JPH09500832A - 連続鋳造用インゴット鋳型 - Google Patents

連続鋳造用インゴット鋳型

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JPH09500832A
JPH09500832A JP7505548A JP50554895A JPH09500832A JP H09500832 A JPH09500832 A JP H09500832A JP 7505548 A JP7505548 A JP 7505548A JP 50554895 A JP50554895 A JP 50554895A JP H09500832 A JPH09500832 A JP H09500832A
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リュデイ ペトリ,
ミシェル リナルディ,
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ポール ワース ソシエテ アノニム
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    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
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Abstract

(57)【要約】 インゴット鋳型チューブ(12)およびインゴット鋳型本体(22)を備えた、連続鋳造プラント用のインゴット鋳型に関するものである。インゴット鋳型チューブ(12)はインゴット鋳型本体(22)に対して軸方向に動きうる。密封素子、好ましくは金属ダイアフラム(88,90)がインゴット鋳型本体(22)に対するインゴット鋳型チューブ(12)の軸方向変位を許容しつつインゴット鋳型チューブ(12)を冷却する回路を収容した密封された室(23)の密封を行う。機械的振動を発生する装置、好ましくは液圧シリンダ(46)がインゴット鋳型本体(22)によって支持されたレバー(54)を介してインゴット鋳型チューブ(12)へ結合される。

Description

【発明の詳細な説明】 連続鋳造用インゴット鋳型 本発明は連続鋳造プラント用のインゴット鋳型に関する。 連続鋳造用のかかるインゴット鋳型は溶融金属のための軸方向流動通路を形成 する鋳型チューブとインゴット鋳型チューブをその全長の少なくとも一部にわた って包囲するインゴット鋳型本体とを備えている。このインゴット鋳型本体はこ れのための冷却回路を備えている。 連続鋳造用のインゴット鋳型の動作時には、インゴット鋳型チューブはインゴ ット鋳型本体内に組込まれた冷却回路によって強力に冷却される。かくして、溶 融金属はインゴット鋳型チューブの内壁と接触して固化し、外殻を形成する。イ ンゴット鋳型チューブの内壁に対するこの固化した外殻の取付きまたは付着は外 殻に割れを生じさせる。この危険性を回避するためにインゴット鋳型に鋳込み軸 線に沿って振動運動を受けさせるべきであることが公知である。 かかる振動運動を発生するために、機械的振動を発生する装置が設けられた振 動テーブルと称される支持構造体上にインゴット鋳型をどのように支持するかは 知られている。この振動テーブルは鋳込み軸線に沿って指向される振動運動をイ ンゴット鋳型に伝達する。 かかるプラントに固有の問題を理解するために、インゴット鋳型チューブ、イ ンゴット鋳型本体、冷却液の充填された冷却回路および溶融金属を攪拌するため に設けられる ことのある電磁インダクタを備えた、鋼ビレットを鋳造するためのインゴット鋳 型の質量は容易に3トン程度になることを指摘しておく。この質量に2〜3ミリ の振幅で5ヘルツ程度かそれより高い周波数の振動を与えることのできる必要が ある。従って、非常に強力な機械的振動を発生する装置を使用することが特に必 要である。というのは、この装置はインゴット鋳型自身の慣性のみならず支持構 造体の慣性並びにインゴット鋳型チューブの内壁と溶融金属との間の摩擦力に打 勝たなければならないからである。インゴット鋳型の振動を生じさせるための高 パワーは、インゴット鋳型のある素子の機械的特性に有害なやかましい衝撃や振 動の如き有害な作用を有する。 インゴット鋳型をばねを用いて支持体内に支持し、かくしてインゴット鋳型の 質量に対応する質量を有する緩衝された調和振動装置を形成することも従来提案 されている。かかる機械的装置内に強制された振動を生じさせるにはインゴット 鋳型にかなり小さい力を加えれば十分である。というのは、装置の固有周波数に おいて共振現象の利点を得ることが可能だからである。しかし実際にはかかる方 法を実施すると、ばねの寸法決めや位置決めの問題を生じる。ばねは必要な弾性 特性を装置に与えつつインゴット鋳型の大きな重量を支持しなければならない。 