで ある。したがって、次の関係式が得られる。即ち、 F≧P、もしくはf(L/W)≧P、もしくはf(D/W)≧P、f(L/S) ≧P、もしくはf(H)≧Pである。それゆえ、本発明の実施形態に従って、L 、D、W、S及びHのいずれか一つもしくはそれらの組合せの値を、Pよりも大 きな駆動力Fを提供できるよう選択するのである。 また、ポンプの出口ダクトの方向付け及び形状は、入口側より比較的に高い出 口側の圧力中に粒状固形物を送り込む性能に影響を与える。例えば、加圧システ ム中にポンプ輸送するのに要する操作性能及び操作効率を更に向上させるには、 上に向いた出口ダクトを使えばよく、そうした出口ダクトは図19の装置300 の302に示してある(図4にある装置で使った構成要素と類似の構成要素には 、同じ参照番号を使ってある)。 出口ダクト302の最終部分304は加圧システム306に結合してある。好 ましくは、出口ダクト302は上方に向いていて(即ち、ポンプに結合された出 口ダクトの端部が出口ダクトの反対側の端部よりも低い)、そのため、粒状物質 は一度上向きに駆動されてからその後で、出口ダクト302より加圧システム3 06中に吐出される。出口ダクト302の壁もしくは壁群が上方を向いている結 果、粒状物質が出口ダクトを通って送り出される際に、このダクトが、粒状物質 を収容する容器の働きをする。 出口ダクトの壁内部に収容された動く粒状物質はポンプ輸送操作中の何時いか なる瞬間でも、追加の粒状物質が出口ダクトの下部端部中に送り込まれるに連れ て、ポンプの駆動力の作用を受ける。それと同時に、出口側にかかる重力及び気 体圧もしくは流体圧は、出口ダクト壁内に収容された粒状物質に作用する。それ ゆえ、出口ダクトの壁内部に収容された動く粒状物質はポンプ輸送操作中の何時 いかなる瞬間でも、緻密充填されていて、出口ダクト内部にしっかりと詰まった 状態になる傾向を持つ。結果として、粒状物質は、動くもしくは流動的なプラグ (栓)の作用をして、これが、出口側から気体もしくは液体がポンプの駆動ダク ト中に侵入するのを防ぐのである。 その上、出口ダクトの下部端部に向かって、更に強く緻密充填もしくは圧迫が 掛かるようになり、これが主輸送チャネルもしくは駆動ダクト100中の粒子の ブリッジ部分をますます強化するようにな。そのお陰で、今度は、駆動力を一時 的な塊に伝達するポンプの性能を増す傾向となる。この累積的作用をする出口ダ クト302により、システム全体が、ポンプの入口側よりも遥かに高いポンプの 出口側の圧力に逆らって働くことができる結果となる。 こうした累積的な作用は、(例えば、不連続部を有する駆動壁及び輸送ダクト 寸法割合の実施形態に関する)前述のような駆動力向上特性により更に増大する 。即ち、駆動力を伝達する性能が向上すると、それは粒状物質のブリッジ形成作 用及び出口ダクトへの移動作用を向上させる結果を生み、それにより今度は、流 動的プラグが向上する結果となる。そして、これがひいては、圧力に逆らってす るポンプ輸送性能を更に一層高めることになる。こうして、粒状物質への駆動力 伝達性能の向上と、出口ダクト形状及び/もしくは方向付けの改良とが互いに継 続的に相俟って、圧力に逆らいポンプ輸送する飛躍的に向上した装置を提供でき ることになるのである。 好ましい実施形態では、出口ダクト302は、外向きに発散する(輸送チャネ ルもしくは駆動ダクト100に結合された端部から加圧システム306に結合さ れた端部304に向かって広がる)断面積を有する。出口ダクト302の断面積 は端部304に向かって徐々に発散するので、粒子は、出口ダクト302の端部 304に向かうに従い緻密充填された状態が弱められていく。その結果、出口ダ クト壁305の内部表面上の粒子の力、またそれゆえ、粒状物質と壁との間の摩 擦力は出口ダクト端部304に向かうに従い減少する。それゆえ、比較的高圧に 耐える性能は上に向いた出口302によって高められる一方、粒状物質を出口ダ クトを通して送り出す装置300の駆動力は、増加の要が全くない。 出口ダクト302の長さは、ポンプ輸送操作中のいかなる瞬間でも出口ダクト 302の中に十分な量の物質が収容されて、比較的高圧を支えかつそれに耐える ような設計にすることが望ましい。出口ダクト302を通して運ばれる粒状物質 は壁305の内部表面に圧力を加えるので、壁305の内部表面には塗装を加え 、粒状物質と壁305との間の摩擦を減らすことが好ましい。塗装は、例えば、 ポリテトラフルオロエチレン及びその他の超高分子量物質といった低摩擦物質を 使用するのが望ましい。 代案としては、装置300の駆動力は、粒状物質を上向きの出口で比較的大き な摩擦抵抗に逆らって動かせるように増加させることができる。結果として、加 圧システムの比較的高い圧力に耐え得るよう粒状物質に更に強固な継続的補強を 加えることが可能である。 前記の論より明らかなように、出口ダクト302の形状及び方向付けによれば 、気体あるいは流体圧力頭を含む圧力頭に逆らって粒状物質を動かす装置の性能 及び効率に劇的作用を及ぼすことができる。従って、出口ダクトの形状及び方向 付けは、特定のポンプ輸送操作に対して最適な圧力取扱性能を提供するよう選択 することが望ましい。 気体もしくは液体圧力頭に逆らって操作する性能を更に向上させるには、駆動 ダクトもしくはチャネルが加圧状態(装置の入口側の圧力よりも高い気体もしく は液体圧力を含む)になるのを阻止することが達成の道である。