本発明の目的は機械的振動発生装置を大幅に減少した質量に対応させるインゴ ット鋳型を提供するにある。 この目的は内壁と外壁とを有し、前記内壁によって溶融金属のための軸方向流 動通路を形成したインゴット鋳型チ ューブ、前記インゴット鋳型チューブの前記外壁をその長さの少なくとも一部に わたって包囲してこの外壁と共にインゴット鋳型チューブを冷却するための回路 を収容する密封された室を形成するインゴット鋳型本体、および機械的振動を発 生する装置を備えた連続鋳造プラント用のインゴット鋳型において、前記インゴ ット鋳型チューブを前記インゴット鋳型本体に対して軸方向に動きうるようにし 、前記インゴット鋳型本体に対する前記インゴット鋳型チューブの軸方向運動を 許容しつつ前記の密封された室の密封を提供する密封素子によって前記インゴッ ト鋳型本体を前記インゴット鋳型チューブに結合し、前記インゴット鋳型本体に 対して軸方向の振動運動を前記インゴット鋳型チューブに伝達しうるように前記 の機械的振動を発生する装置を前記インゴット鋳型チューブに結合したことを特 徴とする連続鋳造プラント用のインゴット鋳型によって達成される。 本発明によるインゴット鋳型においては、振動運動における質量は実質的にイ ンゴット鋳型チューブの質量に低減される。インゴット鋳型チューブの質量がイ ンゴット鋳型の全質量の5%以上になることはほとんどない。インゴット鋳型の 重い要素のほとんど、即ち冷却液の充填された冷却回路を有するインゴット鋳型 本体および設けられているとすれば電磁インダクタは支持フレーム上で静止して おり、機械的振動発生装置によって運動させる必要はない。かくして、インゴッ ト鋳型チューブの内壁と鋳物の外殻との間に相対的な振動運動を生ぜしめる動力 は大幅に減少され る。この結果、連続鋳造プラントが受けなければならない力および振動が減少し 、従って鋳造プラントの構成要素のいくつかのものの動作寿命が増大する。更に 、もはや振動運動に関与しなくなったインゴット鋳型本体およびインダクタは動 応力を受けなくなり、その動作寿命に有利な効果を有する。インゴット鋳型のた めの振動支持構造体がないということは投資および維持のコストを大幅に低減さ せる。 インゴット鋳型本体はその上端および下端にインゴット鋳型チューブを通すた め通路を形成する開口を形成するように構成するのが好ましく、その場合には前 記密封素子はインゴット鋳型本体内において、冷却液によって加圧されうる密封 された環状の室を軸方向に境界付けるように通路を形成するこれらの二つの開口 内に配置される。その場合、通路を形成する上方開口の断面積を通路を形成する 下方開口の断面積より大きくするのが好ましい。断面積のこの違いにより、溶融 金属の流れの方向とは反対方向の静水力がインゴット鋳型チューブにかかる。こ の静水力はインゴット鋳型チューブの重量および溶融金属がインゴット鋳型チュ ーブの内壁に及ぼす摩擦力を補償するのを可能ならしめる。かくして、この方法 は前記振動運動を生じるのに必要な動力を更に低減させることができる。 インゴット鋳型本体の内側にインゴット鋳型チューブを冷却するための種々な 形式の回路を設けることができる。好適な実施例においては、インゴット鋳型本 体はインゴット鋳型チューブを包囲してこのインゴット鋳型チューブと 一緒になって冷却液のための通路を提供する第一の断面積の第一の環状空間を形 成する内方案内ジャケットを有する。外方ジャケットが前記内方案内ジャケット を包囲してこの内方案内ジャケットと一緒になって冷却液のための通路を提供す る第二の断面積の第二の環状空間を形成し、この第二の断面積は通路を提供する 前記の第一の断面積よりかなり大きくなされる。 この実施例の第一の変形例においては、内方案内ジャケットはインゴット鋳型 本体の外壁にしっかりと固定されてインゴット鋳型チューブがその中を軸方向に 滑動しうるジャケットを形成する。 しかし重量が比較的小さい内方案内ジャケットはインゴット鋳型チューブの一 部を構成しうる。この場合、内方案内ジャケットはインゴット鋳型チューブと一 緒に振動される。 インゴット鋳型チューブは、溶融金属のための流動通路を形成しほとんどの場 合銅チューブからなる内方チューブと、この銅チューブを包囲するかごとを含む のが好ましい。このかごはその上端において銅チューブに密封状にしっかりと固 定され、下端には銅チューブを軸方向下方に膨張しうるように密封状に案内する 案内開口を有する。この場合、冷却液のための内方案内ジャケットは銅チューブ を包囲するこのかごによって支持される。前記密封素子は前記かごの下端とイン ゴット鋳型本体との間に結合された下方密封素子と、前記かごの上端とインゴッ ト鋳型本体との間に結合された上方密封素子とを含む。この方法によると運 動質量は僅かに大きくなるが、インゴット鋳型チューブと内方案内ジャケットと が単一の強固なユニットを形成するという大きな利点がある。更に、インゴット 鋳型チューブ自身は軸方向に自由に膨張しうる。 密封素子に関しては種々な実施態様が可能である。密封素子は例えばインゴッ ト鋳型チューブに取付けられたフランジとインゴット鋳型本体に取付けられたフ ランジとの間に結合された軸方向ベローズ伸縮継手を含みうる。好ましい実施例 においては、密封素子は少なくとも一つの弾性的に変形しうるダイアフラムを含 む。このダイアフラムは鋳込み軸線に対して横断方向の面内に配置される。これ は完全な密封を提供し、保守点検を全く必要とすることがなくかつインゴット鋳 型の構造を非常に小さくすることのできる特に簡単な実施例である。 多重シートを有する金属ダイアフラムがこの用途に完全に適していることが判 っている。しかし、このことはダイアフラムを形成するのに他の材料を使用する こと、例えば補強された弾性体からなるダイアフラムの使用を除外するものでは ない。 軸方向の機械的振動を発生する装置はインゴット鋳型チューブヘ直接、即ち中 間のリンク機構なしに結合することが可能である。好適な方法は機械的振動発生 装置とインゴット鋳型チューブとの間の機械的リンク手段としてレバーを提供す ることである。その場合、このリンク手段はインゴット鋳型本体によってこのリ ンク手段を支持する中間の蝶番ジョイント、機械的振動発生装置に結合された第 一の レバーアームおよびインゴット鋳型チューブを支持する第二のレバーアームを有 する。この実施例は機械的振動発生装置を何等障害となることがなくかつ溶融金 属の飛沫に対して保護しうる場所でインゴット鋳型の側部に沿って設けるのを可 能ならしめる。インゴット鋳型チューブは、インゴット鋳型本体で支持されたレ バーアームによって支持されるため、インゴット鋳型チューブ用の他の支持手段 を設ける必要は全くない。特に、密封素子はインゴット鋳型本体内にインゴット 鋳型チューブを支持する機能を満足する必要はない。 レバーアーム内におけるインゴット鋳型チューブの懸架は二つの分枝部を有す るフォーク状アーム内に収容された二つのジャーナルを使用して行うのが好まし い。レバーアームの前記の中間の蝶番ジョイント、二つのジャーナルおよび第二 のレバーアームを前記の密封された室の内部に配設することによりインゴット鋳 型の特に小形の実施例が得られる。この場合、第二のレバーアームはインゴット 鋳型本体の外方ジャケットを通して密封状に通過すべきである。 第二のレバーアームとインゴット鋳型本体の外方ジャケットとの間の密封はベ ローズ伸縮継手によって行うのが好ましく、この継手は前記の密封された室の内 部に装着するのが好ましい。これに関連して、この密封された室内において冷却 液内に設けられる全ての素子は冷却液によってある程度潤滑され、溶融金属によ る損傷の危険性に曝されることも少なくなる。 好ましくはインゴット鋳型本体とインゴット鋳型チューブとの間に結合される 板ばねはインゴット鋳型チューブを軸方向に案内するのを可能ならしめると共に 密封素子があまりにも大きい横方向の力を伝達する必要性を回避する。 本発明の他の利点および特徴は以下添付図面を参照して、例示された好ましい 実施例についてなされる詳細な説明から明らかとなるであろう。添付図面におい て、 図1は本発明によるインゴット鋳型の断面図、 図2は図1に(2−2)で示された断面線に沿った図1のインゴット鋳型の断 面図、 図3および図4は本発明によるインゴット鋳型の二つの異なる実施例の詳細を 概略的に示す縦断面図、 図5は図3の断面線(5−5)に沿ったインゴット鋳型の断面図、 図6は本発明の実施例の変形例の概略的な断面図である。 図1および図2は例えば鋼ビレットの連続鋳造のために使用しうるインゴット 鋳型10を示している。このインゴット鋳型は内壁14と外壁16とを有するイ ンゴット鋳型チューブ12を備えている。内壁14は溶融鋼のための流路18を 形成している。符号20はこの流路の中心軸線を示し、これは直線であっても良 いし、曲がっていても良い。多くの場合、インゴット鋳型チューブは壁の厚い銅 チューブである。このチューブの内部断面形状は鋳物の断面形状を決める。図2 には正方形の断面形状が示されているが、この断面形状は長方形、円形または他 の如何なる形状で あっても良い。符号21で示す矢印はインゴット鋳型チューブ12を通る溶融鋼 の流れの方向を示す。 インゴット鋳型チューブ12は、内壁14と接触した溶融鋼を固化させるため に強力に冷却しなければならない。この目的でインゴット鋳型チューブ12は通 常その全高にわたってインゴット鋳型本体22によって包囲されており、このイ ンゴット鋳型本体22はインゴット鋳型チューブ12の外壁16を冷却するため の回路を密封された室23内に収容している。 図1に示された冷却回路はそれ自身公知である。内方案内ジャケット24がイ ンゴット鋳型チューブ12の高さの殆ど全体を包囲し、インゴット鋳型チューブ 12の外壁16の周囲に第一の環状空間26を形成し、非常に狭い環状断面の通 路を提供している。