従って、本発明 の更に進んだ実施形態は、装置の比較的高圧の出口側から駆動ダクトもしくはチ ャネル100中への圧力の漏出が最小限度に押さえられるよう備えをしている。 出口ダクト、および/もしくは駆動チャネルもしくは駆動ダクトに沿った様々な 位置で圧力を排出すれば、駆動チャネルもしくは駆動ダクト100が加圧状態に なるのを最小限度に押さえるかあるいは阻止することができる。そうした排出装 置の組合せの例が以下に論じてある。 更に進んだ実施形態によると、装置300には、装置300がポンプ輸送する 粒状物質の不足あるいはとぎれを来した場合は、加圧システムの加圧された気体 もしくは液体が装置300内に侵入するのを防止するための逆流阻止弁が備えら れている。例えば、好ましい実施形態では、ピン310の回りにピボットのよう になった弁プレート308が出口302の外部端部304に隣接して備えられて いる。出口302から吐出される粒状物質は、弁プレート308を押して、通常 のポンプ輸送操作の間は弁プレート308を開く。他方、装置300が粒状物質 の不足あるいはとぎれを来した場合は、弁プレート308は入口302を閉じて 、加圧された気体もしくは液体が装置300の主輸送チャネル100に侵入する のを阻止する。 別のもう一つの実施形態では、圧力監視装置(図示していない)を、主輸送チ ャネル100中の及び/もしくは出口ダクト中の圧力を監視するために備えるこ とができる。監視付きの圧力は、弁プレート308の開閉のため弁プレート30 8に連結されたサーボ制御モータ装置もしくはその他の適切なモータ(図示して いない)を制御するのに使用できる。こうした措置は、装置に粒状物質の不足が あった際、加圧された気体もしくは液体を主輸送チャネルに侵入させないように するためのものである。 前に論じたごとく、粒状固形物は、ポンプ輸送の間、出口302中に十分に緻 密充填されて、粒状固形物の連続的に動く階段状のブリッジあるいは動く流動的 プラグを出口302を通して形成し、加圧システムの加圧された流動体に逆らっ てこれを封じ込める(もしくは部分的に封じ込める)作用をする。しかし、流体 、気体、あるいは液体は、粒状固形物の間にできる細かい通路を抜けてひょっと すると入口54の方まで徐々にしみ出ることもなお可能である。 前述のごとく、流体が入口54の方までしみ出ることを抑制しあるいは阻止す るために、装置300には、流体圧力を排出するための通孔装置を備えることが できる。例えば、図19にあるように、通孔311は、主輸送チャネル100に 隣接する出口302中に、もしくはハウジングもしくは回転円盤66及び68の 周縁部に隣接するシューに設置される。粒状固形物を抜けてしみ出る流体をポン プで汲み出すために、通孔311をポンプ装置(図示していない)に接続するこ ともできる。代案としては、流体の圧力そのものが通孔作用を行うのに十分かも しれない。通孔311には、選択的に通孔の開閉をする弁312を備えることが 好ましい。通孔装置は主チャネル100に沿ったどの適切な位置にでも設置でき る。例えば、通孔は、外部シュー92に、あるいはアバットメント部材314に 設置できる。更に進んだ好ましい実施形態では、円盤とハウジングとの間の間隙 、シューもしくはハブに適切な通孔出口を設置できる。 輸送ダクト100の長さは、十分な量の累積する階段状のブリッジ形成がダク ト中に起こり、ポンプの出口側での比較的高い圧力を支えかつそれに耐えること ができるように、設計されることが望ましい。こうしたことは、収束型ダクト、 一定断面積型ダクトもしくは発散型ダクトシステムを使うと達成できる。発散型 ダクトシステム(そこでは、主駆動ダクトが入口から出口に向かって発散する) は、加圧システム中にポンプ輸送するには都合のよい点がある。特に、発散型ダ クト100は出口から入口に向かって収束しているのだが、このために輸送され た粒状物質の塊が逆圧によってポンプを通して逆向きに(入口に向かう方向に) 起こすいかような動きも抑えるのである。 更には、装置中の輸送ダクトの加圧状態を抑える性能は、気体もしくは液体の 圧力頭に逆らってポンプ輸送する装置の性能を高めることが分かった。こうして 、本発明の様々な実施形態は輸送ダクトが加圧状態になることを抑える手段を提 供する。また更に進んだ実施形態は、進んだ圧力操作のための装置の寸法及び形 状を提供する。 ハウジング52及び各回転円盤66及び68の外縁によって形成される空間に 、粒子及び微粒子粉が侵入することを防止するために、図12に最もよく示され るように、回転円盤は面取り部72を備え、面取り部72は、外側の縁が回転円 盤の内部面から外側に延びるときに、ハウジング52から離れる方向に傾斜する 。外側の縁は約45度の角度で面取りすることが好ましい。 微粉排出口74は弁76と結合し、ハウジングの底部に設置され、これを用い てポンプ作動中(図19)に蓄積する恐れのある微粉を除去することができる。 ポンプ作動中は、弁76を開放しておいて、微粉が内部に収集チャネル(図示し ていない)を経由して排出口に落ちたときに、連続的に排出することができる。 代案としては、弁76は閉めておいて、内部収集溝に微粉が充満したときだけ開 けることもできる。もちろん、弁76の開閉は、輸送する固形物質の粉塵性及び 砕けやすさにより変わる。弁76の開閉は、使用者の好みにより行って構わない 。 駆動回転子の大きさは、輸送もしくは計量する物質の種類及び容量によって変 わる。典型的には、回転円盤66及び28の外径は、ほんの2、3インチから何 フィートに至まで変化し得る。比較的小型の回転円盤は、食品添加物及び医薬品 などの比較的小容量の固形物の輸送及び計量によく適合する。比較的大型の回転 円盤は、食料、石炭、砂利その他などの大量の有機固形物質及び無機固形物質の 輸送及び計量に使用できる。本装置は、大粒子、小粒子及び両者の混合物の輸送 及び計量、並びに大容量及び小容量の輸送及び計量によく適合し、湿った粒状物 質及び乾燥した粒状物質の両者の輸送及び、計量に使用でき、制約は物質が粘性 が支配的となりブリッジ形成が阻害されるほど湿ってはならないということだけ である。 好適な典型的実施形態を単一の駆動回転子を使用して説明してきたが、同様に 、単一または複数の入口から物質を受けとる複数の駆動回転子を有する輸送装置 を製作することも可能である。複数の駆動回転子を使用することによって、円盤 直径を増加させることなく、物質処理量を増加させることができる。 固形物のブリッジ形成によって、固形物のポジティブディスプレイスメント( 正圧置換)ができる。したがって、ポンプを輸送装置及び計量装置として使用で きる。ポンプによって固形物がポジティブディスプレイスメントされるので、計 量は駆動回転子の回転速度を測定し、ダクト断面積に基づいてポンプを通過する 固形物計量を計算して達成できる。計量ポンプとして使用する場合は、ある種の 従来の検出装置を使用して、固形物の計量中、全期間に亙り通路に固形物が充満 していることを確認するのが望ましい。こうした従来の検出装置は、ガンマ線検 出装置及び電気機械式検出装置などである。これらの検出装置は、全て技術上公 知であるので、図示せず詳細な説明も省略する。 装置要素は、高力鋼または他の適切な材料で製作することが好ましい。回転円 盤の内部面及びシューの内部壁は、耐摩耗性金属または非粘着特性を有する適切 な材料で製作して、作動中の出口における吐出を容易にし、また保全期間中の掃 除を容易にすることが好ましい。適切な応用例では、回転円盤の内部面及びシュ ーの内部壁は、ポリテトラフルオロエチレンなどの低摩擦物質で製作することが できる。 以上、本発明の典型的な実施形態について述べたが、前記の開示は典型的なも ののみであること、及び多種多様な他の代案、翻案及び変形が本発明の範囲内で 実施可能であることを当業者は理解されたい。例えば、駆動回転子は、可動面の 形式が好ましいが、これは必須ではない。いかなる種類の可動面、コンベヤベル トまたは他のシステムでも、ブリッジ形成特性及び下流に対向する駆動面特性が あれば、使用可能である。 今ここに開示した実施形態は、あらゆる点で解説のためのものであり、本発明 の範囲を限定するためのものではないと見做すべきである。本発明の範囲は、前 述の説明よりもむしろ別添の請求の範囲によって示され、クレイムと等価値を有 する意味及び範囲から派出する全ての変更は、それゆえに、クレイム内に含めら れるべき筋合いのものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/116,229 (32)優先日 1993年8月31日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI ,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 流体圧力に逆らって粒状物質を輸送する装置において、 輸送チャネル、入口及び出口を限定する第一可動面を含み、 前記輸送チャネルは、前記入口と前記出口との間に配置され、 第一可動面は前記入口から前記出口に向かって動くよう操作可能であり、 該装置は更に、液体が出口ダクトから主輸送チャネルに入り込むのを防止する ための可動流動プラグ(栓)を形成するために、装置により運ばれる粒状物質の 塊を装置の作動中に収容するための容器を限定する出口ダクトを含む粒状物質の 輸送装置。 2. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 さらに、前記第一可動面を前記入口と前記出口の間で前記出口に向かって動か すための駆動手段を備える粒状物質の輸送装置。 3. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトが発散型断面を有する粒状物質の輸送装置。 4. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトが前記輸送チャネルに隣接した底面端部と、前記底面端部に対 向する外部端部と、上向きに傾斜する内部壁とを有する粒状物質の輸送装置。 5. 請求項4に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記発散型容器の前記内部壁は、前記輸送チャネルから離れる方向に発散する 断面を有した発散型容器を限定する粒状物質の輸送装置。 6. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトが、前記輸送チャネルから離れる方向に発散する断面を有した 発散型容器を限定する内部壁を備える粒状物質の輸送装置。 7. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトは、出口接合点で輸送チャネルに結合されていて、 装置が更に、出口に隣接して設けられた圧力孔を含む粒状物質の輸送装置。 8. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 装置が更に、前記輸送チャネルにおいて圧力孔を含む粒状物質の輸送装置。 9. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記輸送チャネルが更に、前記第一可動面に実質上対向する第二可動面により 限定されていて、 前記第二可動面は、前記入口と前記出口との間を前記出口の方向に動かすこと が可能な粒状物質の輸送装置。 10. 請求項9に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記第一可動面が第一回転円盤の第一面を含み、前記第二可動面が第二回転円 盤の第二面を含んでいて、 前記輸送チャネルは更に、前記入口と前記出口との間に延びる少なくとも一つ の弓形壁により限定されている粒状物質の輸送装置。 11.請求項9に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記第一可動面及び前記第二可動面の各々が、粒状物質を噛むための下流に対 向する駆動面を限定した少なくとも一つの波型を備える粒状物質の輸送装置。 12. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記第一可動面が、粒状物質を噛むための下流に対向する駆動面を限定した少 なくとも一つの波形を備える粒状物質の輸送装置。 13. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトは、前記主輸送チャネルに隣接する底面端部と、 前記底面端部に対向する外部端部と、 前記主輸送チャネル及び前記出口ダクトが粒状物質で緻密充填されている際、 前記出口内部にある粒状物質が重力により加圧されるように上向きに傾斜した内 部壁とを有していて、 更に前記内部壁が、前記外部端部に向かって外向きに発散する断面を有した粒 状物質の輸送装置。 14. 請求項13に記載の粒状物質の輸送装置において、 該装置が更に、前記入口ダクトと前記輸送チャネルとの間の接合点に隣接して 設けられた圧力孔を含む粒状物質の輸送装置。 15. 請求項13に記載の粒状物質の輸送装置において、 該装置が更に、前記出口ダクトの前記内部壁を抜く圧力孔を含む粒状物質の輸 送装置。 16. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記装置が、加圧された流体を含む加圧システム内に粒状物質を輸送するため 操作可能であり、 出口ダクトが、輸送チャネルに結合された第一端部と、加圧システムに結合さ れるよう操作可能な第二端部とを有していて、 前記装置は更に、加圧された流体が前記出口を通り前記輸送チャネルに侵入す るのを阻止するための逆流阻止弁(non−return valve)システ ムを含む粒状物質の輸送装置。 17. 請求項1に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトは内部壁を有していて、前記内部壁が低摩擦物質を塗布されて いる粒状物質の輸送装置。 18. 請求項17に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記低摩擦物質は、ポリテトラフルオロエチレンである粒状物質の輸送装置。 19. 粒状物質の輸送装置において、 入口及び出口を有し、前記出口はそこを通して粒状物質を上向きに動かすため に上向きに角度を付けられたハウジングと、 前記入口と主輸送チャネルを有する前記出口との間で前記ハウジング内に封じ 込められていて、 前記主輸送チャネルは、前記入口と前記出口との間を前記出口に向かって前記 ハウジングに相対的に動かすことができる第一及び第二回転円盤と、前記入口と 前記出口の間に延びる少なくとも一つの弓形壁と、により限定され、 前記第一回転円盤は第一面を有していて、前記第二回転円盤は実質上前記第一 面に対向する第二面を有する輸送ダクトと、 粒状物質を前記主輸送チャネルから受けるため接合され、また、流体が出口ダ クトから主輸送チャネルに侵入するのを阻止する可動流動プラグ(栓)を形成す るために、該装置により運ばれる粒状物質の塊を該装置の操作中に収容するため の容器を限定している出口ダクトと、を含む粒状物質の輸送装置。 20. 請求項19に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記第一及び第二面はそれぞれ、前記主輸送チャネルに隣接する第一及び第二 輸送促進帯を、前記第一及び第二輸送促進帯内の粒状物質が前記主輸送チャネル 内の粒状物質と隣接する状態をとるように形成された少なくとも一つの不連続部 を有し、 前記不連続部の各々が、下流に対向する駆動面を少なくとも一つ有する粒状物 質の輸送装置。 21. 