インゴット鋳型本体22の外方ジャケット28は内方案内ジ ャケット24を包囲して内方案内ジャケット24と一緒に第一の環状空間26を 包囲する第二の環状空間30を形成し、非常に大きい環状断面の通路を形成して いる。冷却液の供給回路は矢印32によって概略的に示されている。冷却液はイ ンゴット鋳型10の下端に沿って位置する環状の供給室34を通って流入して第 一の環状空間26へ通される。冷却液は第一の環状空間を通って鋳込み方向21 とは反対方向に流れ、第二の環状空間30へと流出する。第二の環状空間30は 矢印36によって概略的に示す放出回路によってインゴット鋳型本体22の外部 へ排出されている。この点に関し、内方案内ジャケット24は外方ジャケット2 8の対応する内方フラ ンジ40に密封状に固定された外方フランジ38に固定されていることだけが注 目される。このようにして、内方案内ジャケット24はインゴット鋳型本体22 の外方ジャケット28によって強固に支持されており、これと同時に環状の供給 室34は前記の第二の環状空間30から密封状に隔離されている。 図1に見られる如く、インゴット鋳型本体22はその下端において、インゴッ ト鋳型チューブ12を通すための開口43を形成する周縁基部42に固定されて いる。この下方周縁基部42によって、インゴット鋳型本体は符号44によって 示す二つの梁によって概略的に示された固定した支持フレーム上に載置される。 インゴット鋳型本体22の側部に前記支持フレーム上に機械的振動発生装置4 6が支持されている(支持フレーム44上における機械的振動発生装置46のた めの支持体は図1には示していない)。この装置は例えば、2〜3mm程度の振 幅で2〜3ヘルツ程度の往復運動をピストンロッド48に伝達するのに適したそ れ自身公知の液圧回路を備えた液圧ピストンである。しかし、これは機械的振動 を発生する偏心輪に固定された回転モータであっても良い。その場合、ピストン ロッド48は接続ロッドで置換えられるであろう。しかし、液圧ピストンは発生 される機械的振動の振幅、周波数および形を容易かつ融通性をもって調節するの を許容する利点がある。 図2に見られる如く、インゴット鋳型チューブ12はその上端において二つの ジャーナル50,52に固定されて いる。ジャーナル50,52はその軸線が整合しかつインゴット鋳型チューブ1 2の軸線20に対して垂直になるようにインゴット鋳型チューブ12の外壁16 の反対両側に配設されている。これらのジャーナル50,52の助けでインゴッ ト鋳型チューブはフォーク状アーム56によって支持される。更に詳細には、二 つのジャーナル50,52は鋳込み方向に対して垂直方向にインゴット鋳型チュ ーブ12のための枢支軸線61を確立するようにそれぞれフォーク状アーム56 の第一の分枝部58と第二の分枝部60とに蝶番結合されている。これら二つの ジャーナル50,52は、一側の内方案内ジャケット24と他側の外方ジャケッ ト28との間に形成された前記の第二の環状空間30内に配置されていることに 注目すべきである。 フォーク状アーム56はインゴット鋳型本体22内に装着されたレバー54の 一部を構成する。このレバー54は第二の環状空間30内に、インゴット鋳型チ ューブ12の枢支軸線61に平行な傾動軸線63を有する。この傾動軸線63は インゴット鋳型本体22上に対称的に装着された二つのピボット64,66によ って確立するのが好ましい。フォーク状アーム56の分枝部58,60の各々に は二つのピボット64,66の一方に対して円筒状ハウジング68,70が設け られている。各ピボット64,66はレバー54の取付けおよび取外しを容易な らしめるためにインゴット鋳型本体22の外側から取付けることができるように なっていることに注目すべきである。この目的で、インゴット鋳型本体22の外 方ジャケット28に二つの支持 ブロック72,74が設けられており、この支持ブロック内にピボット64,6 6が、これらを通すために穿孔された孔の中で収容されている。各ピボット64 ,66には装着フランジ76,78が設けられており、この装着フランジはねじ (図示せず)によって支持ブロック72,74に取付けられている。フランジ7 6,78と支持ブロック72,74との間のシールは、好ましくは支持ブロック 72,74内にピボットを通すために穿孔された孔の中に設けられる一つまたは それ以上のO−リングと共に、この装着の密封を確実ならしめる。 レバー54はフォーク状アーム56とは反対側にインゴット鋳型本体22の外 方ジャケット28を密封状に通る第二のレバーアーム80を有する。この密封状 の通過は、第一の端がインゴット鋳型本体22の外方ジャケット28に密封状に 結合され、第二の端が第二のレバーアーム80の肩に密封状に結合されたベロー ズ伸縮継手82によって行うのが好ましい。 第二のレバーアーム80は第二の環状空間30の外側、好ましくはインゴット 鋳型本体22の外方ジャケット28のすぐ近くにおいて、レバー54の傾動軸線 63に平行な軸線を有する円筒状滑節84によってピストンロッド48に結合さ れている。