請求項19に記載の粒状物質の輸送装置において、 該装置は更に、前記第一及び第二回転円盤を前記入口と前記出口との間で前記 出口の方向に動かすための動力手段を含む粒状物質の輸送装置。 22. 請求項19に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトは、外側に向かって発散する断面を有した粒状物質の輸送装置 。 23. 請求項19に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記出口ダクトが前記主輸送チャネルに隣接した底面端部と、前記底面端部に 対向する外部端部と、上向きに傾斜する内部壁とを有する粒状物質の輸送装置。 24. 請求項19に記載の粒状物質の輸送装置において、 前記装置が、加圧された流体を含む加圧システム内に粒状物質を輸送するため 操作可能であり、 出口ダクトが、主輸送チャネルに結合された第一端部と、加圧システムに結合 されるよう操作可能な第二端部とを有していて、 前記装置は更に、加圧された流体が前記出口を通り前記輸送チャネルに侵入す るのを阻止するための逆流阻止弁(non−return valve)システ ムを含む粒状物質の輸送装置。 25. 粒状固形物の輸送装置操作方法において、 前記装置は、入口と、出口ダクトと、前記入口と前記出口ダクトの間の輸送チ ャネルと、粒状固形物を前記輸送チャネルを通して出口に向けて動かすための前 記輸送チャネルと隣接する可動面と、を有し、 前記出口ダクトは加圧システムに結合されていて、 前記方法は、 前記輸送チャネルにおいて粒状固形物を受けとるステップと、 前記輸送チャネル内に粒状物質の動く累積的なブリッジを実質上形成するステ ップと、 前記出口ダクトを粒状物質で緻密充填するために、ブリッジ形成された粒状物 質を前記出口を通して上向きに輸送チャネルから動かすステップと、 粒状物質の動く累積的なブリッジにより前記加圧システムを密閉するステップ とを含む、粒状固形物の輸送装置操作方法。 26. 請求項25に記載の粒状固形物の輸送装置操作方法において、 前記加圧システムは、加圧された流体を含み、 前記方法は更に、前記輸送チャネルと前記出口ダクトの間の接合点に隣接した 前記ガスを抜くステップを含む、粒状固形物の輸送装置操作方法。 27. 請求項28に記載の粒状固形物の輸送装置操作方法において、 前記加圧システムは、加圧された流体を含み、 前記方法は更に、前記輸送チャネル内の前記ガスを抜くステップを含む、粒状 固形物の輸送装置操作方法。 28. 粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法において、 ポンプ輸送操作圧力合計Pを決定することと、 駆動力の値FをF≧Pであるように決定することと、 D及びWの各々に対し、関係式F=f(D/W)から少なくとも一つの値を計 算することと、 ハブが直径Dを有していて、前記ハブ及び前記ハブに接続される一対の回転可 能な円盤部材を形成することと、 一対の回転可能な円盤部材を軸を共有する形で、かつ互いに距離Wの間隔を取 って配置することと、 円盤部材の間の空間にあってかつ周縁壁に隣接した幅Wのダクトを形成するた めに、一対の回転可能な円盤部材の間の空間に隣接した周縁壁を形成することと 、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト入口及びダクト出口を形成することと、 を含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法。 29. 請求項28に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法により製作されたポンプ。 30. 請求項28に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法において、 各駆動壁は、駆動壁の間の空間に対向する駆動表面を形成し、 前記方法は更に、少なくとも一つの駆動壁の駆動表面上に、少なくとも一つの 下流に対向する表面を形成するステップを含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達 するための装置製作方法。 31. 物質をポンプ操作圧力合計Pに逆らって駆動するために駆動力Fを伝達 するためのポンプにおいて、 一対の互いに間隔を開けた回転可能な円盤部材と、 回転可能な円盤部材に接続されていて、直径Dを有し、前記円盤部材は共通の 軸を有する形で互いに距離WがF=f(D/W)、かつF≧Pとなるように間隔 を取って配置されたハブと、 一対の円盤の間の空間に隣接して、円盤の間の空間に幅Wのダクトを形成する 周縁壁と、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト入口と、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト出口と、を含む物質をポンプ操作圧力合 計Pに逆らって駆動するために駆動力Fを伝達するためのポンプ。 