二つのジャーナル50,52、フォーク状アーム56、傾動軸線63 、第二のレバーアーム80の大部分およびベローズ伸縮継手82は第二の環状空 間30内に組込まれていることに注目すべきである。この実施例はインゴット鋳 型10を小形化しうるのみならず、これ らの要素を有効に保護する。また、これらの要素の全てが冷却液中に浸漬されて いることにも注目すべきであり、これによって蝶番結合にある大きさの潤滑が提 供される。 ピストンロッド48の往復運動はレバー54によってインゴット鋳型チューブ 12に伝達される。インゴット鋳型チューブ12はインゴット鋳型本体22内に 装着されかつレバー54の振動運動に従動しうるようにインゴット鋳型本体22 に結合されている。その結果、インゴット鋳型チューブ12は静止したままのイ ンゴット鋳型本体22に対して強制された振動運動を受ける。従って運動質量は 、インゴット鋳型チューブ12の質量に相当し、この質量はインゴット鋳型チュ ーブ12とは別に冷却液が充填されたインゴット鋳型本体22と恐らくは電磁イ ンダクタ86を含むインゴット鋳型の全質量より一般に少なくとも20倍小さい 。この電磁インダクタ86は溶融鋼を攪拌するものであって、インゴット鋳型本 体22の前記の第二の環状空間30内にそれ自身公知の態様で組込まれ、インゴ ット鋳型本体22の外方ジャケット28によって支持されている。従ってこのイ ンダクタ86自身も、振動運動を受けるインゴット鋳型チューブに対して静止し ている。 外方ジャケット28はその軸方向両端において、インゴット鋳型本体22に対 してインゴット鋳型チューブ12が軸方向に変位するのを許容する密封素子によ ってインゴット鋳型本体22の外壁16に密封状に結合されている。これらの密 封素子はインゴット鋳型本体22の前記の密封された室23の軸方向下端の境界 を定める下方ダイアフラム 88および軸方向上端の境界を定める上方ダイアフラム90によって構成するの が好ましい。これらのダイアフラムは鋳込み軸線に対して横断方向の平面内に収 容されかつこれらのダイアフラムの面に対して垂直な方向に弾性的に変形しうる 環状のダイアフラムである。この用途には、例えば多重シートを有する金属ダイ アフラムが好適である。 図1に見られる如く、下方環状ダイアフラム88は一側において外周縁によっ てインゴット鋳型本体22の周縁基部42に結合され、他側においてその内方縁 によって下方フランジ92に結合されている。この下方フランジ92はピン94 ,96によってインゴット鋳型チューブ12の下端に取付けられており、これら のピン94,96はインゴット鋳型チューブ12内の溝98内に座置されている 。ピン94,96および下方ダイアフラム88の内方縁はフランジ92とこのフ ランジ92にねじで固定された対応するフランジ100との間に杷持、固定され ている。この構造体のための密封が密封ガスケットによって提供される。ダイア フラム88の外方縁は周縁基部42と対応するフランジ110との間に把持、固 定されている。密封ガスケッ卜がダイアフラム88と周縁基部42および対応す るフランジ110との間のそれぞれに密封を提供する。上方ダイアフラム90も 同様に装着されている。即ち、上方ダイアフラム90の外方縁はインゴット鋳型 本体22の外方ジャケット28に取付けられた上方リング116へ対応するフラ ンジ114によって固定されている。この上方リング116はインゴット鋳型チ ューブ12を通すための上方開口1 17を形成する。対応するフランジ118が上方ダイアフラム90の内方縁をイ ンゴット鋳型チューブ12の上方フランジ120に固定する。上方フランジ12 0は下方フランジ92と同様にインゴット鋳型チューブ12の上端に取付けられ ている。二つのジャーナル50,52も前記上方フランジ120(図1参照)に よって支持するのが好ましい。 下方基部43によって形成された、通路42を形成する下方開口の横断方向の (または投影)断面は上方リング116によって形成された、通路117を形成 する上方開口のそれより小さくするのが好ましいことに注目すべきである。密封 された室23の加圧の間、静水力が生じ、この静水力はインゴット鋳型チューブ 12に鋳込み方向21とは逆方向に施与される。環状供給室34内および第二の 環状空間30内の圧力は2〜3バール程度であるので、上方リング116の内径 と下方基部42の内径との2〜3センサの差は前記静水力にとって、インゴット 鋳型チューブ12の重量および鋳込み金属がインゴット鋳型チューブ12の内壁 14に及ぼす摩擦力の両方を補償するのに十分である。この結果、インゴット鋳 型本体22に対してインゴット鋳型チューブ12を振動させるのに必要な力は、 ダイアフラム88,90を変形させ、インゴット鋳型チューブ12の内壁14と 鋳物との間の、主としてインゴット鋳型チューブ12の変位による摩擦力に打勝 つのに必要な力に殆ど低減される。 