32. 粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法において、 ポンプ輸送操作圧力合計Pを決定することと、 駆動力の値FをF≧Pであるように決定することと、 L及びWのそれぞれに対し、関係式F=f(L/W)から少なくとも一つの値 を計算することと、 互いに隣接し、かつ距離Wの間隔を取った第一及び第二の可動駆動壁部材を配 置することと、 駆動壁部材の間の空間にあってかつ第三の壁に隣接した幅W及び長さLのダク トを形成するために、第一及び第二の駆動壁部材の間の空間に隣接した第三の壁 を形成することと、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト入口及びダクト出口を形成することと、 を含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法。 33. 請求項32に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法により製作されたポンプ。 34. 請求項32に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法において、 各駆動壁は、駆動壁の間の空間に対向する駆動表面を形成し、 前記方法は更に、少なくとも一つの駆動壁の駆動表面上に、少なくとも一つの 下流に対向する表面を形成するステップを含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達 するための装置製作方法。 35. 粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法において、 ポンプ輸送操作圧力合計Pを決定することと、 駆動力の値FをF≧Pであるように決定することと、 L及びSの各々に対し、関係式F=f(L/S)から少なくとも一つの値を計 算することと、 互いに隣接し、かつ距離Wの間隔を取った第一及び第二の可動駆動壁部材を配 置することと、 駆動壁部材の間の空間にあってかつ第三の壁に隣接した断面積S及び長さLの ダクトを形成するために、第一及び第二の駆動壁部材の間の空間に隣接した第三 の壁を形成することと、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト入口及びダクト出口を形成することと、 を含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法。 36. 請求項35に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法により製作されたポンプ。 37. 請求項35に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法において、 各駆動壁は、駆動壁の間の空間に対向する駆動表面を形成し、 前記方法は更に、少なくとも一つの駆動壁の駆動表面上に、少なくとも一つの 下流に対向する表面を形成するステップを含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達 するための装置製作方法。 38. 粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法において、 ポンプ輸送操作圧力合計Pを決定することと、 駆動力の値FをF≧Pであるように決定することと、 Hに対し、関係式F=f(H)から少なくとも一つの値を計算することと、 互いに隣接し、かつ間隔を取った第一及び第二の可動駆動壁部材を配置するこ とと、 各駆動壁部材の少なくとも一部分の間の空間にあってかつ第三の壁に隣接し、 そこにおいてダクトを形成する各駆動壁部材の該一部分が高さHを有したダクト を形成するために、第一及び第二の駆動壁部材の間の空間に隣接した第三の壁を 形成することと、 ダクトと物質の流れで連絡するダクト入口及びダクト出口を形成することと、 を含む粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製作方法。 39. 請求項38に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法により製作されたポンプ。 40. 請求項38に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法において、 各駆動壁は、駆動壁の間の空間に対向する駆動表面を形成し、 前記方法は更に、少なくとも一つの駆動壁の駆動表面上に、少なくとも一つの 下流に対向する表面を形成するステップを含む、粒状物質を駆動する駆動力を伝 達するための装置製作方法。 41. 請求項38に記載の粒状物質を駆動する駆動力を伝達するための装置製 作方法において、 前記輸送チャネル中で粒状物質の累積的なブリッジ形成を行うために、前記輸 送チャネル内で粒状物質を緻密充填するステップを更に含む、粒状物質を駆動す る駆動力を伝達するための装置製作方法。 42. 輸送チャネルを形成し、粒状物質をチャネル内に受けとるための入口と チャネルから粒状物質を吐出するための出口とを有した可動壁構造を備え、そこ で、可動壁構造が、入口からチャネルに入る粒状物質に対して出口に向けた力を 与えるために入口から出口方向に向かって動き得る少なくとも一つの壁を形成す る種類の、改良済み粒状物質輸送装置において、 粒状物質が入口を通過する際、可動壁がその粒状物質に力を加えるのを抑える ため入口に隣接した可動壁の一部分を覆う第一プレートを備えた囲い板集合体を 備える、という改良が実施されている改良済み粒状物質輸送装置。 