図3乃至図5は環状ダイアフラムの装着に関する追加的 な情報を提供する。図3に見られる如く、下方ダイアフラム88′および上方ダ イアフラム90′はいずれもその内方縁によってインゴット鋳型チューブ12の レベルに嵌込まれているが外方縁は基部42と対応するフランジ110(それぞ れ116と114)との間で僅かに変位されうる。ダイアフラム88′,90′ のこの固定方法によれば、これらのダイアフラムの可撓性が増し、これらのダイ アフラムがインゴット鋳型チューブ12からインゴット鋳型本体22へ伝達しな けらばならない横方向の力が減少する。これらの横方向の力の伝達のために、例 えばインゴット鋳型チューブ12とインゴット鋳型本体22との間に結合された 一つまたはそれ以上の板ばねの如き別個の素子を使用するのが好ましい。図5は 一例として45°間隔で三つの枝部を有する板ばね122を示している。この素 子122は図面の面に対して垂直方向に容易に変形することができるのと同時に 引張力に対して高い抵抗を有する。これは、インゴット鋳型チューブ12の下端 に沿って装着するのが好ましい。というのは、上端はレバーアーム54のフォー ク状アーム56内に既にしっかりと支持されているからである。更に、この素子 122は引張り時に応力を受けるように装着されている。図5の矢印124は一 例としてインゴット鋳型チューブ12から取出される鋳物がインゴット鋳型チユ ーブ12の下端に及ぼす引張力の水平方向成分を示している。無視することので きないこの力は素子122によってインゴット鋳型チューブ12からインゴット 鋳型本体22へ伝達される。ダイアフラム88′はこの伝達に は関与しない。 インゴット鋳型の軸線が円弧を描く場合には、素子122はその中立軸の延長 がこの円弧の曲率中心を通るように配向するのが好ましい。この場合には、フォ ーク状アーム56内のインゴット鋳型チューブ12の枢支軸線61、レバー54 の傾動軸線63および円筒状ジョイント84の軸線はこれら三つの全てを前記曲 率中心を通る直線が切るように位置される。その結果、インゴット鋳型チューブ はこのインゴット鋳型チューブのレベルにおいて鋳物の弯曲と実質的に一致する 経路に沿って振動する。 図4に見られる如く、上方ダイアフラム90″はその二つの縁部によって嵌込 まれている。これは大きな欠点をもたらすものではない。というのは、インゴッ ト鋳型チューブ12の上端がジャーナル50,52を通してレバー54へ横方向 の力を直接伝達するからである(図2参照)。図4にはダイアフラム88″およ び90″を支持するための環状素子126,128も概略的に示されている。例 えばインゴット鋳型チューブ12に取付けられたこれらの支持素子126および 128の目的は密封された室23内の冷却液の圧力によるダイアフラム88″, 90″の変形を制限することである。 図6は本発明によるインゴット鋳型210の実施例の特に好ましい変形例を示 している。インゴット鋳型チューブ212は溶融金属のための軸方向流動通路1 8を形成する銅チューブ214を備えている。この変形実施例においては、銅チ ューブ214はかご216で包囲されている。こ のかご216は上方フランジ218と下方フランジ220とを結合する強化素子 222を備えている。上方フランジ218は銅チューブ214の上端にしっかり と取付けられている。下方フランジ220は銅チューブ214を密封状に包囲す るが銅チューブ214にしっかりと固定されているわけではない。この結果、銅 チューブ214は熱膨張する時にフランジ220を介して軸方向に膨張しうる。 高温度に耐える例えばヴィトン(VITON 登録商標)ジョイントまたはO− リングの如き密封されたジョイントが下方フランジ220と銅チューブ214と の間に密封を提供する。 かご216は銅チューブ214の周囲に冷却液のための狭い通路226を提供 する環状空間を形成する案内ジャケット224を支持している。案内ジャケット 224には、インゴット鋳型210内で環状空間226の環状供給室234の境 界を定めるためにインゴット鋳型本体22の環状分割壁230と協働するカラー 228が設けられている。カラー228と分割壁230とは密封素子236によ って互いに結合されているが、この密封素子はカラー228と分割壁230との 鋳込み軸線に沿った相対的変位を許容しなければならない。好ましい実施例にお いては、密封素子236は分割壁230に密封状に固定され、カラー228の環 状空洞内にラビリンス押えを形成するリングを含む。このラビリンス押えは実際 に必要であれば一つまたはそれ以上のO−リングで置換えることができる。 上方密封ダイアフラム90および下方密封ダイアフラム 88は上方フランジ218および下方フランジ220をそれぞれインゴット鋳型 本体22へ結合する。図6の実施例においては、二つのダイアフラム90,88 の外方縁および内方縁は強固に嵌込まれている。