43. 請求項42に記載の粒状物質輸送装置において、 前記可動壁構造が更に、入口から出口方向に向かって動き得る第二の壁を備え 、かつ、そこで、前記囲い板集合体は、粒状物質が入口を通過する際、第二可動 壁がその物質に力を加えるのを防止するため入口に隣接した第二可動壁の一部分 を覆う第二プレートを備える改良済み粒状物質輸送装置。 44. 請求項42に記載の粒状物質輸送装置において、 囲い板集合体の少なくとも一部分がチャネル中に延びている粒状物質輸送装置 。 45. 請求項43に記載の粒状物質輸送装置において、 囲い板集合体の少なくとも一部分が、二つの可動壁の間のチャネル中に延びて いる粒状物質輸送装置。 46. 請求項43に記載の粒状物質輸送装置において、 各可動壁はそれぞれ、各回転円盤の一つの面を有し、前記装置は更に、各回転 円盤に結合されたハブを備えていて、 前記主輸送チャネルは、前記入口と前記主輸送チャネルの間の接合部に隣接し た最初の供給領域を有し、通常は前記入口と前記ハブとの間に形成され、 前記囲い板集合体は、実質上円盤が入口から前記最初の供給領域に入る粒状物 質に対して接線方向の力を与えるのを抑えるために、十分に前記回転円盤の前記 面を覆いている、粒状物質輸送装置。 47. 輸送チャネルを形成し、粒状物質をチャネル内に受けとるための入口と チャネルから粒状物質を吐出するための出口とを有した可動壁構造を備え、そこ で、可動壁構造が、入口からチャネルに入る粒状物質に対して出口に向けた力を 与えるために入口から出口方向に向かって動き得る少なくとも一つの壁を形成す る種類の、改良済み粒状物質輸送装置において、 近辺内で入口を通過する粒状物質に対してチャネルに方向に向けられた力を与 えるために、入口に隣接して設置された促進装置、という改良が実施されている 改良済み粒状物質輸送装置。 48. 請求項47に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記可動壁構造は更に、第一壁から離して設置され、かつ入口から出口方向に 動き得る第二の壁を備え、 前記推進装置は、二つの可動壁の間の空間方向に向かう力を促進装置の近辺内 で入口を通過する粒状物質に対して与えるために設置されている、改良済み粒状 物質輸送装置。 49. 請求項47に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記推進装置が外輪装置を備える改良済み粒状物質輸送装置。 50. 請求項47に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記推進装置が駆動ローラ装置を備える改良済み粒状物質輸送装置。 51. 請求項47に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記推進装置が流体吹出装置を備える改良済み粒状物質輸送装置。 52. 請求項47に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記装置は更に、入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置された第一壁 を備え、第一壁は、入口を通過する粒状物質の少なくとも一部が可動壁により第 一壁方向に向けられるように配置されていて、推進装置が第一壁に隣接して備え られている、改良済み粒状物質輸送装置。 53. 輸送チャネルを形成し、粒状物質をチャネル内に受けとるための入口と チャネルから粒状物質を吐出するための出口とを有した可動壁構造を備え、そこ で、可動壁構造が、入口からチャネルに入る粒状物質に対して出口に向けた力を 与えるために入口から出口方向に向かって動き得る少なくとも一つの壁を形成す る種類の、改良済み粒状物質輸送装置において、 入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置され、入口を通過する粒状物質 の少なくとも一部が可動壁により第一壁方向に向けられるように配置されている 第一壁と、 入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置され、かつ、輸送チャネル内に 延びていて、入口を通過する粒状物質の少なくとも一部が可動壁により第二壁か ら離れる方向に向けられるように配置されている第二壁と、を備え、 第二壁は輸送チャネルに隣接した入口に凹面を形成する、という改良が加えら れた改良済み粒状物質輸送装置。 54. 請求項53に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 第一壁は輸送チャネルに隣接した入口に凹面を形成する、という改良が加えら れた改良済み粒状物質輸送装置。 55. 請求項53に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 更に、粒状物質が入口を通過する際、可動壁がその粒状物質に力を加えるのを 抑えるため入口に隣接した可動壁の一部分を覆う第一プレートを有する囲い板集 合体を備えた改良済み粒状物質輸送装置。 56. 請求項55に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記可動壁構造は更に、入口から出口方向に向かって動き得る第二の壁を有し 、 囲い板集合体は、粒状物質が入口を通過する際、第二可動壁がその粒状物質に 力を加えるのを抑えるため入口に隣接した第二可動壁の一部分を覆う第二プレー トを有する改良済み粒状物質輸送装置。 57. 相互の間に輸送チャネルを形成し、粒状物質をチャネル内に受けとるた めの入口とチャネルから粒状物質を吐出するための出口とを有した一対の互いに 間隔を開けて設置された可動壁を備え、そこで、可動壁構造が、入口からチャネ ルに入る粒状物質に対して出口に向けた力を与えるために入口から出口方向に向 かって動き得る少なくとも一つの壁を形成する種類の、改良済み粒状物質輸送装 置において、 入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置された第一壁で、入口を通過す る粒状物質の少なくとも一部が可動壁により第一壁方向に向けられるように配置 されている第一壁と、 入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置され、かつ、輸送チャネル内に 延びる第二壁で、入口を通過する粒状物質の少なくとも一部が可動壁により第二 壁から離れる方向に向けられるように配置されている第二壁と、を備え、 入口は、第一壁と第二壁の間で、かつ一対の可動壁の間に入口開口部を形成し 、この入口開口部を通って粒状物質はチャネル中に入り、入口開口部は、開口部 の第一壁側に第一幅を、そして、開口部の第二壁側に第二幅を有する断面積を形 成し、前記第一幅は、前記第二幅よりも広い、という改良が加えられた改良済み 粒 状物質輸送装置。 58. 請求項57に記載の改良済み粒状物質輸送装置において、 前記第一幅は、前記第二幅のおよそ3倍の広さである改良済み粒状物質輸送装 置。 59. 粒状物質を受けとるための入口及び粒状物質を吐出するための出口とを 備えたチャネルを形成する輸送ダクトと、 入口からチャネルに入る粒状物質に出口方向に向いた力を与えるためチャネル に隣接して入口から出口方向に動き得る第一壁と、 粒状物質が入口を通過する際、可動壁がその粒状物質に力を与えるのを抑える ため入口に隣接した可動壁の一部分を覆う第一プレートを有する囲い板集合体と 、を備えた粒状物質輸送装置。 60. 請求項59に記載の粒状物質輸送装置において、 第一可動壁に対向し、かつチャネルに隣接して配置された、入口から出口方向 に向かって動き得る第二壁を備え、 前記囲い板集合体は、粒状物質が入口を通過する際、第二可動壁がその粒状物 質に力を加えるのを抑えるため入口に隣接した第二可動壁の一部分を覆う第二プ レートを有する、粒状物質輸送装置。 61. 請求項60に記載の粒状物質輸送装置において、 囲い板集合体の少なくとも一部分が、二つの可動壁の間のチャネル中に延びて いる粒状物質輸送装置。 62. 請求項59に記載の粒状物質輸送装置において、 更に、入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置され、入口を通過する粒 状物質の少なくとも一部が可動壁により第一入口壁方向に向けられるように配置 されている第一入口壁と、 入口の下流側に可動壁の運動方向に関して配置され、かつ、チャネル内に延び ていて、入口を通過する粒状物質の少なくとも一部が可動壁により第二壁から離 れる方向に向けられるように配置されている第二入口壁と、を備え、 第二入口壁はチャネルに隣接した入口に凹面を形成する、粒状物質輸送装置。 63. 請求項62に記載の粒状物質輸送装置において、 第一入口壁は、チャネルに隣接した入口に凹面を形成する粒状物質輸送装置。 64. 粒状物質輸送装置の製作方法において、 輸送チャネルを形成する第一可動壁を提供するステップと、 輸送チャネルと粒子の流れで連絡する入口を提供するステップと、 第一囲い板を入口内に配置し、かつ第一可動壁の一部分を覆って延ばすステッ プと、を含む粒状物質輸送装置の製作方法。 65. 請求項64に記載の粒状物質輸送装置の製作方法において、 第一可動壁に隣接し、かつ互いに間隔を開けて設置される第二可動壁を、第一 可動壁と第二可動壁の間の空間が輸送チャネルを形成する形で提供するステップ と、 第二囲い板を入口内に配置し、かつ第二可動壁の一部分を覆って延ばすステッ プと、を含む粒状物質輸送装置の製作方法。 66. 請求項65に記載の粒状物質輸送装置の製作方法において、 第一可動壁及び第二可動壁を提供するステップが、第一円盤部材と第二円盤部 材を隣接し、かつ互いに間隔を開けて配置するステップと、第一円盤部材及び第 二円盤部材を回転作動できるように支持するステップと、を含む粒状物質輸送装 置の製作方法。 67. 2つの可動壁間のチャネルにおける粒状物質輸送方法において チャネルと粒子の流れで連絡付られた入口に粒状物質を通すステップと、 各可動壁の少なくとも一部分を入口に隣接して設置された囲い板で覆うステッ プと、粒状物質を入口から囲い板に隣接してチャネルの中に通すステップと、を 含む、2つの可動壁間のチャネルにおける粒状物質輸送方法。
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