勿論、図3および図4を用いて 説明したダイアフラムの固定方法は有効な代替手段である。 図6の実施例において、銅チューブ214、かご216および冷却液のための 案内ジャケット224はインゴット鋳型本体22に対して全体的に軸方向に変位 可能な強固な構造体を形成する。この構造体は上方フランジ218の一部を形成 する二つのジャーナル250,252を使用してレバーアーム254(図6にそ の軸線で示されている)によって支持されている。 図6の実施例においては、冷却液は環状供給室234に流入し、かなり大きい ヘッド損失を受けて狭い環状空間226を高速度で通過し、環状空間240を通 過した後インゴット鋳型から流出する。環状空間240は例えば電磁攪拌器(図 示せず)を収容しうる。環状供給室234内の圧力は環状室240内の圧力より 高いので、カラー228に及ぼされる静水圧は銅チューブ214、かご216お よび冷却液224のための案内ジャケットからなる構造体の支持を助成する。 図6による実施例は振動を受ける質量が僅かに大きいという欠点を有するが銅 チューブ214が受ける機械的応力は銅チューブ14より小さいという利点を有 する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AT,AU,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI ,GB,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LV, MG,MN,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SE,SK,UA,US,UZ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内壁(14)と外壁(16)とを有し、前記内壁(14)によって溶融金 属のための軸方向流動通路(18)を形成したインゴット鋳型チューブ(12) 、このインゴット鋳型チューブ(12)の前記外壁(16)をその長さの少なく とも一部にわたって包囲してこの外壁(16)と共にインゴット鋳型チューブ( 12)を冷却するための回路を収容する密封された室(23)を形成するインゴ ット鋳型本体(22)、および機械的振動を発生する装置(46)を備えた連続 鋳造プラント用のインゴット鋳型において、前記インゴット鋳型チューブ(12 )を前記インゴット鋳型本体(22)に対して軸方向に動きうるようにし、前記 インゴット鋳型本体(22)に対する前記インゴット鋳型チューブ(12)の軸 方向運動を許容しつつ前記の密封された室(23)の密封を提供する密封素子( 88,90)によって前記インゴット鋳型本体(22)を前記インゴット鋳型チ ューブ(12)に結合し、前記インゴット鋳型本体(22)に対して軸方向の振 動運動を前記インゴット鋳型チューブ(12)に伝達しうるように前記の機械的 振動を発生する装置(46)を前記インゴット鋳型チューブ(12)に結合した ことを特徴とする連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 2.インゴット鋳型本体(22)がインゴット鋳型チューブ(12)を通すた めの通路を形成する上方開口(117)と下方開口(43)とを有し、前記密封 素子(88,90)はインゴット鋳型チューブ(12)の周囲のインゴ ット鋳型本体(22)内において、冷却液によって加圧されうる密封された室( 23)の境界を定めるように、通路を形成する前記の二つの開口(43,117 )内に配置し、前記の通路を形成する上方開口(117)の断面積を前記の通路 を形成する下方開口(43)の断面積より大きくしてインゴット鋳型チューブ( 12)に溶融金属の流動方向とは反対方向の静水力がかかるようにしたことを特 徴とする請求の範囲第1項の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 3.インゴット鋳型本体(22)が、インゴット鋳型チューブ(12)を包囲 してこのインゴット鋳型チューブ(12)と共に冷却液のための通路を提供する 第一の断面積の第一の環状空間(26)を形成する内方案内ジャケット(24) と、この内方案内ジャケット(24)を包囲してこの内方案内ジャケット(24 )と共に冷却液のための通路を提供する第二の断面積の第二の環状空間(30) を形成する外方ジャケット(28)とを有し、前記第二の断面積が前記第一の断 面積よりかなり大きいことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項の連続鋳 造プラント用のインゴット鋳型。 4.内方案内ジャケット(24)がインゴット鋳型本体(22)に固定されて いることを特徴とする請求の範囲第3項の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型 。 5.内方案内ジャケット(224)がインゴット鋳型チューブ(212)の一 部を形成することを特徴とする請求の範囲第3項の連続鋳造プラント用のインゴ ット鋳型。 6.インゴット鋳型チューブ(212)が溶融金属のための前記の軸方向の流 動通路(18)を形成する銅チューブ(214)と、この銅チューブ(214) に沿って延びると共に上端においてこの銅チューブ(214)に密封状に固定さ れたかご(216)とを有し、このかご(216)はその下端に、前記銅チュー ブ(214)が軸方向下方へ膨張しうるように密封状に案内される案内開口を有 し、冷却液のための案内ジャケット(224)をこのかご(216)で支持した ことを特徴とする請求の範囲第5項の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 7.前記密封素子(88,90)がかご(216)の下端とインゴット鋳型本 体(22)との間に結合された下方密封素子(88)と、前記かご(216)の 上端と前記インゴット鋳型本体(22)との間に結合された上方密封素子(90 )とを含むことを特徴とする請求の範囲第6項の連続鋳造プラント用のインゴッ ト鋳型。 8.かご(216)にカラー(228)を設け、インゴット鋳型本体(22) に環状の分割壁(230)を設け、前記カラー(228)および環状の分割壁( 230)によってインゴット鋳型(210)内で冷却液のための環状の供給室( 234)の境界を定め、前記カラー(228)および環状の分割壁(230)を 鋳込み軸線に沿ったこれらの相対的変位を許容する密封素子(236)によって 結合したことを特徴とする請求の範囲第6項または第7項の連続鋳造プラント用 のインゴット鋳型。 9.前記密封素子が少なくとも一つの弾性的に変形しう るダイアフラム(88,90)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第 8項のいずれか一の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 10.ダイアフラム(88,90)が多重シートを有する金属ダイアフラムであ ることを特徴とする請求の範囲第9項の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 11.中間蝶番ジョイント(63)が取付けられこの蝶番ジョイント(63)に よってインゴット鋳型本体(22)で支持されたレバー(54)を設け、このレ バー(54)はインゴット鋳型チューブ(12)をその上端で支持する第一のレ バーアーム(56)と、機械的振動発生装置(46)に結合された第二のレバー アーム(80)とを有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第10項のい ずれか一の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 12.インゴット鋳型チューブ(12)の上端に二つのジャーナル(50,52 )を設け、前記第一のレバーアーム(56)が二つの分枝部(58,60)を有 するフォーク状アームであり、各ジャーナル(50,52)をこれらの分枝部( 58,60)の一つによって支持したことを特徴とする請求の範囲第11項の連 続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 13.レバーアームの中間の蝶番ジョイント(63)、二つのジャーナル(50 ,52)および第一のレバーアーム(56)を前記の密封された環状の室(23 )の内側に配設し、前記の第二のレバーアーム(80)をインゴット鋳型本体( 22)の前記外方ジャケット(28)に通すと共 にベローズ伸縮継手(82)によってインゴット鋳型本体(22)に密封状に結 合したことを特徴とする請求の範囲第3項、第11項および第12項の連続鋳造 プラント用のインゴット鋳型。 14.前記の密封された室(23)にインゴット鋳型本体(22)によって支持 した電磁インダクタ(86)を収容したことを特徴とする請求の範囲第1項乃至 第13項のいずれか一の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。 15.機械的振動発生装置(46)が液圧ピストンであることを特徴とする請求 の範囲第1項乃至第14項のいずれか一の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型 本体。 16.インゴット鋳型チューブ(12)とインゴット鋳型本体(22)との間を 板ばね(122)で結合したことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第15項の いずれか一の連続鋳造プラント用のインゴット鋳型。
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